JP2006223391A - 遊技管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従業員への負担を抑えつつ、遊技客の客層を把握するのに十分なデータを収集する遊技管理システムを提供する。
【解決手段】 遊技者が遊技する遊技機に対応して設けられ、前記遊技機から情報を収集する端末装置と、前記端末装置が収集した情報を管理する管理装置と、遊技場の作業者が携帯する携帯端末装置と、を備える遊技管理システムにおいて、前記携帯端末装置は、前記遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、前記遊技者情報を前記端末装置へ送信する端末送信手段と、を備え、前記端末装置は、当該端末装置に対応する前記遊技機の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報と前記位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技者情報及び前記位置情報を、前記管理装置に送信する管理装置送信手段と、を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技管理システムに関し、特に、遊技者の客層に関する情報を収集する遊技管理システムに関する。
パチンコ店等の遊技場では、遊技客を会員として登録することで遊技客に関する情報を収集し管理する会員管理システムが普及している。会員管理システムでは、会員登録時に各遊技客から性別や生年月日等の個人情報を収集して、代わりに各会員に会員カードと会員IDを付与する。そして、会員が来店すると、会員カードから会員IDを読み出して、当該会員の遊技情報を来店客情報として収集する。このように会員管理システムは、来店客の客層を分析するために用いることができる。
しかし、遊技客の中には、会員カードの携帯を嫌う会員や、会員カードの持参を忘れる会員が多い。その結果、会員カードを積極的に用いるのが一部の会員に偏り、特定の客層の影響が大きくなり、遊技場全体の客層を反映した情報が収集できない。つまり、会員管理システムだけでは来店客の客層を把握するために十分な情報を収集できない。
そこで、従来は、従業員が入力端末を携帯して、当該端末に設けられた複数のスイッチを組み合わせて、遊技機の台番号、性別、年齢層等の遊技客に関する各種情報を入力することで、積極的に遊技者情報を収集、管理する客層管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−297788号公報
しかし、上記背景技術では、遊技者情報として入力する情報の項目が多く、また、入力端末に設けられたスイッチの操作が複雑で、遊技者情報の一回の収集作業にかかる負担が大きい。そのため、情報収集するタイミングが一日に数回に制限されてしまう。
また、従業員は任意のタイミングで遊技者情報を入力するため、収集した遊技情報がどのような遊技状態にある遊技者に関する情報であるのかを把握することができない。さらに、従業員は、自己の入力した遊技者情報の内容を容易には確認できず、全体として使い勝手が悪いシステムであった。
そこで、本発明は、従業員への負担を抑えつつ、遊技客の客層を把握するのに十分なデータを収集する遊技管理システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、遊技者が遊技する遊技機に対応して設けられ、前記遊技機から情報を収集する端末装置と、前記端末装置が収集した情報を管理する管理装置と、遊技場の作業者が携帯する携帯端末装置と、を備える遊技管理システムにおいて、前記携帯端末装置は、前記遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、前記遊技者情報を前記端末装置へ送信する端末送信手段と、を備え、前記端末装置は、当該端末装置に対応する前記遊技機の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報と前記位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技者情報及び前記位置情報を、前記管理装置に送信する管理装置送信手段と、を備える。
第2の発明は、遊技者が遊技する遊技機に対応して設けられ、遊技場の作業者を呼び出す呼出装置と、前記遊技機、又は、前記遊技機及び当該遊技機に対応する前記呼出装置から情報を収集する情報収集端末装置と、前記情報収集端末装置が収集した情報を管理する管理装置と、前記作業者が携帯する携帯端末装置と、を備える遊技管理システムにおいて、前記携帯端末装置は、前記遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、前記遊技者情報を前記呼出装置へ送信する第1送信手段と、を備え、前記呼出装置は、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報を前記情報収集端末装置へ送信する第2送信手段を備え、前記情報収集端末装置は、前記情報収集端末装置の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報と前記位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技者情報及び前記位置情報を、前記管理装置に送信する第3送信手段と、を備える。
なお、第2の発明において、呼出装置に代えて、遊技場の会員に関する情報を読み出す会員端末、又は、遊技者からの遊技球の貸出要求を受け付ける球貸装置(球貸しユニット)を用いることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記遊技機は、当該遊技機の遊技情報を前記情報収集端末装置へ送信する遊技情報送信手段を備え、前記遊技者情報関連付手段は、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報、前記位置情報及び前記遊技情報を関連付け、前記第3送信手段は、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技情報、前記位置情報及び前記遊技情報を、前記管理装置に送信する。
第4の発明は、第3の発明において、前記第3送信手段は、前記遊技機が予め定めた所定の遊技状態であると判断すると、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けて記憶された情報を管理装置に送信する。
第5の発明は、第3又は第4の発明において、前記遊技機で遊技する遊技者が、別の遊技者に入れ替わったことを、前記遊技情報に基づいて、検出する入替検出手段と前記遊技者情報を記憶する遊技者情報記憶手段と、前記入替検出手段によって検出された遊技者の入れ替わりに基づいて、前記遊技者情報記憶手段に記憶されている遊技者情報が有効であるか否かを判定する遊技者情報有効判定手段と、を備える。
第6の発明は、第5の発明において、前記遊技者情報有効判定手段は、前記遊技機の稼動量の大きさに基づいて、前記遊技者情報が有効であるか否かを判定する。
なお、第6の発明において、より具体的には、前記遊技者情報記憶手段は、前記遊技情報に基づいて算出した前記遊技機の稼動量が予め定めた所定の量を超えるまでは、前記遊技者情報を記憶しない。
第1の発明によれば、携帯端末装置は、遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、遊技者情報を端末装置へ送信する端末送信手段と、を備え、端末装置は、当該端末装置に対応する遊技機の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、携帯端末装置から送信された遊技者情報と位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、遊技者情報関連付手段によって関連付けられた遊技者情報及び位置情報を、管理装置に送信する管理装置送信手段と、を備えることによって、作業者は、遊技者に関する情報のうち当該遊技者が遊技する遊技機の位置情報を入力する必要がなく、遊技者の性別や年齢層だけを推定して入力するだけで、遊技機の位置情報も含めた遊技者情報が生成されるため、使い勝手に優れた遊技システムを提供することができる。また、管理装置はより正確に遊技者情報を収集することができる。
第2の発明によれば、携帯端末装置は、遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、遊技者情報を呼出装置へ送信する第1送信手段と、を備え、呼出装置は、携帯端末装置から送信された遊技者情報を情報収集端末装置へ送信する第2送信手段を備え、情報収集端末装置は、情報収集端末装置の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、携帯端末装置から送信された遊技者情報と位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、遊技者情報関連付手段によって関連付けられた遊技者情報及び位置情報を、管理装置に送信する第3送信手段と、を備えることによって、作業者は、遊技者に関する情報のうち当該遊技者が遊技する遊技機の位置情報を入力する必要がなく、遊技者の性別や年齢層だけを推定して入力するだけで、遊技機の位置情報も含めた遊技者情報が生成されるため、使い勝手に優れた遊技システムを提供することができる。また、管理装置はより正確に遊技者情報を収集することができる。
第3の発明によれば、遊技機は、当該遊技機の遊技情報を情報収集端末装置へ送信する遊技情報送信手段を備え、遊技者情報関連付手段は、携帯端末装置から送信された遊技者情報、位置情報及び遊技情報を関連付け、第3送信手段は、遊技者情報関連付手段によって関連付けられた遊技情報、位置情報及び遊技情報を、管理装置に送信することによって、任意のタイミングにおける単なる客層情報ではなく、どのような遊技者によって遊技機が稼動していたかを把握することができ、より適正な客層情報を収集することができる。
第4の発明によれば、第3送信手段は、遊技機が予め定めた所定の遊技状態であると判断すると、遊技者情報関連付手段によって関連付けて記憶された情報を管理装置に送信することによって、遊技者毎の遊技情報をより正確に収集することができる。
第5の発明によれば、遊技機で遊技する遊技者が、別の遊技者に入れ替わったことを、遊技情報に基づいて、検出する入替検出手段と遊技者情報を記憶する遊技者情報記憶手段と、入替検出手段によって検出された遊技者の入れ替わりに基づいて、遊技者情報記憶手段に記憶されている遊技者情報が有効であるか否かを判定する遊技者情報有効判定手段と、を備えることによって、遊技者が入れ替わるタイミングを的確に検出することができる。よって、一人の遊技者の遊技による遊技量と、当該遊技者の遊技者情報とを関連付けて把握することができ、遊技者毎の遊技量を正確に把握することができる。
第6の発明によれば、遊技者情報有効判定手段は、前記遊技機の稼動量の大きさに基づいて、遊技者情報が有効であるか否かを判定することによって、短時間しか遊技しない(いわゆる、試し打ちの)遊技者を除外して、遊技者の遊技者情報を収集することができ、特定の遊技機を嗜好する遊技者のみを対象とした客層を把握できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の遊技システムのシステム構成図である。
図1に示す遊技場の内部には内部ネットワークが設けられており、当該内部ネットワークには遊技場内部管理装置(ホールコンピュータ)1、リモコンキー管理装置2、顧客管理装置3及び中継装置(ルータ)4が接続されている。なお、リモンコンキー管理装置2及び顧客管理装置3は、前記内部ネットワークに直接接続することなく、遊技場内部管理装置1とのみ直接接続してもよい。この場合、リモンコンキー管理装置2及び顧客管理装置3は、遊技場内部管理装置1とのみ情報の通信を行う。
遊技場内に設けられた内部ネットワークは、例えば、Ethernet(登録商標、以下同じ)によって構成されている。当該内部ネットワークに接続された機器にはアドレスが設定されており、機器間の通信(例えば、特定の機器に対するデータの転送や指令信号の送信)や、複数の機器に対する同報通信(例えば、マルチキャストやブロードキャスト)を行うことができる。
遊技場内部管理装置1は、情報収集端末装置5aを介して遊技用装置6から遊技情報を収集し、各遊技機6a(図4)の動作状態を監視する。
リモコンキー管理装置2は、遊技場内で業務を行う作業者(遊技店の従業員)が携帯する携帯端末装置(リモコンキー)9(図6(A))の使用状態を管理する。リモコンキー管理装置2がリモコンキー9の使用状態を管理することによって、使用されているリモコンキー9の数、つまり、遊技場内でリモコンキー9を携帯する作業者の数を把握することができる。
なお、リモコンキー9とは、遊技機6aの前面に取り付けられた前面枠60(図4)を施錠又は開錠したり、遊技者情報を入力したり、遊技者の休憩時間を受け付けて呼出しランプ5bに休憩状態の表示を指示したりするための操作鍵であって、複数のスイッチを備える。そして、作業者がスイッチを操作することによって、呼出しランプ5bに遊技者情報が送信される。そして、呼出しランプ5bから情報収集端末装置5aを介して、顧客管理装置3に遊技者(図6(A))の遊技者情報が送信される。なお、遊技者情報とは、遊技場内に設置されている遊技機6aで遊技する各遊技者の性別、年齢層等の客層を評価するための情報である。
リモコンキー管理装置2には、リモコンID(各リモコンキー9を識別するために割り当てられたID)及び作業者ID(各作業者を識別するために割り当てられたID)が記憶されている。そして、業務を開始する前に、リモコンIDと作業者IDとを関連付けてリモコンキー管理装置2のRAMに記憶する。これにより、いずれのリモコンキー9をいずれの作業者が携帯しているかを把握することができる。
顧客管理装置3は、情報収集端末装置5aを介して遊技用装置6から遊技情報を収集し、各遊技機6aの動作状態を監視する。また、顧客管理装置3は、情報収集端末装置5aを介して呼出しランプ5bから遊技者情報を収集し、遊技場内で遊技する遊技者の遊技者情報を管理する。また、顧客管理装置3は、他の管理装置(遊技場内部管理装置1及びリモンコンキー管理装置2)がそれぞれ管理する情報のうち、リモコンID及び作業者IDを受信して管理する。そして、顧客管理装置1は、受信したこれらの情報を関連付けて、客層情報として管理する(図5)。
なお、顧客管理装置3は、会員管理装置を兼ねており、遊技場の会員として登録されている遊技者に関する個人情報(会員登録時に遊技者の申告により登録される遊技者に関する情報であって、例えば、遊技者の性別、生年月日、住所等の情報)を管理する。
中継装置4は、遊技場内の島設備毎に設けられており、当該島設備に設置された情報収集端末装置5aからの情報を中継して、当該情報を内部ネットワークに向けて送信する。なお、中継装置4の設置は、島設備毎に限られず、フロア毎、通路毎又は所定のブロック毎でもよい。
情報収集端末装置5aは、遊技用装置6及び呼出しランプ5bに接続されており、遊技用装置6から送信される遊技情報及び呼出しランプ5bから送信される遊技者情報を収集する。なお、複数(例えば、2台)の遊技用装置6に対して1台の情報収集端末装置5aを接続する構成でもよい。また、呼出しランプ5bを内部ネットワークに直接接続し、内部ネットワークを通じて対応する情報収集端末装置5aに論理的に接続してもよい。
なお、複数の遊技用装置6に対して1台の情報収集端末装置5aを接続する構成の場合、情報収集端末装置5aと呼出しランプ5bとを別に設け、呼出しランプ5bは各遊技機6aに一対一に対応して接続する構成とする。
情報収集端末装置5aは、遊技用装置6から出力される遊技情報を収集すると、所定期間の遊技情報の累積値(例えば、遊技機6aから出力される特賞信号に基づいて算出される特賞発生回数の累積値)を生成し、当該累積値に基づいて遊技用装置6の稼動量(遊技機6aが稼動することによって変化する情報。例えば、アウト数、スタート数、賞球数、特賞数等。)又は各遊技者の遊技量を算出する。この情報収集端末装置5aが生成する所定期間の遊技情報の累積値は、通常は一営業単位毎に累積算出される。
ここで営業単位とは一日の営業開始から営業終了までを意味し、開店時間より早く始まり閉店時間より遅く終わる。なお、一日の営業時間を午前、午後等に分割して、一日に複数の営業単位を設定してもよい。また、営業単位を、複数日(例えば、1週間)にわたるものとしてもよい。
また、情報収集端末装置5aは、当該情報収集端末装置5aに接続されている各遊技機6aの位置情報として台番号を記憶する。そして、情報収集端末装置5aは、遊技機6aから収集した遊技情報又は呼出しランプ5bから収集した遊技者情報と、当該遊技機6aの台番号とを関連付けて顧客管理装置3へ送信する。なお、遊技機6aの台番号と、情報収集端末装置5aに一意に付された通信アドレスや端末ID等の情報との対応関係を、遊技場内部管理装置1に記憶することで、情報収集端末装置5aに一意に付された情報を位置情報として用いてもよい。
遊技用装置6は、島設備に複数台ずつ設置されており、遊技機6aに球貸ユニット6b、補給タンク6c、アウトタンク6d及び会員端末6eなどの周辺装置が付加されて構成されている(図4)。
遊技機6aは遊技制御装置を中心とする各種制御装置を備え、変動表示ゲームを実行する。
遊技制御装置は、遊技を統括的に制御する主制御装置であり、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報(プログラム、データ等)を記憶しているROM及び遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ600(図3)、入力インターフェース、出力インターフェース、外部通信端子等から構成される。
遊技用マイクロコンピュータ600は、入力インターフェースを介しての各種検出装置(特別図柄始動センサ、普通図柄始動センサ、一般入賞口センサ)からの検出信号を受けて、大当り抽選等、種々の処理を行う。そして、出力インターフェースを介して、各従属制御装置(排出制御装置、表示制御装置)、普通電動役物ソレノイド、大入賞口ソレノイド等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
遊技用マイクロコンピュータ600には外部通信用端子が設けられており、外部通信用端子からは、遊技用マイクロコンピュータ600に一意に設定された識別番号を出力することができ、この外部通信用端子に検査装置や遊技場内部管理装置1又は顧客管理装置3を接続することで、遊技場内部管理装置1又は顧客管理装置3が遊技機6aを識別することができる。
また、遊技用マイクロコンピュータ600は、盤用外部情報端子を介して、遊技場内部管理装置1又は顧客管理装置3に当該遊技機6aに関する機種特定情報を出力する。
各遊技用装置6には呼出しランプ5bが設けられている。呼出しランプ5bは、情報収集端末装置5aと一体に設けられており、作業者がリモコンキー9を操作することにより送信される遊技者情報を受信して、情報収集端末装置5aへ出力する。なお、呼出しランプ5bは、情報収集端末装置5aと別に設けてもよい。
呼出しランプ5bは、情報表示画面51(図6(A))に遊技者情報の入力を促す記号又は画像を表示することによって、作業者へ遊技者の遊技者情報の入力が要求されていることを報知する。
コーナーランプ7は、遊技場内の島設備毎に設けられている。コーナーランプ7は、当該島設備のいずれかの呼出しランプ5bの呼出しスイッチが操作されて、装飾装置57が点灯すると、同期して点灯する。そして、当該島設備の管理を担当する作業者に対して、当該島設備における呼出しランプ5bで遊技者からの呼出しがあることを報知する。また、呼出しランプ5bの情報表示画面51に遊技者情報の入力を促す表示があると、当該表示に対応する態様で点滅する。そして、当該島設備の管理を担当する作業者に対して、当該島設備における複数の呼出しランプ5bのうちのいずれかで遊技者情報の入力が要求されていることを報知する。なお、コーナーランプ7の設置は、島設備毎に限られず、フロア毎、通路毎又は所定のブロック毎であってもよい。
第1の実施の形態では、情報収集端末装置5aからの情報を中継する中継装置4を島設備毎に設けたが、中継装置4を設けることなく、情報収集端末装置5aを内部ネットワークに直接接続するように構成してもよい。また、情報収集端末装置5aの代わりにリモートIOを置き、中継装置4の代わりに複数の遊技用装置6に対応する情報収集端末装置5aを設置することもできる。このように構成することで、従来、島コンピュータと称された方式での遊技システムにも対応することができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態の遊技場内部管理装置1の構成を示すブロック図である。
遊技場内部管理装置1には、CPU101、プログラム等を予め格納したROM102、CPUの動作時にワークエリアとして使用されるメモリであるRAM103、各種データを記憶するハードディスク等の記憶装置(HDD)104が設けられている。RAM103は、情報収集端末装置5aが送信した各遊技機6aの遊技情報や、リモコンキー管理装置2及び顧客管理装置3が送信する各種情報を記憶する。また、HDD104は、各遊技機6aの機種情報を記憶する。これらのCPU101、ROM102、RAM103及びHDD104はバス105によって接続されている。このバス105はCPU101がデータの読み書きのために使用するアドレスバス及びデータバスから構成されている。
バス105には、外部との入出力を司るネットワーク通信ポート106、I/Oポート107及び外部ネットワーク通信ポート108が接続されている。ネットワーク通信ポート106は、所定の通信プロトコルに従ってデータ通信を行うためのデータ入出力部であり、内部ネットワークと接続されている。I/Oポート107には、遊技用装置6から収集したデータや、遊技場内部管理装置1の稼動状態を表示するディスプレイや、遊技機6aにおける特賞発生を報知するスピーカによって構成される出力装置109が接続される。
また、I/Oポート107には、遊技場内部管理装置1の操作のための入力装置(キーボード、マウス等)110が接続される。
外部ネットワーク通信ポート108は、所定の通信プロトコルに従ってデータ通信を行うためのデータ入出力部であり、遊技場の外部に設けられた外部ネットワークと接続されている。よって、遊技場内部管理装置1は、外部ネットワークに接続された遊技場外部の機器と通信をすることができる。
リモコンキー管理装置2及び顧客管理装置3の構成において、遊技場内部管理装置1と同一の構成については、その説明を省略する。なお、リモコンキー管理装置2及び顧客管理装置3は、外部ネットワーク通信ポート108を備えないため、遊技場外部の機器と直接通信することができない。これらの管理装置は、ネットワーク通信ポート106を介して遊技場内部管理装置1と通信を行う。
図3は、本発明の第1の実施の形態の情報収集端末装置5aに設けられたマイクロプロセッサ500の構成を示す。
情報収集端末装置5aは、マイクロプロセッサ500、電源回路及びデータ入出力用端子が設けられている。
マイクロプロセッサ500は、3個のCPU501〜503を内蔵した1チップタイプのプロセッサであり、メディアアクセスコントロールCPU(MACCPU)501、ネットワークCPU502、アプリケーションCPU503の3つのCPUを内蔵している。また、これらのCPU501〜503が接続されているアドレス及びデータのためのコモンバス504には、各CPUに共通して使用されるメモリとして、RAM505、EEPROM506、及び、ROM507が接続されている。RAM505は、CPUによるプログラム実行時のワークエリアとして使用されるメモリである。EEPROM506は不揮発性のメモリである。ROM507にはプログラム等が予め格納されている。
また、このコモンバス504には、外部との入出力を司るネットワーク通信ポート508及びI/Oポート509も接続されている。
EEPROM506は、不揮発性のメモリであって、情報収集端末装置5aに接続される遊技機6aの台番号、ネットワーク構成及びアドレスの指定情報、識別コード等の情報収集端末装置5aに設定される情報等を記憶している。EEPROM506のプログラムによって書き換え可能な領域及びROM507には、遊技情報及び遊技者情報の収集に用いられるプログラムが記憶されている。
ネットワーク通信ポート508は、所定の通信プロトコルに従ってデータ通信を行うためのポートである。ネットワーク通信ポート508は、ドライバを介してネットワーク接続端子に接続されており、当該ネットワーク接続端子はネットワークケーブルを介して中継装置4が接続され、さらに、内部ネットワークを通じて遊技場内部管理装置1又は顧客管理装置3と信号(データ信号、指令信号)を送受信する。
I/Oポート509は、パラレル又はシリアルの入出力ポートであり、ドライバを介して外部入出力端子に接続されており、当該外部入出力端子には、遊技機6aから出力される賞球信号、特賞信号、確変信号、スタート信号や、周辺装置(球貸しユニット6b、補給タンク6c、アウトタンク6d及び会員端末6e)から出力される売上信号、補給信号、回収球信号、球貸し信号、会員ID等のデータ(図4)が入力される。なお、賞球信号、特賞信号、確変信号、スタート信号は、通信ポート510と、遊技機6aの遊技制御装置に備えられた遊技用マイクロコンピュータ600とで直接通信することで受信することもできる。
また、I/Oポート509には、呼出しランプ5bから出力される遊技者情報に関する信号が入力される。また、作業者へ遊技者情報の入力を促す場合には、I/Oポート509から呼出しランプ5bへ、情報表示画面51に遊技者情報の入力を促す表示を指示する信号が出力される。
通信ポート510は、遊技機6aに設けられた遊技用マイクロコンピュータ600の通信ポートとの間で、所定のプロトコルで通信を行う。通信ポート510は、遊技機6aの遊技制御基板上に設けられたコネクタと接続されている。
プロセッサには、CPU501〜503のクロックやリセット等の制御信号を出力する制御回路511も内蔵されている。
遊技用装置6から情報収集端末装置5aに遊技情報が入力されると、アプリケーションCPU503によって遊技情報の累積値が算出される。そして、アプリケーションCPU503は、算出された遊技情報の累積値に基づいて、遊技用装置6の稼動状態を判定する。遊技情報の累積値は、RAM505に一定期間記憶されて管理される。なお、当該累積値を、情報収集端末装置5aがネットワーク通信ポート508から出力して、遊技場内部管理装置1が管理してもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態の遊技機6a周辺のブロック図であり、遊技用装置6が出力する遊技情報を示す。
遊技機6aに設けられた盤用外部情報から情報収集端末装置5aのマイクロプロセッサのI/Oポート509には、遊技に関わる信号(遊技情報)が入力される。また、遊技機6aが備える遊技制御装置の遊技用マイクロコンピュータ600は、遊技制御を行う遊技制御ブロックと、セキュリティチェックや遊技情報出力を行う管理ブロックとを有し、管理ブロックからは遊技機6aの遊技制御基板上に設けられた外部通信端子を介して接続される外部装置(例えば、情報収集端末装置5aやセキュリティ検査装置)に当該遊技機6aの機種特定情報を出力する。
遊技機6aは、始動口への遊技球の入賞によって変動表示ゲーム(補助遊技)が開始したときは、変動表示ゲームが開始される毎に「スタート信号」を遊技情報として出力する。
また、遊技機6aは、変動表示ゲームの結果が特別遊技状態(大当り遊技)のときは、当該特別遊技状態中に「特賞信号(大当り信号)」を遊技情報として出力する。
また、遊技機6aは、始動入賞口(始動口)、一般入賞口、特別変動入賞装置(大入賞口)に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球を、排出装置から遊技盤の下方に設けられた供給皿に排出する。そして、所定数の賞球を排出する毎に「賞球信号」(例えば、10個で1パルスのパルス信号)を遊技情報として出力する。
また、遊技機6aは、当該特別遊技状態が確変図柄による特別遊技のときは、当該特別遊技状態中、及び、その後発生する特定遊技状態(確率変動状態)中に、「確変信号」を遊技情報として出力する。
また、遊技機6aの盤用外部情報から出力される信号(遊技情報)には、所定数(例えば、25個)の遊技球を貸し出す毎に出力される「球貸し信号」、変動表示ゲームが終了したときに出力される「図柄確定信号」等がある。これらの信号は、盤用外部情報から、電圧出力形式又は接点出力形式で出力される。
また、遊技機6aは、遊技機6aに固有の情報として遊技用マイクロコンピュータ600が備えるチップID(固有情報)、遊技機6aのメーカを特定するメーカコード、遊技機6aの機種を特定する機種コード、プログラムの正当性を確認するセキュリティコード(例えば、プログラムコードのハッシュ値)を機種特定情報として出力する。
なお、遊技情報を、遊技用マイクロコンピュータ600から通信ポート510に対して出力してもよい。この場合、所定のプロトコルを用いたデータ通信(例えば、暗号化通信)によって通信内容を秘匿することで、盤用外部情報から出力するよりも詳細な遊技情報(例えば、始動記憶数や抽出した乱数値など)を出力することができる。また、双方向通信によって接続相手のIDの認証を行い、不正な機器との接続を防止することができる。
また、球貸ユニット6bが現金サンドである場合には、球貸時の売上高に関する「売上信号」が出力される。なお、この現金サンドからの「売上信号」は、売上金額に関する情報の他、売上金額に相当する貸球数に関する情報を出力してもよい。
これらの信号を受信した情報収集端末装置5aは、これらの遊技情報を加算演算し、累積値を集計する。また、遊技情報の累積値を内部ネットワークに向けて送信してもよい。この累積値は、例えば、所定時間経過毎、特別遊技状態発生などのイベント時、又は、遊技場内部管理装置1からのポーリングの応答時に送信される。
また、遊技機6aが設置される島設備には、遊技機6a及び球貸しユニット6bに遊技球(賞球、貸球)を補給する補給路(補給ユニット)と、遊技機6aからアウト球を回収する回収路(回収ユニット)とを備えた補給回収機構(補給タンク6c、アウトタンク6d)と、情報表示パネル(情報表示部)61を備える会員端末6eが設けられている。
補給タンク6cは補給した球数を計数する補給数計数部を有し、アウトタンク6dはアウト球数を計数する回収球計数部を有している。補給タンク(補給数計数部)6cは補給球の計数結果である「補給信号」(例えば、10個で1パルスのパルス信号)を遊技情報として出力する。アウトタンク(回収球計数部)6dはアウト球の計数結果である「回収球信号」(例えば、10個で1パルスのパルス信号)を遊技情報として出力する。
この補給タンク6c及びアウトタンク6dは情報収集端末装置5aに接続されており、情報収集端末装置5aが、補給タンク6c及びアウトタンク6dから出力される遊技情報を加算演算し、累積値を集計する。なお、情報収集端末装置5aは、回収球信号、補給信号、及び、売上信号を遊技機6aから直接収集してもよい。
会員端末6eは、情報表示部61、操作パネル62及びカード読取部63を備えている。情報表示部61は表示手段として機能し、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で表示部が構成されている。そして、情報表示部61は、遊技機6aの過去の稼動状況(スタート回数、大当り回数等)や、各会員の遊技履歴、遊技場から遊技者に通知される情報等が表示される。操作パネル62は、押しボタンスイッチ等の遊技者が操作するスイッチによって構成されている。なお、操作パネル62を情報表示部61と一体に設けたタッチパネルで構成してもよい。
カード読取部63で遊技者が保有する会員カードが読み取られると、会員端末6eに備えられたカードリーダ/ライタによって、読み取られた会員カードから会員情報(会員ID)が特定される。会員IDは、会員端末6eから顧客管理装置3へ出力される。そして、当該会員IDに基づいて、顧客管理装置3に記憶されている当該遊技者(会員)に関する個人情報が読み出される。
なお、ICカード読取部を設け、ICカード読取部に会員カードを近接させることによって、会員カードに内蔵された記憶部から会員情報を読み取り、会員情報を出力してもよい。なお、顧客管理装置3が内部ネットワークに直接接続されていない場合は、会員端末6eは、遊技場内部管理装置1へ会員IDを出力し、その後、遊技場内部管理装置1から顧客管理装置3へ当該会員IDが送信される。
図5は、本発明の第1の実施の形態の客層情報の収集工程の機能ブロック図である。
遊技機6aで遊技が開始されると、当該遊技機6aは、遊技状態に基づいて各種の遊技情報を呼出しランプ5bと一体型の情報収集端末装置5aへ出力する。また、作業者は、リモコンキー9を用いて、遊技機6aで遊技する遊技者の遊技者情報を、呼出しランプ5bを介して情報収集端末装置5aへ送信する。このとき、遊技者情報と併せて、当該遊技者情報を出力したリモコンキー9のリモコンIDも、呼出しランプ5bを介して情報収集端末装置5aへ送信される。
そして、情報収集端末装置5aは、遊技者情報関連付手段50によって、EEPROM506に記憶されている遊技機6aの台番号(位置情報)を、遊技機6aから受信した遊技情報、及び、リモコンキー9から受信した遊技者情報と関連付ける。なお、ここで、位置情報及び遊技者情報と関連付けられる遊技情報とは、遊技者と関連する各種の遊技情報を含み、例えば、前記遊技者情報を受信した時点で遊技機6aで特賞状態が発生しているか否か、所定時間内の特賞状態の発生回数や変動表示ゲームの実行回数、遊技機6aの稼動時間等である。
そして、情報収集端末装置5aは、関連付けられたこれらの情報を、リモコンキー9から受信したリモコンIDと関連付けて、内部ネットワークを通じて顧客管理装置3へ送信する。
このように、情報収集端末装置5aに記憶された遊技機6aの位置情報を特定して、遊技情報及び遊技者情報と関連付けて顧客管理装置3へ送信することによって、作業者は、遊技者に関する情報のうち当該遊技者が遊技する遊技機6aの台番号を入力する必要がなく、遊技者の性別や年齢層だけを推定して入力するだけで位置情報も含めた遊技者情報が生成されるため、使い勝手に優れる遊技システムとなる。また、顧客管理装置3は、特定の遊技者に限られない、全体像をより正確に反映した遊技者情報を収集することができる。
また、このように、遊技者情報に遊技情報を関連付けて顧客管理装置3へ送信することによって、任意のタイミングにおける単なる客層情報ではなく、どのような遊技者によって遊技機6aが稼動していたか、又は、遊技者がどのような遊技状態で遊技していたかを把握することができ、より適正な客層情報を収集することができる。
そして、顧客管理装置3は、リモコンキー管理装置2から、リモコンIDと作業者IDとを関連付けた情報を受信する。そして、情報収集端末装置5aから受信したリモコンIDを、リモコンキー管理装置2から受信した上記の情報と照合する。これにより、情報収集端末装置5aから受信した遊技者情報が、いずれの作業者から送信された情報であるか、特定することができる。
顧客管理装置3は、このようにして関連付けて収集された位置情報、遊技情報及び遊技者情報を、客層情報として記憶する。
図6は、本発明の第1の実施の形態の遊技用装置6及び呼出しランプ5bの概略構成図である。
図6(A)は、遊技用装置6及び呼出しランプ5bの概略構成図である。
前述のように、遊技用装置6は、遊技機6a、球貸しユニット6b、補給タンク6c、アウトタンク6d及び会員端末6eで構成される。このうち、補給タンク6c及びアウトタンク6dは、遊技機6aの背面側に設けられているため、遊技用装置6の前面からは視認できない。つまり、遊技用装置6の前面からは、遊技機6a、球貸しユニット6b及び会員端末6eのみが視認できる。
遊技機6aの直上には、呼出しランプ5bが設けられている。
呼出しランプ5bは、略中央に情報表示画面51を備える。情報表示画面51は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で構成される。
情報表示画面51には、対応する遊技機6aの遊技成績や遊技場に関する種々の情報が表示される。また、情報表示画面51には、顧客管理装置3から遊技者情報の入力要求があると、作業者へ遊技者情報の入力を促す記号又は画像が表示される。なお、情報表示画面51への記号又は画像の表示に限られず、例えば、装飾装置57の点灯態様を変化させて作業者へ遊技者情報の入力を促してもよい。
また、情報表示画面51の表示領域の左下には、遊技者情報を示す記号(客層記号)52が表示される。
客層記号52は、図6(B)に示すように、遊技機6aで遊技する遊技者の性別が男性であれば青色、女性であれば赤色に表示される。また、客層記号52は、図6(C)に示すように、遊技機6aで遊技する遊技者の年齢層が若年層であれば逆三角形状、中年層であれば正方形状、高年層であれば三角形状に表示される。このように、情報表示画面51に、作業者が入力した遊技者情報を記号で表示することによって、作業者が自己の入力した内容を容易に確認することができる。
また、客層記号52は、現在入力されている遊技者情報が有効な場合、つまり、現在入力されている遊技者情報が、遊技機6aで現在遊技している遊技者と一致する場合は、通常の明度で表示される。一方、現在入力されている遊技者情報が無効な場合、つまり、遊技者の入れ替わりなどによって、現在入力されている遊技者情報が、遊技機6aで現在遊技している遊技者と一致しない場合は、遊技者情報が有効な場合と比較して低い明度で表示される。
なお、客層記号52の表示位置は、情報表示画面51の表示領域の左下に限られない。また、客層記号52の形態は、図6(B)及び図6(C)に示す色彩及び形状に限られない。しかし、遊技者が当該客層記号52の内容を容易に把握することができず、また、遊技者の視界に入りにくい位置及び形態に表示することが望ましい。
情報表示画面51の直下には、対応する遊技機6aの台番号が記載された表示53が貼付されている。
表示53の左側には、呼出しスイッチ54及び表示切替スイッチ55が設けられる。呼出しスイッチ54は、遊技者が作業者を呼び出すスイッチである。表示切替スイッチ55は、情報表示画面51に表示される内容を切り替えるスイッチである。
表示53の右側には、リモコンキー9と赤外線により通信するための受光部56を備える。つまり、リモコンキー9の発光部98を受光部56へ向けてリモコンキー9を操作することによって、作業者が入力した遊技者情報が、呼出しランプ5b及び情報収集端末装置5aを介して顧客管理装置3へ送信される。このとき、同時に当該リモコンキー9のリモコンIDが、顧客管理装置3へ送信される。また、このとき情報収集端末装置5aは、EEPROM506に記憶されている位置情報を、遊技機6aから収集した遊技情報と、リモコンID及び遊技者情報と関連付けて顧客管理装置3へ送信する。
情報表示画面51の左右には、装飾装置57を備える。装飾装置57は、ランプ、LED等の発光体よりなる。装飾装置57は、対応する遊技機8aで特賞が発生すると点滅する。
なお、本実施の形態のリモコンキー9は、赤外線通信によって呼出しランプ5bに遊技者情報を送信したが、その他の通信方法(例えば、FSK、UWB、ZigBee等の近距離無線通信)を使用してもよい。
また、本実施の形態では、リモコンキー9からの遊技者情報の入力を受け付け、遊技者情報の表示や作業者への入力要求を行う機器は、呼出しランプ5bとしたが、これらの処理を行う機器は呼出しランプ5bに限られず、遊技機6a毎に備えられた当該遊技機6aの位置情報を設定可能な機器であって、作業者から視認可能な機器であれば、例えば、球貸ユニット6b、会員端末6e、カードユニット又は情報開示端末等でもよい。
図7は、本発明の第1の実施の形態のリモコンキー9の概略構成図である。
リモコンキー9は、略四辺形状に構成され、スイッチ90〜97を備える。
スイッチ90〜95は、遊技者の性別及び年齢層を入力するためのスイッチである。スイッチ90は、遊技者が若年層の男性であると推定される場合に操作する。スイッチ91は、遊技者が中年層の男性であると推定される場合に操作する。スイッチ92は、遊技者が高年層の男性であると推定される場合に操作する。スイッチ93は、遊技者が若年層の女性であると推定される場合に操作する。スイッチ94は、遊技者が中年層の女性であると推定される場合に操作する。スイッチ95は、遊技者が高年層の女性であると推定される場合に操作する。このように、各スイッチに遊技者情報として性別及び年齢層を割り当てることによって、作業者は簡単な操作で遊技者情報を入力することができる。
スイッチ96及びスイッチ97は、遊技者の信頼性、つまり、不正を行う可能性があるか否かを入力するためのスイッチである。スイッチ96は、遊技者が常連客である場合、つまり、不正行為を行う可能性が低いと推定される場合に操作する。スイッチ97は、遊技者が常連客ではない場合、つまり、不正を行う可能性が高いと推定される場合(不審者と推定される場合)に操作する。なお、リモコンキー9にスイッチ96及びスイッチ97を設けなくてもよい。
スイッチ90〜97は、LED等の発光体が内蔵されている。そして、作業者がこれらのスイッチのいずれかを操作すると、操作したスイッチは所定の時間だけ点灯する。よって、作業者は、自己の入力した内容を、操作したスイッチが点灯することによって容易に確認することができる。
なお、発光体は、スイッチ90〜97とは別に、スイッチ90〜97の近傍に設けてもよい。また、リモコンキー9に表示部を設けて、スイッチ90〜97の操作内容を表示してもよい。
作業者は、遊技機6aで遊技する遊技者を目視して、性別及び年齢層を推定する。そして、作業者がリモコンキー9に備えられたいずれかのスイッチを操作すると、リモコンキー9の発光部98から呼出しランプ5bの受光部56へ赤外線信号が送信され、作業者が入力した遊技者情報が情報収集端末装置5aに送信される。情報収集端末装置5aに送信された遊技者情報は、内部ネットワークを通じて顧客管理装置3へ送信される。また、作業者が入力した当該遊技者情報は、呼出しランプ5bの情報表示画面51に該当する客層記号52で表示される。
なお、リモコンキー9による遊技機6aの施錠及び開錠操作は、複数のスイッチを組み合わせることによって行う。ただし、別途に施錠スイッチ及び開錠スイッチを設けてもよい。
図8は、本発明の第1の実施の形態のリモコンキー9のブロック図である。
リモコンキー9には、CPU901、プログラム等を予め格納したROM902、CPUの動作時にワークエリアとして使用されるメモリであるRAM903が設けられている。RAM903は、作業者が入力した遊技者情報を記憶する。これらのCPU901、ROM902、RAM903及びI/Oポート905はバス906を介して接続されている。
I/Oポート905には、発光部98に備えられた赤外LED907、各操作スイッチ909に備えられた操作確認LED908、及び、作業者が遊技者情報を入力するための操作スイッチ909が接続される。作業者が操作スイッチ909を操作することにより遊技者情報が入力されると、発光部98に備えられた赤外LED907に点灯指令信号が出力され、同時に該当する操作スイッチ909に備えられた操作確認LED908に点灯指令信号が出力される。
また、リモコンキー9は、電源である電池904を備える。電池904は、一次電池(例えば、乾電池)でもよく、二次電池(例えば、ニッケル−カドミウム電池)でもよい。
図9は、本発明の第1の実施の形態の遊技者情報登録受付処理のフローチャートであり、情報収集端末装置5aのアプリケーションCPU503で実行される。遊技者情報登録受付処理は、遊技機6aから出力される特賞信号が検出される毎に実行される。ただし、定期的に実行してもよい。
遊技者情報登録受付処理では、まず、遊技機6aで特賞状態が発生したか否か、つまり、遊技機6aから特賞信号が送信されたか否かを判定する(S11)。遊技機6aから特賞信号が送信されていない場合は、この遊技者情報登録受付処理を終了する。
遊技機6aから送信された特賞信号を受信した場合は、当該遊技機6aは特賞状態であると判断されるため、呼出しランプ5bの情報表示画面51に遊技者情報の入力を促す記号又は画像を表示して、作業者へ遊技者情報の入力を要求する(S12)。このとき、同時にコーナーランプ7を遊技者情報の入力を促す態様で点滅させて、上記遊技機6aが設けられた島設備の管理を担当する作業者に対して、当該島設備における呼出しランプ5bで遊技者情報の入力が要求されていることを報知する。また、呼出しランプ5bの情報表示画面51に表示された客層記号52を、明度を低くして無効の状態に変換する。なお、客層記号52の表示を消すことによって、当該客層記号52が無効の状態であることを示してもよい。
次に、作業者からの遊技者情報の入力があったか否かを判定する(S13)。遊技情報の入力がない場合は、特賞状態が継続している間、ステップS13で遊技者情報の入力があるまで作業者への遊技者情報の入力要求(S12)を継続し、特賞状態が終了すると、遊技者情報の入力がなされなかったものとして入力要求を終了する。
ステップS13において、作業者からの遊技者情報の入力があったと判定した場合は、遊技機6aから送信される遊技情報及び当該遊技機6aの位置情報を、入力された遊技者情報に関連付ける(S14)。つまり、ステップS14の遊技者情報生成処理を実行することによって、遊技者情報関連付手段50が構成される。
そして、ステップS14で遊技情報及び位置情報と関連付けられた遊技者情報を、顧客管理装置3へ送信する(S15)。顧客管理装置3は、情報収集端末装置5aから受信した遊技者情報と、リモコンキー管理装置2から受信したリモコンID及び作業者IDに基づいて、客層情報を生成する。
次に、作業者が入力した遊技者情報に基づいて、予め定められた該当する客層記号52(図6(b)、(c)参照)を、呼出しランプ5bの情報表示画面51に表示する(S16)。ここで表示した客層記号52は、遊技機6aで次に特賞状態が発生するまで通常の明度で表示される。これによって、当該客層記号52で表された遊技者情報は有効である旨が示される。そして、遊技機6aで次に特賞状態が発生すると、ステップS12で客層記号52は無効の状態に変換される。
このように、遊技機6aで特賞状態が発生した場合に、作業者へ遊技者情報の入力を要求することによって、遊技機6aの稼動量と遊技者情報とを関連付けて評価することができる。つまり、任意のタイミングで遊技者情報を入力した場合、当該遊技者情報は、当該入力のタイミングにおける単なる客層情報であって、遊技機6aの稼動量と遊技者情報とを関連付けても、その遊技者情報がどの期間の遊技情報に対応するものかが不明確である。しかし、本実施の形態では、遊技機6aの稼動量が大きく変化する特賞状態発生時に遊技者情報を入力するので、どのような遊技者によって遊技機6aが稼動しているか(例えば、特賞状態が発生したか)や、一人の遊技者に対してどのくらいの量の遊技量があったかをより正確に把握でき、遊技者毎の遊技者情報をより正確に収集することができる。また、遊技場では、ある遊技機6aで特賞状態が発生すると、通常は作業員が確認のために当該遊技機6aまで出向くため、特賞状態が発生した場合に作業者へ遊技者情報の入力を要求したとしても、作業者に特段の負担がかかることはない。
なお、本実施形態では、遊技機6aで特賞状態が発生した場合に、作業者へ遊技者情報の入力を要求するが、スタート信号が所定数だけ検出された場合に、作業者へ遊技者情報の入力を要求など、入力要求の発生条件を遊技場の実情や要求に鑑みて適宜設定してよい。
図10は、本発明の第1の実施の形態の遊技者情報の入力のタイミングチャートである。
図10の縦軸は遊技機6aの差玉であって、マイナス4000個からプラス5000個までを示す。また、横軸は稼動時間であって、10パルスの回収球信号(回収球100個)が検出される時間を一単位とする。
ここでは、第1区間に遊技機6aで遊技が開始される。その後、差玉が一定の割合で減少しており、特賞状態が発生していないことを示す。
そして、第7区間の時点でマイナス3000個であった差玉が、第8区間の時点ではマイナス1000個まで増加している。つまり、第7区間の時点で特賞状態が発生したことを示す。したがって、第7区間の時点で、情報表示画面51に表示された客層記号52が無効の状態に変換されるとともに、情報表示画面51に遊技者情報の入力を要求する記号又は画像が表示され、作業者へ遊技者情報の入力が要求される。ここでは、第7区間の時点で作業者によって入力された遊技者情報は、若年層の男性である。
その後、差玉は一定の割合で減少し、第9区間の時点で再び増加する。つまり、第9区間の時点で特賞状態が発生したことを示す。したがって、第9区間の時点で、作業者へ遊技者情報の入力が要求される。ここでは、第9区間の時点で作業者によって入力された遊技者情報は、若年層の男性である。
その後、差玉は一定の割合で増加する。ここで、一回の特賞発生によって増加する差玉を2000個とすると、第9区間から第10区間までの間に2000個の差玉が増加し、さらに第10区間から第11区間までの間に2000個の差玉が増加しているため、第10区間の時点でも特賞状態が発生したことを示している。したがって、第10区間の時点でも、作業者へ遊技者情報の入力が要求される。ここでは、第10区間の時点で作業者によって入力された遊技者情報は、若年層の男性である。
その後、第11区間の時点から差玉は一定の割合で減少し、第12区間の時点で再び増加する。つまり、第12区間の時点で特賞状態が発生したことを示す。したがって、第12区間の時点で、作業者へ遊技者情報の入力が要求される。ここでは、第12区間の時点で作業者によって入力された遊技者情報は、若年層の男性である。
そして、第13区間から第25区間までは差玉が一定の割合で減少しているため、第13区間以降は特賞状態が発生しなかったことを示す。
このように、遊技機6aで特賞状態が発生した場合に、作業者へ遊技者情報の入力を要求することによって、遊技機6aの稼動量と遊技者情報とを関連付けて評価することができる。つまり、ここでは、第7区間から第12区間までに4回の特賞状態が発生して、当該特賞発生時に作業者によって入力された遊技者情報が、いずれも若年層の男性であるため、同一の遊技者による遊技によって4回の特賞状態が発生したと推定できる。これにより、当該遊技者に対してどのくらいの量の遊技量があったかを把握することができる。
なお、特賞状態で遊技している遊技者の客層と、非特賞状態で遊技している遊技者の客層とに有意差はなく、また、すべての遊技客に対して特賞状態が発生する確率は平等であるため、特賞状態で遊技する遊技客の客層を把握することで全体の客層を把握できる。
図11は、本発明の第1の実施の形態の客層情報の構成図であり、顧客管理装置3のHDD104に記憶される。
図11(A)は、遊技機6aの機種名と台番号との関連図である。
遊技機6aは、機種毎に機種名(例えば、甲、乙、丙、丁、戊)が付されている。そして、各遊技機6aの台番号(位置情報)と機種名とが関連付けられて記憶される。ここでは、台番号1〜20の遊技機6aの機種は「甲」、台番号21〜40の遊技機6aの機種は「乙」、台番号41〜60の遊技機6aの機種は「丙」、台番号61〜80の遊技機6aの機種は「丁」、台番号81〜100の遊技機6aの機種は「戊」と記憶されている。
図11(B)は、客層情報の集計例である。ここでは、機種名が「甲」の遊技機6aについての一営業単位における集計例を示す。
この場合、稼動量は60%、つまり、一営業日の6割の時間、遊技機6aが稼動していたことを示す。
また、遊技機6aの稼動中に当該遊技機6aで遊技した客層の比率は、若年層の男性が10%、若年層の女性が0%、中年層の男性が25%、中年層の女性が5%、高年層の男性が45%、高年層の女性が15%である。
また、遊技機6aの稼動中に当該遊技機6aで遊技した客層の男女の比率は、男性が80%、女性が20%である。
また、遊技機6aの稼動中に当該遊技機6aで遊技した客層の年齢層の比率は、若年層が10%、中年層が30%、高年層が60%である。
このように、遊技機6aの稼動量と遊技者情報とを関連付けて記憶することによって、客層情報の管理に加えて、特定の機種の遊技機6aで遊技する遊技者の客層を把握することができる。
なお、集計する項目はこれらの項目に限られず、例えば、常連客と一見客の比率を集計してもよい。
図12は、本発明の第1の実施の形態の会員の個人情報の構成図であり、顧客管理装置3のHDD104に記憶される。
会員の個人情報とは、前述の通り、会員登録時に遊技者の申告により登録される遊技者に関する情報であって、例えば、遊技者の性別、生年月日、住所等の情報である。各会員には会員IDが付与され、当該会員IDと前記個人情報とが関連付けられて記憶されている。
ここでは、会員IDが××001の遊技者の個人情報は、生年月日が1980年1月1日、性別が男性と記憶されている。これらの個人情報から、当該遊技者の登録遊技者情報は、若年層の男性と定められて、記憶される。
これに対して、作業者によって入力された当該遊技者の遊技者情報は、若年層の男性である。つまり、登録遊技者情報と、作業者によって入力された遊技者情報とが一致するため、当該遊技者が申告した個人情報は信憑性があると判断できる。
また、会員IDが××002の遊技者の個人情報は、生年月日が1979年7月7日、性別が女性と記憶されている。これらの個人情報から、当該遊技者の登録遊技者情報は、若年層の女性と定められて、記憶される。
これに対して、作業者によって入力された当該遊技者の遊技者情報は、中年層の女性である。つまり、登録遊技者情報と、作業者によって入力された遊技者情報とが一致しないため、当該遊技者が申告した個人情報は信憑性がないと判断できる。
このように、登録遊技者情報と、作業者によって入力された遊技者情報とに差があった場合、登録遊技者情報を、作業者によって入力された遊技者情報に修正することができる。なお、両者に一回だけ差が生じた場合に直ちに修正するのではなく、両者に何回か差が生じた場合に修正することが望ましい。
以後、会員IDが××003〜××006の遊技者については、登録遊技者情報と、作業者によって入力された遊技者情報とが一致するため、これらの各遊技者が申告した個人情報は信憑性があると判断できる。
このように、遊技機6aで遊技する遊技者の遊技者情報を入力することによって、当該遊技者が遊技場の会員である場合は、会員の個人情報として記憶されている内容の信憑性を判断して、適宜修正することができる。
また、顧客管理装置3に記憶された各会員の個人情報の信憑性が高い場合(例えば、会員登録時に身分証明書を提示してもらい、これに基づいて個人情報を登録した場合)は、各遊技者の登録遊技者情報と作業者によって入力された遊技者情報とを比較することによって、顧客管理装置3で各作業者の入力内容の信憑性の高低を評価してもよい。例えば、各遊技者の登録遊技者情報と作業者によって入力された遊技者情報とが一致しない場合は、当該作業者による入力内容は信憑性が低いと判断できる。また、各遊技者の登録遊技者情報と作業者によって入力された遊技者情報と一致する場合は、当該作業者による入力内容は信憑性が高いと判断できる。そして、評価の高い作業者が入力した遊技者情報と、評価の低い作業者が入力した遊技者情報とに重み付けをして評価してもよい。また、会員の個人情報の信憑性が高い場合は、遊技者情報を入力する必要性が低いため、当該会員が遊技する遊技機6aを遊技者情報の入力の対象から外してもよい。
以上説明した第1の実施の形態では、遊技情報及び位置情報と、遊技者情報とを関連付ける例について説明したが、遊技情報を用いず、位置情報と遊技者情報とを関連付けるように構成することもできる。この場合、作業者は、遊技者情報を入力する際に、当該遊技者が遊技する遊技機6aの台番号を入力する必要がなく、遊技者の性別や年齢層だけを推定して入力するだけよいので、使い勝手に優れる遊技システムとなる。また、作業者が遊技機6aの位置を誤入力することがないので、顧客管理装置3はより正確に遊技者情報を収集することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と異なり、所定量の稼動量があった場合に入力された遊技者情報のみを有効な情報として収集する。よってここでは、前述した第1の実施の形態と異なる構成のみ説明し、第1の実施の形態と同一の構成には同じ符号を付して、その説明を省略する。
図13は、本発明の第2の実施の形態の遊技者情報受付処理のフローチャートであり、情報収集端末装置5aのアプリケーションCPU503で実行される。
本実施形態では、作業者は、所定のタイミングで遊技者情報を入力する。また、情報収集端末装置5aは、所定のタイミングで、作業者からの遊技者情報の入力があったか否かを判定する(S21)。作業者からの遊技者情報の入力がない場合は、この遊技者情報受付処理を終了する。
一方、作業者からの遊技者情報の入力があったと判定した場合は、情報収集端末装置5aのRAM505に記憶されている前回入力された遊技者情報を、今回入力された遊技者情報に更新する(S22)。そして、呼出しランプ5bの情報表示画面51に、入力された遊技者情報に該当する客層記号52を表示する(S23)。
なお、遊技者情報受付処理では、所定のタイミングで入力される遊技者情報を、当該タイミング毎に情報収集端末装置5aのRAM505に更新して記憶するが、更新した遊技者情報は顧客管理装置3へ送信されない。
図14は、本発明の第2の実施の形態の客層登録処理のフローチャートであり、情報収集端末装置5aのアプリケーションCPU503で実行される。客層登録処理は、図15に示す連続遊技区間特定処理の実行毎に実行される。
客層登録処理では、遊技機6aから出力された遊技情報に基づいて、連続遊技区間特定処理によって当該遊技機6aの稼動量が客層登録をするために十分な量であるか否かを判定する(S31)。連続遊技区間特定処理については、図15で詳説する。
次に、客層登録が可能であるか否か、つまり、ステップS31で遊技機6aの稼動量が十分な量であるとして、図15のステップS42〜S43で客層登録の許可があったか否かを判定する(S32)。客層登録の許可がなかった場合は、ステップS31に戻り、客層登録の許可があるまで連続遊技区間特定処理を継続する(S31)。
連続遊技区間特定処理で客層登録の許可があった場合は、当該許可がされた時点以後に作業者から遊技者情報の入力があったか否かを判定する(S33)。遊技者情報の入力がない場合は、ステップS31に戻り、遊技者情報の入力があるまで連続遊技区間特定処理を継続する(S31〜S32)。
遊技者情報の入力があった場合は、当該遊技者情報をRAM505に記憶(登録)する(S34)。なお、既に登録されている遊技者情報がある場合は、当該遊技者情報に上書きして記憶(登録)する。
そして、遊技機6aから送信される遊技情報及び当該遊技機6aの位置情報を、登録された遊技者情報に関連付ける(S35)。そして、遊技者情報及び位置情報と関連付けられた遊技者情報を、顧客管理装置3へ送信する(S36)。顧客管理装置3は、情報収集端末装置5aから受信した遊技者情報と、リモコンキー管理装置2から受信したリモコンID及び作業者IDに基づいて、客層情報を生成する。
このように、連続遊技区間特定処理によって客層登録の許可があると、作業者から入力された遊技者情報は情報収集端末装置5aのRAM505に登録される。そして、当該遊技者情報は、遊技情報及び位置情報と関連付けられて顧客管理装置3へ送信される。
図15は、本発明の第2の実施の形態の連続遊技区間特定処理のフローチャートであり、情報収集端末装置5aのアプリケーションCPU503で実行される。連続遊技区間特定処理は、遊技機6aから、稼動量を算出するための信号が情報収集端末装置5aに対して出力される毎に実行される。
連続遊技区間特定処理では、まず、遊技機6aから出力された遊技情報に基づいて、当該遊技機6aの稼動量が所定数以上か否か、つまり、当該遊技機6aの稼動量が客層登録をするために十分か否かを判定する(S41)。
遊技機6aの稼動量は、遊技機6aから出力される各種信号によって算出することができる。稼動量は、遊技者が遊技した量を測ることができる値(例えば、回収球、大当り回数、変動表示回数、売上金額など)を用いて算出する。そして、客層登録するために十分な稼動量を判断するための閾値を予め設定して、遊技機6aから出力される遊技情報の累積値と、前記閾値とを比較することによって、客層登録の可否を判定する。
このようにして判定された稼動量が十分である場合は、客層登録を許可する(S42)。一方、稼動量が十分でない場合は、客層登録を許可しない(S43)。
客層登録が許可されると、当該許可の時点以後に入力された遊技者情報は、遊技機6aで十分な稼動量の遊技をする遊技者の遊技者情報であるとして、客層登録処理において情報収集端末装置5aのRAM505に登録される(図14のS34)。
このように、稼動量が十分な遊技機6aで遊技する遊技者の遊技者情報のみを、情報収集端末装置5aのRAM505に登録することによって、当該遊技機6aを真に嗜好しない遊技者の遊技者情報を除外して、当該遊技機6aを真に嗜好する遊技者の遊技者情報を、当該遊技機6aの客層情報として管理することができる。つまり、短時間しか遊技しない、いわゆる試し打ちの遊技者(例えば、1000円ほどの僅かな額だけ投資して遊技する遊技者)や、他の遊技機6aで獲得した遊技球(残球)で遊技する遊技者を除外して、遊技者の遊技者情報を収集することができ、特定の遊技機6aを嗜好する遊技者のみを対象とした客層を把握できる。
なお、判定に用いる閾値は、遊技場の経営上の判断によって設定を変更することができる。例えば、遊技場に新しい機種の遊技機6aが導入された直後は、当該遊技機6aに興味を示す客層を把握するために閾値を小さく設定する。また、前記遊技機6aの導入から所定営業日が経過すると、当該遊技機6aを嗜好する客層を把握するために閾値を大きく設定する。さらに、これらの閾値を用いて収集された客層を分析することによって、遊技者の動向を評価することができる。
図16は、本発明の第2の実施の形態の遊技者情報の入力のタイミングチャートである。
図16の縦軸は遊技機6aの回収球数であって、0個から7000個までを示す。また、横軸は時間であって、5分を一単位とする。
ここでは、第2区間に遊技機6aで遊技が開始される。その後、回収球数は一定の割合で増加しており、遊技機6aが稼動状態であることを示す。よって、第2区間の時点から予め定めた所定の時間(例えば、10分)が経過すると、連続遊技区間特定処理によって客層登録の許可がされ、当該許可の時点以後に入力された遊技者情報が情報収集端末装置5aのRAM505に登録される(図14のS34)。ここでは、第2区間から5第区間まで遊技機6aで遊技した遊技者の遊技者情報は、高年層の男性である。
その後、回収球数は第5区間から第7区間まで増加しない。つまり、第5区間から第7区間まで、遊技機6aは稼動していないことを示す。
そして、第7区間から第8区間まで、回収球数は一定の割合で増加する。しかし、第8区間の時点で再び回収球数は増加を停止している。つまり、第7区間から第8区間までの5分間、遊技機6aは稼動して、第8区間からは再び稼動していないことを示す。この場合、遊技機6aの稼動時間が所定の時間(10分間)を超えていないため、稼動量は十分ではないと判断され、連続遊技区間特定処理による客層登録の許可はされない。
その後、第10区間から第14区間まで回収球数は一定の割合で増加しており、これらの時間、遊技機6aが稼動状態であることを示す。この場合、第10区間から所定の時間が経過すると、連続遊技区間特定処理によって客層登録が許可されるため、その後入力された遊技者情報(中年層の男性)が、遊技者情報として情報収集端末装置5aのRAM505に登録される(図14のS34)。
また、その後第14区間から第18区間まで回収球数は増加を停止して、遊技機6aは稼動していないことを示すが、第18区間から第22区間まで再び回収球数は一定の割合で増加する。つまり、これらの時間、遊技機6aが稼動状態であることを示す。この場合、第18区間から所定の時間が経過すると、連続遊技区間特定処理によって客層登録が許可されるため、その後入力された遊技者情報(中年層の女性)が、遊技者情報として情報収集端末装置5aのRAM505に登録される(図14のS34)。
このように、稼動量が予め定めた所定数を超えない場合は、当該稼動時間中に遊技機6aで遊技する遊技者の遊技者情報を登録しないことによって、当該遊技機6aを真に嗜好しない遊技者の遊技者情報を除外して、当該遊技機6aを真に嗜好する遊技者の遊技者情報を、当該遊技機6aの客層情報として管理することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と異なり、遊技機6aで遊技する遊技者の入れ替わりを判定して、遊技者の入れ替わりがあった場合は遊技者情報の入力を要求する。よってここでは、前述した第1の実施の形態と異なる構成のみ説明し、第1の実施の形態と同一の構成には同じ符号を付して、その説明を省略する。
図17は、本発明の第3の実施の形態の遊技者入れ替わり判定処理のフローチャートであり、情報収集端末装置5aのアプリケーションCPU503で実行される。遊技者入れ替わり判定処理は、所定のタイミングで定期的に実行される。
遊技者入れ替わり判定処理では、まず、差玉に基づいて、遊技者に持玉があるか否かを判定する(S51)。遊技者は、持玉が少なくなると球貸しユニット6bを用いて球貸し要求の操作を行う。一方、遊技機6aで特賞状態が発生すると、遊技者の持玉は増加する。
遊技者の持玉の量は、差玉の量が遊技場側の損失の方向に変動した場合、当該差玉の量と等しくなる。
また、遊技者の持玉は、遊技機6aから出力される賞球信号、球貸しユニット6bが出力する球貸し信号及びアウトタンク6dが出力する回収球信号によって算出してもよい。この場合、遊技者が入れ替わったと判断される時点から現在まで出力された球貸し信号及び賞球信号により算出される遊技者へ貸し出され又は遊技者が獲得した総遊技球数から、同じ期間中に出力された回収球信号により算出される総遊技球数を減ずることによって、現在の遊技者の持玉を算出する。
ステップS51で遊技者に持玉がないと判断した場合は、持玉が増加するまでステップS51の処理を継続する。
遊技者に持玉があると判断した場合は、遊技者によって、球貸し要求があったか否かを判定する(S52)。遊技者に持玉があり(S51)、かつ、球貸し要求がない場合は、当該遊技者は、現在の持玉で遊技を継続していると判断できるので、遊技者の入れ替わりはないと判断できる。よって、この場合、球貸し要求があるまで、ステップS51及びS52の処理を継続する。
一方、遊技者に持玉がある(S51)にもかかわらず、ステップS52で球貸し要求があった場合は、ステップS51で算出された持玉を有する遊技者は当該持玉を精算して、他の遊技者が新たに遊技を開始したと判断できる。つまり、遊技者の入れ替えがあったと判断できる。よって、この場合、呼出しランプ5bの情報表示画面51に所定の記号又は画像を表示して作業者へ遊技者情報の入力を要求する(S53)。このとき、同時にコーナーランプ7を所定の態様で点滅させて、上記遊技機6aが設けられた島設備の管理を担当する作業者に対して、当該島設備における呼出しランプ5bで遊技者情報の入力が要求されていることを報知する。また、呼出しランプ5bの情報表示画面51に表示された客層記号52を無効の状態に変更する。
その後、ステップS51で算出した入れ替え前の遊技者の持玉をクリアする(S54)。
このように、遊技者の持玉量の推定と球貸し要求の有無の判断とに基づいて、遊技者の入れ替わりを判定することによって、遊技者が入れ替わるタイミングを的確に検出することができる。そして、遊技機6aで遊技する遊技者が入れ替わり、既に登録されている遊技者情報が無効になったのと同時に、新たな遊技者に関する遊技者情報の入力を作業者へ要求することができる。また、特定の遊技者による遊技量と当該遊技者の遊技者情報とを、正確に対応づけることができるので、一人の遊技者の遊技による遊技量と当該遊技者の遊技者情報とを関連付けて把握することができ、遊技者毎の遊技量を正確に把握することができる。
なお、遊技者入れ替わり判定処理は、ある遊技機6aで獲得した遊技球(残球)を用いて他の遊技機6aで遊技することが可能な場合(いわゆる、台移動が自由な場合)は、遊技者の入れ替わりを検出する精度が下がるが、通常、遊技者は大量の遊技球を持って他の遊技機6aへ移動することはないため、いわゆる台移動自由な場合であってもこの遊技者入れ替わり判定処理を同様に用いることができる。
なお、遊技者の入れ替わりは、持玉を有する遊技者の球貸し要求操作によって検出する場合に限られず、例えば、所定時間以上、遊技機6aが稼動していない場合や、会員端末6eへの会員カードの抜き差しによって検出してもよい。
図18は、本発明の第3の実施の形態の遊技者入れ替わり判定のタイミングチャートである。
図18の縦軸は遊技機6aの差玉であって、マイナス4000個からプラス5000個までを示す。また、横軸は稼動時間であって、10パルスの回収球信号(回収球100個)が検出される時間を一単位とする。なお、横軸の軸上に付された記号「●」は、当該記号が付されたタイミングで、遊技者から球貸し要求があったことを示す。
ここでは、第1区間に遊技機6aで遊技が開始される。そして、この時点で入力されている遊技者情報は、若年層の男性である。
その後、差玉が一定の割合で減少しており、遊技者の持玉が減少していることを示す。差玉が第7区間まで一定の割合で減少しており、遊技者は、第1区間から第7区間までに5回、球貸し要求をしている。
そして、第7区間の時点でマイナス3000個であった差玉が、第8区間の時点ではマイナス1000個まで増加している。つまり、第7区間の時点で特賞状態が発生したことを示す。よって、マイナス3000個がいわゆる底であり、差玉がマイナス3000個以上の場合、遊技者に持玉があると判断できる。
その後、差玉は一定の割合で減少し、第9区間の時点で再び増加する。つまり、第9区間の時点で特賞状態が発生したことを示す。その後、差玉は一定の割合で増加し、第9区間の時点であった差玉が、第11区間の時点ではプラス2500個まで増加している。よって、第10区間の時点でも特賞状態が発生したことを示す。その後、第11区間の時点から差玉は一定の割合で減少し、第12区間の時点で再び増加する。つまり、第12区間の時点で特賞状態が発生したことを示す。第13区間から第25区間までは差玉が一定の割合で減少しているため、第13区間以降は特賞状態が発生しなかったことを示す。
そして、第19区間の時点で、差玉はプラス1000個であるため、底のマイナス3000個を加えることによって、遊技者の持玉は4000個と算出できる。しかし、このとき、持玉が4000個あるにもかかわらず、遊技者から球貸し要求がされているため、遊技者の入れ替えがあったと判断できる。したがって、ここで、作業者へ遊技者情報の入力が要求される。ここでは、第19区間の時点で入力された遊技者情報は、中年層の男性である。
ここで、作業者への遊技者情報の入力要求と同時に、持玉がクリアされ、入れ替え後の新たな遊技者の持玉が算出される。なお、遊技者の入れ替えがあった後、差玉は一定の割合で減少して、複数回の球貸し要求がされている。つまり、遊技者の入れ替え後は特賞状態が発生していないことを示す。
このように、遊技機6aで遊技者の入れ替えがあったことを検出することによって、いったん入力した遊技者情報が、その後遊技者の入れ替えが検出されるまで有効であると判断することができる。そして、遊技者の入れ替えがあったことを検出すると同時に、新たな遊技者についての遊技者情報の入力を要求することによって、入れ替わり前後の各遊技者についての遊技者情報を的確に入力できる。
なお、今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は前述した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る遊技機管理システムは、パチンコ遊技機、コイン遊技機、スロットマシン等の遊技機等が設置された遊技場において客層を分析する遊技管理システムに適用することができる。
本発明の第1の実施の形態の遊技システムのシステム構成図ある。 本発明の第1の実施の形態の遊技場内部管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の情報収集端末装置に設けられたマイクロプロセッサの構成である。 本発明の第1の実施の形態の遊技機周辺のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の客層情報の収集工程の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の遊技用装置及び呼出しランプの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態のリモコンキーの概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態のリモコンキーのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の遊技者情報登録受付処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の遊技者情報の入力のタイミングチャートである。 本発明の第1の実施の形態の客層情報の構成図である。 本発明の第1の実施の形態の会員の個人情報の構成図である。 本発明の第2の実施の形態の遊技者情報受付処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の客層登録処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の連続遊技区間特定処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の遊技者情報の入力のタイミングチャートである。 本発明の第4の実施の形態の遊技者入れ替わり判定処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の遊技者入れ替わり判定のタイミングチャートである。
符号の説明
1 遊技場内部管理装置
2 リモコンキー管理装置
3 顧客管理装置
5a 情報収集端末装置
5b 呼出しランプ
6 遊技用装置
6a 遊技機
9 リモコンキー
50 遊技者情報関連付手段
51 情報表示画面
52 客層記号
90〜97 操作スイッチ

Claims (6)

  1. 遊技者が遊技する遊技機に対応して設けられ、前記遊技機から情報を収集する端末装置と、
    前記端末装置が収集した情報を管理する管理装置と、
    遊技場の作業者が携帯する携帯端末装置と、を備える遊技管理システムにおいて、
    前記携帯端末装置は、
    前記遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、
    前記遊技者情報を前記端末装置へ送信する端末送信手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    当該端末装置に対応する前記遊技機の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報と前記位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、
    前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技者情報及び前記位置情報を、前記管理装置に送信する管理装置送信手段と、を備えることを特徴とする遊技管理システム。
  2. 遊技者が遊技する遊技機に対応して設けられ、遊技場の作業者を呼び出す呼出装置と、
    前記遊技機、又は、前記遊技機及び当該遊技機に対応する前記呼出装置から情報を収集する情報収集端末装置と、
    前記情報収集端末装置が収集した情報を管理する管理装置と、
    前記作業者が携帯する携帯端末装置と、を備える遊技管理システムにおいて、
    前記携帯端末装置は、
    前記遊技機で遊技する遊技者に関する遊技者情報を入力する入力手段と、
    前記遊技者情報を前記呼出装置へ送信する第1送信手段と、を備え、
    前記呼出装置は、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報を前記情報収集端末装置へ送信する第2送信手段を備え、
    前記情報収集端末装置は、
    前記情報収集端末装置の設置位置を特定可能な位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報と前記位置情報とを関連付ける遊技者情報関連付手段と、
    前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技者情報及び前記位置情報を、前記管理装置に送信する第3送信手段と、を備えることを特徴とする遊技管理システム。
  3. 前記遊技機は、当該遊技機の遊技情報を前記情報収集端末装置へ送信する遊技情報送信手段を備え、
    前記遊技者情報関連付手段は、前記携帯端末装置から送信された前記遊技者情報、前記位置情報及び前記遊技情報を関連付け、
    前記第3送信手段は、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けられた前記遊技情報、前記位置情報及び前記遊技情報を、前記管理装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の遊技管理システム。
  4. 前記第3送信手段は、前記遊技機が予め定めた所定の遊技状態であると判断すると、前記遊技者情報関連付手段によって関連付けて記憶された情報を管理装置に送信することを特徴とする請求項3に記載の遊技管理システム。
  5. 前記遊技機で遊技する遊技者が、別の遊技者に入れ替わったことを、前記遊技情報に基づいて、検出する入替検出手段と
    前記遊技者情報を記憶する遊技者情報記憶手段と、
    前記入替検出手段によって検出された遊技者の入れ替わりに基づいて、前記遊技者情報記憶手段に記憶されている遊技者情報が有効であるか否かを判定する遊技者情報有効判定手段と、を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技管理システム。
  6. 前記遊技者情報有効判定手段は、前記遊技機の稼動量の大きさに基づいて、前記遊技者情報が有効であるか否かを判定することを特徴とする請求項5に記載の遊技管理システム。
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