JP2006224362A - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】を液体噴射ヘッドのメンテナンスや交換を容易にすることができる液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置提供すること。
【解決手段】液体をノズル面311Pから噴射する液体噴射ヘッド30であって、本体部と本体部から突出して設けられている突出部200とを有するケース301と、ケースの突出部200に配置されて液体を噴射するためのヘッドユニット310と、ヘッドユニット310をケースの突出部200に対して配置した状態でヘッドユニットのノズル面の周縁部370を保持するカバー部材400とを備え、カバー部材400は、ケースの突出部200に対して固定する際に、カバー部材400を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿ってケースの突出部200に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分430を有する。
【選択図】図7
【解決手段】液体をノズル面311Pから噴射する液体噴射ヘッド30であって、本体部と本体部から突出して設けられている突出部200とを有するケース301と、ケースの突出部200に配置されて液体を噴射するためのヘッドユニット310と、ヘッドユニット310をケースの突出部200に対して配置した状態でヘッドユニットのノズル面の周縁部370を保持するカバー部材400とを備え、カバー部材400は、ケースの突出部200に対して固定する際に、カバー部材400を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿ってケースの突出部200に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分430を有する。
【選択図】図7
Description
本発明は、液体を噴射する液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に関する。
ターゲットに対して液体を噴射させる液体噴射装置として、記録ヘッドから記録媒体に対してインク滴を噴射させて印刷を行うインクジェット式記録装置が知られている。
そして、このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、インクジェット式記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録ヘッドのノズルから記録媒体に対してインク滴を吐出させることによって、所望の文字や図形等の画像を記録する。
そして、このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、インクジェット式記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向に移動させながら記録ヘッドのノズルから記録媒体に対してインク滴を吐出させることによって、所望の文字や図形等の画像を記録する。
この種の記録ヘッドは、ノズル面の周縁部を覆うためのノズルカバーを有している。このノズルカバーはノズル面の周縁部を保持していて、ノズルカバーは開口部を有し、ノズル面のノズル開口が露出している。このノズルカバーをケース側に対して固定するために、ノズルカバーは係合爪部を有している。この係合爪部は、ヘッドケースのスペーサ部材の凹部に対して係合することで、ノズルカバーがスペーサ部材に対して固定できる構造が提案されている(たとえば特許文献1)。
ところが、特許文献1に開示されている係合爪部は、ノズルカバー4をスペーサ部材の凹部に対してはめ込む場合にははめ込みやすいが、ヘッドケース側の構成要素を交換する場合には、ノズルカバーはスペーサ部材から取り外すのが困難である。その理由としては、ノズルカバーの係合爪部が、ノズルカバーの取り付け方向には取り付けやすいように、係合爪部がノズルカバーの取り付け方向とは反対方向に突出した爪構造を有しているからである。
したがって、記録ヘッドのメンテナンスを行ったり記録ヘッドのヘッドユニットの交換を行う場合には、ノズルカバーが取り外せないという問題があり、仮に取り外そうとしてもノズルカバーが変形してしまいそのメンテナンスあるいは交換作業時間が多く掛かってしまう。
したがって、記録ヘッドのメンテナンスを行ったり記録ヘッドのヘッドユニットの交換を行う場合には、ノズルカバーが取り外せないという問題があり、仮に取り外そうとしてもノズルカバーが変形してしまいそのメンテナンスあるいは交換作業時間が多く掛かってしまう。
そこで本発明は上記課題を解消し、液体噴射ヘッドのメンテナンスや交換を容易にすることができる液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明にあっては、液体をノズル面から噴射する液体噴射ヘッドであって、本体部と前記本体部から突出して設けられている突出部とを有するケースと、前記ケースの前記突出部に配置されて前記液体を噴射するためのヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを前記ケースの前記突出部に対して配置した状態で前記ヘッドユニットの前記ノズル面の周縁部を保持するカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、前記ケースの前記突出部に対して固定する際に、前記カバー部材を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って前記ケースの前記突出部に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分を有することを特徴とする液体噴射ヘッドにより、達成される。
本発明の構成によれば、ケースは、本体部と本体部から突出して設けられている突出部とを有する。ヘッドユニットは、ケースの突出部に配置されて液体を噴射する。
カバー部材は、ヘッドユニットをケースの突出部に対して配置した状態で、ヘッドユニットのノズル面の周縁部を保持する。
このカバー部材は、ケースの突出部に対して固定する際に、カバー部材を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿ってケースの突出部に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分を有している。
これにより、カバー部材は、ケースの突出部に対して固定する際に、カバー部材は取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って突出部に対して着脱自在にかみ合わせることができる。カバー部材を用いてノズル面の周縁部を保持するために、カバー部材を突出部に取り付ける場合は勿論のこと、メンテナンスやヘッドユニットの一部もしくは全部を交換する際にカバー部材を取り外す場合に、カバー部材の取り外し作業を簡単に行うことができる。
これによって、液体噴射ヘッドのメンテナンスあるいはヘッドユニットの一部もしくは全部の交換をする際の作業性を向上することができる。
本発明の構成によれば、ケースは、本体部と本体部から突出して設けられている突出部とを有する。ヘッドユニットは、ケースの突出部に配置されて液体を噴射する。
カバー部材は、ヘッドユニットをケースの突出部に対して配置した状態で、ヘッドユニットのノズル面の周縁部を保持する。
このカバー部材は、ケースの突出部に対して固定する際に、カバー部材を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿ってケースの突出部に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分を有している。
これにより、カバー部材は、ケースの突出部に対して固定する際に、カバー部材は取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って突出部に対して着脱自在にかみ合わせることができる。カバー部材を用いてノズル面の周縁部を保持するために、カバー部材を突出部に取り付ける場合は勿論のこと、メンテナンスやヘッドユニットの一部もしくは全部を交換する際にカバー部材を取り外す場合に、カバー部材の取り外し作業を簡単に行うことができる。
これによって、液体噴射ヘッドのメンテナンスあるいはヘッドユニットの一部もしくは全部の交換をする際の作業性を向上することができる。
本発明は、前記カバー部材のかみ合わせ形状部分は、前記カバー部材の内面側に突出した形状であり、前記ケースの前記突出部の側面部には、前記かみ合わせ形状部分をかみ合わせる凹部が形成されていることが好ましい。
本発明の構成によれば、カバー部材のかみ合わせ形状部分は、カバー部材の内面側に突出した形状である。ケースの突出部の側面部には、かみ合わせ形状部分をかみ合わせる凹部が形成されている。
これにより、かみ合わせ形状部分は、突出部の側面部の凹部に対して取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って着脱可能にかみ合わせることができる。
本発明の構成によれば、カバー部材のかみ合わせ形状部分は、カバー部材の内面側に突出した形状である。ケースの突出部の側面部には、かみ合わせ形状部分をかみ合わせる凹部が形成されている。
これにより、かみ合わせ形状部分は、突出部の側面部の凹部に対して取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って着脱可能にかみ合わせることができる。
本発明は、前記カバー部材のかみ合わせ形状部分は孔であり、前記ケースの前記突出部の側面部には、前記かみ合わせ形状部分にかみ合わせられる凸部が形成されていることが好ましい。
本発明の構成によれば、カバー部材のかみ合わせ形状部分は孔であり、ケースの突出部の側面部には、かみ合わせ形状部分にかみ合わせられる凸部が形成されている。
これにより、かみ合わせ形状部分は突出部の側面部の凸部に対して取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って着脱可能にかみ合わせることができる。
本発明の構成によれば、カバー部材のかみ合わせ形状部分は孔であり、ケースの突出部の側面部には、かみ合わせ形状部分にかみ合わせられる凸部が形成されている。
これにより、かみ合わせ形状部分は突出部の側面部の凸部に対して取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って着脱可能にかみ合わせることができる。
本発明は、前記カバー部材は、前記ノズル面の周縁部を支える支持面部と、前記かみ合わせ形状部分を有していて前記支持面部から起立して形成されている第1起立側部と、前記かみ合わせ形状部分を有していて前記第1起立側部と対向しており前記支持面部から起立して形成されている第2起立側部と、を有しており、前記支持面部の内面は、前記ノズル面の前記周縁部に密着されていることが好ましい。
本発明の構成によれば、カバー部材は、支持面部と第1起立側部および第2起立側部を有している。支持面部はノズル面の周縁部を支える部分である。第1起立側部は、かみ合わせ形状部分を有していて、支持面部から起立して形成されている。同様にして第2起立側部は、かみ合わせ形状部分を有していて第1起立側部と対向しており支持面部から起立して形成されている。支持面部の内面は、ノズル面の周縁部に密着されている。
これにより、第1起立側部のかみ合わせ形状部分と第2起立側部のかみ合わせ形状部分は、突出部を挟むようにして取り付けることができ、しかも突出部に対して着脱可能に取り付けたり取り外すことができる。
本発明の構成によれば、カバー部材は、支持面部と第1起立側部および第2起立側部を有している。支持面部はノズル面の周縁部を支える部分である。第1起立側部は、かみ合わせ形状部分を有していて、支持面部から起立して形成されている。同様にして第2起立側部は、かみ合わせ形状部分を有していて第1起立側部と対向しており支持面部から起立して形成されている。支持面部の内面は、ノズル面の周縁部に密着されている。
これにより、第1起立側部のかみ合わせ形状部分と第2起立側部のかみ合わせ形状部分は、突出部を挟むようにして取り付けることができ、しかも突出部に対して着脱可能に取り付けたり取り外すことができる。
上記目的は、本発明にあっては、液体をノズル面から噴射する液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置であって、前記液体噴射ヘッドは、本体部と前記本体部から突出して設けられている突出部とを有するケースと、前記ケースの前記突出部に配置されて前記液体を噴射するためのヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを前記ケースの前記突出部に対して配置した状態で前記ヘッドユニットの前記ノズル面の周縁部を保持するカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、前記ケースの前記突出部に対して固定する際に、前記カバー部材を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って前記ケースの前記突出部に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分を有することを特徴とする液体噴射装置により、達成される。
これにより、カバー部材は、ケースの突出部に対して固定する際に、カバー部材は取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って突出部に対して着脱自在にかみ合わせることができる。カバー部材を用いてノズル面の周縁部を保持するために、カバー部材を突出部に取り付ける場合は勿論のこと、メンテナンスやヘッドユニットの一部もしくは全部を交換する際にカバー部材を取り外す場合にカバー部材の取り外し作業を、簡単に行うことができる。
これによって、液体噴射ヘッドのメンテナンスあるいはヘッドユニットの一部もしくは全部の交換をする際の作業性を向上することができる。
これにより、カバー部材は、ケースの突出部に対して固定する際に、カバー部材は取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って突出部に対して着脱自在にかみ合わせることができる。カバー部材を用いてノズル面の周縁部を保持するために、カバー部材を突出部に取り付ける場合は勿論のこと、メンテナンスやヘッドユニットの一部もしくは全部を交換する際にカバー部材を取り外す場合にカバー部材の取り外し作業を、簡単に行うことができる。
これによって、液体噴射ヘッドのメンテナンスあるいはヘッドユニットの一部もしくは全部の交換をする際の作業性を向上することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液体噴射装置の好ましい実施形態であるインクジェット式記録装置10を示している。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体の噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。
図1は、本発明の液体噴射装置の好ましい実施形態であるインクジェット式記録装置10を示している。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、インクジェットプリンタとも呼んでいる。インクジェット式記録装置10は、本体部1を有している。この本体部1は、ガイドレール17、プラテン12、キャリッジ14、インク吸引装置20、記録ヘッド30を備えている。記録ヘッド30は、液体の噴射ヘッドの一例であり、印刷ヘッドとも言う。
図1に示すインクジェット式記録装置10は、いわゆるオンキャリッジ型の記録装置であり、キャリッジ14の上部には、複数のインクカートリッジ2,3,4,5が着脱可能に装着できる。キャリッジ14の下部には、記録ヘッド30が設けられている。キャリッジ14は、ベルト15を介してモータ16に接続されている。モータ16が作動することによって、キャリッジ14はガイドレール17に沿ってプラテン12の軸方向である主走査方向Tに往復走行する。
ホームポジション18は、ガイドレール17の一方の端部に位置している。このホームポジション18は、キャリッジの走行経路の末端にある非印刷領域である。このホームポジション18には、本体部1の上にインク吸引装置20が配置されている。このインク吸引装置20は、液体吸引装置の一例でありキャッピングシステムもしくはキャッピング手段とも呼んでいる。図1のキャリッジ14の記録ヘッド30は、T1方向に沿ってホームポジション18に移動することで、インク吸引装置20のキャップ本体21に対面する。
インク吸引装置20は、記録ヘッド30のノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、吸引ポンプ19からの負圧をノズル開口に作用させてノズル開口からインクを強制的に吸引して排出させる機能を備える。この吸引ポンプ19は、インク吸引装置20を構成する一構成要素である。インク吸引装置20は、液体吸引装置の一例である。インクは液体の一例である。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイピング部材400が設けられている。このワイピング部材400は、必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面のインクを払拭する。
この他に、インク吸引装置20の横には、ワイピング部材400が設けられている。このワイピング部材400は、必要に応じて記録ヘッド30のノズルプレート面のインクを払拭する。
図2は、図1に示すインクジェット式記録装置10の電気的な接続例を示している。インクジェット式記録装置10の制御装置7は、ローカルプリンタケーブルまたは通信ネットワークを介してホストコンピュータ40のプリンタドライバ41に接続されている。プリンタドライバ41は、インクジェット式記録装置10に対して印刷やクリーニング動作あるいはインク吸引動作を実行させるためのコマンドを送るソフトウェアを搭載している。
図2に示すインクジェット式記録装置10は、制御装置7の他に、センサー8、インク吸引装置20、インクカートリッジ2,3,4,5、記録ヘッド30、キャリッジ14、用紙搬送機構15Aを含んでいる。
図2に示すインクジェット式記録装置10は、制御装置7の他に、センサー8、インク吸引装置20、インクカートリッジ2,3,4,5、記録ヘッド30、キャリッジ14、用紙搬送機構15Aを含んでいる。
図1の実施形態では、複数のインクカートリッジ2,3,4,5が、キャリッジ14の上に直接搭載されているが、これに限らずインクカートリッジ2,3,4,5がキャリッジとは別の位置に搭載されている、いわゆるオフキャリッジ型のインクジェット式記録装置を採用しても勿論構わない。
図2の用紙搬送機構15Aは、図1の用紙29をプラテン12上を搬送するようになっている。用紙29は記録媒体の一種である。
図2の用紙搬送機構15Aは、図1の用紙29をプラテン12上を搬送するようになっている。用紙29は記録媒体の一種である。
図3は、図1に示す記録ヘッド30の構造例を示す分解斜視図である。
図3に示す記録ヘッド30は、概略的にはケース301と、ヘッドユニット310を有している。
ケース301は、この図示例では上ケース350と下ケース340を有している。
ヘッドユニット310は、ヘッドチップあるいはヘッドチップユニットとも呼ぶことができ、ヘッドユニット310は、次のような積層構造を有している。ヘッドユニット310は、ノズルプレート311、リザーバプレート313、供給プレート314、アクチュエータ315を有している。
図3に示す記録ヘッド30は、概略的にはケース301と、ヘッドユニット310を有している。
ケース301は、この図示例では上ケース350と下ケース340を有している。
ヘッドユニット310は、ヘッドチップあるいはヘッドチップユニットとも呼ぶことができ、ヘッドユニット310は、次のような積層構造を有している。ヘッドユニット310は、ノズルプレート311、リザーバプレート313、供給プレート314、アクチュエータ315を有している。
ノズルプレート311は、インクを吐出するためのノズル開口であるたとえばノズル311aを多数有している。ノズルプレート311の上には、フィルム接着材312が配置されている。このフィルム接着材312は、リザーバプレート313とノズルプレート311を接着している。
リザーバプレート313は、ノズルプレート311側にインクを供給するためのものであり、リザーバプレート313は、供給プレート314に対して別のフィルム接着材312を介して接着されている。
リザーバプレート313は、ノズルプレート311側にインクを供給するためのものであり、リザーバプレート313は、供給プレート314に対して別のフィルム接着材312を介して接着されている。
供給プレート314は、リザーバプレート313側にインクを供給する。供給プレート314の上には、アクチュエータ315がフィルム接着材313Aにより接着されている。このアクチュエータ315は、外部より基板330とTCP320を介して駆動電圧が印加されると、撓み振動を発生する圧電振動子を多数有している。この圧電振動子は、ノズル311aに対応してそれぞれ1つずつ配置されている。圧電振動子の撓み振動により、任意のノズル311aからインクを噴射するようになっている。
図3のアクチュエータ315の上には、フレキシブル配線基板の一例であるたとえばTCP(テープ・キャリア・パッケージ)320が、たとえば接着により接続されている。このTCP320は、アクチュエータ315の各圧電振動子に対してそれぞれ駆動用の信号を供給するためのものである。TCP320は可撓性材料などにより作られており屈曲自在である。
次に、図3に示す記録ヘッド30のケース301について説明する。
ケース301の上ケース350は、下ケース340の上に配置されていて、上ケース350と下ケース340を組み合わせて接着してねじ360に止めることにより、ケース301が構成できる。
上ケース350と下ケース340の間には、基板330とフィルタ342が収容されている。上ケース350はたとえば4つの針部材351を有しており、各針部材351は、図1に示すインクカートリッジ2ないし5にそれぞれ着脱可能に差し込んで接続をする。各インクカートリッジ2ないし5内の各インクが、別々の針部材351を通じてそれぞれフィルタ342を介して下ケース340の流路開口341側に供給される。フィルタ342は、下ケース340に溶着されていて、インクを濾過することで不純物や気泡を除去する。流路開口341に導かれた各インクカートリッジ内のインクは、ヘッドユニット310の供給プレート314側に供給されることにより、各インクは、アクチュエータ315の作動により、任意のノズル311aからインクを噴射することができる。
ケース301の上ケース350は、下ケース340の上に配置されていて、上ケース350と下ケース340を組み合わせて接着してねじ360に止めることにより、ケース301が構成できる。
上ケース350と下ケース340の間には、基板330とフィルタ342が収容されている。上ケース350はたとえば4つの針部材351を有しており、各針部材351は、図1に示すインクカートリッジ2ないし5にそれぞれ着脱可能に差し込んで接続をする。各インクカートリッジ2ないし5内の各インクが、別々の針部材351を通じてそれぞれフィルタ342を介して下ケース340の流路開口341側に供給される。フィルタ342は、下ケース340に溶着されていて、インクを濾過することで不純物や気泡を除去する。流路開口341に導かれた各インクカートリッジ内のインクは、ヘッドユニット310の供給プレート314側に供給されることにより、各インクは、アクチュエータ315の作動により、任意のノズル311aからインクを噴射することができる。
図3の基板330は、コネクタ331を有していて、基板330は、下ケース340の基板配置部343に収容して固定される。上ケース350と下ケース340は、複数本のねじ360により固定される。このように上ケース350と下ケース340は、基板330、フィルタ342を収容して保護するケースであり、図1のキャリッジ14の下部に着脱可能に装着される。
図3に示すヘッドユニット310は、下ケース340の突出部200の下面側に対して取り付けられる。カバーヘッド400は、このヘッドユニット310を突出部200に対して着脱可能に取り付けることができる。カバーヘッド400は、カバー部材の一例であるが、ノズルプレート311の下面側からヘッドユニット310全体を下ケース340の突出部200の下面側に対して着脱可能に取り付けることができる。
図4は、図3の記録ヘッド30の組立体について、A−A線における断面構造例を示している。
図4においては、上ケース350、下ケース340、ヘッドユニット310およびカバーヘッド400を示している。
突出部200は、下ケース340の一部であり略直方体形状部分である。この突出部200は、図4においてZ1方向に、すなわち下方に向けて突出して形成されている部分である。この突出部200内には、インク流路201を有している。各インク流路201は、各流路開口341に接続されていて、インク流路201の下端部分はノズル311aに接続されている。
図4においては、上ケース350、下ケース340、ヘッドユニット310およびカバーヘッド400を示している。
突出部200は、下ケース340の一部であり略直方体形状部分である。この突出部200は、図4においてZ1方向に、すなわち下方に向けて突出して形成されている部分である。この突出部200内には、インク流路201を有している。各インク流路201は、各流路開口341に接続されていて、インク流路201の下端部分はノズル311aに接続されている。
図4に示す上ケース350は、カートリッジガイド352を有している。このカートリッジガイド352は、Z2方向に突出して枠形状に形成されており、図1に示すカートリッジ2ないし5がそれぞれ着脱可能に案内してはめ込むことができる部分である。
針部材351は、上ケース350と一体に形成されているが、針部材351はZ2方向に突出している。針部材351の下端部分と流路開口341の上端部分の間には、フィルタ342が配置されている。
針部材351は、上ケース350と一体に形成されているが、針部材351はZ2方向に突出している。針部材351の下端部分と流路開口341の上端部分の間には、フィルタ342が配置されている。
図4の基板330は、コネクタ331を搭載している。基板330の上には、位置決め用のボス369がZ2方向に突出して設けられている。TCP320は、図4と図3に示すようにアクチュエータ315と基板330を電気的に接続している。位置決め用ボス369は、TCP320の接続端部365を位置決め用ボス369により位置決めする。
これによって、接続端部365は、基板330を介してコネクタ331に対して電気的に接続する。TCP320は、ヘッドユニット310側から、突出部200の内面200TをZ2方向に沿って立ち上げて、さらに基板330の上面側において位置決め用ボス369により位置決めして固定できる構造である。
これによって、接続端部365は、基板330を介してコネクタ331に対して電気的に接続する。TCP320は、ヘッドユニット310側から、突出部200の内面200TをZ2方向に沿って立ち上げて、さらに基板330の上面側において位置決め用ボス369により位置決めして固定できる構造である。
図5は、図4に示す上ケース350の上にインクカートリッジ2ないし5が装着された状態の例を示している。
インクカートリッジ2は上ケース350のカートリッジガイド352によりガイドされた状態で装着されている。針部材351は、インクカートリッジ2ないし5内に挿入されることで、インクカートリッジ2ないし5内のインクがそれぞれ対応する針部材351を通じて記録ヘッド30のノズル側にインクを供給する。
インクカートリッジ2は上ケース350のカートリッジガイド352によりガイドされた状態で装着されている。針部材351は、インクカートリッジ2ないし5内に挿入されることで、インクカートリッジ2ないし5内のインクがそれぞれ対応する針部材351を通じて記録ヘッド30のノズル側にインクを供給する。
次に、図3に示すカバー部材としてのカバーヘッド400について説明する。
カバーヘッド400は、上述したようにカバー部材の一例であるが、カバーヘッド400は、たとえば金属あるいはプラスチックにより形成されている。カバーヘッド400は、図4と図5に示すように、下ケース340の突出部200に対してヘッドユニット310を保持するための部材である。カバーヘッド400は、ヘッドユニット310のメンテナンスあるいはヘッドユニット310の一部あるいは全部の構成要素を交換する場合に、突出部200から取り外すことが容易な構造のものである。
カバーヘッド400は、上述したようにカバー部材の一例であるが、カバーヘッド400は、たとえば金属あるいはプラスチックにより形成されている。カバーヘッド400は、図4と図5に示すように、下ケース340の突出部200に対してヘッドユニット310を保持するための部材である。カバーヘッド400は、ヘッドユニット310のメンテナンスあるいはヘッドユニット310の一部あるいは全部の構成要素を交換する場合に、突出部200から取り外すことが容易な構造のものである。
カバーヘッド400は、ヘッドユニット310を装着する際に突出部200に対して取り付けが容易であるばかりでなく、カバーヘッド400がヘッドユニット310のメンテナンス時あるいはヘッドユニット310の一部もしくは全部の構成要素を交換する場合に、取り外すことが容易であることが特徴である。
図6は、上ケース350と下ケース340の突出部200およびカバーヘッド400の構造を簡単化して示した斜視図である。図7は、カバーヘッド400の形状例を具体的に示す斜視図である。
図6は、上ケース350と下ケース340の突出部200およびカバーヘッド400の構造を簡単化して示した斜視図である。図7は、カバーヘッド400の形状例を具体的に示す斜視図である。
図7に示すカバーヘッド400は、図6に示す突出部200に対して固定する際にカバーヘッド400を取り付け方向Z2と取り外し方向Z1の両方に沿って突出部200の左右の側面部209,209に対して着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分430,430を有している。
一方のかみ合わせ形状部分430は、第1起立側部441の内面側に突出して形成されている。もう1つのかみ合わせ形状部分430は、第2起立側部442の内面側において突出して形成されている。
一方のかみ合わせ形状部分430は、第1起立側部441の内面側に突出して形成されている。もう1つのかみ合わせ形状部分430は、第2起立側部442の内面側において突出して形成されている。
かみ合わせ形状部分430,430は、互いに向かい合う方向に沿ってしかも対応する位置において突出して形成されていて、Z2方向の高さ位置は同じである。カバーヘッド400は、支持面部450と第1起立側部441と第2起立側部442を有している。支持面部450は、図7と図8に示すように、開口部451を有している。支持面部450は、この開口部451を形成する四隅の4辺の部分であるが、4つの辺の部分の支持面部450の内面455は、ノズルプレート311のノズル面311Pの4辺にある周縁部370を密着して支持するための部分である。
図8(A)はカバーヘッド400が取り付けられる前の状態あるいは取り外した後の状態を示し、図8(B)はカバーヘッド400が取り付けられた状態を示している。
図8(A)と図8(B)に示すように、突出部200の対向する側面部209には、それぞれ凹部210が形成されている。この凹部210は、カバーヘッド400のかみ合わせ形状部分430,430を着脱可能にかみ合わせる部分である。かみ合わせ形状部分430と凹部210の形状は次のようになっている。
カバーヘッド400が取り付け方向Z2と取り外し方向Z1方向にそれぞれ容易に着脱できるようにするために、かみ合わせ形状部分430はたとえば断面で見て半円形状もしくは立体で見て半球状に形成されている。このために、凹部210も、断面半円形状もしくは立体で見て半球状に形成されている。
図8(A)と図8(B)に示すように、突出部200の対向する側面部209には、それぞれ凹部210が形成されている。この凹部210は、カバーヘッド400のかみ合わせ形状部分430,430を着脱可能にかみ合わせる部分である。かみ合わせ形状部分430と凹部210の形状は次のようになっている。
カバーヘッド400が取り付け方向Z2と取り外し方向Z1方向にそれぞれ容易に着脱できるようにするために、かみ合わせ形状部分430はたとえば断面で見て半円形状もしくは立体で見て半球状に形成されている。このために、凹部210も、断面半円形状もしくは立体で見て半球状に形成されている。
これによって、カバーヘッド400は、Z2方向に取り付ける場合に、かみ合わせ形状部分430を凹部210に対して簡単にはめ込んで固定することができる。また、逆にカーヘッド400を突出部200から取り外す場合には、カバーヘッド400は、Z1方向に移動すれば、カバーヘッド400のかみ合わせ形状部分430を凹部210から簡単に取り外すことができるのである。
図8(B)に示すように、カバーヘッド400が突出部200に対して取り付けられた状態では、支持面部450の内面455は、ノズル面311Pの周縁部370に対して密着している。このようにすることで、ノズル面311Pのノズルから吐出したインクが、周縁部370と突出部200を伝わって図4に示す突出部200内に侵入してくるのを確実に防ぐことができる。
かみ合わせ形状部分430は、第1起立側部441と第2起立側部442の内面側に突出して形成することにより、カバーヘッド400の外面側には突出して形成されないので、カバーヘッド400の図8におけるWの拡大を防いで小型化が図れる。
カバーヘッド400は、突出部200に対して取り付けることにより、ノズルプレート311を含むヘッドユニット310を突出部200側に支持しているが、カバーヘッド400の突出部200に対する取り付けおよび突出部200からカバーヘッド400を取り外す場合の作業性を確実に向上させることができる。
カバーヘッド400は、突出部200に対して取り付けることにより、ノズルプレート311を含むヘッドユニット310を突出部200側に支持しているが、カバーヘッド400の突出部200に対する取り付けおよび突出部200からカバーヘッド400を取り外す場合の作業性を確実に向上させることができる。
カバーヘッド400がZ2方向に取り付けられる場合には、ヘッドユニット310の取り付けあるいは組立作業時間を短縮できる。またカバーヘッド400を突出部200から取り外して、ヘッドユニット310をメンテナンスしたり、あるいはヘッドユニット310の一部あるいは全部の構成要素を交換する場合には、そのような交換が容易になり交換作業時間を短縮することができる。
カバーヘッド400は、弾性変形して導電性を有する金属により作られているが、カバーヘッド400は下ケース340の突出部200に対して確実に保持することができる。ノズル面311Pとカバーヘッド400は、互いに密着させることにより、電気的な導通をとっている。
これにより、ノズル面311Pの帯電を防げる。
これにより、ノズル面311Pの帯電を防げる。
図9は、本発明の別の実施形態を示している。図9に示すカバーヘッド400は、図7に示すカバーヘッド400とほぼ同様な構造であるが、かみ合わせ形状部分430の形状が異なる。図9に示すかみ合わせ形状部分430,430は、それぞれ第1起立側部441、第2起立側部442に形成されているのは同じであるが、かみ合わせ形状部分430は、第1起立側部441と第2起立側部442を一部切り欠いて内側へ曲げることにより形成されている。
図10は、図9に示すかみ合わせ形状部分430,430が、突出部200の凹部210,210にかみ合った状態を示している。この例ではかみ合わせ形状部分430は、たとえば略断面半円形型に形成されていて、カバーヘッド400が取り付けられる取り付け方向Z2においても、取り外す方向であるZ1においてもかみ合わせ形状部分430は対称形状になっている。凹部210はかみ合わせ形状部分430と同様な形状である。
図11は、カバーヘッド400のかみ合わせ形状部分430がたとえば断面V字型になっている。これに対応して凹部210も断面V字型になっている。この形状を採用しても、取り付け方向Z2および取り外し方向Z1についてかみ合わせ形状部分430と凹部210の形状は対称形状であるので、カバーヘッド400の取り付けおよび取り外しは同様にして容易に行うことができる。
図12は、本発明のさらに別の実施形態を示している。
図12の実施形態では、第1起立側部441と第2起立側部442においてそれぞれかみ合わせ形状部分としての孔430Aが形成されている。この孔430Aに対応して、突出部200の側面部209にはそれぞれ凸部210Aが形成されている。この孔430Aに対しては凸部210Aが着脱可能にはまり込むことができる。孔430Aは、たとえば円形状の孔であり、凸部210Aは、たとえば半球状である。
図12の実施形態では、第1起立側部441と第2起立側部442においてそれぞれかみ合わせ形状部分としての孔430Aが形成されている。この孔430Aに対応して、突出部200の側面部209にはそれぞれ凸部210Aが形成されている。この孔430Aに対しては凸部210Aが着脱可能にはまり込むことができる。孔430Aは、たとえば円形状の孔であり、凸部210Aは、たとえば半球状である。
これにより、カバーヘッド400は、取り付け方向Z2においても、取り外し方向Z1においても、容易に着脱自在に取り付け、取り外し操作を行うことができる。
本発明の実施形態では、かみ合わせ形状部分は、第1起立側部441と第2起立側部42にそれぞれ設けるようにしている。しかしこれに限らず、かみ合わせ形状部分430の数や配置位置あるいはかみ合わせ形状部分の形状は変更することも勿論可能である。
本発明の実施形態では、かみ合わせ形状部分は、第1起立側部441と第2起立側部42にそれぞれ設けるようにしている。しかしこれに限らず、かみ合わせ形状部分430の数や配置位置あるいはかみ合わせ形状部分の形状は変更することも勿論可能である。
図示した本発明の実施形態においては、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクの各インクを使用する4つのインクカートリッジが、キャリッジに装着できるようになっている。このインクカートリッジの数はこれに限らず、ブラックインク用のインクカートリッジだけを備えているものや、ブラックインクを除いた2色や3色のカラーインク用の3つのインクカートリッジや、あるいは5つのインクカートリッジ、あるいは6つ以上のインクカートリッジを備えているものであってもよい。
本発明は、インクジェット式記録装置としての上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。また、本発明は、インクジェット式記録装置に限らず、プリンタ等の画像記録装置に用いられる記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等の液体を吐出する液体噴射ヘッドを用いた液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置等にも適用できる。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
10・・・インクジェット式記録装置、30・・・記録ヘッド、200・・・突出部、210・・・凹部、210A・・・突出部の覆面部の凸部、301・・・ケース、310・・・ヘッドユニット、311P・・・ノズル面、340・・・下ケース、350・・・上ケース、370・・・ノズル面の周縁部、400・・・カバーヘッド(カバー部材)、430・・・かみ合わせ形状部分、430A・・・第1起立側部と第2起立側部の孔(かみ合わせ形状部分の一例)、441・・・第1起立側部、442・・・第2起立側部、450・・・支持面部
Claims (5)
- 液体をノズル面から噴射する液体噴射ヘッドであって、
本体部と前記本体部から突出して設けられている突出部とを有するケースと、
前記ケースの前記突出部に配置されて前記液体を噴射するためのヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを前記ケースの前記突出部に対して配置した状態で前記ヘッドユニットの前記ノズル面の周縁部を保持するカバー部材と、を備え、
前記カバー部材は、前記ケースの前記突出部に対して固定する際に、前記カバー部材を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って前記ケースの前記突出部に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分を有することを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 前記カバー部材のかみ合わせ形状部分は、前記カバー部材の内面側に突出した形状であり、前記ケースの前記突出部の側面部には、前記かみ合わせ形状部分をかみ合わせる凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記カバー部材のかみ合わせ形状部分は孔であり、前記ケースの前記突出部の側面部には、前記かみ合わせ形状部分にかみ合わせられる凸部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記カバー部材は、前記ノズル面の周縁部を支える支持面部と、前記かみ合わせ形状部分を有していて前記支持面部から起立して形成されている第1起立側部と、前記かみ合わせ形状部分を有していて前記第1起立側部と対向しており前記支持面部から起立して形成されている第2起立側部と、を有しており、前記支持面部の内面は、前記ノズル面の前記周縁部に密着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液体噴射ヘッド。
- 液体をノズル面から噴射する液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置であって、
前記液体噴射ヘッドは、
本体部と前記本体部から突出して設けられている突出部とを有するケースと、
前記ケースの前記突出部に配置されて前記液体を噴射するためのヘッドユニットと、
前記ヘッドユニットを前記ケースの前記突出部に対して配置した状態で前記ヘッドユニットの前記ノズル面の周縁部を保持するカバー部材と、を備え、
前記カバー部材は、前記ケースの前記突出部に対して固定する際に、前記カバー部材を取り付け方向と取り外し方向の両方に沿って前記ケースの前記突出部に着脱自在にかみ合わせ可能なかみ合わせ形状部分を有することを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005038738A JP2006224362A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005038738A JP2006224362A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置 |
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JP2006224362A true JP2006224362A (ja) | 2006-08-31 |
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ID=36986141
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JP2005038738A Withdrawn JP2006224362A (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置 |
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JP (1) | JP2006224362A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012183764A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
-
2005
- 2005-02-16 JP JP2005038738A patent/JP2006224362A/ja not_active Withdrawn
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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