JP2006233331A - 鉄基焼結合金およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鉄基焼結合金3を、粒度および組成の異なる二種類以上の鉄系粉末10、20を含む原料粉末1を加圧成形して粉末成形体2とし、粉末成形体2を酸化防止雰囲気で加熱し焼結させて製造する。これにより、残留空孔は小さくなり、ネック部の強度が向上する。また、ネック部と粒子内部との硬さおよび延性のバランスを最適化することができ、強度および靱性の高い鉄基焼結合金が得られる。
【選択図】図1
Description
本発明の鉄基焼結合金の原料粉末は、粒度および組成の異なる二種類以上の鉄系粉末を含む。鉄系粉末としては、純鉄粉、鉄合金粉、またはこれらの混合粉を用いればよい。「粒度が異なる」とは、各々の鉄系粉末の平均粒径が異なることを意味する。使用する鉄系粉末は、二種類でも、それ以上でもよいが、例えば、鉄系粉末を、相対的に粒径の大きな粒子からなる粗粉末と、粒径の小さな粒子からなる微粉末と、の二種類とするとよい。なお、「相対的に」とは、粗粉末が微粉末に比べて粒径の大きな粒子からなることを意味する。この場合、粗粉末および微粉末の各々を構成する粒子の粒径は、特に限定されるものではない。例えば、篩い分けにより特定される粒径で、100μm、63μm、45μm、25μm等を基準にして、粗粉末と微粉末とを分ければよい。容易に入手でき、取り扱いも容易であるという観点では、粗粉末の粒径を63μm以上とし、微粉末の粒径を63μm未満とするとよい。
焼結後に熱処理を行った場合、本発明の鉄基焼結合金は、鉄系粉末の種類により硬さの異なる焼き戻しマルテンサイトからなる組織を持つ。つまり、本発明の鉄基焼結合金は、合金全体で組成が均一ではなく、鉄系粉末の組成等により、硬さや延性等の機械的性質が異なる。例えば、鉄系粉末として前述した粗粉末および微粉末を使用する場合、ネック部の強度を向上させるという観点から、微粉末からなる部分の硬さを粗粉末からなる部分の硬さより大きくすることが望ましい。具体的には、微粉末からなる部分のビッカース硬さをHv(A)とし、粗粉末からなる部分のビッカース硬さをHv(B)としたとき、次式(1)および(2)さらには(1)および(3)を満たすことが望ましい。
15≦{Hv(A)−Hv(B)}≦100 ・・・(1)
450≦Hv(B)≦630 ・・・(2)
450≦Hv(B)≦530 ・・・(3)
また、焼結後の密度は7.5g/cm3 以上であることが望ましい。本発明者は、後述するように、高密度な粉末成形体を得ることのできる工業的な方法を確立している。その成形方法によれば、成形体密度比(焼結体の理論密度に対する成形体の嵩密度の比)が96%以上さらには97%以上という超高密度な粉末成形体が得られる。そして、その超高密度な粉末成形体を焼結させることで、7.5g/cm3 以上という超高密度な焼結体(鉄基焼結合金)を得ることができる。
本発明の鉄基焼結合金の製造方法は、主に成形工程と焼結工程とからなる。以下、各工程について詳しく説明する。
本工程は、前述した二種類以上の鉄系粉末等を含む原料粉末を加圧成形して粉末成形体とする工程である。この際の成形圧力、粉末成形体の密度(または成形体密度比)、粉末成形体の形状等は問わない。但し、成形圧力および成形体密度は、粉末成形体のハンドリング性を考慮して、少なくとも容易に崩壊しない程度がよい。また、成形工程は、冷間成形でも温間成形でも良く、原料粉末中に内部潤滑剤を添加してもよい。内部潤滑剤を添加する場合は、内部潤滑剤をも含めて原料粉末と考える。
原料粉末を金型(キャビティ)へ充填する前に、金型の内面に高級脂肪酸系潤滑剤を塗布しておく(塗布工程)。ここで使用する高級脂肪酸系潤滑剤は、高級脂肪酸自体の他、高級脂肪酸の金属塩であってもよい。高級脂肪酸の金属塩には、リチウム塩、カルシウム塩又は亜鉛塩等がある。特に、ステアリン酸リチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛等が好ましい。この他、ステアリン酸バリウム、パルミチン酸リチウム、オレイン酸リチウム、パルミチン酸カルシウム、オレイン酸カルシウム等を用いることもできる。
高級脂肪酸系潤滑剤が内面に塗布された金型に充填された原料粉末を温間で加圧成形すると、金型内面に接する原料粉末(または粉末成形体)の表面に金属石鹸皮膜が生成され、この金属石鹸皮膜の存在によって工業レベルでの超高圧成形が可能になったと考えられる。この金属石鹸皮膜は、その粉末成形体の表面に強固に結合し、金型の内表面に付着していた高級脂肪酸系潤滑剤よりも遙かに優れた潤滑性能を発揮する。その結果、金型の内面と粉末成形体の外面との接触面間での摩擦力を著しく低減させ、高圧成形にも拘らず、かじり等を生じさせない。また、非常に低い抜圧で粉末成形体を金型から取出せ、金型寿命の極端な短縮もない。
焼結工程は、成形工程で得られた粉末成形体を酸化防止雰囲気で加熱して焼結させる工程である。
本発明の鉄基焼結合金はその仕様に応じて、さらに、焼鈍、焼準、時効、調質(焼き入れ、焼き戻し)、浸炭、窒化等の熱処理工程が施されてもよい。勿論、鉄基焼結合金は、熱処理の種類に応じた組成(C、Mo、Cr等)であることが好ましい。
(1)原料粉末の調製
鉄系粉末として、ヘガネス社製のAstaloy Mo(Fe−1.5Mo、粒径20〜180μm)、同社製のAstaloy CrL(Fe−1.5Cr−0.2Mo、粒径20〜180μm)、および同社製のAstaloy CrM(Fe−3Cr−0.5Mo、粒径20〜180μm)を用意した。また、強化元素を含む鉄系粉末として、JFEスチール社製のJIP30CRV(Fe−3Cr−0.3Mo−0.3V)、ヘガネス社製のDistaloyHP1(Fe−4Ni−2Cu−1.5Mo)を用意した。組成の単位は質量%である(特に断らない限り以下同様である。)。これらの鉄系粉末を、#250の篩いを用いて、それぞれ63μm以上の粗粉末と63μm未満の微粉末とに分離した。
調製した原料粉末の成形は、金型潤滑温間加圧成形法により行った。具体的には以下の通りである。
得られた各粉末成形体を、連続焼結炉(関東冶金工業製オキシノン炉)を用いて、1350℃の窒素雰囲気中でそれぞれ焼結させた(焼結工程)。均熱保持時間は30分とし、焼結後の冷却速度は40℃/minであった。なお、焼結炉内は、CO濃度で50〜100ppm(酸素分圧に換算で10-19 〜10-21 Pa相当)の極低酸素分圧雰囲気とした。こうして各種の鉄基焼結合金からなる、φ23mmの円柱型試験片と、10×55mmの板状試験片とを得た。板状試験片については、焼結後に焼入れ、焼戻しの熱処理を行った。焼入れは、窒素雰囲気中で860℃×45分間加熱した後、60℃の油中で急冷して行った。その後の焼戻しは、大気中で190℃×1時間加熱して行った。
(1)上記円柱型試験片を用いて、焼結前後の寸法変化(高さ変化ΔTおよび外径変化ΔD)を求めた。
(2)上記板状試験片を用いて、支点間距離40mmの三点曲げにより抗折試験を行った。これにより、各板状試験片が折断するまでの強度(抗折力)およびたわみ量を求めた。
(1)実施例1
63μm以上のAstaloy Mo粉末(粗粉末)、および63μm未満のAstaloy CrM粉末(微粉末)と、FMS粉末(組成I)と、Gr粉末と、を適宜配合、混合して種々の組成の原料粉末を調製した。微粉末の配合割合(X)は、鉄系粉末全体を100質量%として、0質量%(微粉末なし)、25質量%、50質量%、75質量%、100質量%(粗粉末なし)の五種類とした。また、FMS粉末の配合割合は、原料粉末全体を100質量%として0.1質量%、Gr粉末の配合割合は、原料粉末全体を100質量%として0.4質量%とした。
前述した鉄系粉末から選んだ組成の異なる粗粉末(+63um)および微粉末(−63um)と、FMS粉末(組成I)と、Gr粉末と、を適宜配合、混合して種々の組成の原料粉末を調製した。粗粉末と微粉末との組み合せは、下記表1に示すNo.1〜No.3の三種類とした。微粉末の配合割合は、鉄系粉末全体を100質量%として、25質量%、50質量%の二種類とした。また、上記実施例1と同様に、FMS粉末の配合割合を0.1質量%、Gr粉末の配合割合を0.4質量%とした。
上記実施例2のNo.3の組み合せである、63μm以上のAstaloy Mo粉末(粗粉末)および63μm未満のAstaloy CrM粉末(微粉末)と、FMS粉末(組成I)と、Gr粉末と、を適宜配合、混合して種々の組成の原料粉末を調製した。微粉末の配合割合は、鉄系粉末全体を100質量%として、25質量%とした。また、FMS粉末の配合割合を0.1質量%とし、Gr粉末の配合割合を0.3質量%、0.4質量%、0.5質量%の三種類とした。
上記実施例2のNo.1〜No.3と同様の組み合せである粗粉末および微粉末と、Gr粉末と、を適宜配合、混合して種々の組成の原料粉末を調製した。微粉末の配合割合は、鉄系粉末全体を100質量%として、50質量%とした。また、Gr粉末の配合割合を0.3質量%、0.35質量%、0.4質量%、0.45質量%、0.5質量%、0.55質量%、0.6質量%のいずれかとした。
本実施例は、実施例3−2で示したNo.3の組み合わせを用いた試験片に対し、さらに強化粉末として強化元素Mn、Siを多く含む組成IIのFMS粉末を用いた実施例である。
本実施例は、実施例3−2で示したNo.3の組み合わせを用いた試験片において、強化元素としてV、Ni、Cuのうちの一種以上を含む鉄系粉末を粗粉末または微粉末として用いた実施例である。
Astaloy Mo、Astaloy CrLまたはAstaloy CrM(ベース粉末)を分級せずに単独で用い、各粉末に、上記同様、FMS粉末(組成I)と、Gr粉末と、を適宜配合、混合して種々の組成の原料粉末を調製した。FMS粉末の配合割合は0.1質量%とし、Gr粉末の配合割合は0.3質量%、0.4質量%、0.5質量%の三種類とした。これらの原料粉末を、上述した金型潤滑温間加圧成形法により圧力1568MPaで成形し、得られた各粉末成形体を焼結後、熱処理して、板状試験片(ベース粉末材)を製造した。そして、得られた板状試験片の側面の硬さを、ビッカース硬さ計により荷重30kgで測定した。Gr粉末の配合割合に対するベース粉末材の硬さを表7に示す。
15≦{Hv(A)−Hv(B)}≦100
450≦Hv(B)≦530
(8)実施例6
先の実施例で示したNo.1〜No.3の三種類の組み合せに加えて、さらに「63μm以上のAstaloy CrL粉末(粗粉末)、および63μm未満のAstaloy Mo粉末(微粉末):No.4」、「63μm以上のAstaloy CrM粉末(粗粉末)、および63μm未満のAstaloy Mo粉末(微粉末):No.5」の二種類の組み合せの鉄系粉末を用いて、上記と同様にして原料粉末を調製した。粗粉末と微粉末との組み合せを、下記表8に示す。これらの原料粉末を、上述した金型潤滑温間加圧成形法により圧力1568MPaで成形し、得られた各粉末成形体を焼結後、熱処理して、各種鉄基焼結合金からなる円柱型試験片を得た。
2:粉末成形体
3:鉄基焼結合金
10,20:鉄系粉末
100,200:粒子
30:黒鉛粉末
300:黒鉛粒子
Claims (16)
- 粒度および組成の異なる二種類以上の鉄系粉末を含む原料粉末を加圧成形した粉末成形体を焼結させてなる鉄基焼結合金。
- 前記鉄系粉末は、純鉄粉、鉄合金粉、およびこれらの混合粉のいずれかである請求項1に記載の鉄基焼結合金。
- 前記鉄系粉末は、相対的に粒径の大きな粒子からなる粗粉末と粒径の小さな粒子からなる微粉末との二種類である請求項1に記載の鉄基焼結合金。
- 前記粗粉末を構成する粒子の粒径は63μm以上であり、
前記微粉末を構成する粒子の粒径は63μm未満である請求項3に記載の鉄基焼結合金。 - 前記微粉末の配合割合は、前記鉄系粉末全体を100質量%としたときの20質量%以上75質量%以下である請求項3に記載の鉄基焼結合金。
- 前記粗粉末は、該粗粉末全体を100質量%として0.25〜2.0質量%のCrおよび0.2〜3.0質量%のMoの少なくとも一方を含み残部が鉄である鉄合金粉、または純鉄粉からなり、
前記微粉末は、該微粉末全体を100質量%として、Crが1.0〜15.0質量%、残部が鉄の鉄合金粉、またはCrが1.0〜15.0質量%、Moが0.2〜1.0質量%、残部が鉄の鉄合金粉からなる請求項3に記載の鉄基焼結合金。 - 前記原料粉末は、V、Mn、Si、Ti、Nb、Ni、Cuから選ばれる一種以上の強化元素を粉末全体として含有する強化粉末を含む請求項1に記載の鉄基焼結合金。
- 前記原料粉末は、さらに黒鉛粉末を含む請求項1に記載の鉄基焼結合金。
- 前記黒鉛粉末は、前記原料粉末を100質量%として0.2〜1.0質量%である請求項8に記載の鉄基焼結合金。
- 前記黒鉛粉末は、前記原料粉末を100質量%として0.3〜0.6質量%である請求項8に記載の鉄基焼結合金。
- 焼結後に熱処理が施され、前記鉄系粉末の種類により硬さの異なる焼き戻しマルテンサイトからなる組織を持つ請求項1に記載の鉄基焼結合金。
- 焼結後に熱処理が施され、前記微粉末からなる部分のビッカース硬さをHv(A)とし、前記粗粉末からなる部分のビッカース硬さをHv(B)としたとき、次式(1)および(2)を満たす請求項3に記載の鉄基焼結合金。
15≦{Hv(A)−Hv(B)}≦100 ・・・(1)
450≦Hv(B)≦630 ・・・(2) - 焼結後の密度が7.5g/cm3 以上である請求項1に記載の鉄基焼結合金。
- 粒度および組成の異なる二種類以上の鉄系粉末を含む原料粉末を加圧成形して粉末成形体とする成形工程と、
該粉末成形体を酸化防止雰囲気で加熱し焼結させる焼結工程と、
を備える鉄基焼結合金の製造方法。 - 前記成形工程は、高級脂肪酸系潤滑剤が内面に塗布された金型へ前記原料粉末を充填する充填工程と、
該金型内の原料粉末を温間で加圧して該金型内面に接する該原料粉末の表面に金属石鹸皮膜を生成させる温間加圧成形工程と、を含む請求項14に記載の鉄基焼結合金の製造方法。 - 前記焼結工程は、酸素分圧が10-19 Pa以下に相当する極低酸素分圧の不活性ガス雰囲気内で行う工程である請求項14に記載の鉄基焼結合金の製造方法。
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