JP2006226002A - 横行昇降式立体駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パレットの横行昇降式立体駐車装置において、簡単な装置で効率よくパレットを横行・昇降すること、ピット内の昇降手段の設置スペースを小さくすること。
【解決手段】 パレットP11,P21〜P24、P31〜34を、地上1段、地下3段、昇降方向に3列配置してある。地上と地下1,2段のパレットには、横行車輪211,212を各パレットの前後に取付けてある。地下1〜3段のパレットには、2本の支柱111及びレール取付部材121からなる門形のレール取付フレームと、2本の支柱112及びレール取付部材122からなる門形のレール取付フレームを、各パレットの前後に取り付けてある。各レール取付フレームにレール131,132を取り付けてある。最下段(地下3段)のパレットには、昇降用のチエン、ワイヤ等を取付けてある。各段のパレットは、横行車輪211,212によって下段のパレットのレール131,132上を横行する。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、自動車を載置したパレットを横行昇降する横行昇降式立体駐車装置に関する。
従来地上と地下にパレットを複数段配置して、パレットを横行昇降する横行昇降式立体駐車装置が提案されている(特許文献1参照)。
図14により、従来の横行昇降式立体駐車装置を説明する。
図14の横行昇降式立体駐車装置は、パレットを地上に1段、地下に3段、昇降方向に3列配置し、3列の内いずれか1列は、パレットを1個配置してある。
図14において、P11〜P34はパレット、Cはパレットに載置した自動車、L1〜L3はリフト、50は地下のピット、51はピット50の開口部に設けたフレーム、52は柱である。パレットP11〜P34は、横行(水平方向の移動)でき、リフトL1〜L3は、昇降できる。そしてパレットP11〜P34は、リフトL1〜L3によって昇降する。
図14は、地上にパレットP21,P31、地下1段にパレットP22,P32、地下2段にパレットP23,P33、地下3段にパレットP11,P24,P34が停止している状態を示す。
リフトL1〜L3は、パレットP11〜P34を1個ずつ昇降する。例えば、パレットP24を地上へ搬出する場合は、まずパレットP21,P22,P23を左の第1列へ移動して、パレットP24の上昇通路を確保し、次にリフトL2によってパレットP24を地上へ移動する。またパレットP33を地上へ搬出する場合は、まずリフトL1によってパレットP11を地下2段へ移動し、次にパレットP24,P22,P21を左の第1列へ、パレットP34,P32,P31を左の第2列へ夫々移動して、パレッドP33とリフトL3の上昇通路を確保し、次にリフトL3によってパレットP33を地上へ移動する。
特開2002−30824号公報
図14の従来の横行昇降式立体駐車装置は、如何なる手段によってパレットP11〜P34を横行するかが肝要であるが、具体的横行手段については明示されていない。また図14の横行昇降式立体駐車装置は、リフトL1〜L3をパレットP11〜P34と別に設けなければならないから、リフトL1〜L3を設置するスペースが必要になる。特に横行昇降式立体駐車装置を地下に設置する場合には、ピットを深くする必要があり、そのために設置コストが高くなる。
本願発明は、従来の横行昇降式立体駐車装置におけるそれらの問題点に鑑み、パレットを簡単な装置で効率よく横行させることができるパレットの横行手段を提供するとともに、地下の設置スペースを小さくすることを目的とする。
本願発明は、その目的を達成するため、請求項1に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットを横行し昇降する横行昇降式立体駐車装置において、少なくとも一部のパレットは、横行車輪と他段のパレットの横行車輪用のレールを備えている、又は横行レールと他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項3に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項4に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは2以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上g段にはm個、地上g−1段までの段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上g−1段までの段のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであり、地上g段の各パレットは夫々独自の昇降手段を備えていることを特徴とする。
請求項5に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地上1段のパレットはピットの開口フレームのレールに横行自在に支持されていることを特徴とする。
請求項6に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項5に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地下1段のパレットは、前記他段のパレットの横行車輪用のレール及び前記他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていないことを特徴とする。
請求項7に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行車輪を、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項8に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール送り用車輪に送られて横行する横行レールを備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする
請求項9に記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項10記載の横行昇降式立体駐車装置は、パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットはパレットの前後に凸状の横行レールを、地下1段以外のパレットはパレットの前後に他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットはパレットの前後に、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、パレットの後の横行車輪は凹状車輪で、パレットの前の横行車輪は平車輪であり、その凹状車輪用のレールは凸状レールであり、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする。
請求項11に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項1から請求項10までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、前記パレットの列及び段を奥行方向にh列(hは2以上の整数)並置し、出口に対して最後列を除くh−1列までの列に通過パレットを設けてあることを特徴とする。
請求項12に記載の横行昇降式立体駐車装置は、請求項1から請求項11までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、隣接するパレットの前記横行車輪用のレール又は隣接するパレットの前記レール送り用車輪の横ぶれ防止手段を設けてあることを特徴とする。
本願発明の横行昇降式立体駐車装置のパレットは、パレット毎に独立した横行車輪とレールを備えているから、パレットが昇降或いは横行する際、横行車輪とレールも同時に移動する。したがってパレットは、段や列を超えて移動することができ、どの段、どの列に移動しても、他段のパレットのレールを使って横行できる。また同じ段の隣接するパレットのレールを組み合わせる(接続する)ことにより、複数の列を通して等価的に長いレールを形成できるから、m列(例えば第3列)のパレットを第1列へ移動させることもできる。以上は、各パレットが独立した横行レールとレール送り用車輪を備えている場合も、同様である。
したがって本願発明の横行昇降式立体駐車装置は、パレットの空き具合に応じてパレットを効率よく円滑に移動させることができる。また本願発明の横行昇降式立体駐車装置は、パレットに車輪とレールを取付けるだけの簡単な装置で、立体駐車装置全体を構成することができ、段或いは列に特別のパレット支持装置やパレット移動装置を設置する必要がないから、構造が簡単になり、設置コストを低減できる。また従来パレットを横行する場合、パレットの支持兼車輪横行用のレールをパレットの外側に設け、そのレールにパレットの車輪が係合するように構成しているが、その場合には、パレットの外側に支持兼車輪横行用レールを設けるスペースが必要になるが、本願発明は、パレットにレールを取り付けてあるから、従来の支持兼車輪横行用レールの設置スペースが不要になる。したがって本願発明は、その分ピットが小さくなり、横行昇降式立体駐車装置の設置スペースが小さくなる。また工事費を低減できる。
また最下段のパレットは、自身も自動車を載置するとともに、他のパレットの昇降装置でもあるから、パレット搬送専用の昇降床或いはパレット載置台を別途設ける必要がない。したがって横行昇降式立体駐車装置を地下に設置する場合、その分ピットの深さを浅くすることができるから工事費を低減でき、かつ部品点数を減らすことができるから設置コストを低減できる。
本願発明の第1実施形態に係る横行昇降式立体駐車装置のパレットは、パレット毎に独立した自走する横行車輪と他段(上段)の横行車輪用のレールとを備えている。各パレットは、下段のパレットのレールを使って横方向へ自力で移動できる。本願発明の第2実施形態に係る横行昇降式立体駐車装置のパレットは、パレット毎に独立した横行レールと他段(上段)の横行レール用の車輪とを備えている。またいずれの実施形態の場合も、最下段のパレットには、昇降用のチエン、ワイヤ等をパレットに直接取付けてある。そのチエン等をパレットに直接取付けることにより、従来パレットと別に設置していたパレット搬送専用の昇降床或いは載置台を不要にした。
図1〜図13により本願発明の実施例に係る横行昇降式立体駐車装を説明する。なお各図に共通の部分は、同じ符号を使用している。
図1は、本願発明の実施例1に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示す。
図1(a)は、側面図(自動車を後方から見た図)であり、図1(b)は、平面図(上面図)である。
図1において、P11〜P34は自動車を載置するパレット、Cはパレットに載置した自動車、50は地下のピット、51a,51bはピット50の開口周囲のフレームを構成する開口フレーム部材、52はフレームを支持する柱である。開口フレーム部材51a,51bは、ピットの開口に並行するように設けてある。
パレットP11〜P34は、地上に1段、地下に3段、昇降方向に3列配置してある。3列の内のいずれか1列(図1の状態では最左列(第1列))には1個のパレットを配置してある。ここで列は、パレットの昇降方向と並行する方向に配置されているパレット群を言い、段は、パレットの昇降方向と直交する方向(地上1段と並行する方向)に配置されているパレット群を言う。
図1は、地上にパレットP21、P31が停止し、地下1段にパレットP22,P32、地下2段にパレットP23,P33、地下3段にパレットP11,P24,P34が停止している状態を示す。
地下に配置したパレットP11,P22〜P24,P32〜P34は、2本の支柱112及びレール132を取り付けるレール取付部材122からなる門形のレール取付フレームと、2本の支柱111(図示せず)及びレール131を取付けるレール取付部材121からなる門形のレール取付フレームを備えている。地上のパレットP21,P31は、門形のレール取付フレームを備えていない。
地上のパレットP21,P31、地下1段のパレットP22,P32、地下2段のパレットP23,33は、横方向へ自走する横行車輪(パレットの横行用車輪)を備えている。最下段(地下3段)のパレットP11,P24,P34は、横行車輪を備えていない。
横行車輪は、別の図を用いて詳述するが、図1(b)のパレットP21,31のように、パレットの前に車輪211、パレットの後に車輪212を1組ずつ(1組4個)備えている。2組の車輪211、212の内、いずれか一方を駆動輪にし、他方を従動輪にしている。実施例は、車輪212を駆動輪にしている。駆動輪は、4個の車輪の内の1個がモータ(後述する)によって駆動される。
最下段のパレットP11,24,34は、各列の昇降専用のパレットで、自己のパレット上に他のパレットを載置して昇降する。最下段のパレットP11,24,34には、昇降用のチエン、ワイヤ等の昇降部材(図示せず)を取付けてある。パレットP11,P24,P34以外のパレットは、横行用で昇降部材を備えていない。なお昇降部材は、チエン、ワイヤ等の外従来慣用されているものを使用できる。
地上のパレットP21,31は、車輪(或いはローラ)41a、41bを備え、それらの車輪によりフレーム部材51a,51bに支持されている。車輪41a、41bは、フレーム部材51a,51bのレール部(後述する)に沿って転動自在に移動する。またパレットP21,31は、横行車輪211,212によってパレットP22,P32のレール上を自走して横行する。
地下1段のパレットP22,P32、地下2段のパレットP23,P33は、横行車輪によって他段(下段)のパレットのレール上を横行するとともに、最下段のパレットP11,24,34によって昇降する。
図1の横行昇降式立体駐車装置のパレットは、パレット毎に独立した自走する横行車輪とレールを備えているから、パレットが昇降或いは横行する際、横行車輪とレールがともに移動する。したがってパレットが、どの段、どの列に移動しても、上段のパレットが横行するレールを確立できる。また隣接するパレットのレールを組み合わせる(接続する)ことにより列を超えて、パレットは、例えば第3列から第1列へ移動することもできる。
最下段のパレットP11,P24,P34は、昇降用のチエン、ワイヤ等を取付けてあるから、自身も自動車を載置して昇降するとともに、他のパレットを昇降する。したがって横行昇降式立体駐車装置は、パレット搬送用の昇降床或いは載置台を別途設ける必要がない。パレット搬送用の昇降床或いは載置台を別途設けない分、ピット50の深さを浅くすることができ、部品点数を減らすことができるから、工事費や設置費を低減できる。
図1の横行昇降式立体駐車装置は、パレットを、地上に1段、地下に3段、昇降方向に3列配置する例について説明したが、地下にn段(nは1以上の整数)、昇降方向にm列(mは2以上の整数)設置することができる。そしてm列の内、少なくとも1列は、昇降用のパレットのみを配置する。また地上に配置するパレットは、(m−1)個以下とする。また後述するように地上にg段(gは1以上の整数)設置することもできる。その場合には、地上の段数は、地下の段数と同じか、地下の段数よりも少なくする(g≦n)。
図2は、図1の横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットに載置した自動車を地上へ搬出する例を示す。なお図2は、パレットに載置した自動車の番号で表示しているが、その番号は、パレットの番号に対応している。
自動車を載置したパレットは、図2(a)の状態で停止している。図2(a)の状態において、自動車C33を地上へ搬出する場合は、まず図2(b)のように自動車C11を地下2段へ移動し、図2(c)のように地下1段の自動車C22を第1列(最左列)へ移動する。次に図2(d)のように自動車C32を第2列へ移動して自動車C33の上昇通路を確保する。次に図2(e)のように自動車C33を、自動車C34とともに地下1段へ移動する。次に図2(f)のように地上の自動車C21,C31を、第1列、第2列へ夫々移動し、その後自動車C33を、地上へ移動する。この際、自動車C21,C31は、自動車C32,C33を載置してあるパレットのレール上を横行する。
なお自動車の移動は、図2の順番以外の順番で行うこともできる。
図3は、図1の各パレットに取付けた門形のレール取付フレームと横行車輪の具体例を示す。図3は、パレットP22,P23について図示してある。なお自動車は、省略してある。
図3(a)は、パレットの前方(図1(a)の開口フレーム部材51a側)の側面図であり、図3(b)は、図3(a)のY1方向の側面図である。
まず図3(a)について説明する。
パレットP22には、2本の支柱111を取り付け、支柱111にレール取付部材121を取付け、レール取付部材121にレール131を取り付けてある。2本の支柱111及びレール取付部材121は、門形のレール取付フレームを構成している。またパレットP22の前後には、2組(1組4個)の横行車輪211、車輪212(図3(b))を取り付けてある。車輪212は、駆動輪であり、車輪211は、従動輪である。駆動輪と従動輪は逆であってもよい。
次に図3(b)について説明する。
門形のレール取付フレームは、パレットP22の前後に1個ずつ設けてある。2個のレール取付フレームは、同じ構成である。パレットP22の前後の車輪211,212は、パレットP23の2個のレール131,132の上を移動する。駆動輪用の車輪212は、4個の車輪の内1個がモータMによって駆動される。4個の車輪は、夫々スプロケット222を有し、各スプロケットは、後述するように無端チエンに係合している。従動輪用の車輪211は、車輪212と同じ構成であるが、モータは備えていない。なお車輪211は、従動輪であるから、スプロケットは取り付けなくてもよい。
以上パレットP22の門形のレール取付フレームと車輪について説明したが、パレットP23についても同様である。
なお横行車輪211,212は、いわゆる車輪の他無限軌道であってもよい。
図4は、図3の車輪の駆動機構の具体例を示す。
図4(a)は、車輪の駆動機構の側面図、図4(b)は、車輪の駆動機構の平面図、図4(c)は、スプロケットの側面である。
4個の車輪212は、夫々スプロケット222を備えている。スプロケット222には、無端チエン31が係合している。4個の車輪212の内、中央の2個の車輪のスプロケットの両側には、夫々2個の補助ローラ24を配置してある。補助ローラ24は、チエン31をスプロケット222に押え付けてチエン31が外れるのを防止している。車輪212の4個の車輪の内、1個の車輪は、軸がモータMと直接或いは間接的に結合している。
図5は、図3のレールと横行車輪の変形例を示す。
図3は、車輪が凹状部を有する凹状車輪であり、レールが凸状である例について説明したが、図4は、凹状部を有しない車輪(平車輪)と凸状でないレールを用いた例である。
図5(a)は、断面が四角形の筒状のレールを用いた例である。レール131,132は、筒状レールの側面に車輪211,212の軸が通過する切れ目を形成してある。車輪211,212は、レール131,132の内部を移動する。
図5(b)は、断面が凹状のレールを用いた例で、車輪211,212は、レール131,132の凹状部内を移動する。
また図5(a)、図5(b)の場合、横行車輪211,212は、いわゆる車輪の他無限軌道であってもよい。
図6は、隣接するパレットのレールの横ぶれ防止機構を示す。
図6(a)は、側面図、図6(b)は、図6(a)のY2部分の矢印方向の平面図である。
図6は、隣接するパレットP22、P32の例である。パレットP22とパレットP32が隣接する場合、両パレットのレール131の横ぶれ(図6(b)において上下方向のずれ)を小さくすることが望ましい。図6は、その横ぶれを小さくするため、パレットP22の支柱111に、並行する2個のアーム141を、パレットP23側へ突出するように取り付けてある。一方パレットP23の支柱111には、1個のアーム142を、パレットP22側へ突出するように取り付けてある。アーム142は、2個のアーム141の間に入り込むように配置してある。またアーム142の両面には、2個のキャスタ151を取り付けてある。アーム142は、2個のアーム141の間に位置するから、両パレットのレール131の横ブレを防止できる。
アーム142は、2個のアーム141の間を通過できるから、パレットP22又はパレットP32の昇降に支障はない。またパレットP22又はパレットP32が昇降する際、アーム142とアーム141の間には、キャスタ151が介在するから、アーム142とアーム141は、円滑にすれ違うことができる。なおアーム141の先端は、パレットP32やパレットP32のレール取付部材121、レール131の昇降の妨害にならない範囲に止める。同様にアーム142の先端は、パレットP22の昇降の妨害にならない範囲に止める。
図7は、図1の地上1段のパレットP21,P31の横行機構の例を示す。
図7(a)は、ピットの平面図、図7(b)は、図7(a)のY3部分の矢印方向の側面図である。ここではパレットP21を例に説明する。
パレットP21の前後には、車輪(ローラ)41aと車輪(ローラ)41bを1組(1組2個の車輪からなる)ずつ取付けてある。車輪41aと車輪41bは、開口フレーム部材51a,51bのコ字状のレール部に転動自在に支持されている。パレットP21は、他のパレットと同様に横行車輪211,212により、地下1段のパレットのレール131,132上を横行する。その際車輪41a,41bは、開口フレーム部材51a,51bに沿って移動する。パレット31についても同様である。
図7のパレットP21,P31は、自走する横行車輪211,212を備えているが、車輪41a,41bをモータで駆動して、車輪41a,41bにより自走するように構成することもできる。即ち車輪41a,41bを横行車輪とすることもできる。その場合には、車輪211,212は、設けなくてもよい。また車輪211,212を設けない場合には、地下1段のパレットP22、P32は、レール131,132を取付けるレール取付フレームを設けなくてもよい。またパレットP21,P31は、車輪41a,41bを設けずに、地下1段のパレットP22、P32によって前記のように支持することもできる。
なお車輪41a,41bは、無限軌道であってもよい。
図8は、車輪とレールを図1と反対の位置に配置した例である。即ち図1の例は、パレットの下部に横行車輪を取り付け、上部にレールを取付けたが、図8の場合は、パレットの下部に車輪を取り付け、上部にレールを取り付けてある。
2本の支柱111には、車輪取付部材123を取付けてあり、車輪取付部材123には、車輪211を取付けてある。したがって図8の場合、2本の支柱111及び車輪取付部材123は、門形の車輪取付フレームを構成する。
図8の場合、例えばパレットP22のレール131は、他段(下段)のパレットP23の車輪211の回転により送られて横へ移動する、即ちパレットP22が横行する。したがって図8の場合、車輪211は、モータによって回転するだけで、横方向へ移動することはない。移動するのは、レール131である。したがって図8の場合、レール131は、パレットの横行レールであり、車輪211は、レール送り用の車輪である。なおレール送り用の車輪211は、無限軌道であってもよい。
また図8の場合、図示しない車輪取付部材123の横ぶれ防止手段、即ちレール送り用の車輪の横ぶれ防止手段を備えている。その横ぶれ防止手段は、図6のものと同様のものを使用できる。
また図8の場合、地上1段のパレットは、図7と同様に図7の車輪41a、41bと開口フレーム部材51a、51bのレール部に相当する車輪とレールを設ける。なおこの場合、図7の車輪41a、41bに相当する車輪は、無限軌道であってもよい。或いは図7の車輪41a、41bを横行レールに変え、開口フレーム部材51a,51bのコ字状のレール部にレール送り用の車輪を設けることもできる。
図9は、本願発明の実施例2に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示し、地上に2段地下に2段配置した例である。
図9(a)は、側面図、図9(b)は、地上2段のパレットを外した状態の平面図(上面図)である。
図9は、地上1段にパレットP21,P31、地上2段にパレットP22,P32、地下1段にパレットP23,P33、地下2段にパレットP11,P24,P34を夫々配置してある。
地上1段のパレットP21,P31と地下1段のP23,P33は、横行車輪と他段(上段)のパレットの横行車輪用のレールを備え、地上2段のパレットP22,P32は、横行車輪は備えているがレールを備えていない。地下2段のP11,P24,P34は、他段(上段)のパレットの横行車輪用のレールを備えているが、横行車輪を備えていない。また地下2段(地下最下段)のP11,P24,P34は、図1と同様に各列の昇降用パレットで、横行はしない。また地上1段のパレットP21,P31は、図1と同様に開口フレーム部材51bと開口フレーム部材51a(図示せず)のレールに沿って転動する車輪41a,41bに支持されている。また地上1段のパレットP21,P31は、車輪41a,41b車輪41a,41bをモータで駆動して横行することもできる。
なお車輪41a,41bは、無限軌道であってもよい。
図9の場合、横行昇降式立体駐車装置は、横行車輪とレールを備えたパレットを用いて地上と地下を一体的に構成できから構造が簡単になり、パレットの横行・昇降が容易になる。
なお図9は、パレットを地上に2段、地下に2段配置する例について説明したが、地上、地下ともに2段以上(地下にn段、地上にg段)にすることもできる。その場合、地上の段数は、地下の段数と同じにするか、或いは地下の段数よりも少なくする(g≦n)。
また図9の地上2段(地上最上段)のパレットP22,P32は、レールを備えていないが、レールを取付けることもできる。その場合には、パレットは、地上、地下を含めてさらに容易に横行・昇降させることができる。
図10は、図9において、地上2段のパレットP32を地上1段へ搬出する場合のパレットの移動例を示す。
まず図10(a)の状態において、地上2段のパレットP32を地上1段へ搬出する場合、図10(b)のようにパレットP11を地上1段へ移動し、パレットP22を第1列へ移動し、図10(c)のようにパレットP11,P22を2段下へ移動する。次に図10(d)のようにパレットP21を第1列へ移動し、図10(e)のようにパレットP23、P24を1段上へ移動し、パレットP32を第2列へ移動する。次に図10(f)のようにパレットP24,P23,P32を1段下へ移動する。この状態で、パレットP32は地上1段に止まる。
なおパレットP32は、前記以外の順序で移動することもできる。
図11は、本願発明の実施例3に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示し、地上と地下に夫々2段配置した例である。
図11は、地上1段にパレットP21,P31、地上2段にパレットP10,P20,P30を配置し、パレットP10,P20,P30には、夫々独自の昇降用ワイヤ(或いはチエン)621,622を取り付けてある。ワイヤ621,622は、巻き上げ装置611,612によって昇降する。他のパレットは、図1と同じである。
図11の場合には、地上2段に3個のパレットを配置できるから、パレットの設置個数を増やすことができる。また従来地上2段式の場合、天井フレーム55の上に横行用の台車を配置していたが、図11の場合には、その台車が不要になるから、構造が簡単になる。
図12は、本願発明の実施例4に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示し、図1の横行昇降式立体駐車装置のパレットの列及び段を奥行方向(自動車の走行方向に)に2列(A,B列)並置した横行昇降式立体駐車装置の例である。
図12(a)は、A列(後列)の後部側面図であり、図12(b)は、図12(a)のY4部分の矢印方向の側面図である。
A,B列のパレットの列及び段の構成は、図1の横行昇降式立体駐車装置と同じである。ただしパレットP31a,P31bは、レール531上を横行車輪42a,42bにより自走して横行する。レール531は、開口フレーム部材51a,51bに取付けてある。
図12の場合、A列(後列)のパレットP31aの自動車Cは、矢印方向へ進み、出口から外へ出る。その際パレットP31aの自動車Cは、B列を越えなければならないため、図12は、B列に通過用パレットP0を設けてある。通過用パレットP0は、横行車輪43a,43bによりレール54a,54bに沿って自走して横行する。
なお横行車輪42a,42b,43a,43bは、無限軌道であってもよい。
図13は、図12のA列の地上のパレット上の自動車が横行昇降式立体駐車装置の外へ出るときのパレットの移動例を示す。
図13(a)のように、地上のパレットP21a,P31a,P21b,P31bに自動車C1〜C4が載置されていて、その内自動車C1を外へ出す場合は、図13(b)のように、パレットP31bを隣の列へ移動し、通過用パレットP0をパレットP21aの前方へ移動する。次に図13(c)のように、自動車C1は、パレットP21aと通過用パレットP0の上を自走して(運転者が運転して)出口へ進み、外へ出る。自動車がパレットP11aに載置されている場合、或いはパレットP11aによって地上へ上昇した他のパレットに載置されている場合も同様に、通過用パレットP0を使って外へ出る。またパレットP24a,P34aについても同様である。
なお、B列の地上のパレットP21b,P31b及びB列の地下最下段のパレットにより地上へ上昇しているパレットが空いているとき(自動車が載置されていないとき)は、それらのパレットを通過用パレットとして使用できるように構成することもできる。
またパレットの列及び段を奥行方向へ並置する列数は、2列に限らず2列以上h列(hは2以上の整数)並置することができる。そしてその場合には、出口に対して最後列(h列)を除く各列に通過用パレットを設ける。
前記各実施例において、横行車輪及びレール送り用車輪は、いわゆる車輪に限らず無限軌道でもよいことを説明した。そこで本願において横行車輪及びレール送り用車輪とは、車輪、無限軌道、ベルトコンベアを含めて横行車輪及びレール送り用車輪と呼ぶ。
本願発明の実施例1に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示す図である。 図1の横行昇降式立体駐車装置のパレットの移動例を示す図である。 図1のパレットに取付けた門形レール取付フレームと車輪の構成を示す図である。 図1のパレットに取付けた車輪の駆動機構を示す図である。 図3の車輪の変形例を示す図である。 レールの横ぶれ防止機構を示す図である。 図1の地上のパレットの構成を示す図である。 車輪とレールを図1〜図7と反対の位置に配置した例を示す図である。 本願発明の実施例2に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示す図である。 図9の横行昇降式立体駐車装置のパレットの移動例を示す図である。 本願発明の実施例3に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示す図である。 本願発明の実施例4に係る横行昇降式立体駐車装置の構成を示す図である。 図12の横行昇降式立体駐車装置のパレットの移動例を示す図である。 従来の横行昇降式立体駐車装置の構成を示す図である。
符号の説明
111,112 支柱
121,122 レール取付部材
123 車輪取付部材
131,132 レール
141,142 アーム
151 キャスタ
211,212 車輪
221,222 スプロケット
24 補助ローラ
31 チエン
41a,41b 車輪
42a,42b 車輪
43a,43b 車輪
50 ピット
51a,51b 開口フレーム部材
52 柱
531 レール
54a,54b レール
55 天井フレーム
611,612 巻き上げ装置
621,622 ワイヤ或いはチエン
C,C1〜C4,C11,C21〜C24,C31〜C34 自動車
M モータ
P0 通過パレット
P10〜30,P11,P21〜24,P31〜34 パレット

Claims (12)

  1. パレットを横行し昇降する横行昇降式立体駐車装置において、少なくとも一部のパレットは、横行車輪と他段のパレットの横行車輪用のレールを備えている、又は横行レールと他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  2. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上全段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  3. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは1以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上全段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上全段及び地下n−1段まで段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  4. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上にg段(gは2以上の整数)及び地下にn段(nは1以上の整数)配置し、パレットを地上g段にはm個、地上g−1段までの段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置し、地上g−1段までの段のパレットの段数は地下のパレットの段数と同じかそれよりも少ない横行昇降式立体駐車装置において、地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行車輪を、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備えている、又は地上g−1段までの段及び地下n−1段までの段のパレットは横行レールを、地上g−1段までの段及び地下全段のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備えており、地下n段のパレットは各列の昇降用パレットであり、地上g段の各パレットは夫々独自の昇降手段を備えていることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  5. 請求項2、請求項3又は請求項4に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地上1段のパレットはピットの開口フレームのレールに横行自在に支持されていることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  6. 請求項5に記載の横行昇降式立体駐車装置において、地下1段のパレットは、前記他段のパレットの横行車輪用のレール及び前記他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を備えていないことを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  7. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行車輪を、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行車輪用のレールを夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  8. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール送り用車輪に送られて横行する横行レールを備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  9. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットは横行レールを、地下1段以外のパレットは他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットは、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  10. パレットをm列(mは2以上の整数)、地上に1段及び地下にn段(nは2以上の整数)配置し、パレットを地上1段と地下n−1段までの段にはm−1個及び地下n段にはm個配置した横行昇降式立体駐車装置において、地下のパレットの内、地下最下段以外のパレットはパレットの前後に凸状の横行レールを、地下1段以外のパレットはパレットの前後に他段のパレットの横行レールのレール送り用車輪を夫々備え、地上1段のパレットはパレットの前後に、ピットの開口フレームに設けたレール上を自走する横行車輪を備え、パレットの後の横行車輪は凹状車輪で、パレットの前の横行車輪は平車輪であり、その凹状車輪用のレールは凸状レールであり、地下最下段のパレットは各列の昇降用パレットであることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、前記パレットの列及び段を奥行方向にh列(hは2以上の整数)並置し、出口に対して最後列を除くh−1列までの列に通過パレットを設けてあることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれかの請求項に記載の横行昇降式立体駐車装置において、隣接するパレットの前記横行車輪用のレール又は隣接するパレットの前記レール送り用車輪の横ぶれ防止手段を設けてあることを特徴とする横行昇降式立体駐車装置。
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