JP4556562B2 - 液体噴射ヘッド - Google Patents

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本発明は、インクジェット式記録ヘッド等の液体噴射ヘッドに係り、特に、複数のノズル開口を列設してなるノズル列を有するノズルプレートを備え、ノズル開口から液体を液滴として吐出可能な液体噴射ヘッドに関する。
圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴として吐出させる液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられるインクジェット式記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等がある。
このような液体噴射ヘッドには種々の形式があるが、例えば、インクジェット式記録装置(以下、単にプリンタという)におけるインクジェット式記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)は、リザーバから圧力室を経てノズル開口に至る一連の液体流路が形成された流路ユニットや圧力室の容積を変動可能な圧力発生素子を有するアクチュエータユニット等を備えたヘッドユニットと、液体流路に連通する複数のノズル開口を列設してなるノズル列を有する金属製のノズルプレートと、これらのヘッドユニット及びノズルプレートが固定される樹脂製のヘッドケースとを備えたものがある。
この記録ヘッドにおけるヘッドユニットとノズルプレートは、ノズルプレートのノズル開口を露出可能な開口部が開設された金属製のヘッドカバーによってヘッドケースに固定されるようになっている。このヘッドカバーは、流路ユニットやノズルプレートを保護し、各部の剥離を防止する機能を果たすものである。また、このヘッドカバーは、接地電位に設定されており、ノズルプレートに接触して導通することで、例えば、記録紙等から発生した静電気がノズルプレートを通じて伝達することによる駆動IC等の損傷や、この静電気がノイズとして駆動信号に重畳することによる誤作動等の不具合を防止するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−190513号公報
ところで、上記ヘッドカバーは、ノズルプレートの周囲表面に覆い被さるように重合した状態で取り付けられるため、このヘッドカバーの厚み分だけヘッド全体の厚みが増加する。そのため、記録紙等の記録媒体(吐出対象物)がヘッドカバーに接触することの無いよう、ノズル開口から記録媒体までの距離(プラテンギャップ)をより長く確保する必要がある。しかしながら、このプラテンギャップを広げてしまうと、極く微小なインク滴を吐出する場合に、インク滴の着弾位置ズレが大きくなったり、記録媒体に着弾する前にミスト化してしまう等の不具合が生じる虞がある。
また、ノズル開口周辺に付着したインクに起因する飛行曲がり等の吐出不良の防止や、ワイピング時における拭き取り性の向上の観点から、ノズルプレートの表面には、例えばフッ素樹脂を含有する撥液層が形成されており、これによりノズル表面の撥液性(撥インク性)が高められている。ところが、フッ素樹脂は絶縁性が高いため、撥液性を高めるためにこのフッ素樹脂の含有率を増加させると、これに伴ってノズルプレートの表面の絶縁性が高まってしまう。このため、上記特許文献1のように、ヘッドカバーをノズルプレート表面に重合させる構成のものでは、ノズルプレートとヘッドカバーとの導通が確保し難くなるという問題があった。
さらに、ノズルプレートとヘッドカバーとの境界部分は段差となるため、ノズルプレート表面の余分なインク滴や埃等の汚れをワイパーブレードによって払拭するワイピング時にワイパーブレードが段差の隅角部に届き難く、拭き残しが生じる虞がある。また、ワイパーブレードが段差を通過する際に拭き取ったインクを弾き飛ばし、装置内を汚してしまう虞もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ノズルプレートとヘッドカバーとの間の高低差を低減しつつ導通を確保することが可能な液体噴射ヘッドを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の液体噴射ヘッドは、液体流路をむヘッドユニットと、
前記液体流路に通じる複数のノズル開口を列設してなるノズル列を有し、前記ヘッドユニットの接合面に接合され導電性を有するノズルプレートと
記ノズルプレート及び前記ヘッドユニットを外側から包囲するように取り付けられ導電性を有するヘッドカバーと、を備え、
前記ヘッドカバーは、前記ノズル列を露出する開口部が開設されたフレーム部と、前記フレーム部の内周縁から内側に向けて突出した当接突起を有し、
前記ノズルプレートにおける前記開口部から露出する液体吐出側表面と外周縁とには絶縁物が設けられ、
前記当接突起により前記ノズルプレートの外周縁の前記絶縁物を剥離させ、前記ノズルプレートの前記外周縁に前記当接突起が当接していることを特徴とする。
上記構成によれば、ヘッドカバーは、ノズルプレートを避けてヘッドケースに取り付けられるので、ノズルプレートの表面にヘッドカバーを重合させる場合と比較して、ノズルプレートとヘッドカバーとの間の高低差(段差)を低減することができる。これにより、ワイピング時におけるワイパーブレードがノズルプレートとヘッドカバーとの境界をスムーズに移動することができ、汚れの拭き残しや、ワイパーブレードが拭き取ったインクを弾き飛ばす等の不具合を防止することが可能となる。
また、ノズルプレートの表面にヘッドカバーを重合させる場合と比較して、ノズルプレートの厚さ分だけノズル開口から吐出対象物までの距離を縮めることができる。これにより、吐出されたインク滴が吐出対象物に着弾せずにミスト化したり、吐出対象物における然るべき着弾位置からずれる等の不具合を可及的に防止することが可能となる。
さらに、ヘッドカバーの当接突起をノズルプレートの外周縁に当接させるようにしたので、ノズルプレートの表面の絶縁性が高い場合においても、ノズルプレートとヘッドカバーとを導通させることができる。したがって、ノズルプレートの表面の撥液性を高めたとしても、ノズルプレートをヘッドカバーを介して接地電位に調整することができ、静電気による駆動IC等の損傷や誤作動等の不具合を防止することができる。さらには、ノズルプレートの外周縁に撥液層等の絶縁物が存在する場合においても、当接突起の高い面圧で撥液層等の絶縁物を剥離させてノズルプレートの導電性を確保することができる。
上記構成において、前記フレーム部の内周縁における一側の当接突起の先端から他側の当接突起の先端までの寸法が、両当接突起に挟まれる方向のノズルプレートの寸法よりも短ことが望ましい。
この構成によれば、ヘッドカバー取付状態におけるノズルプレートは両側の当接突起によって挟持されるので、ヘッドカバーの当接突起をより確実にノズルプレートの外周縁に当接させることができる。その結果、ノズルプレートとヘッドカバーとの導通を一層確実に確保することが可能となる。
また、この構成によれば、ノズルプレートの外周縁に撥液層等の絶縁物が存在する場合においても、両側に配置した当接突起の高い面圧で撥液層等を剥離させてノズルプレートの導電性を確保することができる。
また、上記構成において、前記フレーム部における前記当接突起の近傍に、貫通孔を形成することが望ましい。
この構成によれば、両側の当接突起の先端間の寸法がノズルプレートの寸法よりも短く設定されている場合においても、両側の当接突起の間にノズルプレートを挟み込ませる際に当接突起が外側に移動することができるので、ヘッドカバーをヘッドケースに容易に取り付けることが可能となる。
なお、「当接突起の近傍」とは、貫通孔と当接突起とを隔てる部分が、当接突起が外側に移動可能な弾性を発揮し得る肉厚となるように定められた貫通孔の位置を意味する。
また、上記各構成において、前記当接突起は、前記フレーム部の内周縁における前記ノズル列よりも該ノズル列方向の外側に配置されることが望ましい。
さらに、前記当接突起を通じて、前記ノズルプレートとヘッドカバーとが導通するように構成することが望ましい
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付図面等を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下の説明は、代表的な液体噴射装置であるインクジェット式記録装置(以下、単にプリンタという)を例に挙げて行う。
まず、プリンタの概略構成について、図1を参照して説明する。プリンタ1は、記録紙等の記録媒体2(吐出対象物)の表面へ液体状のインクを吐出して画像等の記録を行う装置である。このプリンタ1は、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッド3(本発明の液体噴射ヘッドの一種に相当。以下、記録ヘッドという)、この記録ヘッド3が取り付けられるキャリッジ4、キャリッジ4を主走査方向に移動させるキャリッジ移動機構5、記録媒体2を副走査方向に移送するプラテンローラ6等を備えている。ここで、上記のインクは、本発明の液体の一種であり、インクカートリッジ7(液体貯留部材)に貯留されている。このインクカートリッジ7は、記録ヘッド3に対して着脱可能に装着される。
上記のキャリッジ移動機構5はタイミングベルト8を備えている。そして、このタイミングベルト8はDCモータ等のパルスモータ9により駆動される。従ってパルスモータ9が作動すると、キャリッジ4は、プリンタ1に架設されたガイドロッド10に案内されて、主走査方向(記録媒体2の幅方向)に往復移動する。
プリンタ1の非記録領域であるホームポジションには、例えばキャリッジ4に搭載された記録ヘッド3のノズル形成面(ノズルプレート21/図2,3参照)を払拭(ワイピング)するワイピング機構11が配設されている。このワイピング機構11は、ワイパーブレード11´を有しており、このワイパーブレード11´としては、ゴムやエラストマー等の弾性部材により構成される。このワイピング機構11は、ワイピング時において、ワイパーブレード11´をその先端部が記録ヘッド3のノズル形成面の移動軌跡と交差するように位置付ける。そして、記録ヘッド3の通過に伴ってワイパーブレード11´の先端部がノズル形成面を摺接し、これによりノズル形成面が払拭される。
このワイピング機構11に隣接して、上記ホームポジション若しくはその近傍に、キャッピング機構12が配設されている。キャッピング機構12は、記録ヘッド3のノズル形成面に当接し得るトレイ状のキャップ部材12´を有する。このキャッピング機構12では、キャップ部材12´内の空間が封止空部として機能し、この封止空部内に記録ヘッド3のノズル開口を臨ませた状態でノズル形成面に密着可能に構成されている。また、このキャッピング機構12には、ポンプユニット13が接続されており、このポンプユニット13の作動によって封止空部内を負圧化することができる。そして、ノズル形成面への密着状態でポンプユニット13を作動し、封止空部(密閉空間)内を負圧化すると、ノズル開口から記録ヘッド3内のインクや気泡が吸引されてキャップ部材12´の封止空部内に排出されるようになっている。
図2及び図3は、上記記録ヘッド3の構成を説明する図であり、図2は記録ヘッド3を斜め上方から観た分解斜視図、図3は記録ヘッド3を斜め下方から観た分解斜視図である。この記録ヘッド3は、上記インクカートリッジ7内のインクをヘッド内部に導入するインク供給針16が複数配設された供給針ユニット17と、アクチュエータユニット18や流路ユニット19等のヘッド構成部材を有するヘッドユニット20と、複数のノズル開口を列設してなるノズル列38(図4参照)を有するノズルプレート21とをヘッドケース22に備えて概略構成される。また、この記録ヘッド3において、ヘッドケース22の先端側(供給針ユニット17の接合面とは反対側)には、ヘッドユニット20やノズルプレート21の側部を保護すると共に、ノズルプレート21を接地電位に調整するためのヘッドカバー23が取り付けられるようになっている。
供給針ユニット17は、インク供給針16がヘッド主走査方向(ノズル列直交方向)に横並びに配設された合成樹脂製の部材である。この供給針ユニット17に配設されるインク供給針16の先端部は円錐状に尖っており、インクカートリッジ7内に挿入し易くなっている。また、この先端部には、インク供給針16の内外を連通する導入孔が複数穿設されており、これらの導入孔を通じてインクカートリッジ7内のインクがヘッド内に導入される。そして、本実施形態の記録ヘッド3は4種類のインクを吐出可能であるため、供給針ユニット17には、合計4本のインク供給針16が先端を上方に突出した姿勢で配設されている。
ヘッドケース22は、上記供給針ユニット17や配線基板24が取り付けられるベース部25と、このベース部25の底部から下方に向けて延出し、開口面にヘッドユニット20が取り付けられる中空箱体状のケース部26とにより構成される部材である。本実施形態においては、このヘッドケース22と上記供給針ユニット17の材料としては、例えば、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂等の熱可塑性樹脂が用いられる。
ヘッドケース22のベース部25には、ヘッドユニット20側にインクを供給する収束流路(図示せず)の上部開口27が、供給針ユニット17の各インク供給針16に対応した位置に夫々開設されている。また、ベース部25には、配線基板24が配設される基板配設部28が区画されている。配線基板24は、各種駆動信号用の電子部品が実装されると共に、アクチュエータユニット18のフレキシブルケーブル29の一端側端子が接続される接続端子が形成された基板である。また、この配線基板24はコネクタ36を備えている。このコネクタ36には、制御装置からのFFC(フレキシブルフラットケーブル)等の制御ケーブル(何れも図示せず)が電気的に接続されるようになっている。
そして、ベース部25に供給針ユニット17を取り付けると、インク供給針16内の針流路と、ヘッドケース22内の収束流路とが連通し、インク供給針16から導入されたインクが収束流路を介してヘッドユニット20側に供給されるようになっている。
上記ヘッドユニット20は、アクチュエータユニット18と流路ユニット19とから構成されており、これらを重ね合わせた状態で一体化してある。アクチュエータユニット18は、ノズル開口に対応する圧力室を形成した圧力室プレート、連通口を形成した連通口プレート、及び、圧電振動子を実装した振動子プレートを積層した状態で備え、また、TCP(テープキャリアパッケージ)等のフレキシブルケーブル29を、その他端側端子を圧電振動子の端子部に電気的に接続した状態で備えている。このアクチュエータユニット18における圧電振動子は、所謂撓み振動モードの圧電振動子であり、この圧電振動子を駆動、即ち、撓み振動させると、圧力室の容積が変化し、ノズル開口からインク滴が吐出されるようになっている。
流路ユニット19は、インク供給口30とリザーバの圧力変動を緩和するコンプライアンス部31とを形成した供給口プレート32、及び、インクカートリッジ7側から導入されたインクが供給される複数のリザーバ33(共通液体室)が形成されたリザーバプレート34により構成されている。供給口プレート32とリザーバプレート34とは、積層した状態で熱溶着フィルム等によって接合されており、リザーバ33からノズル開口に至るまでのインク流路(本発明における液体流路)を形成している。このリザーバプレート34の供給口プレート接合面とは反対側の面、即ち、ヘッドユニット20の底面は、ノズルプレート21が接合される接合面35となっている。
図4は、上記ノズルプレート21の構成を説明する平面図である。なお、この図においては、ヘッドユニット20の接合面35に接合された状態のノズルプレート21を示している。このノズルプレート21の材料としては、導電性を有する材料、例えばステンレス鋼等の大型の素材基板が用いられる。そして、この素材基板に対してノズル開口の開設や、一方の面(インク滴吐出側の表面)に撥液処理が施された後、この素材基板から複数のノズルプレート21が切り出される。したがって、撥液層は、ノズルプレート21の表面のみに形成されるようになっている。
このノズルプレート21には、流路ユニット19の液体流路に連通する複数のノズル開口を列設してなるノズル列38が形成されており、本実施形態においては、4種類のインクに対応させてこのノズル列38が合計4列形成されている。また、このノズルプレート21は、上記ヘッドユニット20の接合面35よりも一回り小さく形成されている。そのため、ヘッドユニット20の接合面35にノズルプレート21を接合すると、接合面35におけるノズルプレート21の周囲には、その厚み分だけ低い段差部40が形成される。この段差部40は、ヘッドカバー23をヘッドケース22に取り付ける際に、このヘッドカバー23のフレーム部43(図5,図6(b)参照)が係止する係止代となる。
なお、ノズルプレート21の大きさに関し、「接合面35よりも一回り小さい」とは、ヘッドカバー23のフレーム部43が十分に係止可能な段差部40を確保することができる程度の大きさを表す意味である。
ここで、上記流路ユニット19における供給口プレート32とリザーバプレート34、及び、上記ノズルプレート21には、これらをヘッドケース22に位置決めするための基準ピン51に挿通可能な挿通孔hが、この基準ピン51に対応する位置に夫々2箇所ずつ開設されている。そして、ヘッドユニット20とノズルプレート21は、各々の挿通孔hに基準ピン51が挿通することで相対的な位置が合わされた上で、ノズルプレート21を下側にした姿勢でヘッドケース22に固定される。さらに、これらのヘッドユニット20とノズルプレート21を外側から包囲するように、ヘッドケース22の先端側にヘッドカバー23が取り付けられる。
図5は、上記ヘッドカバー23の構成を説明する図であり、(a)はヘッドカバー23の斜視図、(b)はヘッドカバー23の平面図、(c)は(b)における領域Aの拡大図である。このヘッドカバー23は、ノズルプレート21と同様にステンレス鋼等の導電性を有する部材で作製されており、中央部分に開口部42が開設されたフレーム部43と、このフレーム部43の外周縁(図5(b)における上下左右の各辺)からヘッドケース22側に延出した側壁部44とにより概略構成されている。そして、ノズル列直交方向における両側の側面部44は、側方に向けてフランジ部45を延出しており、このフランジ部45には、ヘッドケース22に取り付けるための止着ピン46を挿通する止着孔Hが開設されている。また、側面部44は、プリンタ1側に通じるアースライン(図示せず)に接続されるようになっている。これにより、ヘッドカバー23が接地電位に調整されるように構成されている。
ヘッドカバー23の開口部42は、ノズルプレート21の外周形状に倣った形状を呈しており、その寸法(内寸)は、ノズルプレート21よりも若干大きめに設定されている。したがって、ヘッドカバー23をヘッドケース22に取り付けると、この開口部42からノズルプレート21が露出するようになっている。
フレーム部43は、略矩形の額縁状に形成されており、ヘッドユニット20の接合面35における段差部40に係止する部分である。このフレーム部43には、開口部42側(内周縁側)に向けて厚さが徐々に薄くなるテーパー部47(図6参照)が形成されている。そして、このテーパー部47の先端部分(フレーム部43の内周縁部分)の厚さは、ノズルプレート21の厚さに揃えられている。
また、このフレーム部43の内周縁、即ち、開口部42の開口縁には、内側に向けて突出した複数の当接突起48がフレーム部43と一体に設けられている。本実施形態における当接突起48は、図5(c)に示すように、平面視略三角形状を呈する微小な突起であり、フレーム部43の内周縁におけるノズル列方向の一側(図5(b)における上側)と他側(図5(b)における下側)に夫々2箇所ずつ、合計4箇所設けられている。そして、一側の当接突起48の先端から、これに対向する他側の当接突起48の先端までの寸法(以下、先端間距離という)は、両当接突起48に挟まれる方向(本実施形態においてはノズル列方向)のノズルプレート21の寸法よりも若干短く設定されている。具体的には、例えば、開口部42から露出させたとき(当接突起48の存在は考慮せず)のノズルプレート21とフレーム部43との間の間隙が0.1mmだとすると、各当接突起48の突出長さは約0.2mmに設定される。つまり、各当接突起48は、ノズルプレート21に対して少なくとも0.1mm程度オーバーラップするように寸法が定められている。したがって、ヘッドカバー23をヘッドケース22に取り付けて、ノズルプレート21を開口部42から露出させた状態では、両側の当接突起48同士によってノズルプレート21が挟持されるようになっている。
ここで、上述のようにヘッドカバー23は、ステンレス鋼等の比較的硬質な材料で作製されているため、そのままでは弾性変形し難く、当接突起48同士でノズルプレート21を挟み込むのが困難である。そのため、図5(c)に示すように、フレーム部43における各当接突起48の近傍には貫通孔49が開設されており、これにより当接突起48の外側(貫通孔49側)への移動を許容して、当接突起48同士でノズルプレート21を挟み込むのを容易にしている。
なお、「当接突起48の近傍」とは、貫通孔49と当接突起48とを隔てる部分が、当接突起48が外側に移動可能な弾性を発揮し得る肉厚となるように定められた貫通孔49の位置を意味する。
この貫通孔49は、本実施形態においては、当接突起48の突出方向に直交する方向に長い長孔であり、フレーム部43におけるテーパー部47に形成されている。この貫通孔49と当接突起48とを隔てる部分は、当接突起48突出方向の肉厚が比較的薄い薄肉部50であり、この薄肉部50の弾性変形によって当接突起48の外側への移動が可能となっている。したがって、薄肉部50の厚みと貫通孔49の大きさに応じて当接突起48の移動のし易さが決まるので、この薄肉部50の厚みと貫通孔49の大きさは、接突起48がノズルプレート21の外周縁に確実に当接し得る剛性を確保しつつも、当接突起48が外側に移動可能な弾性を薄肉部50が発揮する程度に設定されることが望ましい。
図6は、各構成部材を組み付けた状態の記録ヘッド3を示す図であり、(a)は記録ヘッド3をノズルプレート21側から見た平面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。同図に示すように、ヘッドカバー23は、接合面35への接合状態におけるノズルプレート21の周囲に形成される段差部40にフレーム部43を係止し、各当接突起48の先端がノズルプレート21の外周縁に当接する状態でこのノズルプレート21を開口部42から露出させると共に、止着ピン46によってヘッドケース22に取り付けられる。
このように、ヘッドカバー23は、接合面35への接合状態におけるノズルプレート21の周囲に形成された段差部40にフレーム部43を係止させる状態でノズルプレート21を避けてヘッドケース22に取り付けられるので、ノズルプレートの表面にヘッドカバーを重合させる場合と比較して、ノズルプレート21とヘッドカバー23との間の高低差(段差)を低減することができる。これにより、ワイピング時におけるワイパーブレード11´がノズルプレート21とヘッドカバー23との境界をスムーズに移動することができ、汚れの拭き残しや、ワイパーブレードが拭き取ったインクを弾き飛ばす等の不具合を防止することが可能となる。
また、本実施形態におけるフレーム部43には、テーパー部47が形成されており、このテーパー部47の先端部分の厚さが、ノズルプレート21の厚さに揃えられているので、ワイパブレード11´が、ヘッドカバー23とノズルプレート21の境界部分をより一層スムーズに移動することができ、汚れの拭き残し等の不具合をより効果的に防止することができる。
また、ノズルプレートの表面にヘッドカバーを重合させる場合と比較して、ノズルプレート21の厚さ分だけノズル開口から記録媒体2までの距離(プラテンギャップ)を縮めることができる。これにより、吐出されたインク滴が、記録媒体2に着弾せずにミスト化したり、記録媒体2における然るべき着弾位置からずれる等の不具合を可及的に防止することが可能となる。
さらに、ヘッドカバー23の当接突起48を、ノズルプレート21における撥液層が形成されていない外周縁に当接させるようにしたので、ノズルプレートの表面の絶縁性が高い場合においても、ノズルプレート21とヘッドカバー23とを導通させることができる。したがって、撥液性を強化するのに伴ってノズルプレート21の表面の絶縁性が高くなったとしても、ヘッドカバー23を通じてノズルプレート21を接地電位に調整することができ、静電気による駆動IC等の損傷や誤作動等の不具合を防止することができる。
また、本実施形態においては、フレーム部43の内周縁における一側と他側の当接突起48の先端間距離がノズルプレート21の寸法よりも短く設定されているので、ノズルプレート21は両側の当接突起48によって挟持される。したがって、各当接突起48をより確実にノズルプレート21の外周縁に当接させることができる。その結果、ノズルプレート21とヘッドカバー23との導通を一層確実に確保することが可能となる。また、ノズルプレート21が両側の当接突起48によって挟持されることにより、ノズルプレート21の接合面35からの剥離や脱落を防止することができる。さらには、ノズルプレート21の外周縁に撥液層等の絶縁物が存在する場合においても、当接突起48同士の高い面圧で撥液層等の絶縁物を剥離させてノズルプレートの導電性を確保することができる。
また、上述のように、フレーム部43における当接突起48の近傍に、この当接突起48の外側への移動を許容する貫通孔49を設けているので、本実施形態のように先端間距離がノズルプレート21の寸法よりも短く設定されている場合においても、ヘッドカバー23をヘッドケース22に容易に取り付けることが可能となる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。
当接突起48に関し、上記実施形態においては、フレーム部43の内周縁におけるノズル列方向の一側と他側に設けた例を示したが、これには限らない。例えば、フレーム部43の内周縁におけるノズル列38に直交する方向の一側と他側に当接突起48を設けることも可能である。この際、万一、この当接突起48によりワイパーブレードが傷つけられることによってノズル開口の払拭に支障を来すことがないように、各当接突起48は、フレーム部43の内周縁において、ノズル列38よりもノズル列方向の外側に配置されることが望ましい。
また、当接突起48の数に関し、上記実施形態においては、合計4つ設けた例を示したが、これには限らず、これより少なくすることも、多くすることも可能である。
以上は、液体噴射ヘッドの一種であるインクジェット式記録ヘッド3を例に挙げて説明したが、本発明は他の液体噴射ヘッドにも適用することができる。例えば、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等にも本発明を適用することができる。
プリンタの構成を説明する斜視図である。 記録ヘッドの構成を斜め上方から観た分解斜視図である。 記録ヘッドの構成を斜め下方から観た分解斜視図である。 ノズルプレートの構成を説明する平面図である。 ヘッドカバーの構成を説明する図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)における領域Aの拡大図である。 ヘッドカバーがヘッドケースに取り付けられた状態の記録ヘッドを示す図であり、(a)は記録ヘッドをノズルプレート側から見た平面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。
符号の説明
1…プリンタ,2…記録媒体,3…記録ヘッド,4…キャリッジ,5…キャリッジ移動機構,6…プラテンローラ,7…インクカートリッジ,8…タイミングベルト,9…パルスモータ,10…ガイドロッド,11…ワイピング機構,12…キャッピング機構,13…ポンプユニット,16…インク供給針,17…供給針ユニット,18…アクチュエータユニット,19…流路ユニット,20…ヘッドユニット,21…ノズルプレート,22…ヘッドケース,23…ヘッドカバー,24…配線基板,25…ベース部,26…ケース部,27…上部開口,28…基板配設部,29…フレキシブルケーブル,30…インク供給口,31…コンプライアンス部,32…供給口プレート,33…リザーバ,34…リザーバプレート,35…接合面,36…コネクタ,38…ノズル列,40…段差部,42…開口部,43…フレーム部,44…側面部,45…フランジ部,46…止着ピン,47…テーパー部,48…当接突起,49…貫通孔,50…薄肉部,51…基準ピン

Claims (5)

  1. 液体流路をむヘッドユニットと、
    前記液体流路に通じる複数のノズル開口を列設してなるノズル列を有し、前記ヘッドユニットの接合面に接合され導電性を有するノズルプレートと
    記ノズルプレート及び前記ヘッドユニットを外側から包囲するように取り付けられ導電性を有するヘッドカバーと、を備え、
    前記ヘッドカバーは、前記ノズル列を露出する開口部が開設されたフレーム部と、前記フレーム部の内周縁から内側に向けて突出した当接突起とを有し、
    前記ノズルプレートにおける前記開口部から露出する液体吐出側表面と外周縁とには絶縁物が設けられ、
    前記当接突起により前記ノズルプレートの外周縁の前記絶縁物を剥離させ、前記ノズルプレートの前記外周縁に前記当接突起が当接していることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記フレーム部の内周縁における一側の当接突起の先端から他側の当接突起の先端までの寸法が、両当接突起に挟まれる方向のノズルプレートの寸法よりも短ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記フレーム部における前記当接突起の近傍に、貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記当接突起は、前記フレーム部の内周縁において、前記ノズル列よりも該ノズル列方向の外側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 前記当接突起を通じて、前記ノズルプレートとヘッドカバーとが導通することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド
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