JP2006014483A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006014483A
JP2006014483A JP2004187932A JP2004187932A JP2006014483A JP 2006014483 A JP2006014483 A JP 2006014483A JP 2004187932 A JP2004187932 A JP 2004187932A JP 2004187932 A JP2004187932 A JP 2004187932A JP 2006014483 A JP2006014483 A JP 2006014483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
synchronization
power conversion
output
synchronization signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004187932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4579591B2 (ja
Inventor
Sadahiro Yoshida
禎宏 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp filed Critical Toshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corp
Priority to JP2004187932A priority Critical patent/JP4579591B2/ja
Publication of JP2006014483A publication Critical patent/JP2006014483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4579591B2 publication Critical patent/JP4579591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】 2台以上接続された複数の電力変換モジュールで構成された電力変換装置では、各電力変換モジュールヘキャリア信号を搬送する場合に、各モジュールを接続している伝送路のケーブルインピーダンス等により電力変換モジュールで受け取るキャリア信号が歪む。そこでキャリア同期専用の信号によって各電力変換モジュールのキャリア信号を同期させた電力変換を提供する。
【解決手段】 同期信号出力回路から出力され、伝送路の影響を受けた同期信号を、キャリア信号発生回路が検出して任意の位相に同期し、この同期されたキャリア信号と電圧指令発生回路の出力信号とを比較器で比較し、スイッチング回路に出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電力変換装置に関するものであり、特に複数の電力変換モジュールで構成された電力変換装置において、伝送路ケーブルのインピーダンス等による歪みのない同期したキャリア信号を有するものに係る。
従来、複数台設置された電力変換装置の制御方法として、前記各電力変換装置を制御するための信号をシリアル信号に変換して出力するシリアル送信回路を有する上位コントローラと、前記各電力変換装置にそれぞれ配置されたシリアル受信回路において、シリアル伝送される信号に電圧指令やPWMパターン指令、PWM同期信号を含めて伝送し、この同期信号の出力毎にPWM生成部をリセットすることが示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−345252号公報(図1)
しかしながら前記特許文献1に開示されたものは、シリアル伝送される信号内の同期信号をキャリア同期に用いているため、キャリアを同期化する同期はシリアル伝送信号の状態に左右されるので、キャリア1周期毎に同期できなく、キャリア間の誤差が大きくなる場合があるという問題点を有している。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであって、キャリア同期専用の信号を用いることによって、キャリアを1周期毎に同期可能とし、キャリア間の誤差を小さくすることを目的としている。
第1の発明に係る電力変換装置には制御モジュールと、制御モジュールに伝送路を介して接続された複数の電力変換モジュールが備えられており、
電力変換モジュールにはキャリア信号発生回路と、電圧指令発生回路と比較器と、スイッチング回路とが設けられており、
制御モジュールに設けられた同期信号出力回路から出力され、伝送路の影響を受けた同期信号F’の変化を検出するキャリア信号発生回路は、その出力するキャリア信号を任意の位相に同期させ、同期されたキャリア信号と、電圧指令発生回路の出力信号とが比較器で比較され、その結果がスイッチング回路に出力されるものである。
第2の発明に係るものは、伝送路を介して接続された複数の電力変換モジュールを備えた電力変換装置であって、
電力変換モジュールには同期信号出力回路と、キャリア信号発生回路と、電圧指令発生回路と、比較器とスイッチング回路が設けられており、さらに伝送路を監視する異常検出期間を任意に設定可能な第1の同期異常検出回路と同期信号出力回路を監視する第2の同期異常検出回路と、第1、第2の同期異常検出回路の出力により接続・切り離しを行う同期信号出力回路と伝送路をつないで設けられた接続回路とを有しており、
複数の電力変換モジュールに設けられた第1の同期異常検出回路は異常検出期間を電力変換モジュール毎にそれぞれ異なる期間に設定することにより、最も短い期間に設定されたモジュールに設けられた同期信号出力回路を伝送路に接続し、伝送路に接続された同期信号出力回路が正常なときは、同期信号出力回路から出力され伝送路の影響を受けた同期信号F’の変化を検出するキャリア信号発生回路は、その出力するキャリア信号を任意の位相に同期させ、同期されたキャリア信号と電圧指令発生回路の出力信号とが比較器で比較され、その結果がスイッチング回路に出力されるものであり、伝送路に接続された同期信号出力回路に異常が発生して同期信号が変化しない状態が所定の期間継続すると、異常が発生した同期信号出力回路を監視している第2の同期異常検出回路は、同期回路を異常と検出して同一電力変換モジュール内の接続回路を動作させ伝送路を切り離すことで、複数の電力変換モジュールの同期信号F’は一定となり、同期信号F’が変化しない状態が所定の期間継続すると、残りの正常な同期信号出力回路と同じ電力変換モジュールに設けられた第1の同期異常検出回路の中で異常検出期間の設定が最も短い第1の同期異常検出回路が同期異常を認識して同一電力変換モジュール内の接続回路を動作させて同一電力変換モジュール内の同期信号出力回路が伝送路に接続され、この同期信号出力回路の出力する同期信号が、複数の電力変換モジュールに出力され、キャリア信号は同期信号に同期されるものである。
第1の発明の電力変換装置は、各電力変換モジュールに設けられたキャリア信号発生回路が、伝送路の影響を受けた同期信号F’の変化を検出し、その出力するキャリア信号を任意の位相に同期させ、この同期化されたキャリア信号と電圧指令発生回路の出力信号とを比較器で比較し、スイッチング回路に出力するので、伝送路のインピーダンス等による歪みのない同期したキャリア信号を得ることができる。
第2の発明の電力変換装置は、電力変換モジュールに設けられた第1の同期異常検出回路は異常検出期間を電力変換モジュール毎にそれぞれ異なる期間に設定することにより、最も短い期間に設定されたモジュールに設けれた同期信号出力回路を伝送路に接続し、伝送路に接続された同期信号出力回路が正常なときは、同期信号出力回路から出力され伝送路の影響を受けた同期信号F’の変化を検出するキャリア信号発生回路は、その出力するキャリア信号を任意の位相に同期させ、
伝送路に接続された同期信号出力回路に異常が発生して同期信号が変化しない状態が所定の期間継続すると、異常が発生した同期信号出力回路を監視している第2の同期異常検出回路は、同期回路を異常と検出して同一電力変換モジュール内の接続回路を動作させ伝送路を切り離すことで、複数の電力変換モジュールの同期信号F’は一定となり、同期信号F’が変化しない状態が所定の期間継続すると、残りの正常な同期信号出力回路と同じ電力変換モジュールに設けられた第1の同期異常検出回路の中で異常検出期間の設定が最も短い第1の同期異常検出回路が同期異常を認識して同一電力変換モジュール内の接続回路を動作させて同一電力変換モジュール内の同期信号出力回路が伝送路に接続され、この同期信号出力回路の出力する同期信号が、複数の電力変換モジュールに出力され、キャリア信号は同期信号に同期されるので、使用中の同期信号出力回路に異常が発生しても、異常な同期信号出力回路の切り離し及び健全な同期信号出力回路の接続を行うことができるため、装置全体の信頼性を向上させることができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1(a)は、実施の形態1に係る電力変換装置500の構成を示すブロック図である。同図において、制御モジュール1には同期信号出力回路101を、複数の、この場合2台の電力変換モジュール2a、2bにはキャリア信号発生回路102a、102bをそれぞれ設けており、伝送路3のケーブルで前記電力変換モジュール2a、2b間を接続している。同時に、電力変換モジュール2a、2b内には電圧指令発生回路103a、103bと比較器104a、104bと、スイッチング回路105a、105bをそれぞれ設けている。
このような構成において前記制御モジュール1に設けられた同期信号出力回路101から出力される同期信号のHigh→Lowの変化により、キャリア信号発生回路102a、102bから出力されるキャリア信号Ca、Cbをキャリア下限に同期させる。そして、キャリア信号Ca、Cbと電圧指令発生回路103a、103bの出力信号を比較器104a、104bで比較し、その結果によりスイッチング回路105a、105bを動作させる。
図1(b)は、前記実施の形態1でのキャリア波形を示す。同図において、制御モジュール1内の同期信号出力回路101より出力された同期信号Fは、各電力変換モジュール2a、2bでは伝送路3のインピーダンス等により波形に歪みが生じ同期信号F’となるが、キャリア信号発生回路102a、102bでは前記同期信号F’のHigh→Lowの変化のみを検出しているため、インピーダンス等の影響による波形の形状をほぼ無視することができる。
このため、図1(b)に示すようにキャリア信号発生回路102aから出力されたキャリア信号Caと、キャリア信号発生回路102bから出力されたキャリア信号Cbとを同期信号F’のHigh→Lowの変化により、それぞれキャリア下限に同期させることができる。
そして、キャリア信号発生回路102aと比較器104a、及びキャリア信号発生回路102bと比較器104bはそれぞれが同じ電力変換モジュール1aと1b内にあるため、キャリア信号Ca、Cbは伝送路3のインピーダンスの影響を受けず、歪みのないキャリア信号を得ることができる。
図1では電力変換モジュールが2台の例を示しているが、必ずしもこれに限らず電力変換モジュールが3台以上の電力変換装置にも適用できる。なお、ここでは同期信号のHigh→Lowの変化によりキャリア信号をキャリア下限に同期させる例を示したが、同期信号のLow→High変化や任意のキャリア位相に同期させても同様の効果が得られることは言うまでもない。
以上のように、各電力変換モジュールそれぞれにキャリア信号発生回路を設け、制御モジュールから各電力変換モジュールヘ同期信号を出力して各電力変換モジュールのキャリア信号を同期させることにより、ケープルのインピーダンス等による歪みのない同期したキャリア信号を得ることができる。
実施の形態2.
次に実施の形態2に係る電力変換装置500aの構成のブロック図を図2(a)に示す。同図において、制御モジュール1に同期信号出力回路101を、複数の、この場合2台の電力変換モジュール2a、2bにはキャリア信号発生回路102a、102bをそれぞれ設けており、伝送路3のケーブルで前記電力変換モジュール2a、2b間を接続している。同時に、電力変換モジュール2a、2b内には電圧指令発生回路103a、103bと比較器104a、104bと、スイッチング回路105a、105bをそれぞれ設け、さらにそれぞれに基準電圧発生回路106a、106bと、検出幅付き比較器107a、107bと、ラッチ付バッファ108a、108bとで構成される異常停止回路が設けられている。
前記基準電圧発生回路106a、106bは前記電力変換モジュール2a、2b内にキャリア下限時に相当する電圧を発生する。
ここで、キャリア信号Ca、Cbと基準電圧発生回路106a、106bの出力を検出幅付き比較器107a、107bでそれぞれ比較し、その差が検出幅以内であればLowを、検出幅を超えていればHighを前記検出幅付き比較器107a、107bより出力し、ラッチ付バッファ108a、108bへそれぞれ入力する。
ラッチ付バッファ108a、108bでは同期信号F’がHigh→Lowに変化するタイミングで入力信号を出力に反映し、1度でもHighを出力すると以後は“異常”とみなしてHighを出力し続ける。この様にして同期信号入力時のキャリア信号の状態が後述する図2(b)のキャリア下限値+Lと−Lに示す範囲の許容値を超えていれば異常と判断する異常検出回路を構成し、スイッチング回路105a、105bへそれぞれ接続する。
図2(b)は、実施の形態2でキャリア信号発生回路102a、102bが正常な場合の動作、及び異常が起きた際の動作を示す。同図において、キャリア信号発生回路102a、102bが正常な場合、キャリア信号Ca、Cbは同期信号F’に同期しているために同期信号F’がHigh→Lowに変化する直前のキャリア信号Ca、Cbの状態はキャリア下限値にほぼ等しく、検出幅付き比較器107a、107bの出力信号Da、DbはLowとなる。そのため、ラッチ付バッファ108a、108bの出力信号Ea、EbはLowである。
次に、キャリア信号発生回路102aに異常が起きて、キャリア信号Caの周期が同期信号F’の周期と異なる様になると、同期信号F’がHigh→Lowに変化する直前でもキャリア信号Caはキャリア下限値と異なるため、比較器107aの出力信号DaはHighとなり、ラッチ付バッファ108aの出力信号EaはHighとなる。
そして、出力信号Ea=Highになったことにより、スイッチング回路105aは“異常”と判断してスイッチング動作を停止させる。
キャリア信号発生回路102bに異常が起きて、キャリア信号Cbの周期が同期信号F’の周期と異なる場合にも、同様に同期信号F’がHigh→Lowに変化する直前でのキャリア信号Cbがキャリア下限値と異なるため、容易に異常を検出することができる。また、図2では同期信号によりキャリア下限に同期させる場合の例を示しているが、他の任意の位相にキャリアを同期させる場合にも同様に実現することができる。
以上のようにして、この実施の形態2では同期信号入力時のキャリア信号の状態が許容値を超えていれば異常と判断することにより、容易にキャリア異常を検出することができる。
実施の形態3.
次に実施の形態3に係る電力変換装置500bの構成のブロック図を図3に示す。同図において複数の電力変換モジュールこの場合3台の電力変換モジュール2a、2b、2c内にキャリア信号発生回路102a、102b、102cをそれぞれ設けて伝送路3で前記電力変換モジュール2a〜2c間を接続する。同時に、電力変換モジュール2a、2b、2c内に電圧指令発生回路103a、103b、103cと、比較器104a、104b、104cおよびスイッチング回路105a、105b、105cをそれぞれ設けている。
また、電力変換モジュール2a、2b、2c内にそれぞれ同期信号出力回路101a、101b、101cを設けるとともに第1の同期異常検出回路109a、109b、109cおよび第2の同期異常検出回路109d、109e、109f及び接続回路110a、110b、110cを設けている。
ここで前記第1の同期異常検出回路109a、109b、109cはそれぞれの各電力変換モジュール2a、2b、2c内における同期信号F’を監視するものである。そして第1の同期異常検出回路109aはキャリア3周期の期間に前記同期信号F’が変化しない場合、“同期異常”と検出するように設定されている。同様に同期異常検出回路109bはキャリア4周期で、同期異常検出回路109cはキャリア5周期で、それぞれ“同期異常”と検出するように設定されている。
一方、第2の同期異常検出回路109dは、同期信号出力回路101aの出力信号Faを監視し、キャリア2周期の期間に前記同期信号Faが変化しない場合、第2の同期異常検出回路109dは“同期回路異常”と検出するように設定されている。同様に、第2の同期異常検出回路109eは、同期信号出力回路101bの出力信号Fbを、第2の同期異常検出回路109fは同期信号出力回路101cの出力信号Fcを、それぞれ監視する。
電力変換モジュール2a内において、第1の同期異常検出回路109aが“同期異常”を検出すると、接続回路110aは同期信号出力回路101aを伝送路3に接続し、第2の同期異常検出回路109dが“同期回路異常”と検出すると接続回路110aは同期信号出力回路101aと伝送路3を切り離す。
電力変換モジュール2b、2c内部でも、接続回路101b、101cを同様に動作させ、第1の同期異常検出回路109b、109cおよび第2の同期異常検出回路109e、109fをそれぞれの状態に応じて同期信号出力回路101b、101cと伝送路3との接続・切り離しを行う。
図4は、この実施の形態3で、複数の電力変換モジュール2a、2b、2cの内第1の電力変換モジュールに相当する電力変換モジュール2aの同期信号出力回路101aが正常な場合、および前記同期信号出力回路101aが異常で、前記第1の電力変換モジュール2aの次に設けられた同期信号出力回路101bが正常な場合のそれぞれの動作を示す。
図4において、起動直後の第1の電力変換モジュール2a内の同期信号出力回路101aが正常な状態では、接続回路110a、110b、110cは全て“切り離し”状態であり、各電力変換モジュールにおける同期信号F’は変化しない。ここで、各電力変換モジュールの第1の同期異常検出回路109a、109b、109cは異常検出期間は前述したようにそれぞれ異なる様に設定されているため、同期信号F’一定の状態がキャリア3周期連続すると第1の電力変換モジュール2aの第1の同期異常検出回路109aのみが“同期異常”と認識し、接続回路110aが動作して同期信号出力回路101aが伝送路3に接続される。
これにより、同期信号出力回路101aから出力された同期信号Faが、各電力変換モジュール2a、2b、2cに出力され、キャリア信号発生回路102a、102b、102cから出力されたキャリア信号Ca、Cb、Ccは同期信号Faに同期する。
次に、同期信号出力回路101aに異常が発生して、同期信号FaがLow一定になりキャリア2周期以上経過すると、第2の同期異常検出回路109dは“同期回路異常”と検出し、接続回路110aが動作して同期信号出力回路101aと伝送路3を切り離す。
ここで、電力変換モジュール2b、2cの接続回路110b、110cは“切り離し”状態になっているため、各電力変換モジュールにおける同期信号F’はLow一定になる。この状態がキャリア4周期以上連続すると、今度は第1の電力変換モジュール2aの次に設けられた第2の電力変換モジュール2bに設けられた前記第1の同期異常検出回路109bが“同期異常”と認識し、接続回路110bが動作して同期信号出力回路101bが伝送路3に接続される。
これにより、第2の電力変換モジュール2bの同期信号出力回路101bから出力された同期信号Fbが、各電力変換モジュール2a、2b、2cに出力され、キャリア信号発生回路102a、102b、102cから出力されたキャリア信号Ca、Cb、Ccは同期信号Fbに同期する。
この様にして、同期信号出力回路に異常が発生しても、異常な同期信号出力回路の切り離し及び健全な同期信号出力回路の接続を行うことができるため、装置全体の信頼性を向上させることができる。また、個々の電力変換モジュール内の異常検出回路の異常検出期間を異なる値に設定しているので同期信号出力回路が同時に2台以上伝送路に接続されることを防止できるため、各同期信号出力回路の出力信号が衝突することによる不具合を防止して装置全体の信頼性を向上させることができるという効果がある。
なお、図3では電力変換モジュールのみで電力変換装置を構成した例を示しているが、図1、図2の様に制御モジュールを含む構成の電力変換装置、及び制御モジュール内部にも同期信号出力回路を備えた場合でも同様に実現することができる。また、電力変換モジュールを3台の例で示したが、3台以上の複数であってもよい。
以上のようにして、電力変換モジュールそれぞれに、同期信号出力回路と、一定期間同期信号が入力されなければ同期信号異常と判断する異常検出回路と、接続回路を備えたことにより、同期信号出力回路に異常が発生しても、異常な同期信号出力回路の切り離し及び健全な同期信号出力回路の接続を行うことができるため、装置全体の信頼性を向上させることができる。
以上のようなこの発明の実施の形態1〜3は、複数の電力変換モジュールを備えた電力変換装置に利用すれば、装置全体の信頼性を向上可能である。
この発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る電力変換装置の動作説明図である。
符号の説明
1 制御モジュール、2a,2b,2c 電力変換モジュール、3 伝送路、
101,101a,101b,101c 同期信号発生回路、
102a,102b,102c キャリア信号発生回路、
103a,103b,103c 電圧指令発生回路、
104a,104b,104c 比較器、
105a,105b,105c スイッチング回路、
106a,106b 基準電圧発生回路、107a,107b 検出幅付き比較器、
108a,108b ラッチ付バッファ、
109a,109b,109c,109d,109e,109f 同期異常検出回路、
110a,110b,110c 接続回路、
500,500a,500b 電力変換装置、F,F’,Fa,Fb,Fc 同期信号。

Claims (3)

  1. 電力変換装置であって、
    前記電力変換装置には制御モジュールと、前記制御モジュールに伝送路を介して接続された複数の電力変換モジュールが備えられており、
    前記電力変換モジュールにはキャリア信号発生回路と、電圧指令発生回路と比較器と、スイッチング回路とが設けられており、
    前記制御モジュールに設けられた同期信号出力回路から出力され、前記伝送路の影響を受けた同期信号F’の変化を検出する前記キャリア信号発生回路は、その出力するキャリア信号を任意の位相に同期させ、前記同期されたキャリア信号と、前記電圧指令発生回路の出力信号とが前記比較器で比較され、その結果が前記スイッチング回路に出力されることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記スイッチング回路には加えて前記キャリア信号発生回路の異常停止回路が設けられており、
    前記異常停止回路は基準電圧発生回路と、検出幅付き比較器と、ラッチ付バッファとで構成されているものであり、前記キャリア信号発生回路の出力する前記キャリア信号と前記基準電圧発生回路の出力とを、前記検出幅付き比較器で比較し、その差が許容値内であれば正常信号を、許容値を越えているときには異常信号を前記ラッチ付バッファに出力し、
    前記ラッチ付バッファは前記同期信号F’が前記キャリア同期の変化時に前記異常信号を入力すると、前記キャリア信号発生回路が異常であることを前記スイッチング回路に出力することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 伝送路を介して接続された複数の電力変換モジュールを備えた電力変換装置であって、
    前記電力変換モジュールには同期信号出力回路と、キャリア信号発生回路と、電圧指令発生回路と、比較器とスイッチング回路が設けられており、さらに前記伝送路を監視する異常検出期間を任意に設定可能な第1の同期異常検出回路と、前記同期信号出力回路を監視する第2の同期異常検出回路と、前記同期信号出力回路と前記伝送路をつないで設けられた前記第1、第2の同期異常検出回路の出力により接続・切り離しを行う接続回路とを有しており、
    前記複数の電力変換モジュールに設けられた前記第1の同期異常検出回路は異常検出期間を電力変換モジュール毎にそれぞれ異なる期間に設定することにより、最も短い期間に設定されたモジュールに設けられた前記同期信号出力回路を前記伝送路に接続し、伝送路に接続された前記同期信号出力回路が正常なときは、前記同期信号出力回路から出力され前記伝送路の影響を受けた同期信号F’の変化を検出する前記キャリア信号発生回路は、その出力するキャリア信号を任意の位相に同期させ、前記同期されたキャリア信号と前記電圧指令発生回路の出力信号とが前記比較器で比較され、その結果が前記スイッチング回路に出力されるものであり、伝送路に接続された前記同期信号出力回路に異常が発生して同期信号が変化しない状態が所定の期間継続すると、前記異常が発生した同期信号出力回路を監視している前記第2の同期異常検出回路は、同期回路を異常と検出して同一電力変換モジュール内の前記接続回路を動作させ前記伝送路を切り離すことで、前記複数の電力変換モジュールの同期信号F’は一定となり、前記同期信号F’が変化しない状態が所定の期間継続すると、残りの正常な同期信号出力回路と同じ電力変換モジュールに設けられた前記第1の同期異常検出回路の中で、異常検出期間の設定が最も短い前記第1の同期異常検出回路が同期異常を認識して、同一電力変換モジュール内の前記接続回路を動作させて同一電力変換モジュール内の同期信号出力回路が前記伝送路に接続され、この同期信号出力回路の出力する同期信号が、前記複数の電力変換モジュールに出力され、キャリア信号は前記同期信号に同期されることを特徴とする電力変換装置。
JP2004187932A 2004-06-25 2004-06-25 電力変換装置 Expired - Lifetime JP4579591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004187932A JP4579591B2 (ja) 2004-06-25 2004-06-25 電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004187932A JP4579591B2 (ja) 2004-06-25 2004-06-25 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006014483A true JP2006014483A (ja) 2006-01-12
JP4579591B2 JP4579591B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=35781044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004187932A Expired - Lifetime JP4579591B2 (ja) 2004-06-25 2004-06-25 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4579591B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011064970A1 (ja) * 2009-11-26 2011-06-03 パナソニック株式会社 負荷駆動システム、電動機駆動システム、および車両制御システム
JP2011147334A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Siemens Ag 電力コンバータの電力変換を制御するための方法およびコントロールシステム
JP2014183600A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Meidensha Corp 電力変換装置
JP2015095959A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社日立製作所 インバータ制御装置
JP2017208916A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 株式会社明電舎 並列インバータ装置の制御方法
US20180361830A1 (en) * 2017-06-19 2018-12-20 Ford Global Technologies, Llc Dual electric drive a/c compressor system and method

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356038A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Toshiba Corp インバータの並列運転制御装置
JPH07147783A (ja) * 1994-06-21 1995-06-06 Juki Corp パルス幅変調を用いた装置の異常検出装置
JPH089556A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Sansha Electric Mfg Co Ltd インバータの並列運転装置
JPH09233824A (ja) * 1996-02-28 1997-09-05 Hitachi Ltd 多重変換器制御装置
JP2004173380A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Sanyo Electric Co Ltd モータ制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356038A (ja) * 1989-07-25 1991-03-11 Toshiba Corp インバータの並列運転制御装置
JPH07147783A (ja) * 1994-06-21 1995-06-06 Juki Corp パルス幅変調を用いた装置の異常検出装置
JPH089556A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Sansha Electric Mfg Co Ltd インバータの並列運転装置
JPH09233824A (ja) * 1996-02-28 1997-09-05 Hitachi Ltd 多重変換器制御装置
JP2004173380A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Sanyo Electric Co Ltd モータ制御装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011064970A1 (ja) * 2009-11-26 2011-06-03 パナソニック株式会社 負荷駆動システム、電動機駆動システム、および車両制御システム
JP4825323B2 (ja) * 2009-11-26 2011-11-30 パナソニック株式会社 負荷駆動システム、電動機駆動システム、および車両制御システム
CN102273058A (zh) * 2009-11-26 2011-12-07 松下电器产业株式会社 负载驱动系统、电动机驱动系统以及车辆控制系统
US8680794B2 (en) 2009-11-26 2014-03-25 Panasonic Corporation Load drive system, motor drive system, and vehicle control system
JP2011147334A (ja) * 2010-01-14 2011-07-28 Siemens Ag 電力コンバータの電力変換を制御するための方法およびコントロールシステム
JP2014183600A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Meidensha Corp 電力変換装置
JP2015095959A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社日立製作所 インバータ制御装置
JP2017208916A (ja) * 2016-05-18 2017-11-24 株式会社明電舎 並列インバータ装置の制御方法
US20180361830A1 (en) * 2017-06-19 2018-12-20 Ford Global Technologies, Llc Dual electric drive a/c compressor system and method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4579591B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2656226B1 (en) Communications architecture for providing data communication, synchronization and fault detection between isolated modules
US9577424B2 (en) Parallel motor drive disable verification system and method
US8400791B2 (en) Power layer generation of inverter gate drive signals
JPH11175490A (ja) 縮退制御方法、多重化制御装置
JP2007057387A (ja) 半導体装置及びテスト方法
JP4579591B2 (ja) 電力変換装置
US20160285271A1 (en) Power supply system and power conversion apparatus with a plurality of power sources connected in parallel
JP2006223036A (ja) 電力変換制御システム
US5357491A (en) Clock selection control device
JP2018007040A (ja) 信号変換装置、処理装置、通信システムおよび信号変換方法
JP2006033475A (ja) 通信システム及び通信装置
WO2023170898A1 (ja) 無停電電源装置
JP2006278712A (ja) 太陽光発電システム
KR100393482B1 (ko) 여자 시스템내 이중화 제어기용 핫 백업 장치
CN115373324B (zh) 基于微控制单元的板卡电源时序控制及监测方法与装置
JP6721553B2 (ja) 警報音発生装置及び警報音発生方法
KR102380055B1 (ko) 인버터
JP2020078172A (ja) 電力変換装置および電力出力システム
US6452965B1 (en) Fault detection circuit in loop network
JPH0414939A (ja) 有線通信システム
JP2616450B2 (ja) クロック供給システム
JP2023098862A (ja) 双方向交流電力変換装置
JP2008079407A (ja) 単独運転防止装置及び方法
JP4192581B2 (ja) クロック切替装置
KR100207858B1 (ko) 자체 동기 신호 공급 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4579591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250