JP5036466B2 - 冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法 - Google Patents

冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5036466B2
JP5036466B2 JP2007243564A JP2007243564A JP5036466B2 JP 5036466 B2 JP5036466 B2 JP 5036466B2 JP 2007243564 A JP2007243564 A JP 2007243564A JP 2007243564 A JP2007243564 A JP 2007243564A JP 5036466 B2 JP5036466 B2 JP 5036466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
gate
power conversion
selection
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007243564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009077519A (ja
Inventor
健志 高尾
昌彦 塚越
雅史 中村
寛充 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2007243564A priority Critical patent/JP5036466B2/ja
Publication of JP2009077519A publication Critical patent/JP2009077519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036466B2 publication Critical patent/JP5036466B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、直流と交流間の電力変換を行なう電力変換装置を冗長制御するようにした冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法に関する。
交流モータを駆動するための電源装置の一つとして、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置がある。この電力変換装置は、使用される電力半導体素子や電力変換方法によりいくつかの種類がある。このうち、電力半導体素子としてIGBTなどの自己遮断能力を持つ素子を使用する電力変換装置は、電力変換方法にパルス幅変調方式(以下PWM)が使用できるため、正弦波交流電圧により近い電圧パターンを出力でき、モータのようなインダクタンス成分の大きな負荷に対しては、高調波のより少ない交流電流を供給することができるので、さまざまな産業分野において利用されている。
このような電力変換装置を使用する産業分野のなかには、数年にわたる無停止連続操業を求められる分野がある。電力変換装置自体の連続運転性能や故障率は年々改善される方向にはあるが、一般には故障率はゼロではなく、有寿命部品を使用している関係上、定期的に電力変換装置を停止させてメンテナンスを行う必要がある。
従って、上記産業分野においては、1台の電力変換装置が故障や定期メンテナンスで停止しても、システムとして運転継続できるように、電力変換装置を複数台の並列構成とし、その一部で電力変換を実施し、残りが待機状態にある、所謂冗長システムを構築することが多い。
電力変換装置から制御部分を切り離した制御装置を設けるようにした電力変換システムを冗長型電力変換システムとする場合には、電力変換装置と制御装置の各々が冗長の対象となる。
電力変換装置の冗長は、システムを構成する電力変換装置のうちいくつかを待機状態にしておき、運転中の電力変換装置で異常があった場合などに、異常電力変換装置を停止(解列)し、待機電力変換装置を運転(併入)する方法と、システムに必要な電力変換装置の数より多くの電力変換装置を並列運転し、異常電力変換装置を解列して運転を継続する方法の、2種類がある。何れの方法も、解列、併入は制御装置でコントロールされる。
制御装置においては、制御装置の部品などに起因する制御装置故障のほか、制御装置にインタフェースされる電流センサなどのセンサ系の故障や、制御の異常によって引き起こされる電力変換装置の異常がある。よって、異常の検出箇所が電力変換装置の中であっても、制御装置が真因のこともある。制御装置の冗長方法としては、一方の制御装置で制御を行い、他方の制御装置を待機させる冗長制御を行うのが通常である。この場合、電力変換装置の場合とは異なり、1台の制御装置で複数台の電力変換装置の制御が可能であるので、制御装置2台で冗長システムを構築するのが一般的である。
制御装置の冗長においては、運転系の制御装置の選択や、制御装置の切替をコントロールするための共通制御系と呼ばれる上位制御装置を使用するシステムが一般的である(例えば特許文献1参照。)。
特許文献1によれば、電力変換装置を制御するために設けられた2台の制御装置は、常時何れか一方が選択されて制御機能が有効となり他方はバックアップ用として待機状態となる。共通制御装置に運転信号が入力されたとき、2台の制御装置の制御装置異常を監視し、何れか一方の制御装置に対して制御開始を出力し、その機能を有効とする。
このような状態で運転しているとき、制御動作中の制御装置に故障が発生すると、その制御装置は制御動作を中止して電力変換装置の出力を停止させ制御装置異常信号を出力する。共通制御装置はこの制御装置異常信号を認識すると制御動作中の制御装置に対する運転信号の出力を停止し、待機中の制御装置に対して制御開始を出力してその制御機能を有効とする。このようにして、一方の制御装置が故障しても他方の制御装置によって電力変換システムの運転を継続することができ、高信頼性を維持することが可能となる。
特開平7−231697号公報(第3−4頁、図1)
上記のような冗長制御型電力変換システムにおいて、数年にわたる無停止連続操業を求められる産業分野に適用することを想定すると、以下のような課題が生じる。すなわち、ある制御装置が故障またはメンテナンスのため停止しても、他の制御装置や変換器は運転を継続している。停止した制御装置は人を介してメンテナンス作業を行なうので、メンテナンスのミスによりゲート指令の接続忘れ、誤配線などが生じる恐れがある。
本発明は上記課題を鑑みて為されたもので、メンテナンスを実施した制御装置の健全性を自動的に確認することが可能な冗長制御型電力変換システム及びその健全性の確認方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法は、スイッチング素子を使用し、直流と交流間の電力変換を行う電力変換装置と、前記電力変換装置を制御するための2台の制御装置とで構成される冗長制御型電力変換システムにおいて、前記各々の制御装置は、運転/待機の制御選択信号及びゲート指令信号を前記電力変換装置に対して出力する手段を有し、前記電力変換装置は、前記各々の制御選択信号に応じて運転すべき制御装置の前記ゲート指令信号を選択するゲート選択手段と、このゲート選択手段の出力によって、前記スイッチング素子を駆動するゲート駆動手段と、前記ゲート駆動手段の出力及び前記ゲート選択手段の入力である前記ゲート指令信号を前記各々の制御装置にフィードバックするフィードバック選択手段とを有し、前記フィードバック選択手段は、前記制御選択信号が運転である制御装置には前記ゲート駆動手段の出力をフィードバックし、前記制御選択信号が待機である制御装置には前記ゲート選択手段の入力をフィードバックしてその健全性を確認できるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、メンテナンスを実施した制御装置の健全性を自動的に確認することが可能な冗長制御型電力変換システム及びその健全性の確認方法を提供することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下本発明の実施例1に係る冗長制御型電力変換システムを図1乃至図3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図である。図1において、制御装置1A、1Bは電力変換装置51を制御するためのもので、いずれか一方が選択されて制御機能が有効となり他方はバックアップ用として待機状態となる。制御装置1A、1Bは夫々変換器制御回路2A、2B及び制御異常検出回路3A、3Bを備えている。変換器制御回路2A、2Bは、共通に設けられた共通制御装置6から与えられる制御開始/停止信号によって電力変換装置51に対して制御選択信号a、制御選択信号bを夫々供給する。
変換器制御回路2Aに異常が生じたとき、制御異常検出回路3Aに対して制御異常信号aを与える。また制御装置1Aが選択されている状態で電力変換装置51が異常となったとき、電力変換装置51は変換器異常信号aを制御異常検出回路3Aに対して出力する。上記の制御異常信号aまたは変換器異常信号aを受けたとき制御異常検出回路3Aは共通制御装置6内の制御切替コントロール回路7に制御装置異常信号aを与える。
同様に、変換器制御回路2Bに異常が生じたとき、制御異常検出回路3Bに対して制御異常信号bを与える。また制御装置1Bが選択されている状態で電力変換装置51が異常となったとき、電力変換装置51は変換器異常信号bを制御異常検出回路3Bに対して出力する。上記の制御異常信号bまたは変換器異常信号bを受けたとき制御異常検出回路3Bは共通制御装置6内の制御切替コントロール回路7に制御装置異常信号aを与える。
このように共通制御装置6は制御装置異常信号a、bを認識すると夫々制御装置1A、1Bに対して停止信号を出力し、制御装置1B、1Aに対して制御開始を出力する。これにより待機状態の制御装置1B、1Aの制御機能が夫々有効となり、電力変換装置51は制御装置1B、1Aによって夫々運転が再開される。
変換器制御回路2A、2Bは、電力変換装置51にゲートパルスを供給するためのゲート指令を送信し、このゲート指令が確実に送信されたかどうか確認するため夫々ゲート指令/ゲートFBKa、bを電力変換装置51との間でやりとりする。
図2に電力変換装置51の内部のブロック構成図を示す。図2において、制御装置1A、1Bから夫々与えられるゲート指令a、ゲート指令bは、制御装置1A、1Bから夫々与えられる制御選択信号a、制御選択信号bと共に選択制御部51C内のゲート選択回路501に与えられる。ゲート選択回路501においては、制御選択信号aがオンのときゲート指令aが選択され、制御選択信号bがオンのときゲート指令bが選択される。この選択されたゲート指令は、選択制御部51Cに設けられた送信部TXCを介してゲート駆動回路51Gの受信部RXGに伝送される。ゲート駆動回路51Gにおいてこの信号をドライブ増幅器AMPで適切に増幅してスイッチング素子5Sのゲートを駆動する。尚、このスイッチング素子5Sは実際は複数個あり、複数個の各々に異なるパターンのゲート指令を供給しているがここではこれらの図示を省略している。
ゲート駆動回路51Gのドライブ増幅部AMPの出力は、ゲート出力状態を監視するため送信部TXGから選択制御部51Cの受信部RXCに送信されている。そして、この受信部RXCを介して与えられたゲートFBK信号は、フィードバックゲート選択回路511に与えられる。フィードバックゲート選択回路511は入力されたゲートFBK信号が制御装置1A、1B何れに対応するかを判断してゲートFBKaまたはゲートFBKbを夫々制御装置1A、1Bへ出力する。上記判断のため、フィードバックゲート選択回路511には制御選択信号a、制御選択信号b、ゲート指令a及びゲート指令bの各々の信号が取り込まれている。
次に動作について図3のタイムチャートを用いて説明する。図3において制御装置1Aが共通制御装置6で選択されているときには(期間1)、制御選択信号aはHレベルとなる。よって、ゲート選択回路501は制御装置1Aのゲート出力を許可し、変換器51は制御装置1Aのゲート指令aにより動作を行う。
変換器51のゲート駆動回路51Gの出力はゲートFBK信号となりフィードバックゲート選択回路511へ入力される。このとき、制御選択信号aはHレベルであるので、ゲートFBKaにはゲート駆動回路51Gの出力がそのまま出力されることになる。
従って、制御装置1Aにおいては、制御装置1Aのゲート指令aとゲートFBKaにより変換器51へ正常なゲート指令とゲート出力が出ていることを確認することができる。
次に、期間1中の期間2において、制御装置1Bが健全性を確認する動作を行うために電力変換装置51へゲート指令bによってゲートパルスを出力すると、制御選択信号bがLレベルであるため、ゲート選択回路501はゲート指令bを受け付けない。しかしながら、フィードバックゲート選択回路511はこのゲート指令bを折り返す形でゲートFBKbとして信号伝達する。よって制御装置1Bは、ゲート指令bとゲートFBKbを比較することにより、制御装置1Bの信号が電力変換装置51まで正常に接続されていることを確認することができる。
期間1と期間3の間は1Aと1Bの切替わりを示す。期間3においては、制御装置1Bが共通制御装置6で選択されている。制御選択信号bはHレベルである。従って、ゲート選択回路501は制御装置1Bのゲート出力を許可し、電力変換装置51は制御装置1Bのゲート指令bにより動作を行う。
電力変換装置51のゲート駆動回路51Gの出力はゲートFBK信号となりフィードバックゲート選択回路511へ入力される。このとき、制御選択信号bはHレベルであるので、ゲートFBKbにはゲート駆動回路51の出力がそのまま出力されることになる。従って、制御装置1Bにおいては、制御装置1Bのゲート指令bとゲートFBKbにより電力変換装置51へ正常なゲート指令とゲート出力が出ていることを確認することができる。
次に、期間3中の期間4において、直前に制御装置1Aのメンテナンスが行われたとして、制御装置1Aが健全性を確認する動作を行うために電力変換装置51へゲート指令aを出力すると、制御選択信号aはLレベルであるため、ゲート選択回路501はゲート指令aを受け付けない。しかしながら、フィードバックゲート選択回路511はゲート指令aを折り返す形でゲートFBKaとして信号伝達する。よって制御装置1Aは、ゲート指令aとゲートFBKaを比較することにより、制御装置1Aの信号が電力変換装置51まで正常に接続されていることを確認することができる。
図2において、電力変換装置51への入力信号となるゲート指令a、bを光とし、制御選択信号a,bを電気(絶縁)としているのは、制御装置1A、1Bと電力変換装置51間の絶縁のためである。制御装置1Aと電力変換装置51で運転を行い、制御装置1Bが待機状態でメンテナンスを行うとき、安全上制御装置1Bは全電源を停止させメンテナンスする。このとき、制御装置1Bは制御装置1A及び電力変換装置51と絶縁を確保する必要がある。また、ゲート指令と制御選択信号の全てを電気絶縁、または光絶縁する方式も考えられるが、電気絶縁と光絶縁を独立させることが好ましい。これは例えば全てを光にした場合、メンテナンスを行っている制御装置のゲート指令用光ケーブルと制御選択信号ケーブルが全てはずされたとき、室内の蛍光灯などで不用意に光ケーブルに光が入り、制御選択信号、ゲート指令がオン状態に誤動作することを防止するためである。
尚、電力変換装置51の選択制御部51Cとゲート駆動回路51Gは、電力変換装置51のゲート駆動回路51Gが高電位になるため絶縁を行う必要がある。また、本実施例では図1に示すように光絶縁方式で記載してあるが、電気的絶縁(例えばフォトカプラ)で実施しても同様の効果が得られることは明らかである。
またゲート指令/ゲートFBKは1対であるので、送信部/受信部が1対である光伝送装置を用いると、装置の小型化を図ることが可能となる。同様に、ゲート指令/ゲートFBKを2芯の光ケーブルで接続すると装置の小型化を図ることが可能となる。
また、待機系の健全性確認において、待機制御系が連続的にゲート指令によるゲートパルスを出力していても、運転制御系のゲートパルスにより電力変換装置が制御されるため、待機制御系の制御状態と運転制御系の制御状態の両方が確認できることも明らかである。
また、前述のように連続した待機系の健全性確認を行わず、復旧後の試験的な確認を行うことによって接続の健全性を確認することできる。この確認後に選択制御部51Cの故障が起きた場合、異常なゲート信号を電力変換装置に出力しないで、電力変換システムを停止することも可能である。
尚、本実施例では、ゲート駆動回路51Gの出力をフィードバックするようにしたが、ゲート駆動回路51Gへの入力を折り返しフィードバックしても、健全性の確認が可能となることは明らかである。
更に、本実施例では共通制御装置6を使用しているが、共通制御装置を持たずに、制御装置1A、制御装置1Bが互いに独立した制御系を構成し、互いに通信などにより運転系、待機系を決める冗長型電力変換シヅテムとしても本実施例は有効である。
以下本発明の実施例2に係る冗長制御型電力変換システムを図4及び図5を参照して説明する。
図4は、本発明の実施例2に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図である。この実施例2の各部について、図1の本発明の実施例1に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、電力変換装置52のゲートドライブ回路52Gのドライブ増幅部AMPの出力を反転させる反転回路8を設け、この反転回路8の出力を送信部TXGに与えるようにした点である。このため選択制御部52Cの受信部RXCは反転されたゲートFBK信号を受信する。
図5はこの実施例2の動作を説明するためのタイムチャートである。図5において制御装置1Aが共通制御装置6で選択されているときには(期間1)、制御選択信号aはHレベルとなる。従って、実施例1の場合と同様に、ゲート選択回路501は制御装置1Aのゲート出力を許可し、電力変換装置52は制御装置1Aのゲート信号により動作を行う。
電力変換装置52のゲート駆動回路52Gの出力はゲートFBK信号となりフィードバックゲート選択回路511へ入力される。このとき、制御選択信号aはHレベルであるので、ゲートFBKaにはゲート駆動回路52Gの出力が反転して出力される。
制御装置1Aにおいては、制御装置1Aのゲート指令aとゲートFBKaにより変換器52へ正常なゲート指令と反転したゲート出力が出ていることを確認することができる。
また、期間1中の期間2において、制御装置1Bが健全性を確認する動作を行うために電力変換装置52へゲート指令bによるゲートパルスを出すと、制御選択信号bはLレベルであるため、ゲート選択回路501はゲート指令bを受け付けない。そのときフィードバックゲート選択回路511はゲート指令bを反転して折り返す形でゲートFBKbとして信号伝達する。
よって制御装置1Bは、ゲート指令bと反転したゲートFBKbを比較することにより、制御装置1Bの信号が電力変換装置52まで正常に接続されていることを確認することができる。
期間1と期間3の間は制御装置1Aと1Bの切替わりを示す。期間3では、制御装置1Bが共通制御装置6で選択されている。制御選択信号bはHレベルである。従って、実施例1の場合と同様、ゲート選択回路501は制御装置1Bのゲート出力を許可し、変換器52は制御装置1Bのゲート指令bにより動作を行う。
電力変換装置52のゲート駆動回路52Gの出力は反転してゲートFBK信号となりフィードバックゲート選択回路521へ入力される。このとき、制御選択信号bはHレベルであるので、ゲートFBKbにはゲート駆動回路52の出力が反転し出力されることになる。
制御装置1Bにおいては、制御装置1Bのゲート指令bと反転したゲートFBKbにより電力変換装置52へ正常なゲート指令とゲート出力が出ていることを確認することができる。
また、期間3中の期間4において、直前に制御装置1Aのメンテナンスが行われたとして、制御装置1Aが健全性を確認する動作を行うために電力変換装置52へゲート指令aによってゲートパルスを出力すると、制御選択信号aはLレベルであるため、ゲート選択回路501はゲート指令aを受け付けない。フィードバックゲート選択回路521はゲート指令aを反転して折り返す形でゲートFBKaとして信号伝達する。
よって制御装置1Aは、ゲート指令aと反転したゲートFBKaを比較することにより、制御装置1Aの信号が電力変換装置52まで正常に接続されていることを確認することができる。
ここでゲート駆動回路52GのAMP出力を反転したのは、電力変換装置52の起動前の健全性を確認する目的である。
期間1の前期間において、制御装置1A、1B、電力変換装置52の電源が起動されていれば、制御装置1A、1Bは電力変換装置52に対してオフ指令であるので、Hレベルが出力される。Hレベルであれば制御装置、電力変換装置の電源が全てオンであることを確認することができる。また、電力変換装置のゲートドライブ出力を監視しているため、素子の健全性を装置起動前に確認できるというメリットもある。
以下本発明の実施例3に係る冗長制御型電力変換システムを図6及び図7を参照して説明する。
図6は、本発明の実施例3に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図である。この実施例3の各部について、図4の本発明の実施例2に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例3が実施例2と異なる点は、電力変換装置53の選択制御部53Cに制御選択信号判定回路532を設け、御選択信号a/bをこの制御選択信号判定回路532を介してゲートゲート選択回路501に与えるようにした点である。
図7(a)にこの制御選択信号判定回路532の回路構成を、図7(b)に選択信号判定回路532の真理値表を示す。選択信号判定回路532を設けない場合、共通制御装置6の異常により、制御装置1A及び1Bに対して誤って制御開始/停止信号a、bが共に制御開始指令を出力した場合、制御装置1A及び1Bのゲート指令によるゲートパルスは論理和でゲート駆動回路52Gへ出力される。論理和で出力されるゲートパルスは正常なパルスではなくなり、例えばデッドタイムが消失したり、上下アームを短絡するなどしてスイッチング素子5Sの破壊を招く恐れがある。
これに対して、図7(b)に示すように選択信号判定回路532は制御装置1A及び1Bからの制御選択信号a及びbが共にH(選択)であったとき、共にL(停止)を出力するので上記のスイッチング素子5Sの破壊を未然に防止することが可能となる。
図8(a)は本発明の実施例4に係る冗長制御型電力変換システムにおける選択信号判定回路の回路構成図、図8(b)はその真理値表である。
この実施例4においては図8(a)に示した選択信号判定回路533は、図6における選択信号判定回路532に代えて用いられる。図8(b)の真理値表に示す通り、選択信号判定回路533は制御装置1Aを優先する論理となっている。
この実施例4によれば、制御装置1Aを常用運転系の制御装置として扱い、制御装置2Bをバックアップのときのみに使用する冗長構成をとる場合、共通制御装置6の制御開始/停止信号が排他的に出力されなくなる故障により制御装置1A、1Bが共に制御開始されたとき、制御装置1Aを優先し出力を行うことができる。
尚、前述したように、共通制御装置を持たずに、制御装置1A、1Bが互いに独立した制御系で、互いに通信などにより運転系、待機系を決めるようにした場合で、通信異常などで運転系、待機系の区別がつかなくなっても、本実施例によればスイッチング素子の破損を防ぐことができることは明らかである。
図9(a)は本発明の実施例4に係る冗長制御型電力変換システムにおける選択信号判定回路の回路構成図、図9(b)はその真理値表である。
この実施例5においては図9(a)に示した選択信号判定回路534は、図6における選択信号判定回路532に代えて用いられる。図9(b)の真理値表に示す通り、選択信号判定回路534は共通制御装置6によって先に選択された制御系が優先される論理となっている。
この実施例5は、制御装置1A、1Bに運転系と待機系の制御装置という明確な区別をつけない冗長構成の場合において、実施例3に比べて運転継続性が向上する。
尚、本実施例の場合も、共通制御装置を持たないシステム構成であってもスイッチング素子の破損を防いで有効に動作することは明らかである。
以下本発明の実施例6に係る冗長制御型電力変換システムを図10及び図11を参照して説明する。
図10は、本発明の実施例6に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図である。この実施例10の各部について、図6の本発明の実施例3に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例6が実施例3と異なる点は、電力変換装置54を3レベル変換装置とし、3レベルアームの外側スイッチング素子5S1に対応してゲート駆動回路52G1と、選択制御部54C内のゲート選択回路5011及びフィードバックゲート選択回路5111を、3レベルアームの内側スイッチング素子5S2に対応してゲート駆動回路52G2と、選択制御部54C内のゲート選択回路5012及びフィードバックゲート選択回路5112を設けた点、また、立ち下がりディレイ回路541を設け、選択信号判定回路532の出力である制御選択信号をこの立ち下がりディレイ回路541を介してゲート選択回路5012に与えるように構成した点である。
この立ち下がりディレイ回路541は、比較的簡単な回路によって、3レベル変換装置を停止する時のゲート出力が常に外側スイッチング素子を遮断した後内側スイッチング素子の遮断を行うようにしている。この立ち下がりディレイ回路541が無く、同時遮断信号によって仮に内側スイッチング素子が先に遮断完了してしまうと、電流の向きによっては外側スイッチング素子に通常の2倍の電圧(全直流電圧)が印加された状態で外側スイッチング素子の遮断を行なうことになるため、外側スイッチング素子への遮断時の負担が大きくなり、素子破壊を招く恐れがある。
図11はこの実施例6の動作を示すタイミングチャートである。図11において期間4の健全性確認動作までは図5に示した実施例2のタイミングチャートと基本的に同一である。期間5において、例えば共通制御装置6の異常が原因で、制御装置1A、1Bに制御開始信号が入力され、制御装置1A、1Bは制御選択信号a,bを電力変換装置54に同時に出力する場合を考える。選択信号判定回路532は、実施例3で記載した通り、制御装置1A、1Bの入力がともにHレベルであれば、出力を停止させる。このとき外側スイッチング素子5S1のゲート駆動回路52G1の図示しない出力はオフ指令に変わり、ゲートFBKb1はこれと同期してHレベルになる。そして内側スイッチング素子5S2のゲート駆動回路52G2の図示しない出力は、立下りディレイ回路541により、出力が遅延してオフ動作に移行する。この結果、図示したようにゲートFBKb2はゲートFBKb1より遅れてHレベルになる。
以上の動作によって3レベル電力変換装置54は安全に停止することが可能となり、制御装置側でその確認をとることも可能となる。
また、本実施例の場合も、共通制御装置を持たないシステム構成であってもスイッチング素子の破損等を未然に防止することができることは明らかである。
本発明の実施例1に係る冗長制御型電力変換システムのブロック構成図。 本発明の実施例1に用いられる電力変換装置のブロック構成図。 本発明の実施例1に係る冗長制御型電力変換システムの動作を説明するためのタイムチャート。 本発明の実施例2に用いられる電力変換装置のブロック構成図。 本発明の実施例2に係る冗長制御型電力変換システムの動作を説明するためのタイムチャート。 本発明の実施例3に用いられる電力変換装置のブロック構成図。 本発明の実施例3に係る冗長制御型電力変換システムの選択信号判定回路の説明図。 本発明の実施例4に係る冗長制御型電力変換システムの選択信号判定回路の説明図。 本発明の実施例5に係る冗長制御型電力変換システムの選択信号判定回路の説明図。 本発明の実施例6に用いられる電力変換装置のブロック構成図。 本発明の実施例6に係る冗長制御型電力変換システムの動作を説明するためのタイムチャート。
符号の説明
1A、1B 制御装置
2A、2B 変換器制御回路
3A、3B 制御異常検出回路

51、52、53、54 電力変換装置
51C、52C、53C、54C 選択制御部、
51G、52G、52G1、52G2 ゲート駆動回路
501、5011、5012 ゲート選択回路
511、5111、5112 フィードバックゲート選択回路
532、533、534 選択信号判定回路

6 共通制御装置
7 制御切替コントロール回路

Claims (9)

  1. スイッチング素子を使用し、直流と交流間の電力変換を行う電力変換装置と、
    前記電力変換装置を制御するための2台の制御装置と
    で構成され、
    前記各々の制御装置は、
    運転/待機の制御選択信号及びゲート指令信号を前記電力変換装置に対して出力する手段を有し、
    前記電力変換装置は、
    前記各々の制御選択信号に応じて運転すべき制御装置の前記ゲート指令信号を選択するゲート選択手段と、
    このゲート選択手段の出力によって、前記スイッチング素子を駆動するゲート駆動手段と、
    前記ゲート駆動手段の出力及び前記ゲート選択手段の入力である前記ゲート指令信号を前記各々の制御装置にフィードバックするフィードバック選択手段と
    を有し、
    前記フィードバック選択手段は、
    前記制御選択信号が運転である制御装置には前記ゲート駆動手段の出力をフィードバックし、前記制御選択信号が待機である制御装置には前記ゲート選択手段の入力をフィードバックしてその健全性を確認できるようにしたことを特徴とする冗長制御型電力変換システム。
  2. 待機中の前記制御装置の健全性の確認を行う期間を、運転中の前記制御装置がゲート指令信号を出力している期間の一部の期間で実施することを特徴とする請求項1に記載の冗長制御型電力変換システム。
  3. 前記各々の制御装置が前記電力変換装置に送信する前記制御選択信号及び前記ゲート指令信号の一方を光信号、他方を電気信号としたことを特徴とする請求項1に記載の冗長制御型電力変換システム。
  4. 前記ゲート駆動手段の出力をフィードバックする信号を反転させる手段を備え、前記電力変換装置の電源の健全性も同時に確認することができるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の冗長制御型電力変換システム。
  5. 前記2つの制御装置の前記制御選択信号が共に運転状態になったとき、前記ゲート選択手段は何れの前記ゲート指令信号も選択しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の冗長制御型電力変換システム。
  6. 前記2つの制御装置のうち何れかを予め常用運転用制御装置とし、
    前記2つの制御装置の前記制御選択信号が共に運転状態になったとき、前記ゲート選択手段は前記常用運転用制御装置のゲート指令信号を優先して選択するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の冗長制御型電力変換システム。
  7. 前記2つの制御装置の前記制御選択信号が共に運転状態になったとき、前記ゲート選択手段は前記2つの制御装置のうち、先に運転状態となった制御装置のゲート指令信号を継続して優先選択するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の冗長制御型電力変換システム。
  8. 前記電力変換装置は3レベル電力変換装置であり、
    この3レベル電力変換装置を構成するアームの内側の前記スイッチング素子がオフとなるタイミングを外側の前記スイッチング素子がオフとなるタイミングより所定時間遅らせるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の冗長制御型電力変換システム。
  9. スイッチング素子を使用し、直流と交流間の電力変換を行う電力変換装置と、
    前記電力変換装置を制御するための2台の制御装置と
    で構成される冗長制御型電力変換システムにおいて、
    前記各々の制御装置は、
    運転/待機の制御選択信号及びゲート指令信号を前記電力変換装置に対して出力し、
    前記電力変換装置は、
    前記各々の制御選択信号に応じてゲート選択手段によって運転すべき制御装置の前記ゲート指令信号を選択して前記スイッチング素子をゲート駆動手段により駆動し、
    前記制御選択信号が運転である制御装置には前記ゲート駆動手段の出力をフィードバックし、
    前記制御選択信号が待機である制御装置には前記ゲート選択手段の入力をフィードバックするようにしたことを特徴とする冗長制御型電力変換システムの健全性確認方法。
JP2007243564A 2007-09-20 2007-09-20 冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法 Active JP5036466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243564A JP5036466B2 (ja) 2007-09-20 2007-09-20 冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243564A JP5036466B2 (ja) 2007-09-20 2007-09-20 冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009077519A JP2009077519A (ja) 2009-04-09
JP5036466B2 true JP5036466B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40611965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007243564A Active JP5036466B2 (ja) 2007-09-20 2007-09-20 冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036466B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6966121B1 (ja) * 2020-09-25 2021-11-10 Necプラットフォームズ株式会社 信号判定装置、電力供給装置、信号判定方法及びプログラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5543736B2 (ja) * 2009-07-13 2014-07-09 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
KR102021864B1 (ko) * 2015-07-16 2019-09-17 엘에스산전 주식회사 전력 제어용 스위칭 소자의 구동회로
JP7117818B2 (ja) * 2019-07-12 2022-08-15 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2609694B2 (ja) * 1988-08-05 1997-05-14 株式会社日立製作所 多重化制御装置、原子炉安全保護システム、インバータ制御システム及び診断装置
JP3268017B2 (ja) * 1992-08-10 2002-03-25 株式会社東芝 静止形可変電圧可変周波数電源装置
JP3724255B2 (ja) * 1998-06-26 2005-12-07 富士電機システムズ株式会社 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路
JP3864307B2 (ja) * 2002-06-12 2006-12-27 株式会社安川電機 Pwmインバータ制御装置および制御方法
JP4693362B2 (ja) * 2004-04-23 2011-06-01 株式会社東芝 電力変換装置
JP4661251B2 (ja) * 2005-02-09 2011-03-30 富士電機システムズ株式会社 電力変換制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6966121B1 (ja) * 2020-09-25 2021-11-10 Necプラットフォームズ株式会社 信号判定装置、電力供給装置、信号判定方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009077519A (ja) 2009-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101542885B (zh) 高压输电系统中的冗余电流阀控制
CN110265856B (zh) 大功率光纤激光器安全控制系统
KR101775302B1 (ko) 전력 차단 장치
JP5036466B2 (ja) 冗長制御型電力変換システムとその健全性確認方法
JP2012120430A (ja) 二重化された制御部を有するマルチレベルインバータ
US20140168840A1 (en) Gate control circuit, power module and associated method
JP4661251B2 (ja) 電力変換制御システム
JP4898510B2 (ja) 半導体電力変換装置の故障検出装置
KR101493774B1 (ko) 바이패스 스위치 회로 포함의 전력변환장치
JP5025255B2 (ja) 電力変換装置
JP4845779B2 (ja) 故障検知機能を持つ直流出力回路
KR101735919B1 (ko) 인버터 제어 방법
EP3242171A1 (en) Redundant control system
JP4775717B2 (ja) 電源システム、内部回路駆動方法、及びそのプログラム
JP2013247693A (ja) 電動機駆動用電力変換装置
JP2008306285A (ja) 半導体スイッチの制御装置
US10965226B2 (en) Power conversion apparatus and power conversion system
KR102485425B1 (ko) 파워 디바이스 제어 시스템
JP2008131817A (ja) モータ制御装置
JP5543736B2 (ja) 電力変換装置
JPH04150776A (ja) サイリスタブリッジのバイパスペア制御回路
JP2008017406A (ja) リレー駆動制御装置
KR20100005197U (ko) H-브릿지 멀티레벨 인버터의 이중화 제어장치
KR100738572B1 (ko) 이중화 제어부를 갖는 에이치-브릿지 멀티레벨 인버터
WO2023175885A1 (ja) 電動機制御装置及び電動機制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5036466

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250