JP2000106585A - 全2重/半2重自動判別装置及び判別方法並びに制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

全2重/半2重自動判別装置及び判別方法並びに制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2000106585A
JP2000106585A JP27412198A JP27412198A JP2000106585A JP 2000106585 A JP2000106585 A JP 2000106585A JP 27412198 A JP27412198 A JP 27412198A JP 27412198 A JP27412198 A JP 27412198A JP 2000106585 A JP2000106585 A JP 2000106585A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全2重/半2重自動判別装置を提供するこ
と。 【解決手段】 対向装置4から送信される初期の通信パ
ケットを第1判定部12が受信すると、送信部13は対
向装置4へ疑似パケットを送信する。次に、第2判定部
14にてコリジョンが検出された場合、通信モード本設
定部15にて半2重モードに本設定される。一方、第2
判定部14にてコリジョンが検出されなかった場合、通
信モード本設定部15にて全2重モードに本設定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全2重/半2重自動
判別装置及び判別方法並びに制御プログラムを記録した
記録媒体に関し、特にイーサネット(ETHERNE
T)機器に用いられる全2重/半2重自動判別装置及び
判別方法並びに制御プログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、イーサネット(ETHERNE
T)の接続においてネットワークを構成する場合、10
M/100Mオートネゴシエーション搭載装置や、オー
トネゴシエーション機能非搭載装置が混在しており、ネ
ットワークの構成/変更時には、自動で通信モード設定
を行わせたり、手動により通信モード設定を行ったり、
各ポートごとに適切な方法での設定が必要であり運用上
注意が必要である。
【0003】特に、IEEE802.3uで規定されて
いるオートネゴシエーション機能を搭載しない装置で全
2重モードを使用したい場合では、10M/100Mオ
ートネゴシエーション搭載装置と非搭載装置との対向と
なるため、自装置の通信能力の通知がお互いに不可能と
なるため搭載装置側は、通信モードが固定モードのまま
通信しようとする非搭載装置側からの通信信号自体より
フィルタリング等を用いて通信速度自体を検出するパラ
レルディテクションと呼ばれる機能を利用し、通信方法
を決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このパラレル
ディテクションの動作では、通信速度のみの検出である
ため通信状態の検出結果は半2重モードにするしかな
く、IEEE802.3においてもそのように規定され
ているため、10M/100Mオートネゴシエーション
搭載装置と非搭載装置との接続において全2重通信を行
う場合、非搭載装置の側で手動による設定が必要となる
という欠点があった。
【0005】一方、この種の全2重/半2重モード切替
え装置の一例が特開平8−265360号公報(以下、
文献1という)及び特開平8−265534号公報(以
下、文献2という)に開示されている。
【0006】文献1は、ステーションと集線ポート間に
登録ルーチンを確立することにより、集線ポートと通信
するモード(全2重又は半2重)を決定する、というも
のである。
【0007】又、文献2は、データの種類と誤りデータ
発生状態に応じて半2重モード及び全2重モードのいず
れかに切替える、というものである。
【0008】又、特開平5−300153号公報(以
下、文献3という)には、緊急パケットを送信しようと
する端末装置が疑似的に衝突状態を示すジャム信号を送
信することにより、他の端末装置を所定のバックオフタ
イムが経過するまで送信を待機する状態とする技術が開
示されている。
【0009】本発明の目的は、文献1とは全く異なる構
成により全2重/半2重自動判別装置を提供することに
ある。
【0010】又、文献2は「データの種類と誤りデータ
発生状態に応じて」モードを切替える点で本発明と目的
が全く相違し、文献3は疑似的に信号を送信するという
点で本発明と共通するものの、「他の端末装置を所定の
バックオフタイムが経過するまで送信を待機する状態と
する」という点で本発明と目的が全く相違する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に第1の発明は、複数装置間で共通の伝送路を協調しな
がら利用してデータ伝送を行うネットワークにおける全
2重/半2重自動判別装置であって、その全2重/半2
重自動判別装置は対向装置からの送信パケットを自装置
が受信したか否かを判定する第1判定手段と、この第1
判定手段での判定結果に応じて前記対向装置に対し疑似
パケットを送信する送信手段と、この送信手段が前記疑
似パケットを送信した後に前記対向装置にてデータの衝
突が発生したか否かを判定する第2判定手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0012】第1の発明によれば、全2重/半2重の自
動判別が可能となる。
【0013】又、第2の発明は、複数装置間で共通の伝
送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネットワ
ークにおける全2重/半2重自動判別方法であって、そ
の方法は対向装置からの送信パケットを自装置が受信し
たか否かを判定する第1処理と、この第1処理での判定
結果に応じて前記対向装置に対し疑似パケットを送信す
る第2処理と、この第2処理にて前記疑似パケットが送
信された後に前記対向装置にてデータの衝突が発生した
か否かを判定する第3処理とを含むことを特徴とする。
【0014】第2の発明によれば、第1の発明と同様の
効果を奏する。
【0015】又、第3の発明は、複数装置間で共通の伝
送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネットワ
ークにおける全2重/半2重自動判別方法をコンピュー
タに実行させるための制御プログラムを記録した記録媒
体であって、その記録媒体に対向装置からの送信パケッ
トを自装置が受信したか否かを判定する第1処理と、こ
の第1処理での判定結果に応じて前記対向装置に対し疑
似パケットを送信する第2処理と、この第2処理にて前
記疑似パケットが送信された後に前記対向装置にてデー
タの衝突が発生したか否かを判定する第3処理とを含む
制御プログラムを記録したことを特徴とする。
【0016】第3の発明によれば、第1の発明と同様の
効果を奏する。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について説明
する。通常、イーサネット上では半2重通信モードと全
2重通信モードが使用されているが、半2重通信モード
では通信ライン上で同時に送信データと受信データを伝
送することはできず、同時に伝送しようとした場合はコ
リジョン(collision;衝突)と呼ばれる状態
となり、その場合のデータはIEEE802.3に示さ
れるルールでランダムな待ち時間の後に再送が行われ
る。
【0018】一方、全2重通信モードでは通信ライン上
で同時に送信データと受信データを伝送することが可能
なのでコリジョンと呼ばれる状態は発生しない。
【0019】そこで、本発明では通信相手の送信パケッ
トに対しコリジョン状態を発生させる為の疑似通信パケ
ットを発生させる機能を追加して、コリジョンの発生/
非発生を監視、検出することによって通信相手側の通信
機能が全2重であるか、半2重であるかを判別して全2
重/半2重の通信モードを自動設定できるように構成す
る。
【0020】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る全2重
/半2重自動判別装置と対向装置との接続を示す図であ
る。
【0021】図1を参照して、全2重/半2重自動判別
装置1は、送信(TX)ライン2及び受信(RX)ライ
ンを介して対向装置4と接続されている。この対向装置
4は、例えばイーサネット上の装置である。
【0022】次に、全2重/半2重自動判別装置1の第
1の実施の形態について説明する。図2は全2重/半2
重自動判別装置1の第1の実施の形態の構成図である。
【0023】図2を参照して、全2重/半2重自動判別
装置1は通信モードの仮設定を行う通信モード仮設定部
11と、RXライン3上の信号に基づき第1の判定を行
う第1判定部12と、TXライン2に所定信号を送信す
る送信部13と、第2の判定を行う第2判定部14と、
通信モードを本設定する通信モード本設定部15とから
なる。
【0024】ここで、通常の半2重及び全2重状態につ
いて説明しておく。図7は半2重状態を示すタイミング
チャート、図8は全2重状態を示すタイミングチャート
である。
【0025】図7を参照して、半2重モードの通信ライ
ン上の信号では、送信データ(TXDATA)と受信デ
ータ(RX DATA)は同時に伝送できないため、同
じ時間に送信しない様に互いに受信データを監視制御し
合っている。
【0026】しかし、同時に送信してしまう場合も存在
し、図7に示すコリジョン(COLLISION)と呼
ばれる状態となる。コリジョン状態が発生した場合これ
らのデータはIEEE802.3に示されるルールでラ
ンダムな待ち時間の後に再送が行われる。
【0027】次に、図8を参照して、全2重モードの通
信ライン上信号では、送信データと受信データはお互い
独立に処理できるため、同じ時間にデータが送信されて
も良く、図8に示すようにコリジョン状態は発生しな
い。
【0028】従って、コリジョン状態を監視することに
よってイーサネット上で通信相手が半2重か全2重かを
判別できることになる。
【0029】次に、第1の実施の形態の動作について説
明する。図3は第1の実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートは通信ラインを接続
し通信状態を確立する時のシーケンスを示している。
【0030】図3を参照して、まず、通信モード仮設定
部11にて半2重モードで通信状態を確立する(S
1)。
【0031】次に、第1判定部12にて対向装置4から
送信される初期の通信パケットを自装置1が受信したか
否かを調べ(S2)、受信していない場合は受信動作を
継続し(S2にてNOの場合)、受信した場合はS3に
進む(S2にてYESの場合)。
【0032】第1判定部12にて対向装置4から送信さ
れる初期の通信パケットを自装置1が受信したと判定さ
れた場合、送信部13はコリジョン発生用の疑似パケッ
トを送信する(S3)。
【0033】次に、第2判定部14にてコリジョン発生
の有無を判別する(S4)。そして、第2判定部14に
てコリジョンが検出された場合(S4にてYESの場
合)、通信モード本設定部15にて半2重モードに本設
定される(S5)。
【0034】なお、コリジョン状態を示すコリジョン信
号(COL)は、一例として対向装置4からRXライン
3を介して第2判定部14へ入力される。
【0035】これにより、半2重モードで通信状態が続
行する。次に、通常の通信状態に移行する(S6)。
【0036】一方、第2判定部14にてコリジョンが検
出されなかった場合(S4にてNOの場合)、通信モー
ド本設定部15にて全2重モードに本設定される(S
8)。
【0037】これにより、全2重モードで通信状態が確
立する。次に、通常の通信状態に移行する(S6)。
【0038】なお、上記コリジョン発生用の疑似パケッ
トの発生時には対向装置4より送信される初期の通信パ
ケットの損失が発生するが、多少の損失では一般に上位
プロトコルで再送等の処理でリカバリーされるため、初
期のコリジョン発生用疑似パケットの発生数を制限する
ことにより問題はない。
【0039】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態はIEEE802.3uで規定さ
れている10M/100Mオートネゴシエーション(n
egotiation;交渉)機能をこの全2重/半2
重自動判別機能と併用した場合に関する。
【0040】即ち、パラレルディテクション動作で通信
状態を確立した場合の動作に本発明の全2重/半2重自
動判別機能を追加することにより、半2重モードにだけ
設定するのではなく全二重通信モードまで設定できるよ
うになる。
【0041】図4は第2の実施の形態の構成図である。
図4を参照して、自装置21は本装置22と、PHY
(physical layer protocol)
デバイス23と、MAC(media access
control)デバイス24とにより構成される。
【0042】又、本装置22は全2重/半2重自動判別
装置1とPHYコントロール25とを有している。
【0043】さらに、PHYデバイス23はIEEE8
02.3uで示される10M/100Mオートネゴシエ
ーションとMIIインタフェースとを搭載しており、M
ACデバイス24はMIIインタフェースとを搭載して
いる。
【0044】一方、自装置21と対向する対向装置31
が伝送路41を介して接続されている。
【0045】この対向装置31はPHYデバイス32
と、MACデバイス33とを有している。しかし、この
対向装置31は10M/100Mオートネゴシエーショ
ン機能を有しないものとする。
【0046】即ち、自装置21は10M/100Mオー
トネゴシエーション機能を有し、対向装置31はこれを
有しない。
【0047】図4は対向装置31にてコリジョンが検出
されると、そのコリジョン状態信号COLは伝送路41
内のRXラインを介して自装置21へ入力され、さらに
自装置21内のPHYデバイス32を介して判別装置1
及びMACデバイス33へ送信されることを示してい
る。
【0048】ここで、PHYデバイス32とMACデバ
イス33との関係について説明する。図5で示すような
MIIインタフェースで接続されたPHYデバイス32
とMACデバイス33は、送信データTXD,受信デー
タRXDの各信号線にてデータを相互に送受信してい
る。
【0049】又、データの送受信に伴い、PHYデバイ
ス32が半2重モードの場合は、送信データTXDと受
信データRXDとが衝突すると、COL信号にコリジョ
ン状態が示され、PHYデバイス32からMACデバイ
ス33に通知される。
【0050】さらに、PHYデバイス32の動作モード
を制御する信号として、MDIO及びMDCの信号があ
り、MACデバイス33側からPHYデバイス32の動
作モードの変更/確認が可能である。
【0051】本発明の場合、このPHYデバイス32と
MACデバイス33との間に本装置22を接続する。
【0052】このように本装置22を接続することによ
り、PHYデバイス32の状態を本装置22がMDIO
及びMDCの各信号をモニタすることにより知ることが
でき、後述する図5のフローチャートのAuto−Ne
g失敗時の状態も知ることができる。
【0053】さらに、受信データRXDと送信データT
XDとを本装置22に接続しているので、Auto−N
eg失敗以後の動作として半2重モードでの通信状態確
立、コリジョン発生用パケットの送信データTXDライ
ンへの発生、コリジョン信号COLによるコリジョン状
態の有無を知ることができ、最終的に全2重又は半2重
の状態を確認して設定することができる。
【0054】さて、10M/100Mオートネゴシエー
ション搭載装置21と非搭載装置31との対向時では自
装置の通信能力の通知がお互いに不可能であるため搭載
装置21側は、通信モードが固定モードのまま通信しよ
うとする非搭載装置31側からの通信信号よりフィルタ
リング等を用いて通信速度を検出するパラレルディテク
ションと呼ばれる機能を利用し、通信方法を決定してい
る。
【0055】しかし、このパラレルディテクションの動
作では、上記のように通信速度のみの検出であるため通
信状態の検出結果は半2重モードにするしかなく、IE
EE802.3においてもそのように規定されている。
【0056】しかし、本発明の機能動作を図5のフロー
チャートに示すようにパラレルディテクション動作後の
通信速度を決定した後に適用することによって10M/
100Mオートネゴシエーション非搭載31の装置との
対向においても半2重/全2重の通信モードの自動設定
が可能となる。
【0057】次に、図5を参照しながら第2の実施の形
態の動作について説明する。図5は第2の実施の形態の
動作を示すフローチャートである。
【0058】まず、自装置21と対向装置31との通信
ラインが接続される(S11)。次に、自装置21及び
対向装置31においてオートネゴシエーション(以下、
Auto−Negと表示する場合もある)動作が開始さ
れる(S12)。
【0059】ところで、前述したように、自装置21は
10M/100Mオートネゴシエーション機能を有し、
対向装置31はこれを有しない。
【0060】従って、Auto−Neg動作は失敗とな
り(S13にてNO)、パラレルディテクション動作が
開始される(S14)。続いて、検出した通信速度の半
2重モードが設定される(S15)。
【0061】以後の処理S1〜S6は既に説明済みのた
め、説明を省略する。
【0062】一方、Auto−Neg動作成功の場合
(S13にてYESの場合)、即ち、自装置21及び対
向装置ともに10M/100Mオートネゴシエーション
機能を有する場合は通信情報を基に通信モードが設定さ
れる(S16)。そして、通常の通信状態に移行する
(S6)。
【0063】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図6は第3の実施の形態の構成図である。第3の実
施の形態は記録媒体とこの記録媒体を駆動する駆動装置
に関するものである。
【0064】図6を参照して、駆動装置51はCPU
(中央処理装置)と、入力装置53と、記憶装置54
と、出力装置55と、全2重/半2重自動判別装置1と
から構成される。
【0065】記録媒体56には全2重/半2重自動判別
方法の制御プログラムが記録されている。具体的には、
図3及び図5のフローチャートで示される制御プログラ
ムが記録されている。
【0066】次に、この駆動装置51の動作について説
明する。入力装置53よりプログラム・ロードの命令が
CPU52に入力されると、CPU52は記録媒体56
に記録された制御プログラムを読出し、その読出した制
御プログラムを記憶装置54に書込む。
【0067】次に、入力装置53よりプログラム・ラン
の命令がCPU52に入力されると、CPU52は記録
媒体56に記録された制御プログラムを読出し、その制
御プログラムに従って全2重/半2重自動判別装置1を
制御する。
【0068】全2重/半2重自動判別装置1の制御内容
の説明は前述したので省略する。なお、出力装置55に
は、一例として現在確立されている通信モードが表示さ
れる。
【0069】
【発明の効果】第1の発明によれば、複数装置間で共通
の伝送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネッ
トワークにおける全2重/半2重自動判別装置であっ
て、その全2重/半2重自動判別装置は対向装置からの
送信パケットを自装置が受信したか否かを判定する第1
判定手段と、この第1判定手段での判定結果に応じて前
記対向装置に対し疑似パケットを送信する送信手段と、
この送信手段が前記疑似パケットを送信した後に前記対
向装置にてデータの衝突が発生したか否かを判定する第
2判定手段とを含んで構成したため、全2重/半2重の
自動判別が可能となる。
【0070】又、第2の発明によれば、複数装置間で共
通の伝送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネ
ットワークにおける全2重/半2重自動判別方法であっ
て、その方法は対向装置からの送信パケットを自装置が
受信したか否かを判定する第1処理と、この第1処理で
の判定結果に応じて前記対向装置に対し疑似パケットを
送信する第2処理と、この第2処理にて前記疑似パケッ
トが送信された後に前記対向装置にてデータの衝突が発
生したか否かを判定する第3処理とを含んで構成したた
め、第1の発明と同様の効果を奏する。
【0071】又、第3の発明によれば、複数装置間で共
通の伝送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネ
ットワークにおける全2重/半2重自動判別方法をコン
ピュータに実行させるための制御プログラムを記録した
記録媒体であって、その記録媒体に対向装置からの送信
パケットを自装置が受信したか否かを判定する第1処理
と、この第1処理での判定結果に応じて前記対向装置に
対し疑似パケットを送信する第2処理と、この第2処理
にて前記疑似パケットが送信された後に前記対向装置に
てデータの衝突が発生したか否かを判定する第3処理と
を含む制御プログラムを記録したため、第1の発明と同
様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る全2重/半2重自動判別装置と対
向装置との接続を示す図である。
【図2】全2重/半2重自動判別装置1の第1の実施の
形態の構成図である。
【図3】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図4】第2の実施の形態の構成図である。
【図5】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図6】第3の実施の形態の構成図である。
【図7】半2重状態を示すタイミングチャートである。
【図8】全2重状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 全2重/半2重自動判別装置 2 送信ライン 3 受信ライン 11 通信モード仮設定部 12 第1判定部 13 送信部 14 第2判定部 15 通信モード本設定部 21 自装置 22 本装置 23 PHYデバイス 24 MACデバイス 25 PHYコントロール 56 記録媒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月6日(1999.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に第1の発明は、複数装置間で共通の伝送路を協調しな
がら利用してデータ伝送を行うネットワークにおける全
2重/半2重自動判別装置であって、その全2重/半2
重自動判別装置はPHYデバイスとMACデバイス間に
設けられ、対向装置からの送信パケットを受信したか否
かを判定する第1判定手段と、この第1判定手段での判
定結果に応じて前記対向装置に対し前記MACデバイス
からの疑似パケットを送信する送信手段と、この送信手
段が前記疑似パケットを送信した後に前記対向装置にて
データの衝突が発生したか否かを判定する第2判定手段
とを含むことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】又、第2の発明は、複数装置間で共通の伝
送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネットワ
ークにおける全2重/半2重自動判別方法であって、
HYデバイスとMACデバイス間に設けられる方法であ
り、その方法は対向装置からの送信パケットを自装置が
受信したか否かを判定する第1処理と、この第1処理で
の判定結果に応じて前記対向装置に対し前記MACデバ
イスからの疑似パケットを送信する第2処理と、この第
2処理にて前記疑似パケットが送信された後に前記対向
装置にてデータの衝突が発生したか否かを判定する第3
処理とを含むことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】又、第3の発明は、複数装置間で共通の伝
送路を協調しながら利用してデータ伝送を行うネットワ
ークにおける全2重/半2重自動判別方法をコンピュー
タに実行させるための制御プログラムを記録した記録媒
体であって、その記録媒体にPHYデバイスとMACデ
バイス間に設けられ、対向装置からの送信パケットを自
装置が受信したか否かを判定する第1処理と、この第1
処理での判定結果に応じて前記対向装置に対し前記MA
Cデバイスからの疑似パケットを送信する第2処理と、
この第2処理にて前記疑似パケットが送信された後に前
記対向装置にてデータの衝突が発生したか否かを判定す
る第3処理とを含む制御プログラムを記録したことを特
徴とする。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K018 AA05 BA01 BA03 FA01 FA05 HA02 5K030 GA17 HA08 HC14 LA01 5K034 AA19 AA20 CC01 DD01 DD05 DD06 EE11 HH01 HH02 HH09 HH10 HH11 HH63 KK04 MM05 RR01 TT02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数装置間で共通の伝送路を協調しなが
    ら利用してデータ伝送を行うネットワークにおける全2
    重/半2重自動判別装置であって、 対向装置からの送信パケットを自装置が受信したか否か
    を判定する第1判定手段と、この第1判定手段での判定
    結果に応じて前記対向装置に対し疑似パケットを送信す
    る送信手段と、この送信手段が前記疑似パケットを送信
    した後に前記対向装置にてデータの衝突が発生したか否
    かを判定する第2判定手段とを含むことを特徴とする全
    2重/半2重自動判別装置。
  2. 【請求項2】 前記第1判定手段にて前記送信パケット
    を自装置が受信したと判定されたとき、前記送信手段は
    前記対向装置に対し前記疑似パケットを送信することを
    特徴とする請求項1記載の全2重/半2重自動判別装
    置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記対向装置と前記自装置間の
    通信状態を半2重モードに仮設定する第1モード設定手
    段と、前記対向装置と前記自装置間の通信状態を全2重
    モード及び半2重モードのいずれかに本設定する第2モ
    ード設定手段とを含み、前記第1モード設定手段による
    処理に次いで前記第1判定手段による処理が行われ、か
    つ前記第2判定手段による処理に次いで前記第2モード
    設定手段による処理が行われることを特徴とする請求項
    1又は2記載の全2重/半2重自動判別装置。
  4. 【請求項4】 前記第2判定手段にて前記対向装置にて
    データの衝突が発生したと判定されたとき、前記第2モ
    ード設定手段により前記対向装置と前記自装置間の通信
    状態が半2重モードに本設定されることを特徴とする請
    求項3記載の全2重/半2重自動判別装置。
  5. 【請求項5】 前記第2判定手段にて前記対向装置にて
    データの衝突が発生しなかったと判定されたとき、前記
    第2モード設定手段により前記対向装置と前記自装置間
    の通信状態が全2重モードに本設定されることを特徴と
    する請求項3記載の全2重/半2重自動判別装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記対向装置と前記自装置間の
    オートネゴシエーション機能と併用して前記全2重/半
    2重自動判別を行うことを特徴とする請求項1〜5いず
    れかに記載の全2重/半2重自動判別装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークはイーサネットである
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の全2重
    /半2重自動判別装置。
  8. 【請求項8】 複数装置間で共通の伝送路を協調しなが
    ら利用してデータ伝送を行うネットワークにおける全2
    重/半2重自動判別方法であって、対向装置からの送信
    パケットを自装置が受信したか否かを判定する第1処理
    と、この第1処理での判定結果に応じて前記対向装置に
    対し疑似パケットを送信する第2処理と、この第2処理
    にて前記疑似パケットが送信された後に前記対向装置に
    てデータの衝突が発生したか否かを判定する第3処理と
    を含むことを特徴とする全2重/半2重自動判別方法。
  9. 【請求項9】 前記第1処理にて前記送信パケットを自
    装置が受信したと判定されたとき、前記第2処理では前
    記対向装置に対し前記疑似パケットが送信されることを
    特徴とする請求項8記載の全2重/半2重自動判別方
    法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記対向装置と前記自装置間
    の通信状態を半2重モードに仮設定する第4処理と、前
    記対向装置と前記自装置間の通信状態を全2重モード及
    び半2重モードのいずれかに本設定する第5処理とを含
    み、前記第4処理に次いで前記第1処理が行われ、かつ
    前記第3処理に次いで前記第5処理が行われることを特
    徴とする請求項8又は9記載の全2重/半2重自動判別
    方法。
  11. 【請求項11】 前記第3処理にて前記対向装置にてデ
    ータの衝突が発生したと判定されたとき、前記第5処理
    により前記対向装置と前記自装置間の通信状態が半2重
    モードに本設定されることを特徴とする請求項10記載
    の全2重/半2重自動判別方法。
  12. 【請求項12】 前記第3処理にて前記対向装置にてデ
    ータの衝突が発生しなかったと判定されたとき、前記第
    5処理により前記対向装置と前記自装置間の通信状態が
    全2重モードに本設定されることを特徴とする請求項1
    0記載の全2重/半2重自動判別方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記対向装置と前記自装置間
    のオートネゴシエーション機能と併用して前記全2重/
    半2重自動判別を行うことを特徴とする請求項8〜12
    いずれかに記載の全2重/半2重自動判別方法。
  14. 【請求項14】 前記ネットワークはイーサネットであ
    ることを特徴とする請求項8〜13いずれかに記載の全
    2重/半2重自動判別方法。
  15. 【請求項15】 複数装置間で共通の伝送路を協調しな
    がら利用してデータ伝送を行うネットワークにおける全
    2重/半2重自動判別方法をコンピュータに実行させる
    ための制御プログラムを記録した記録媒体であって、 対向装置からの送信パケットを自装置が受信したか否か
    を判定する第1処理と、この第1処理での判定結果に応
    じて前記対向装置に対し疑似パケットを送信する第2処
    理と、この第2処理にて前記疑似パケットが送信された
    後に前記対向装置にてデータの衝突が発生したか否かを
    判定する第3処理とを含む制御プログラムを記録した記
    録媒体。
  16. 【請求項16】 前記第1処理にて前記送信パケットを
    自装置が受信したと判定されたとき、前記第2処理では
    前記対向装置に対し前記疑似パケットが送信されること
    を特徴とする請求項15記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 さらに、前記対向装置と前記自装置間
    の通信状態を半2重モードに仮設定する第4処理と、前
    記対向装置と前記自装置間の通信状態を全2重モード及
    び半2重モードのいずれかに本設定する第5処理とを含
    み、前記第4処理に次いで前記第1処理が行われ、かつ
    前記第3処理に次いで前記第5処理が行われることを特
    徴とする請求項15又は16記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記第3処理にて前記対向装置にてデ
    ータの衝突が発生したと判定されたとき、前記第5処理
    により前記対向装置と前記自装置間の通信状態が半2重
    モードに本設定されることを特徴とする請求項17記載
    の記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記第3処理にて前記対向装置にてデ
    ータの衝突が発生しなかったと判定されたとき、前記第
    5処理により前記対向装置と前記自装置間の通信状態が
    全2重モードに本設定されることを特徴とする請求項1
    7記載の記録媒体。
  20. 【請求項20】 さらに、前記対向装置と前記自装置間
    のオートネゴシエーション機能と併用して前記全2重/
    半2重自動判別を行うことを特徴とする請求項15〜1
    9いずれかに記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記ネットワークはイーサネットであ
    ることを特徴とする請求項15〜20いずれかに記載の
    記録媒体。
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