JP2006222630A - 通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】RS232C通信ポートを用い、モデムと公衆電話回線を介して接続された相手側処理装置、およびクロスケーブルを介し直接接続された相手側処理装置とのデータ通信をスイッチ等の切換手段を用いずに行える処理装置を実現する。
【解決手段】電源投入後、処理装置は先ず接続相手特定処理200を起動し、データ端末レディ信号線ER、送信要求信号線RSをONし(ステップ11、12)、次に相手装置が接続され動作可能であることをデータセットレディ信号線DR、送信可信号線CSのONで確認し(ステップ13、14)、次に相手装置が直接接続された処理装置か、モデムかをキャリア検出信号線CDがそれぞれONか否かで判断する(ステップ15A〜15C)。そして信号線CDがOFFで相手装置がモデムあれば以後モデム接続時処理300Aを実行し、信号線CDがONで相手装置が直接接続された処理装置であれば以後直接接続時処理400Aを実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モデムと公衆電話回線とを介して接続された処理装置間のデータ通信と、通信ケーブルを介し直接接続された処理装置間のデータ通信との、両方のデータ通信に対応できる処理装置が実行する通信制御方法に関する。
なお、以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
図6は、処理装置である電子機器1がモデム2と公衆電話回線3を介し遠方の処理装置であるPC5とデータ通信を行うシステムにおける、電子機器1とモデム2間を結ぶストレートケーブル6Sの信号線の接続構成を示す。このストレートケーブル6Sとしては、通常、市販されているものが用いられる。
なお、PC5はモデム2と同構成のモデム4、およびストレートケーブル6Sと同構成のストレートケーブル7Sを介して公衆電話回線3に接続されている。そして各装置1、2、4、5は国際通信規格であるRS232Cに定められた通信ポート(RS232C通信ポートと呼ぶ)CPTを具備して通信を行う。
ここで、ストレートケーブル6Sは以下の各種の信号線からなる。即ち、
保安用接地信号線FG:ストレートケーブル6Sが接続された装置(本例では電子機器1およびモデム2)の本体フレームを接地するのに用いる信号線、
信号用接地信号線SG:ストレートケーブル6Sの信号回路を接地するのに用いる信号線、
送信データ信号線SD:ストレートケーブル6Sでデータ通信をする処理装置(本例では電子機器1)が交信を行う相手装置(本例ではモデム2またはPC5)に送信するデータ信号を出力する信号線、なお、処理装置(電子機器1)から公衆電話回線3を経て相手側処理装置(本例ではPC5)に送信されるデータ信号は一旦、モデム2に受信されて変調されたのち公衆電話回線3に送出されることになる。
受信データ信号線RD:処理装置(電子機器1)が交信の相手装置(モデム2またはPC5)からデータ信号を受信する信号線、なお、処理装置(電子機器1)が公衆電話回線3上の相手側処理装置(PC5)から受信するデータ信号はモデム2により復調されてこの信号線RDに載せられることになる。
送信要求信号線RS:処理装置(電子機器1)がモデム2の送信機能を起動する信号である送信要求信号の信号線、
送信可信号線CS:上記送信要求信号RSに応じてモデムの送信機能が起動し、送信可能状態であることをモデム2が処理装置(電子機器1)に伝える送信可信号の信号線、
データ端末レディ信号線ER:処理装置(電子機器1)が動作可能な状態であることをモデム2に伝えるデータ端末レディ信号の信号線、
データセットレディ信号線DR:モデム2が動作可能な状態であることを処理装置(電子機器1)に伝える信号であるデータセットレディ信号の信号線、
キャリア検出信号線CD:モデム2が相手のモデム4と回線接続の状態であることを処理装置(電子機器1)に伝える信号であるキャリア検出信号の信号線。なお、以下の説明では混乱のない限り、当該信号線上の信号にも信号線と同じ符号を用いるものとする。
図8は図6のシステムで、処理装置(この場合、電子機器1)が遠方にある相手側処理装置(この場合、PC5)とデータ通信を行う場合における処理装置(電子機器1)の処理プログラム(モデム接続時処理プログラム300という、なお、以下に述べる各種の処理プログラムは単に処理とも略記する)の手順を示すフローチャートで、図中のSS1、11〜16、21〜31、41〜44はそのステップ番号である。
また、図9および図10はそれぞれ、図6のシステムで電子機器1がPC5に発信を行う場合、および電子機器1がPC5の発信を受ける場合における、ストレートケーブル6Sの各信号線上の信号の発生タイミングの例を示すタイミングチャートである。
なお、図9および図10のタイミングチャートには、図8のフローチャートにおけるステップ番号と同じ符号が、該当する手順の発生するタイミングに付されている。また、図9、図10および後述の図12のタイミングチャートに示す信号については、そのHレベルが当該信号線(または信号)のON状態、Lレベルが当該信号線(または信号)のOFF状態を示す。
次に図9、図10を参照しつつ、図8の手順を説明する。先ず電源投入に基づき、電子機器1は、データ端末レディ信号線ERをONにして自身が動作可能状態であることをモデム2に伝えると共に(ステップ11)、送信要求信号線RSをONにしてモデム2の送信機能を起動する(ステップ12)。
そして、データセットレディ信号線DRがONになってモデム2が動作可能となったことを確認し(ステップ13、分岐Yes)、さらに送信可信号線CSがONになってモデム2が送信可能状態となったことを確認して(ステップ14、分岐Yes)、送信データ信号線SDと受信データ信号線RDを使い、以下のようにモデム2およびPC5とデータ送受信を行う。
先ず、電子機器1は、モデム2に初期化データを送信してモデム2に初期化時の各種設定を行わせ(ステップ21)、モデム2からモデム2が正常に初期化を終えた旨のOKテキストデータを受信して(ステップ22、分岐Yes)、次のステップSS1に進む。
ステップSS1では電子機器1にユーザの指令等に基づく発信条件が成立すると(分岐Yes)、先ずPC5を呼び出す電話番号を含むダイアル発信データをモデム2へ送信する(ステップ23)。そこで、モデム2は公衆電話回線3を介しモデム4を呼び出す。
こうしてモデム4が呼び出され、モデム2とモデム4との回線接続が確立すると、モデム2からこの接続確立を示すCONNECTテキストデータ24を受信し(ステップ24、分岐Yes)、さらにモデム2が回線接続を示すキャリア検出信号線CDをONしたことを確認する(ステップ15、分岐Yes)。
次のステップ41ではPC5へ送信データを送信し、ステップ42でこれに応じた応答データをPC5から受信する。
次に送信を停止するにあたり電子機器1は、モデム2にエスケープモードデータを送信して(ステップ25)、OKテキストデータを受信し、モデム2に送信停止の準備ができたことを確認する(ステップ26、分岐Yes)。
次にモデム2に回線を切断すべき旨の回線切断データを送信し(ステップ27)、OKテキストデータを受信してモデム2が回線を切断したことを確認し(ステップ28、分岐Yes)、さらに、モデム2がキャリア検出信号線CDをOFFして回線が遮断状態になったことを確認すると(ステップ16、分岐Yes)、ステップSS1へ戻る。
ステップSS1にて、電子機器1側に発信条件が成立していない場合には(分岐No)、PC5からのダイアル発信を受けて、モデム2が送信するRINGテキストデータを受信するまで待機する(ステップ29、分岐No→ステップSS1、分岐No→ステップ29のループ)。
電子機器1は、ここでRINGテキストデータを受信すると(ステップ29、分岐Yes)、モデム2からCONNECTテキストデータを受信してモデム4とモデム2との回線接続が確立したことを確認し(ステップ30、分岐Yes)、さらにモデム2がキャリア検出信号線CDをONして回線が接続状態になったことを確認する(ステップ15、分岐Yes)。
次のステップ43ではPC5からの送信データを受信し、ステップ44でPC5へ応答データを送信する。
そして、PC5の指令によりモデム4が回線切断を行ったことを判別してモデム2が送信するNO CARRIERテキストデータを受信するまでは、電子機器1は、PC5との上記の受送信を繰り返す(ステップ31、分岐No→ステップ43→44→31のループ)。
ここで電子機器1は、モデム2からNO CARRIERテキストデータを受信すると(ステップ31、分岐Yes)、モデム2がキャリア検出信号線CDをOFFしたことを確認して(ステップ16、分岐Yes)、再びステップSS1に戻る。
なお、図6、図8の書き方と、図6および図8〜図10に関する以上の説明は電子機器1を主の立場(能動側)に置き、PC5を従の立場(受動側)に置いているが、逆にPC5を主の立場に置いた場合には、これらの図と説明における電子機器1とPC5、ストレートケーブル6Sと同ケーブル7S、モデム2とモデム4がそれぞれ置き換わることとなる。
図7は電子機器1とPC5をクロスケーブル6Cを介し直接接続してデータ通信を行うシステムにおける、クロスケーブル6Cの信号線の接続構成を示す。このクロスケーブル6Cとしては、通常、市販されているものが用いられる。
クロスケーブル6Cの信号線の種類はストレートケーブル6Sと同じであるが、図6の接続とは以下のような相違がある。
(a)図6のモデム2にPC5が置き換わって処理装置(電子機器1)の相手側処理装置になると共に、処理装置(電子機器1)にとっての送信データ信号線SD、受信データ信号線RDがそれぞれ、相手側処理装置(PC5)にとっての受信データ信号線RD、送信データ信号線SDとなる。
(b)処理装置(電子機器1)の送信要求信号線RSが、自装置の送信可信号線CSおよび相手側処理装置(PC5)のキャリア検出信号線CDに接続されている。この関係は処理装置(電子機器1)と相手側処理装置(PC5)を互いに置き換えても同じである。
(c)処理装置(電子機器1)にとってのデータ端末レディ信号線ER、データセットレディ信号線DRがそれぞれ、相手側処理装置(PC5)にとってのデータセットレディ信号線DR、データ端末レディ信号線ERとなる。
図11は図7のシステムで、処理装置(電子機器1)が相手側処理装置(PC5)とデータ通信を行う場合における処理装置(電子機器1)の処理(直接接続時処理400という)の手順を示すフローチャートで、図中のSS1、11〜15、41〜46はそのステップ番号である。
また、図12はこのデータ通信時における、クロスケーブル6Cの各信号線上の信号の発生タイミングの例を示すタイミングチャートである。なお、図12にも、図11のフローチャートにおけるステップ番号と同じ符号が、該当する手順の発生するタイミングに付されている。
次に図12を参照しつつ、図11を説明する。電源投入後のステップ11〜14までの電子機器1自体の処理は、図8のモデム接続時処理300の対応する処理と同じである。即ち、電源投入に基づき、電子機器1は、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONにする(ステップ11、12)。この信号ERはPC5にはデータセットレディ信号線DRのONとして伝えられ、また、信号RSは自装置1へは送信可信号線CSのONとして、PC5へはキャリア検出信号線CDのONとして伝えられる。
PC5も電源投入により、自身のデータ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONにすれば、電子機器1へはデータセットレディ信号線DRおよびキャリア検出信号線CDのONとして伝わることになる。
こうして、電子機器1はデータセットレディ信号線DRがONであることを確認し(ステップ13、分岐Yes)、次に自身がONとした送信要求信号線RSに接続された送信可信号線CSのONを確認する(ステップ14、分岐Yes)。そしてさらにキャリア検出信号線CDのONを確認して(ステップ15、分岐Yes)、ステップSS1に進み、以下のように送信データ信号線SDと受信データ信号線RDを用いてPC5とデータ送受信を行う。
即ち、ステップSS1では、電子機器1側に発信条件が成立すると(分岐Yes)、電子機器1はPC5へ送信データを送信し(ステップ41)、PC5からデータを受信する(ステップ42)。
そして、ステップ42でPC5から受信した受信データが、ステップ41でPC5へ送った送信データに対する応答データであれば(ステップ45、分岐Yes)、ステップ15に戻り、キャリア検出信号線CDがON(PC5が動作可能)であれば、さらにステップSS1に戻る(ステップ15、分岐Yes→ステップSS1)。
ステップSS1で、電子機器1側に発信条件が成立しない間は、PC5が動作可能であるかぎり、PC5側に発信条件が成立して、電子機器1がPC5から送信データを受信するまで待機する(ステップSS1、分岐No→ステップ43、分岐No→ステップ15、分岐Yes→ステップSS1のループ)。
ここで電子機器1が、PC5から送信データを受信した場合は(ステップ43、分岐Yes)、PC5へ応答データを送信し(ステップ44)、キャリア検出信号線CDがON(PC5が動作可能)であれば、ステップSS1に戻る(ステップ15、分岐Yes→ステップSS1)。
ところで、前記のステップ45の比較手順において、ステップ42でPC5から受信した受信データがその前のステップ41でPC5へ送信した送信データに対する応答データでないと電子機器1が判別した場合(ステップ45、分岐No)、電子機器1側とPC5側とにほぼ同時に発信条件が発生して電子機器1とPC5が送信データを送出し、この送信データが衝突した可能性があると見て、電子機器1は所定のリトライ間隔時間の待ち時間を置いて(ステップ46)、ステップ41に戻りPC5へリトライ送信を行う。
このように、図7のシステムでの直接接続時処理400に基づく電子機器1とPC5との交信では、図6のシステムでのモデム接続時処理300に基づく同交信に比べて、送信データ信号線SDと受信データ信号線RDを用いてのモデムの使用に基づくステップ21〜31の通信処理は行う必要がない。
なお、図11の書き方と、図7、図11、図12に関する以上の説明は電子機器1を主の立場(能動側)に置き、PC5を従の立場(受動側)に置いているが、逆にPC5を主の立場に置いた場合には、図11と前記説明における電子機器1とPC5が置き換わることとなる。
また、特許文献1には、モデム接続用のRS232Cインタフェース装置(この場合RS232C通信ポートと同義)を持つ処理装置同士をモデムを介さずに接続する場合も、モデム接続時と同様の通信制御手順が使用できるようにしたモデム接続用インタフェース装置同士の接続方式として、このインタフェース装置に信号接続端子を追加し、このインタフェース装置同志を、1端子に1本のケーブル線しか接続できない、かつ圧着式ケーブル加工装置によって製作できる安価なケーブル用い、中継器(この場合モデム)なしで、且つモデム接続機能を損なわずに接続できるようにする方式が開示されている。
特開昭60−237745号公報
ところで、図6のようにモデムと公衆電話回線を介して遠方のPC5とデータ通信を行う電子機器1を、図7のようにクロスケーブル6Cを介し近傍のPC5に直接接続してデータ通信を行わせようとした場合、このままでは、電子機器1は直接の接続相手がPC5であっても、モデム接続時と同様に図8のモデム接続時処理300におけるステップ21〜31の通信処理を実行するため、PC5は、本来、受信することないデータを受信してしまい通信ができない。そこで従来は、電子機器1の動作を図8のステップ21〜31の処理を実行しない動作に変更するため、例えばスイッチなどの切換え手段を設ける必要があった。
また、電子機器1とPC5に発信条件が同時に発生した場合、図6のシステムにおいては双方の装置のダイアル発信のどちらにデータ送信の優先権を与えるかは、公衆電話回線での通信の仕組みに設けられており、電子機器1あるいはPC5は、呼び出し信号であるモデムからのRINGテキストデータを受信して自身が受信側であると判断し、相手からの受信データを受け取るまで自身のデータ送信を待つようにすることができた。
しかしながら、スイッチなどの切換え手段を設けて電子機器1の動作を図8のステップ21〜31の処理を実行しない動作に変更し、電子機器1とPC5を図7のシステムで交信させた場合においては、2つの装置1と5はRINGテキストデータを受信しないため、待たずにリトライ送信(再送信)を行い、双方の装置のリトライ送信の時期が重なって送信データを応答データと取違えるなど、通信ができない場合があった。
また、図11の直接接続時処理400におけるステップ45→46→41のようにリトライ間隔時間分の待ち時間を経てリトライ送信を行う場合でも、双方の装置のリトライ間隔時間が同じであればリトライ送信のタイミングも同時となって通信ができなくなる。
本発明はこの問題を解消し、処理装置がモデムと公衆電話回線を介し相手側処理装置とデータ通信をする場合にも、モデムを用いずクロスケーブルを介して直接、相手側処理装置とデータ通信をする場合にも、スイッチなどの切換え手段を用いることなく正常にデータ通信を行うことができ、且つ両処理装置に発信条件が同時に発生し両装置の送信データが衝突した場合にも正常にリトライ送信を行うことができる通信制御方法を提供することを課題とする。
この課題を解決するために請求項1の通信制御方法は、
RS232C通信ポート(CPT)を用い、モデム(2)および公衆電話回線(3)を介して他の処理装置(PC5など)とデータ通信を行うための第1の通信手段(モデム接続時処理プログラム300Aなど)と、同じくRS232C通信ポートを用い、クロスケーブル(6C)を介して他の処理装置(PC5など)とデータ通信を行うための第2の通信手段(直接接続時処理プログラム400Aなど)とを持つ処理装置(電子機器1など)が実行する通信制御方法であって、
予め(接続相手特定処理プログラム200により)、RS232C通信ポートの制御信号線である、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONし、且つデータセットレディ信号線DRおよび送信可信号線CSがONしていることを確認したうえ、キャリア検出信号線CDがOFFしているか否かに応じて、それぞれ(RS232C通信ポートに接続された相手装置がモデムであるか否かを判別し、この判別結果に応じて通信制御総括処理プログラム100により、それぞれ)前記第1、第2の通信手段を起動するようにする。
また請求項2の通信制御方法では、請求項1に記載の通信制御方法において、
前記第1の通信手段には(モデム接続時処理プログラム300Aのように)、その起動の直後に、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONし、且つデータセットレディ信号線DRおよび送信可信号線CSがONしていることを確認する手段(ステップ11〜14の処理プログラム)が省略されてなるようにする。
また請求項3の通信制御方法では、請求項1または2に記載の通信制御方法において、
前記第2の通信手段には(直接接続時処理プログラム400Aのように)、その起動の直後に、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONし、且つデータセットレディ信号線DRおよび送信可信号線CSがONしていることを確認する手段(ステップ11〜14の処理プログラム)が省略されてなるようにする。
また請求項4の通信制御方法では、請求項1ないし3のいずれかに記載の通信制御方法において、
前記第2の通信手段には、該第2の通信手段の起動中、当該の処理装置(以下第1の処理装置という)に送信条件が成立したことにより、第1の処理装置が、前記した他の処理装置(以下第2の処理装置という)へ送信データを送ったのち第2の処理装置から受信データを受け取り、該受信データが該送信データの応答データでないことを判別してリトライ送信を行う際の待ち時間としてのリトライ間隔時間を設定する手段として、
該送信データと該受信データとの優先度を比較し、第1の処理装置が送信した送信データの優先度が第2の処理装置から受信した受信データの優先度より高いか否かに応じて、所定の大小2つのリトライ間隔時間のうち、それぞれ小さいリトライ間隔時間と大きいリトライ間隔時間とを選択し設定するリトライ間隔時間設定手段(送信優先権決定用リトライ間隔設定処理プログラム500)が設けられてなり、
このとき第1の処理装置とデータ通信を行う第2の処理装置が持つ通信手段にも、第2の処理装置に送信条件が成立して、第2の処理装置が送信データを送信したのちに受信した受信データが該送信データの応答データでないことを判別してリトライ送信を行う際のリトライ間隔時間を設定する手段として、
該送信データと該受信データとの優先度を比較し、第2の処理装置が送信した送信データの優先度が第1の処理装置から受信した受信データの優先度より高いか否かに応じて、前記所定の大小2つのリトライ間隔時間のうち、それぞれ小さいリトライ間隔時間と大きいリトライ間隔時間とを選択し設定する別のリトライ間隔時間設定手段が設けられてなるようにする。
また請求項5の通信制御方法では、請求項4に記載の通信制御方法において、
前記優先度は当該比較対象の送信データと受信データについての全データ長、所定部位のデータ長、所定部位のデータ値の少なくともいずれかの比較によって決定されるものであるようにする。
即ち、本発明の作用は、RS232C通信ポートを用いデータ通信を行おうとする処理装置(本例では電子機器1)が、他の処理装置(本例ではPC5)とデータ通信を行うに先立ち、自身のRS232C通信ポートに接続されている相手機器がモデムなのか、クロスケーブルを介したPC5なのかを、ソフトウェア手段である接続相手特定処理200によって自動的に判断し、それぞれモデム接続時の通信制御処理(モデム接続時処理300あるいは300A)または直接接続時の通信制御処理(直接接続時処理400あるいは400A)を起動するようにするものである(請求項1)。
また、電子機器1とPC5とがクロスケーブルを介する直接接続状態で交信中、この双方の処理装置にほぼ同時に送信条件が成立して両装置が送信データを送出し、この送信データの衝突で、双方の装置がリトライ送信を行うようになったときは、双方の装置がそれぞれ、ソフトウェア手段である送信優先権決定用リトライ間隔設定処理500を介して、送信衝突時における自装置の送信データと相手装置からの受信データとの優先度を比較し、リトライ送信までの待ち時間であるリトライ間隔時間を所定の大小2つの間隔時間のうち、小さいリトライ間隔時間を優先度の高い送信データを送信した装置が、大きいリトライ間隔時間を優先度の低い送信データを送信した装置が、それぞれ設定するようにして、双方の処理装置が共に再度の送信衝突なくリトライ送信できるようにするものである(請求項4)。
本発明によれば、処理装置(電子機器とする)がRS232C通信ボートを用いて他の処理装置(PCとする)とデータ通信を行うに先立って、電子機器のRS232C通信ボートに接続された相手装置がモデムなのか、クロスケーブルを介して直接接続されたPCなのかを、RS232C通信ボートの制御用通信線の操作と監視によって自動的に特定したり、
電子機器とPCとの直接接続状態での交信中、この両処理装置にほぼ同時に送信条件が成立して両装置が送信データを送り、この送信データの衝突で両装置がリトライ送信を行うことになったとき、両装置がそれぞれ自動的に送信衝突時点の送信データと受信データとの優先度を調べて、互いにリトライ送信までの待ち時間(リトライ間隔時間)を、再度の送信衝突が起きないように設定したりするようにしたので、以下のような効果が得られる。
(1)公衆電話回線のない場所、あるいは携帯電話やPHSの電波が届かない場所に計測データを保存している電子機器が設置されている場合、PCの操作ができる人であれば、PCをクロスケーブルで電子機器に接続し電子機器内のデータをその場で確認することができる。
(2)PCの操作ができない人であっても、計測データを保存している電子機器を公衆電話回線のある場所、あるいは携帯電話やPHSの電波の届く場所に移動し、その電子機器をモデム、あるいは携帯電話やPHSに接続するだけで電子機器から遠方のPCへ計測データを送信し、計測データを別の人に確認してもらうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。本実施例では、互いにデータ通信を行おうとする2つの処理装置(ここでは図6、図7における電子機器1とPC5とする)が図6、図7のいずれのシステムを構成する場合にも、共通の通信制御プログラムを用いて互いに円滑に交信できるようにするものである。
図1は互いにデータ通信を行おうとする2つの処理装置(電子機器1とPC5)がそれぞれ実行する通信制御プログラムのジェネラルフローとしての、通信制御概括処理100の手順を示すフローチャートである。ここで、200、300A、400Aはそのステップ番号であるが当該処理の符号をも兼ねるものとする。
即ち、この通信制御概括処理100では、これを実行する処理装置(電子機器1またはPC5)が、先ず自装置のRS232C通信ボートに接続された相手装置がモデムであるか否かを特定するための接続相手特定処理200を実行し、相手装置がモデムであればモデム接続時処理300Aを実行し、相手機器がモデムでなければ直接接続時処理400Aを実行する。
但し、この処理300A、400Aのそれぞれの手順を示す後述の図3、4は電子機器1が当該処理を実行する場合を示しているので、PC5が当該処理を実行する場合は図3、4内の電子機器1とPC5が置き換わる。
図2は接続相手特定処理200の詳細手順を示すフローチャートで、11〜15A〜15Cはそのステップ番号である。そしてこの各ステップの処理のうち、ステップ11〜14の処理は、この処理を実行する当該の処理装置を電子機器1とした場合、図8及び図11で述べた電子機器1自体の該当する処理と同じである。
次に当該の処理装置を電子機器1とし改めて図2を説明する。なお、当該の処理装置をPC5とした場合は以下の説明において電子機器1とPC5、モデム2とモデム4がそれぞれ置き換わる。
先ず電子機器1は、データ端末レディ信号線ERをONし(ステップ11)、次いで送信要求信号線RSをONする(ステップ12)。
次に電子機器1はデータセットレディ信号線DRがONになったことを判別して相手装置がRS232C通信ボートCPTに接続され動作可能であることを確認する(ステップ13、分岐Yes)。相手装置として図6のようにモデム2が接続されている場合、モデム2が動作可能状態であればDR信号線をONする。他方、相手装置として図7のようにPC5がクロスケーブル6Cを介して直接接続されている場合、電子機器1側のデータセットレディ信号線DRは相手装置のデータ端末レディ信号線ERに接続されており、相手装置が動作可能状態であればER信号線をONしているので、クロスケーブル6Cを接続した時点でDR信号線はONとなる。
さらに電子機器1は送信可信号線CSがONになったことを確認する(ステップ14、分岐Yes)。相手装置が図6のようにモデム2の場合、上記送信要求信号線RSのONに応じてモデムの送信機能が起動し、送信可能状態であれば送信可信号線CSをONとする。また相手装置が図7のようにPC5の場合、自身がONとした送信要求信号線RSに接続された送信可信号線CSはONである。
次に電子機器1はRS232C通信ボートに接続されている相手装置がモデム2であるかPC5なのかを判断するために、キャリア検出信号CDがONであるか否かを判断する(ステップ15A)。図6のように相手装置がモデム2の場合、モデム2はダイアル発信を行って回線接続が確立するまでCD信号線はONしないので、この時点ではOFFである。
一方、相手装置が図7のように直接接続されたPC5の場合、電子機器1側のキャリア検出信号線CDは相手装置の送信要求信号線RSに接続されており、相手装置が動作可能状態であればRS信号線をONしているので、クロスケーブル6Cを接続した時点でCD信号線はONとなり、よってこの時点ではONである。
そこで、図2ではキャリア検出信号線CDがOFFの場合(ステップ15A、分岐No)、相手装置がモデム2であると判断し(ステップ15B)、他方、CD信号がONの場合は(ステップ15A、分岐Yes)相手装置はモデム2でなくPC5がクロスケーブル6Cを介し直接接続されていると判断する(ステップ15C)。
図3は、モデム接続時処理300Aの手順を示すフローチャートである。この処理300Aは図8のモデム接続時処理300から始めのステップ11〜14の手順を除いたものに相当する。
なお、図3はこの処理300Aを実行する当該の処理装置を電子機器1とした場合を示しているが、当該の処理装置をPC5とした場合は処理300Aは図3内の電子機器1とPC5を置き換えたものとなる。
図4は、直接接続時処理400Aの手順を示すフローチャートである。この処理400Aは図11の直接接続時処理400における始めのステップ11〜14の手順を除いたうえ、ステップ45と46の間に送信優先権決定のためのリトライ間隔設定処理500を追加したものに相当する。
なお、図4はこの処理400Aを実行する当該の処理装置を電子機器1とした場合を示しているが、当該の処理装置をPC5とした場合は処理400Aは図4内の電子機器1とPC5を置き換えたものとなる。
即ち、図4の直接接続時処理400Aでは、この処理を実行する当該の処理装置と相手側処理装置との送信衝突時(つまり、この双方の処理装置が、それぞれの発信条件の成立により、ほぼ同時に送信データを送信した場合)、正常な交信ができないことから共にリトライ送信を行うこことなるが、このリトライ送信を行うにあたり、ステップ46でリトライ間隔時間分の待機をする際、リトライ間隔設定処理500によってこの待機時間を決定する。
図5はこのリトライ間隔設定処理500、即ち、交信しようとする2つの処理装置(本例では電子機器1とPC5)がそれぞれ相手側処理装置との送信優先権を決定するためにリトライ間隔時間を設定する処理の詳細手順の一実施例を示すフローチャートで、51〜55はそのステップ番号である。
この処理500は、この処理500を実行する当該処理装置がステップ41で相手側処理装置に送信したデータと、ステップ42で相手側処理装置から受信したデータとの性質を調べ、当該処理装置が送信しようとするデータの方が、相手側処理装置が送信しようとするデータに比べて優先度が高い場合には、リトライ間隔の待ち時間(リトライ間隔時間)を短く設定することにより相手側処理装置よりも先にリトライ送信を行うようにし、逆に相手側処理装置が送信しようとするデータの方が優先度が高い場合には、リトライ間隔時間を長く設定することにより相手側処理装置のリトライ送信によるデータを受信した後、当該処理装置のリトライ送信を行うようにすることを意図している。
次に、当該の処理装置を電子機器1とし、相手側処理装置をPC5として図5を説明する。なお、当該の処理装置をPC5とした場合は以下の説明において電子機器1とPC5が置き換わる。
電子機器1は、直接接続時処理400Aのステップ41で送信した送信データのデータ長と、同じくステップ42で受信した受信データのデータ長とを比較したり、或いは上記送信データの通信フレーム内での所定位置のデータ値としての送信データ値と、上記受信データの通信フレーム内での所定位置のデータ値としての受信データ値とを比較したりする。
ここで、上記データ長は当該通信フレームの全長、あるいは当該通信フレームを構成するデータ部の長さを指し、上記所定位置のデータ値は例えば当該電文の種別を表すコード等を指す。
そしてこの比較の結果、送信データ長の方が受信データ長より大きい場合(ステップ51、分岐Yes)、或いは上記の送信データ長と受信データ長が等しく(ステップ51、分岐No→ステップ52、分岐Yes)、且つ送信データ値が受信データ値より大きい場合(ステップ53、分岐Yes)、共に電子機器1のデータ送信の方が優先度が高いとして、電子機器1に送信優先権を与えるために電子機器1のリトライ間隔時間に所定の小さい時間を設定する(ステップ55)。
他方、上記の送信データ長が受信データ長より小さい場合(ステップ51、分岐No→ステップ52、分岐No)、或いは上記の送信データ長と受信データ長が等しく(ステップ51、分岐No→ステップ52、分岐Yes)、且つ送信データ値が受信データ値以下の場合(ステップ53、分岐No)、共に相手側のPC5のデータ送信の方が優先度が高いとして、PC5に送信優先権を与えるために電子機器1のリトライ間隔時間に所定の大きい時間を設定する(ステップ54)。
一方、PC5側に立って図4を見ると、発信条件が電子機器1側とPC5側でほぼ同時に成立していることから、PC5はステップ41に相当する段階では、電子機器1がステップ42でPC5から受信した受信データを送信していることとなり、ステップ42に相当する段階では、電子機器1がステップ41でPC5へ送信した送信データを受信していることとなる。
そして、PC5が実行するリトライ間隔設定処理500では、PC5は自身が送信した送信データと電子機器1から受信した受信データとを比較してリトライ送信の優先度を決定するが、比較対象の送受信データは電子機器1による処理500の場合と同じであり、従ってリトライ送信が優先される送信データは同一となり、電子機器1、PC5共に再度の送信衝突なしにリトライ送信を行うことができる。
なお、図1の通信制御概括処理100において、モデム接続時処理300Aを従来の同処理300(図8)に、直接接続時処理400Aを従来の同処理400(図11)にそれぞれ置き換えても、重複する処理が生じたり、直接接続時にリトライ送信が繰り返されるおそれはあるが、動作が不可能ではない。
また、当該の処理装置が図1の通信制御概括処理100を実行し、相手側処理装置がモデム接続の状態で従来のモデム接続時処理300を実行してもデータ通信は可能であり、同じく相手側処理装置が直接接続の状態で従来の直接接続時処理400を実行してもリトライ送信が繰り返されるおそれはあるが、データ通信は不可能ではない。
本発明の実施例としての処理装置が実行する通信制御概括処理の手順を示すフローチャート 図1における接続相手特定処理の詳細手順を示すフローチャート 図1におけるモデム接続時処理の詳細手順を示すフローチャート 図1における直接接続時処理の詳細手順を示すフローチャート 図4における送信優先権決定用リトライ間隔設定処理の詳細手順を示すフローチャート 処理装置がストレートケーブル、モデムおよび公衆電話回線を介して相手側処理装置とデータ通信するシステムにおける、ストレートケーブルの信号線の構成を示す図 処理装置がクロスケーブルを介し相手側処理装置と直接、データ通信するシステムにおける、クロスケーブルの信号線の構成を示す図 図6のシステムにおいて処理装置が実行する従来の通信制御処理としてのモデム接続時処理の詳細手順を示すフローチャート 図6のシステムにおいて処理装置が発信する際のストレートケーブル上の信号の発生タイミングの例を示すタイミングチャート 図6のシステムにおいて相手側処理装置が発信する際のストレートケーブル上の信号の発生タイミングの例を示すタイミングチャート 図7のシステムにおいて処理装置が実行する従来の通信制御処理としての直接接続時処理の詳細手順を示すフローチャート 図7のシステムにおいて処理装置が相手側処理装置と交信する際のクロスケーブル上の信号の発生タイミングの例を示すタイミングチャート
符号の説明
1 電子機器
2,4 モデム
3 公衆電話回線
5 PC
6S,7S ストレートケーブル
6C クロスケーブル
100 通信制御概括処理
200 接続相手特定処理
300A 本発明の実施例としてのモデム接続時処理
300 従来のモデム接続時処理
400A 本発明の実施例としての直接接続時処理
400 従来の直接接続時処理
500 送信優先権決定用リトライ間隔設定処理
CPT RS232C通信ポート
FG 保安用接地信号線
SG 信号用接地信号線
SD 送信データ信号線
RD 受信データ信号線
RS 送信要求信号線(送信要求信号)
CS 送信可信号線(送信可信号)
DR データセットレディ信号線(データセットレディ信号)
ER データ端末レディ信号線(データ端末レディ信号)
CD キャリア検出信号線(キャリア検出信号)

Claims (5)

  1. RS232C通信ポートを用い、モデムおよび公衆電話回線を介して他の処理装置とデータ通信を行うための第1の通信手段と、同じくRS232C通信ポートを用い、クロスケーブルを介して他の処理装置とデータ通信を行うための第2の通信手段とを持つ処理装置が実行する通信制御方法であって、
    予め、RS232C通信ポートの制御信号線である、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONし、且つデータセットレディ信号線DRおよび送信可信号線CSがONしていることを確認したうえ、キャリア検出信号線CDがOFFしているか否かに応じて、それぞれ前記第1、第2の通信手段を起動することを特徴とする通信制御方法。
  2. 請求項1に記載の通信制御方法において、
    前記第1の通信手段には、その起動の直後に、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONし、且つデータセットレディ信号線DRおよび送信可信号線CSがONしていることを確認する手段が省略されてなることを特徴とする通信制御方法。
  3. 請求項1または2に記載の通信制御方法において、
    前記第2の通信手段には、その起動の直後に、データ端末レディ信号線ERおよび送信要求信号線RSをONし、且つデータセットレディ信号線DRおよび送信可信号線CSがONしていることを確認する手段が省略されてなることを特徴とする通信制御方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の通信制御方法において、
    前記第2の通信手段には、該第2の通信手段の起動中、当該の処理装置(以下第1の処理装置という)に送信条件が成立したことにより、第1の処理装置が、前記した他の処理装置(以下第2の処理装置という)へ送信データを送ったのち第2の処理装置から受信データを受け取り、該受信データが該送信データの応答データでないことを判別してリトライ送信を行う際の待ち時間としてのリトライ間隔時間を設定する手段として、
    該送信データと該受信データとの優先度を比較し、第1の処理装置が送信した送信データの優先度が第2の処理装置から受信した受信データの優先度より高いか否かに応じて、所定の大小2つのリトライ間隔時間のうち、それぞれ小さいリトライ間隔時間と大きいリトライ間隔時間とを選択し設定するリトライ間隔時間設定手段が設けられてなり、
    このとき第1の処理装置とデータ通信を行う第2の処理装置が持つ通信手段にも、第2の処理装置に送信条件が成立して、第2の処理装置が送信データを送信したのちに受信した受信データが該送信データの応答データでないことを判別してリトライ送信を行う際のリトライ間隔時間を設定する手段として、
    該送信データと該受信データとの優先度を比較し、第2の処理装置が送信した送信データの優先度が第1の処理装置から受信した受信データの優先度より高いか否かに応じて、前記所定の大小2つのリトライ間隔時間のうち、それぞれ小さいリトライ間隔時間と大きいリトライ間隔時間とを選択し設定する別のリトライ間隔時間設定手段が設けられてなるようしたことを特徴とする通信制御方法。
  5. 請求項4に記載の通信制御方法において、
    前記優先度は当該比較対象の送信データと受信データについての全データ長、所定部位のデータ長、所定部位のデータ値の少なくともいずれかの比較によって決定されるものであることを特徴とする通信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009187830A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Casio Comput Co Ltd 電子機器及び燃料電池管理システム
JP2019041205A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 日本電信電話株式会社 回線切替方法

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