JP7067449B2 - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドア構造に関する。
下記特許文献1には、ドアハンドル装置に関する発明が開示されている。このドアハンドル装置では、車両用ドアの外側にドアハンドルが設けられており、ドアハンドルの内部にユーザとの接触を静電容量の変化によって検出するロックセンサプレートとアンロックセンサプレートとが設けられている。ロックセンサプレート及びアンロックセンサプレートによりユーザとの接触が検知されると、その時の状況に応じて車両用ドアのロック又はアンロックが行われる。
下記特許文献2には、車両用ドアハンドル装置に関する発明が開示されている。この車両用ドアは、電動アクチュエータの作動によりラッチ解除操作をする。したがって、電動アクチュエータのスイッチを押すことで、車両用ドアを開くことができる。
特開2014-156753号公報 特開2017-166265号公報
ところで、特許文献2に開示された車両用ドアのスイッチをドアハンドルに設けて、ドアハンドルの把持時に電動アクチュエータを操作可能とする構成が考えられる。この際に、特許文献1に開示されたドアハンドルの内部に設けられたアンロックセンサプレート等が、ユーザが把持する位置から離れた位置に配置される可能性があり、この場合、アンロックセンサプレート等の検知性能が低下する可能性がある。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、内部に設けられたセンサの検知性能の低下を抑制することができる車両用ドア構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用ドア構造は、車両用ドアの一部を構成するドアパネルに設けられたドアハンドルと、前記車両用ドアに設けられていると共に、前記車両用ドアが閉状態の際、車体側に設けられたストライカと係合することで前記車両用ドアの閉じた状態を維持するラッチ機構と、前記ドアハンドルに設けられていると共に、少なくとも一部が外部に露出しかつ前記ドアハンドルに対して揺動可能とされたアンラッチ部と、前記アンラッチ部が揺動されることで、前記ラッチ機構における前記ストライカとの係合を解除するように作動するアクチュエータを有している電動アンラッチ作動機構と、少なくとも前記アンラッチ部における外部に露出した部位に設けられていると共に、静電容量の変化を検出するロックセンサ部と、を有し、前記ロックセンサ部は、前記ドアハンドルと前記アンラッチ部とに亘って設けられており、前記ロックセンサ部における前記ドアハンドルと前記アンラッチ部との間の部位には、前記アンラッチ部の揺動支点となる屈曲部が形成されている。
請求項1に記載の発明によれば、車両用ドアには、ドアハンドルとラッチ機構とが設けられている。ドアハンドルは、車両用ドアの一部を構成するドアパネルに設けられている。ラッチ機構は、車両用ドアが閉状態の際、車体側に設けられたストライカと係合することで、車両用ドアの閉じた状態を維持する。ドアハンドルには、アンラッチ部が設けられており、このアンラッチ部は、少なくとも一部が外部に露出しかつドアハンドルに対して揺動可能とされている。このアンラッチ部の揺動により、電動アンラッチ作動機構のアクチュエータが、ラッチ機構におけるストライカとの係合を解除するように作動する。また、アンラッチ部における少なくともドアハンドルに対して外部に露出した部位には、ロックセンサ部が設けられている。このロックセンサ部は、静電容量の変化を検出する。したがって、ユーザがドアハンドルを把持してアンラッチ部を操作する際のユーザの指の近くにロックセンサ部が配置されるため、静電容量の変化がより確実に検出される。
また、ドアハンドルとアンラッチ部とに亘って設けられたロックセンサ部におけるドアハンドルとアンラッチ部との間の部位には、屈曲部が設けられている。この屈曲部は、アンラッチ部の揺動支点とされていることから、ロックセンサ部は、揺動するアンラッチ部の付勢部材としての機能も有する。したがって、部品点数を削減することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用ドア構造は、請求項1に記載の発明において、前記ロックセンサ部は、前記アンラッチ部における前記ドアハンドルの内部側に取り付けられている。
請求項2に記載の発明によれば、ロックセンサ部は、アンラッチ部におけるドアハンドルの内部側に取り付けられていることから、ロックセンサ部が外部に露出しない構成となる。したがって、異物が付着することによる誤作動を抑制することができる。
請求項に記載の発明に係る車両用ドア構造は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ロックセンサ部は、前記アンラッチ部の揺動方向を厚さ方向とする板状に形成されていると共に、前記屈曲部は、断面形状が厚さ方向に開口した略U字状に形成されている。
請求項に記載の発明によれば、ロックセンサ部は、アンラッチ部の揺動方向を厚さ方向とする板状に形成されていると共に、屈曲部の断面形状が厚さ方向に開口した略U字状に形成されていることから、アンラッチ部の揺動時に屈曲部へ作用する応力を、一点に集中させずに略U字状に形成された部位全体に分散させることができる。つまり、応力が集中することによる部品が受けるダメージを低減させることができる。
請求項1に記載の発明に係る車両用ドア構造は、内部に設けられたセンサの検知性能の低下を抑制することができるという優れた効果を有する。また、コストを低減することができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の発明に係る車両用ドア構造は、内部に設けられたセンサの検知性能の低下をさらに抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項に記載の発明に係る車両用ドア構造は、耐久性を向上させることができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係る車両用ドア構造を有する車両用ドアの開状態を車両後方側から見た概略斜視図である。 一実施形態に係る車両用ドア構造を有するドアハンドルを車両幅方向外側から見た状態を示す側面図である。 図2におけるA-A線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 図2におけるB-B線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。
以下、図1~図4を用いて、本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態について説明する。なお、各図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車両幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。
(全体構成)
図1に示されるように、車両用ドア構造10を有する車両用ドア12は、車体14にヒンジ16を介して開閉可能に取り付けられている。この車両用ドア12には、ラッチ機構18と、ドアハンドル20とを有している。なお、車両用ドア12は、車両幅方向にて左右一対に設けられており、それぞれの車両用ドア12は左右対称であるため、以下の説明では車両右側の車両用ドア12についてのみ説明する。
(ラッチ機構)
ラッチ機構18は、車両用ドア12における車両幅方向外側に設けられたドアパネルとしてのドアアウタパネル12A(図2参照)と、車両幅方向内側に設けられたドアインナパネル12Bとによって区画される領域かつ車両用ドア12の車両後方側端部に設けられた後述するストライカ開口部22に対応した位置に配置されている。
ドアインナパネル12Bの車両後方側端部には、ストライカ開口部22が形成されている。このストライカ開口部22は、車体14に設けられたストライカ15に対応した位置に形成されており、車両用ドア12が閉状態時にドアインナパネル12Bの内部にストライカ15が挿入可能な形状に形成されている。
ラッチ機構18は、ユニットケース内にラッチ18Aと、機械的アンラッチ作動機構26と、電動アンラッチ作動機構28とを有している。ラッチ18Aは、車両後方側から見た状態にてストライカ挿通溝を内部に有する略U字状に形成されていると共に、締結具よってラッチ18Aの車両前方側に設けられた図示しないラッチ保持ブラケットの車両上方側に車両用ドア12の長手方向を軸方向として回動可能に保持されている。なお、ラッチ18Aは、図示しないスプリングにより、ストライカ挿通溝の開口が車両幅方向内側へ向くように付勢されている。このラッチ18Aのストライカ挿通溝の開口が車両幅方向内側へ向いた状態が、「アンラッチ状態」とされている。
ラッチ18Aがアンラッチ状態にて車両用ドア12を閉めると、ラッチ18Aのストライカ挿通溝内にストライカが挿入されることで、ストライカ挿通溝の開口が車両幅方向外側へ向くようにラッチ18Aが回動される。この状態におけるラッチ18Aの側面に形成された図示しないラッチ爪に、ポールのラッチ係合爪部が係合される。これにより、ラッチ18Aの回動が制限されて車両用ドア12の閉止状態が維持される。なお、この状態が、「ラッチ状態」とされている。上述したラッチ18A、ポールのラッチ係合爪部の構成は、例えば、特開2002-295096号公報等で公知であるため、詳細な説明を省略する。
機械的アンラッチ作動機構は、一例として、インサイドレバー30等を含んで構成されており、インサイドレバー30を操作することで、ラッチ18Aに係合するポールのラッチ係合爪が非係合状態となる。つまり、ラッチ18Aがラッチ状態からアンラッチ状態となる。なお、機械的アンラッチ作動機構については、一般的な車両用ドアロック装置と同様であり周知の技術のため、詳細な説明は省略する。
電動アンラッチ作動機構28は、図示しないアクチュエータを有している。このアクチュエータは、図示しないギヤ等によりポールを回動可能としている。したがって、アクチュエータが作動することで、ラッチ18Aに係合するポールのラッチ係合爪が非係合状態となる。つまり、ラッチ18Aがラッチ状態からアンラッチ状態となる。このアクチュエータは、CPUを備えるコントローラと電気的に接続されており、このコントローラと接続された開閉スイッチ等(いずれも不図示)の操作により作動可能とされている。なお、電動アンラッチ作動機構28は、例えば、特開2002-295096号公報等で公知であるため、詳細な説明を省略する。
(ドアハンドル)
ドアハンドル20は、図2に示されるように、車両用ドア12の車両幅方向外側を構成するドアアウタパネル12Aに車両幅方向外側へ突出するように取り付けられている。ドアアウタパネル12Aは、車両用ドアの意匠面を構成しかつ金属製(一例として鋼板)の板材により構成されている。ドアアウタパネル12Aにおけるドアハンドル20に対応した部位には、ドアハンドル内側へ凹んだ手入れ部12Cが形成されている。なお、図2においては、構成をわかり易くするため、手入れ部12C以外のドアアウタパネル12Aの図示を省略している。
ドアハンドル20は、ドアハンドルグリップ20Aと、ドアハンドルフレーム20Bと、を有している。このドアハンドルグリップ20Aは、ドアアウタパネル12Aにおける手入れ部12Cの車両幅方向外側にて車両前後方向に沿って延設されており、長手方向の一端部と他端部とが中央部に対して車両幅方向内側に設けられている。つまり、ドアハンドルグリップ20Aは、車両平面視で略U字状に形成されており、ユーザはドアハンドルグリップ20Aの中央部を把持可能とされている(図2参照)。
図4に示されるように、ドアハンドルグリップ20Aにおける車両幅方向内側面には、アンラッチ部としてのアンラッチレバー32が設けられている。このアンラッチレバー32は、一例として、樹脂製とされかつ略車両前後方向に延設された断面ハット形状の長尺部材により構成されている(図3参照)。また、アンラッチレバー32の一部がドアハンドルグリップ20Aの車両幅方向内側面から露出しており、後述する屈曲部34Aを中心に車両幅方向にて揺動可能とされている(図中二点鎖線参照)。アンラッチレバー32には、前述した図示しない開閉スイッチが設けられており、アンラッチレバー32が車両幅方向外側(ドアハンドルグリップ20Aの内部側)へ押し込まれると、開閉スイッチにより電動アンラッチ作動機構28が作動する。
アンラッチレバー32の内部、すなわち、アンラッチレバー32のドアハンドル20側の側面には、ロックセンサ部としてのロックセンサプレート34が設けられている。このロックセンサプレート34は、一例として、車両幅方向を板厚方向とする金属製の矩形板材により構成されており、車両前後方向を長手方向としてアンラッチレバー32及びドアハンドルグリップ20Aに亘って設けられている。なお、ロックセンサプレート34には、図示しない電極が取り付けられており、この電極には静電容量を測定する図示しない静電容量測定手段が接続されている。したがって、ロックセンサプレート34におけるユーザの指F(図3参照)が近接することによる静電容量の変化が検出可能とされている。
ロックセンサプレート34におけるドアハンドルグリップ20Aとアンラッチレバー32との間の部位には、屈曲部34Aが形成されている。この屈曲部34Aは、車両平面視にて断面形状が車両幅方向内側へ向けて開口された略U字状に形成されている。この屈曲部34Aを中心に、ロックセンサプレート34におけるアンラッチレバー32に対応した部位は、略車両幅方向に沿って揺動可能とされている。
ドアハンドルフレーム20Bは、ドアアウタパネル12Aの車両幅方向内側に取り付けられていると共に、車両前後方向に沿って延設されている。このドアハンドルフレーム20Bは、ドアアウタパネル12Aの手入れ部12Cにおける車両前方側に設けられると共にドアアウタパネル12Aの板厚方向に貫通形成された図示しない第1開口部と、手入れ部12Cにおける車両後方側に設けられると共にドアアウタパネル12Aの板厚方向に貫通形成された図示しない第2開口部とを介して、ドアハンドルグリップ20Aを保持している。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、車両用ドア12には、ドアハンドル20とラッチ機構18とが設けられている。ドアハンドル20は、車両用ドア12の一部を構成するドアアウタパネル12Aに対して車両幅方向外側へ突出して設けられている。ラッチ機構18は、車両用ドア12が閉状態の際、車体側に設けられたストライカ15と係合することで、車両用ドア12の閉じた状態を維持する。ドアハンドル20には、アンラッチレバー32が設けられており、このアンラッチレバー32は、少なくとも一部が外部に露出しかつドアハンドル20に対して揺動可能とされている。このアンラッチレバー32の揺動により、電動アンラッチ作動機構28のアクチュエータが、ラッチ機構18におけるストライカ15との係合を解除するように作動する。また、アンラッチレバー32における少なくともドアハンドル20に対して外部に露出した部位には、ロックセンサプレート34が設けられている。このロックセンサプレート34は、静電容量の変化を検出する。したがって、ユーザがドアハンドル20を把持してアンラッチレバー32を操作する際のユーザの指F(図3参照)の近くにロックセンサプレート34が配置されるため、静電容量の変化がより確実に検出される。これにより、内部に設けられたセンサの検知性能の低下を抑制することができる。
また、ロックセンサプレート34は、アンラッチレバー32のドアハンドル20における内部側に取り付けられていることから、ロックセンサプレート34が外部に露出しない構成となる。したがって、異物が付着することによる誤作動を抑制することができる。これにより、内部に設けられたセンサの検知性能の低下をさらに抑制することができる。
さらに、ドアハンドル20とアンラッチレバー32とに亘って設けられたロックセンサプレート34におけるドアハンドル20とアンラッチレバー32との間の部位には、屈曲部34Aが設けられている。この屈曲部34Aは、アンラッチレバー32の揺動支点とされていることから、ロックセンサプレート34は、揺動するアンラッチレバー32の付勢部材としての機能も有する。したがって、部品点数を削減することができる。これにより、コストを低減することができる。
さらにまた、ロックセンサプレート34は、アンラッチレバー32の揺動方向を厚さ方向とする板状に形成されていると共に、屈曲部34Aの断面形状が厚さ方向に開口した略U字状に形成されていることから、アンラッチレバー32の揺動時に屈曲部34Aへ作用する応力を、一点に集中させずに略U字状に形成された部位全体に分散させることができる。つまり、応力が集中することによる部品が受けるダメージを低減させることができる。これにより、耐久性を向上させることができる。
なお、上述した実施形態では、ロックセンサプレート34の屈曲部34Aが車両幅方向内側へ向けて開口された略U字状に形成されているが、これに限らず、車両幅方向外側へ向けて開口された略U字状に形成されてもよいし、それ以外の形状としてもよい。また、屈曲部34Aがない構成としてもよい。
また、アンラッチレバー32は、長尺状の所謂レバー状に形成されているが、これに限らず、ボタン状やその他の形状に形成されてもよい。
さらに、ロックセンサプレート34は、アンラッチレバー32のドアハンドル20の内側に取り付けられているが、これに限らず、アンラッチレバー32のドアハンドル20における外側面に取り付けられてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用ドア構造
12 車両用ドア
12A ドアアウタパネル(ドアパネル)
18 ラッチ機構
20 ドアハンドル
28 電動アンラッチ作動機構
32 アンラッチレバー(アンラッチ部)
34 ロックセンサプレート(ロックセンサ部)
34A 屈曲部

Claims (3)

  1. 車両用ドアの一部を構成するドアパネルに設けられたドアハンドルと、
    前記車両用ドアに設けられていると共に、前記車両用ドアが閉状態の際、車体側に設けられたストライカと係合することで前記車両用ドアの閉じた状態を維持するラッチ機構と、
    前記ドアハンドルに設けられていると共に、少なくとも一部が外部に露出しかつ前記ドアハンドルに対して揺動可能とされたアンラッチ部と、
    前記アンラッチ部が揺動されることで、前記ラッチ機構における前記ストライカとの係合を解除するように作動するアクチュエータを有している電動アンラッチ作動機構と、
    少なくとも前記アンラッチ部における外部に露出した部位に設けられていると共に、静電容量の変化を検出するロックセンサ部と、
    を有し、
    前記ロックセンサ部は、前記ドアハンドルと前記アンラッチ部とに亘って設けられており、
    前記ロックセンサ部における前記ドアハンドルと前記アンラッチ部との間の部位には、前記アンラッチ部の揺動支点となる屈曲部が形成されている、
    車両用ドア構造。
  2. 前記ロックセンサ部は、前記アンラッチ部における前記ドアハンドルの内部側に取り付けられている、
    請求項1記載の車両用ドア構造。
  3. 前記ロックセンサ部は、前記アンラッチ部の揺動方向を厚さ方向とする板状に形成されていると共に、
    前記屈曲部は、断面形状が厚さ方向に開口した略U字状に形成されている、
    請求項1又は請求項2記載の車両用ドア構造。
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