JP2015151715A - ドアロック解除機構 - Google Patents

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山本 洋介
Yosuke Yamamoto
洋介 山本
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】ドアグリップを握ったままドアを開くことができ、かつ、操作荷重が低減されたドアロック解除機構を提供することである。
【解決手段】車内においてドアロックを解除するためのインサイドハンドル30が、ドアを開閉する際の握りとなるドアグリップ7に対して上下方向への回転操作可能に設けられている。インサイドハンドルは、ドアグリップを握りしめたときの手の力によって上方へ回転操作できる位置に配置され、このときのインサイドハンドルの回転操作によってドアロックが解除されるように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ドアロック解除機構に関する。詳しくは、ドアトリムの面から車内側に張り出してドアを開閉する際の握りとなるドアグリップを備えた車両におけるドアロック解除機構に関する。
この種のドアロック解除機構においては、その一例が特許文献1に開示されている。このドアロック解除機構においては、ドアトリムの面に対してドアグリップとドアロックを解除するためのインサイドハンドルとが個別に配置されている。インサイドハンドルは、ドアトリムの面に沿って配置される復帰位置から車内側への回転可能である。インサイドハンドルが回転操作されると、ドアロックが解除される。
特開2006−35950号公報
特許文献1のドアロック解除機構においては、ドアグリップとインサイドハンドルとが互いに離れた位置に配置されていることから、ドアを開く際、インサイドハンドルからドアグリップに手を持ち替える必要がある。また、特許文献1のドアロック解除機構においては、例えばドアに対して側突による衝突力が加わった場合、その衝突力がインサイドハンドルの回転に影響してドアロックが解除される恐れがある。そのため、このようなドアロック解除を防止できるように、インサイドハンドルを復帰方向へ強く付勢しておくことが要求され、結果として、ドアロックを解除するためのインサイドハンドルの操作荷重が大きくなる。
本発明は、このような課題を解決しようとするものであって、その目的は、ドアグリップを握ったままドアを開くことができ、かつ、操作荷重が低減されたドアロック解除機構を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。本発明は、ドアトリムの面から車内側に張り出してドアを開閉する際の握りとなるドアグリップを備えた車両におけるドアロック解除機構である。このドアロック解除機構には、車内においてドアロックを解除するためのインサイドハンドルが、ドアグリップに対して上下方向への回転操作可能に設けられている。インサイドハンドルは、ドアグリップを握りしめたときの手の力によって上方へ回転操作できる位置に配置され、このときのインサイドハンドルの回転操作によってドアロックが解除されるように構成されている。
本発明においては、ドアグリップを握りしめたときの手の力によって、ドアロックが解除される方向へインサイドハンドルを回転操作できる。そのため、ドアグリップを握ったままドアを開けることができる。
また、本発明においては、インサイドハンドルが上下方向へ回転操作可能である。このことから、例えば、ドアに対して側突による衝突力が加わった場合であっても、その力がインサイドハンドルの回転方向に何ら影響することがない。そのため、この衝突力を原因として、ドアロックが解除される方向へインサイドハンドルが回転してしまうことを回避できる。結果として、インサイドハンドルに予め与えられる復帰方向への付勢力を低減でき、それによりインサイドハンドルの操作荷重が低減される。
ドアロック解除機構を備えたドアトリムの外観斜視図。 ドアロック解除機構を表した斜視図。 ドアロック解除機構の構成部材を分解状態で表した斜視図。 ドアロック解除機構を一部断面によって表した車内側からの側面図。 ドアロックが解除された状態のドアロック解除機構を図4との対応によって表した側面図。 図4のVI−VI矢視方向の断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。図面では、ドアロック解除機構が示されている。図1に示すドアトリム1は、車両のドア100の車内側の面に取付けられている。ドアトリム1の面には車内側に張り出したアームレスト3が設けられている。アームレスト3は乗員の肘掛となる上壁部12と、上壁部12から下方へ屈曲した側壁部14とを備えたアームレストトリム10を骨格としている。アームレスト3は、上に開放されたグリップ凹部5と、ドア100を開閉する際の握りとなるドアグリップ7とを備えている。
グリップ凹部5は、アームレストトリム10の上壁部12の開口に対応して設けられたグリップトリム20によって構成されている(図1乃至3参照)。グリップトリム20は、上方および車外側に開口された有底凹状をなしている。グリップトリム20の車外側の開口は、ドアトリム1によって閉鎖されている。グリップトリム20において、車内側の側壁はドアトリム1と対向する対向壁22となっている。対向壁22には車内側へ張り出し、かつ、内を開口された張出部22aが形成されている。
ドアグリップ7は、グリップ凹部5と、グリップ凹部5の側方に位置するアームレストトリム10の上壁部12と側壁部14とによって構成されている(図1,2参照)。ドアグリップ7を構成するアームレストトリム10の側壁部14は、グリップトリム20の対向壁22を隔ててグリップ凹部5と略相対向している。
ドアグリップ7には、ドアロックを解除するためのインサイドハンドル30が設けられている(図2参照)。インサイドハンドル30は、グリップトリム20の対向壁22の車内側の面に沿って配置され、図3に示す形状のハンドルベース40によって支持されている。この支持の機構については、インサイドハンドル30の構成との関連において後で詳しく説明する。
インサイドハンドル30は、手掛け部32とアーム部36と、この両者の間に形成された中間部34とを備えている(図3参照)。インサイドハンドル30は、この中間部34がハンドルベース40によって支持されている。中間部34は車外側へ凹んでおり、この凹部内には車内側へ突出する突出部34aが形成されている。突出部34aの中央は車幅方向に貫通されている。
中間部34の突出部34aの両側にはハンドルベース40の立壁42が配置されている(図2,3参照)。そして、ハンドルベース40の両立壁42の貫通孔42aおよびインサイドハンドル30の中間部34の突出部34aに対して支持軸Aが挿通されている。そのため、インサイドハンドル30は、支持軸Aを軸心として上下方向へ回転操作可能である。
中間部34の突出部34a周りには、トーションタイプのスプリングSが装着されている(図4参照)。スプリングSは、その一端を中間部34内の凸部34bに接触させ、他端をハンドルベース40の突片42bに接触させることにより、インサイドハンドル30に対してロック解除位置側から復帰位置側へ向う付勢力を与えている。なお、インサイドハンドル30の復帰位置が図4に示されている。また、インサイドハンドル30のロック解除位置が図5に示されている。
インサイドハンドル30の手掛け部32はレバー状に構成されている(図3参照)。手掛け部32は、ドアグリップ7を握りしめたときの手の力によって上方へ回転操作できる位置に配置されている。図2および図4乃至6に示すように、手掛け部32はグリップトリム20の張出部22a内に配置されている。
常態での手掛け部32は図4に示す復帰位置に保持されている。手掛け部32は、スプリングSの付勢力に抗して上方へ回転させることで、図5に示すロック解除位置に作動する。手掛け部32は、張出部22aの上面で受け止められることで回転が停止される。
インサイドハンドル30のアーム部36は、中間部34から下方に突出している(図3参照)。アーム部36の後面は、ハンドルベース40の接触部44(図4参照)と接触してインサイドハンドル30を復帰位置に保持するストッパ面36aとなっている。なお、ハンドルベース40の接触部44は、例えば剛性ゴム等で構成されたカバー部材によって覆われている。そのため、インサイドハンドル30が復帰位置へ復帰する際にストッパ面36aと接触部44との間で衝突音が発生することが防止されている。
インサイドハンドル30のアーム部36の先端にはケーブル結合部36bが形成されている(図4参照)。ケーブル結合部36bには、ケーブルCの一端が連結されている。ケーブルCの他端は、ドア100を閉じた状態にロックするためのドアロック(図示省略)に連結されている。そのため、インサイドハンドル30への操作力はケーブルCを介してドアロックの解除操作力として伝達される。
つづいて、ドアロック解除機構によるドアロックの解除操作について説明する。
いま、ドア100が閉じた状態でロックされ、インサイドハンドル30が常態にあるものとする(図4参照)。そこで、グリップ凹部5に手を入れて、インサイドハンドル30の手掛け部32に指をかけドアグリップ7を握りしめる。その際の手の力によってインサイドハンドル30の手掛け部32をロック解除位置(図5参照)まで回転操作すると、ドアロックが解除される。これにより、ドアグリップ7を握ったままドア100を開くことができる。
上述の実施形態においては、インサイドハンドル30の手掛け部32がアームレストトリム10の上壁部12の下方に位置している(図6参照)。このことから、上壁部12に手の平を載せてその手の平の下まで指先を回し込むことができる。そのため、ドアグリップ7を握りしめる際に手掛け部32に力をかけやすい。また、インサイドハンドル30の手掛け部32は車内側ほど厚手に構成されている(図6参照)。そのため、手掛け部32は車外側から指を掛けやすく、またその指先から力をかけやすい。
上述の実施形態においては、ロック解除方向に操作されるインサイドハンドル30の手掛け部32が張出部22aの上面で受け止められる(図5参照)。そのため、ドアグリップ7を握りしめる際に手掛け部32にかかる力を張出部22aに受け持たせて手掛け部32にかかる負担を低減できる。
上述の実施形態においては、インサイドハンドル30が上下方向へ回転操作可能である。このことから、例えば、ドア100に対して側突による衝突力が加わった場合であっても、その力がインサイドハンドル30の回転方向に何ら影響することがない。そのため、この衝突力を原因として、ロック解除位置側へインサイドハンドル30が回転してしまうことを回避できる。結果として、インサイドハンドル30を復帰方向へ付勢するスプリングSの弾性力を低減でき、それによりインサイドハンドル30の操作荷重が低減される。
上述の実施形態においては、インサイドハンドル30がドアグリップ7に設けられている。このことから、従来のようにインサイドハンドル30をドアトリム1の面に配置した場合に生じるドアトリム1のデザインおよび形状の制約がなくなる。そこで、ドアトリム1のデザインや形状を変更することにより、ドアトリム1の意匠性や車室内の空間の使用性を向上させることができる。例えば、ドアトリム1の面にインサイドハンドル30を配置することに起因するドアトリム1の張り出しをなくすことができるため、その分、車室内の空間を広く確保できる。
1 ドアトリム
3 アームレスト
7 ドアグリップ
20 グリップトリム
30 インサイドハンドル

Claims (1)

  1. ドアトリムの面から車内側に張り出してドアを開閉する際の握りとなるドアグリップを備えた車両におけるドアロック解除機構であって、
    車内においてドアロックを解除するためのインサイドハンドルが、ドアグリップに対して上下方向への回転操作可能に設けられ、
    インサイドハンドルは、ドアグリップを握りしめたときの手の力によって上方へ回転操作できる位置に配置され、このときのインサイドハンドルの回転操作によってドアロックが解除されるように構成されたドアロック解除機構。
JP2014024700A 2014-02-12 2014-02-12 ドアロック解除機構 Pending JP2015151715A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110644873A (zh) * 2018-06-26 2020-01-03 长城汽车股份有限公司 车门

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