JP3409367B2 - インテリジェントモデム - Google Patents

インテリジェントモデム

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JP3409367B2
JP3409367B2 JP15092093A JP15092093A JP3409367B2 JP 3409367 B2 JP3409367 B2 JP 3409367B2 JP 15092093 A JP15092093 A JP 15092093A JP 15092093 A JP15092093 A JP 15092093A JP 3409367 B2 JP3409367 B2 JP 3409367B2
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modem
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淳一郎 秋元
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Meidensha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用回線用モデムに関
し、特に、ATコマンドにより制御されるインテリジェ
ントモデムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等のデータ端末
装置(Data terminal equipment:以下、DTE)から
コマンドを送ることによって自動送信や自動着信等の様
々な通信制御を可能とし、更に、通信速度や通信規格の
自動識別機能を持つインテリジェントモデムが知られて
いる。この種のインテリジェントモデムを制御するコマ
ンド体系の一つにATコマンドがある。このATコマン
ドはヘイズコマンドとも呼ばれ、DTE−モデム間の通
信速度[bps]やキャラクタフォーマットを自動認識
するので、ユーザーがプロトコルや種々の設定を殆ど意
識せずに通信を行うことが可能となり、現在、最も多用
されている。
【0003】ところで、ATコマンドは、本来、公衆回
線用モデムを制御するものであるが、新たにハードウエ
ア部品を追加することなく機能アップできる等の理由か
ら、ATコマンドによる専用回線モードを持つインテリ
ジェントモデムも最近は使用されてきている。ここに、
専用回線モードとは、専用回線を用いて固定的に定まっ
た相手側モデムとダイヤル無しで接続するモードであ
り、一方のモデムにATO(又はATD)コマンドを、
他方のモデムに(ATA)コマンドをそれぞれのDTE
から送出することによってモデム間接続を行うものであ
る。
【0004】また、何らかの原因によりモデムの通信接
続断が検出されたときは、通信回線を開放してコマンド
モードに移行し、再びDTEからのATO(又はAT
D)コマンド、ATAコマンドを待つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
専用回線モードを持つインテリジェントモデムは、上記
各コマンドを送出できないDTEの下では使用できず、
また、何らかの原因で一度回線を開放すると自動復旧し
ないものであった。そのため、用途が極めて限定される
とともに、動作信頼性の向上が図れない問題があった。
本発明は、かかる背景の下になされたもので、その目的
とするところは、上記問題点を解消し、ATコマンドに
よる本格的な専用回線モードを使用し得るインテリジェ
ントモデムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第一
の発明の構成は、ATコマンドによる専用回線モードを
持ち、自己に接続されるデータ端末装置との間で制御監
視信号の送受を行うインテリジェントモデムにおいて、
前記データ端末装置との間でATコマンドや各種監視信
号の送受、および専用回線モードと他の回線との設定を
行うインターフェース設定部と、読み込まれた設定情報
が専用回線モードか否かを認識し専用回線モード時には
通信環境を当該モードに切り換えるモード認識部と、前
記データ端末装置からの制御信号の受信、自己リセッ
ト、電源オンや回線故障による通信不能時に前記モード
認識部で認識した通信環境にしたがって相手側モデムと
の間でハンドシェイクを実行するハンドシェイク実行部
とを備えたことを特徴としたものである。
【0007】
【0008】本願発明の第2は前記インテリジェント
モデムは、データ端末装置との間の制御監視信号の扱い
およびタイミング、起呼/応答モードの選択、通信速
度、キャラクタフォーマットを予め設定する設定手段を
備え、この設定された情報に従って前記ハンドシェイク
実行することを特徴としたものである
【0009】
【作用】本発明のインテリジェントモデムにあっては、
第一の手段が、予め設定された設定情報に基づくDTE
からの制御信号の受信、あるいは自己のリセット、電源
オンを契機に、相手側モデムとの間でハンドシェイクを
開始する。このハンドシェイクは、モデム相互間で個々
の要求信号に対する確認信号が返ってくるのを待って、
次の要求信号を送る伝送方式であり、自己が接続される
DTEからの一切のコマンド無しにモデム間の通信接続
(通信設定)が可能になる。即ち、コマンドを送出でき
ないDTEであっても、ATコマンドによる専用回線モ
ードを容易に実現することができる。
【0010】また、相手側モデムのキャリア断や回線障
害等によって一度モデム相互間の通信接続断になる場合
がある。この場合は、第二の手段により再びハンドシェ
イクが実行され、自動的に通信可能な状態が形成され
る。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1は本発明の一実施例の接続構成図であ
り、10はインテリジェントモデム、11はインターフ
ェース設定部、12はモード認識部、13はハンドシェ
イク実行部、14はインテリジェント処理部を表す。ま
た、20はDTEであり、インテリジェントモデム10
と伝送ケーブルで接続されている。更に、インテリジェ
ントモデム10は、通信回線を介して他のインテリジェ
ントモデム(図示省略)と接続されている。
【0013】インターフェース設定部11は、専用回線
モードと他のモードとの設定を行うとともに、DTE2
0との間でATコマンドや各種制御監視信号、即ち、デ
ータ端末レディ信号(ER信号:民生用パソコンではD
TR信号)、データセットレディ信号(DR信号:同D
TR信号)、送信要求信号(RS信号:同RTS信
号)、送信許可信号(CS信号:同CTS信号)、受信
キャリア検出信号(CD信号:同DCD信号)、被呼表
示信号(CI信号:同RI信号)信号品質検出信号(S
QD信号:民生用パソコンでは無し)等の送受を行うも
のである。これら制御監視信号の内容は、CCITT勧
告V.24の「データ端末装置とデータ回線終端装置間
の相互接続回路の定義」で詳細に解説されている。
【0014】なお、これら制御監視信号の扱い及びタイ
ミング、更に、起呼(ORG)/応答(ANS)モー
ド、通信速度、キャラクタフォーマット(データビット
長等)を含む通信環境は、上記各モードと共に、図示し
ないDIP−SW(ディップスイッチ:設定手段)に予
め設定できるものとする。ATコマンドで予め設定して
おく構成にすることもできる。
【0015】モード認識部12は、上記DIP−SWの
設定情報を読み込んで専用回線モードか否かを認識し、
専用回線モードであることを認識したときは、通信環境
を当該モード用に切り換える。即ち、通信速度、キャラ
クタフォーマットその他の設定情報を、予めDIP−S
Wで設定された情報に切り換える。設定情報の読込は、
具体的には、EEPROMから成るゲートIC(集積回
路)やパラレル入出力LSI(大規模集積回路)をDI
P−SWに接続して各設定情報をディジタル信号化し、
これら信号を内部バス等を介してCPU(図示省略)に
導くことで実現する。
【0016】ハンドシェイク実行部13は、DTEから
の制御信号の受信、あるいは自己のリセット、電源オン
等を契機に、あるいは相手側モデム通信接続断(回線障
害)等により通信が不能になったときに、上記モード認
識部12で認識した通信環境に従って相手側モデムとの
間でハンドシェイク(hand shaking)を実行する(第
一、第二の手段)。
【0017】インテリジェント処理部14は、相手側モ
デムとの間の通信設定後にDTE20から送られるコマ
ンドに応じて自動送信や自動着信等の様々な通信制御を
行い、更に、通信速度や通信規格の自動識別機能を行
う。
【0018】次に、上記構成のインテリジェントモデム
10の初期動作を図2の処理手順図をも参照して説明す
る。
【0019】例えばDTE20からのER信号オン受
信、又は、モデム電源オンやモデムリセットによる内部
リセット処理が行われると、モード認識部12は、イン
ターフェース設定部11の設定情報、即ちDIP−SW
の設定状態を読み込む(S(ステップ、以下同じ)20
1)。
【0020】次に、読み込んだ設定情報に基づき、まず
専用回線モードか否かを判定し(S202)、専用回線
モードのときは、通信環境を専用回線モード用に切り換
え(S203)、ハンドシェイクを開始する(S20
4)。そして相手側モデムとの間で正常に通信可能とな
った時点で通常のインテリジェント処理を実行する(S
205)。他方、設定情報読み込みの結果(S20
1)、専用回線モードが設定されていないときは、直接
インテリジェント処理(S205)を実行する。
【0021】このような初期動作を経て通常動作状態に
あるとき、相手側モデムの通信接続断等によって一度モ
デム間の接続が切れると、ハンドシェイク実行部13
は、これを検出して自動的に再ハンドシェイクを行い、
通信可能な状態を再形成する。これにより通信状態が良
好に維持される。
【0022】このように、本実施例によれば、DTE2
0から何等のコマンドを送出することなく相手側モデム
との通信接続及び再開が可能となる。従って、専用回線
モードを使用するに際して、従来のようにDTE20の
種類を選定する必要が無くなり、安価なATコマンド用
モデムで本当の専用回線モードを実現することが可能と
なる。
【0023】なお、本実施例では、ハンドシェイクの開
始条件の一つにDTE20からのER信号オンを例に挙
げて説明したが、他の制御監視信号を用いても良いのは
もちろんである。また、本発明は、上記実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に
構成の変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインテリジェントモデムは、DTEからの制御信号の
受信あるいは自己のリセット、電源オン等を契機に相手
側モデムとの間でハンドシェイクを実行する第一の手段
を有するので、DTEからの一切のコマンド送出無しに
相手側モデムとの間の通信設定が可能になる効果があ
る。従って、専用回線モードを使用し得るDTEの種類
が多くなり、より汎用性の高いインテリジェントモデム
を実現することができる。
【0025】本発明のインテリジェントモデムは、ま
た、相手側モデムとの間の通信接続断を検出したときに
ハンドシェイクを再実行する第二の手段を有するので、
通信の自動復旧が可能となり、通信品質が向上する効果
がある。
【0026】なお、上記第一又は第二の手段は、DTE
との間の制御監視信号の扱い及びタイミング、起呼/応
答モードの選択、通信速度、キャラクタフォーマットを
予め設定する設定手段を備えているので、ハンドシェイ
クを容易に実行することができる。
【0027】このように、本発明によれば、ATコマン
ドによる本格的な専用回線モードを容易に実現し得るイ
ンテリジェントモデムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るインテリジェントモデ
ムの要部構成図。
【図2】この実施例によるインテリジェントモデムの初
期動作を表すフローチャート。
【符号の説明】
10・・・インテリジェントモデム 11・・・インターフェース設定部 12・・・専用回線認識部 13・・・ハンドシェイク実行部 14・・・インテリジェント処理部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATコマンドによる専用回線モードを持
    ち、自己に接続されるデータ端末装置との間で制御監視
    信号の送受を行うインテリジェントモデムにおいて、前記データ端末装置との間でATコマンドや各種監視信
    号の送受、および専用回線モードと他の回線との設定を
    行うインターフェース設定部と、 読み込まれた設定情報が専用回線モードか否かを認識し
    専用回線モード時には通信環境を当該モードに切り換え
    るモード認識部と、 前記データ端末装置からの制御信号の受信、自己リセッ
    ト、電源オンや回線故障による通信不能時に前記モード
    認識部で認識した通信環境にしたがって相手側モデムと
    の間でハンドシェイクを実行するハンドシェイク実行部
    とを備えたことを 特徴としたインテリジェントモデム。
  2. 【請求項2】 前記インテリジェントモデムは、データ
    端末装置との間の制御監視信号の扱いおよびタイミン
    グ、起呼/応答モードの選択、通信速度、キャラクタフ
    ォーマットを予め設定する設定手段を備え、この設定さ
    れた情報に従って前記ハンドシェイクを実行することを
    特徴とした請求項1記載のインテリジェントモデム。
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