JP2006232453A - シート給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シート給送手段の清掃及び交換を単一で、かつ容易に行うことのできるシート給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置を提供する。
【解決手段】 載置台130が設けられた第1フレーム117に第2フレーム116を開放可能に設け、この第2フレーム116に、シート給送手段102を着脱自在に保持すると共に、シート給送手段102を第2フレーム116から突出させてシート101に当接させる第1位置と、シート給送手段102を第2フレーム内部に退避させてシート101から離間させる第2位置とに移動可能な保持手段103と、保持手段103を第1位置、又は第2位置に移動させる移動手段118を設ける。そして、検知手段119,120が第2フレーム116の開放を検知すると、移動手段118により保持手段103を第2位置から第1位置へと移動させ、シート給送手段102を第2フレーム116から突出させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シート給送装置に関し、特にシート給送手段の交換に関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置には、複数枚のシートを載置する載置部に載置されたシートを画像形成部に送り出すシート給送装置を備えたものがある。また、スキャナ等の画像読取装置には、シートの一例である原稿を載置する原稿台に載置された原稿を画像読取部に送り出すシート給送装置(原稿給送装置)を備えたものがある。
ここで、このようなシート給送装置には、載置部に載置されたシートに当接してシートを送り出すシート給送手段であるピックアップローラと、ピックアップローラにより給送されたシートを確実に1枚ずつに分離する分離給紙部が備えられている。
ところで、このようなシート給送装置において、ピックアップローラを、シートに当接させるよう予め載置部に向かって突出させているものがあり、このようにピックアップローラを突出させた場合、このピックアップローラがシート束を載置する際の妨げになっている。特に、載置部が本体と一体的に備わっているシート給送装置では、シートを載置するためのスペースが十分に取れないため、ピックアップローラが突出している場合には、非常に載置しづらい。
このため、例えば図7に示すように、画像読取装置に設けられたシート給送装置の一例である原稿給送装置においては、ピックアップローラ202は、給送動作以外の時は、原稿給送位置から待避した実線で示す状態にあり、原稿載置の妨げにならないように保持されている。なお、原稿束201が載置され、給送動作が開始されると、このピックアップローラ202は、まず破線で示す原稿束201の最上位に位置する原稿201aに当接する位置まで移動し、この後、給送方向に回転を始め、原稿201aの給送を始める。
次に、このような給送動作が終了すると、ピックアップローラ202は再び、実線に示す待避位置に戻る。このようにピックアップローラ202は、載置された原稿201に当接、離間できるように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、このピックアップローラ202は、自重や一定荷重で原稿面に当接することが多いため、原稿の種類によっては給送開始直後に原稿面との間に滑りが発生する事があり、このように滑りが生じると、ピックアップローラ202のローラ面には原稿面の紙粉や、文字及び画像等の印刷物に付着する汚れが付着する。この結果、多量の原稿を給送すると、ピックアップローラ202には汚れが蓄積される。また、滑りが生じると、原稿面と擦れるため、ローラ面が摩耗する。
そして、このようにピックアップローラ202のローラ面に汚れが蓄積されると、またローラ面が摩耗すると、本来の給送性能を十分に発揮できず、不送り等の給送不良の大きな原因となる。このため、このような給送不良が生じた場合には、ピックアップローラ202の清掃や交換などのメンテナンスを行う必要がある。
しかし、既述した図7に示す構成の原稿給送装置においては、ピックアップローラ202は、本体のフレームやカバー216等で覆われた位置に待避するため、外部から簡単に触れられない。このため、給送不良等が発生した場合、カバー216の一部を取り外してピックアップローラ202の表面を清掃したり、ピックアップローラ202を、ピックアップローラ202を駆動する伝達装置ごと取り外して清掃や交換を行ったりしなければならず、メンテナンス性が非常に悪い。
そこで、メンテナンス性を向上させるため、例えば図8に示すようにピックアップローラ202を交換可能に備えたシート給送装置がある(例えば、特許文献2及び特許文献3参照。)。
ここで、このようなシート給送装置においては、ピックアップローラ202と、その下流に配置された搬送ローラ210とが1つのローラユニット211として構成されており、ピックアップローラ202はローラユニット211として着脱可能となっている。そして、例えばピックアップローラ202を交換する場合は、ローラユニット211ごと取り外すようにしている。
特許第2836268号公報 特開平5−004733号公報 特開平5−134495号公報
ところが、このような従来のシート給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置において、ピックアップローラ202は、通常は図8に示すように待避した状態に保持されているため、ローラ表面を清掃する時にも、わざわざローラユニット211を取り外す必要があり、非常にわずらわしい。
また、ローラユニット211と本体との連結部は、例えば搬送ローラ210を駆動する駆動軸210aとなっており、この駆動軸210aは装置本体内部にあるため、視認性が悪くピックアップローラ202の清掃、又は交換のためローラユニット211を着脱する際の作業性が悪い。さらに、搬送ローラ210がピックアップローラ202と一体になってしまう為、ピックアップローラ202のみの交換ができず、この場合、搬送ローラ210の性能が十分にあるのにもかかわらず交換することになり、交換部品としての単価が高価になるばかりか、省資源の面でも問題がある。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ピックアップローラ(シート給送手段)の清掃及び交換を単一で、かつ容易に行うことのできるシート給送装置及び画像形成装置並びに画像読取装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを載置する載置台と、前記載置台に載置されたシートを給送すると共に、シートに接離可能に設けられたシート給送手段とを備えたシート給送装置において、前記載置台が設けられた第1フレームと、前記第1フレームに設けられた開放可能な第2フレームと、前記第2フレームに設けられ、前記シート給送手段を着脱自在に保持すると共に、前記シート給送手段を該第2フレームから突出させてシートに当接させる第1位置と、前記シート給送手段を第2フレーム内部に退避させてシートから離間させる第2位置とに移動可能な保持手段と、前記第2フレームに設けられ、前記保持手段を前記第1位置、又は前記第2位置に移動させる移動手段と、前記第2フレームが開放されたことを検知する検知手段と、を備え、前記検知手段が前記第2フレームの開放を検知すると、前記シート給送手段を該第2フレームから突出させるよう前記移動手段により前記保持手段を前記第2位置から前記第1位置へと移動させることを特徴とするものである。
本発明によれば、載置台が設けられた第1フレームに開放可能に設けられた第2フレームが開放されると、シート給送手段を第2フレームから突出させることにより、シート給送手段の清掃及び交換を単一で、かつ容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の概略構成を示す図である。
図1において、100Aは画像読取装置、100はシート給送装置であり、このシート給送装置100は、シートであるOA紙、小切手等を載置する載置台である原稿台130と、原稿台130に載置された原稿束101の最上位の原稿101aを給送するシート給送手段であるピックアップローラを備えている。
ここで、このピックアップローラ102は、回動軸103aを支点として上下方向に回動可能な保持手段である揺動アーム103に回転自在に保持されている。なお、本実施の形態においては、このピックアップローラ102は、揺動アーム103に軸104aを介して回動自在に設けられると共に、矢印A方向に付勢された保持部材104により下方から支えられた状態で揺動アーム103に保持されている。
また、110は搬送ローラ、111は分離ローラであり、これら搬送ローラ110及び分離ローラ111により、ピックアップローラ102によってピックアップ(給送)された原稿が複数枚であった場合に原稿を1枚ずつに分離する分離給送部を構成している。
105はピックアップローラ102に固着されたギア102aと噛み合うピックアップギア、106はピックアップギア105に駆動を伝達するプーリユニット、107はタイミングベルト、108はメイン駆動ギア、109はプーリユニット106に駆動を伝達するアイドラプーリ、125は搬送ローラ110の軸110aに固着されると共に、メイン駆動ギア108と噛み合う搬送ローラギアである。
ここで、メイン駆動ギア108は不図示のメイン駆動部からの駆動をピックアップローラ102及び搬送ローラ110に供給するものであり、不図示のメイン駆動部により駆動されて回転し、この回転は図2に示すように、メイン駆動ギア108と噛み合うギア部を有するアイドラプーリ109からタイミングベルト107、プーリユニット106、ピックアップギア105及びギア102aを介してピックアップローラ102に伝達される。
そして、このようにメイン駆動部からの駆動が伝達されることにより、ピックアップローラ102が給送方向に回転し、原稿の給送を始める。また、メイン駆動ギア108の回転に伴ってメイン駆動ギア108と噛み合う搬送ローラギア125が回転し、これにより搬送ローラ110が回転する。また、分離ローラ111は、不図示の駆動部から不図示のトルクリミッタを介して伝わる駆動力により原稿搬送方向、或は原稿を戻す方向に回転する。
なお、図1において、112は原稿の読取タイミングを決定すると共に給送速度を一定にするレジストローラ対、113は給送されている原稿の画像データを読込む画像読取部を構成する画像読取センサ、114は画像読取センサ113により画像を読取った原稿を下流側へ給送する給送ローラ対、115は給送されてきた原稿を排出する排紙ローラ対、116は上面に排紙された原稿を積載する排紙部を備えると共に、ピックアップローラ102、揺動アーム103、搬送ローラ110等を保持している第2フレームである上部フレーム、117は原稿台130を備えると共に分離ローラ111等を保持し、かつ上部フレーム116を開放可能に支持している第1フレームである下部フレームである。
ところで、図2において、103aは、揺動アーム103を回動自在に軸支する回動軸であり、この回動軸103aの一端にはアイドラプーリ109が固着され、他端には揺動アーム103に不図示の当接部により下側から当接し、揺動アーム103を上下方向に回動させる回転レバー118が不図示のトルクリミッタを介して取り付けられている。
ここで、この移動手段である回転レバー118は、給送動作が開始され、メイン駆動ギア108の回転によりアイドラプーリ109が回転して回動軸103aが回転すると、これに伴い下方回動する。
そして、このように回転レバー118が下方回動すると、回転レバー118により当接されている揺動アーム103も自重により下方回動し、ピックアップローラ102が上部フレーム116から突出し、原稿面に当接する第1位置に移動するようになっている。なお、このように揺動アーム103を、ピックアップローラ102が原稿面に当接する第1位置に移動させた後、トルクリミッタの作用により回転レバー118の回動は停止する。
一方、給送動作が終了すると、不図示のメイン駆動部が一定時間逆転し、これによりアイドラプーリ109が反時計方向に回転し、これに伴い回転レバー118は上方回動する。そして、このように回転レバー118が上方回動すると、図3に示すように揺動アーム103も上方回動し、揺動アーム103はピックアップローラ102を上部フレーム116内部に退避させて原稿から離間させる第2位置に移動する。
なお、このように揺動アーム103をピックアップローラ102が原稿面から離間する第2位置に移動させた後、不図示のメイン駆動部が停止して回転レバー118の回動が停止し、これにより揺動アーム103も第2位置に回動した位置で停止する。なお、図3において、121は下部フレーム117に設けられ、上部フレーム116を開放回動可能に支持している支持部である。
次に、このような構成の画像読取装置における画像読取動作について説明する。
まず、不図示のPC等の外部制御装置から画像読取命令が入力されると、メイン駆動ギア108の回転によりアイドラプーリ109が回転し、これに伴い回転レバー118が下方回動する。
そして、この回転レバー118の下方回動に伴って揺動アーム103が自重、或は不図示の付勢手段により下方回動し、これにより揺動アーム103に回転保持されたピックアップローラ102が原稿束101の最上位の原稿101aに当接する第1位置に移動する。なお、回転レバー118は、揺動アーム103を第1位置に移動させた後、不図示のトルクリミッタにより停止する。
次に、揺動アーム103が第1位置に移動することにより原稿束101の最上位の原稿101aに当接したピックアップローラ102は、アイドラプーリ109、タイミングベルト107、プーリユニット106、ピックアップギア105及びギア102aを介して伝達されたメイン駆動ギア108からの駆動を受けて給送方向に回転を始め、原稿の給送を始める。
そして、このように給送された原稿101aは、搬送ローラ110と分離ローラ111からなる分離給送部に給送され、この分離給送部において、原稿が複数枚で給送されて来た場合には1枚ずつに分離される。この後、分離された原稿101aはレジストローラ対112へ給送され、レジストローラ対112は下流側にある画像読取センサ113の読取タイミングに応じて駆動のON−OFFを行い、原稿101aの給送を開始する。
次に、この原稿101aはレジストローラ対112を通過後に画像読取センサ113へ給送され、この画像読取センサ113により原稿上の画像が読み込まれる。この後、画像読取センサ113を通過した原稿110aは、下流側にある給送ローラ対114により給送され、排紙ローラ対115により上部フレーム116の上面に設けられた排紙トレイへ排出される。そして、この動作を原稿1枚毎に行うことで載置された原稿束101の原稿画像を全て読取る事が可能になる。
次に、画像読取命令が終了すると、ピックアップローラ102の回転駆動が停止し、この後、不図示のメイン駆動部が逆転し、これによりアイドラプーリ109が逆方向に回転し、これに伴い回転レバー118は上方回動する。そして、このように回転レバー118が上方回動すると、これに伴い図3に示すように揺動アーム103も上方回動し、第2の位置に移動する。なおこの後、不図示のメイン駆動部が停止し、回転レバー118及びピックアップローラ102は給送動作前の状態で待避する。
ところで、既述したように原稿を多数給送すると、ピックアップローラ102の表面は、汚れの蓄積や摩耗等が発生し、ピックアップローラ102の本来の性能が失われるため、定期的な清掃や交換が必要になる。そこで、本実施の形態においては、ピックアップローラ102が常に本来の性能を発揮できるようピックアップローラ102を、単一で定期的に取り外して清掃、或は交換できるように構成している。
次に、本実施の形態におけるピックアップローラ102の清掃及び交換方法について説明する。
図1において、119は下部フレーム117に設けられ、上部フレーム116が下部フレーム117に対し所定の位置で固定されていることを検知する開閉スイッチであり、120は上部フレーム116に設けられ、開閉スイッチ119をON−OFFさせる突き当て部である。そして、これら開閉スイッチ119と突き当て部120とにより上部フレーム116が開放されたことを検知する検知手段が構成される。
なお、通常の給送動作時、上部フレーム116は不図示の固定手段により下部フレーム117に対し所定位置に固定されているが、この状態のとき、突き当て部材120は、開閉スイッチ119を押し、開閉スイッチ119をONの状態にしている(図3参照)。
ここで、このような検知手段を備えたシート給送装置100において、ピックアップローラ102の清掃、或は交換を行う場合には、まず図4に示すように上部フレーム116を支持部121を支点として持ち上げ、開放するようにしている。この時、上部フレーム116に設けられた突き当て部120が開閉スイッチ119から離れ、開閉スイッチ119はOFF状態になる。
そして、このように開閉スイッチ119がOFF状態になると、この信号は、画像読取装置の所定位置に設けられた制御手段である制御部126(図1参照)に入力され、制御部126は、この信号に基づいて一定時間、駆動手段であるメイン駆動部を駆動する。
これにより、回転レバー118が駆動され、図4に示す矢印B方向(ピックアップローラ102を原稿に当接させる方向)に回動する。この結果、揺動アーム103が第2位置から第1位置に移動し、これに伴い上部フレーム116内部の待避状態にあったピックアップローラ102が上部フレーム116の外部の清掃、或は交換が容易な位置まで移動(突出)する。そして、このような位置にピックアップローラ102が移動することにより、ピックアップローラ102の清掃を容易に行うことができる。
ところで、既述したようにピックアップローラ102は、矢印A方向に付勢された保持部材104によって下方から支えられた状態で揺動アーム103に保持されている。ここで、この保持部材104は、付勢力よりも大きな力を加えるようにすれば下方回動させることができ、ピックアップローラ102を着脱することができる。
したがって、ピックアップローラ102を交換する場合は、図5に示すように、この保持部材104を下方回動させることにより、ピックアップローラ102を単体で簡単に取り外すことができる。
これにより、ピックアップローラ102の清掃及び交換を容易に行うことができる。なお、このようにピックアップローラ102を取り外して清掃、或は交換を行った後は、保持部材104を操作して再び下方回動させ、ピックアップローラ102を保持部材104と揺動アーム103との間に装着するようにする。
そして、このようにしてピックアップローラ102の装着、或は清掃が終了した後、上部フレーム116を回動させて下部フレーム117の所定位置に固定する。ここで、このように上部フレーム116が固定されると、再び開閉スイッチ119がONの状態になり、この信号により制御部125は、一定時間メイン駆動部を逆転駆動する。これにより、回転レバー118が上方回動し、これに伴い揺動アーム103は第1位置から第2位置に戻り、ピックアップローラ102は上部フレーム内部の待避位置に戻る。
このように、上部フレーム116が開放されると、ピックアップローラ102を上部フレーム116から突出させることにより、ピックアップローラ102の清掃及び交換を単一で、かつ容易に行うことができる。これにより、ユーザのメンテナンスにかける負荷を軽減させることができる。また、ピックアップローラ102単一での交換が可能となることにより、余分な部品まで交換する必要がなく安価な構成となり、省資源化にもつながる。
ところで、これまでの説明においては、上部フレーム116には、図4に示すようにピックアップローラ102、揺動アーム103、搬送ローラ110の他、レジストローラ112及び画像読取センサ113等が設けられているが、本発明はこれに限らず、図6に示すように、上部フレーム116にはピックアップローラ102等のシート給送装置100を構成する部品等を設けるようにしても良い。
そして、このように構成した場合、上部フレーム116を小さな力で開放できるので操作性が向上する。なお、図6に示す構成の場合も、検知手段の信号に応じてピックアップローラ102の回動を行う。
またこれまでの説明において、揺動アーム103を第1及び第2位置に移動させる回転レバー118の回動手段に、回動軸103aに固着されたアイドラプーリ109と不図示のトルクリミッタとを介してメイン駆動部の駆動力を伝達し時計方向、反時計方向と回転を行っていたが、アイドラプーリ109と回転レバー118を回動軸103aに対し回転自在に設け、かつ、回転レバー118のみの駆動を行う不図示の駆動手段を設け、揺動アーム103の移動を行っても良い。この場合、前記駆動手段を用い回転レバー118を指定量回転することで揺動アーム103を第1及び第2位置に移動させることができる。
また、これまでの説明においては、揺動アーム103を第1及び第2位置に移動させる移動手段として回転レバー118を用いたが、本発明は、これに限らず、例えば移動手段をバネなどの引っ張り手段とソレノイドとにより構成し、ソレノイドにより揺動アーム103を第2位置に移動させ、引っ張り手段により揺動アーム103を引っ張って第1位置に移動させるようにしても良い。
また、これまで述べたシート給送装置の場合、原稿台130が固定されている構成のものであり、この場合、載置された原稿の量によりピックアップローラ102の当接位置の高さが変ってしまう。
このため、揺動アーム103を回動させるために回転位置により定数が変化してしまう付勢手段を用いると、ピックアップローラ102の当接圧が変わり原稿の給送に不具合を生じる場合があることから、本実施の形態においては、既述したように揺動アーム103の回動に回転レバー118を用い、ピックアップローラ102を自重で原稿に当接させることにより、当接圧を略一定にしている。
しかし、原稿台が上下する構成の場合には、原稿に当接する位置を常に一定に保つことができ、当接圧が一定になることから揺動アーム103の移動手段としてモータ等の駆動手段を用い、直接揺動アーム103を移動させても良い。
また、これまでの説明においては、上部フレーム116が開放されたことを検知する検知手段としてレバー式の検知手段を用いているが、本発明はこれに限らず非接触の光学式の検知手段等の他の構成の検知手段を用いても良い。
さらに、これまでの説明においては、本発明に係るシート給送装置を画像読取装置に用いた場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、本発明に係るシート給送装置は画像形成部を備えた画像形成装置に用いることもできる。
本発明の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の概略構成を示す図。 上記シート給送装置のピックアップローラを駆動する構成を説明する斜視図。 上記ピックアップローラの当接、待避動作を説明する図。 上記ピックアップローラを清掃、或は交換するときの動作を説明する図。 上記ピックアップローラを取り外す動作を説明する図。 上記シート給送装置のピックアップローラを清掃、或は交換するときの他の構成を説明する図。 従来のシート給送装置の構成を説明する概略図。 従来のシート給送装置の他の構成を説明する概略図。
符号の説明
100A 画像読取装置
100 シート給送装置
101 原稿束
102 ピックアップローラ
103 揺動アーム
104 保持部材
113 画像読取センサ
116 上部フレーム
117 下部レーム
118 回転レバー
119 開閉スイッチ
120 突き当て部
126 制御部
130 原稿台

Claims (5)

  1. シートを載置する載置台と、前記載置台に載置されたシートを給送すると共に、シートに接離可能に設けられたシート給送手段とを備えたシート給送装置において、
    前記載置台が設けられた第1フレームと、
    前記第1フレームに設けられた開放可能な第2フレームと、
    前記第2フレームに設けられ、前記シート給送手段を着脱自在に保持すると共に、前記シート給送手段を該第2フレームから突出させてシートに当接させる第1位置と、前記シート給送手段を第2フレーム内部に退避させてシートから離間させる第2位置とに移動可能な保持手段と、
    前記第2フレームに設けられ、前記保持手段を前記第1位置、又は前記第2位置に移動させる移動手段と、
    前記第2フレームが開放されたことを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記検知手段が前記第2フレームの開放を検知すると、前記シート給送手段を該第2フレームから突出させるよう前記移動手段により前記保持手段を前記第2位置から前記第1位置へと移動させることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記保持手段に設けられ、前記シート給送手段を着脱可能に保持し、かつ前記シート給送手段を前記第2フレームから突出させた際、前記シート給送手段の着脱操作が可能な保持部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記移動手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は前記検知手段からの信号に基づいて前記駆動手段を駆動し、前記移動手段を介して前記保持手段を前記第2位置から前記第1位置へと移動させることを特徴とする請求項1又は2記載のシート給送装置。
  4. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像読取部と、前記画像読取部にシートを給送する前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート給送装置とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
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