JP2006093296A - 半導体製造装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 研磨パッドの厚みを常に均一に保ち、高平坦な半導体ウエハの研磨と使用期限までの使用を可能にする。
【解決手段】 ウエハを支える保持具11と、ウエハに研磨を行う研磨パッド1と、研磨パッド1の活性化を行うドレッサ6とを備え、ドレッサ6は、研磨パッド1の厚みを測定する渦電流式厚み測定機構13を備えている。これにより保持具11を分解することなく研磨パッド1の厚みをリアルタイムに測定することができ、研磨パッド1の厚み分布に応じて、圧力を調節しながら研磨パッド1の活性化を行うことができる。このため、常に平坦な研磨パッド1を用いての半導体ウエハの研磨が可能になる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、特に半導体ウエハに対する化学的機械的研磨(CMP)用の装置、これに用いる研磨パッドの厚み測定、及び半導体ウエハの研磨方法についての半導体製造装置および半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体装置の微細化は著しい。半導体装置の微細化を実現するために、半導体装置の製造方法について種々の新しい技術が開発されている。これらの新技術の中でも、金属配線材料と絶縁材料とからなる配線層を幾層にも積層する多層配線技術は、半導体装置の微細化及び高機能化に大きく貢献できる反面、数多くの技術的な課題を有している。その課題の1つに、各配線層における平坦性の確保が上げられる。例えば、この平坦性が確保されずに各配線層の上面に凹凸が残った状態では、微細化の鍵となるフォトリソグラフィ工程においてフォーカスずれが発生し、配線パターンの形成が不可能となる。この課題を解決するために、近年、半導体ウエハの表面を化学的機械的に研磨して平坦化する化学的機械的研磨(CMP)法が多用されるようになってきている(例えば、特許文献1)。
以下、従来のCMP装置について図面を参照しながら説明する。
図11は、従来のターンテーブル方式のCMP装置における研磨機構部の構成を概略的に示している。
同図に示すCMP装置では、基材が発泡ポリウレタンからなるシート状の研磨パッド101が円形の定盤102に貼り付けられている。そして、研磨パッド101上に研磨剤であるスラリ103をノズル104から供給しながら定盤102を回転させ、キャリア105に吸着しリテーナリング106で周辺を支持した半導体ウエハ107の表面をキャリア105に回転を加えながら押し当てることにより、半導体ウエハ107を研磨する。また、研磨パッド101の上面を活性化させる(毛羽立たせる)ために、ドレッサアーム108の先端に取り付けたシリンダ109の下面に装着させたドレッサ110を自転させて研磨パッド101に押し当てて、定盤102の中央付近から端部の間を随時旋回移動させる。研磨パッド101の上面を活性化させることにより、研磨パッド101は研磨力を維持することができる。また、研磨パッド101の表面には研磨に用いるスラリ103が効率よく半導体ウエハ107と研磨パッド101との間に流れ込むように、一定間隔で、かつ、一定の深さのパッド溝111が複数本形成されている。さらに、図12に示すように、リテーナリング106の研磨パッド101と接触する面にも約5mm程度の深さの複数本のリテーナ溝112が形成されている。
以上で説明したようなCMP装置を用いることで、半導体装置の上面は高精度に平坦化され、微細な配線パターンの形成が可能となる。
特表2003−534649号公報(特願2001−585991)
従来のCMP装置においては、消耗により研磨パッドの表面に形成されたパッド溝111が浅くなり、リテーナ溝112が浅くなった場合、スラリ103が半導体ウエハ107と研磨パッド101の間に効率よく供給されず、研磨異常を発生させるので、これらを消耗部材として交換している。また、説明したように、ドレッサ110を研磨パッド101に押し当てて研磨パッド表面を活性化する場合、研磨パッド101全面に渡って均一にドレッサ110を当てることが難しく、使用を重ねていくと図13に示すように、研磨パッド表面にうねりが発生する。このうねりは、研磨パッド表面におけるパッド溝の深さばらつきを発生させる。うねりが発生している研磨パッドを用いて研磨した半導体ウエハの研磨レート均一性を図14に示した。この図の縦軸は半導体ウエハの単位時間当たりの研磨量を示し、横軸には半導体ウエハの直径方向の距離について示したものである。この図13と図14との関係を詳細に見ると、研磨パッドが薄くなる部分、すなわち、パッド溝が浅くなる部分で研磨量が低くなっていることがわかる。このように、うねりによるパッド溝のばらつきが半導体ウエハの研磨量に大きく影響していることがわかる。従って、高精度かつ、平坦に半導体ウエハの研磨を行うには、研磨パッドの表面を常に平坦に保つことが重要であることがわかる。また、これらの結果から、正常に研磨ができる研磨パッドの使用期限は、パッド溝の深さによって決まると考えられるため、常に研磨パッドを平坦にし、急所的な薄い部分をなくせば、適正な期限までの使用が可能になると考えられる。この研磨パッドの厚みは従来、使用済みの研磨パッドを定盤から剥がしとり、厚みをマイクロゲージなどで測定している。使用途中での測定ができれば、このような使用期限管理が可能になるため、その測定方法の確立が現状の大きな課題となっている。また、スラリを効率よく半導体ウエハの表面に供給するという面で、リテーナ溝の管理も半導体ウエハの研磨性能に影響する。これまでリテーナリングのリテーナ溝はキャリアを研磨機から取り外し、目視によって溝の減りを確認していた。また、そのリテーナ溝の深さの測定においては、キャリアを分解し、マイクロゲージなどで測定を行うため、大きな労力を要し、作業者、管理者においては、この作業を効率よく行える方法の確立が現状の大きな課題となっている。
したがって、この発明の目的は、研磨パッドの厚みを常に均一に保ち、高平坦な半導体ウエハの研磨と使用期限までの使用を可能にすることであり、具体的に研磨パッドの表面を平坦に保つパッド活性化方法を有する半導体研磨装置、および、低労力でかつ安定した、研磨パッド、リテーナリングの厚みを測定する方法、これらを用いた高精度な半導体ウエハの研磨方法についての半導体製造装置および半導体装置の製造方法を提供することである。
上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の半導体製造装置は、ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを備え、前記ドレッサは、前記研磨パッドの厚みを測定する渦電流式厚み測定機構を備えている。
請求項2記載の半導体製造装置は、請求項1記載の半導体製造装置において、前記ドレッサは、前記研磨パッドのパッド面をドレスするドレスパッドと、前記ドレスパッドを保持するシリンダとから構成され、前記渦電流式厚み測定機構は、前記シリンダ内部に配置されている。
請求項3記載の半導体製造装置は、ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドとを備え、前記保持具は、前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部と、前記ウエハの裏面に接触して前記ウエハを支える裏面保持部とから構成され、前記側壁保持部内に、側壁保持部の厚みを測定する渦電流式厚み測定機構を設置している。
請求項4記載の半導体製造装置は、ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを備え、前記ドレッサは、前記研磨パッドのパッド面をドレスするドレスパッドと、前記ドレスパッドを保持するシリンダとから構成され、前記保持具は、前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部と、前記ウエハの裏面に接触して前記ウエハを支える裏面保持部とから構成され、前記側壁保持部および前記研磨パッドの厚みを測定するために、前記側壁保持部内および前記シリンダ内部に渦電流式厚み測定機構をそれぞれ設置している。
請求項5記載の半導体製造装置は、請求項1記載の半導体製造装置において、前記ドレッサを支持するドレッサアームを備え、前記渦電流式厚み測定機構は、前記ドレッサアームの前記研磨パッドに面した側に設置されている。
請求項6記載の半導体製造装置は、請求項3または4記載の半導体製造装置において、前記側壁保持部は、前記研磨パッドに接触する側の面に複数の溝を有している。
請求項7記載の半導体装置の製造方法は、ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを用い、前記ウエハを前記保持具に装着する工程と、前記ウエハを前記研磨パッドに押圧し研磨を行う工程と、前記研磨パッドに対して前記ドレッサによりドレスを行う工程とを含み、前記研磨を行う工程、もしくは前記ドレスを行う工程において、前記研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定する。
請求項8記載の半導体装置の製造方法は、請求項7記載の半導体装置の製造方法において、前記ドレスを行う工程において、前記ドレッサの動きに合わせて、前記研磨パッドの厚みを複数回測定する。
請求項9記載の半導体装置の製造方法は、ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを用い、前記ウエハを前記保持具に装着する工程と、前記ウエハを前記研磨パッドに押圧し研磨を行う工程と、研磨後前記研磨パッドに対して前記ドレッサによりドレスを行う工程とを含み、前記研磨を行う工程において、前記研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定し、測定結果に基づき前記研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態を検出し、前記ドレスを行う工程において、前記研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態の検出結果に応じて圧力を変化させて、前記研磨パッドのドレスを行う。
請求項10記載の半導体装置の製造方法は、請求項7または9記載の半導体装置の製造方法において、前記研磨を行う工程において、前記保持具の前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部の下面に金属板を当て、前記側壁保持部の厚みを渦電流式厚み測定機構により測定する。
請求項11記載の半導体装置の製造方法は、請求項9記載の半導体装置の製造方法において、前記ドレスを行う工程の後、前記保持具の前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部の下面に金属板を当て、前記側壁保持部の厚みを渦電流式厚み測定機構により測定する工程と、前記測定した結果から前記側壁保持部の使用期限を判定する工程とを含む。
この発明の請求項1記載の半導体製造装置によれば、ドレッサは、研磨パッドの厚みを測定する渦電流式厚み測定機構を備えているので、保持具を分解することなく研磨パッドの厚みをリアルタイムに測定することができ、研磨パッドの厚み分布に応じて、圧力を調節しながら研磨パッドの活性化を行うことができる。このため、常に平坦な研磨パッドを用いての半導体ウエハの研磨が可能になる。ここで、渦電流式厚み測定機構は、渦電流センサと金属平板との間に発生する渦電流の距離に依存する変化を検出し、距離に換算するものである。すなわち、金属からなる研磨装置の定盤と研磨パッド(樹脂は渦電流に反応しない)を介して渦電流式センサとの間との距離をこの方式で測定する。この測定方法を用いれば、容易に使用途中の研磨パッドの厚みや、その厚み分布の測定が可能である。
請求項2では、請求項1記載の半導体製造装置において、ドレッサは、研磨パッドのパッド面をドレスするドレスパッドと、ドレスパッドを保持するシリンダとから構成され、渦電流式厚み測定機構は、シリンダ内部に配置されていることが好ましい。
この発明の請求項3記載の半導体製造装置によれば、保持具は、ウエハの側壁を固定する側壁保持部と、ウエハの裏面に接触してウエハを支える裏面保持部とから構成され、側壁保持部内に、側壁保持部の厚みを測定する渦電流式厚み測定機構を設置しているので、研磨パッドと同様にこれまで分解して測定を行っていた側壁保持部の厚みを分解することなく容易に測定できる。このため、労力の低下と、使用期限管理が容易になり、側壁保持部に起因する研磨異常の発生を防ぐことができる。
この発明の請求項4記載の半導体製造装置によれば、ドレッサは、研磨パッドのパッド面をドレスするドレスパッドと、ドレスパッドを保持するシリンダとから構成され、保持具は、ウエハの側壁を固定する側壁保持部と、ウエハの裏面に接触してウエハを支える裏面保持部とから構成され、側壁保持部および研磨パッドの厚みを測定するために、側壁保持部内およびシリンダ内部に渦電流式厚み測定機構をそれぞれ設置しているので、請求項1および3と同様の効果が得られる。
請求項5では、請求項1記載の半導体製造装置において、ドレッサを支持するドレッサアームを備え、渦電流式厚み測定機構は、ドレッサアームの研磨パッドに面した側に設置されていることが好ましい。この場合、渦電流式厚み測定機構を備える位置および個数は、研磨パッドの大きさによって変更することができる。
請求項6では、請求項3または4記載の半導体製造装置において、側壁保持部は、研磨パッドに接触する側の面に複数の溝を有しているので、ウエハにスラリーを効率良く供給できる。
この発明の請求項7記載の半導体装置の製造方法によれば、ウエハを保持具に装着する工程と、ウエハを研磨パッドに押圧し研磨を行う工程と、研磨パッドに対してドレッサによりドレスを行う工程とを含み、研磨を行う工程、もしくはドレスを行う工程において、研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定するので、保持具を分解することなく研磨パッドの厚みをリアルタイムに測定することができる。
請求項8では、請求項7記載の半導体装置の製造方法において、ドレスを行う工程において、ドレッサの動きに合わせて、研磨パッドの厚みを複数回測定することが好ましい。各測定ポイントの平均値を計算することで、より正確な測定値を得ることができる。
この発明の請求項9記載の半導体装置の製造方法によれば、ウエハを保持具に装着する工程と、ウエハを研磨パッドに押圧し研磨を行う工程と、研磨後研磨パッドに対してドレッサによりドレスを行う工程とを含み、研磨を行う工程において、研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定し、測定結果に基づき研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態を検出し、ドレスを行う工程において、研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態の検出結果に応じて圧力を変化させて、研磨パッドのドレスを行うので、保持具を分解することなく研磨パッドの厚みをリアルタイムに測定することができ、前記検出結果に応じて、圧力を調節しながら研磨パッドの活性化を行うことができることで、常に平坦な研磨パッドを用いての半導体ウエハの研磨が可能になる。
請求項10では、請求項7または9記載の半導体装置の製造方法において、研磨を行う工程において、保持具のウエハの側壁を固定する側壁保持部の下面に金属板を当て、側壁保持部の厚みを測定するので、これまで分解して測定を行っていた側壁保持部の厚みを分解することなく容易に測定でき、労力の低下が可能となる。
請求項11では、請求項9記載の半導体装置の製造方法において、ドレスを行う工程の後、保持具のウエハの側壁を固定する側壁保持部の下面に金属板を当て、側壁保持部の厚みを渦電流式厚み測定機構により測定する工程と、測定した結果から側壁保持部の使用期限を判定する工程とを含むので、これまで分解して測定を行っていた側壁保持部の厚みを分解することなく容易に測定でき、労力の低下が可能となる。また、使用期限管理が容易になり、側壁保持部に起因する研磨異常の発生を防ぐことができる。
本願発明者は、まず、従来の研磨装置において、研磨パッドを平坦に保ち、常にパッド溝の深さを一定に保つために、使用期限まで使用した研磨パッドを定盤から剥がし、マイクロゲージを用いて、厚みの測定を行った。その厚み分布に基づいて、次に使用する研磨パッドに対するパッド活性化圧力を部分的に変化させ(具合的には、研磨パッドの厚かった部分は活性化の圧力を強く、薄かった部分には圧力を低くして)、活性化を行ったが、初期状態の研磨パッドはほぼ平坦であることから、これに対してこのような変則的な活性化を行うと、圧力の強い部分は薄く、また、低い部分は厚く仕上がるため、前回の逆の傾向を示す結果となり、平坦に仕上がることはなかった。この結果から、当初は一定の活性化圧力で活性化を行い、厚み分布が発生し始めた段階で、変則的な圧力での活性化を行う必要があることがわかった。すなわち、使用期限までの途中で随時、研磨パッドの厚み測定を行うことが必要で、定盤から剥離したものの厚みを測定しても、研磨パッドを常に平坦に保つことが困難であることがわかる。
そこで本発明者は、渦電流式厚み測定器を用いて、使用途中の研磨パッドの厚みを測定することを試みた結果、定盤から研磨パッドを剥離することなく研磨パッドの厚みを測定することが可能であることがわかった。ここで用いた渦電流式厚み測定器は、渦電流センサと金属平板との間に発生する渦電流の距離に依存する変化を検出し、距離に換算するものである。すなわち、金属からなる研磨装置の定盤とポリウレタンからなる研磨パッド(樹脂は渦電流に反応しない)を介して渦電流式センサとの間との距離をこの方式で測定する。この測定方法を用いれば、容易に使用途中の研磨パッドの厚みや、その厚み分布の測定が可能である。
次に、研磨パッドと同様に、キャリアを分解し、金属板の上においた樹脂製のリテーナリングの測定もあわせて可能であることを確認した。
以上のようにして本願発明者が想到した発明の実施形態について、図を用いて以下に説明する。
この発明の第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係るCMP装置のうち、研磨機構部の構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、研磨パッド1を貼り付けるための回転可能な金属製の定盤2と、半導体ウエハを支持固定するためのウエハキャリア(保持具)11と、研磨パッド1を活性化するドレッサ6と、ドレッサ6を支持するドレッサアーム8と、少なくとも一つ以上の研磨パッド1の厚みを測定するための渦電流式厚み測定機構13とを備えている。ドレッサ6は、研磨パッド1のパッド面をドレスするドレスパッドと、ドレスパッドを保持するシリンダ7とから構成されている。キャリア11は、ウエハの側壁を固定するリテーナリング(側壁保持部)10と、ウエハの裏面に接触してウエハを支える裏面保持部とから構成されている。
この場合、CMP装置のうち研磨機構部は、円形の定盤2と、研磨パッド1上にスラリ3を供給するノズル4とを備える。ここに貼り付けられている研磨パッド1は、表面にパッド溝5が一定間隔かつ、一定の深さで複数本形成され、研磨を行う対象膜や、使用するスラリ3などによって、さまざまな形態に設計、施工される。また、パッド溝5は、研磨パッド1表面に供給するスラリ3が、研磨パッド1表面全体に効率よく行き渡るように形成されている。また、研磨パッド1の活性化を行うドレッサ6を押し付けるシリンダ7がドレッサアーム8に備え付けられている。ドレッサアーム8は旋回移動が可能で、研磨パッド1の中央部から端部までを随時旋回移動する機構となっている。定盤2を回転させ、このドレッサアーム8を研磨パッド1の中央から端部に旋回移動させることで、研磨パッド1全面に渡って活性化が可能になる。さらに活性化を効率よく行うために、ドレッサ6は自転する機構になっている。また、半導体ウエハ9の周辺を支持するリテーナリング10を備えたキャリア11が、定盤2上付近に備えられる。
図2(a)は半導体ウエハの周辺を支持するリテーナリングを取り付けて使用するキャリアを示す分解斜視図、(b)はリテーナリングの底面図、(c)はリテーナリングの拡大断面図である。
キャリア11には図示したように、リテーナリング10が取り付けられており、リテーナリング10の研磨パッド1と接触する面にはリテーナ溝12が複数本形成されている。このリテーナ溝12は研磨パッド1のパッド溝5と同様に、半導体ウエハ9にスラリ3が効率よく供給されるように形成されている。
半導体ウエハ9の研磨を行う際には、ウエハをキャリア11に装着し、ウエハを研磨パッド1に押圧し研磨を行い、研磨パッド1に対してドレッサ6によりドレスを行う。研磨を行う工程、もしくはドレスを行う工程において、研磨パッド1の厚みを渦電流式厚み測定機構13により測定する。この場合、研磨パッド1表面をドレッサ6で活性化(研磨前または研磨後に活性化する場合と、研磨と同時に活性化する場合がある)し、研磨パッド1上にスラリ3をノズル4から供給しながら行う。
このような機構の研磨装置のドレッサ6を取り付けているシリンダ7の断面図を図3に示した。図示したように、シリンダ7の内部には、渦電流式厚み測定器13を内蔵している。ドレッサ6および、シリンダ7は自転式のため、渦電流式厚み測定器13はそれ自体が回転しないように、ドレッサアーム8に固定している。また、渦電流式厚み測定器13を取り付ける場所は、ドレッサ6近辺の、いわゆるドレッサ6と同じくして動作する位置であれば、特に限定されることはない。このように、旋回動作するドレッサ6に渦電流式厚み測定器13を備えることで、ドレッサアーム8の稼動範囲内で、研磨パッドの厚みを測定することが可能になる。なお、図1ではリテーナリング10に渦電流式厚み測定器13を設けているが、これは本実施形態ではなくてもよい。
この発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。図4は本発明の第2の実施形態に係るCMP装置のうち、ドレッサアームを概略的に示す斜視図である。
図4に示すように、第1の実施形態において、渦電流式厚み測定器13は、ドレッサアーム8の研磨パッド1に面した側に設置されている。この場合、ドレッサアーム8に複数個連続的に渦電流式厚み測定器13を備え付ける。このように配置することで、より多くの点を短時間に測定することが可能になる。渦電流式厚み測定器を備える位置および、個数は、研磨パッドの大きさによって変更するが、より多く配置することで、より短時間に詳細のデータが取れることは言うまでもない。
この発明の第3の実施の形態を図5および図6に基づいて説明する。図5は本発明の第3の実施形態に係る研磨パッド厚みの測定方法を示す説明図である。
図5に示すように、第1の実施形態と同様に渦電流式厚み測定器13を内蔵したドレッサ6が構成され、金属からなる定盤2に渦電流式厚み測定器13を押し当てて、0点調整(距離が0になるように調整)を行う。その後、研磨パッド1を貼り付け、再度、渦電流厚み測定器13を研磨パッド1の上面に押し当てることで、研磨パッド1の厚みを測定した。ドレッサ6の旋回動作と同時に連続的に測定した結果を図6に示した。ドレッサ6の動作は、研磨パッド1の中央部分から端部にかけて、自転しながら旋回動作させた。この結果からわかるように、本発明の測定方法を用いれば、研磨パッド1を剥がすことなく、ドレッサ6に内蔵した渦電流式厚み測定器13で、研磨パッド1の厚み分布の測定が可能であることがわかる。本実施形態では、ドレッサ6の旋回動作を一方向に一回のみ動作させて、研磨パッド1の厚み測定を行ったが、複数回動作し、各測定ポイントの平均値を計算することで、より正確な測定値を得ることができる。また、測定のポイント数に限定はなく、局所的に変化が激しい場合にはより多くのポイントを測定するべきである。
また、研磨パッドの厚みを測定するタイミングにも限定はなく、半導体ウエハを研磨する前後、または、研磨しながらでも測定は可能である。
この発明の第4の実施の形態を図7に基づいて説明する。図7は本発明の第4の実施形態の研磨パッドの厚み分布の測定結果にあわせた活性化圧力の変化を表す図である。
第3の実施形態において、研磨を行う工程、研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定し、測定結果に基づき研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態を検出し、ドレスを行う工程において、研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態の検出結果に応じて圧力を変化させて、研磨パッドのドレスを行う。
このように第3の実施の形態に示す測定方法を用いれば、図7に示すように、研磨パッドの厚み分布に基づいて、研磨パッドが厚い部分は活性化圧力を高く、薄い部分は活性化圧力を低くするという、圧力を制御しながらの活性化、研磨が可能になり、常に平坦な研磨パッド1および、半導体ウエハ全面に渡って均一な研磨量を得ることができる。
この発明の第5の実施の形態を図8に基づいて説明する。図8(a)は本発明の第5の実施形態に係る研磨装置の要部断面図、(b)はその渦電流式厚み測定器の位置を示す説明図を示すものである。
図8に示すように、第1の実施形態において、リテーナリング10が取り付けられたキャリア11の内部に、渦電流式厚み測定器13が少なくとも一つ以上内蔵されている。この渦電流厚み測定器13は樹脂製のリテーナリング10の厚みを測定する目的で備えられ、キャリア11内部に内蔵されている。リテーナリング10は半導体ウエハ9の研磨を行う際に、同時に研磨パッド1に押し当てるために、研磨とともに消耗していく。この消耗により、スラリ3を効率よく半導体ウエハ9に供給するために形成されているリテーナ溝12は浅くなり、もともと5mm程度の深さの溝が、約1mm以下になると研磨異常が発生する。このリテーナリング10の減り量がキャリア11を分解することなくリアルタイムに測定が可能になる。本実施形態では、キャリア11の内部に渦電流式厚み測定器13を円周上に等間隔に4個内蔵し、リテーナリング10全体の減り量やばらつきを測定できる形としたが、渦電流式厚み測定器13の個数と配置は上記以外でもよい。また、第1の実施形態で示した研磨パッド1の厚みを測定する渦電流式厚み測定器13はなくてもよい。
この発明の第6の実施の形態を図9に基づいて説明する。図9は本発明の第6の実施形態に係るリテーナリングの厚み測定方法を示す要部断面図である。
まず、第5の実施形態と同様にキャリア11内部に渦電流式厚み測定器13を組み込み、樹脂製のリテーナリング10を装着する。次に、初期状態のリテーナリング10の厚みを測定するために図示したように、リテーナリング10の下部に金属板14を当て、測定する。その後は、研磨を行う毎、もしくは必要に応じて測定を繰り返す。簡易的に測定を行う場合は、研磨を行う工程において、リテーナリング10の厚みを渦電流式厚み測定器13により測定する。この場合、金属板14は、研磨パッド1上に設置し、リテーナリング10を当てることで厚みの測定は可能になる。しかし、連続的に研磨を行いながら測定を行うには、研磨機構周辺に測定専用の金属板14を設置し、キャリア11への半導体ウエハ9の搬送途中や研磨終了後の半導体ウエハ取り外しまでの間に、測定を行う。また、測定した結果からリテーナリング10の使用期限を判定してもよい。
図10に本発明の第6の実施形態における研磨時間とリテーナリング10の厚みの関係を示した。この結果からわかるように、研磨時間の増加とともにリテーナリング10の減り量の測定が可能であることがわかる。もともと5mm程度あるリテーナ溝12が1mm以下になる、すなわち、研磨異常が発生する可能性が高くなる減り量で、リテーナリング10を交換すれば、研磨異常を発生させることはない。このように、キャリア11を分解せずにリテーナリング10の厚みを測定できたので、容易にリテーナリング10の寿命管理を行うことができた。
本発明に係る半導体製造装置および半導体装置の製造方法は、常に平坦な研磨パッドを用いての半導体ウエハの研磨が可能になり、高平坦な半導体ウエハの研磨と使用期限までの使用を可能にする装置と方法等に好適である。
本発明の第1の実施形態に係るCMP装置のうち、研磨機構部の構成を概略的に示す図である。 (a)は第1の実施形態において半導体ウエハの周辺を支持するリテーナリングを取り付けて使用するキャリアを示す分解斜視図、(b)はリテーナリングの底面図、(c)はリテーナリングの拡大断面図である。 第1の実施形態において研磨装置のドレッサを取り付けているシリンダの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るCMP装置のうち、ドレッサアームを概略的に示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る研磨パッド厚みの測定方法を示す説明図である。 第3の実施形態の研磨パッドの厚み分布の測定結果を表す図である。 本発明の第4の実施形態の研磨パッドの厚み分布の測定結果にあわせた活性化圧力の変化を表す図である。 (a)は本発明の第5の実施形態に係る研磨装置の要部断面図、(b)はその渦電流式厚み測定器の位置を示す説明図である。 本発明の第6の実施形態に係るリテーナリングの厚み測定方法を示す要部断面図である。 本発明の第6の実施形態における研磨時間とリテーナリング10の厚みの関係を示す図である。 従来のターンテーブル方式のCMP装置における研磨機構部の構成を概略的に示す図である。 (a)は従来例において半導体ウエハの周辺を支持するリテーナリングを取り付けて使用するキャリアを示す分解斜視図、(b)はリテーナリングの底面図、(c)はリテーナリングの拡大断面図である。 研磨パッドの厚み分布の測定結果を表す図である。 半導体ウエハの研磨レート均一性を示す図である。
符号の説明
1,101 研磨パッド
2,102 定盤
3,103 スラリ
4,104 ノズル
5,111 パッド溝
6,110 ドレッサ
7,109 シリンダ
8,108 ドレッサアーム
10,106 リテーナリング
11,105 キャリア
12,112 リテーナ溝
13 渦電流式厚み測定器
14 金属板

Claims (11)

  1. ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを備え、
    前記ドレッサは、前記研磨パッドの厚みを測定する渦電流式厚み測定機構を備えていることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記ドレッサは、前記研磨パッドのパッド面をドレスするドレスパッドと、前記ドレスパッドを保持するシリンダとから構成され、前記渦電流式厚み測定機構は、前記シリンダ内部に配置されている請求項1記載の半導体製造装置。
  3. ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドとを備え、
    前記保持具は、前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部と、前記ウエハの裏面に接触して前記ウエハを支える裏面保持部とから構成され、前記側壁保持部内に、側壁保持部の厚みを測定する渦電流式厚み測定機構を設置していることを特徴とする半導体製造装置。
  4. ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを備え、
    前記ドレッサは、前記研磨パッドのパッド面をドレスするドレスパッドと、前記ドレスパッドを保持するシリンダとから構成され、
    前記保持具は、前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部と、前記ウエハの裏面に接触して前記ウエハを支える裏面保持部とから構成され、
    前記側壁保持部および前記研磨パッドの厚みを測定するために、前記側壁保持部内および前記シリンダ内部に渦電流式厚み測定機構をそれぞれ設置していることを特徴とする半導体製造装置。
  5. 前記ドレッサを支持するドレッサアームを備え、前記渦電流式厚み測定機構は、前記ドレッサアームの前記研磨パッドに面した側に設置されている請求項1記載の半導体製造装置。
  6. 前記側壁保持部は、前記研磨パッドに接触する側の面に複数の溝を有している請求項3または4記載の半導体製造装置。
  7. ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを用い、
    前記ウエハを前記保持具に装着する工程と、
    前記ウエハを前記研磨パッドに押圧し研磨を行う工程と、
    前記研磨パッドに対して前記ドレッサによりドレスを行う工程とを含み、
    前記研磨を行う工程、もしくは前記ドレスを行う工程において、前記研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記ドレスを行う工程において、前記ドレッサの動きに合わせて、前記研磨パッドの厚みを複数回測定する請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. ウエハを支える保持具と、前記ウエハに研磨を行う研磨パッドと、前記研磨パッドの活性化を行うドレッサとを用い、
    前記ウエハを前記保持具に装着する工程と、
    前記ウエハを前記研磨パッドに押圧し研磨を行う工程と、
    研磨後前記研磨パッドに対して前記ドレッサによりドレスを行う工程とを含み、
    前記研磨を行う工程において、前記研磨パッドの厚みを渦電流式厚み測定機構により測定し、測定結果に基づき前記研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態を検出し、
    前記ドレスを行う工程において、前記研磨パッドの厚み分布もしくは凹凸状態の検出結果に応じて圧力を変化させて、前記研磨パッドのドレスを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 前記研磨を行う工程において、前記保持具の前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部の下面に金属板を当て、前記側壁保持部の厚みを渦電流式厚み測定機構により測定する請求項7または9記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記ドレスを行う工程の後、前記保持具の前記ウエハの側壁を固定する側壁保持部の下面に金属板を当て、前記側壁保持部の厚みを渦電流式厚み測定機構により測定する工程と、前記測定した結果から前記側壁保持部の使用期限を判定する工程とを含む請求項9記載の半導体装置の製造方法。

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