JP2006221060A - 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006221060A
JP2006221060A JP2005036044A JP2005036044A JP2006221060A JP 2006221060 A JP2006221060 A JP 2006221060A JP 2005036044 A JP2005036044 A JP 2005036044A JP 2005036044 A JP2005036044 A JP 2005036044A JP 2006221060 A JP2006221060 A JP 2006221060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
pixel value
input video
frame
subframes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005036044A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Koyaizu
秀紀 小柳津
Seiji Kobayashi
誠司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005036044A priority Critical patent/JP2006221060A/ja
Priority to US11/353,458 priority patent/US7800691B2/en
Publication of JP2006221060A publication Critical patent/JP2006221060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/2007Display of intermediate tones
    • G09G3/2018Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals
    • G09G3/2022Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals using sub-frames
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2300/00Aspects of the constitution of display devices
    • G09G2300/04Structural and physical details of display devices
    • G09G2300/0469Details of the physics of pixel operation
    • G09G2300/0478Details of the physics of pixel operation related to liquid crystal pixels
    • G09G2300/0491Use of a bi-refringent liquid crystal, optically controlled bi-refringence [OCB] with bend and splay states, or electrically controlled bi-refringence [ECB] for controlling the color
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0261Improving the quality of display appearance in the context of movement of objects on the screen or movement of the observer relative to the screen
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/2007Display of intermediate tones
    • G09G3/2044Display of intermediate tones using dithering
    • G09G3/2051Display of intermediate tones using dithering with use of a spatial dither pattern

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理方法のプログラム及び映像信号の処理方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば液晶表示パネルにより動画像を表示する場合に適用して、1つのフレームを複数のサブフレームに表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができるようにする。
【解決手段】 本発明は、時間軸方向の画素値の分散が最大となるようにサブフレームの画素値を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理方法のプログラム及び映像信号の処理方法のプログラムを記録した記録媒体に関し、例えば液晶表示パネルにより動画像を表示する場合に適用することができる。本発明は、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、時間軸方向の画素値の分散が最大となるようにサブフレームの画素値を設定することにより、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができるようにする。
近年、表示装置は、陰極線管に代えて、液晶表示パネル、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL表示パネル等のいわゆるFPD(Flat Panel Display)を使用するものが増大している。これらFPDを用いた表示装置のうちの液晶表示パネルによる表示装置は、陰極線管による表示装置に比して表示可能な階調数が少ないことにより、擬似的に中間階調を表現して不足する階調数を補うディザ、FRC(Frame Rate Control)等の手法が提案されている。
ここでディザの手法は、人間の目の面積による積分効果を利用して中間階調を表現する方法であり、複数の画素を一つの単位として、各単位を構成する各画素の画素値を制御することにより、各単位で中間階調を表現する手法である。
これに対してFRCの手法は、人間の目の時間軸方向の積分効果を利用して中間階調を表現する方法であり、フレーム毎に階調を切り換えることにより、中間階調を表現する手法である。
従来、FRCの手法では、表現する中間階調の画素値がI0の場合、この画素値I0の前後の表示可能な画素値I1及びI2の発生比率を、中間階調の画素値I0に応じた比率に設定することにより、この中間階調の画素値I0を表現するようになされていた。
すなわち例えば図14に示すように、4ビットによる階調を表示可能な表示装置において、6ビットによる階調を表現する場合、これらのビット数の差分に対応する連続する4フレームを単位にして、表示可能な画素値I1及びI2の発生比率を、中間階調の画素値I0に応じた比率に設定する。具体的に、この条件で、例えば画素値10.75の階調を表現する場合、この連続する4つのフレームのうちの3フレームは、画素値11により表示し、残り1フレームは、画素値10により表示する。
なおこの図14を含めて以下の例では、各階調数により表示する最も明るい画素値を基準にして、各画素の明るさを画素値により示す。これにより例えばこの図14に示すように、4ビットによる16階調の表示にあっては、最も明るい画素値を値15により、また続く図15に示すように、8ビット及び6ビットによる256階調及び64階調の表示にあっては、最も明るい画素値をそれぞれ値255、値63により示す。また必要に応じて、適宜、このような最も明るい画素値を併せて示す。
このようなFRCの手法による中間階調の表示においては、フリッカが目立つ欠点があり、このため例えば特公平7−89265号公報には、ディザの手法との併用により、フリッカを目立たなくする手法が開示されている。
また近年、OCB(Optical Compensated Birefringence )モード等の応答速度の速い表示パネルが開発されており、このような応答速度の速い表示パネルの使用により、1フレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する方法も提案されている。ここでBlochの法則により、一定時間内における光の変化について、人間の目は、その変化を認識することが困難であり、この場合、この一定時間内に入射した光の積分値のみ認識する。これによりフレーム周波数を高くしてFRCの手法により中間階調を表現すると、フリッカを目立たなくすることができる。
すなわちこの場合、最大64階調までしか表示できない表示パネルを用いて256階調による映像信号S1を表示する場合、図15において矢印により示すように、この映像信号S1の1フレームを4つのサブフレームにより表示し、これにより映像信号S1に対してフレーム周波数が4倍の映像信号S2により映像信号S1の映像を表示する。またこのとき、この4つのサブフレームにおける各画素の画素値を、元の映像信号S1の対応する中間階調の画素値I0の前後の表示可能な画素値I1又はI2に設定し、この4つのサブフレームにおけるこれら画素値I1、I2の発生比率を、元の映像信号S1の対応する中間階調の画素値I0に応じた比率に設定する。これにより元の映像信号S1における画素値が例えば98/255の場合、対応する4つのサブフレームの対応する画素をそれぞれ画素値24、25、24、25により表示し、これによりフリッカを目立たなくして、この4つのサブフレームの階調の平均値である画素値24.5/63(=98/255)の中間階調を表現することができる。
また液晶表示パネル等のいわゆるホールド型の表示装置では、1フレームの期間の間、同一の画像を表示し続けていることにより、移動する物体の表示を目で追いかけると、網膜上ではこの物体の結像位置が振動することになる。これによりこの移動する物体がぼけて見え、いわゆる動きぼけの現象が発生する。なおこの振動は、物体の移動方向とは逆方向に、1フレームの期間、結像位置が移動した後、瞬時に元の結像位置に戻る動作の繰り返しである。
このような動きぼけは、陰極線管等のインパルス型による表示装置では発生しない現象であることにより、このような動きぼけを改善する方法として、液晶表示パネルの駆動により、さらにはバックライト制御により、液晶表示装置の特性をインパルス型に近づける工夫が提案されている。
ここで液晶表示パネルの駆動による工夫にあっては、いわゆる黒挿入法であり、全面黒のサブフレームをフレーム間に介挿するものであり、動きぼけを防止できるものの、輝度が低下する欠点がある。またバックライト制御による工夫にあっては、バックライトを間欠的に点灯させることにより、黒挿入法と同等の効果を発生させるものである。
ところでこのような表示装置においては、動画を表示する場合もある。ここで図16は、矢印により示すように、左から右に移動する移動体1の表示画像であり、この移動体1のエッジにあっては、符号F1及びF2により連続するフレームの一部を拡大して示すように、連続するフレームで移動することになる。
この場合、図15との対比により図17に示すように、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現すると、この移動体1のエッジは、4つのサブフレーム毎に、間欠的に移動することになる。また図18(A)に示すように、このような移動体1を目で追いかける場合、網膜上においては、図18(B)に示すように、4フレーム周期で結像位置が振動することになり、これによりこの場合も動きぼけの現象が発生する問題がある。
なおこの場合の動きぼけに係る網膜上における結像位置の振動は、1つのフレームを割り当てた複数のサブフレームの分だけ、移動体1の移動方向とは逆方向に順次段階的に移動した後、瞬時に元の結像位置に戻る動作が繰り返されるものである。なおこの図18(B)においては、図17について上述した条件により各サブフレームを表示した場合に、網膜上における各画素値を元の映像信号S1に係る階調により示す。
この問題を解決する1つの方法として、例えば特許第3158904号公報には、これらサブフレームを動きベクトルを用いたフレーム内挿処理により作成する方法が提案されている。しかしながらこのような動きベクトルを用いたフレーム内挿処理は、表示装置の構成が複雑になる問題がある。また動きベクトルを誤検出する場合も完全には防止し得ず、動きベクトルを誤検出した場合には、その分、ブラーが激しくなり、著しく不自然な画像が表示される。
特公平7−89265号公報 特許第3158904号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを防止することができる映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理方法のプログラム及び映像信号の処理方法のプログラムを記録した記録媒体を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成することにより、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号処理装置に適用して、前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現し、前記画素値の設定が、前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定であるようにする。
また請求項10の発明においては、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成することにより、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号の処理方法に適用して、前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現し、前記画素値の設定が、前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定であるようにする。
また請求項11の発明においては、演算処理手段による所定の処理手順の実行により、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成し、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号の処理プログラムに適用して、前記処理手順は、前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現するサブフレーム作成ステップを有し、前記画素値の設定が、前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定であるようにする。
また請求項12の発明においては、演算処理手段による所定の処理手順の実行により、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成し、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体に適用して、前記処理手順は、前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現するサブフレーム作成ステップを有し、前記画素値の設定が、前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定であるようにする。
請求項1の構成により、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成することにより、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号処理装置に適用して、前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現し、前記画素値の設定が、前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定であるようにすれば、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現するようにして、表示の特性をインパルス応答の特性に近づけることができ、これにより動きぼけを低減することができる。
これにより請求項10、請求項11、請求項12の構成によれば、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができる映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明によれば、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例に係る映像信号処理装置を示すブロック図である。この映像信号処理装置11は、一体に保持した表示装置12により、又はケーブルにより接続された別体の表示装置12により、入力映像信号S1の映像を表示する。
ここで表示装置12は、入力映像信号S1の階調数に比して表示可能な階調数が少なく、かつ例えばOCBモードによる応答速度の速い液晶表示装置である。このため映像信号処理装置11は、フリッカを視認することが困難な程度にフレーム周波数が高いフレーム周波数60〔Hz〕、8ビットパラレルの色信号による入力映像信号S1を、フレーム周波数240〔Hz〕、6ビットパラレルの色信号による出力映像信号S2に変換して表示装置12に出力し、これにより入力映像信号S1の1フレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により表示装置12で表示困難な中間階調を表現する。なおこのようなフレーム周波数60〔Hz〕の入力映像信号S1は、NTSC方式の映像信号に対応する高品位の映像信号であり、例えばNTSC方式の映像信号をノンインタレース方式の映像信号に変換して生成する。
すなわちこの映像信号処理装置11において、映像信号記憶部13は、入力映像信号S1を順次記録して保持し、この保持した入力映像信号S1を続くサブフレーム作成部14の制御により出力する。
サブフレーム作成部14は、例えば演算処理回路により形成され、所定の処理プログラムの実行により、映像信号記憶部13に記録された映像信号S1を順次読み出して処理し、これにより映像信号S2に係るサブフレームの映像信号を生成して出力する。なおこの実施例において、この処理プログラムは、事前にインストールされて提供されるものの、このような事前のインストールによる提供に代えて、インターネット等のネットワークを介したダウンロードにより提供するようにしてもよく、また記録媒体に記録して提供するようにしてもよい。なおこのような記録媒体にあっては、光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等、種々の記録媒体を広く適用することができる。
サブフレーム信号記憶部15は、サブフレーム作成部14で生成されるサブフレームの映像信号を順次記録すると共に、記録した映像信号を読み出して出力し、これにより出力映像信号S2を表示装置12に出力する。
ここで図3及び図4は、このサブフレーム作成部14の処理手順を示すフローチャートである。サブフレーム作成部14は、入力映像信号S1の1フレーム毎に、この処理手順を実行し、入力映像信号S1の1フレームより4つのサブフレームを生成する。すなわちサブフレーム作成部14は、この処理手順を開始すると、ステップSP1からステップSP2に移り、サブフレームの順番を示す変数iを値0に初期化する。また続くステップSP3で、垂直方向の位置を示す変数yを値0に初期化し、続くステップSP4において、水平方向の位置を示す変数xを値0に初期化する。
これによりサブフレーム作成部14は、変数x、yを順次インクリメントしながらこの変数x、yによる座標の画素について画素値を設定してサブフレームの映像信号を作成する。また1つのサブフレームについて映像信号の作成を完了すると、変数iをインクリメントして同様の処理を繰り返し、連続するサブフレームについて映像信号を作成する。
すなわちサブフレーム作成部14は、続くステップSP5において、映像信号記憶部13に記録された入力映像信号S1の対応する座標x、yの画像データを取得し、この画像データによるRGB値を座標x、yの画素値(do,r 、do,g、do,b)に設定する。
続いてサブフレーム作成部14は、ステップSP6、ステップSP7、ステップSP8において、後述する要素毎のサブフレーム生成処理により、ステップSP5で取得した画素値(do,r 、do,g、do,b)から、変数iにより特定されるサブフレームの対応する画素について、順次、要素毎に、画素値を設定する。なおステップSP6、ステップSP7、ステップSP8において、この設定に係る各要素は、それぞれ赤色、緑色、青色の画素値を設定する。
続いてサブフレーム作成部14は、ステップSP9において、ステップSP6、ステップSP7、ステップSP8で設定した各要素の画素値dr、dg、dbにより、サブフレームの座標x、yに係る画像データをサブフレーム信号記憶部15に記録する。
続いてサブフレーム作成部14は(図4)、ステップSP10において、変数xをインクリメントする。また続くステップSP11において、変数xが水平方向の上限値Sxより小さいか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP5に戻る。これに対してステップSP11で否定結果が得られると、ステップSP11からステップSP12に移り、変数yをインクリメントする。また続くステップSP13において、変数yが垂直方向の上限値Syより小さいか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、ステップSP4に戻る。これに対してステップSP13で否定結果が得られると、ステップSP13からステップSP14に移る。これによりサブフレーム作成部14は、1つのサブフレームについて、ラスタ走査の順序により、順次画素値を設定する。
またステップSP14において、サブフレーム作成部14は、変数iをインクリメントし、続くステップSP15において、この変数iが、入力映像信号S1の1フレームから作成するサブフレームの作成数Nより小さいか否か判断する。ここで肯定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP3に戻り、続くサブフレームに処理対象を切り換えて同様の処理を繰り返すのに対し、ステップSP15で否定結果が得られると、ステップSP15からステップSP16に移り、この処理手順を終了する。
これによりサブフレーム作成部14は、入力映像信号S1により各サブフレームの画素値を順次設定して、サブフレームに係る映像信号を順次生成する。
サブフレーム作成部14は、このように各サブフレームの画素値を設定する際に、入力映像信号S1の1フレームに対応する複数のサブフレームにおいて、時間軸方向の画素値の分散が最も大きくなるように、各サブフレームの画素値を設定し、これにより動きぼけを軽減する。
またさらにこのように入力映像信号S1の1フレームに係る複数のサブフレームについて、入力映像信号S1の対応する画素値を越えない範囲で、順次、表示装置12で表示可能な最大の画素値をこれら連続するサブフレームに順次設定する。
この実施例では、このサブフレームの画素値の設定を、入力映像信号S1の1フレームに係る複数のサブフレームの先頭サブフレーム側から順次実行し、これにより入力映像信号における画素値の立ち上がりに従って、対応する複数のサブフレームにおいて、表示可能な最大の画素値に立ち上がるサブフレームが先頭側サブフレームから末尾側のサブフレームに変化するように、いわゆる前詰めにより時間軸方向の画素値の分散が最も大きくなるように各サブフレームの画素値を設定する。
すなわち図17との対比により図1に示すように、サブフレーム作成部14は、入力映像信号S1における画素値が値98の場合、先頭のサブフレームの画素値を表示装置12で表示可能な最大の画素値63に設定する。これに対して続くサブフレームにおいては、直前のサブフレームで画素値を値63に設定していることにより、この場合、表示装置12で表示可能な最大の画素値63に設定すると、入力映像信号S1の対応する画素値を越えてしまうことになる。これによりこの場合、サブフレーム作成部14は、これら画素値98と画素値63との差分値35を続くサブフレームの画素値に設定する。
また以降のサブフレームにおいては、先頭側、2つのサブフレームがそれぞれ画素値63、35に設定されていることにより、サブフレーム作成部14は、それぞれ画素値を値0に設定する。これによりサブフレーム作成部14は、表示装置12における表示の特性をインパルス応答に近づけるように画素値を設定し、動きぼけを低減する。
すなわちこの場合、図18との対比により図5に示すように、移動体を目で追いかけてこの目の網膜上に形成される移動体の像にあっては、図18について上述した中間階調の前後の表示可能な画素値により表示する場合に比して、エッジのぼけを防止することができ、これにより動きぼけを防止することができる。
これによりサブフレーム作成部14は、図3及び図4について上述したステップSP6、ステップSP7、ステップSP8の処理手順を繰り返す毎に、順次、先頭側サブフレームからこの図1に示すように画素値を設定する。
図6は、この画素値の設定に係るサブフレーム作成部14の処理手順を示すフローチャートである。サブフレーム作成部14は、図3及び図4について上述したステップSP6、ステップSP7、ステップSP8の各処理において、この処理手順を実行する。
すなわちサブフレーム作成部14は、この処理手順を開始すると、ステップSP21からステップSP22に移る。ここで入力映像信号S1におけるRGB値をまとめて座標(x、y)の画素値をf0 (x、y)=(f0,r(x、y),f0,g(x、y),f0,b(x、y))による画素ベクトルにより表し、i番目のサブフレームにおける対応する座標の画素値をdi(x、y)=(di,r(x、y),di,g(x、y),di,b(x、y))の画素ベクトルにより表す。
サブフレーム作成部14は、このステップSP22において、処理対象の要素について、(2m−1)(i+1)≦f0 の関係式が成立するか否か判断することにより、この変数iによる特定されるサブフレームの画素値を表示可能な最大の画素値に設定した場合、サブフレームに設定した画素値の合計値が入力映像信号S1の対応する画素の画素値f0 を越えるか否か判断する。なおここでmは、出力映像信号S2のビット数であり、表示装置12において表示可能な階調に対応するビット数である。
ここで肯定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP22からステップSP23に移り、このi番目のサブフレームにおける画素値を表示可能な最大の画素値に設定した後、ステップSP24に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP22で否定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP22からステップSP25に移る。ここでサブフレーム作成部14は、(2m−1)i≦f0<(2m−1)(i+1)の関係式が成立するか否か判断することにより、直前のサブフレームまでを表示可能な最大の画素値に設定した場合に、サブフレームに設定した画素値の合計値が入力映像信号S1の対応する画素の画素値f0を越えないで、かつ変数iにより特定されるサブフレームまでを表示可能な最大の画素値に設定した場合に、サブフレームに設定した画素値の合計値が入力映像信号S1の対応する画素の画素値f0 を越えるか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP25からステップSP26に移り、直前のサブフレームまでを表示可能な最大の画素値に設定した場合の残りの画素値をこのi番目のサブフレームにおける画素値に設定した後、ステップSP24に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP22で否定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP25からステップSP27に移り、このサブフレームの画素値を値0に設定した後、ステップSP24に移ってこの処理手順を終了する。
これらによりサブフレーム作成部14は、次式により示すように、各サブフレームにおける画素値を設定する。
Figure 2006221060
(2)実施例の動作
以上の構成において、この映像信号処理装置11では(図2)、表示対象の入力映像信号S1が映像信号記憶部13を介してサブフレーム作成部14に入力され、ここでこの入力映像信号S1が出力映像信号S2に変換され、サブフレーム信号記憶部15を介して表示装置12に出力される。これによりこの映像信号処理装置11では、入力映像信号S1の映像が表示装置12により表示される。
このようにして入力映像信号S1を出力映像信号S2に変換して表示するようにして、この映像信号処理装置11では、入力映像信号S1がフレーム周波数60〔Hz〕、8ビットパラレルの色信号により入力され、サブフレーム作成部14において、フレーム周波数240〔Hz〕、6ビットパラレルの色信号による出力映像信号S2に変換され、6ビットに係る階調の表示装置12により表示される。
このサブフレーム作成部14における処理において、入力映像信号S1は、1フレームより4つのサブフレームが作成され、このサブフレームの連続により出力映像信号S2が作成される。またこのようにして1フレームより4つのサブフレームを作成する際に、これら4つのサブフレームにおける画素値が、入力映像信号S1の対応する画素の画素値に応じて設定され、これにより表示装置12において、入力映像信号S1の1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調が表現される。
しかしながら従来のFRCの手法により、これらサブフレームの画素値を、入力映像信号S1の対応する中間階調の画素値I0の前後の表示可能な画素値I1又はI2に設定し、この4つのサブフレームにおけるこれら画素値I1、I2の発生比率を、入力映像信号S1の対応する中間階調の画素値I0に応じた比率に設定すると、動きぼけが発生する(図17及び図18参照)。
このためこの映像信号処理装置11では(図1、図3〜図6)、入力映像信号S1の対応する画素値を越えない範囲で、いわゆる前詰めにより、順次、表示装置12で表示可能な最大の画素値を連続するサブフレームに順次設定し、これにより時間軸方向の画素値の分散が最も大きくなるように、各サブフレームの画素値を設定して動きぼけを軽減する。
すなわちこの場合、時間軸方向の画素値の分散が最も大きくなるように画素値を設定したことにより、表示装置12における表示はインパルス応答に近づくことになる。これにより動きぼけを防止することができる。これによりこの実施例では、1つのフレームを複数のサブフレームに表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができる。
特に、このようにして前詰めにより画素値を設定したことにより、図18との対比により図5に示すように、入力映像信号S1において画素値が小さい場合には、移動体を目で追いかけた場合の移動方向への輪郭の拡大を防止することができる。これによりこの実施例では、特に暗部において、動きぼけを顕著に低減することができる。
しかしながらこのように時間軸方向の分散が最も大きくなるように画素値を設定した場合、結果として、複数のサブフレームのうちの一部のサブフレームだけで画像を表示していることになる。これによりフリッカが発生するとも感じられる。
しかしながらこの実施例では入力映像信号S1がフリッカを知覚困難なフレーム周波数60〔Hz〕により入力され、この入力映像信号S1の1フレームに対して4つのサブフレームを設定していることにより、このように時間軸方向の分散が最も大きくなるように画素値を設定した場合であっても、表示に供するサブフレームの点灯の周波数を最低でも60〔Hz〕に設定することができる。なおこのような入力映像信号S1に係るフレーム周波数の設定にあっては、フレーム周波数48〔Hz〕以上に設定して実用上十分な特性を確保することができる。また出力映像信号S2のフレーム周波数が240〔Hz〕に設定されていることにより、低輝度により4つの連続するフレームのうちの1つのフレームだけで画素を点灯させる場合でも、この画素が点灯していない期間を12.5〔msec〕(=3/4×1/240)に設定することができる。これに対してブロックの法則が成立する臨界呈示時間は、明るい背景のもとで25〔msec〕程度とされており(視覚情報処理ハンドブック,日本視覚学会編,pp.219)、これにより十分にフリッカの発生を防止できることが判る。
これによりこの実施例では、フリッカの発生を有効に回避して、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、時間軸方向の画素値の分散が最大となるようにサブフレームの画素値を設定することにより、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができる。
より具体的に、入力映像信号の1フレームに対応する複数のサブフレームにおいて、表示可能な最大の画素値に立ち上がるサブフレームが、入力映像信号における画素値の立ち上がりに従って、先頭側のサブフレームから末尾側のサブフレームに変化するように設定して、時間軸方向の画素値の分散が最大となるようにサブフレームの画素値を設定することにより、1つのフレームを複数のサブフレームにより表示してFRCの手法により中間階調を表現する場合に、動きぼけを低減することができる。
ところで上述した実施例による画素値の設定によっては、サブフレーム内でRGB値の比が変わってしまう場合に、入力映像信号S1における色相に対して、サブフレームの色相が若干変化し、これによりカラーブレーキングの現象が発生することが判った。これによりこの実施例では、入力映像信号S1との間で色相の差が最小となるように条件を設定して、時間軸方向の画素値の分散が最大となるようにサブフレームの画素値を設定する。なおこれによりこの画素値の設定に係る処理を除いて、この実施例に係る映像信号処理装置は、実施例1について上述した映像信号処理装置と同一に形成されることにより、以下においては、適宜、図2の構成を流用して説明する。
すなわち上述した画素ベクトルによりサブフレーム、入力映像信号S1の画素値を表現して、サブフレーム及び入力映像信号S1の画素値di(x、y)、fo(x、y)を次式により表す。なおここでkは、i番目のサブフレームにおける画素ベクトル係数である。
Figure 2006221060
サブフレーム作成部14は、入力映像信号S1におけるRGB値の比率を維持するように、この画素ベクトル係数kの最大値である最大画素ベクトル係数kmax により各要素毎に表示可能な最大の画素値を制限して画素値を設定することにより、入力映像信号S1との間で色相の差が最小となるように条件を設定して、サブフレームの画素値を設定する。
このためサブフレーム作成部14は、始めに、画素ベクトル係数kの最大値である最大画素ベクトル係数kmaxを求める。ここで色相が変化しないようにとの条件下で、座標(x、y)においてサブフレームの1フレームで表現できる最大値をdmax(x、y)を次式により表す。
Figure 2006221060
これにより1つのサブフレームで表現できる各要素の最大値dmax,r(x、y)、dmax,g (x、y)、dmax,b(x、y)はそれぞれ次式により表される。
Figure 2006221060
これら(3)式及び(4)式より、次式の関係式を得ることができる。
Figure 2006221060
ここで全ての要素でこれらの関係式が成立するためには、次式の関係式が成立することが必要になる。なおここでmax(x,y,z)は、x,y,zの最大値を返す関数である。
Figure 2006221060
これによりこのようにして求められる最大画素ベクトル係数kmax を用いて(3)式より求められる入力映像信号S1に係るdmax(x、y)を求め、次式の関係式により、各要素の画素値を求めることができる。
Figure 2006221060
図7及び図8は、図3及び図4との対比により、この実施例に係るサブフレーム作成部14の処理手順を示すフローチャートである。なおこの図7及び図8に示す処理手順において、図3及び図4と同一の処理手順にあっては、対応する符号を付して示す。
これによりこのサブフレーム作成部14は、ラスタ走査の順序により順次各要素毎に画素値を設定してサブフレームによる出力映像信号S2をサブフレーム信号記憶部15に記録し、この処理対象のサブフレームを順次切り換える。この一連の処理において、始めにステップSP31の処理により、最大画素ベクトル係数kmaxを計算する。またこの最大画素ベクトル係数kmaxを用いて続くステップSP32、ステップSP33、ステップSP34によりそれぞれ各要素の画素値を設定する。
しかして図9は、図6との対比によりこれらステップSP32、ステップSP33、ステップSP34の処理手順に係る画素値設定処理を示すフローチャートである。サブフレーム作成部14は、図7及び図8について上述したステップSP32、ステップSP33、ステップSP34の各処理において、この処理手順を実行する。
すなわちサブフレーム作成部14は、この処理手順を開始すると、ステップSP31で求めた最大画素ベクトル係数kmaxを用いて(3)式の演算処理を実行することにより、入力映像信号S1に対して色相を変化させないとする条件下で、この処理対象の要素に設定可能な画素値の最大値dmax(x、y)を計算する。また続くステップSP43において、処理対象の要素について、dmax(i+1)≦f0の関係式が成立するか否か判断することにより、この色相を変化させないとする条件下で、この処理対象の要素に設定可能な画素値の最大値dmaxに設定した場合に、サブフレームに設定した画素値の合計値が入力映像信号S1の対応する画素の画素値f0を越えるか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP43からステップSP44に移り、このi番目のサブフレームにおける画素値を表示可能な最大の画素値dmaxに設定した後、ステップSP45に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP43で否定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP43からステップSP46に移り、dmaxi≦f0<dmax(i+1)の関係式が成立するか否か判断することにより、直前のサブフレームまでを表示可能な最大の画素値dmaxに設定した場合に、この直前のサブフレームまでに設定した画素値の合計値が入力映像信号S1の対応する画素の画素値f0を越えないで、かつ変数iにより特定されるサブフレームまでを表示可能な最大の画素値dmaxに設定した場合に、この変数iによるサブフレームまでに設定した画素値の合計値が入力映像信号S1の対応する画素の画素値f0を越えるか否か判断する。
ここで肯定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP46からステップSP47に移り、直前のサブフレームまでを表示可能な最大の画素値dmaxに設定した場合の残りの画素値をこのi番目のサブフレームにおける画素値に設定した後、ステップSP45に移ってこの処理手順を終了する。
これに対してステップSP46で否定結果が得られると、サブフレーム作成部14は、ステップSP46からステップSP48に移り、このサブフレームの画素値を値0に設定した後、ステップSP45に移ってこの処理手順を終了する。
しかして図10は、画素値が小さい場合について、実施例1、実施例2に係る処理結果を示す図表である。なおこの図表に示す計算結果は、次式の演算処理により、RGB系による処理結果をHSV系による表現に改めたものである。
Figure 2006221060
Figure 2006221060
これによりこの図表に示す例を図18との対比により図11及び図12に示すように、実施例1の処理では、各サブフレームの網膜上の像で色相が変化し、これにより移動体のエッジにカラーブレーキングの発生が知覚されるのに対し、実施例2の処理結果では、十分にカラーブレーキングを抑圧できることが判る。
この実施例2に係る構成によれば、入力映像信号の1フレームに対して、対応する複数のサブフレームにおいて、色相が変化しないことを条件として、時間軸方向の画素値の分散が最大となるようにサブフレームの画素値を設定することにより、カラーブレーキングを抑圧して、動きぼけを低減することができる。
なお上述の実施例においては、いわゆる先詰により画素値を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図1との対比により図13に示すように、後詰めにより画素値を設定するようにしてもよい。またこのような先詰めと後詰めとで処理を切り換えて、画素値を設定するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、単に時間軸方向の画素値の分散が最大となるように画素値を設定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような時間軸方向の画素値の分散が最大となるように画素値を設定する処理と、従来の画素値設定の処理とを切り換えるようにしてもよい。この場合、例えば動き検出結果により、動きのある部位だけこのように時間軸方向の画素値の分散が最大となるように画素値を設定し、静止画の部分では従来手法により画素値を設定することが考えられる。
また上述の実施例においては、フレーム周波数60〔Hz〕の入力映像信号よりフレーム周波数240〔Hz〕の出力映像信号を生成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、フレーム周波数60〔Hz〕の入力映像信号よりフレーム周波数120〔Hz〕の出力映像信号を生成する場合、PAL方式に対応するフレーム周波数50〔Hz〕の入力映像信号よりフレーム周波数100〔Hz〕、200〔Hz〕の出力映像信号を生成する場合、さらにはテレシネに係るフレーム周波数48〔Hz〕の入力映像信号を処理する場合等に広く適用することができる。ちなみにこのような既存のテレビジョン方式等に由来する入力映像信号の処理に適用すれば、階調数の少ない表示装置で表示する場合であっても既存のコンテンツを高品位に表示することができる。
また上述の実施例においては、色信号による映像信号を処理する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、輝度信号及び色差信号による映像信号を処理する場合にも、広く適用することができる。
本発明は、例えば液晶表示パネルにより動画像を表示する場合に適用することができる。
本発明の実施例1の映像信号処理装置に係るサブフレーム作成部の処理の説明に供する略線図である。 本発明の実施例1に係る映像信号処理装置を示すブロック図である。 図2の映像信号処理装置に係るサブフレーム作成部の処理手順を示すフローチャートである。 図3の続きを示すフローチャートである。 図1の処理による処理結果の説明に供する略線図である。 図3及び図4の処理による画素値設定の詳細処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の映像信号処理装置に係るサブフレーム作成部の処理手順を示すフローチャートである。 図7の続きを示すフローチャートである。 図7及び図8の処理による画素値設定の詳細処理を示すフローチャートである。 実施例1、実施例2の処理結果を示す図表である。 実施例1の処理による色相の変化を示す略線図である。 図11との対比により実施例2の処理による色相の変化を示す略線図である。 他の実施例によるサブフレーム作成部の処理の説明に供する略線図である。 中間階調の表現の説明に供する図表である。 1フレームを複数のサブフレームにより表示する場合の説明に供する略線図である。 動画におけるエッジの変化の説明に供する略線図である。 図16に示す例による動きぼけの説明に供する略線図である。 図16の例による網膜上の像を示す略線図である。
符号の説明
11……映像信号処理装置、12……表示装置、13……映像信号記憶部、14……サブフレーム作成部、15……サブフレーム信号記憶部

Claims (12)

  1. 入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成することにより、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号処理装置において、
    前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、
    前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現し、
    前記画素値の設定が、
    前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定である
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記画素値の設定が、
    前記入力映像信号の1フレームに対応する複数のサブフレームにおいて、前記出力映像信号により表示可能な最大の画素値に立ち上がるサブフレームが、前記入力映像信号における画素値の立ち上がりに従って、先頭側のサブフレームから末尾側のサブフレームに変化する設定である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記画素値の設定が、
    前記入力映像信号の1フレームに対応する複数のサブフレームにおいて、前記出力映像信号により表示可能な最大の画素値に立ち上がるサブフレームが、前記入力映像信号における画素値の立ち上がりに従って、末尾側のサブフレームから先頭側のサブフレームに変化する設定である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記画素値の設定が、
    前記入力映像信号の1フレームに対して、対応する複数のサブフレームにおいて、色相が変化しないことを条件とした設定である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  5. 前記出力映像信号を表示する表示手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  6. 前記入力映像信号は、
    フレーム周波数が60〔Hz〕であり、
    前記出力映像信号は、
    フレーム周波数が120〔Hz〕である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  7. 前記入力映像信号は、
    フレーム周波数が60〔Hz〕であり、
    前記出力映像信号は、
    フレーム周波数が240〔Hz〕である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  8. 前記入力映像信号は、
    フレーム周波数が50〔Hz〕であり、
    前記出力映像信号は、
    フレーム周波数が100〔Hz〕である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  9. 前記入力映像信号は、
    フレーム周波数が50〔Hz〕であり、
    前記出力映像信号は、
    フレーム周波数が200〔Hz〕である
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  10. 入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成することにより、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号の処理方法において、
    前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、
    前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現し、
    前記画素値の設定が、
    前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定である
    ことを特徴とする映像信号の処理方法。
  11. 演算処理手段による所定の処理手順の実行により、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成し、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号の処理プログラムにおいて、
    前記処理手順は、
    前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現するサブフレーム作成ステップを有し、
    前記画素値の設定が、
    前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定である
    ことを特徴とする映像信号の処理プログラム。
  12. 演算処理手段による所定の処理手順の実行により、入力映像信号の1フレームより複数のサブフレームを作成し、前記入力映像信号に比してフレーム周波数の高い出力映像信号を生成する映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体において、
    前記処理手順は、
    前記入力映像信号の階調数に比して、少ない階調数により前記出力映像信号を作成し、前記入力映像信号に応じた、前記複数のサブフレームにおける対応する画素の画素値の設定により、前記出力映像信号の階調数によっては表示困難な中間階調を表現するサブフレーム作成ステップを有し、
    前記画素値の設定が、
    前記複数のサブフレームの対応する画素において、時間軸方向の画素値の分散が最大となる画素値の設定である
    ことを特徴とする映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体。
JP2005036044A 2005-02-14 2005-02-14 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2006221060A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005036044A JP2006221060A (ja) 2005-02-14 2005-02-14 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体
US11/353,458 US7800691B2 (en) 2005-02-14 2006-02-14 Video signal processing apparatus, method of processing video signal, program for processing video signal, and recording medium having the program recorded therein

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005036044A JP2006221060A (ja) 2005-02-14 2005-02-14 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006221060A true JP2006221060A (ja) 2006-08-24

Family

ID=36943660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005036044A Pending JP2006221060A (ja) 2005-02-14 2005-02-14 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7800691B2 (ja)
JP (1) JP2006221060A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330171A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Sharp Corp 液晶表示装置
JP2008076433A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008139891A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置及びその駆動方法
WO2012124592A1 (ja) * 2011-03-15 2012-09-20 シャープ株式会社 液晶表示装置及びそれを備えた立体映像表示システム
US8472742B2 (en) 2010-01-28 2013-06-25 Sony Corporation Signal processing device, signal processing method, and program
KR101349777B1 (ko) 2006-12-21 2014-01-10 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치의 백라이트 제어장치

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100739735B1 (ko) * 2005-09-16 2007-07-13 삼성전자주식회사 액정 디스플레이 구동 방법 및 이를 적용한 장치
CN101273399B (zh) * 2005-11-07 2012-10-31 夏普株式会社 图像显示方法和图像显示装置
US7746391B2 (en) * 2006-03-30 2010-06-29 Jai Pulnix, Inc. Resolution proportional digital zoom
JP2007324763A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Toshiba Corp テレビジョン受像装置及びテレビジョン受像方法
JP5202246B2 (ja) * 2008-11-20 2013-06-05 キヤノン株式会社 動画像処理装置、及び方法、プログラム
US8488057B2 (en) * 2008-12-01 2013-07-16 Ati Technologies Ulc Method and apparatus for dejuddering image data
JP2010187192A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Seiko Epson Corp 画像再生制御装置、画像再生制御方法及び画像再生制御プログラム
JP5473373B2 (ja) * 2009-04-01 2014-04-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
US20130021385A1 (en) * 2011-07-22 2013-01-24 Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co, Ltd. Lcd device and black frame insertion method thereof
TWI464720B (zh) * 2012-02-02 2014-12-11 Novatek Microelectronics Corp 液晶顯示驅動方法及顯示裝置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0568221A (ja) * 1991-09-05 1993-03-19 Toshiba Corp 液晶表示装置の駆動方法
JPH06222740A (ja) * 1993-01-28 1994-08-12 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JPH07294881A (ja) * 1994-04-20 1995-11-10 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk 液晶表示装置
JP2000029442A (ja) * 1998-05-07 2000-01-28 Canon Inc 中間調処理方法及び装置及びシステム
JP2004240317A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Sanyo Electric Co Ltd 表示方法、表示装置およびそれに利用可能なデータ書込回路
JP2004302270A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Fujitsu Display Technologies Corp 画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置
JP2005173573A (ja) * 2003-11-17 2005-06-30 Sharp Corp 画像表示装置、電子機器、液晶テレビジョン装置、液晶モニタ装置、画像表示方法、表示制御プログラムおよび記録媒体

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR940001117B1 (ko) * 1989-10-09 1994-02-14 가부시기가이샤 히다찌세이사구쇼 멀티레벨토운표시가 가능한 액정표시방법 및 시스템
FR2691568B1 (fr) * 1992-05-21 1996-12-13 Commissariat Energie Atomique Procede d'affichage de differents niveaux de gris et systeme de mise en óoeuvre de ce procede.
JP3158904B2 (ja) 1994-10-19 2001-04-23 株式会社富士通ゼネラル ディスプレイパネルの映像表示方法
JP3529241B2 (ja) * 1997-04-26 2004-05-24 パイオニア株式会社 ディスプレイパネルの中間調表示方法
US6496194B1 (en) * 1998-07-30 2002-12-17 Fujitsu Limited Halftone display method and display apparatus for reducing halftone disturbances occurring in moving image portions
EP0982707A1 (en) * 1998-08-19 2000-03-01 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Method and apparatus for processing video pictures, in particular for large area flicker effect reduction
EP1158484A3 (en) * 2000-05-25 2008-12-31 Seiko Epson Corporation Processing of image data supplied to image display apparatus
JP3357666B2 (ja) * 2000-07-07 2002-12-16 松下電器産業株式会社 表示装置および表示方法
JP2002221935A (ja) * 2000-11-24 2002-08-09 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP4143323B2 (ja) * 2002-04-15 2008-09-03 Nec液晶テクノロジー株式会社 液晶表示装置
JP4172250B2 (ja) * 2002-11-01 2008-10-29 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器
JP4649108B2 (ja) * 2003-01-16 2011-03-09 パナソニック株式会社 画像表示装置および画像表示方法
JP4390483B2 (ja) * 2003-06-19 2009-12-24 シャープ株式会社 液晶中間調表示方法及びその方法を用いた液晶表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0568221A (ja) * 1991-09-05 1993-03-19 Toshiba Corp 液晶表示装置の駆動方法
JPH06222740A (ja) * 1993-01-28 1994-08-12 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JPH07294881A (ja) * 1994-04-20 1995-11-10 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk 液晶表示装置
JP2000029442A (ja) * 1998-05-07 2000-01-28 Canon Inc 中間調処理方法及び装置及びシステム
JP2004240317A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Sanyo Electric Co Ltd 表示方法、表示装置およびそれに利用可能なデータ書込回路
JP2004302270A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Fujitsu Display Technologies Corp 画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置
JP2005173573A (ja) * 2003-11-17 2005-06-30 Sharp Corp 画像表示装置、電子機器、液晶テレビジョン装置、液晶モニタ装置、画像表示方法、表示制御プログラムおよび記録媒体

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330171A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Sharp Corp 液晶表示装置
US8072407B2 (en) 2005-05-24 2011-12-06 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
JP2008076433A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008139891A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Samsung Electronics Co Ltd 表示装置及びその駆動方法
US8427515B2 (en) 2006-12-04 2013-04-23 Samusng Display Co., Ltd. Display device and method of driving the same
KR101349777B1 (ko) 2006-12-21 2014-01-10 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치의 백라이트 제어장치
US8472742B2 (en) 2010-01-28 2013-06-25 Sony Corporation Signal processing device, signal processing method, and program
WO2012124592A1 (ja) * 2011-03-15 2012-09-20 シャープ株式会社 液晶表示装置及びそれを備えた立体映像表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
US7800691B2 (en) 2010-09-21
US20060197732A1 (en) 2006-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006221060A (ja) 映像信号処理装置、映像信号の処理方法、映像信号の処理プログラム及び映像信号の処理プログラムを記録した記録媒体
US20070103418A1 (en) Image displaying apparatus
KR100457484B1 (ko) 표시 장치 및 그 구동 방법
US9390677B2 (en) Light emitting diode display device with image data dependent compensation and method for driving the same
US8446356B2 (en) Display device
US7667720B2 (en) Image display device, driving circuit and driving method used in same
JP4525946B2 (ja) 画像処理装置、画像表示装置および画像処理方法
TWI407417B (zh) 能改善動態畫面之顯示品質之液晶顯示器及其驅動方法
KR20030074316A (ko) 표시 장치 및 그 구동 방법
JP4511798B2 (ja) 液晶表示装置
JPH08123355A (ja) ディスプレイパネルの映像表示方法
US20070222712A1 (en) Image Display Apparatus and Method of Driving the Same
US20090244330A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP4991066B2 (ja) ビデオ画像を処理する方法及び装置
JP2001034229A (ja) 画像表示装置
JP2002123211A (ja) ビデオ画像を処理する方法及び装置
JP2012103356A (ja) 液晶表示装置
JP2008076433A (ja) 表示装置
JP4627074B2 (ja) 液晶表示装置
KR101761413B1 (ko) 화질 향상 방법과 이를 이용한 표시장치
JP2013088745A (ja) 液晶表示装置
JP4627073B2 (ja) 液晶表示装置
JP2008281631A (ja) 画像処理装置、画像表示装置および画像処理方法
JP2010091711A (ja) 表示装置
JP2008039816A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061018

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090331

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928