JP2006229096A - 光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化を図りつつ、シールドカバーの取り付けの確実化およびその位置決めの正確化を図ることが可能な光通信モジュールを提供すること。
【解決手段】 長矩形状の基板1と、発光素子および受光素子と、2つのレンズ部51,52を有し、かつ上記発光素子および上記受光素子を覆う樹脂パッケージ5と、シールドカバー6と、を備えた赤外線データ通信モジュールAであって、シールドカバー6は、2つのレンズ部51,52間を延びる天板62と、天板62に連続し、かつ樹脂パッケージ5のうちその長手方向に延びる側面に対向する背板61と、天板62に連続し、かつ樹脂パッケージ5のうち背板61が対向する側面とは反対側の側面に対向するとともに、樹脂パッケージ5側に傾斜した傾斜部64が形成された押圧板63と、を有しており、樹脂パッケージ5は、基板1の短手方向において背板61と押圧板63とにより挟持されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光通信モジュールに関する。
発光素子および受光素子を備えることにより双方向通信が可能とされた光通信モジュールとしては、たとえばIrDA準拠の赤外線データ通信モジュールがある。このような赤外線データ通信モジュールは、ノートパソコン、携帯電話、電子手帳などに普及している。
この種の従来の赤外線データ通信モジュールの一例を図6に示す。この赤外線データ通信モジュールXは、2つのレンズ91を有する樹脂パッケージ90と、これを覆うシールドカバー92とを備えている。2つのレンズ91は、それぞれ基板(図示略)に搭載された発光素子(図示略)および受光素子(図示略)の正面にそれぞれ形成されている。シールドカバー92は、上記発光素子および上記受光素子の駆動制御用の駆動IC(図示略)が外来の電磁ノイズや可視光を受けることを防止するためのものである。シールドカバー92には、グランド接続用のグランド端子93が形成されている。グランド端子93は、電磁ノイズの遮蔽によりシールドカバー92に発生する微弱電流を図外の接地極へと逃がすための端子である。このような構成によれば、上記駆動ICに電磁ノイズや可視光に起因する誤作動が生じることを防止可能であり、赤外線データ通信モジュールXの動作信頼性を高めることができる。
しかしながら、近年ノートパソコン、携帯電話、電子手帳などの小型化がますます顕著となっており、赤外線データ通信モジュールXとしても、小型化の要請が強くなっている。小型化を図るほど、シールドカバー92を樹脂パッケージ90に対して適切に固定することが困難となる場合があった。
また、シールドカバー92は、たとえば金属板を折り曲げ加工することにより形成されることが多い。シールドカバー92には、この折り曲げ加工の加工精度に起因する製作誤差が不可避的に生じる。このような製作誤差としては、たとえば、シールドカバー92の折り曲げ箇所が、厳密な直角形状とはならず微小な円弧形状となってしまうことがある。一方、樹脂パッケージ90は、トランスファーモールド法などにより、その角部が比較的厳密な直角形状として仕上げられることが多い。このため、シールドカバー92と樹脂パッケージ90とが、所定の位置関係とならない場合がある。特に、赤外線データ通信モジュールXの小型化を図るほど、シールドカバー92と樹脂パッケージ90との位置ずれが相対的に大きくなる。このようなことでは、赤外線データ通信モジュールXを実装する回路基板(図示略)に形成された配線パターン(図示略)に対して、グランド端子93や、上記受光素子、上記発光素子、および上記駆動ICに導通するメイン端子(図示略)を適切な位置に配置することが困難となり、赤外線データ通信モジュールXの実装不良の原因となっていた。
特開2004−335881号公報(図5)
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化を図りつつ、シールドカバーの取り付けの確実化およびその位置決めの正確化を図ることが可能な光通信モジュールを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される光通信モジュールは、長矩形状の基板と、上記基板にその長手方向に並んで実装された発光素子および受光素子と、上記発光素子および受光素子のそれぞれの正面において突出するように形成された2つのレンズ部を有し、かつ上記発光素子および受光素子を覆う樹脂パッケージと、上記発光素子および受光素子の電磁シールドおよび遮光のためのシールドカバーと、を備えた光通信モジュールであって、上記シールドカバーは、上記2つのレンズ部間を延びる天板と、上記天板に連続し、かつ上記樹脂パッケージのうち上記長手方向に延びる側面に対向する背板と、上記天板に連続し、かつ上記樹脂パッケージのうち上記背板が対向する側面とは反対側の側面に対向するとともに、上記樹脂パッケージ側に傾斜した傾斜部が形成された押圧板と、を有しており、上記樹脂パッケージは、上記基板の短手方向において上記背板と上記押圧板とにより挟持されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上記傾斜部から上記樹脂パッケージへと弾性力が付勢される。この弾性力は、上記背板および上記押圧板により上記樹脂パッケージを挟む挟持力となる。したがって、上記シールドカバーの固定をさらに補強することができる。また、上記光通信モジュールの製造工程においては、上記シールドカバーを上記樹脂パッケージに対して固定するための接着剤などが硬化する前に上記挟持力により上記シールドカバーをいわゆる仮固定することが可能である。これにより、たとえば上記接着剤が完全に硬化するまでの間に、上記シールドカバーが上記樹脂パッケージに対してずれてしまうことを回避できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記傾斜部には、上記樹脂パッケージ側に突出する凸部が形成されている。このような構成によれば、上記光通信モジュールの製造工程において、上記樹脂パッケージを上記シールドカバーに対して位置合わせしながら挿入することが可能である。したがって、上記押圧板の端部により上記樹脂パッケージが傷つくなどの不具合を抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記背板には、上記樹脂パッケージ側に突出する凸部が形成されている。このような構成によれば、上記位置合わせの効果をさらに発揮させることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記傾斜部の上記凸部および上記背板の上記凸部は、上記長手方向における位置が互いに同じであり、かつ上記2つのレンズ部のいずれかの頂部と同じとされている。このような構成によれば、上記樹脂パッケージが上記シールドカバーに挿入される際には、上記レンズ部のうち上記頂部を含む最も大きい弧長を有する部分が上記凸部の間に進入する格好となる。したがって、上述したセンタリング機能を発揮させるのに好適である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記傾斜部、上記傾斜部の上記凸部、および上記背板の上記凸部が、上記2つのレンズ部に対応して2つずつ設けられている。このような構成によれば、上記樹脂パッケージの長手方向中心軸が上記シールドカバーに対して不当に傾くことを防止可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記背板は、上記押圧板よりも上記基板の厚さ方向における長さが大であり、かつ上記押圧板よりも上記2つのレンズ部が突出する側と反対側に延出している。このような構成によれば、上記樹脂パッケージを上記シールドカバーに挿入する際には、上記樹脂パッケージを上記背板に沿わせて挿入することが可能である。したがって、上記樹脂パッケージの傷つきをさらに抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記シールドカバーは、上記樹脂パッケージの長手方向両端面とそれぞれ対向する2つの端板をさらに有しており、かつ、上記各端板には、上記樹脂パッケージ側に突出する凸部が形成されている。このような構成によれば、上記樹脂パッケージの位置は、上記傾斜部、上記背板、および上記端板のそれぞれに設けられた上記凸部どうしの内法により規定される。これにより、上記シールドカバーの折り曲げ部が厳密な直角形状となっておらず製造上不可避的に生じる円弧形状を有している場合であっても、上記樹脂パッケージの角を上記円弧形状部に当接させないことが可能である。したがって、上記樹脂パッケージを上記シールドカバーに対して正確な位置に配置することが容易である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明に係る赤外線データ通信モジュールの一例を示している。図3に示すように、赤外線データ通信モジュールAは、基板1、発光素子2、受光素子3、駆動IC4、樹脂パッケージ5、およびシールドカバー6を具備して構成されている。
上記基板1は、ガラスエポキシなどの樹脂により、全体として平面視長矩形状に形成されている。基板1の表面には、配線パターン(図示略)が形成されている。図1に示すように、基板1の一側面には、基板1の厚み方向に延びる凹溝の内面に導体層が形成された複数のメイン端子11が設けられている。メイン端子11は、この赤外線データ通信モジュールAを回路基板(図示略)などに実装するためのものである。赤外線データ通信モジュールAを実装する場合には、図1における図中下面が実装面となる。
発光素子2は、たとえば、赤外線を発することができる赤外線発光ダイオードなどからなり、基板1の凹部1a内に搭載されている。発光素子2は、ワイヤボンディング(図示略)により上記配線パターンと接続されている。受光素子3は、たとえば、赤外線を感知することができるPINフォトダイオードなどからなり、ワイヤボンディング(図示略)により上記配線パターンと接続されている。駆動IC4は、発光素子2および受光素子3による送受信動作を制御するためのものであり、ワイヤボンディング(図示略)により上記配線パターンと接続され、かつ上記配線パターンを通じて発光素子2および受光素子3に接続されている。
樹脂パッケージ5は、たとえば顔料を含んだエポキシ樹脂により形成されており、可視光に対しては透光性を有しない反面、赤外線に対しては透光性を有する。この樹脂パッケージ5は、トランスファーモールド法などの手法により形成されており、発光素子2、受光素子3、および駆動IC4を覆うように基板1上に設けられている。図1および図3に示すように、樹脂パッケージ5には、2つのレンズ部51,52が一体的に形成されている。レンズ部51,52は、いずれも図中上方に膨出した形状とされており、頂部51a,52aをそれぞれ有している。レンズ部51は、発光素子2の正面に位置しており、発光素子2から放射された赤外線を集光しつつ出射するように構成されている。レンズ部52は、受光素子3の正面に位置しており、赤外線データ通信モジュールAに送信されてきた赤外線を集光して受光素子3に入射するように構成されている。
シールドカバー6は、駆動IC4に対する電磁シールドや遮光のために用いられるものであり、基板1および樹脂パッケージ5を覆うように設けられている。このシールドカバー6は、たとえば金属プレートを折り曲げ加工することにより形成されており、背板61、天板62、押圧板63、および2つの端板65を有している。
図1および図2に示すように、背板61は、基板1および樹脂パッケージ5のうちメイン端子11とは反対側の側面を覆っている。天板62は、樹脂パッケージ5のうち2つのレンズ部51,52に挟まれた部分を覆っており、背板61と略直角に繋がっている。押圧板63は、樹脂パッケージ5のうちメイン端子11と同じ側の側面を覆っており、天板62と略直角に繋がっている。押圧板63の両端には、基板1の長手方向に延出する2つの傾斜部64が形成されている。各傾斜部64は、その先端に向かうほど樹脂パッケージ5に近づくように傾斜している。赤外線データ通信モジュールAは、背板61と押圧板63とにより、樹脂パッケージ5が挟持された構成となっている。
本実施形態においてはさらに、背板61に2つのエンボス61a,61bが形成されている。また、2つの傾斜部64には、エンボス64a,64bがそれぞれ形成されている。エンボス61a,61bは、本発明でいう背板61の凸部の一例に相当する。また、エンボス64a,64bは、本発明でいう傾斜部64の凸部の一例に相当する。図2に示すように、背板61のエンボス61aと傾斜部64のエンボス64aとは、基板1の長手方向である図中左右方向の位置が互いに同じであり、レンズ部51の頂部51aの位置と一致している。同様に、エンボス61bとエンボス64bは、図中左右方向の位置が互いに同じであり、レンズ部52の頂部52aの位置と一致している。これらのエンボス61a,61b,64a,64bは、いずれも樹脂パッケージ5に当接している。さらに図1および図5に示すように、エンボス64a,64bは、いずれも傾斜部64における図中下方寄りに位置している。
図1および図2に示すように、天板62には、樹脂パッケージ5側に突出する4つのエンボス62aが形成されている。図3に示すように、天板62と樹脂パッケージ6との間には、エンボス62aの高さと同じ高さの空間が形成されている。この空間には、接着剤7が充填されている。これにより、シールドカバー6と樹脂パッケージ5とが接着されている。
背板61の両端には、2つの端板65が設けられている。2つの端板65は、樹脂パッケージ5の両端面を覆っている。2つの端板65には、それぞれ舌部65aが形成されている。図4に示すように、舌部65aは、樹脂パッケージ5側に突出しており、本発明でいう端板65の凸部の一例に相当する。2つの舌部65aは、樹脂パッケージ5をその長手方向において挟んでいる。
図5に示すように、背板61図中下端には、グランド端子66が形成されている。図2に示すようにグランド端子66は、赤外線データ通信モジュールAの長手方向中央付近に位置しており、略長矩形状である。グランド端子66は、上記回路基板に形成された配線パターンのグランドラインに対してハンダなどを介して接続される。これにより、電磁シールド効果によりシールドカバー6に生じた微弱電流を図外の接地極に逃がすことが可能となっている。
次に、赤外線データ通信モジュールAの作用について説明する。
本実施形態によれば、図4に示すように、傾斜部64から樹脂パッケージ5へと弾性力が付勢される。この弾性力は、背板61および押圧板63により樹脂パッケージ5を挟む挟持力となる。したがって、図3に示す接着剤7によるシールドカバー6の固定をさらに補強することができる。また、赤外線データ通信モジュールAの製造工程においては、樹脂パッケージ5にシールドカバー6を被せたときに、上記挟持力によりシールドカバー6を樹脂パッケージ5に対していわゆる仮固定することが可能である。これにより、この後に接着材7を充填し、接着剤7が完全に硬化するまでの間に、シールドカバー6が樹脂パッケージ5に対してずれてしまうことを回避できる。
また、エンボス61a,61bとエンボス64a,64bとが設けられていることにより、赤外線データ通信モジュールAの製造工程において、樹脂パッケージ5をシールドカバー6に対して位置合わせすることが可能である。すなわち、図5に示すように、赤外線データ通信モジュールAの製造工程においては、樹脂パッケージ5と基板1などとの一体品が、図中下方からシールドカバー6に挿入される。この際、樹脂パッケージ5の上方角部がエンボス61a,64aに当接すると、樹脂パッケージ5の中心がシールドカバー6の中心に合わされる、いわゆるセンタリング機能が期待できる。このため、樹脂パッケージ5をシールドカバー6に対して適切な位置関係で挿入することが可能である。したがって、傾斜部64の図中下端により樹脂パッケージ5が傷つくなどの不具合を抑制することができる。
特に、本実施形態においては、図2に示すように、エンボス61a,64aの図中左右方向の位置は、レンズ部51の頂部51aと一致している。このため、図5から理解されるように、樹脂パッケージ5がシールドカバー6に挿入される際には、レンズ部51のうち頂部51aを含む最も大きい弧長を有する部分がエンボス61a,64aの間に進入する格好となる。したがって、上述したセンタリング機能を発揮させるのに好適である。このことは、図2に示すように、エンボス61b,64bとレンズ部52の頂部52aとについても、同様である。また、図1に示すように、エンボス64a,64bが傾斜部64の図中下方寄りに設けられていることにより、樹脂パッケージ5が傾斜部64の図中下端に接触しにくくなっている。したがって、樹脂パッケージ5の傷つきを抑制するのに有利である。
図5に示ように、樹脂パッケージ5をシールドカバー6に挿入する際には、まず樹脂パッケージ5を背板61の図中下部に押し当てて、その後に背板61に沿わせてシールドカバー6に挿入することが可能である。したがって、樹脂パッケージ5の傷つきをさらに抑制することができる。
本実施形態においては、図4に示すように、樹脂パッケージ5は、エンボス61a,61b,64a,64bによりその短手方向において挟まれていることに加えて、端板65の2つの舌部65aによってもその長手方向において挟まれている。このため、樹脂パッケージ5の位置は、エンボス61a、61b,64a,64bおよび2つの舌部65aの内法により規定される。これにより、同図の部分拡大図に示すように、シールドカバー6の折り曲げ部が厳密な直角形状となっておらず製造上不可避的に生じる円弧形状を有している場合であっても、樹脂パッケージ5の角を上記円弧形状部に当接させないことが可能である。したがって、樹脂パッケージ5をシールドカバー6に対して正確な位置に配置することが容易であり、たとえばメイン端子11とグランド端子66とを所定の位置にハンダ付けするのに適している。
本発明に係る光通信モジュールは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る光通信モジュールの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
傾斜部または背板に形成する凸部としては、エンボスを採用すれば形成が容易であり好ましいが、これに限定されず、樹脂パッケージ側に突出する形状の凸部であればよく、たとえば上記実施形態において端板に形成された舌部を採用してもよい。同様に、端板にエンボスを形成してもよい。さらにこれらのエンボスまたは舌部に代えて、凸部を形成可能な小片が貼付された構成としてもよい。
シールドカバーとしては、上述した実施形態に示された折り曲げ形状のものが製造のしやすさ、電磁シールドおよび遮光効果の確保の観点から好ましいが、これに限定されず、本発明でいう背板、押圧板などを有する形状であれば、本発明の期待する効果を発揮可能である。
発光素子および受光素子としては、赤外線を発光もしくは受光可能なものに限定されず、可視光を発光もしくは受光可能なものを用いても良い。つまり、光通信モジュールとしては、赤外線データ通信モジュールに限定されず、可視光を用いた通信方式のものであっても良い。
本発明に係る光通信モジュールの一例を示す全体斜視図である。 本発明に係る光通信モジュールの一例を示す平面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 (a)は、従来の光通信モジュールの一例を示す正面図であり、(b)はその平面図である。
符号の説明
A 赤外線データ通信モジュール(光通信モジュール)
1 基板
2 発光素子
3 受光素子
4 駆動IC
5 樹脂パッケージ
6 シールドカバー
7 接着剤
11 メイン端子
51,52 レンズ部
51a,52a 頂部
61 背板
61a エンボス(背板の凸部)
62 天板
62a エンボス
63 押圧板
64 傾斜部
64a エンボス(傾斜部の凸部)
65 端板
65a 舌部(端板の凸部)
66 グランド端子

Claims (7)

  1. 長矩形状の基板と、
    上記基板にその長手方向に並んで実装された発光素子および受光素子と、
    上記発光素子および受光素子のそれぞれの正面において突出するように形成された2つのレンズ部を有し、かつ上記発光素子および受光素子を覆う樹脂パッケージと、
    上記発光素子および受光素子の電磁シールドおよび遮光のためのシールドカバーと、を備えた光通信モジュールであって、
    上記シールドカバーは、上記2つのレンズ部間を延びる天板と、上記天板に連続し、かつ上記樹脂パッケージのうち上記長手方向に延びる側面に対向する背板と、上記天板に連続し、かつ上記樹脂パッケージのうち上記背板が対向する側面とは反対側の側面に対向するとともに、上記樹脂パッケージ側に傾斜した傾斜部が形成された押圧板と、を有しており、
    上記樹脂パッケージは、上記基板の短手方向において上記背板と上記押圧板とにより挟持されていることを特徴とする、光通信モジュール。
  2. 上記傾斜部には、上記樹脂パッケージ側に突出する凸部が形成されている、請求項1に記載の光通信モジュール。
  3. 上記背板には、上記樹脂パッケージ側に突出する凸部が形成されている、請求項2に記載の光通信モジュール。
  4. 上記傾斜部の上記凸部および上記背板の上記凸部は、上記長手方向における位置が互いに同じであり、かつ上記2つのレンズ部のいずれかの頂部と同じとされている、請求項3に記載の光通信モジュール。
  5. 上記傾斜部、上記傾斜部の上記凸部、および上記背板の上記凸部が、上記2つのレンズ部に対応して2つずつ設けられている、請求項3または4に記載の光通信モジュール。
  6. 上記背板は、上記押圧板よりも上記基板の厚さ方向における長さが大であり、かつ上記押圧板よりも上記2つのレンズ部が突出する側と反対側に延出している、請求項1ないし5のいずれかに記載の光通信モジュール。
  7. 上記シールドカバーは、上記樹脂パッケージの長手方向両端面とそれぞれ対向する2つの端板をさらに有しており、かつ、
    上記各端板には、上記樹脂パッケージ側に突出する凸部が形成されている、請求項3ないし6のいずれかに記載の光通信モジュール。
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