JP2006223036A - 電力変換制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力変換装置を制御する制御装置の異常を検出して他の制御装置に切り替える処理を瞬時に行うことができ、電力変換装置と制御装置を接続する伝送路の異常に対しても適正に対応すること。
【解決手段】 複数の電力変換装置(25−1〜25−4)と、これら電力変換装置の電力変換動作を制御する2台の制御装置22−1,22−2とを2重化された伝送路24で接続し、この伝送路24を介して制御装置22−1から電力変換装置の動作用の電源信号を伝送する。この構成の制御装置22−1,22−2において電源信号に微小振幅で連続的に変化するパルス信号を重畳し、また、電力変換装置において、そのパルス信号を検出する。現用の制御装置22−1又は伝送路24に異常が発生した場合、電力変換装置でパルス信号が検出できなくなることで、制御装置22−1又は伝送路24の異常を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大容量の電源装置やモータ駆動装置等の駆動負荷装置へ所定波形の電圧又は電流を出力する複数の電力変換装置と、これら電力変換装置のオン/オフ動作を制御する制御装置とを少なくとも2重化伝送ケーブルで接続し、制御装置からの指令を電気信号として各電力変換装置へ送信する電力変換制御システムに関する。
従来、大容量の電源装置やモータ駆動装置は、大電流又は高電圧波形を生成する高圧大電流スイッチング回路を持つ電力変換装置と、この電力変換装置の電流波形又は電圧波形が所望の波形となるようスイッチング回路を制御する制御装置との双方によって制御されるように構成されている。
通常、このような構成においては、多相モータ駆動のための多相化構成、高圧化のための直列構成、大電流化のための並列構成などを取るために、複数の電力変換装置が同期して制御される。このため、1台の制御装置から複数台の電力変換装置に対して統合的にスイッチング指令を信号として与えるようになっている。
また、制御装置と複数の電力変換装置を同一の伝送ケーブルで接続し、制御装置からの指令を電気信号として電力変換装置へ一斉に送信し、この指令を各電力変換装置が同時に受け取る。しかし、システム障害に対する信頼性を向上させるために複雑で故障確率の大きい制御装置の2重化又はそれ以上の多重化が必要とされる応用では、制御装置の異常を上位の監視装置で検出し、監視装置から他の制御装置へ電力変換装置の制御を行うよう処理する必要がある。
このための構成として例えば、図8に示す従来の電力変換制御システム10がある。このシステム10は、上位の監視装置11に2台の制御装置12−1,12−2及び切替装置13を接続し、各制御装置12−1,12−2に切替装置13を介して2重化伝送路14によって複数の電力変換装置15−1〜15−4を接続して構成されている。また、各電力変換装置15−1〜15−4は、大容量の電源装置やモータ駆動装置などの駆動負荷装置16に接続されている。
このような構成において、例えば監視装置11が現用側の制御装置12−1に異常が発生したことを検出したとする。この場合、監視装置11が切替指令信号を切替装置13へ送信し、切替装置13が一方の制御装置12−1から待機側の制御装置12−2にて各電力変換装置15−1〜15−4の制御が行われるように切り替えを行うようになっている。
この種の従来の電力変換制御システムとして、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2002−319927号公報
しかし、従来の電力変換制御システムにおいては、現用側の制御装置12−1の異常を上位の監視装置11で判断したのち切替指令信号を切替装置13へ送信し、切替指令信号を受信した切替装置13が、待機側の制御装置12−2で複数の電力変換装置15−1〜15−4の制御が行われるように切り替える。このため、切り替えに時間を要し、制御装置12−1の異常から他の制御装置12−2への制御移行までの間、各電力変換装置15−1〜15−4が無制御状態となってしまい、その間、駆動負荷装置16を適正に駆動制御することができないという問題がある。
また、切替装置13の故障及び伝送路14の断線等の異常を監視装置11で検出できないので、その異常に対しては対応できないという問題もある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、電力変換装置を制御する制御装置の異常を検出して他の制御装置に切り替える処理を瞬時に行うことができ、電力変換装置と制御装置を接続する伝送路の異常に対しても適正に対応することができる電力変換制御システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による電力変換制御システムは、複数の電力変換装置と、これら電力変換装置の電力変換動作を制御する1乃至は複数の制御装置とを伝送路で接続し、この伝送路を介して制御装置から電力変換装置の動作用の電源信号を伝送する電力変換制御システムにおいて、前記制御装置に、前記電源信号に微小振幅で連続的に変化する振幅信号を重畳する重畳手段を備えると共に、前記電力変換装置に、前記振幅信号を検出する検出手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、伝送路に信号伝送が行えなくなる異常が発生した場合、電力変換装置に信号が伝送されなくなり、この際、電力変換装置に設けた検出手段でも振幅信号を検出できなくなる。この未検出状態によって伝送路の異常を検出することができる。また、伝送路に異常が生じて信号が伝送されなくなった時点で検出手段では振幅信号が検出されなくなるので、伝送路の異常を即時検出することができる。つまり、簡単な回路構成によって伝送路の異常を瞬時に検出することが可能となる。
また、本発明の請求項2による電力変換制御システムは、請求項1において、前記重畳手段は、前記制御装置の異常時に前記電源信号への前記振幅信号の重畳を停止することを特徴とする。
この構成によれば、制御装置に異常が発生した場合、制御装置から電力変換装置へ伝送される電源信号への振幅信号の重畳が停止されるので、電力変換装置に設けられた検出手段で振幅信号を検出できなくなる。この未検出状態によって制御装置の異常を検出することができる。また、制御装置に異常が生じた時点で振幅信号が伝送されなくなり検出手段で振幅信号が検出されなくなるので、制御装置の異常を即時検出することができる。つまり、簡単な回路構成によって制御装置の異常を瞬時に検出することが可能となる。
また、本発明の請求項3による電力変換制御システムは、請求項1または2において、前記電力変換装置と前記制御装置とが少なくとも2重化された伝送路で接続されている場合、前記検出手段にあって前記振幅信号の検出から未検出状態となった伝送路以外の伝送路から信号を受信するように伝送路を切り換える切換手段を更に備えたことを特徴とする。
この構成によれば、例えば1台の制御装置と複数の電力変換装置とが2重化された伝送路で接続されている場合に、現用の伝送路に信号伝送が行えなくなる異常が発生し、これが検出手段で検出されたとする。この時、切換手段によって待機状態の伝送路に切り換えが行われるので、電力変換装置は制御装置から正常に信号を受信可能となる。つまり、伝送路に異常が生じても即時正常な伝送路へ切り換えて信号を受信することが可能となる。
また、複数台の制御装置と複数の電力変換装置とが2重化された伝送路で接続されている場合に、現用の制御装置に異常が発生し、これが検出手段で検出されたとする。この時、切換手段によって正常に信号を伝送可能な伝送路に切り換えが行われるので、電力変換装置は、新たに現用状態に切り替えられた制御装置から正常に信号を受信可能となる。つまり、現用の制御装置に異常が生じても即時正常な制御装置から信号を伝送可能な伝送路へ切り換えて信号を受信することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、電力変換装置を制御する制御装置の異常を検出して他の制御装置に切り替える処理を瞬時に行うことができ、電力変換装置と制御装置を接続する伝送路の異常に対しても適正に対応することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電力変換制御システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す電力変換制御システム20は、上位の監視装置21に2台の制御装置22−1,22−2を接続し、各制御装置22−1,22−2に2重化された伝送路24によって複数の電力変換装置25−1〜25−4を接続して構成されている。また、各電力変換装置25−1〜25−4は、大容量の電源装置やモータ駆動装置などの駆動負荷装置16に接続されている。但し、駆動負荷装置16は、図では1台のみ記載したが、複数台であっても本発明の目的を同様に達成することができる。
制御装置22−1,22−2は、各電力変換装置25−1〜25−4に対してスイッチング素子のスイッチング指令(切替指令)を与える。つまり、伝送路24を介して各電力変換装置25−1〜25−4へ切替指令のデータを送信する。
監視装置21は、各制御装置22−1,22−2の管理、ユーザとのインターフェースやネットワークを介して更に上位の管理システムとの遣り取りを行う。また、ユーザからの運転開始、運転停止などの指令を各制御装置22−1,22−2へ与えると共に、当該システム20の運転中に制御装置22−1,22−2の状態を監視し、この結果を表示などによってユーザに通知する。
電力変換装置25−1〜25−4は、図2に示すように、伝送部26と、変換器制御部27と、変換器主回路部28とを備えて構成されている。この電力変換装置25−1〜25−4が接続された2重化の伝送路24は、各々が、信号伝送ライン24a及び電源伝送ライン24bを内蔵して構成されている。
信号伝送ライン24aは、2本の信号線から構成されており、一方が「H」レベルであれば、他方は「L」レベルとなるコモンモードノイズに強い差動信号が伝送信号として送信されるようになっている。
電源伝送ライン24bは、制御装置22−1又は22−2から各電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26へ動作電力を供給する線路である。この電源伝送ライン24bを介して電源を供給するために、制御装置22−1,22−2の内部に設けられた電源供給回路30の構成を図3に示し、その説明を行う。
電源供給回路30は、パワートランジスタ31と、オペアンプ32と、ツェナダイオード33と、抵抗器34,35,36,38と、FET(Field Effect Transistor)37とを備えて構成されている。
パワートランジスタ31は、コレクタ端が制御装置22−1,22−2の電源に接続された出力電圧の駆動用トランジスタであり、オペアンプ32により電源伝送ライン24bへの出力電圧が制御される。この出力電圧は、抵抗器34,35で分圧される電圧がツェナダイオード33の出力電圧と等しくなるように制御される。ツェナダイオード33のアノード端は、制御装置22−1,22−2のSG(シグナルグランド)に接続されている。抵抗器38は、ツェナダイオード33の動作点を設定するための抵抗である。抵抗器36は、FET37を介して、分圧用の抵抗器34,35の接続点とグラウンド間に接続されている。
制御装置22−1,22−2の内部信号であるCPU信号(ゲート信号とも称す)がFET37のゲート端に入力された際にCPU信号の「H」レベルでFET37がオンとなり、これによってオペアンプ32への出力電圧検知の分圧レベルが変化し、出力電圧に微小振幅のパルス信号が重畳されるようになっている。
また、制御装置22−1,22−2は、正常時には一定期間ごとにFET37へのゲート信号をオン/オフさせることによって、図4に一例を示すように、微小振幅のパルス信号P1を電源伝送ライン24bを介して電力変換装置25−1〜25−4へ送信する。
更に説明すると、図4は、電源伝送ライン24b上の電圧波形を表す。制御装置22−1,22−2は、電源供給回路30から各電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26の動作に必要な電源を電源伝送ライン24bに供給している。この際、通常動作時には、電源伝送ライン24b上の電圧信号に例えば±100mVの電圧パルス信号P1を上記のように重畳している。
一方、制御装置22−1,22−2で異常が検知された場合は、FET37へのゲート信号のオン/オフ動作を停止することによって図4にA1で示すようにパルス信号P1を一定レベルで停止し、直ちに電源伝送ライン24bを介して電力変換装置25−1〜25−4に対して制御装置22−1,22−2の異常を通知できるようになっている。
また、制御装置22−1,22−2は、一定周期で処理を実行するように構成されているため、この一定周期処理の中でゲート信号のオン/オフ動作を行うようにする。制御装置22−1,22−2が異常を検出することができれば、その時点でゲート信号のオン/オフ動作を止める。また、重大な障害で制御装置22−1又は22−2が全く動作できなくなった場合、一定周期処理も止まり、ゲート信号のオン/オフが停止する。これによって、パルス信号P1の重畳を停止することができるようになっている。
電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26は、制御装置22−1又は22−2との間で伝送路24を介してデータの送受信を行うものであり、この受信データは出力電圧又は電流の指令値、送信データは電力変換装置内部のステータス情報などである。
この伝送部26は、図5に示すように構成されている。但し、図5は、伝送部26の1/2の構成を示す図である。実際には、伝送路24が2重化されているため、同様な構成の伝送部26が図示はしないがもう1つ存在する。
伝送路24の信号伝送ライン24aが送信ドライバ41と差動レシーバ42に接続されている。送信ドライバ41は、電力変換装置25−1〜25−4からのデータを制御装置22−1,22−2へ送信するために信号伝送ライン24a上に信号を送り出すものであり、差動レシーバ42は、信号伝送ライン24a上を伝えられて来た差動信号を2値化するものである。
また、送信ドライバ41及び差動レシーバ42は、伝送制御側と絶縁を取るためのフォトカプラ43−1〜43−3を介して伝送コントローラ44に接続されている。送信ドライバ41に接続されたフォトカプラ43−1及び43−2は、受光側がGNDに接続され、発光ダイオードのカソード側がSGに接続されている。差動レシーバ42に接続されたフォトカプラ43−3は、発光ダイオードのカソード側がGNDに接続され、受光側がSG及び抵抗器46を介して一定直流レベルのVP(電源)に接続されている。但し、抵抗器46は、プルアップ用抵抗であり、絶縁部及び電力変換装置内のそれぞれの電源ラインに接続されている。
また、送信ドライバ41には、信号伝送ライン24aを駆動するモード(駆動モード)及び出力ハイインピーダンスモードの何れかのモードに切り替えるための送信イネーブル信号45が、フォトカプラ43−1を介して伝送コントローラ44から供給されるようになっている。伝送コントローラ44は、伝送を開始する場合、送信ドライバ41へ送信イネーブル信号45を出力することにより駆動モードに切り替えてから送信データ列の出力を開始する。
電源伝送ライン24bは、出力電圧を一定にするレギュレータ51に接続されており、そのレギュレータ51を介して伝送部26の電源絶縁部分への動作電源を供給する。これによって電源伝送ライン24bと電力変換装置25−1〜25−4の内部回路との絶縁を取ることができるようになっている。但し、レギュレータ51のVP接続側には、当該レギュレータ36の出力電圧の平滑用のコンデンサ52がGNDとの間に接続されている。
電源伝送ライン24bには、上述したように制御装置22−1又は22−2が正常動作中であればパルス信号P1が伝送されており、このパルス信号P1が直流成分除去用のコンデンサ53を介してコンパレータ54のマイナス入力端に入力されるようになっている。コンパレータ54のマイナス及びプラス入力端は、抵抗器55,56,57,58を介してVP及びGNDに接続されることにより直流レベルとして一定値に固定されている。これによって、電源伝送ライン24b上のパルス信号P1が2値化され、伝送コントローラ44ヘフォトカプラ43−4を介してビットデータとして入力される。
変換器制御部27は、制御装置22−1又は22−2から伝送部26を介して受信した切替指令のデータに基づきスイッチング素子で構成される変換器主回路部28に対してオン/オフ信号を出力する。また、電力変換装置25−1〜25−4内の状態を監視し、制御装置22−1又は22−2から受信した指令に応じてステータス情報を返信する。
変換器主回路部28は、変換器制御部27からのオン/オフ信号に応じてスイッチング素子をオン/オフ動作させることにより、駆動負荷装置14へ所定波形の電圧又は電流を出力する。この際、スイッチング素子の特性に従い、オン時間に一定の遅延を持たせたり、オン時間が設定最小時間より小さくならないようにしたりする等のスイッチング素子の動作保護を行うようになっており、図6に示すように構成されている。
即ち、3相の交流電源を直流に変換するダイオード整流器61と、インダクタ62と、コンデンサ63と、3相の直流をスイッチングするIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子64a,64b,64c,64d,64e,64fよりなるインバータ主回路64とを備えて構成されている。
IGBT素子64a〜64fのスイッチングを制御するゲートに変換器制御部27からのオン/オフ信号が供給され、この供給に応じてオン/オフ動作を行うインバータ主回路34から所定波形の3相の電圧又は電流信号が駆動負荷装置16へ出力されるようになっている。
次に、図7(a)及び(b)を参照して伝送路24に伝送されるデータの伝送データフォーマットについて説明する。
伝送データフォーマットは、伝送路24に伝送されるデータのフォーマットであり、HDLC(High-level Data Link Control procedure)と呼ばれるフォーマットに準拠したものである。伝送路24を伝送する一連のデータは、符号71で示すように、FLAG(フラグ)と呼ばれる特定のパターン(ビットパターンで例えば01111110)で挟まれることによって識別可能なようになっている。
伝送データは、NRZI(NonReturn to Zero Inversion)と呼ばれる信号の符号化方式で伝送される。NRZIは、データが「0」の時は変化せず、「1」の時に変化するといった法則で信号を変化させて伝送する方式であり、受信の際にデータの極性が反転してしまった場合でも、同じ情報が得られるというメリットがある。
また、符号化前のデータで「1」が5個連続すると、次に「0」を挿入し、6個以上「1」が連続しないようなデータ処理がなされる。この処理によって、どのような種類のデータの伝送によっても伝送路上を流れる伝送信号レベルの変化しない区間が6データ以上連続することを防いでおり、伝送コントローラ44中にあるDPLL(Digital Phase-Locked Loop)機能による信号変化点での受信信号タイミング補正動作がある頻度で実行されることを保証している。
また、この符号化方式により「1」が6個連続するFLAGパターン71は、データ中に現れず、データ列の最初と最後を識別することが可能となっている。アドレス情報72は、そのデータを送信した装置を識別するための情報である。
制御駆動指令/ステータス情報番号73は、制御装置22−1,22−2から各電力変換装置25−1〜25−4に対する第1〜第n(本例では第4)の駆動指令値73−1〜73−4と、データ列最後尾に当該データ列受信後に内部ステータスを送信する際に付加される該当電力変換装置25−1〜25−4の識別番号であるステータス要求電力変換番号73−Sとから構成されている。
CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)コード74は、アドレス情報72と制御駆動指令/ステータス情報73との伝送エラーを検出するためのコードであり、データ列に特定の演算を施すことにより求められる。データ受信した電力変換装置25−1〜25−4では、受信データ列によりCRC演算を行うことによりCRC値を求め、受信したCRC値との比較により受信データに伝送エラーのないことを確認するようになっている。
電力変換装置25−1〜25−4は、データ列の最後にそのステータス要求電力変換番号73−Sを付加し、指定された電力変換装置(例えば25−1)がそのデータ列受信後、上記の伝送データフォーマットで装置内部ステータスを制御装置22−1,22−2へ送信する。このような伝送制御によって、複数の電力変換装置25−1〜25−4が同時に内部ステータス情報の送信を開始することを防いでいる。
このような構成の電力変換制御システム20における制御装置22−1又は22−2の異常発生時の切り替え動作を説明する。
一方の制御装置22−1が現用側として各電力変換装置25−1〜25−4のオン/オフ制御を行い、他方の制御装置22−2が待機側となっているとする。この際、現用側の制御装置22−1の電源供給回路30において、当該制御装置22−1のCPU信号が所定間隔でオン/オフとされてFET37のゲート端に入力される。これに応じてFET37がオン/オフ動作を繰り返し、オペアンプ32の出力電圧に微小振幅(例えば±100mV)のパルス信号P1が重畳される。このパルス信号P1は、電源伝送ライン24bを介して各電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26へ送信される。
伝送部26では、電源伝送ライン24bを介して伝送されてきたパルス信号P1が、コンデンサ53を介してコンパレータ54に入力されると、当該コンパレータ54によって2値化され、これがフォトカプラ43−4を介して伝送コントローラ44ヘビットデータとして入力される。これによって、伝送コントローラ44は、現用側の制御装置22−1が正常であることを検出している。
この際、制御装置22−1から信号伝送ライン24aを介して伝送されてきた切替指令の信号が差動レシーバ42に入力されることによって2値化され、これがフォトカプラ43−3を介して伝送コントローラ44へ入力され、ここから更に変換器制御部27へ出力される。
変換器制御部27では、その切替指令のデータにもとづくオン/オフ信号が変換器主回路部28へ出力される。変換器主回路部28では、そのオン/オフ信号に応じてIGBT素子64a〜64fがオン/オフ動作され、これによって駆動負荷装置14へ所定波形の3相の電圧又は電流が出力される。
一方、制御装置22−1で異常が検知されたとする。この場合、その制御装置22−1の電源供給回路30において、FET37へのゲート信号のオン/オフ動作が停止され、これによってパルス信号P1が停止する。この停止によって、各電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26にパルス信号P1が入力されなくなり、伝送コントローラ44でも、そのパルス信号P1を2値化したビットデータが入力されなくなる。
これによって、伝送コントローラ44は、現用側の制御装置22−1が異常であることを検出し、待機側の制御装置22−2に切り替える制御を行う。この制御指令は、フォトカプラ43−2及び送信ドライバ41から信号伝送ライン24aを介して制御装置22−2へ通知される。この通知によって現用状態となった制御装置22−2から切替指令信号が伝送され、また、パルス信号P1が電源伝送ライン24bを介して伝送されてくる。従って、伝送コントローラ44は、そのパルス信号P1を検出して制御装置22−2が正常であることを検出する。
上記では、現用側の制御装置22−1に異常が生じた場合の異常検出及び制御装置切り替えについて説明したが、現用側の伝送路24に異常が生じた場合も同様に異常検出及び伝送路切り替えを行うことができる。
即ち、現用側の伝送路24に異常が生じた場合も、現用側の制御装置22−1から電源伝送ライン24bを介して各電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26に伝送されていたパルス信号P1が伝送されなくなる。従って、伝送コントローラ44が、現用側の伝送路24又は制御装置22−1が異常であることを検出し、待機側の伝送路24又は制御装置22−2に切り替える制御を行う。
以上説明したように本実施の形態の電力変換制御システム20によれば、現用の制御装置22−1又は当該制御装置22−1からの信号を伝送する伝送路24に異常が発生した場合、その伝送路24の電圧信号に重畳されたパルス信号P1が重畳されなくなる。この状態を電力変換装置25−1〜25−4の伝送部26で検出することによって、伝送路24の異常を検出することができる。この場合、伝送路24に異常が生じて信号が伝送されなくなった時点で伝送部26ではパルス信号P1が検出されなくなるので、制御装置22−1又は伝送路24の異常を即時検出することができる。更に云えば、簡単な回路構成によって制御装置22−1又は伝送路24の異常を瞬時に検出することが可能となる。
また、伝送部26での異常検出時には、同伝送部26によって正常に信号を伝送可能な伝送路24に切り換えが行われるので、電力変換装置25−1〜25−4は、新たに現用状態に切り替えられた制御装置22−2から正常に信号を受信可能となる。つまり、現用の制御装置22−1に異常が生じても即時正常な他の制御装置22−2から信号を伝送可能な伝送路24へ切り換えて信号を受信することが可能となる。
また、制御装置が1台であり、これが複数の電力変換装置25−1〜25−4に1つの伝送路24で接続されている構成でも、上記同様に、制御装置又は伝送路24の異常を電力変換装置25−1〜25−4にて即時検出可能である。
本発明の実施の形態に係る電力変換制御システムの構成を示すブロック図である。 上記電力変換制御システムにおける2重化伝送路の構成及び電力変換装置の構成を示す図である。 上記電力変換制御システムにおける制御装置の電源供給回路の構成を示す図である。 上記電力変換制御システムの伝送路の電圧信号に重畳される微小振幅のパルス信号の波形を示す図である。 上記電力変換制御システムにおける電力変換装置の伝送部の構成を示す図である。 上記電力変換制御システムにおける電力変換装置の変換器主回路部の構成を示す図である。 (a)は上記電力変換制御システムの伝送路に伝送されるデータの伝送データフォーマット図、(b)は(a)に示す制御駆動指令/ステータス番号情報の構成内容を示す図である。 従来の電力変換制御システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
16 駆動負荷装置
20 電力変換制御システム
21 上位の監視装置
22−1,22−2 制御装置
24 伝送路
24a 信号伝送ライン
24b 電源伝送ライン
25−1〜25−4 電力変換装置
26 伝送部
27 変換器制御部
28 変換器主回路部
30 電源供給回路
31 パワートランジスタ
32 オペアンプ
33 ツェナダイオード
34,35,36,38,46,55,56,57,58 抵抗器
37 FET
41 送信ドライバ
42 差動レシーバ
43−1〜43−3 フォトカプラ
51 レギュレータ
52,53,63 コンデンサ
54 コンパレータ
61 ダイオード整流器
62 インダクタ
64a,64b,64c,64d,64e,64f IGBT素子
P1 パルス信号

Claims (3)

  1. 複数の電力変換装置と、これら電力変換装置の電力変換動作を制御する1乃至は複数の制御装置とを伝送路で接続し、この伝送路を介して制御装置から電力変換装置の動作用の電源信号を伝送する電力変換制御システムにおいて、
    前記制御装置に、前記電源信号に微小振幅で連続的に変化する振幅信号を重畳する重畳手段を備えると共に、
    前記電力変換装置に、前記振幅信号を検出する検出手段を備えた
    ことを特徴とする電力変換制御システム。
  2. 前記重畳手段は、前記制御装置の異常時に前記電源信号への前記振幅信号の重畳を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換制御システム。
  3. 前記電力変換装置と前記制御装置とが少なくとも2重化された伝送路で接続されている場合、前記検出手段にあって前記振幅信号の検出から未検出状態となった伝送路以外の伝送路から信号を受信するように伝送路を切り換える切換手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換制御システム。
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