JP4498225B2 - 通信システム、通信端末装置およびプログラム - Google Patents

通信システム、通信端末装置およびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信ネットワークを介して全二重通信および半二重通信での通信を行う通信システム、通信端末装置およびプログラムに関する。
企業などでは、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線を利用して外部の通信ネットワークと接続する形態がとられている。この接続形態において、通信端末装置に相当するコンピュータをISDN回線に接続するため、このコンピュータとISDN回線との間にターミナルアダプタ等のデータ通信装置が接続される。
例えば、特許文献1には、全二重通信のモードと半二重通信のモードとで通信可能なモデム装置(データ通信装置)が開示されている。このモデム装置は、通信端末装置に全二重通信あるいは半二重通信であることを示す動作モード情報をRS―232Cケーブル上の送信可信号を操作して送信する。全二重モードでは送信可信号を常にオンの状態に保持し、半二重モードでは通信端末装置から送信される送信要求信号に従って、送信可信号のオン・オフ状態を操作する。
特開平7−7496号公報
通信端末装置がこのようなデータ通信装置ばかりを介してISDN回線に接続しているとは限らない。このため、通信端末装置側では、直接の通信相手となるデータ通信装置が全二重モード・半二重モードのいずれで動作しているかをあらかじめ把握しておいて、そのモードに設定しておく必要があった。しかし、通信モードを誤って把握したり、通信モードが不明であったりした場合には、接続に失敗し通信モードの設定をやり直す作業が生じ不便である。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、接続されている通信回線の全二重モードと半二重モードとを判別し、判別した通信モードに変更して相手先の通信端末装置とデータを送受信する通信システム、通信端末装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点にかかる通信システムは、
通信ネットワークに接続された通信装置と、通信回線を介して前記通信装置と接続され、前記通信装置及び前記ネットワークを介して接続された相手先の通信端末装置に対して全二重モード及び半二重モードで通信可能な通信端末装置とを備える通信システムであって、
前記通信端末装置が、
前記通信装置を介して前記相手先通信端末装置との間のコネクションを確立するコネクション確立手段と、
コネクションの確立後に、前記通信装置が前記通信回線上に、前記相手先通信端末装置のデータ送信が可能な状態を示す検出信号を出力しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が、前記検出信号が出力されていないと判別した場合に、コネクションが半二重モードであると判別し、前記検出信号が出力されていると判別した場合には、全二重モードであると判別すると共に継続して前記検出信号の出力の有無を判別し、前記検出信号が途切れた段階で半二重モードであると判別し直す通信モード判別手段と、
前記通信モード判別手段での最新の判別に従った通信モードで、データ通信を行うデータ通信手段と、
を具備し
前記通信モード判別手段が仮に判別した通信モードでのデータ送信後に前記通信モード判別手段にて通信モードの判別を行い、判別した通信モードで送信データに応答するデータの受信がなかったときにデータを再送信し、前記応答データの受信が成功したときに判別した通信モードを確定し、当該確定した通信モードで前記データ通信手段が以降の通信を行う、
ことを特徴とする。
この発明によれば、通信端末装置は、コネクション確立手段で確立したコネクションの通信モード(全二重モードあるいは半二重モード)を、通信回線を介して通信端末装置に接続されている通信装置から、相手先の通信端末装置から通信端末装置へデータの送信が可能な状態を示す検出信号が出力されているか否かにより判別する。より詳細には、まず判別手段により通信装置が検出信号を出力しているか否かを判別し、検出信号が出力されていると判別した場合には継続して検出信号の有無を判別して、通信モードを確定するという二段構えである。そして、データ通信手段は、通信モード判別手段での最新の判別に従った通信モードでデータ通信を行う。このため、通信装置から出力される検出信号の有無の継続状況に従って、通信端末装置が通信モードを判別してデータを送受信できる。例えば、コネクションの確立後、全二重モードであれば、直ちにデータを相手先の通信端末装置に送信することができる。また、通信モードが実は半二重モードであり、先に全二重モードと判別したとしても、半二重モードであると判別し直した段階で、半二重モードに切り替えてデータを送受信することができる。また、半二重モードと判別した場合には、半二重モードでデータを送受信する。
本発明の第2の観点にかかる通信端末装置は、
自装置側通信装置と、該自装置側通信装置に通信ネットワークを介して接続された相手側通信装置と、を介して相手先の通信端末装置と全二重モードおよび半二重モードの通信モードで通信可能な通信端末装置であって、
前記自装置側通信装置と前記相手側通信装置とを介して前記相手先の通信端末装置との間のコネクションを確立するコネクション確立手段と、
前記コネクション確立手段でコネクションが確立した後に、前記自装置側通信装置から自己に、前記相手先通信端末装置のデータ送信が可能な状態を示す検出信号が出力されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段が、前記検出信号が出力されていると判別した場合に、確立したコネクションが全二重モードであると判別し、前記検出信号が出力されていないと判別した場合に、確立したコネクションが半二重モードであると判別すると共に継続して前記検出信号の出力の有無を判別し、前記検出信号が途切れた段階で半二重モードであると判別し直す通信モード判別手段と、
前記通信モード判別手段が仮に判別した通信モードでデータの受信又は送信を行い、前記通信モード判別手段が仮に判別した通信モードでのデータ送信後に前記通信モード判別手段にて通信モードの判別を行い、判別した通信モードで送信データに応答するデータの受信がなかったときにデータを再送信し、前記応答データの受信が成功したときに判別した通信モードを確定し、当該確定した通信モードで以降の通信を行うデータ通信手段と、
を具備する。
本発明の第3の観点にかかるプログラムは、
全二重モード及び半二重モードの通信モードで動作する通信回線に接続されている情報処理装置を、
前記通信回線を介して接続されている通信装置と、該通信装置に接続されている通信ネットワークと、を介して接続される相手先通信端末装置との間の通信コネクションを確立し、
前記通信回線上に、前記相手先通信端末装置のデータ送信が可能な状態を示す検出信号が出力されているか否かを判別し、前記検出信号が出力されていないと判別した場合、コネクションが半二重モードであると判別し、
前記検出信号が出力されていると判別した場合には、継続して前記検出信号の有無を判別し、前記検出信号が継続して検出されている間は、コネクションが全二重モードであると判別し、前記検出信号が途切れた段階で半二重モードであると判別し直し、
最新の前記判別に従った通信モードで、前記相手先通信端末装置とデータ通信を行い、データ送信の後に通信モードの判別を行い、判別した通信モードで送信データに応答するデータの受信がなかったときにデータを再送信し、前記応答データの受信が成功したときに判別した通信モードを確定し、当該確定した通信モードで以降の通信を行う、
通信端末装置として動作させる。
本発明によれば、通信端末装置は、接続している通信回線の通信モードが全二重モードであるか半二重モードであるかを問わず、通信モードを判別し直ちに相手先の通信端末装置との間でデータを送受信できる。
本発明にかかる実施形態を、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるデータ通信システムの構成を示すブロック図である。
図示するように、本発明の実施形態にかかるデータ通信システム1は、通信回線Cを介して接続されている情報処理装置100と通信制御装置200とから構成される。
情報処理装置100と通信制御装置200とは通信回線Cを介して同期通信を行う。通信制御装置200は、外部の通信ネットワークN、例えば上述のISDN回線を介して通信相手側の通信制御装置300に接続され、その通信制御装置300が通信相手の端末400に接続されている。
通信回線Cは、同軸ケーブルや「より対線」などのストレートケーブルから構成される。
図2は情報処理装置100と通信制御装置200とを接続する通信回線Cの結線図の抜粋である。この結線図は、本発明と直接関係のない信号線を省略しているが、RS−232C規格に準拠している。
図示するように、本実施形態では、情報処理装置100側の各信号線と通信制御装置200側の各信号線とで同一の信号線が接続されている。各信号線において、信号の送出方向は矢印の向きで示されている。
情報処理装置100から通信制御装置200への送信データの送信には、データ送信(SxD)信号線を使用する。通信制御装置200から情報処理装置100への受信データの送信には、データ送信(RxD)信号線を使用する。送信データは、通信制御装置200、ネットワークN及び通信制御装置300を介して端末400に与えるデータであり、受信データは、端末400から通信制御装置300、ネットワークN及び通信制御装置200を介して情報処理装置100に与えられるデータである。
送信要求(Request To Send、RTS)信号は、情報処理装置100からのデータ送信要求を示す信号であり、全二重モードの場合には常時オンとされ、半二重モードの場合にはデータ送信時にオンとされる。RTS信号は、言い換えれば、情報処理装置100からのデータ送信が可能な状態を示す。RTS信号は、情報処理装置100から通信制御装置200及びネットワークNを介して通信制御装置300へ与える信号であり、情報処理装置100から通信制御装置200へのRTS信号の送信には、送信要求信号線が用いられる。通信相手の端末400も同様にして通信制御装置300を介して通信制御装置200にRTS信号を発生する。
CD信号線は、通信回線Cを介して通信制御装置200から情報処理装置100へ、データを送信するための搬送波が出力されているか否かを示す信号を通す信号線である。通信相手の端末400から通信制御装置300及びネットワークNを介して通信制御装置200にRTS信号が与えられたときには、通信制御装置200は、CD信号線の電圧レベルを閾値以上(オン状態)にする。データの送信終了後、CD信号線の電圧レベルをオン状態からオフ状態に変更する。全二重モードの場合、通信制御装置200は常にデータを情報処理装置100へ送信できるため、CD信号線の電圧レベルをオン状態に保っている。
情報処理装置100は、パーソナルコンピュータなどであって、通信回線Cと外部ネットワークとを介してどこかの情報処理装置とデータ通信を行う。このような情報処理装置100のブロック図を図3に示す。
図示するように、情報処理装置100は、制御部110と、記憶部120と、入力制御部130と、出力制御部140と、通信制御部150とを備える。これらの各部はバスを介して接続されている。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、RAM(Random Access Memory)、等を備え、記憶部120に予め格納されている動作プログラムに基づいて、情報処理装置100の各部を制御する。
記憶部120は、ハードディスク装置などの記憶装置から構成され、制御部110の動作プログラムを格納する。
入力制御部130は、例えば、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置13を接続し、入力装置13から入力された制御部110への指示などを受け付けて制御部110に伝達する。
出力制御部140は、例えば、ディスプレイやスピーカ等の出力装置14を接続し、制御部110の処理結果などを必要に応じて出力装置14に出力する。
通信制御部150は、例えば、シリアルインターフェイスなどを備え、通信回線Cを介して通信制御装置200との通信を制御する。
通信制御部150は、CD信号線の電圧レベルをセンスし、CD信号線の電圧レベルが閾値以上であれば、通信相手の端末400からRTS信号が送信されていると判別する。CD信号線の電圧レベルが閾値未満であれば、通信相手の端末400からRTS信号が送信されていないと判別する。
通信制御部150は、CD信号線の電圧レベルを1回以上判別し、通信回線Cの通信モードが全二重モードか半二重モードかを判別する。通信制御部150は判別した通信モードでデータ送信線(図2参照)を通じて通信制御装置200へデータを送信する。また、信制御部150は全二重モード、半二重モードに関わりなく通信制御装置200からデータ受信線(図2参照)を通じて送信されてきたデータを受信する。
通信制御部150は、データ送信(SxD)信号線を介してデータを通信制御装置200へ送信する際、RTS信号をオンの状態にする。データの送信が終了すると、先に判別した通信モードに応じてRTS信号の状態を切り替える。すなわち、全二重モードの場合、常時RTS信号の電圧を所定の閾値以上にする。即ち、RTS信号をオンの状態に保持する。また、半二重モードの場合、データ送信が終わるとRTS信号の電圧を所定の閾値未満にする。即ち、RTS信号をオフの状態にする。通信相手の端末400において、同様にしてRTS信号をオン、オフの状態にする。
図1に戻って、通信制御装置200は、モデムやターミナルアダプタであって、通信専用の装置である。
通信制御装置200は、ネットワークNを介して与えられるRTS信号がオンの場合に、CD信号をオンにして情報処理装置100に与え、ネットワークNを介して与えられた受信データがあればそれを情報処理装置100に送信する。これにより、情報処理装置100がデータを受信することができる。
ネットワークNを介して与えられるRTS信号がオフの場合、通信制御装置200は、CD信号をオフにして情報処理装置100に与える。このCD信号がオフのときには、情報処理装置100は、受信データが与えられても、その受信データを受信することができない。
一方、情報処理装置100がRTS信号をオンにした場合には、通信制御装置200は、送信許諾(CTS)信号を所定の閾値以上のオンとし、送信許諾信号線を介して情報処理装置100に与え、送信可能であることを示す。情報処理装置100は、CTS信号がオンになっていることを確認したときに、送信データを送信データ線から通信制御装置200へ送信する。通信制御装置200は、情報処理装置100から与えられるRTS信号がオンで、且つ、送信許諾信号がオンの場合に、ネットワークNを介して送信データを通信制御装置300へ送信する。RTS信号がオフのときには、通信制御装置200は、送信データをネットワークN側へ送信しない。
以下、図4、5に示すフローチャートを用いて、データ通信の処理を説明する。
図4は、データ通信の処理全体を示すフローチャートである。
図5は、図4中の送信処理を示すフローチャートである。
図4のステップS101において、情報処理装置100の発信又は通信相手の端末400からの着信に基づいて、通信制御装置200及び通信制御装置300の間が、ネットワークNを介して接続される。
通信制御装置300に接続された通信相手の端末400が、全二重通信を行う装置の場合、端末400はRTS信号を常にオンとし、オンの状態のRTS信号が通信制御装置300及びネットワークNを介して通信制御装置200に与えられる。通信相手の端末400が、半二重通信を行う装置の場合、端末400は送信データを送信するときにRTS信号をオンとし、受信データを受信するときにはRTS信号をオフにする。この半二重通信を行う場合のRTS信号も、通信制御装置200に与えられる。通信制御装置200は、RTS信号のオン・オフ状態をCD信号に反映する。
通信制御部150は、CD信号線の電圧レベルがオフ状態になっているか否かを判別する(ステップS102)。すなわち、CD信号線の電圧が閾値電圧未満になっていて、搬送波が出力されていないか否かを判別する。
CD信号線の電圧レベルがオフであると判別した場合(ステップS102:YES)、通信制御部150は、通信モードが半二重モードであると仮定する(ステップS103)。CD信号線の電圧レベルがオンであると判別した場合(ステップS102:NO)、通信制御部150は、通信モードが全二重モードであると仮定する(ステップS104)。
ここで、最初の受信データがある場合には(ステップS105:YES)、仮定したモードで、通信制御部150は通信制御装置200が送信した受信データを受信する(ステップS106)。
又、受信データがない場合(ステップS105:NO)或いはステップS106での受信処理が終了したときに、最初の送信データがある場合(ステップ107:YES)、ステップS108の送信処理を行う。送信データがない場合(ステップS107:NO)、通信制御部150は、処理を再びステップS102に戻して、通信制御装置200から与えられるCD信号を監視する。
ステップS108の送信処理では、送信データがあるか否かを判定し(図5のステップS108−1)、送信データがある場合には(ステップS108−1;YES)、仮定されているモードでデータの送信を行う(ステップS108−2)。即ち、通信制御部150は、送信データを通信制御装置200に与え、ネットワークN及び通信制御装置300を介して通信相手の端末400に送信する。
通信制御部150は、送信データを端末400に送信した後、再び、CD信号の電圧レベルを検出し、CD信号がオフか否かを判定する(ステップS108−3)。CD信号がオフの場合(ステップS108−3:YES)、半二重モードと判定する(ステップS108−4)。CD信号がオンの場合(ステップS108−3:NO)、全二重モードであると判断する(ステップS108−5)。
このように、モードの判断を再度行うことにより、コネクション確立直後に、CD信号のオン状態を検出できなかった場合でも、それを修正することができ、仮判定の結果を正すことになる。
ステップS108−1で送信データがないと判断した場合(ステップS108−1:NO)及びステップ108−4,S108−5の判定が終了したときに、通信制御部150は、受信データが受信済か否かを判断する。
受信データの受信がすでに完了している場合には(ステップS108−6:YES)、モードの設定が正しかったと判断し、以降の送受信をその設定されたモードで行う(ステップS109)。
受信データの受信がその時点で完了していない場合には(ステップS108−7:NO)、送信データの応答として、通信相手の端末400から送信された受信データがあるか否かを所定期間内で確認する。この受信データがないときには(ステップS108−7:NO)、通信制御部150は、処理をステップS108−1に戻し、送信データの送信を再度行う。受信データがあると確認したとき(ステップS108−7:YES)、モードの設定が正しかったと判断し、以降の送受信をその設定されたモードで行う(ステップS109)。
正しく設定されたモードでのデータの送受信は、コネクションが切断されるまで(ステップS110:NO)、継続される。コネクションが切断された場合には(ステップS110:YES)、次にコネクションが確立するまで、端末400との間のデータの送受信は行わない。
以上説明したように、この発明によれば、通信相手の端末400のRTS信号の送出状況を示しているCD信号の電圧レベルのオン・オフ状態に応じて、通信回線Cの動作モードが全二重モードあるいは半二重モードであるかを情報処理装置100が判別してデータ送信のモードを切り替えることができる。また、全二重モードと半二重モードとを仮に判別した状態でデータ送信を開始することができる。この場合、例えば全二重モードと判別した通信モードが後に実は半二重モードであることが判明した場合、通信モードを半二重モードに切り替えてデータを送信する。そして、データの受信及び送信が正常に完了したときの通信モードを正しい通信モードとして以降の通信に使用する。コネクション確立直後では、伝送遅延によりCD信号が確立せずに通信モードを判別できないこともあるが、本発明によれば、仮に判別した通信モードで直ちに通信を開始でき、仮の通信モードに誤りがある場合でも、これを是正することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形および応用が可能である。
例えば、上記の実施形態では、RS−232C規格の通信方式の場合を一例として説明したが、信号線のオン・オフの状態により通信相手に通信モードを示すことのできる他の通信方式にも、適用可能である。
また、上記実施形態の信号線のオン・オフの状態をどのように割り当てるかについては、通信規格上のパラメータであり、本発明はこれに拘束されるものではない。
また、通信端末装置である情報処理装置100に別の通信端末装置を直結した場合にも、本発明を適用できる。この場合、通信回線Cにはクロスケーブルを使用する。
なお、本発明の実施形態にかかる情報処理装置100を実現するための情報処理装置は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述の処理を実行するためのプログラムを格納した媒体(CD−ROMなど)から当該プログラムを記憶部120にインストールすることにより、上述の処理を実行する情報処理装置100を構成できる。
また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協動により実現する場合などには、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
また、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS、Bulletin Board System)に該プログラムを掲示し、ネットワークを介して該プログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、オペレーティングシステムの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成しても構わない。
本発明の実施形態にかかるデータ通信システムのブロック図である。 本発明の実施形態にかかる通信回線の結線状態の例(抜粋)を示す図である。 図1の情報処理装置のブロック図である。 本発明の実施形態にかかるデータの通信処理を説明するためのフローチャートである。 図4中の送信処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 情報処理装置
110 制御部
120 記憶部
130 入力制御部
13 入力装置
140 出力制御部
14 出力装置
150 通信制御部
200 通信制御装置
300 通信制御装置
400 通信相手の端末
N ネットワーク

Claims (3)

  1. 通信ネットワークに接続された通信装置と、通信回線を介して前記通信装置と接続され、前記通信装置及び前記ネットワークを介して接続された相手先の通信端末装置に対して全二重モード及び半二重モードで通信可能な通信端末装置とを備える通信システムであって、
    前記通信端末装置が、
    前記通信装置を介して前記相手先通信端末装置との間のコネクションを確立するコネクション確立手段と、
    コネクションの確立後に、前記通信装置が前記通信回線上に、前記相手先通信端末装置のデータ送信が可能な状態を示す検出信号を出力しているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段が、前記検出信号が出力されていないと判別した場合に、コネクションが半二重モードであると判別し、前記検出信号が出力されていると判別した場合には、全二重モードであると判別すると共に継続して前記検出信号の出力の有無を判別し、前記検出信号が途切れた段階で半二重モードであると判別し直す通信モード判別手段と、
    前記通信モード判別手段での最新の判別に従った通信モードで、データ通信を行うデータ通信手段と、
    を具備し
    前記通信モード判別手段が仮に判別した通信モードでのデータ送信後に前記通信モード判別手段にて通信モードの判別を行い、判別した通信モードで送信データに応答するデータの受信がなかったときにデータを再送信し、前記応答データの受信が成功したときに判別した通信モードを確定し、当該確定した通信モードで前記データ通信手段が以降の通信を行う、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 自装置側通信装置と、該自装置側通信装置に通信ネットワークを介して接続された相手側通信装置と、を介して相手先の通信端末装置と全二重モードおよび半二重モードの通信モードで通信可能な通信端末装置であって、
    前記自装置側通信装置と前記相手側通信装置とを介して前記相手先の通信端末装置との間のコネクションを確立するコネクション確立手段と、
    前記コネクション確立手段でコネクションが確立した後に、前記自装置側通信装置から自己に、前記相手先通信端末装置のデータ送信が可能な状態を示す検出信号が出力されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段が、前記検出信号が出力されていると判別した場合に、確立したコネクションが全二重モードであると判別し、前記検出信号が出力されていないと判別した場合に、確立したコネクションが半二重モードであると判別すると共に継続して前記検出信号の出力の有無を判別し、前記検出信号が途切れた段階で半二重モードであると判別し直す通信モード判別手段と、
    前記通信モード判別手段が仮に判別した通信モードでデータの受信又は送信を行い、前記通信モード判別手段が仮に判別した通信モードでのデータ送信後に前記通信モード判別手段にて通信モードの判別を行い、判別した通信モードで送信データに応答するデータの受信がなかったときにデータを再送信し、前記応答データの受信が成功したときに判別した通信モードを確定し、当該確定した通信モードで以降の通信を行うデータ通信手段と、
    を具備することを特徴とする通信端末装置。
  3. 全二重モード及び半二重モードの通信モードで動作する通信回線に接続されている情報処理装置を、
    前記通信回線を介して接続されている通信装置と、該通信装置に接続されている通信ネットワークと、を介して接続される相手先通信端末装置との間の通信コネクションを確立し、
    前記通信回線上に、前記相手先通信端末装置のデータ送信が可能な状態を示す検出信号が出力されているか否かを判別し、前記検出信号が出力されていないと判別した場合、コネクションが半二重モードであると判別し、
    前記検出信号が出力されていると判別した場合には、継続して前記検出信号の有無を判別し、前記検出信号が継続して検出されている間は、コネクションが全二重モードであると判別し、前記検出信号が途切れた段階で半二重モードであると判別し直し、
    最新の前記判別に従った通信モードで、前記相手先通信端末装置とデータ通信を行い、データ送信の後に通信モードの判別を行い、判別した通信モードで送信データに応答するデータの受信がなかったときにデータを再送信し、前記応答データの受信が成功したときに判別した通信モードを確定し、当該確定した通信モードで以降の通信を行う、
    通信端末装置として動作させることを特徴とするプログラム。
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