JP2006231470A - 両面ポリッシュ加工機の定寸方法及び定寸装置 - Google Patents

両面ポリッシュ加工機の定寸方法及び定寸装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、導電性のないワークに対しても利用でき、研磨布の摩耗に対して実質的に影響を受けない、精度の高い定寸性能を発揮できる定寸方法及び定寸装置を提供することを課題とするものである。
【解決手段】 両面ポリッシュ加工機1の上定盤11に形成された空所内に渦電流センサー22が設けられており、キャリア15の上表面151までの距離を検出する。加工当初における渦電流センサー22によって検出されたキャリア15の上表面までの距離の検出値が初期値として記憶され、初期値として記憶されているキャリア15の初期表面までの距離151と現在のキャリア15の表面までの距離とが逐次比較される、比較によって得られた差が予め定められた値となったとき、制御装置30はワーク16の研磨量がこの差に対応するものとして加工を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、両面ポリッシュ加工機の定寸方法及び定寸装置に関する。
両面ポリッシュ加工機は、研磨布が貼り付けられた上定盤と下定盤との間隙に、キャリアのワーク保持孔内に納められたワークを置き、上記間隙にスラリーを供給するとともに、キャリアに遊星運動を、上定盤に所定の研磨圧を加えながら上定盤と下定盤とに回転運動を与えることによって、ワークをポリッシュするものである。
上記ワークの研磨量は研磨時間によって監視されるのが普通であるが、場合により研磨量自体を検知することが必要になる。このためにポリッシュ加工機に定寸装置を備えつけることが試みられている。
従来、この種の自動定寸装置として、特許文献1に見られるようなマグネスケールを用いた装置がある。この自動定寸装置は、マグネスケールのプローブを上向きにし、上定盤と連結して一体回転するチップの下面にプローブの上端を接触させた構成になっている。 上定盤がワークの研磨量に応じて下降すると、チップも上定盤と共に下降し、プローブをマグネスケールに押し込んでいく。そこで、マグネスケールがこのプローブの変位を検出し、その変位量から、上定盤と下定盤との距離を測定して、ワークの厚さを決定するようになっている。
また、他の自動定寸装置として、特許文献2のように、渦電流センサーを用いた装置がある。この自動定寸装置は、渦電流センサーを上定盤に取り付け、渦電流センサーから下定盤に磁場を放射することで、下定盤までの距離を検出し、その検出値をアナログ電圧信号として順次出力する。そして、演算部において、このアナログ電圧信号を所定サンプル数のディジタル電圧信号に変換し、これら複数のディジタル電圧信号のうち最大度数のディジタル電圧信号の電圧値から上定盤と下定盤との距離を演算して、ワークの厚さを決定する構成となっている。
更に、特許文献3に示される定寸装置では、キャリアに基準アルミニウム板を設け、基準アルミニウム板の上面までの距離L1及びワークであるアルミニウムディスクの上面までの距離L2をそれぞれ検出し、渦電流センサーからの検出値に基づいて、距離L1と距離L2との差を算出し、ワークであるアルミニウムディスクの厚さを決定する。
特公昭64−4126号公報 特公昭63−9943号公報 特開平10−202514号公報
しかしながら、特許文献1のマグネスケールを用いた自動定寸装置では、上定盤の下降変位量をワークの研磨量として推定する構成であるので、上下定盤が磨耗すると、測定値に誤差が生じる。つまり、上下定盤が磨耗すると、上定盤の下降変位量は、ワークの研磨量と上下定盤の磨耗量との和となり、ワーク厚さを正確に測定することができない。また、プローブを上定盤と一体回転するチップに接触させた構成であるので、チップの回転でプローブの接触端が磨耗し、測定誤差を発生するおそれがある。このため、マグネスケールを用いた場合の定寸精度は±4〜5μm程度であり、±3μm以下の精度を出すのは難しかった。
これに対して、渦電流センサーを用いた特許文献2の自動定寸装置では、渦電流センサーから下定盤に磁場を放射することで、下定盤と上定盤との距離を検出する構成であるので、下定盤の摩耗分も含めて測定が可能であり、マグネスケールを用いた定寸より測定誤差が減少するため、±3μm以下の精度でワークを測定することができる。しかしながら、この自動定寸装置では、下定盤の表面に砥石層や研磨布が存在するグラインディング装置やポリッシング装置等の研磨装置では、砥石層や研磨布の摩耗や変形により測定値に誤差が生じるため、渦電流センサーによる正確な測定ができなかった。
さらに、特許文献3に示されるものでは、アルミニウムのような渦電流が生じることのできる導電性ワークに対しては利用可能であるが、半導体ウエハーのような通常では導電性のないワークに対しては適用できないという問題があった。
本発明は、導電性のないワークに対しても利用でき、研磨布の摩耗等に対して実質的に影響を受けない、精度の高い定寸性能を発揮できる定寸方法及び定寸装置を提供することを課題とするものである。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、機台、上記機台に回転可能に支持され、上面に研磨布が貼り付けられた下定盤、上記機台に回転可能に支持され、外歯を備えたサンギア、上記機台に回転可能に支持され、内歯を備えたインターナルギア、上記サンギアの外歯と上記インターナルギアの内歯とに噛合するための外歯、及び、ワークを納めるためのワーク保持孔を備えるとともに、上記下定盤上に載置される導電性材料からなるキャリア、下面に研磨布が貼り付けられており、上記下定盤および上記キャリアの上部にあって、上記ワーク保持孔に納められたワークに対して、研磨圧を加えると共に、回転可能な上定盤、上記下定盤、上記サンギア、上記インターナルギア、及び、上記上定盤を同一軸線上で回転駆動するため、単一あるいはそれぞれのための複数の駆動源を備えた駆動装置、上記ワークと上記下定盤との研磨部、及び、上記ワークと上記上定盤とも研磨部にスラリーを供給するためのスラリー供給装置、及び、上記上定盤に形成された空所内に設けられており、上記キャリアの上表面までの距離を検出するための渦電流センサーを備えた両面ポリッシュ加工機において、上記渦電流センサーによって検出されたキャリアの上表面までの距離の検出値が、加工当初のものから、加工の進行によって減少し、この減少量が予め定められた値になったとき、上記ワークの研磨量がこの減少量に対応するものとして加工を停止することを特徴とする両面ポリッシュ加工機の定寸方法である。
第2番目の発明は、機台、上記機台に回転可能に支持され、上面に研磨布が貼り付けられた下定盤、上記機台に回転可能に支持され、外歯を備えたサンギア、上記機台に回転可能に支持され、内歯を備えたインターナルギア、上記サンギアの外歯と上記インターナルギアの内歯とに噛合するための外歯、及び、ワークを納めるためのワーク保持孔を備えるとともに、上記下定盤上に載置される導電性材料からなるキャリア、下面に研磨布が貼り付けられており、上記下定盤および上記キャリアの上部にあって、上記ワーク保持孔に納められたワークに対して、研磨圧を加えると共に、回転可能な上定盤、上記下定盤、上記サンギア、上記インターナルギア、及び、上記上定盤を同一軸線上で回転駆動するため、単一あるいはそれぞれのための複数の駆動源を備えた駆動装置、上記ワークと上記下定盤との研磨部、及び、上記ワークと上記上定盤との研磨部にスラリーを供給するためのスラリー供給装置、上記上定盤に形成された空所内に設けられており、上記キャリアの上表面までの距離を検出するための渦電流センサー、加工当初における上記渦電流センサーによって検出されたキャリアの上表面までの距離の検出値を記憶するための初期値記憶装置、上記初期値記憶装置に記憶されているキャリアの初期表面までの距離と現在のキャリア表面までの距離とを逐次比較するための比較装置、及び、上記比較装置における比較によって得られた差が予め定められた値となったとき、上記ワークの研磨量がこの差に対応するものとして加工を停止する制御装置を備えたことを特徴とする両面ポリッシュ加工機の定寸装置である。
本発明の両面ポリッシュ加工機の定寸方法及び定寸装置によれば、上定盤からキャリアの表面までの距離を測定しており、しかも加工当初の測定値(検出値)から現在の表面までの距離との差がワークの研磨量に対応するものとして加工量を検出しているので、半導体ウエハーのような通常では導電性のないワークに対してもその電気的性質に依存することなく使用することができ、さらに、研磨布の摩耗等の影響もほとんど受けることなく使用することができる。このため、精度の高い定寸性能を発揮することができる。
図1は、本発明が適用された両面ポリッシュ加工機1の要部を示す縦断面図である。図2は、図1のA−Aから見たときの平面図である。図3は、図1の要部拡大図である。図4は、定寸動作を説明するための比較図であって、(1)が研磨開始当初、(2)が研磨終了時の要部断面である。
上定盤11、下定盤12、サンギア13及びインターナルギア14は、機台10上に同一の軸線の周りに回転可能に支持されている。これらの上定盤11、下定盤12、サンギア13及びインターナルギア14には、それぞれ、第1駆動ギア11d、第2駆動ギア12d、第3駆動ギア13d、及び、第4駆動ギア14dが回転動力を伝達する上では一体に結合されており、これらのギアには、それぞれ、第1モータM1、第2モータM2、第3モータM3及び第4モータM4からの回転動力が伝達される。ここではこの駆動装置102について、4つのモータの場合が示されているが、これを一つのモータとし、これから歯車装置を介して動力を分岐させて各ギアを駆動するようにすることもできる。
上定盤11の下側の平坦な面と下定盤12の上側の平坦な面には、不織布等できた研磨布17が貼り付けられ、上定盤11と下定盤12とがその平坦な面が向かい合うように配置される。この向かい合う面の間隙には、キャリア15が配置され、このキャリア15は上記サンギア13の有する外歯及び、上記インターナルギア14の内歯と噛合する外歯を備えており、被加工物の厚さよりも薄く作られている。
上記上定盤11と、上記第1駆動ギア11dとは、適宜の位置で上方に向かって係合及び離脱できるように構成されている。上定盤11側だけを吊り部材21とビーム101に設けられた適宜のリフト手段により上方に持ち上げることができ、上定盤11を持ち上げた際に空いた空間からキャリア15が入れられる。このとき、上記サンギア13の外歯と上記インターナルギア14の内歯とに、キャリア15の外歯を噛合させる。キャリア15には多数のワーク保持孔が設けられており、これらの保持孔内には、平板状のワーク16が嵌装される。上定盤11と下定盤12の間隙には、不図示のスラリー供給装置からスラリーが供給される。
上定盤11には空所が設けられ、この中に渦電流センサー22が挿入されている。渦電流センサー22は下方を向けられており、渦電流センサー22の検出基準位置に対する導電性材料からなるキャリア15の表面151までの距離を検出する。渦電流センサー22の取り付け位置が分かっているため、上定盤11に対するキャリア15の表面までの距離を検出できる。なお、この渦電流センサー自体の検出原理については特許文献2に記載されているので、ここでは説明しない。制御装置30は、渦電流センサー22に基づいて研磨量を監視し、予めセットされた目的研磨量だけ研磨が進行したとき駆動装置102を停止させる制御を行う。
研磨時には、キャリア15を研磨布17が貼付された下定盤12上に置くとともに、キャリア15の外歯をサンギア13、インターナルギア14に噛合させる。キャリア15のワーク保持孔にワーク16をセットし、上定盤11を降下させる。スラリー供給装置から上定盤11と下定盤12との間隙にスラリーを供給するとともに、上定盤11、下定盤12、サンギア13、インターナルギア14を回転駆動する。キャリア15は、サンギア13とインターナルギア14によって回転されるので、ワーク16は遊星運動しながら上定盤11、下定盤12の研磨布17、上定盤11からの研磨圧及びスラリーの作用によって研磨される。以上の研磨作用はごく普通のものであって、特別の研磨ではない。
図5は本実施例の定寸装置の動作を示す流れ図である。図1から図4を参照しながら図5を用いて本実施例の両面ポリッシュ加工機1の定寸装置の動作を説明する。
定寸動作がスタートする(S00)と制御装置30は、オペレーターに目的とする研磨量を入力するようにうながし、目的研磨量soがセットされる(S01)。目的研磨量は、加工前のワークの厚みを測定し、その値から目標とする厚みを引くことにより算出される。目的研磨量soのセットによって、上定盤11が降下し、駆動装置102、スラリー供給装置が始動(S02)し、ポリシングが開始される。ついで、渦電流センサー22によって、キャリア15の表面までの距離dが検出される(S03)。この検出値dは初期検出値doとして記憶される(S04)。
再度、渦電流センサー22によって、キャリア15の表面までの距離dが検出され(S05)、先の初期検出値doから現在の検出値dとの差が求められる。この差(do−d)はこれまで研磨された総量を示しており、研磨量現在値sに代入される(S06)。
最初に入力した目的研磨量soと上記研磨量現在値sとが比較され(S07)、研磨量現在値sが目的研磨量soに至っていない場合(no)、再度ステップS05へと還る。研磨量現在値sが目的研磨量soよりも小さい場合には、S05、S06、S07の動作が繰り返されるため、この間研磨が進行する。そして、ついに研磨量現在値sが目的研磨量soと一致した場合(yes)、目的研磨量soの研磨が遂行されたことになる。
この点を図4を用いて説明する。図4(1)に示されるように、研磨当初の状態からスタートし、研磨が進行して、(2)の状態に移ると、研磨量に対応して上定盤11が下に移動する。この移動によって、上定盤11に固定されている渦電流センサー22は同量sだけ下に移動する。ところが、キャリア15は常に下定盤12上に重力によって接しているため、渦電流センサー22とキャリア15の表面までの距離151との距離は上記量だけ接近したことになる。つまり、渦電流センサー22とキャリア15の表面までの距離151との距離の変化(do−d)は、研磨量を示すことになる。
このようにして目的研磨量だけ研磨が行われたことになり、これ以上研磨する必要がないため、駆動装置102、スラリー供給装置が停止(S02)し、上定盤11が上昇し、ポリシングが終了する。その後次のワークをセットする。
実施例に示されるように、この両面ポリッシュ加工機の定寸方法及び定寸装置によれば、上定盤からキャリアの表面までの距離を測定しており、しかも加工当初の測定値(検出値)から現在の表面までの距離との差がワークの研磨量に対応するものとして加工量を検出しているので、半導体ウエハーのような通常では導電性のないワークに対してもその電気的性質に依存することなく使用することができ、さらに、研磨布の摩耗等の影響もほとんど受けることなく使用することができる。このため、精度の高い定寸性能を発揮することができる。
図1は、本発明が適用された両面ポリッシュ加工機1の要部を示す縦断面図である。 図2は、図1のA−Aから見たときの平面図である。 図3は、図1の要部拡大図である。 図4は、定寸動作を説明するための比較図であって、(1)が研磨開始当初、(2)が研磨終了時の要部断面である。 図5は定寸装置の動作を示す流れ図である。
符号の説明
1 両面ポリッシュ加工機
10 機台
101 ビーム
102 駆動装置
11 上定盤
11d 第1駆動ギア
12 下定盤
12d 第2駆動ギア
13 サンギア
13d 第3駆動ギア
14 インターナルギア
14d 第4駆動ギア
15 キャリア
151 キャリアの表面、表面位置
16 ワーク
17 研磨布
21 吊り部材
22 渦電流センサー
30 制御装置
M1 第1モータ
M2 第2モータ
M3 第3モータ
M4 第4モータ

Claims (2)

  1. 機台、
    上記機台に回転可能に支持され、上面に研磨布が貼り付けられた下定盤、
    上記機台に回転可能に支持され、外歯を備えたサンギア、
    上記機台に回転可能に支持され、内歯を備えたインターナルギア、
    上記サンギアの外歯と上記インターナルギアの内歯とに噛合するための外歯、及び、ワークを納めるためのワーク嵌挿孔を備えるとともに、上記下定盤上に載置される導電性材料からなるキャリア、
    下面に研磨布が貼り付けられており、上記下定盤および上記キャリアの上部にあって、上記ワーク保持孔に納められたワークに対して、研磨圧を加えると共に、回転可能な上定盤、
    上記下定盤、上記サンギア、上記インターナルギア、及び、上記上定盤を同一軸線上で回転駆動するため、単一あるいはそれぞれのための複数の駆動源を備えた駆動装置、
    上記ワークと上記下定盤との研磨部、及び、上記ワークと上記上定盤とも研磨部にスラリーを供給するためのスラリー供給装置、及び、
    上記上定盤に形成された空所内に設けられており、上記キャリアの上表面までの距離を検出するための渦電流センサー
    を備えた両面ポリッシュ加工機において、
    上記渦電流センサーによって検出されたキャリアの上表面までの距離の検出値が、加工当初のものから、加工の進行によって減少し、この減少量が予め定められた値になったとき、上記ワークの研磨量がこの減少量に対応するものとして加工を停止すること
    を特徴とする両面ポリッシュ加工機の定寸方法。
  2. 機台、
    上記機台に回転可能に支持され、上面に研磨布が貼り付けられた下定盤、
    上記機台に回転可能に支持され、外歯を備えたサンギア、
    上記機台に回転可能に支持され、内歯を備えたインターナルギア、
    上記サンギアの外歯と上記インターナルギアの内歯とに噛合するための外歯、及び、ワークを納めるためのワーク保持孔を備えるとともに、上記下定盤上に載置される導電性材料からなるキャリア、
    下面に研磨布が貼り付けられており、上記下定盤および上記キャリアの上部にあって、上記ワーク保持孔に納められたワークに対して、研磨圧を加えると共に、回転可能な上定盤、
    上記下定盤、上記サンギア、上記インターナルギア、及び、上記上定盤を同一軸線上で回転駆動するため、単一あるいはそれぞれのための複数の駆動源を備えた駆動装置、
    上記ワークと上記下定盤との研磨部、及び、上記ワークと上記上定盤との研磨部にスラリーを供給するためのスラリー供給装置、
    上記上定盤に形成された空所内に設けられており、上記キャリアの上表面までの距離を検出するための渦電流センサー、
    加工当初における上記渦電流センサーによって検出されたキャリアの上表面までの距離の検出値を記憶するための初期値記憶装置、
    上記初期値記憶装置に記憶されているキャリアの初期表面までの距離と現在のキャリア表面までの距離とを逐次比較するための比較装置、及び、
    上記比較装置における比較によって得られた差が予め定められた値となったとき、上記ワークの研磨量がこの差に対応するものとして加工を停止する制御装置
    を備えたことを特徴とする両面ポリッシュ加工機の定寸装置。
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