JP2002211779A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2002211779A
JP2002211779A JP2001006720A JP2001006720A JP2002211779A JP 2002211779 A JP2002211779 A JP 2002211779A JP 2001006720 A JP2001006720 A JP 2001006720A JP 2001006720 A JP2001006720 A JP 2001006720A JP 2002211779 A JP2002211779 A JP 2002211779A
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JP
Japan
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paper
cassette
roller
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holder
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JP2001006720A
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English (en)
Inventor
Manabu Nonaka
学 野中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリクションパッド方式による分離給紙装置
において、通常の給紙性能に影響を与えずに、給紙ロー
ラに付いた紙粉,トナー等の異物を清掃し、給紙分離性
能を維持する 【解決手段】 給紙ローラ11に当接させるフリクショ
ンパッド12を支持するホルダ16に段部16bを形成
し、段部16b上に粘着部材22を取り付け、さらにホ
ルダ16を支持するホルダケース17をガイドレール2
0に沿ってスライド移動可能に構成する。そして、給紙
カセット14を装着したとき、給紙カセット14がホル
ダケース17を押圧することにより、給紙ローラ11に
フリクションパッド12が当接し、給紙カセット14を
引き出したときスプリング21の付勢によってホルダケ
ース17が移動して給紙ローラ11に粘着部材22が当
接して、給紙ローラ11の清掃が可能な状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置,複写機などにおける用紙,原稿などをフリクション
パッド方式によって1枚ずつ分離給紙する給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近の世の中の動向として環境問題によ
り、片面に印字された用紙(コピーアウト紙)を再利用
する傾向にある。しかしながらこのような用紙を再利用
すると、給紙ローラにて分離搬送した場合にトナー等の
異物が給紙ローラに付着しやすくなり、分離性能が低下
するおそれがある。
【0003】この点を解決するための従来技術として、
実開平5−56846号公報または特開平10−175
745号公報に記載された装置がある。
【0004】実開平5−56846号公報には、分離ロ
ーラ方式の給紙において、給紙ローラに清掃ローラを当
接させて異物を除去する点が記載されている。また、特
開平10−175745号公報には、分離ローラ方式の
給紙において、分離ローラに清掃ローラを当接させて異
物を除去する点および分離ローラに対して清掃ローラを
接離自在に設けた点が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
5−56846号公報に記載された技術によれば、粘着
性を有する清掃ローラが給紙ローラに常時当接している
ため、給紙ローラに対して駆動負荷がかかる。また、特
開平10−175745号公報に記載された技術によれ
ば、分離ローラに対して清掃ローラを接離させるために
モータが用いられており、その分工数が増加する。
【0006】ところで、フリクションパッド方式によっ
て分離給紙する給紙装置の場合、給紙ローラに対して分
離パッドからの負荷がかかるようになる。そのため仮
に、実開平5−56846号公報に記載された技術のよ
うに、粘着性を有する清掃ローラを給紙ローラに常時当
接させた場合にはさらに駆動負荷が増加し、しかも装置
の大型化につながる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決し、給
紙ローラ駆動負荷による影響を含む通常の給紙性能に影
響を与えずに、給紙ローラに付いた紙粉,トナー等の異
物を清掃し、給紙分離性能を維持することを実現した給
紙装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、用紙が収納され、かつ画像形成装置本体に
着脱可能なカセットと、給紙ローラと、給紙ローラに接
触して接触部分において重送されてきた用紙を1枚ずつ
分離給紙する分離用部材と、前記カセットに収納された
用紙を用紙上面が給紙ローラに接触するまで持ち上げる
底板を備えた給紙装置において、前記カセットの着脱動
作に連動し、前記カセットの装着時に前記給紙ローラに
前記分離用部材を当接させ、前記カセットの引き出し時
に前記給紙ローラに清掃部材を当接させる手段を備えた
ことを特徴とする。このように構成したことにより、通
常の給紙状態においては給紙ローラに清掃部材が接触せ
ず、カセット引き出し時のみに給紙ローラに清掃部材が
接触するため、給紙ローラ駆動負荷によるものを含む給
紙性能に影響を与えずに給紙ローラの清掃が可能とな
る。
【0009】また本発明は、前記分離用部材と前記清掃
部材を同一のホルダに取り付け、前記カセットの着脱動
作に前記ホルダが連動することを特徴とする。このよう
に構成したことにより、カセットを装着しているときに
は給紙ローラに分離用部材を当接させ、カセットを引き
出す時には引出動作に連動してホルダが移動して給紙ロ
ーラに清掃部材を当接させるようになる。
【0010】また本発明は、前記カセットの有無を検知
する検知手段を設け、前記カセットが引き出されたこと
を前記検知手段が検出した場合に前記給紙ローラを逆転
させることを特徴とする。このように構成したことによ
り、給紙ローラ面を清掃することができるとともに、逆
回転させるためにホルダが戻って給紙ローラに分離用部
材が当接することがなくなる。
【0011】また本発明は、前記清掃部材がローラ形状
であることを特徴とする。このように構成したことによ
り、ローラ形状のため清掃時の給紙ローラに対する負荷
が軽減される。しかも、清掃部材における清掃可能な有
効面積が増加するため清掃効果が向上する。
【0012】また本発明は、前記清掃部材を粘着部材と
したことを特徴とする。このように構成したことによ
り、清掃した異物が再度給紙ローラに戻ることが防止さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態を説明するため
の分離給紙装置の構成図であり、11は給紙ローラ、1
2は給紙ローラ11に付勢スプリング13の付勢力を受
けて当接する分離用部材であるフリクションパッド、1
4は用紙Pを収納する給紙カセット、15は給紙カセッ
ト14内に設置されて用紙Pの先端部を給紙ローラ11
へ押圧する底板、16はフリクションパッド12が上部
に固定されているホルダ、17はホルダ16を収納する
ホルダケースを示す。
【0015】ホルダケース17には、ホルダ16の下部
を保持し、さらにホルダ16を給紙ローラ11方向へ付
勢する付勢スプリング13が内蔵されている。また、ホ
ルダケース17における給紙カセット14に対向する側
の面には突起18が立設しており、また、ホルダケース
17の底部には給紙ローラ11の軸方向に沿って突起1
9が立設している。さらに、突起19が摺動するガイド
レール20が設けられており、このガイドレール20に
沿ってホルダケース17がスライド可能に構成されてい
る。さらに画像形成装置本体に、ホルダケース17にお
ける給紙カセット14に対向する面の反対面を押圧する
スプリング21が設けられている。
【0016】ホルダ16の上部にはフリクションパッド
12が挿入される凹部16aが形成されており、この凹
部16aに対して用紙搬送方向下流側に段部16bが形
成されている。この段部16b上には粘着部材22が固
定されている。粘着部材22の幅は給紙ローラ11の幅
に設定されており、またホルダ16の両側部近傍に給紙
ローラ11とフリクションパッド12とのニップを通過
した用紙をガイドする通紙面23が設けられている。
【0017】図1は給紙カセット14を画像形成装置本
体に装着したときの給紙ローラ11周辺の状態を示して
おり、給紙カセット14内の用紙が底板15によって持
ち上げられ、最上位の用紙先端部が給紙ローラ11に押
し当てられる。給紙ローラ11とフリクションパッド1
2との間にかかる分離圧は、ホルダケース17内に設け
られた付勢スプリング13によって保たれており、ホル
ダケース17の位置は突起18を給紙カセット14で押
すとともにスプリング21が給紙カセット14側に付勢
することによって保たれている。
【0018】そして、給紙時には給紙ローラ11を図中
矢印方向に正転させることにより、給紙カセット14か
ら給紙された用紙は分離パッドによって分離されて1枚
ずつ画像形成装置へ搬送される。ここで、段部16bに
よって通紙面23が粘着部材22面より上方に位置する
ため、通常、通紙動作では用紙が粘着部材22に接触す
ることはない。
【0019】図2は給紙カセット14を画像形成装置本
体から引き出したときの給紙ローラ11周辺の状態を示
しており、給紙カセット14を引き抜くとホルダケース
17に当接しているスプリング21によってホルダケー
ス17が押圧され、ホルダケース17とともにホルダ1
6がガイドレール20のガイドに沿って給紙カセット1
4の挿入口側に移動する。そして、粘着部材22が給紙
ローラ11に当接したところでホルダ16の移動が完了
する。
【0020】また、図3に示すように画像形成装置本体
には、給紙カセット14の有無を検知するカセット検知
スイッチ24が設けられており、給紙カセット14が装
着された状態では、切換操作部25が押圧された状態に
あり、カセット検知スイッチ24がONになって給紙カ
セット14の存在が検知される。
【0021】給紙カセット14を引き出すと切換操作部
25に対する押圧が解除され、カセット検知スイッチ2
4がOFFになって給紙カセット14が無いことが検知
される。そして、カセット検知スイッチ24がOFFに
なったことを検知した制御手段が、粘着部材22が給紙
ローラ11に当接したのちに給紙ローラ11を逆転させ
るように給紙ローラ11の駆動源を制御する。するとホ
ルダ16は更に給紙カセット挿入口側に押されるが、例
えばガイドレール20内に設けたストッパによって位置
が規制され、給紙ローラ11と粘着部材22が擦れられ
ている状態が保たれる。
【0022】このように構成したことにより、カセット
引き出し時のみに給紙ローラに粘着部材が接触するため
通常の給紙性能(給紙ローラ駆動負荷を含む)に影響を
与えず給紙ローラの清掃が可能となる。そのため、印字
紙を通紙した場合にも普通紙(白紙)を通紙した場合と
同等の給紙性能が維持できる。
【0023】以上、本発明の実施形態について説明して
きたが、本発明は上述した構成に限るものではなく、例
えば、図1における粘着部材22を図4に示すようにロ
ーラ形状の粘着部材30としても良く、このように構成
することにより、清掃時の給紙ローラに対する負荷が軽
減される上、図1における粘着部材22の場合よりも清
掃可能な面積が増加するため清掃効果が向上する。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、カセット引き出し時のみに給紙ローラに粘着
部材が接触するため給紙ローラ駆動負荷による影響を含
む通常の給紙性能に影響を与えずに給紙ローラの清掃が
可能となる。そのため、印字紙を通紙した場合にも普通
紙(白紙)を通紙した場合と同等の給紙性能が維持でき
る。
【0025】また、清掃部材はローラ形状のため清掃時
の給紙ローラに対する負荷が軽減される上、清掃可能な
有効面積が増加するため清掃効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための分離給紙
装置の構成図
【図2】給紙カセットを画像形成装置本体から引き出し
たときの給紙ローラ周辺の状態を示す説明図
【図3】カセット検知スイッチおよびその周辺の構成を
示す説明図
【図4】本発明の他の実施形態を説明するための分離給
紙装置の構成図
【符号の説明】 11 給紙ローラ 12 フリクションパッド 13 付勢スプリング 14 給紙カセット 15 底板 16 ホルダ 16a 凹部 16b 段部 17 ホルダケース 18,19 突起 20 ガイドレール 21 スプリング 22,30 粘着部材 23 通紙面 24 カセット検知スイッチ 25 切換操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA02 AA04 AB01 BA02 BB04 BB05 BD06 CB02 DA01 DC00 EB08 3F101 AB01 AB07 AB09 LA02 LA05 LB03 3F343 FA02 FB02 FB03 FC23 GA01 GB01 GC01 GD01 HA16 HB03 JA01 JD08 JD33 KB05 KB13 LC12 LC20 MA04 MA10 MA23 MA51 MB04 MB14 MC26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙が収納され、かつ画像形成装置本体
    に着脱可能なカセットと、給紙ローラと、給紙ローラに
    接触して接触部分において重送されてきた用紙を1枚ず
    つ分離給紙する分離用部材と、前記カセットに収納され
    た用紙を用紙上面が給紙ローラに接触するまで持ち上げ
    る底板を備えた給紙装置において、 前記カセットの着脱動作に連動し、前記カセットの装着
    時に前記給紙ローラに前記分離用部材を当接させ、前記
    カセットの引き出し時に前記給紙ローラに清掃部材を当
    接させる手段を備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記分離用部材と前記清掃部材を同一の
    ホルダに取り付け、前記カセットの着脱動作に前記ホル
    ダが連動することを特徴とする請求項1記載の給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カセットの有無を検知する検知手段
    を設け、前記カセットが引き出されたことを前記検知手
    段が検出した場合に前記給紙ローラを逆転させることを
    特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記清掃部材がローラ形状であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の給紙装
    置。
  5. 【請求項5】 前記清掃部材を粘着部材としたことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の給紙装置。
JP2001006720A 2001-01-15 2001-01-15 給紙装置 Pending JP2002211779A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100916570B1 (ko) 2006-06-01 2009-09-11 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 화상 형성 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100916570B1 (ko) 2006-06-01 2009-09-11 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 화상 형성 장치

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