JP2006233447A - ドアハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハンドルグリップに備えたスイッチを良好に操作できる装置を構成する。
【解決手段】 ハンドルグリップ21の握り部21Gに備えたスイッチユニットSを、姿勢保持機構Kによって平行移動する被操作部材30と、この被操作部材30の平行移動時に操作されるスイッチとで構成した。姿勢保持機構Kは、同じ方向にクランク状に屈曲した一対のアーム部42を備えたロッド材40で構成され、一対のアーム部42を被操作部材30に係合し、ロッド材40の中間部41を固定系となるベース32に接触させた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、車輌のドアの外側に設けられ、前記ドアの開閉操作時に握り操作されるハンドルグリップを有するドアハンドル装置に関する。
上記のように構成されたドアハンドル装置と関連する技術として特許文献1に記載されるものが存在する。この特許文献1では、ドアハンドル(本発明のハンドルグリップ)の内部にアンテナ、センサ、スイッチが配設され、このドアハンドルを構成するドアハンドル本体は、ドアの反対側に向かう開口をハンドルカバーで覆い、ドアに向かう側に外側外装部を備えている。この特許文献1では、スイッチを覆う位置にゴム製のボタンを配置し、ドアの反対側(外面側)からスイッチを操作できるように構成されている。
特許文献1のドアハンドル装置では、ユーザーが携帯する電子キーの信号をアンテナが受信すると、ECUを介してロック装置をアンロック待機状態に切り換え、この後、ユーザーが手を近づけたことをセンサが検出した場合にはECUを介してドアロック装置をアンロック状態に切り換える作動を行う。また、ユーザーがスイッチを操作することによってドアロック装置の切り換えを行えるようにも構成されている。
また、特許文献1のドアハンドル装置では、ドアハンドル本体の一方の端部に揺動中心アームを形成し、他方の端部に作動アームを形成し、ドアハンドル本体を外側に引く方向に操作した場合には、機械式にドアロック装置を操作できるようにも構成されている。
特開2004‐353329号公報 (段落番号〔0017〕〜〔0045〕、図1〜6)
特許文献1にも示されるように、ユーザーが携帯するキーを電波によって識別し、そのキーが乗用車のものであることを判別した場合には、キー操作を行わずにドアのロックを解除してドアの開閉を可能にするものになりつつある。このようにキーを操作せずにドアのロックを解除できるものであっても、乗用車に乗り込む際には、ユーザーがハンドルグリップを操作してドアの開放を行うことが基本であり、ドアを開放するタイミングを適正にするためにも、ハンドルグリップにスイッチ類を備える必要があった。
ドアハンドルにスイッチを備えることを考えると、特許文献1に記載されるようにハンドルグリップの外側に操作用のボタンを配置することも可能である。スイッチ類の操作性を高めることを考えると、スイッチを操作するための被操作部材を大きくすることが有効となる。また、ドアハンドルの操作性を考えるとスイッチを操作する被操作部材はハンドル面から大きく突出しないものが良く、例えば、ハンドルグリップに嵌め込む構造が好ましい。
しかしながら、大きいサイズの被操作部材をハンドルグリップに嵌め込む構造を考えると、この被操作部材の端部に操作力が作用した場合には、被操作部材が傾斜して、適正な姿勢から外れることや、被操作部材が撓むことにより円滑な作動が行われず、スイッチを操作するタイミングが不適正になることも考えられ改善の余地があった。
本発明の目的は、ハンドルグリップに備えたスイッチを良好に操作できる装置を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、車輌のドアの外側に設けられ、前記ドアの開閉操作時に握り操作されるハンドルグリップを有するドアハンドル装置において、
前記ハンドルグリップの握り部に、この握り部を握り操作した際の握り力により握り面に対して平行移動する被操作部材を備え、この被操作部材の平行移動を電気的に検出するスイッチを備えている点にある。
この構成のように、被操作部材を平行移動するようにハンドルグリップに支持することにより、例えば大型の被操作部材の端部を操作する操作形態であっても、被操作部材を傾斜させることや、被操作部材を撓ませることがなく、この被操作部材の平行移動によって予め設定された適切なタイミングでスイッチを操作できる。その結果、ハンドルグリップに備えたスイッチを良好に操作できるドアハンドル装置が合理的に構成された。
本発明は、前記被操作部材が、その長手方向を前記ハンドルグリップの長手方向に沿う姿勢に設定されると共に、姿勢保持機構によって平行移動するように前記ハンドルグリップに支持しても良い。
このように、被操作部材の長手方向をハンドルグリップの長手方向に沿う姿勢に設定することにより、比較的大きいサイズの被操作部材を用いることが可能になり、この被操作部材は長手方向の端部に握り力が作用する状況でも姿勢保持機構によって平行移動する。
本発明は、前記姿勢保持機構が、その両端部において同じ方向にクランク状に折れ曲がる形態で張り出すアーム部を備えたロッド材を備えて成り、
このロッド材は、前記アーム部を前記被操作部材の長手方向の両端部に支持し、その中間部を前記ハンドルグリップの内側に接当させる形態、又は、前記アーム部を前記ハンドルグリップの内側に支持し、その中間部を前記被操作部材に接当させる形態で配置しても良い。
この構成により、例えば、被操作部材の長手方向の端部を握った場合のように、この被操作部材を傾斜させる状況では、一対のアームの相対的な位置関係が変化してロッド材全体が捩られることになり、夫々のアームが元の姿勢に復元しようとする復元力が作用することによって被操作部材を平行姿勢に保持できる。
本発明は、前記ハンドルグリップが前記ドアに対して姿勢変更自在に支持され、このハンドルグリップと、前記ドアの開閉を行わせるドアロックユニットとを機械的に連係しても良い。
この構成により、ハンドルグリップを操作することにより、機械的にドアロックユニットを操作してドアを開閉することも可能となる。
本発明は、前記スイッチが、前記被操作部材の作動方向と直交する方向に出退作動する作動片を備え、前記被操作部材の平行移動時に伴って前記作動片に作用して該スイッチをON・OFF操作する操作機構を備えても良い。
この構成を考えると、スイッチはON・OFF操作するための作動片の出退方向に大型化しやすいものであるが、スイッチの作動片の出退方向を被操作部材の操作方向と直交する方向に設定しているので、スイッチを収容するための空間を確保するためにハンドルグリップを太くする必要がなく、スイッチの配置に無理がない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車輌の一例としての乗用車のスライド型のドア1の開閉時に操作されるドアハンドル装置Hをドア1の外面に備えている。本発明のドアハンドル装置Hはスライド型のドア1に適用したものを例に挙げて以下に説明するが、ヒンジを用いた揺動開閉型のドアに適用して良く、車輌として乗用車以外にトラックに適用しても良い。
図1〜図3に示すように、ドアハンドル装置Hは、適合したキー(図示せず)の操作によってドアロックユニット2のロック状態を切り換えるキーハウジング10と、ハンドル本体20とを備えている。前記ハンドル本体20のハンドルグリップ21には、運転者(ユーザー)が握り操作する握り部21Gが形成され、この握り部21Gのドア側の面に握り操作を電気的に検出するスイッチユニットSを備えている。
図面には示していないが、この乗用車では適合したキーに備えた発信器からの信号を受信するアンテナ(図示せず)を備え、適合したキーを所持する運転者の接近を前記アンテナからの受信信号によって検出した場合には、前記ドアロックユニット2をアンロック待機状態に設定する処理ユニット3(例えば、ECU:図示せず)を備えている。
前記処理ユニット3は、前記アンロック待機状態において運転者が握り部21Gに備えた前記スイッチユニットSの握り操作を検出した際に前記ドアロックユニット2をアンロック状態に切り換える制御を行う。また、この処理ユニット3は前記キーハウジング10に対して適合したキーを挿入して回転操作した際にも、前記ドアロックユニット2のアンロック状態に切り換える制御を行う。
尚、スイッチユニットSの握り操作を検出した際の制御形態として、前述のように前記ドアロックユニット2をアンロック状態に切り換える制御ばかりでなく、この制御に継続する形態でドアロックユニット2のラッチ(図示せず)を解除する制御を行うように制御形態を設定しても良い。ここで、ラッチとはドアを閉じ状態に維持するために車体側に備えた係合部材に機械的に係合する部材を指している。
前記ドアロックユニット2は、前述のようにアンロック状態に切り換わった後に運転者がハンドルグリップ21を握ってハンドル本体20をドア1から外方に引き操作した場合には、後述する機械的な連係によって、ドアロックユニット2のラッチの係合を解除する。
前記車体には前記ドア1を開放方向へスライド作動させるアクチュエータ(図示せず)を備え、前述したようにドアロックユニット2のラッチの係合を解除した後にハンドルグリップ21の握り部21Gの握り操作を継続した場合には、この握り操作をスイッチユニットSが検出し、前記処理ユニット3が前記アクチュエータを駆動することによりスライド型のドアを開放方向に作動させる。
前記キーハウジング10には、適合したキー(図示せず)の操作を許すキーシリンダ11を備えている。このキーシリンダ11はドアロックユニット2をロック状態とアンロック状態とに切り換えるように、機械的な操作系、及び、電気的な操作系を介して前記処理ユニット3と連係している。
前記ハンドル本体20は、一方の端部に揺動中心アーム22を一体的に形成し、他方の端部に作動アーム23を一体的に形成し、この揺動中心アーム22と作動アーム23とで挟まれる位置に前記ハンドルグリップ21を形成している。このハンドル本体20は、亜鉛ダイキャスト等の剛性の高い金属で形成され、ハンドルグリップ21の部位はドア側が溝状に開放する断面「U」字型となる構造を有している。このハンドルグリップの21ドア側の面にカバー24をビス25で固定している。前記ハンドル本体20のうちハンドルグリップ21の部位にはクロムメッキ等の硬質のメッキが施され、カバー24は適度の剛性を有する金属あるいは樹脂が用いられている。
前記揺動中心アーム22と前記作動アーム23とを前記ドア1のドアパネル1Pの内部に配置し、前記ハンドルグリップ21をドアパネル1Pの外部に配置している。前記作動アーム23の突出側に形成した鉤状部23Aで操作される位置に前記ドアロックユニット2を機械的に操作するアーム2Aを配置している。また、ドアパネル1Pのうちハンドルグリップ21の握り部21Gに対向する位置に凹状部が形成されている。
このような構造から前記ドアロックユニット2がアンロック状態において、運転者がハンドルグリップ21を握り外方に向けて引き操作した場合には、前記揺動中心アーム22を中心としてハンドル本体20が揺動し(姿勢変更し)、この揺動に伴うアーム2Aからの操作力によって前記ドアロックユニット2がドア1のラッチの係合を機械的に解除してドア1を開放できる。
前記カバー24をハンドル本体20に取付けることにより、このカバー24とハンドル本体20との間に空間が形成され、この空間に前記スイッチユニットSを配置している。カバー側の握り面21Sと直交する方向視において、このスイッチユニットSは、ハンドルグリップ21の長手方向に沿う方向に、その長手方向を設定した矩形となる形状を有している。
図4〜図7に示すように、前記スイッチユニットSは、握り操作時に前記ハンドルグリップ21における前記カバー側の握り面21Sに対して沈み込む方向(ドアパネル1Pから離間する方向)に平行移動する被操作部材30と、この被操作部材30を平行移動させる姿勢保持機構Kと、被操作部材30の平行移動を電気的に検出するスイッチ31と、前記被操作部材30と対向する位置に配置したベース32と、被操作部材30を突出方向に付勢するようにベース32と被操作部材30との間に配置した圧縮型のコイルバネ33と、これらを覆う密封構造となる柔軟な樹脂ケース34とを備えている。図面ではベース32とカバー24とが一体的に形成された構造を示しているが、これらは別部材であっても良い。
前記被操作部材30に形成した係止片30Aを前記ベース32に形成したストッパー32Aに係合させることにより、この被操作部材30の突出側の限界位置を決めている。このスイッチユニットSは前記ベース32を前記ハンドルグリップ21に固定しており、前記被操作部材30が前記握り面21Sから僅かに突出するようにスイッチユニットSとハンドルグリップ21との相対的な位置関係が設定されている。
前記被操作部材30の内面側に前記スイッチ31を備えている。このスイッチ31は、前記被操作部材30の移動方向(平行移動方向)と直交する方向(ハンドルグリップ21の長手方向)に出退作動する作動片31Tを備えている。この作動片31Tは突出方向にバネ付勢され(内部構造は図示せず)、この突出状態においてOFF状態を維持し、押し込み方向への操作でON状態となる(この作動片31Tの作動方向とON・OFFとの関係は逆でも良い)。このスイッチ31からのハーネス35が前記ハンドルグリップ21の内部から前記揺動中心アーム22の方向に引き出され、前記処理ユニット3に接続している。このハーネス35には前記キーシリンダ11の操作を電気的に検出するセンサ(図示せず)からの信号を処理ユニット3に伝える信号系を含んでいる。
前記ベース32には、前記被操作部材30の移動時に前記スイッチ31の作動片31Tに接触して、この作動片31Tを出退作動させる操作機構として斜め姿勢のカム部32Tを形成している。このカム部32Tは作動片31Tとの接触によって作動片31Tを出退作動させるものであるが、操作機構として、被操作部材30の作動と連係して揺動作動するアームを備え、このアームの揺動力を作動片に伝える構成を採用しても良い。
前記姿勢保持機構Kは、ロッド材40を用い、このロッド材40の中間部41挟む位置の両端部において同じ方向にクランク状に屈曲した形態で張り出す一対のアーム部42を備えている。このロッド材40はピアノ線のように弾性変形可能な素材で成り、前記一対のアーム部42の先端を前記被操作部材30の長手方向の両端部に形成した係合部30Kに係合させ、中間部41を前記ベース32に形成した接触部32Kに接触させている。
このようにスイッチユニットSが構成されているので、ハンドルグリップ21の握り部21Gを握り操作した場合には、前記樹脂ケース34が柔軟に変形しながら被操作部材30が前記コイルバネ33の付勢力に抗してハンドルグリップ21に沈み込む方向に平行移動する。この平行移動は前記姿勢保持機構Kの機能によって現出されるものであり、この平行移動によって前記スイッチ31が被操作部材30と一体的にベース32の側に移動し、前記スイッチ31の作動片31Tにカム部32Tが接触して該作動片31Tを押し込み方向に操作する結果、スイッチ31がON状態に達し、この操作を電気的に検出できるのである。
前記姿勢保持機構Kは、被操作部材30の長手方向で偏った力が作用して、この被操作部材30が僅かに傾斜する姿勢に陥った場合や、被操作部材30が撓む状態に陥った場合に、この傾斜や撓みを矯正するように機能する。この矯正時の力の作用を具体的に説明すると、被操作部材30の長手方向の長手方向での端部に力が作用した場合には、被操作部材30の一方の端部が他方の端部より大きく沈む姿勢となる。この姿勢に達した場合には、前記ロッド材40の一対のアーム部42の相対的な姿勢にズレを生じさせる。このズレはロッド材40の中間部41を捩る形態となる。この捩れに起因して被操作部材30のうち大きく沈み込む側の端部(前記一方の端部)には、この沈み込みを抑制する方向にアーム部42から付勢力が作用し、被操作部材30のうち他方の端部には、沈み込み方向に付勢力が作用する。このように被操作部材の夫々の端部に対して逆方向に向かう力が作用することにより、被操作部材30の姿勢を矯正して平行移動する形態での作動を実現しているのである。
このように、本発明によると、大型の被操作部材30の端部を操作した場合でも、姿勢保持機構Kが被操作部材30の姿勢変化や撓みを抑制して平行移動させるので、例えば、被操作部材30が大きく傾斜することにより、ハンドルグリップ21の握り操作が検出不能になることや、検出タイミングが乱れる不都合を解消して被操作部材30が設定されたストロークに達した操作されたタイミングを確実に検出できる。
特に、屈曲成形した構造のロッド材40を用いて姿勢保持機構Kを構成したものでは、複数の部品や可動部分の多い構造を採用したものと比較して、少ない部品数で単純な構造でありながら、被操作部材30を確実に平行移動させる作動を現出している。
前記スイッチ31は作動片31Tの出退方向に大型化しやすいものであるため、被操作部材30の移動を検出するためには、この移動方向と作動片31Tの出退方向とを一致させることが考えられる。しかしながら、このように配置するものでは、スイッチユニットSの大型化は避けられないものとなる。これに対して、本発明のようにスイッチ31を配置することによりスイッチユニットSの大型化を回避できるものにしている。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)姿勢保持機構Kとして、複数のリンク材の組み合わせたパンタグラフを用いる。このパンタグラフを用いたものでは、被操作部材を機械的に決まった姿勢に維持でき、被操作部材の姿勢を確実に平行姿勢に維持して移動できる。
(b)スイッチ31をベース側に支持し、このスイッチ31の作動片31Tを操作するカム部を被操作部材30に備える。このように固定系にスイッチ31を備えた場合には、ハーネスの取り扱いが容易となる。
(c)スイッチユニットSで握り操作を検出した場合に、ルームライトを点灯させることや、車輌の電気系を待機状態にセットする等、ドアの開閉以外の制御を行わせるために使用する。
ドアに取り付けられたドアハンドル装置を示す斜視図 ドアハンドル装置の横断平面図 ドアハンドル装置の正面図 スイッチユニットの分解斜視図 非操作状態と操作状態とのスイッチユニットを示す断面図 ロッド材の配置を示すスイッチユニットの断面図 ロッド材の配置を示すスイッチユニットの斜視図
符号の説明
1 ドア
2 ドアロックユニット
21 ハンドルグリップ
21S 握り面
21G 握り部
30 被操作部材
31 スイッチ
31T 作動片
32T 操作機構:カム部
40 ロッド材
41 中間部
42 アーム部
K 姿勢保持機構

Claims (5)

  1. 車輌のドアの外側に設けられ、前記ドアの開閉操作時に握り操作されるハンドルグリップを有するドアハンドル装置において、
    前記ハンドルグリップの握り部に、この握り部を握り操作した際の握り力により握り面に対して平行移動する被操作部材を備え、この被操作部材の平行移動を電気的に検出するスイッチを備えているドアハンドル装置。
  2. 前記被操作部材は、その長手方向を前記ハンドルグリップの長手方向に沿う姿勢に設定されると共に、姿勢保持機構によって平行移動するように前記ハンドルグリップに支持されている請求項1記載のドアハンドル装置。
  3. 前記姿勢保持機構は、その両端部において同じ方向にクランク状に折れ曲がる形態で張り出すアーム部を備えたロッド材を備えて成り、
    このロッド材は、前記アーム部を前記被操作部材の長手方向の両端部に支持し、その中間部を前記ハンドルグリップの内側に接当させる形態、又は、前記アーム部を前記ハンドルグリップの内側に支持し、その中間部を前記被操作部材に接当させる形態で配置されている請求項2記載のドアハンドル装置。
  4. 前記ハンドルグリップが前記ドアに対して姿勢変更自在に支持され、このハンドルグリップと、前記ドアの開閉を行わせるドアロックユニットとを機械的に連係している請求項1〜3のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
  5. 前記スイッチが、前記被操作部材の作動方向と直交する方向に出退作動する作動片を備え、前記被操作部材の平行移動時に伴って前記作動片に作用して該スイッチをON・OFF操作する操作機構を備えている請求項1〜4のいずれか1項に記載のドアハンドル装置。
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