JP2006226002A - 横行昇降式立体駐車装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パレットP11,P21〜P24、P31〜34を、地上1段、地下3段、昇降方向に3列配置してある。地上と地下1,2段のパレットには、横行車輪211,212を各パレットの前後に取付けてある。地下1〜3段のパレットには、2本の支柱111及びレール取付部材121からなる門形のレール取付フレームと、2本の支柱112及びレール取付部材122からなる門形のレール取付フレームを、各パレットの前後に取り付けてある。各レール取付フレームにレール131,132を取り付けてある。最下段(地下3段)のパレットには、昇降用のチエン、ワイヤ等を取付けてある。各段のパレットは、横行車輪211,212によって下段のパレットのレール131,132上を横行する。
【選択図】 図1
Description
図14により、従来の横行昇降式立体駐車装置を説明する。
図14の横行昇降式立体駐車装置は、パレットを地上に1段、地下に3段、昇降方向に3列配置し、3列の内いずれか1列は、パレットを1個配置してある。
図14は、地上にパレットP21,P31、地下1段にパレットP22,P32、地下2段にパレットP23,P33、地下3段にパレットP11,P24,P34が停止している状態を示す。
本願発明は、従来の横行昇降式立体駐車装置におけるそれらの問題点に鑑み、パレットを簡単な装置で効率よく横行させることができるパレットの横行手段を提供するとともに、地下の設置スペースを小さくすることを目的とする。
請求項2に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項3に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項4に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは2以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上g段にはm個、地上g−1段までの段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上g−1段までの段のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであり、地上g段の各パレットは夫々独自の昇降手段を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地上1段のパレットはピットの開口フレームのレールに横行自在に支持されていることを特徴とする。
請求項6に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項5に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地下1段のパレットは、前記他段のパレットの横行車輪用のレール及び前記他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていないことを特徴とする。
請求項8に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール送り用車輪に送られて横行する横行レールを備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする
請求項9に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項10記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットはパレットの前後に凸状の横行レールを、地下1段以外のパレットはパレットの前後に他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットはパレットの前後に、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、パレットの後の横行車輪は凹状車輪で、パレットの前の横行車輪は平車輪であり、その凹状車輪用のレールは凸状レールであり、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項11に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項1から請求項10までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、前記パレットの列及び段を奥行方向にh列(hは2以上の整数)並置し、出口に対して最後列を除くh−1列までの列に通過パレットを設けてあることを特徴とする。
請求項12に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項1から請求項11までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、隣接するパレットの前記横行車輪用のレール又は隣接するパレットの前記レール送り用車輪の横ぶれ防止手段を設けてあることを特徴とする。
図1〜図13により本願発明の実施例に係る横行昇降式立体駐車装を説明する。なお各図に共通の部分は、同じ符号を使用している。
図1(a)は、側面図(自動車を後方から見た図)であり、図1(b)は、平面図(上面図)である。
図1において、P11〜P34は自動車を載置するパレット、Cはパレットに載置した自動車、50は地下のピット、51a,51bはピット50の開口周囲のフレームを構成する開口フレーム部材、52はフレームを支持する柱である。開口フレーム部材51a,51bは、ピットの開口に並行するように設けてある。
図1は、地上にパレットP21、P31が停止し、地下1段にパレットP22,P32、地下2段にパレットP23,P33、地下3段にパレットP11,P24,P34が停止している状態を示す。
地上のパレットP21,P31、地下1段のパレットP22,P32、地下2段のパレットP23,33は、横方向へ自走する横行車輪(パレットの横行用車輪)を備えている。最下段(地下3段)のパレットP11,P24,P34は、横行車輪を備えていない。
最下段のパレットP11,24,34は、各列の昇降専用のパレットで、自己のパレット上に他のパレットを載置して昇降する。最下段のパレットP11,24,34には、昇降用のチエン、ワイヤ等の昇降部材(図示せず)を取付けてある。パレットP11,P24,P34以外のパレットは、横行用で昇降部材を備えていない。なお昇降部材は、チエン、ワイヤ等の外従来慣用されているものを使用できる。
地下1段のパレットP22,P32、地下2段のパレットP23,P33は、横行車輪によって他段(下段)のパレットのレール上を横行するとともに、最下段のパレットP11,24,34によって昇降する。
最下段のパレットP11,P24,P34は、昇降用のチエン、ワイヤ等を取付けてあるから、自身も自動車を載置して昇降するとともに、他のパレットを昇降する。したがって横行昇降式立体駐車装置は、パレット搬送用の昇降床或いは載置台を別途設ける必要がない。パレット搬送用の昇降床或いは載置台を別途設けない分、ピット50の深さを浅くすることができ、部品点数を減らすことができるから、工事費や設置費を低減できる。
自動車を載置したパレットは、図2(a)の状態で停止している。図2(a)の状態において、自動車C33を地上へ搬出する場合は、まず図2(b)のように自動車C11を地下2段へ移動し、図2(c)のように地下1段の自動車C22を第1列(最左列)へ移動する。次に図2(d)のように自動車C32を第2列へ移動して自動車C33の上昇通路を確保する。次に図2(e)のように自動車C33を、自動車C34とともに地下1段へ移動する。次に図2(f)のように地上の自動車C21,C31を、第1列、第2列へ夫々移動し、その後自動車C33を、地上へ移動する。この際、自動車C21,C31は、自動車C32,C33を載置してあるパレットのレール上を横行する。
なお自動車の移動は、図2の順番以外の順番で行うこともできる。
図3(a)は、パレットの前方(図1(a)の開口フレーム部材51a側)の側面図であり、図3(b)は、図3(a)のY1方向の側面図である。
パレットP22には、2本の支柱111を取り付け、支柱111にレール取付部材121を取付け、レール取付部材121にレール131を取り付けてある。2本の支柱111及びレール取付部材121は、門形のレール取付フレームを構成している。またパレットP22の前後には、2組(1組4個)の横行車輪211、車輪212(図3(b))を取り付けてある。車輪212は、駆動輪であり、車輪211は、従動輪である。駆動輪と従動輪は逆であってもよい。
門形のレール取付フレームは、パレットP22の前後に1個ずつ設けてある。2個のレール取付フレームは、同じ構成である。パレットP22の前後の車輪211,212は、パレットP23の2個のレール131,132の上を移動する。駆動輪用の車輪212は、4個の車輪の内1個がモータMによって駆動される。4個の車輪は、夫々スプロケット222を有し、各スプロケットは、後述するように無端チエンに係合している。従動輪用の車輪211は、車輪212と同じ構成であるが、モータは備えていない。なお車輪211は、従動輪であるから、スプロケットは取り付けなくてもよい。
以上パレットP22の門形のレール取付フレームと車輪について説明したが、パレットP23についても同様である。
なお横行車輪211,212は、いわゆる車輪の他無限軌道であってもよい。
図4(a)は、車輪の駆動機構の側面図、図4(b)は、車輪の駆動機構の平面図、図4(c)は、スプロケットの側面である。
4個の車輪212は、夫々スプロケット222を備えている。スプロケット222には、無端チエン31が係合している。4個の車輪212の内、中央の2個の車輪のスプロケットの両側には、夫々2個の補助ローラ24を配置してある。補助ローラ24は、チエン31をスプロケット222に押え付けてチエン31が外れるのを防止している。車輪212の4個の車輪の内、1個の車輪は、軸がモータMと直接或いは間接的に結合している。
図3は、車輪が凹状部を有する凹状車輪であり、レールが凸状である例について説明したが、図4は、凹状部を有しない車輪(平車輪)と凸状でないレールを用いた例である。
図5(a)は、断面が四角形の筒状のレールを用いた例である。レール131,132は、筒状レールの側面に車輪211,212の軸が通過する切れ目を形成してある。車輪211,212は、レール131,132の内部を移動する。
図5(b)は、断面が凹状のレールを用いた例で、車輪211,212は、レール131,132の凹状部内を移動する。
また図5(a)、図5(b)の場合、横行車輪211,212は、いわゆる車輪の他無限軌道であってもよい。
図6(a)は、側面図、図6(b)は、図6(a)のY2部分の矢印方向の平面図である。
図6は、隣接するパレットP22、P32の例である。パレットP22とパレットP32が隣接する場合、両パレットのレール131の横ぶれ(図6(b)において上下方向のずれ)を小さくすることが望ましい。図6は、その横ぶれを小さくするため、パレットP22の支柱111に、並行する2個のアーム141を、パレットP23側へ突出するように取り付けてある。一方パレットP23の支柱111には、1個のアーム142を、パレットP22側へ突出するように取り付けてある。アーム142は、2個のアーム141の間に入り込むように配置してある。またアーム142の両面には、2個のキャスタ151を取り付けてある。アーム142は、2個のアーム141の間に位置するから、両パレットのレール131の横ブレを防止できる。
図7(a)は、ピットの平面図、図7(b)は、図7(a)のY3部分の矢印方向の側面図である。ここではパレットP21を例に説明する。
パレットP21の前後には、車輪(ローラ)41aと車輪(ローラ)41bを1組(1組2個の車輪からなる)ずつ取付けてある。車輪41aと車輪41bは、開口フレーム部材51a,51bのコ字状のレール部に転動自在に支持されている。パレットP21は、他のパレットと同様に横行車輪211,212により、地下1段のパレットのレール131,132上を横行する。その際車輪41a,41bは、開口フレーム部材51a,51bに沿って移動する。パレット31についても同様である。
なお車輪41a,41bは、無限軌道であってもよい。
2本の支柱111には、車輪取付部材123を取付けてあり、車輪取付部材123には、車輪211を取付けてある。したがって図8の場合、2本の支柱111及び車輪取付部材123は、門形の車輪取付フレームを構成する。
図8の場合、例えばパレットP22のレール131は、他段(下段)のパレットP23の車輪211の回転により送られて横へ移動する、即ちパレットP22が横行する。したがって図8の場合、車輪211は、モータによって回転するだけで、横方向へ移動することはない。移動するのは、レール131である。したがって図8の場合、レール131は、パレットの横行レールであり、車輪211は、レール送り用の車輪である。なおレール送り用の車輪211は、無限軌道であってもよい。
また図8の場合、地上1段のパレットは、図7と同様に図7の車輪41a、41bと開口フレーム部材51a、51bのレール部に相当する車輪とレールを設ける。なおこの場合、図7の車輪41a、41bに相当する車輪は、無限軌道であってもよい。或いは図7の車輪41a、41bを横行レールに変え、開口フレーム部材51a,51bのコ字状のレール部にレール送り用の車輪を設けることもできる。
図9(a)は、側面図、図9(b)は、地上2段のパレットを外した状態の平面図(上面図)である。
図9は、地上1段にパレットP21,P31、地上2段にパレットP22,P32、地下1段にパレットP23,P33、地下2段にパレットP11,P24,P34を夫々配置してある。
なお車輪41a,41bは、無限軌道であってもよい。
なお図9は、パレットを地上に2段、地下に2段配置する例について説明したが、地上、地下ともに2段以上(地下にn段、地上にg段)にすることもできる。その場合、地上の段数は、地下の段数と同じにするか、或いは地下の段数よりも少なくする(g≦n)。
また図9の地上2段(地上最上段)のパレットP22,P32は、レールを備えていないが、レールを取付けることもできる。その場合には、パレットは、地上、地下を含めてさらに容易に横行・昇降させることができる。
まず図10(a)の状態において、地上2段のパレットP32を地上1段へ搬出する場合、図10(b)のようにパレットP11を地上1段へ移動し、パレットP22を第1列へ移動し、図10(c)のようにパレットP11,P22を2段下へ移動する。次に図10(d)のようにパレットP21を第1列へ移動し、図10(e)のようにパレットP23、P24を1段上へ移動し、パレットP32を第2列へ移動する。次に図10(f)のようにパレットP24,P23,P32を1段下へ移動する。この状態で、パレットP32は地上1段に止まる。
なおパレットP32は、前記以外の順序で移動することもできる。
図11は、地上1段にパレットP21,P31、地上2段にパレットP10,P20,P30を配置し、パレットP10,P20,P30には、夫々独自の昇降用ワイヤ(或いはチエン)621,622を取り付けてある。ワイヤ621,622は、巻き上げ装置611,612によって昇降する。他のパレットは、図1と同じである。
図11の場合には、地上2段に3個のパレットを配置できるから、パレットの設置個数を増やすことができる。また従来地上2段式の場合、天井フレーム55の上に横行用の台車を配置していたが、図11の場合には、その台車が不要になるから、構造が簡単になる。
図12(a)は、A列(後列)の後部側面図であり、図12(b)は、図12(a)のY4部分の矢印方向の側面図である。
A,B列のパレットの列及び段の構成は、図1の横行昇降式立体駐車装置と同じである。ただしパレットP31a,P31bは、レール531上を横行車輪42a,42bにより自走して横行する。レール531は、開口フレーム部材51a,51bに取付けてある。
図12の場合、A列(後列)のパレットP31aの自動車Cは、矢印方向へ進み、出口から外へ出る。その際パレットP31aの自動車Cは、B列を越えなければならないため、図12は、B列に通過用パレットP0を設けてある。通過用パレットP0は、横行車輪43a,43bによりレール54a,54bに沿って自走して横行する。
なお横行車輪42a,42b,43a,43bは、無限軌道であってもよい。
図13(a)のように、地上のパレットP21a,P31a,P21b,P31bに自動車C1〜C4が載置されていて、その内自動車C1を外へ出す場合は、図13(b)のように、パレットP31bを隣の列へ移動し、通過用パレットP0をパレットP21aの前方へ移動する。次に図13(c)のように、自動車C1は、パレットP21aと通過用パレットP0の上を自走して(運転者が運転して)出口へ進み、外へ出る。自動車がパレットP11aに載置されている場合、或いはパレットP11aによって地上へ上昇した他のパレットに載置されている場合も同様に、通過用パレットP0を使って外へ出る。またパレットP24a,P34aについても同様である。
またパレットの列及び段を奥行方向へ並置する列数は、2列に限らず2列以上h列(hは2以上の整数)並置することができる。そしてその場合には、出口に対して最後列(h列)を除く各列に通過用パレットを設ける。
121,122 レール取付部材
123 車輪取付部材
131,132 レール
141,142 アーム
151 キャスタ
211,212 車輪
221,222 スプロケット
24 補助ローラ
31 チエン
41a,41b 車輪
42a,42b 車輪
43a,43b 車輪
50 ピット
51a,51b 開口フレーム部材
52 柱
531 レール
54a,54b レール
55 天井フレーム
611,612 巻き上げ装置
621,622 ワイヤ或いはチエン
C,C1〜C4,C11,C21〜C24,C31〜C34 自動車
M モータ
P0 通過パレット
P10〜30,P11,P21〜24,P31〜34 パレット
Claims (12)
- パレットを横行し昇降する横行昇降式立体駐車装置において、少なくとも一部のパレットは、横行車輪と他段のパレットの横行車輪用のレールを備えている、又は横行レールと他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは2以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上g段にはm個、地上g−1段までの段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上g−1段までの段のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであり、地上g段の各パレットは夫々独自の昇降手段を備えていることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- 請求項2、請求項3又は請求項4に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地上1段のパレットはピットの開口フレームのレールに横行自在に支持されていることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- 請求項5に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地下1段のパレットは、前記他段のパレットの横行車輪用のレール及び前記他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていないことを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行車輪を、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール送り用車輪に送られて横行する横行レールを備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットはパレットの前後に凸状の横行レールを、地下1段以外のパレットはパレットの前後に他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットはパレットの前後に、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、パレットの後の横行車輪は凹状車輪で、パレットの前の横行車輪は平車輪であり、その凹状車輪用のレールは凸状レールであり、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- 請求項1から請求項10までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、前記パレットの列及び段を奥行方向にh列(hは2以上の整数)並置し、出口に対して最後列を除くh−1列までの列に通過パレットを設けてあることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
- 請求項1から請求項11までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、隣接するパレットの前記横行車輪用のレール又は隣接するパレットの前記レール送り用車輪の横ぶれ防止手段を設けてあることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
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