JP2006233223A - 漂白剤及びシリコーングリコールを含む組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】化学的な保存安定性に優れ、且つ硬質表面の洗浄/漂白性能に優れると共に、該表面における再汚染や、水垢及び鉱物等の沈着を生じ難くさせ得る組成物を提供する。
【解決手段】A.活性酸素源又はこれらの混合物を含む漂白剤と、B.20%未満のC=C二重結合含有未反応ポリエーテル鎖を含むシリコーングリコール原料物質からのシリコーングリコールとを含む組成物とする。また、かかる組成物において、前記漂白剤は0.1重量%〜30重量%の量で含有され、前記シリコーングリコールは50重量%以下の量で含有されることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、漂白剤及びシリコーングリコールを含む表面を洗浄するための組成物、より詳細には、液状又は固体組成物に関する。前記組成物は、便器等を含む硬質表面の漂白及び洗浄に特に好適である。
多数の様々な洗浄性組成物が当該技術分野において記載されている。事実、硬質表面、特に浴室に見られる硬質表面、例えば、衛生備品(例えば、便器)、浴室タイル等を洗浄するための組成物は、当該技術分野において既知である。
当該技術分野において既知の組成物の例としては、過硫酸塩漂白剤を含む硬質表面の洗浄に好適な液状の酸性洗浄性組成物(EP−A−0598694)、又はスルホン酸塩界面活性剤及び四級アンモニウム界面活性剤を含む液状の増粘化された便器洗浄性組成物(EP−A−0832964)、又は硫酸及び特定のキレート剤を含む酸性の便器洗浄性組成物(EP−A−0729901)が挙げられる。
上記で引用された技術に基づく現在既知の組成物は、洗浄性能に関して良好な性能を与えるが、このような組成物の洗浄性能は、さらに改善できることが消費者調査によって見出されている。事実、消費者は、組成物で処理される硬質表面を洗浄するだけでなく、かかる洗浄性組成物で最初に洗浄した後、この表面を長期間清浄に保つ洗浄性組成物を求めている。
事実、一般に浴室に見られる表面及び特に便器表面は、糞便、生物膜(細菌、真菌、藻類等)、石鹸かす等の汚れによって非常に再汚染され易く、並びに/或いは水垢沈着及び/又は初期洗浄行為後の鉱物のエンクラステーション沈着を生じ易い。
ゆえに本発明の目的は、組成物で処理される表面に優れた総合的な洗浄性能を与え、この表面を再汚染、水垢沈着及び/又は鉱物エンクラステーション沈着し難くする、表面を洗浄するための組成物を提供することにある。
今般、上記目的は本発明に基づく組成物により達成できることが判明した。
有利なことに本明細書に記載される組成物は、塗装セラミックタイル、非塗装セラミックタイル、エナメル、ステンレススチール、イノックス(Inox)(登録商標)、フォーマイカ(Formica)(登録商標)、ビニール、ノーワックスビニール、リノリウム、メラミン、ガラス、プラスチック及びプラスチック木材のような様々な材料で構成される表面の洗浄に使用することができる。
本発明のさらなる利点は、本発明に基づく組成物が、この組成物によって洗浄された表面に長期間持続する光沢を提供できることにある。
さらなる利点は、本組成物が洗浄作用とともに抗菌作用を提供できることである。
以下の文書は、硬質表面用の洗浄性組成物について利用可能な従来技術の代表的なものである。
PCT国際公開特許WO97/36980には、ポリアルキレンオキシド変性されたポリジメチルシロキサンを含む酸性組成物が記載されている。
PCT国際公開特許WO99/27031には、曇り除去剤としてポリエーテル単位を含むポリシロキサンの使用が記載されている。
PCT国際公開特許WO96/00274には、洗浄性組成物中のシリコーングリコールが記載され、この組成物の縞形成(streaking)を防止することが記載されている。
本発明は、A.活性酸素源又はこれらの混合物を含む漂白剤と、B.20%未満のC=C二重結合含有未反応ポリエーテル鎖を含むシリコーングリコール原料物質からのシリコーングリコールとを含む組成物である。
さらに、本明細書の別の好ましい実施形態において、本明細書の組成物中のシリコーングリコール原料物質は、重金属イオン及び/又はそれらの錯体;及び/又は未反応ポリシロキサンを実質的に含まないことが好ましい。
(洗浄される表面)
本発明に基づく組成物は、表面を洗浄するのに好適である。いかなる汚れ易い種類の表面も本明細書の組成物で洗浄することが可能である。本明細書の表面は、好ましくは硬質表面、より好ましくはキッチン、浴室のような屋内、又は車の内装若しくは外装に典型的に見られる硬質表面、例えば、セラミック、エナメル、ビニール、ノーワックスビニール、リノリウム、メラミン、ガラス、イノックス(登録商標)、フォーマイカ(登録商標)、あらゆるプラスチック、プラスチック木材、金属、又はあらゆる塗装面若しくはワニスを塗った面若しくはシール面のような種々の材料で製造された、床、壁、タイル、窓、食器棚、流し、シャワー、シャワープラスチックカーテン、洗面器、便器、小便器、固定物及び備品などである。硬質表面は、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、自動乾燥機、オーブン、電子レンジ、食器洗浄機、コンピュータ等が挙げられるがこれらに限定されない家庭用器具も含む。さらに本明細書の表面は義歯表面であることもでき、これは本明細書の組成物が義歯洗浄剤としても使用できることを意味する。
極めて好ましい実施形態において、本明細書の表面は、浴室に見られる硬質表面、例えば、セラミック、エナメル、ガラス、イノックス(登録商標)、フォーマイカ(登録商標)又は金属などの種々の材料で製造された、タイル、流し、シャワー、洗面器、便器、小便器、浴槽、固定物及び備品などである。さらにより好ましくは、本明細書の表面は、便器及び小便器、最も好ましくは便器及び小便器の内側部分である。
(組成物)
本発明の組成物は、液状組成物又は固体組成物のいずれかとして配合される。
本明細書の組成物が固体組成物である好ましい実施形態において、組成物は、例えば、圧縮顆粒及び/又は粉末集合体(powders)(例えば錠剤)といった粒剤のような粉末(powder)、押出固体組成物などの形態で得てもよい。好ましくは、本明細書の固体組成物は、便器又は小便器用のリムブロックのような錠剤の形態であり、好ましくは便器又は小便器内に直接配置されるか、あるいは水洗便器若しくは小便器又は機械洗浄装置の水洗用タンク中に直接配置される。
本明細書の組成物が液体である好ましい実施形態において、組成物は、好ましくは増粘化組成物である。本明細書の増粘化組成物は、ゲル状組成物又はペースト状組成物の形態であってもよい。
本発明の好ましい増粘化組成物は、カリメッド(Carri-Med)レオメーターモデルCSL100(登録商標)(TAインスツルメンツから供給される)にてステンレススチール(steal)の4cm円錐スピンドル(最大8分間で1〜70秒−1の線形増加)を用いて測定される場合、20℃にて2cps以上、より好ましくは2〜5000cps、さらにより好ましくは10〜2500cpsの粘度率を有する。
最も好ましい増粘化組成物は、剪断減粘(shear thinning)特性を有する。最も好ましくは、粘度率は10秒−1で100〜500cps、30秒−1で50〜400cps及び700秒−1で10〜50cpsの範囲であるべきである。
このような好ましい粘度率では、本明細書の増粘化組成物が洗浄されるべき表面全体にわたって良好に分配されるとともに、その洗浄操作の間に表面に付着するのに十分な前記表面への接着性も示す。さらに、洗浄後に表面から組成物をすすぎ落とすのにも有利である。
本明細書の好ましい液状組成物は水性組成物であり、そのため好ましくは水を含み、より好ましくは組成物全体の20重量%〜99重量%、さらにより好ましくは75重量%〜97重量%、最も好ましくは80重量%〜97重量%の量の水を含む。
本発明に基づく液状組成物のpHは通常、0〜14であってもよい。
組成物が漂白剤として活性酸素源を含む本明細書の好ましい実施形態では、本明細書の液状組成物のpHは、25℃で測定するとき、小さくとも0.1、0.15、0.2、0.25、0.3又は0.4であって、これらのうち数値の高いものほど好ましい。それとは無関係に本明細書の増粘化組成物のpHは、25℃で測定するとき、好ましくは大きくとも14、13、12、11、10、9、8、7、6、6、5、4.5、4、3.5、3、2.5、2、1.75、1.5、1.25、1、0.75、0.5、0.45又は0.4であり、これらのうち数値の低いものほど好ましい。
組成物が漂白剤として次亜ハロゲン酸塩漂白剤を含む本明細書の好ましい実施形態では、本明細書の液状組成物のpHは、25℃で測定するとき、小さくとも7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11又は11.5であって、これらのうち数値の高いものほど好ましい。それとは無関係に、本明細書の増粘化組成物のpHは、25℃で測定するとき、好ましくは大きくとも14、13.75、13.5、13.25、13、12.5又は12であって、これらのうち数値の低いものほど好ましい。
組成物が漂白剤として活性酸素源を含む本明細書の組成物では、本発明に基づく固体組成物のpHは1%の水希釈液で通常0〜14であることができる。好ましくは漂白剤として活性酸素源を含む本明細書の固体組成物のpHは、1%の水希釈液にて25℃で測定される場合、小さくとも0、1、2、3、4、5、6、7であり、これらのうち数値の高いものほど好ましい。それとは無関係に、本明細書における固体組成物のpHは、25℃で測定するとき、好ましくは大きくとも14、13、12、11、10、9又は8であって、これらのうち数値の低いものほど好ましい。
組成物が漂白剤として次亜ハロゲン酸塩漂白剤をさらに含む本明細書の好ましい実施形態では、本発明に基づく固体組成物のpHは1%の水希釈液で通常0〜14であることができる。好ましくは、漂白剤として次亜ハロゲン酸塩漂白剤を含む本明細書の固体組成物のpHは、1%の水希釈液にて25℃で測定するとき、小さくとも7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11又は11.5であって、これらのうち数値の高いものほど好ましい。それとは無関係に、本明細書における増粘化組成物のpHは、25℃で測定するとき、好ましくは大きくとも14、13.75、13.5、13.25、13、12.5又は12であって、これらのうち数値の低いものほど好ましい。
従って、本明細書における組成物は適宜pHを調整するための酸又は塩基をさらに含んでもよい。好ましくは、本明細書の組成物はさらに酸を含んでいてもよく、より好ましくは活性酸素源が存在する場合に酸をさらに含んでいてもよい。好ましくは、本明細書の組成物はさらに塩基を含んでいてもよく、より好ましくは次亜ハロゲン酸塩漂白剤が存在する場合に塩基をさらに含んでいてもよい。
酸性度はさらに、良好な水垢除去性能を示すとともに良好な消毒特性を示すような本発明に基づく組成物を配合するのに役立つ。さらに低pHにおいては、特に好ましい活性酸素源がより良い安定特性を有する。それ故に、本発明の組成物は、有機及び/又は無機酸を含んでいてもよい。本明細書に使用されるのに特に好適な有機酸は、メタンスルホン酸のようなアリール及び/又はアルキルスルホネート、クエン酸、コハク酸、スルファミン酸、マレイン酸などである。特に好適な無機酸は、硫酸、リン酸、硝酸などである。
このような酸が存在する場合、その典型的な濃度は、組成物全体の0.01重量%〜15重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、より好ましくは2重量%〜7重量%である。
前記漂白剤が次亜ハロゲン酸塩漂白剤を含む別の好ましい実施形態において、本明細書に用いるのに好適な塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び/又は水酸化リチウムのような苛性アルカリ、並びに/或いは酸化ナトリウム及び/又は酸化カリウムのようなアルカリ金属酸化物、あるいはこれらの混合物である。好ましい塩基は苛性アルカリであり、さらに好ましくは水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムである。
このほか、好適な塩基にはアンモニア、炭酸アンモニウム及び炭酸水素アンモニウムが挙げられる。
このような塩基が存在する場合、その典型的な濃度は、組成物の0.1重量%〜5重量%、好ましくは0.3重量%〜2重量%、より好ましくは0.5重量%〜1.5重量%である。
(漂白剤)
本発明に基づく組成物は、必須成分として活性酸素源又はこれらの混合物を含む漂白剤を含む。また、漂白剤は、次亜ハロゲン酸漂白剤、又はこれらの混合物をさらに含んでもよい。
本発明に基づく活性酸素源は、酸化剤として作用し、一般の着色染み及び有機染みを除去し、悪臭分子を消失させ、細菌を死滅させる組成物の能力を増大させる。
本明細書に用いるのに好適な活性酸素源は、過硫酸塩、二過硫酸塩、過硫酸、過炭酸塩類、金属酸化物類、過ホウ酸塩類、過ケイ酸塩類及びこれらの混合物のような水溶性の過酸化水素源、さらに過酸化水素、並びにこれらの混合物である。本明細書で使用するとき、過酸化水素源とは、化合物が水に接触すると過酸化水素を生じるあらゆる化合物のことを言う。
また、過酸化水素及びその供給源の代替として、又は過酸化水素及びその供給源と組み合わせてその他の過酸化物を使用することもできる。好適な過酸化物としてはジアルキル過酸化物類、ジアシル過酸化物類、あらかじめ調製した過カルボン酸類、有機及び無機過酸化物類及び/又はヒドロペルオキシド類が挙げられる。
本明細書で使用するのに好適な有機又は無機の過酸は:モノ過硫酸塩のような過硫酸塩類;ジペルオキシドデカンジオン酸(DPDA)及びフタロイルアミノペルオキシカプロン酸(PAP)のようなペルオキシ酸類;マグネシウムペルフタル酸;ペルラウリン酸;ペル安息香酸及びアルキルペル安息香酸類;及びそれらの混合物から成る群から選択される。
本明細書で使用するのに好適なヒドロペルオキシド類は、第3級−ブチルヒドロペルオキシド、クミルヒドロペルオキシド、2,4,4−トリメチルペンチル−2−ヒドロペルオキシド、ジ−イソプロピルベンゼン−モノヒドロペルオキシド、第3級−アミルヒドロペルオキシド及び2,5−ジメチル−ヘキサン−2,5−ジヒドロペルオキシド及びそれらの混合物から成る群から選択される。かかるヒドロペルオキシド類は、優れた漂白性能を送達する一方で、カーペット及びカーペット染料に特に安全であるという利点を有する。
過硫酸塩又はそれらの混合物は、本発明に基づく組成物に使用される好ましい活性酸素源である。本明細書に使用するのに好ましい過硫酸塩は、モノ過硫酸三重塩(triple salt)である。市販されているモノ過硫酸塩の1つの例としては、ペルオキシド・ケミ・GMBH(Peroxide Chemie GMBH)からキュロックス(Curox)(登録商標)の商品名で商品化されているモノ過硫酸カリウムである。ペルオキシド・ケミ・GMBH(Peroxide Chemie GMBH)から市販されている二過硫酸塩のような別の過硫酸塩は、本発明に基づく組成物に使用できる。
好適な次亜ハロゲン酸塩漂白剤を、陽性のハロゲン化物イオン及び/又は次亜ハロゲン酸塩イオンの形成を導く漂白剤、並びにクロロイソシアヌレートのような有機物ベースのハロゲン化物供給源である漂白剤を含む様々な供給源から得てもよい。
本明細書に用いるのに好適な次亜ハロゲン酸塩漂白剤としては、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の次亜塩素酸塩類、次亜臭素酸塩類、次亜ヨウ素酸塩類、塩素化リン酸三ナトリウム十二水和物類、ジクロロイソシアヌル酸カリウム及びナトリウム、トリクロロシアヌル酸カリウム及びナトリウム、N−クロロイミド類、N−クロロアミド類、N−クロロアミン類、及びクロロヒダントイン類が挙げられる。
本明細書の組成物が液体である好ましい実施形態において、前記次亜ハロゲン酸塩漂白剤は、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の次亜ハロゲン酸塩である。より好ましくは、液状組成物に関して前記次亜ハロゲン酸塩漂白剤は、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、次亜塩素酸マグネシウム、次亜塩素酸リチウム、及び次亜塩素酸カルシウム及びこれらの混合物から成る群から選択されるアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の次亜塩素酸塩である。さらにより好ましくは、液状組成物に関して前記次亜ハロゲン酸塩漂白剤は、次亜塩素酸ナトリウムである。
本明細書の組成物が固体である別の好ましい実施形態において、前記次亜ハロゲン酸漂白剤は:アルカリ金属又はアルカリ土類金属の次亜塩素酸塩;塩素化リン酸三ナトリウム十二水和物;ジクロロイソシアヌル酸カリウム;ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム;トリクロロシアヌル酸カリウム;トリクロロシアヌル酸ナトリウム;又はこれらの混合物である。より好ましくは、固体組成物に関して前記次亜ハロゲン酸塩漂白剤は:次亜塩素酸リチウム及び次亜塩素酸カルシウムから成る群から選択されるアルカリ金属又はアルカリ土類金属の次亜塩素酸塩;塩素化リン酸三ナトリウム十二水和物;ジクロロイソシアヌル酸カリウム;ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム;トリクロロシアヌル酸カリウム;トリクロロシアヌル酸ナトリウム;又はこれらの混合物である。さらにより好ましくは、固体組成物に関して前記次亜ハロゲン酸塩漂白剤は、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム及び/又は次亜塩素酸カルシウムである。
本発明に基づく組成物は、好ましくは組成物全体の0.1重量%〜30重量%、より好ましくは0.1重量%〜20重量%、さらにより好ましくは1重量%〜10重量%、最も好ましくは1重量%〜8重量%の前記漂白剤を含む。
(シリコーングリコール)
本明細書の組成物は、必須成分としてシリコーングリコール原料物質からのシリコーングリコールを含む。
本明細書の組成物は、好ましくは組成物全体の50重量%以下、より好ましくは0.01重量%〜20重量%、さらにより好ましくは0.01重量%〜10重量%、最も好ましくは0.01重量%〜5重量%の前記シリコーングリコールを含む。
シリコーン−ポリエーテル鎖の相対的な位置関係によって、シリコーングリコールは直鎖であることもグラフトであることもできる。
好ましくは、シリコーングリコールは、次の式に基づく:
Figure 2006233223
Figure 2006233223
式中:各Rは、独立してH又は炭化水素基であり;Rはポリエーテル官能基を有する基であり;nは0〜500の整数であり;グラフト構造に関してmは1〜300の整数であり、好ましくはn+mは1を超える。
本明細書の極めて好ましい実施形態において、本明細書のポリマーはグラフトシリコーングリコールである。
好ましくは、各Rは独立してH又は1〜16個の炭素原子を含む炭化水素鎖基、より好ましくは1〜12個の炭素原子を含む炭化水素鎖基であり、さらにより好ましくは、RはCH−基である。RはNH基及び/又は四級アンモニウムを含有することもできる。
好ましくはnは0〜100の整数、より好ましくは1〜100の整数であり、さらにより好ましくはnは1〜50の整数であり、最も好ましくはnは5〜30の整数である。
好ましくはm(グラフト構造に関して)は、1〜80の整数であり、より好ましくはmは1〜30の整数であり、さらにより好ましくはmは2〜10の整数である。好ましくはn+mは2を超える。
好ましくはRはアルコキシル化炭化水素鎖である。より好ましくはRは次の一般式に基づく:
−R−(A)−R 又は −(A)−R
式中:Rは、炭化水素鎖であり;Aはアルコキシ基又はそれらの混合物であり;pは1〜50の整数であり;RはH又は炭化水素鎖又は−COOHである。
好ましくはRは1〜12個、より好ましくは3〜10個、さらにより好ましくは3〜6個、最も好ましくは3個の炭素原子を含む炭化水素鎖である。
好ましくはAはエトキシ又はプロポキシ又はブトキシ単位、あるいはそれらの混合物であり、より好ましくはAはエトキシ基である。
好ましくはpは1〜50の整数であり、より好ましくはpは1〜30の整数であり、さらにより好ましくはpは5〜20の整数である。
好ましくはRはH又は1〜12個、より好ましくは1〜6個、さらにより好ましくは3〜6個、なおさらに好ましくは3個の炭素原子を含む炭化水素鎖であり、最も好ましくはRはHである。
好ましくは本明細書に好適なシリコーングリコールポリマーは、500〜100,000、好ましくは600〜50,000、より好ましくは1000〜40,000、最も好ましくは2,000〜20,000の平均分子量を有する。
好適なシリコーングリコールポリマーは、ゼネラル・エレクトリック社、ダウ・コーニング社及びウィトコ社から次の商品名で市販されている:
Figure 2006233223
本発明に基づく極めて好ましい実施形態において、本明細書のポリマーは、GEバイエルシリコーン社から商品名SF1288(登録商標)として市販されているシリコーン−ポリエーテルコポリマーである。
今般、本明細書に記載されるシリコーングリコールが本発明に基づく組成物で洗浄される表面に堆積することがわかった。これによって汚れの付着、水垢及び/又は鉱物エンクラステーションの沈着を2回の洗浄操作の間に防止できる。
(本明細書の組成物の安定性)
本明細書の組成物が初期に安定していても、組成物を保存する際に安定性の問題(化学的安定性)が生じ得ることがわかった。事実、本明細書の組成物に使用される漂白剤は、本明細書の液状組成物の保存時に分解し始める場合がある。漂白剤の分解は液状組成物中の漂白剤の総量を減少させ、それによって本明細書の組成物の洗浄/漂白性能に不利な影響を与える。さらに、この分解によって気体が生成し、それによって次には本明細書の組成物を収容するのに使用される容器が膨張し、あるいは破裂する場合さえある。
驚くべきことに出願人は、本明細書の組成物の保存時におけるこのような化学的安定性の低下は、漂白剤及びシリコーングリコールの相互作用が原因ではないことを見出した。事実、このような化学的安定性の低下は、漂白剤と、市販のシリコーングリコール原料物質に存在するシリコーングリコール以外の微量成分との望ましくない反応が原因である(市販のシリコーングリコール原料物質(市販のシリコーングリコールポリマー)の上記リストを参照のこと)。
シリコーングリコール(「シロキサングリコール」)を生産するのに使用される種々の合成方法についての詳細な記載は、ランダルMヒル(Randal M. Hill)編、「シリコーン界面活性剤−界面活性剤の科学シリーズ(Silicones Surfactants- Surfactant science series)第86巻」(マーシャルデッカー社(Marcel Dekker, Inc.)、ニューヨーク、1999年、7〜13頁)の著述に見ることができる。
好適なシリコーングリコールの合成の第1工程では、ポリエーテル鎖と結合する反応性部位(例えば、SiOH、SiOR又はSiH)を含有するシロキサン主鎖を調製する。この工程は、適切なクロロシランを共加水分解させるか、又は末端キャップとモノマーユニットとを適切な割合で平衡化することによって行うことができる。反応は一般に触媒作用によって行われる。
1以上の極性有機基をパーメチル化(per-methylated)シロキサン主鎖に結合させることによってシリコーングリコールを調製する。加水分解的に安定したシロキサン−ポリオキシアルキレンコポリマーを得るのに使用される主な合成方法は、C=C二重結合官能性を含むポリエーテル鎖、例えば、HC=CHCH−R(式中、Rはポリエーテル鎖、好ましくは本明細書にて上述したポリエーテル鎖である)のようなアリルポリエーテルとSiHとの直接加水分解である:
≡SiH+CH=CHCHR → ≡SiCHCHCH
式中、SiHは、反応性SiH部位(1又は複数の部位)を有するポリシロキサン主鎖を示す。
この反応は、通例では、白金ベースの触媒、最も好ましくはクロロ白金酸(スピアー触媒(Speier's catalyst))を使用して触媒作用によって行われ、シロキサン上の全ての反応性部位(SiH)を中和するためにC=C二重結合官能性を含むポリエーテル鎖を過剰量で使用して行われる。
出願人は、シリコーングリコール原料物質にはシリコーングリコールの上述した合成に関連する化合物が存在することを見出した。事実、このような材料には:重金属ベースの触媒、特に白金ベース触媒;合成プロセスの間に使用される上述したような過剰のポリエーテルからの未反応C=C二重結合;及び未反応ポリシロキサンが含有される。
理論に拘束されないが、シリコーングリコール原料物質に存在するシリコーングリコールそのもの以外の1以上の上述の化合物は、漂白剤の保存時の化学的安定性を低下させる原因になると考えられている。特に漂白剤の保存時のこのような化学的安定性の低下は、本発明に基づく好ましい条件下でさらに悪化することがわかった。事実、pHが3以下であるような低pHにおいて、本明細書の漂白剤が過酸素漂白剤、好ましくは過酸化水素及びモノ過硫酸カリウムである場合に、保存時の化学的安定性はさらに低下する。
さらに、キレート剤を添加することによって漂白剤の分解を防止することは、組成物中の漂白剤を安定化させるために一般に使用される方法であるが、顕著な安定化をもたらすことはできないことを出願人は見出した。これは、シリコーングリコール原料物質に存在する重金属触媒が遊離のイオンとしてではなくその錯体の形態の1つ(例えば、キレート化状態)で存在するので、さらにキレート剤を添加しても漂白剤の化学的安定性を一層改善することはできないという事実によるものであると考えられる。
出願人は、保存時に安定した組成物を提供するためにシリコーングリコール原料物質を精製すべきであることを見出した。従って、本発明に基づく極めて好ましい実施形態において、本明細書の組成物はシリコーングリコールを含むが、そのシリコーングリコール原料物質がシリコーングリコールそのもの以外に別の成分を実質的に含まないか、好ましくは全く含まない。
本明細書において「シリコーングリコールそのもの以外の別の成分を実質的に含まない」とは、シリコーングリコール原料物質が、80%を超える、好ましくは85%を超える、より好ましくは90%を超える、さらにより好ましくは95%を超える、最も好ましくは99%を超えるシリコーングリコールを含むことを意味する。
しかし、シリコーングリコール原料物質は、水を含んでいてもよい。
本発明に基づく組成物では、シリコーングリコール原料物質は、20%未満、好ましくは15%未満、より好ましくは10%未満のC=C二重結合含有未反応ポリエーテル鎖を含む。また、C=C二重結合のない未反応ポリエーテル鎖が存在しても、本明細書の組成物の安定性に不利な影響を与えないか、あるいは不利な影響が少ないことを見出した。
本発明に基づく別の好ましい実施形態において、シリコーングリコール原料物質が、組成物の全重量の2.5ppm未満、好ましくは2ppm未満、より好ましくは1.5ppm未満、さらにより好ましくは1ppm未満、最も好ましくは0.7ppm未満の重金属、好ましくは白金を、重金属触媒含有触媒、好ましくは白金含有触媒、及び/又は遊離の重金属イオン、好ましくは遊離白金の形態で含む。
好適なシリコーングリコール原料物質は、重合後にシリコーングリコール原料物質を水又は別の極性溶媒のような好適な溶媒で希釈し、このシリコーングリコール原料物質を活性炭素で処理し、続いて100℃のような高温下にて数時間後、好ましくは12時間以内の後にこの炭素を濾去することによって生産できる。水又は別の溶媒を、処理後に除去するか、又は残しておくことができる。
本明細書の組成物の保存時の化学的安定性は、次の試験方法によって評価できる:
気体放出速度の調査(1)及び過酸化水素損失(2)。
1)気体放出速度(GER):密閉されたガラス瓶に、測定される頭隙体積Voを残して製品を充填する。瓶は圧力検出器を備えており、これは密閉された瓶が一定温度(35℃)で保存される場合少なくとも5日間連続的に頭隙の圧力を測定する。2日後、頭隙における圧力の線形増加量を得て、理想気体の式に基づいてGER(製品1リットルが1日に生成する気体mLを示す)を計算できる。
2)保存時の異なる時間にて所与の製品中の過酸化水素濃度を、電位差滴定、好ましくはヨウ素滴定を使用して経年変化に対して計算する。
(方法)
本発明は、本発明に基づく組成物を用いて表面を洗浄する方法を包含し、この方法は前記組成物を前記表面に適用する工程を含む。
好ましくはこの表面洗浄方法はさらに、前記組成物を前記表面上で作用するように残留させる工程、続いてこの組成物を前記表面からすすぎ落としによって除去する工程(例えば、便器の洗い流し)を含む。
表面を洗浄する前記方法において、液状組成物を希釈しない状態で又は希釈形態で使用してもよい。表面を洗浄する前記方法において、固体組成物を溶解形態で使用してもよい。
本明細書において「希釈形態」とは、前記組成物を99%までの水で希釈できることを意味する。この希釈は、前記組成物が前記表面に適用される前、適用後又は適用中に起こり得る。
本明細書において「溶解形態」とは、前記固体組成物が水に溶解し得ることを意味する。この溶解は、前記組成物が前記表面に適用される前、適用後又は適用中に起こり得る。
さらに本発明は、本明細書において上記で記載したような方法の1つに使用するための組成物の製作を包含する。
(本明細書の組成物の任意成分)
(香料)
本発明に基づく組成物は、任意成分として:ユーカリプトール、セドロール、ピノカルベオラス、セスキテルペングロブルールアルコールのような環状テルペン/セスキテルペン香料;リナロ(linalo);テトラヒドロリナロ(tetrahydrolinalo);ヴァードックス(シクロヘキサジイル2−テトリルブチルアセテート);6,3−ヘキサノール;及びシトロネロール並びにこれらの混合物から成る群から選択される香料成分を含んでいてもよい。
本発明に基づく組成物は、組成物全体の0.01重量%〜10重量%、好ましくは0.01重量%〜5重量%、より好ましくは0.01重量%〜1重量%、最も好ましくは0.01重量%〜0.1重量%の前記香料成分を含んでいてもよい。
(界面活性剤)
本発明に基づく組成物は、任意成分として界面活性剤又はそれらの混合物を含んでもよい。
また本発明の組成物中に界面活性剤が存在すると、茶、草のような漂白可能な染み、血のような酵素染み、バーベキューソース、スパゲティソース、ベーコン油のような油染みなどを含む異なる種類の染み及び/又は汚れに対して良好な洗浄性能を与える。さらに本明細書の組成物中に界面活性剤が存在すると、適切に界面活性剤及びその濃度を選択することによって所望の粘度率を有する組成物を提供できる。界面活性剤は、本発明の組成物中への前記ポリマーの導入を安定化するのに役立つ。事実、本明細書の組成物が漂白剤である活性酸素源を含み、及び/又は低いpHを有するような好ましい実施形態において、界面活性剤を使用すると本明細書に記載されるポリマーを安定化できる。特に本明細書に記載されるようなシリコーングリコールは、特定の界面活性剤によって形成されるミセルによって上記に記載される厳しい条件においても安定化され得る。
非イオン性、陰イオン性、陽イオン性、両性又は双極性界面活性剤を含むあらゆる種類の界面活性剤を本発明に使用してもよい。本発明の精神から逸脱することなくこのような界面活性剤の混合物を使用することもできる。
それ故に、本発明による組成物は組成物全体の50重量%以下、好ましくは0.1重量%〜20重量%、より好ましくは1重量%〜10重量%、最も好ましくは1重量%〜5重量%の界面活性剤又はその混合物を含む。
前記陽イオン性界面活性剤はまた、最も低いpHにおいてでさえも優れた安定性を有する。本明細書で使用するのに好適な陽イオン性界面活性剤には、四級アンモニウム、ホスホニウム、イミダゾリウム、及びスルホニウム化合物の誘導体が挙げられる。本明細書で使用するのに好ましい陽イオン性界面活性剤は、第四級アンモニウム化合物であって、ここで窒素に結合する1個又は2個の炭化水素基は、飽和で、直鎖又は分枝の、6〜30個の炭素原子、好ましくは10〜25個の炭素原子、より好ましくは12〜20個の炭素原子のアルキル基であり、そして窒素に結合する他の炭化水素基(即ち、1個の炭化水素基が、前記のように長鎖の炭化水素基である場合は3個の炭化水素基であり、又は2個の炭化水素基が、前記のように長鎖の炭化水素基である場合は2個の炭化水素基である)は、それぞれ独立して置換又は非置換、直鎖又は分枝の、1〜4個の炭素原子、好ましくは1〜3個の炭素原子のアルキル鎖であって、より好ましくはメチル基である。
過硫酸塩又はそれらの混合物が活性酸素源として使用される本発明の好ましい実施形態において、四級アンモニウム化合物は、好ましくは非クロライド/非ハロゲン四級アンモニウム化合物である。前記第四級アンモニウム化合物に使用される対イオンは、いかなる活性酸素源にも適合性があり、メチルスルフェート又はメチルスルホネート等から成る群から選択される。
本発明の組成物に使用するのに特に好ましいのは、ミリスチルトリメチルスルフェート、セチルトリメチルスルフェート、及び/又は、タロートリメチルスルフェートのような、トリメチル四級アンモニウム化合物である。こうしたトリメチル四級アンモニウム化合物は、ヘキスト(Hoechst)、又はオルブライト・アンド・ウィルソン(Albright & Wilson)より、商品名エムピゲンCM(EMPIGEN CM(登録商標))として市販されている。
本発明に従う組成物に使用されるのに好適な両性界面活性剤としては、次の式RNOを有するアミンオキシド類があり、式中、R、R及びRはそれぞれ独立して、1〜30個の炭素原子、好ましくは6〜30個の炭素原子、より好ましくは10〜20個の炭素原子、最も好ましくは8〜18個の炭素原子を含む飽和置換又は非置換、直鎖又は分枝アルキル基である。本明細書に使用するのに好適なアミンオキシドは、好ましくは活性酸素源に適合性である。本明細書に使用するのに好適なアミンオキシドは、例えば、ヘキスト(Hoechst)社から市販されているナチュラルブレンドC〜C10アミンオキシド並びにC12〜C16アミンオキシドである。
本発明に基づいて使用されるのに好適な短鎖アミンオキシドは、次の式RNOを有するアミンオキシドであり、式中、Rは、C〜C10アルキル基、好ましくはC〜C10アルキル基であり、R及びRは独立して、1〜4個の炭素原子、好ましくは1〜3個の炭素原子を含む置換又は非置換、直鎖又は分枝アルキル基であり、より好ましくはメチル基である。Rは、飽和の直鎖又は分枝アルキル基であってもよい。本明細書に用いるのに好適な短鎖アミンオキシドは、好ましくは全ての活性酸素源に適合性である。本明細書に用いるのに好ましい短鎖アミンオキシドは、例えば、ヘキスト(Hoechst)社から市販されているナチュラルブレンドC〜C10アミンオキシドである。
本明細書に使用する好適な非イオン性界面活性剤は、当該技術分野において周知である縮合プロセスによって容易に製造可能なアルコキシル化脂肪族アルコール非イオン性界面活性剤である。事実、種々のアルコキシル化脂肪族アルコールについて、非常に異なるHLB値を有するものが市販されている。こうしたアルコキシル化非イオン系界面活性剤のHLB値は、基本的に脂肪族アルコールの鎖長、アルコキシル化の特徴及びアルコキシ化度に左右される。親水性の非イオン性界面活性剤は、アルコキシル化度が高く、短鎖の脂肪族アルコールを有する傾向があり、疎水性界面活性剤は、アルコキシル化度が低く、長鎖の脂肪族アルコールを有する傾向がある。非イオン性物質を含む多数の界面活性剤をそのHLB値とともに載せた界面活性剤のカタログが入手可能である。
それ故に、本明細書に用いるのに好ましいアルコキシル化アルコールは、式RO(E)(P)Hに基づく非イオン性界面活性剤であり、式中Rは、2〜24個の炭素原子を有する炭化水素鎖であり、Eはエチレンオキシドであり、Pはプロピレンオキシドであり、それぞれ平均エトキシル化度及び平均プロポキシル化度を表すe及びpは、0〜24である。非イオン性化合物の疎水性部分は、8〜24個の炭素原子を有する一級又は二級、直鎖又は分枝アルコールであることができる。本発明に基づく組成物に使用するのに好ましい非イオン性界面活性剤は、エチレンオキシドと、6〜22個の炭素原子を有する直鎖アルキル鎖を有するアルコールとの縮合生成物であり、エトキシル化度は、1〜15、好ましくは5〜12である。このような好適な非イオン性界面活性剤は、例えば、シェルから商品名ドバノール(Dobanol)(登録商標)として、又はシェルから商品名ルテンゾル(Lutensol)(登録商標)として市販されている。これらの非イオン性物質によって安定剤又は屈水性誘発物質の添加を要することなく、安定した製品を配合できることが見出されたので、それらは好ましい物質である。他の非イオン性物質を用いる場合、クメンスルホネートのような屈水性誘発物質又はブチルジグリコールエーテルのような溶媒の添加を必要とする場合がある。
特に好適な陰イオン性界面活性剤は、アルキル−ジフェニル−エーテル−スルホネート類及びアルキル−カルボキシレート類である。本明細書に好適な他の陰イオン性界面活性剤は式ROSOMの水溶性塩又は酸であって、Rは好ましくはC10〜C24ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C20アルキル成分を有するアルキル又はヒドロキシアルキルであり、さらに好ましくはC12〜C18を有するアルキル又はヒドロキシアルキルであり、MはH又は陽イオン、例えば、アルカリ金属陽イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)あるいはアンモニウム又は置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−、トリメチルアンモニウム陽イオン、並びにテトラメチルアンモニウム陽イオン及びジメチルピペリジニウム陽イオンのような四級アンモニウム陽イオン、及びエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン及びこれらの混合物などのアルキルアミンから派生した四級アンモニウム陽イオン)などである。
洗浄目的のために有用な他の陰イオン性界面活性剤も、本明細書において使用することができる。これらには石鹸の塩(例を挙げれば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム及びモノ−、ジ−及びトリ−エタノールアミン塩などの置換アンモニウム塩)、C〜C20直鎖アルキルベンゼンスルホネート類、C〜C22一級又は二級アルカンスルホネート類、C〜C24オレフィンスルホネート類、例えば、英国特許第1,082,179号に記載されているように、アルカリ土類金属クエン酸塩が熱分解した製品をスルホン化することによって得られるスルホン化ポリカルボン酸類、C〜C24アルキルポリグリコールエーテルスルフェート類(最高10モルのエチレンオキシドを含む);C1416メチルエステルスルホネート類などのアルキルエステルスルホネート類、アシルグリセロールスルホネート類、脂肪族オレイルグリセロールスルフェート類、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテルスルフェート類、パラフィンスルホネート類、アルキルホスフェート類、アシルイセチオネート類などのイセチオネート類、N−アシルタウレート類、アルキルスクシナメート類やスルホスクシネート類、スルホスクシネートのモノエステル類(特に、飽和及び不飽和C12〜C18モノエステル類)、スルホスクシネートのジエステル類(特に、飽和及び不飽和C〜C14ジエステル)、アシルサルコシネート類、アルキルポリグルコシドのスルフェート類(下に記載する非イオン性の硫酸化されていない化合物)などのアルキル多糖類のスルフェート類、分枝鎖一級アルキルスルフェート類、化学式RO(CHCHO)CHCOO−Mをもち、RがC〜C22アルキルであり、kが0〜10の整数であり、Mが可溶性の塩形成陽イオンであるもののような、アルキルポリエトキシカルボキシレート類が含まれる。ロジン、水素添加ロジンなどの樹脂酸及び水素添加樹脂酸も好適であり、樹脂酸及び水素添加樹脂酸はトール油中に存在するか又はトール油から得られる。更なる例は、「界面活性剤及び洗剤(Surface Active Agents and Detergents)」(シュワルツ(Schwartz)、ペリー(Perry)及びバーチ(Berch)著、I及びII巻)に示されている。そのような様々な界面活性剤はまた、米国特許第3,929,678号(ラフリン(Laughlin)ら、1975年12月30日発行)の23段58行〜29段23行に一般的に開示されている。
本明細書で組成物に使用するのに好ましい陰イオン性界面活性剤はアルキルベンゼンスルホネート類、アルキルスルフェート類、アルキルアルコキシル化スルフェート類、及びこれらの混合物である。
(増粘化システム)
本明細書の組成物は、極めて好ましい任意成分として増粘剤又は増粘化システムを含んでいてもよい。
本明細書の好適な増粘剤は、有機増粘剤及び無機増粘剤及びこれらの混合物、好ましくは有機増粘剤、より好ましくは多糖類、最も好ましくはキサンタンガムから成る群から選択される。
好適な増粘化システムは、陽イオン性/陰イオン性界面活性剤システム、自己増粘システムから成る群から選択される。
好ましくは本明細書の組成物は、増粘剤としてキサンタンガムを含む。
本発明に基づく組成物は、組成物全体の0.05重量%〜10重量%、好ましくは0.05重量%〜5重量%、より好ましくは0.05重量%〜3重量%の増粘剤又は増粘化システムを含み得る。
想定される最終用途によって、本発明に基づく組成物はさらに、染料、光学的光沢剤、ビルダー、キレート剤、顔料、溶媒、緩衝剤、ラジカルスカベンジャー、ポリマー、安定剤などを含む様々な他の成分を含んでいてもよい。
以下の実施例によりさらに本発明を説明する。列記した成分を列記した比率(特に指示がない限り重量%)で配合することにより組成物を製造する。さらに、組成物は水及び微量成分を100%までで含む。以下の実施例は本発明に基づく組成物を例示することを意味するが、必ずしも、本発明の範囲を限定又はさもなければ定義するのに使用されるものではない。なお、実施例(VI)は参考例である。
Figure 2006233223
Figure 2006233223
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Figure 2006233223
Figure 2006233223
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全てのポリマーは、明細書中において上記で定義されるように不純物を実質的に含まないことを意図する。

Claims (11)

  1. A.活性酸素源又はこれらの混合物を含む漂白剤と、
    B.20%未満のC=C二重結合含有未反応ポリエーテル鎖を含むシリコーングリコール原料物質からのシリコーングリコールと
    を含む組成物。
  2. 前記組成物が液状組成物である請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物が、前記組成物全体の0.1重量%〜30重量%の前記漂白剤を含む請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記ポリマーが、次の式:
    Figure 2006233223
    Figure 2006233223
    (式中各Rは、独立に炭化水素基であり;Rはポリエーテル官能基を有する基であり;nは0〜500の整数であり;グラフト構造に関してmは1〜300の整数である)に従う直鎖又はグラフトシリコーングリコールポリマーである請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記組成物が、前記組成物全体の50重量%以下の前記シリコーングリコールを含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記シリコーングリコール原料物質が、80%を超えるシリコーングリコールを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記シリコーングリコール原料物質が、組成物の全重量の2.5ppm未満の重金属を重金属含有触媒及び遊離重金属イオンの形態で含む請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記重金属が白金であり、前記重金属含有触媒が白金含有触媒であり、前記遊離重金属イオンが遊離白金である請求項7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物を用いて硬質表面を洗浄する方法。
  10. 前記硬質表面が、キッチン、浴室及びこれらの組み合わせからなる群から選択される請求項9に記載の方法。
  11. 前記硬質表面が、便器、小便器、タイル及びこれらの組み合わせからなる群から選択される請求項9に記載の方法。
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