JP2006229143A - 半導体レーザ素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓構造を有するリッジストライプ型の半導体レーザ素子において、エッチングストップ層の抜けを確実に防止し、歩留まりが高く且つ信頼性が高い半導体レーザ素子を実現できるようにする。
【解決手段】n−GaAsからなる半導体基板11の上に、n−AlGaInPからなる下側クラッド層12と、窓領域を有するノンドープの活性層13と、p−AlGaInPからなる中間クラッド層14と、エッチングストップ層15と、p−AlGaInPからなるストライプ状の上側クラッド層16とが順次形成されている。エッチングストップ層15は、p−GaInPからなる第1の薄膜15Aとp−AlGaInPからなる第2の薄膜15Bとが周期的に積層された量子井戸構造を有しており、第2の薄膜15Bのアルミニウムの組成比は中間クラッド層14及び上側クラッド層16と比べて小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体レーザ素子に関し、特に光ディスクシステムや情報処理あるいは光通信用の光源として用いる、活性層の近傍にエッチングストップ層を備えた半導体レーザ素子及びその製造方法に関する。
DVD−RAM(Digital Versatile Disk−Random Access Memory)等の書き換え可能な高密度光ディスクを扱う高密度光ディスク装置の光源に用いられる波長が650nm帯域の可視光レーザ素子には50mW以上の出力が必要とされている。光ディスク装置の書き込み速度の高速化に対応するために、今後さらなるレーザ出力の高出力化を必要とする。
以下に、従来の光ディスク装置等の光源に用いられる半導体レーザ素子について説明する。図7は従来の半導体レーザ素子の断面構造を示している。
図7に示すように、n−GaAsからなる基板601の上には、n−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなるn型の下側クラッド層602と、バリア層であるAlGaInP及びウェル層であるGaInPが交互に積層された多重量子井戸構造を有する活性層603と、p−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる第1の上側クラッド層604と、エッチングストップ層605と、p−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる第2の上側クラッド層606と、p−GaInPからなるキャップ層607とが順次積層されている。
第2の上側クラッド層606とキャップ層607とはリッジストライプ構造を形成しており、リッジストライプ構造を覆うように、n−AlInPからなる電流ブロック層608が形成され、電流ブロック層608の上にはp−GaAsからなるコンタクト層609が形成されている。コンタクト層609の上にはp側電極610が形成され、n−GaAs基板601の裏面にはn側電極611が形成されている。
エッチングストップ層605は、第2の上側クラッド層606とキャップ層607とをエッチングしてリッジストライプ構造を形成する際に、第1の上側クラッド層604及びその下側の層がエッチングされて光学的特性が変化することを防止する役割を果たしている。従って、リッジストライプ構造を形成するための第2の上側クラッド層606のエッチングに対して、エッチングストップ層605は高い選択性を有していなければならない。
エッチングストップ層605の選択性を高くする方法として、エッチングストップ層605にAlを含まないGaInPを用いる方法がある。しかし、活性層603において発生する光はエッチングストップ層605までしみ出してくるため、活性層603のウェル層と同じ材料であるGaInPをエッチングストップ層605に用いると、発光の一部がエッチングストップ層605に吸収される。これにより、レーザ発光に損失が生じてしまうため、レーザ出力の高出力化には不利である。
このような問題を解決するため、第1の従来例(例えば、特許文献1を参照。)においては、エッチングストップ層605に、GaaIn1-aP(0.53≦a≦0.57)からなりウェル層として機能する第1の薄膜と(AlaGa1-abIn1-bP(0.7≦a≦1、0.53≦b≦0.57)からなりバリア層として機能する第2の薄膜とが互いに複数積層された多重量子井戸構造を用いており、GaInP系材料を用いてエッチングに対する高い選択性を実現すると共に、量子効果を用いてエッチングストップ層605への光吸収の増大を防止している。
また、第2の従来例(例えば、特許文献2を参照。)においては、第1の薄膜を(AlaGa1-abIn1-bP(0≦a≦0.2、b=0.5)とし、第2の薄膜を(AlaGa1-abIn1-bP(0.5≦a≦1、b=0.5)とすると共に、第1の薄膜及び第2の薄膜の膜厚を整数倍した値と可視光波長と一致させることにより干渉縞が観測できるようにして目視によるエッチング完了の確認を可能としている。
しかし、出力が50mWを超え、さらに100mWを超えるような高出力のレーザ素子を実現するためには、レーザ素子の出射端面における光吸収を抑制する必要がある。
一般に、光出力の増加に伴いレーザ出射端面においては光吸収が顕著になる。これは、出射端面において光密度が高くなるため、光が吸収されやすくなることによる。出射端面において一旦光の吸収が生じると、発熱によって半導体層のバンドギャップが小さくなるため、さらに光の吸収と発熱とが加速され、最後にはレーザ素子自身が溶融して破壊される。これは瞬時光学損傷(Catastrophic Optical Damage;以下、CODという)と呼ばれ、半導体レーザ素子においては非常に大きな問題である。
CODを抑えるため、現在は、亜鉛(Zn)等の不純物を活性層に拡散させることにより活性層の構造の無秩序化又は組成の平均化を行って発光波長に対して透明な領域である窓構造(領域)を出射端面に形成することが一般に行われている(例えば、特許文献3を参照。)。
特開平7−162089号公報 特開平10−75012号公報 特開平6−302906号公報
しかしながら、Znの固相拡散によって活性層に窓構造を形成すると活性層より上側の半導体層においても出射端面付近において無秩序化及び組成の平均化が生じるため、これによりエッチングストップ層の選択性が低下するという問題がある。
第1の従来例及び第2の従来例において、エッチングストップ層605の第2の薄膜にはAl組成比が0.5以上のAlGaInPが用いられている。一方、第2の上側クラッド層606にもAlGaInPが用いられており、そのAl組成比は通常0.7程度である。
窓構造を形成するためにZn拡散を行うとエッチングストップ層605と第2の上側クラッド層606との間において組成の平均化が進みやすくなるため、エッチングストップ層605と第2の上側クラッド層606との間においてAl組成比の差がほとんどなくなる。このため、エッチングストップ層605のエッチングに対する選択性が低下するので、リッジストライプ構造を形成するエッチング工程において、エッチングストップ層605の抜けが発生しやすくなり、レーザ素子の特性がばらつくという問題が生じる。
例えば、エッチングストップ層605の抜けによりその下層の第1の上側クラッド層604がエッチングされると、窓領域において光を閉じ込める効率が変化する。また、リッジ形状も変化するため、レーザ光の拡がり角や、動作電流等が変動する。
さらに、従来の半導体レーザ素子を製造する際には、リッジストライプ構造を形成するためのエッチングに硫酸系のエッチャントを使用している。硫酸系のエッチャントは、室温においてはAlGaInPとGaInPとの選択比が十分に取れないため、エッチングの際にエッチャントの温度が適正範囲となるように、微妙な温度の調整等を行わねばならないので、生産性が低いという問題もある。
本発明は前記従来の問題を解決し、窓構造を有するリッジストライプ型の半導体レーザ素子において、エッチングストップ層の抜けを確実に防止し、歩留まりが高く且つ信頼性が高い半導体レーザ素子及びその製造方法を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は半導体レーザ素子を、アルミニウムの組成比が小さい化合物を含む量子井戸構造のエッチングストップ層を備えた構成とする。
具体的に本発明に係る半導体レーザ素子は、半導体基板の上に順次形成された、下側クラッド層と、出射光に対して透明な領域が出射端面近傍に形成された窓領域を有する活性層と、中間層と、第1の薄膜及び該第1の薄膜と比べてバンドギャップが大きい第2の薄膜が周期的に積層された量子井戸構造を有するエッチングストップ層と、中間層と同一の組成の化合物からなり且つ平面ストライプ状の上側クラッド層とを備えた半導体レーザ素子を対象とし、エッチングストップ層は、前記活性層から放出される光のエネルギーよりも大きいバンドギャップを有し、第2の薄膜は、アルミニウムを含み且つ上側クラッド層と比べてアルミニウムの組成比が小さい化合物からなることを特徴とする。
本発明の半導体レーザ素子によれば、第2の薄膜は、アルミニウムを含み且つ上側クラッド層と比べてアルミニウムの組成比が小さい化合物からなるため、窓構造を形成する際に組成の平均化が生じたとしても、エッチングストップ層と上側クラッド層とのアルミニウム組成比を大きく保つことができるので、エッチングストップ層の選択比を大きく保つことが可能であり、その結果、エッチングストップ層の抜けを防止することができる。また、エッチングストップ層は、活性層から放出される光のエネルギーよりも大きなバンドギャップを有しているため、活性層から放出される光がエッチングストップ層に吸収されて発光効率が低下することはない。
本発明の半導体レーザ素子において、上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、第2の薄膜は、一般式が(AlyGa1-y0.5In0.5P(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることが好ましい。このような構成とすることにより、エッチングストップ層と上側クラッド層とのエッチングに対する選択比を大きく保つことを確実に可能とすることができる。
また、上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることが好ましい。又は上側クラッド層は、一般式がAlxGa1-xAs(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることが好ましい。
本発明のレーザ素子は、活性層とエッチングストップ層との間に上側クラッド層と同一組成の化合物からなる中間クラッド層をさらに備えていることが好ましい。このような構成とすることにより、レーザを効率よく発振することが可能となる。
本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法は、半導体基板の上に、下側クラッド層と、活性層と、エッチングストップ層と、上側クラッド層とを順次積層して半導体膜積層構造を形成する工程と、半導体膜積層構造の所定の領域に不純物を導入することにより、活性層の出射端面近傍の領域に設けられた出射光に対して透明な領域である窓領域を形成する工程と、上側クラッド層のエッチングレートがエッチングストップ層のエッチングレートと比べて高くなるウエットエッチャントを用いて、上側クラッド層をエッチングストップ層に至るまで選択的にウエットエッチングすることによりリッジ形状を形成する工程とを備え、エッチングストップ層は、活性層から放出される光のエネルギーよりも大きいバンドギャップを有するように、第1の薄膜と該第1の薄膜と比べてバンドギャップが大きい第2の薄膜とを周期的に積層することにより形成し、第2の薄膜はアルミニウムを含み且つ上側クラッド層と比べてアルミニウムの組成比が小さい化合物からなることを特徴とする。
本発明の半導体レーザ素子の製造方法によれば、第2の薄膜はアルミニウムを含み且つ上側クラッド層と比べてアルミニウムの組成比が小さい化合物からなるため、窓構造を形成する工程において組成の平均化が生じたとしても、リッジを形成する工程において、エッチングストップ層と上側クラッド層とのエッチングにおける選択比を大きく保つことができるので、エッチングストップ層の抜けを防止することが可能となる。
本発明の半導体レーザ素子の製造方法において、上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、第2の薄膜は、一般式が(AlyGa1-y0.5In0.5P(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることが好ましい。また、上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなっていてもよい。また、上側クラッド層は、一般式がAlxGa1-xAs(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなっていてもよい。
本発明の半導体レーザ素子の製造方法は、半導体膜積層構造を形成する工程において、活性層とエッチングストップ層との間に上側クラッド層と同一組成の化合物からなる中間クラッド層を堆積することが好ましい。このような構成とすることにより、レーザの発振効率を高めることが可能となる。
本発明の半導体レーザ素子の製造方法において、ウエットエッチャントは、塩酸と多官能性カルボン酸との混合溶液であることを特徴とする。このような構成とすることにより、エッチングストップ層と第1の上側クラッド層及び第2の上側クラッド層とのエッチングにおける選択比を大きくすることができるので、エッチングストップ層の抜けを確実に防止することが可能となり、製造工程の管理を簡略化することができる。
この場合において、多官能性カルボン酸は、ジカルボン酸又はオキシカルボン酸であることが好ましく、マロン酸、グリコール酸又は酒石酸であることが好ましい。
本発明によれば、窓構造を有するリッジストライプ型の半導体レーザ素子において、エッチングストップ層の抜けを確実に防止し、歩留まりが高く且つ信頼性が高い半導体レーザ素子及びその製造方法を実現できる。
(一実施形態)
本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子及びその製造方法について図面を参照して説明する。図1及び図2は本実施形態の半導体レーザ素子の製造工程を工程順に示しており、左側の図は半導体レーザ素子を上側から見た平面構造を示しており、中央の図及び右側の図はそれぞれ、左側の図のW−W線及びG−G線における断面構造を示している。
図1(a)に示すように結晶成長装置を用いてn−GaAsからなる基板11の上に、厚さが2μmのn−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる下側クラッド層12(キャリア濃度1×1018cm-3)を堆積する。続いて、量子井戸構造を有するノンドープの活性層13を堆積した後、厚さが0.2μmのp−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる中間クラッド層14(キャリア濃度7×1017cm-3)と、p型の多重量子井戸構造を有するエッチングストップ層15と、厚さが1.2μmのp−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる上側クラッド層16(キャリア濃度1×1018cm-3)とを堆積する。上側クラッド層16の上には、厚さが0.05μmのp−GaInPからなる第1のキャップ層17(キャリア濃度1×1018cm-3)と、厚さが0.2μmのp−GaAsからなる第2のキャップ層18(キャリア濃度2×1018cm-3)とを順次堆積成長させる。
ここで活性層13は、GaInPからなる厚さが6nmのウェル層、AlGaInPからなる厚さが4nmのバリア層及びバリア層と同じ組成で厚さが35nmのガイド層が周期的に堆積された量子井戸構造を有する。また、エッチングストップ層15の詳細な構造については後述する。
次に、図1(b)に示すように第2のキャップ層18の上に酸化亜鉛(ZnO)を堆積した後、共振器端面となる箇所にZnO膜19が残るようにパターニングを行う。さらに、熱処理を行ってZnを半導体層中に拡散させることにより、活性層13の組成を平均化する。これにより、共振器の端面となるとなる位置に窓領域30が形成され、窓領域30の内側に利得領域31が形成される。このとき、ZnO膜19の上にさらにキャップ用の絶縁膜を形成してもよい。
次に、図1(c)に示すようにZnO膜19を除去してからSiO2を堆積した後、パターニングしてSiO2からなるマスクパターン21を形成し、これをマスクとして、第1のキャップ層17及び第2のp型クラッド層16をエッチングストップ層15に到達するまでエッチングすることによりリッジ構造を形成する。さらに、通常のフォトリソグラフィーとエッチング技術を用いて、図2(a)に示すようにマスクパターン21のうち窓領域30の直上にある部分を除去する。次に、図2(b)に示すようにn−AlInPからなる電流ブロック層22をマスクパターン21が形成されていない窓領域30に選択的に成長させる。
次に、図2(c)に示すようにp−GaAsからなるコンタクト層23を形成し、コンタクト層23の上にp側オーミック電極24を形成する。また、基板11の裏面にn側オーミック電極25を形成する。次に、各半導体層及び電極が形成されたGaAs基板11を窓領域30の箇所でへき開し、出射側端面には反射率が5%程度の、反対側端面には反射率が90%程度のコーティング膜をそれぞれ形成する。
図3(a)及び図3(b)は本実施形態の半導体レーザ装置の断面構造であり、(a)は全体を示し、(b)はエッチングストップ層15を拡大して示している。図3(b)に示すようにエッチングストップ層15の構造は、無歪み(基板に対して格子整合している)のGa0.55In0.45Pからなりウェル層として機能する第1の薄膜15Aと(AlxGa1-x0.5In0.5Pからなりバリア層として機能する第2の薄膜15Bとが順次繰り返し積層された多重量子井戸構造(MQW)である。
この構造において、第1の薄膜15Aの厚さ及び第2の薄膜15Bのアルミニウム組成比xを変化させた場合のエッチングストップ層15のフォトルミネッセンス(PL)波長の変化に関する見積もり結果を図4に示す。
図4において横軸は第1の薄膜15Aの厚さであり、縦軸はPL波長である。また、第2の薄膜15Bの厚さは2nmとした。第1の薄膜15Aの厚さが厚くなる、つまり井戸幅が広くなるに従い、PL波長が上昇している。また、第2の薄膜15BのAl組成比xを変化させると、xが大きくなるに従いPL波長が低下している。
エッチングストップ層15におけるレーザ光の吸収を抑制し、レーザ発光の効率化を図るためには、活性層13の発振波長とエッチングストップ層15のPL波長との差を少なくとも30nm以上とることが好ましい。従って、エッチングストップ層15におけるレーザ光の吸収抑制という点からみれば第2の薄膜15BのAl組成比をできるだけ高くし且つ第1の薄膜15Aの厚さをできるだけ薄くすることが好ましい。
一方、エッチングストップ層15のエッチングに対する選択性を向上させ、エッチングストップ層の抜けを防止するためには、第2の薄膜15BのAl組成比をできるだけ低くし且つウェル層である第1の薄膜15Aの厚さをできるだけ厚くすることが好ましい。また、Znの熱拡散の際に生じる上側クラッド層16とエッチングストップ層15との間における組成の平均化の影響を小さくするためにも、第2の薄膜15BのAl組成比をできるだけ低くすることが好ましい。但し、エッチングストップ層15を量子井戸構造とするためには、第2の薄膜15BのAl組成比の下限は0.3程度となる。
第2の薄膜15BのAl組成比の上限を求めるために、(AlxGa1-xyIn1-yのAl組成比と、硫酸系のエッチャントを用いた場合のエッチングレートとの関係について検討を行った。図5は(AlxGa1-xyIn1-yのAl組成比xと、エッチングレートとの関係を示している。図5に示すようにAl組成比xが0.4を越えるとエッチングレートが急激に上昇している。このデータから計算すると、Al組成比xが0.7の層と0.5の層との選択比は4程度とかなり小さくなる。従って、上側クラッド層16のAl組成比xが0.7とし、第2の薄膜15BのAl組成比xを0.5とした場合には、エッチングストップ層15のうち、ウェル層である第1の薄膜15Aのみがエッチング選択性に寄与し、バリア層である第2の薄膜15Bはエッチング選択性に寄与しない。このことから、ウェル層のみならず、バリア層にも選択性を持たせ、エッチングストップ層15を十分に機能させるにはAl組成比xを0.5未満とすることが望ましい。
以上の点を考慮すると、第2の薄膜15BのAl組成比は、0.3以上且つ0.5未満とすることが好ましい。また、上側クラッド層16と第2の薄膜15Bとのエッチング選択比を確保するために、上側クラッド層16と第2の薄膜15BとのAl組成比の差は、0.1以上とすればよく、0.2以上あることが好ましい。さらに、この場合の第1の薄膜15Aの厚さはエピタキシャル成長の制御性と活性層からの光吸収を制御する効果を考慮に入れると1nm以上且つ4nm以下とすることが好ましい。
また、エッチングストップ層15における第1の薄膜15Aと第2の薄膜15Bとの積層数は多いほど高いエッチング停止効果が期待できるが、成長シーケンスが複雑になることや窓構造を形成する際にZnを確実に活性層13まで拡散させる必要があることを考慮すると3〜5層程度とすることが望ましい。
エッチングストップ層15の積層数について検討した結果を図6に示す。図6は本実施形態のエッチングストップ層15のエッチング選択比を示している。図6においてエッチングの対象は窓領域のp−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなるクラッド層16であり、Znの拡散を行い中間クラッド層14、上側クラッド層16及びエッチングストップ層15の組成の平均化及び結晶性の低下が生じた状態における選択比を測定している。なお、エッチング液には硫酸系の薬液を用いており、第1の薄膜15Aの厚さは2nmとし、第2の薄膜15Bの厚さは9nmとしている。
硫酸系の薬液を用いた場合には25℃における(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなるクラッド層とGa0.55In0.45P層との選択比は10程度であることが知られている。しかし、図6に示すようにZnの拡散処理の後においては、従来の厚さが9nmのGaInPからなる単層(SQW)構造のエッチングストップ層の選択比は6以下である。これは、Znの拡散処理の際に上側クラッド層16とエッチングストップ層15との間に組成の平均化が生じることによると考えられる。
これに対して、エッチングストップ層15の構造をGa0.55In0.45Pからなる第1の薄膜15Aと(AlxGa1-x0.5In0.5P(x=0.5)からなる第2の薄膜15Bとを積層した多重量子井戸(MQW)構造とした場合には、3周期積層した場合及び5周期積層した場合のいずれにおいても、選択比は10程度の値を示している。
これは、エッチングストップ層15を多重量子井戸構造とすることにより、Znの拡散による組成の平均化及び結晶性の低下の影響を受けにくくなることを示している。
さらに、本実施形態においては、リッジを形成するためにp−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなる第2のクラッド層16を選択的にエッチングする際に、塩酸とカルボン酸系の薬液との混合溶液(例えば、塩酸と酒石酸又はマロン酸との混合溶液)を用いることができる。これにより硫酸系薬液を用いる場合と比較して、室温においてより高い選択比を得ることができ、より高いエッチング停止効果が得られる。硫酸系の薬液を用いた場合の25℃における(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pからなるクラッド層とGaInP層との選択比は10程度であるのに対し、塩酸とカルボン酸との混合溶液を用いた場合には、遙かに高く200程度の値を示す。
以上のように、本実施形態の半導体レーザ素子は、エッチングストップ層15を第1の薄膜15Aと第2の薄膜15Bとが積層された多重量子井戸構造とすると共に、第1の薄膜15AにGa0.55In0.45Pを用い、第2の薄膜15Bに中間クラッド層14及び上側クラッド層16と比べてAl組成比が小さい(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.3≦x<0.5)を用いている。これにより、窓領域30においてZnの拡散による組成の平均化現象が生じた場合においても、エッチングストップ層15と上側クラッド層16とのAl含有率の差を十分保つことができる。従って、リッジを形成する際にエッチングストップ層15の抜けが発生して、中間クラッド層14等がエッチングされることを防止できる。
また、エッチングストップ層15中の第1の薄膜15Aと第2の薄膜15Bとは、それぞれ活性層13から放出される光エネルギーよりも大きなバンドギャップを有している。従って、エッチングストップ層15において活性層13からの発光が吸収されず、発光効率を高くすることができるので、安定した高出力レーザを実現できる。
さらに、本実施形態の半導体レーザ素子を形成する際に、塩酸とカルボン酸系薬液との混合溶液を用いることにより、上側クラッド層16とエッチングストップ層15とのエッチング選択比を格段に向上させることができるため、リッジ加工の際に下地層がエッチングされる等の問題が発生することをほぼ完全に防止できる。
なお、本実施の形態において、電流ブロック層22をn−AlInPとしたが、n−GaAsでもかまわない。また、電流ブロック層22をSiN等の誘電体膜としてもよいが、その場合は、p−GaAsコンタクト層23は主にリッジ上面にのみ形成される構造となる。
また、活性層13は、AlxGa1-xAs(0≦x≦0.2)からなるウェル層、AlxGa1-xAs(0.3≦x≦0.5)からなるバリア層及びバリア層と同じ組成のガイド層からなる多重量子井戸構造であっても、同様の効果が期待できる。
この場合には中間クラッド層14及び上側クラッド層16には、(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)を用い、エッチングストップ層15の構造は、AlxGa1-xAs(0≦x<0.3)からなる第1の薄膜15AとAlxGa1-xAs(0.3≦x<0.5)からなる第2の薄膜15Bとで構成される多重量子井戸構造とすればよい。
但し、エッチングストップ層15が、活性層13から放出される光エネルギーより大きいバンドギャップを有するように第1の薄膜15Aと第2の薄膜15Bとを選定する必要がある。例えば、一般的な赤外半導体レーザの場合、発光波長は770nm程度であるので、エッチングストップ層15の構造を、厚さが2nmのGaAsからなる第1の薄膜15A及び厚さが2nmのAl0.3Ga0.7Asからなる第2の薄膜15Bが積層された多重量子井戸構造とすればよい。
このように、活性層13及びエッチングストップ層15の双方をAlGaAs系材料からなる構成とした場合は、上側クラッド層16とエッチングストップ層15とのエッチングは、リン系材料とヒ素系材料との選択エッチングになるため、従来の硫酸系又は塩酸系の薬液を用いても十分な選択比を得ることができる。また、塩酸とカルボン酸系薬液との混合溶液を用いればさらに大きな選択比を得ることができる。
さらに、上側クラッド層16をAlGaAs系材料、例えばAlxGa1-xAs(0.5≦x≦1)としてもよく、この際には、リッジ形成に使用するエッチング液として、例えばフッ酸系薬液を用いれば、選択比を高くすることができる。
また、本実施形態においては、窓領域30はZnを熱拡散することにより形成したが、Si等をイオン注入等により導入することにより形成してもよい。
また、n−GaAs基板11の上に厚さが2μm程度のn−GaAsからなるバッファ層を形成した後、各半導体層を成長させることにより、各半導体層の結晶性を向上させることができるので、半導体レーザ素子の信頼性を向上させることができる。
なお、カルボン酸系薬液には、ジカルボン酸又はオキシカルボン酸を用いることが好ましく、例えばマロン酸、グリコール酸又は酒石酸等を用いることができる。
その他、各層の組成及び構造等は、形成する半導体レーザ素子の発振波長、出力等の特性に応じて適宜変更することができる。
本発明の半導体レーザ素子及びその製造方法は、窓構造を有するリッジストライプ型の半導体レーザ素子において、エッチングストップ層の抜けを確実に防止し、歩留まりが高く且つ信頼性が高い半導体レーザ素子及びその製造方法を実現できるため、光ディスクシステムや情報処理あるいは光通信用の光源として用いる、活性層の近傍にエッチングストップ層を備えた半導体レーザ素子及びその製造方法等として有用である。
本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子の製造方法を工程順に示し、左側図は上から見た平面図であり、中央図は左側図のW−W線における断面図でり、右側図は左側図のG−G線における断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子の製造方法を工程順に示し、左側図は上から見た平面図であり、中央図は左側図のW−W線における断面図でり、右側図は左側図のG−G線における断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子を示し、(a)は全体の断面図であり、(b)はエッチングストッパ層の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子のエッチングストップ層のPL波長の変化を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子のエッチングストップ層のアルミニウム組成比とエッチングレートとの関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る半導体レーザ素子の製造方法におけるエッチングストップ層の構造とエッチング選択比との相関を示すグラフである。 従来例に係る半導体レーザ素子を示す断面図である。
符号の説明
11 基板
12 下側クラッド層
13 活性層
14 中間クラッド層
15 エッチングストップ層
15A 第1の薄膜
15B 第2の薄膜
16 上側クラッド層
17 キャップ層
18 第2のキャップ層
19 酸化亜鉛膜
21 マスクパターン
22 電流ブロック層
23 コンタクト層
24 p側オーミック電極
25 n側オーミック電極
30 窓領域
31 利得領域

Claims (11)

  1. 半導体基板の上に順次形成された、下側クラッド層と、出射光に対して透明な領域が出射端面近傍に形成された窓領域を有する活性層と、中間クラッド層と、第1の薄膜及び該第1の薄膜と比べてバンドギャップが大きい第2の薄膜が周期的に積層された量子井戸構造を有するエッチングストップ層と、前記中間クラッド層と同一の組成の化合物からなり且つ平面ストライプ状の上側クラッド層とを備えた半導体レーザ素子であって、
    前記エッチングストップ層は、前記活性層から放出される光のエネルギーよりも大きいバンドギャップを有し、
    前記第2の薄膜は、アルミニウムを含み且つ前記上側クラッド層と比べてアルミニウムの組成比が小さい化合物からなることを特徴とする半導体レーザ素子。
  2. 前記上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、
    前記第2の薄膜は、一般式が(AlyGa1-y0.5In0.5P(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  3. 前記上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、
    前記第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  4. 前記上側クラッド層は、一般式がAlxGa1-xAs(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、
    前記第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体レーザ素子。
  5. 半導体基板の上に、下側クラッド層と、活性層と、中間クラッド層と、エッチングストップ層と、上側クラッド層とを順次積層して半導体膜積層構造を形成する工程と、
    前記半導体膜積層構造の所定の領域に不純物を導入することにより、前記活性層の出射端面近傍に設けられた出射光に対して透明な領域である窓領域を形成する工程と、
    前記第2の上側クラッド層のエッチングレートが前記エッチングストップ層のエッチングレートと比べて高くなるウエットエッチャントを用いて、前記上側クラッド層を前記エッチングストップ層に至るまで選択的にウエットエッチングしてリッジ形状を形成する工程とを備え、
    前記エッチングストップ層は、前記活性層から放出される光のエネルギーよりも大きいバンドギャップを有するように、第1の薄膜と該第1の薄膜と比べてバンドギャップが大きい第2の薄膜とを周期的に積層することにより形成し、
    前記第2の薄膜は、アルミニウムを含み且つ前記上側クラッド層と比べてアルミニウムの組成比が小さい化合物からなることを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
  6. 前記上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、
    前記第2の薄膜は、一般式が(AlyGa1-y0.5In0.5P(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることを特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  7. 前記上側クラッド層は、一般式が(AlxGa1-x0.5In0.5P(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、
    前記第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることを特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  8. 前記上側クラッド層は、一般式がAlxGa1-xAs(0.5≦x≦1)で表される化合物からなり、
    前記第2の薄膜は、一般式がAlyGa1-yAs(0.3≦y<0.5)で表される化合物からなることを特徴とする請求項5に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  9. 前記ウエットエッチャントは、塩酸と多官能性カルボン酸との混合溶液であることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  10. 前記多官能性カルボン酸は、ジカルボン酸又はオキシカルボン酸であることを特徴とする請求項9に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  11. 前記多官能性カルボン酸は、マロン酸、グリコール酸又は酒石酸であることを特徴とする請求項9に記載の半導体レーザ素子の製造方法。
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CN105406359B (zh) * 2015-12-29 2019-06-18 山东华光光电子股份有限公司 一种含有高选择性腐蚀阻挡层的AlGaInP半导体激光器

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