JP2006220615A - 位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法及び位置検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置の製造効率を向上することができる位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法及び位置検出装置を提供する。
【解決手段】 回転角度検出装置1は、1枚の回転用のプレート4と、複数のセンサ5a〜5eを備える。プレート4の外周面には複数の切欠部8が形成され、センサ5a〜5eは切欠部8の有無に応じた検出信号(符号コード)を出力する。また、センサ5a〜5eは、1周期T内で均等間隔で配置されている。切欠部8の個数は、プレート回転時にセンサ出力が同一値をとらない値に設定されている。エッジ10のエッジ位置は、隣接するセンサ間の距離をプレート4が回転する際、その分解能の距離を動く度に、エッジがセンサ5a〜5eの何れかを通過し、かつ同一の符号コードが出力されない組み合わせに設定されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 回転角度検出装置1は、1枚の回転用のプレート4と、複数のセンサ5a〜5eを備える。プレート4の外周面には複数の切欠部8が形成され、センサ5a〜5eは切欠部8の有無に応じた検出信号(符号コード)を出力する。また、センサ5a〜5eは、1周期T内で均等間隔で配置されている。切欠部8の個数は、プレート回転時にセンサ出力が同一値をとらない値に設定されている。エッジ10のエッジ位置は、隣接するセンサ間の距離をプレート4が回転する際、その分解能の距離を動く度に、エッジがセンサ5a〜5eの何れかを通過し、かつ同一の符号コードが出力されない組み合わせに設定されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、固定部材及び可動部材の相対移動に応じて位置検出用プレート及び位置検出用センサの相対位置が変化し、可動部材の移動位置を算出すべく位置検出用センサがその相対位置に応じた符号コードを出力する位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法及び位置検出装置に関する。
従来、移動体の移動位置を検出する位置検出装置が種々開発され、この位置検出装置の中には、移動体の角度を検出する角度検出装置がある。この種の角度検出装置は、小型でかつ分解能の高いものが要求されており、それを満たし得る技術の一例として例えば特許文献1の技術が開示されている。特許文献1の回転角度検出装置は、孔の有無により所定の規則性を持ったコードパターン列をディスクに形成し、そのコードパターン列に対応して配置した5個のピックアップで20種類のグレーコードを得るようにした装置である。
特開2000−28396号(第3−5頁、第1図)
しかし、特許宇文献1の技術は、コードパターン列の形状、ピックアップの個数及び間隔等を細かく指定しているだけの技術であるため、例えば分解能の異なる角度検出装置を製造しようとした際には、コードパターン列の形状、ピックアップの個数及び間隔を一から決め直して試作品を製造せざるを得ず、製造効率が悪いという問題があった。特に、角度検出装置を大型化させずに分解能を高めようとすると、装置の小型化に伴って各種部品の構造も複雑化するため、このような試作品を製造するのは技術的に難しく、このことも製造効率悪化を招く要因となっていた。
本発明の目的は、装置の製造効率を向上することができる位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法及び位置検出装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、互いに相対移動可能な固定部材及び可動部材のうちの一方に複数の検出センサが、移動方向に沿って1以上の凹部を有する位置検出用プレートが他方に各々取着され、前記可動部材が前記固定部材に対して相対移動した際に、前記検出センサが前記凹部のエッジの有無を検出してH信号又はL信号を各々出力することにより、当該検出センサがその移動位置に応じた符号コードを出力する位置検出装置の位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法において、前記検出センサを前記移動方向に沿って1周期内に均等間隔で配置するステップと、前記エッジの切り換わりによって出力される前記1周期内の前記符号コードの出力数が、該符号コードの最大組み合わせ総数以下となるように前記凹部の個数を設定するステップと、前記位置検出用プレートが移動する際、このプレートが前記位置検出装置の分解能の距離を動く度に、前記エッジが前記検出センサの何れかを通過するようなエッジ位置の組み合わせを求めるステップと、前記エッジ位置の組み合わせの中から、前記位置検出用プレートを1周期移動させた際に同一の前記符号コードが出力されないような組み合わせを選定し、それを前記凹部の各エッジ位置とするステップとを備えたことを要旨とする。
この発明によれば、検出センサが1周期内で均等に配置され、エッジの切り換わりによる1周期内の符号コードの出力数が同コードの最大組み合わせ以下となるように、凹部の個数が設定される。上記のように凹部個数を設定するのは、明らかに符号コードが同じ出力値となる条件を排除するためである。続いて、位置検出用プレートが移動する際に、複数の検出センサが同時にエッジを検出しないエッジ位置の組み合わせが求められる。そして、その組み合わせのうち1周期を移動させた際に同じ符号コードを出力しない組み合わせを選定し、それを凹部のエッジ位置とする。
従って、位置検出用プレートに形成する凹部のエッジ位置が計算によって求まるので、位置検出装置の製品設計を簡単に行うことが可能となり、設計から製造までに至る製造効率を高めることが可能となる。また、この計算を用いて検出センサのセンサ数及びセンサ位置や凹部のエッジ位置等を設定すれば、従来と同じセンサ数で分解能を上げたり、又は同じ分解能でセンサ数を減少したりすることも簡単に行うことが可能であり、位置検出装置の小型化や分解能向上に非常に効果が高い。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記エッジ位置の組み合わせを求める前記ステップでは、複数の前記検出センサのうち1つを基準位置に設定し、前記検出センサのセンサ位置に対し、1ずつ順に値が繰り上がる整数倍の前記分解能を各々加算してエッジ位置の候補値を導き出す処理を、該整数倍が前記均等間隔よりも小さい範囲で前記検出センサごとに行い、該候補値のうち同一加算値の括りの中から1つずつ値を選定することで前記エッジ位置の組み合わせを求めることを要旨とする。
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、求めるエッジ位置のうちの1つを基準位置に設定し、それを基準として残りのエッジ位置の候補値を導き、これら候補値のうち同一加算値の括りの中から1つずつ選定するという手順を採用した。従って、同時に2箇所以上のセンサ出力が変化しないエッジ位置の組み合わせを簡単に求めることが可能となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記位置検出装置は、前記可動部材が前記固定部材に対して相対回転することにより、前記検出センサがその回転位置に応じた符号コードを出力する回転角度検出装置であることを要旨とする。
この発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、位置検出装置を回転角度検出装置としたので、固定部材に対する可動部材の回転角度が検出可能になる。特に、この種の回転角度検出装置が車両等に用いられる場合、小型で分解能の高い装置が要求されてきているが、本発明においては小型で高分解能を満たし得る角度検出装置を計算で設計することが可能となり、小型かつ分解能の高い回転角度検出装置の提供に寄与する。
請求項4に記載の発明では、互いに相対移動可能な固定部材及び可動部材のうちの一方に複数の検出センサが、移動方向に沿って1以上の凹部を有する位置検出用プレートが他方に各々取着され、前記可動部材が前記固定部材に対して相対移動した際に、前記検出センサが前記凹部のエッジの有無を検出してH信号又はL信号を各々出力することにより、当該検出センサがその移動位置に応じた符号コードを出力する位置検出装置の位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法において、前記移動方向に沿って均等間隔で配置する前記検出センサの数をn、位置検出の1周期をTとすると、n個の前記検出センサの配置間隔Wを計算式W=T/nで算出し、前記凹部の個数をmとすると、当該凹部の個数mを計算式2mn≦2nの条件を満たす個数に設定し、前記位置検出装置の分解能aを計算式a=T/2mnで算出し、複数のエッジ位置のうち所定の1つを基準位置に設定し、前記検出センサのセンサ番号をK(=0,1,…,n−1)とし、残りのエッジ位置Pの数をL(=1,2,…,2m−1)とすると、該残りの前記エッジ位置Pの組み合わせを計算式P=a(2mK+L)で算出し、当該組み合わせのうち、前記位置検出用プレートを1周期移動させた際に同一の前記符号コードが出力されないような組み合わせを選定し、該組み合わせを前記凹部の各エッジ位置とすることを要旨とする。
この発明によれば、検出センサをT/n間隔でn個均等配置することと、1周期内の凹部の個数mを2mn≦2nの条件を満たす個数とすることとを前提条件とする。そして、求めるべきエッジ位置のうち所定の1つを基準位置に設定し、それ以外のエッジ位置Pをa(2mk+L)で算出する。従って、位置検出用プレートが検出センサ間を移動する際に、複数の検出センサが同時にエッジを検出しないエッジ位置Pの組み合わせが求められる。そして、これら組み合わせのうち1周期内で同一の符号パターンを出力しない組み合わせを選定し、それを凹部のエッジ位置とする。
従って、位置検出用プレートに形成する凹部のエッジ位置が計算によって求まるので、位置検出装置の製品設計を簡単に行うことが可能となり、設計から製造までに至る製造効率を高めることが可能となる。また、この計算を用いて検出センサのセンサ数及びセンサ位置や凹部のエッジ位置等を設定すれば、従来と同じセンサ数で分解能を上げたり、又は同じ分解能でセンサ数を減少したりすることも簡単に行うことが可能であり、位置検出装置の小型化や分解能向上に非常に効果が高い。
請求項5に記載の発明では、互いに相対移動可能な固定部材及び可動部材のうちの一方に複数の検出センサが、移動方向に沿って1以上の凹部を有する位置検出用プレートが他方に各々取着され、前記可動部材が前記固定部材に対して相対移動した際に、前記検出センサが前記凹部のエッジの有無を検出してH信号又はL信号を各々出力することにより、当該検出センサがその移動位置に応じた符号コードを出力する位置検出装置において、前記検出センサを前記移動方向に沿って1周期内に均等間隔で配置し、前記エッジの切り換わりによって出力される前記1周期内の前記符号コードの出力数が、該符号コードの最大組み合わせ総数以下となるように前記凹部の個数を設定し、前記位置検出用プレートが移動する際、このプレートが前記位置検出装置の分解能の距離を動く度に、前記エッジが前記検出センサの何れかを通過するようなエッジ位置の組み合わせを求め、前記エッジ位置の組み合わせの中から、前記位置検出用プレートを1周期移動させた際に同一の前記符号コードが出力されないような組み合わせを選定し、それを前記凹部の各エッジ位置とすることによって前記エッジ位置が算出されていることを要旨とする。この発明によれば、請求項1と同様の作用が得られる。
本発明によれば、装置の製造効率を向上することができる。
以下、本発明を具体化した位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法及び位置検出装置を図1〜図6に従って説明する。
図1は、回転角度検出装置1の使用例を示す模式構成図である。回転角度検出装置1は、例えばモータ2の回転角度(回転数)を検出し、その回転角度に応じたパルス状の検出信号Sを制御装置3に出力する装置である。制御装置3は、モータ2に電力を供給して同モータ2を回転させる間、回転角度検出装置1から入力する検出信号Sを基にモータ2の回転角度を算出する。例えば、制御装置3は検出信号Sを基にモータ2の実回転速度を認識し、モータ2が目標回転速度で回転するようにモータ2をフィードバック制御する。なお、回転角度検出装置1が位置検出装置に相当する。
図1は、回転角度検出装置1の使用例を示す模式構成図である。回転角度検出装置1は、例えばモータ2の回転角度(回転数)を検出し、その回転角度に応じたパルス状の検出信号Sを制御装置3に出力する装置である。制御装置3は、モータ2に電力を供給して同モータ2を回転させる間、回転角度検出装置1から入力する検出信号Sを基にモータ2の回転角度を算出する。例えば、制御装置3は検出信号Sを基にモータ2の実回転速度を認識し、モータ2が目標回転速度で回転するようにモータ2をフィードバック制御する。なお、回転角度検出装置1が位置検出装置に相当する。
図2は、回転角度検出装置1の概略を示す概略構成図である。回転角度検出装置1は、モータ2の回転軸2aに固定されることによって回転軸2aと連れ回りする導磁板(以下、単にプレートと記す)4と、モータ2つまりプレート4の回転角度θを検出する複数(本例は5つ)の磁気センサ(以下、単にセンサと記す)5(5a〜5e)とを備えている。プレート4は、例えば円板状に形成され、磁束B(図3参照)を引き込む材質を用いている。なお、プレート4が位置検出用プレートに相当する。
一方、センサ5a〜5eは、例えばモータ2を支持する支持面7に取り付けられ、プレート4の外周面と対応する位置に配置されている。各センサ5a〜5eの近傍には、各々のセンサ5a〜5eと組をなすように複数(本例はセンサに合わせて5つ)の磁石6a〜6eが配置されている。各センサ5a〜5eは、磁石6a〜6eから各々受ける磁束B(図3参照)の向きに応じてH信号又はL信号を出力する。なお、回転軸2aが可動部材、支持面7が固定部材に相当し、センサ5(5a〜5e)がセンサに相当する。
プレート4の外周面には、その周方向に沿って複数の切欠部8及び突出部9が交互に形成されている。各センサ5a〜5eは、対向位置に切欠部8が位置した際と突出部9が位置した際とで各々異なる信号(L信号又はH信号)を出力する。即ち、磁石6a〜6eの磁束Bは突出部9に引き込まれるため、センサ5a〜5eの対向位置に突出部9が位置した際には、図3(a)に示すように磁束Bがプレート4の径方向に流れ、センサ5a〜5eはこの向きの磁束Bを検出してH信号を出力する。一方、センサ5a〜5eの対向位置に切欠部8が位置した際には、図3(b)に示すように磁束Bがプレート4の周方向に曲がり、センサ5a〜5eはこの向きの磁束Bを検出してL信号を出力する。なお、切欠部8が凹部に相当する。
図2に示すように、プレート4の回転の1周期をTとすると、各センサ5a〜5eは1周期T内で均等間隔で配置されている。ここで言う1周期Tとは、プレート4が1周期T分回転すると、回転角度検出装置1がハード的に回転前と同じ状態になる間隔のことを言う。従って、センサ5のセンサ数をnとした場合、センサ5a〜5eの配置間隔Wは、次式(1) で算出される。
W=T/n … (1)
また、センサ5は、プレート4の1つの切欠部8(突出部9でも言える)で、切欠部8のエッジ10の有→無と、同エッジ10の無→有とを見ることによって、2箇所の位置検出が可能である。このため、センサ5が1つの場合、1周期T内にm個の切欠部8が存在するとすれば、1周期T内においては2m個の位置検出が可能となる。そして、センサ数がn個の場合、1周期T内では最大2mn個の位置検出が可能である。即ち、この2mnという値は、1周期T内においてn個のセンサ5とm個の切欠部8とで表現できる符号コード、つまり「0」と「1」のデジタル出力の出力数Dout に相当する。
また、センサ5は、プレート4の1つの切欠部8(突出部9でも言える)で、切欠部8のエッジ10の有→無と、同エッジ10の無→有とを見ることによって、2箇所の位置検出が可能である。このため、センサ5が1つの場合、1周期T内にm個の切欠部8が存在するとすれば、1周期T内においては2m個の位置検出が可能となる。そして、センサ数がn個の場合、1周期T内では最大2mn個の位置検出が可能である。即ち、この2mnという値は、1周期T内においてn個のセンサ5とm個の切欠部8とで表現できる符号コード、つまり「0」と「1」のデジタル出力の出力数Dout に相当する。
一方、各センサ5a〜5eは、それぞれ2個の出力状態(Hレベル/Lレベル)を判別可能である。よって、n個のセンサ数で表現できる符号コード、つまり「0」と「1」のデジタル出力の総数Dmax は2n個となる。従って、切欠部8の個数mは、次式(2) を満たす必要がある。
2mn≦2n … (2)
式(2) を満たす切欠部8の個数mとセンサ数nの組み合わせは、図4に示す非網掛領域の部分となる。なお、式(2) を満たさない(2mn>2nが成立する)組み合わせは、図4に示す網掛領域の部分となるが、この領域では同一値の符号コードが出力されてしまうため、この領域の組み合わせは使えない。但し、図4に示す非網掛領域でも同一値の符号コードが出力される可能性があり、この中から更に絞り込む必要がある。
式(2) を満たす切欠部8の個数mとセンサ数nの組み合わせは、図4に示す非網掛領域の部分となる。なお、式(2) を満たさない(2mn>2nが成立する)組み合わせは、図4に示す網掛領域の部分となるが、この領域では同一値の符号コードが出力されてしまうため、この領域の組み合わせは使えない。但し、図4に示す非網掛領域でも同一値の符号コードが出力される可能性があり、この中から更に絞り込む必要がある。
続いて、計算を分り易くするために、1周期を「T」、センサ数nを「5」、切欠部8の個数mを「2」として計算を進める。切欠部8を基にしたセンサ5の位置検出可能個数つまり1周期T内における出力数Dout は、本例において「2mn」で算出されることから、これに値を代入すると20(=2×2×5)通りとなる。従って、センサ5a〜5eは1周期T内で20回の出力変化が可能である。また、1周期Tの出力数Dout が「2mn」で表されることから、回転角度検出装置1の分解能(単位角度とも言う)aは次式(3) によって算出される。
a=T/2mn … (3)
従って、式(3) に値を代入すると、本例の分解能aはT/20となる。従って、a=T/20という関係から1周期Tは「20a」となるため、配置間隔Wは式(1) を基に求めると4a(=20a/5)となる。
従って、式(3) に値を代入すると、本例の分解能aはT/20となる。従って、a=T/20という関係から1周期Tは「20a」となるため、配置間隔Wは式(1) を基に求めると4a(=20a/5)となる。
ここで、次に決める必要があるものは切欠部8のエッジ10の位置(以下、エッジ位置と記す)Pであり、本例は2つの切欠部8があるので、4つのエッジ位置Pa,Pb,Pc,Pd(図5参照)を決める必要がある。この計算を簡単にするために、本例においては1周期開始位置、つまりセンサ5aが配置された位置を基準位置「0」とし、この基準位置「0」に切欠部8のエッジ位置Paを一致させた状態を考える。従って、残りのエッジ位置Pを求める必要があるが、この場合の残りエッジ数Lは次式(4) で求まる。
L=2m−1 … (4)
よって、本例は切欠部8の個数mが「2」であるため、残りエッジ数dは3(=2×2−1)となる。即ち、エッジ位置Paを1周期開始位置「0」に設定していることから、3箇所のエッジ位置Pb,Pc、Pdを求める必要がある。
よって、本例は切欠部8の個数mが「2」であるため、残りエッジ数dは3(=2×2−1)となる。即ち、エッジ位置Paを1周期開始位置「0」に設定していることから、3箇所のエッジ位置Pb,Pc、Pdを求める必要がある。
そして、プレート4が隣接センサ間(即ち、センサ5の配置間隔W)を回転する際、プレート4が分解能aの距離を動く度に、エッジ10がセンサ5a〜5eのうち何れかを通過するような位置にエッジ位置Pb〜Pdを配置する。即ち、エッジ位置Pb〜Pdは、プレート回転時に複数のセンサ5a〜5eが同時にエッジ10を検出しない位置に配置されている。これは、センサ5a〜5eのセンサ出力が同時に変化すると、その分だけ符号コードを無駄にすることから、この組み合わせを除外している。このエッジ位置Pb〜Pdは、センサ5a〜5eの何れかに対して+a,+2a,…,a(2m−1)ずらした位置に配置され、センサ番号をK(=0,1,…,n−1)とすると、次式(5) によって求まる。
Pb(Pc,Pd)=a(2mK+L) … (5)
これを以下に説明すると、各センサ5a〜5eの配置位置は、配置間隔Wが「4a」であるから、センサ5aを基準位置「0」とした場合、センサ5bの位置が「4a」、センサ5cの位置が「8a」、センサ5dの位置が「12a」、センサ5eの位置が「16a」となる。そして、各センサ5a〜5eのセンサ位置に「+a」、「+2a」、「+3a」をそれぞれ加算することにより、各センサ位置でのエッジ位置Pa〜Pdの候補値を算出する。
これを以下に説明すると、各センサ5a〜5eの配置位置は、配置間隔Wが「4a」であるから、センサ5aを基準位置「0」とした場合、センサ5bの位置が「4a」、センサ5cの位置が「8a」、センサ5dの位置が「12a」、センサ5eの位置が「16a」となる。そして、各センサ5a〜5eのセンサ位置に「+a」、「+2a」、「+3a」をそれぞれ加算することにより、各センサ位置でのエッジ位置Pa〜Pdの候補値を算出する。
即ち、図6の表11に示すように、本例においてはセンサ5a〜5eのセンサ位置「0」、「4a」、「8a」、「12a」、「16a」に、それぞれ「+a」、「+2a」、「+3a」を加算し、その加算値をエッジ位置Pb〜Pdの候補値として導き出す。そして、「+a」、「+2a」、「+3a」の各々の縦の列の括りから1つずつ候補値を選択し、そのように選択した組み合わせが、プレート回転時に複数のセンサ5a〜5eが同時にエッジ10を検出しないエッジ位置Pb〜Pdの組み合わせとなる。
なお、残りエッジ数Lのそれぞれにセンサ番号Kを代入してエッジ位置Pb〜Pdを求めることになるため、エッジ位置Pa〜Pdの組み合わせ数Xは、次式(6) を満たす個数となる。
X=n(2m−1) … (6)
ここで、本例のようにセンサ数nが5個で、切欠部8の個数mが2個の場合、組み合わせ数Xは125通りとなる。また、図5は、エッジ位置Pbに「5a」、エッジ位置Pcに「10a」、エッジ位置Pdに「15a」を選択した例を図示している。
ここで、本例のようにセンサ数nが5個で、切欠部8の個数mが2個の場合、組み合わせ数Xは125通りとなる。また、図5は、エッジ位置Pbに「5a」、エッジ位置Pcに「10a」、エッジ位置Pdに「15a」を選択した例を図示している。
そして、ここで得られたエッジ位置Pa〜Pdの組み合わせに対し、1周期内で同出力(同一符号コード)がないことを確認する必要がある。この処理に関しては、実際に得られる符号コードを計算により求めて重複がないかどうかを確認することになるが、例えば計算表ソフト等を用いれば容易に計算を行うことが可能である。そして、この処理によって絞り込まれたエッジ位置Pa〜Pdの組み合わせが、最終的なエッジ位置Pa〜Pdの位置として算出される。
従って、センサ数nが「5」、切欠部8の個数mが「2」の場合、例えば1周期における切欠比を「突出部:切欠部:突出部:切欠部」で表すと、「2:3:6:9」、「2:3:10:5」、「2:5:6:7」、「3:3:7:7」の切欠比が切欠部8のエッジ位置Pa〜Pdとして得られる。従って、例えば1周期Tが「60度」で切欠比が「2:3:6:9」の場合、基準位置「0」を基点に切欠部8を6度間隔、その隣の突出部9を9度間隔、その隣の切欠部8を18度間隔、その隣の突出部9を27度間隔で各々形成すれば、所望のセンサ数及び分解能の条件下で同一符号コードの出ない回転角度検出装置1が得られる。
なお、本例は回転角度を見る回転角度検出装置1であるため、「2:3:6:9」には回転及び反転によって派生解が得られる。従って、派生解として求まる「3:6:9:2」、「6:9:2:3」、「9:2:3:6」、「2:9:6:3」、「3:2:9:6」、「6:3:2:9」、「9:6:3:2」の切欠比も、本例においては採用可能である。
従って、本例によれば、切欠部8(突出部9とも言える)のエッジ位置Pa〜Pdが計算によって求まるので、回転角度検出装置1の製品設計を簡単に行うことが可能となり、設計から製造までに至る製造効率を高めることが可能となる。また、この計算を用いれば、自由にセンサ5のセンサ数n及び配置間隔Wや切欠部8のエッジ位置P等を設定することが可能となり、例えば従来と同じセンサ数nで分解能を上げたり、同じ分解能でセンサ数nを減少したりすることも可能である。従って、回転角度検出装置1の分解能向上や小型化に非常に効果が高い。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)プレート4に形成する切欠部8のエッジ位置Pa〜Pdが計算によって求まるので、回転角度検出装置1の製品設計を簡単に行うことができ、設計から製造に至る製造効率を向上することができる。また、本例のように回転角度検出装置1の設計パラメータ(センサ数、センサ配置間隔、エッジ位置)が計算により求められれば、従来と同じセンサ数で分解能を上げたり、同じ分解能でセンサ数を減少したりすることもでき、回転角度検出装置1の分解能向上や小型化に非常に効果が高い。
(1)プレート4に形成する切欠部8のエッジ位置Pa〜Pdが計算によって求まるので、回転角度検出装置1の製品設計を簡単に行うことができ、設計から製造に至る製造効率を向上することができる。また、本例のように回転角度検出装置1の設計パラメータ(センサ数、センサ配置間隔、エッジ位置)が計算により求められれば、従来と同じセンサ数で分解能を上げたり、同じ分解能でセンサ数を減少したりすることもでき、回転角度検出装置1の分解能向上や小型化に非常に効果が高い。
(2)複数のセンサ5a〜5eの出力が同時に変化しないエッジ位置Pa〜Pdを選定する際、求めるエッジ位置Pa〜Pbのうちエッジ位置Paを基準位置「0」に置き、これを前提条件として、各センサ5a〜5eのセンサ位置に「+a」、「+2a」、「+3a」を各々加算して候補値を算出する。そして、これら候補値の中から、同一加算値の括りで1つずつ候補値を選択し、エッジ位置Pa〜Pdの組み合わせを算出する。従って、この手順を経れば、同時に2箇所以上のセンサ出力が変化しないエッジ位置の組み合わせを簡単に求めることができる。また、図6に示す表11を作成し、この表11を用いてエッジ位置Pa〜Pdの算出作業を行えば、組み合わせを間違えてしまうことも生じ難くなり、計算作業の効率化に効果がある。
(3)本例の装置は回転角度検出装置1であるので、回転角度θを検出することができる。また、この種の回転角度検出装置1は車両等に搭載されるため、分解能が高く、しかも小型の装置としたい要望が多いが、本例の計算方法を用いれば高分解能及び小型のバランスがとれた回転角度検出装置1が製造可能であるので、このような要望を満たすことができる。
なお、本実施形態は上記構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 検出センサは、実施形態に記載の磁気センサに限らず、例えば光センサ等の他のセンサを用いてもよい。また、磁気センサを用いた場合、同センサはホールIC又は磁気抵抗素子のどちらを用いてもよい。
・ 検出センサは、実施形態に記載の磁気センサに限らず、例えば光センサ等の他のセンサを用いてもよい。また、磁気センサを用いた場合、同センサはホールIC又は磁気抵抗素子のどちらを用いてもよい。
・ 1周期Tは、実施形態に記載の60度に限定されず、例えば180度や360度を採用してもよい。
・ 制御装置3は、必ずしもモータ2をフィードバック制御することに限定されず、例えばフィードフォワード制御でモータ2を駆動制御してもよい。
・ 制御装置3は、必ずしもモータ2をフィードバック制御することに限定されず、例えばフィードフォワード制御でモータ2を駆動制御してもよい。
・ 制御装置3は、1周期Tが60度であってもプレート4の1回転(即ち、360度)を検出可能としてもよい。即ち、プレート4が1周期T分回転する度に、制御装置3が内部のカウンタでそれをカウントすることによって360度を検出可能としてもよい。なお、1回転以上を見る場合についても同様である。
・ 回転角度検出装置1は、モータ2の回転角度θを検出するものに限定されず、例えば車両のステアリングシャフトの回転量、シフトレバーのシフト位置、車輪の回転数を検出する装置として用いてもよい。
・ 位置検出装置は、回転角度θを検出する装置に限定されず、例えばプレート4がセンサ5に対して平行移動するリニア位置検出装置でもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(1)請求項5において、前記可動部材が前記固定部材に対して相対回転することにより、前記検出センサがその回転位置に応じた符号コードを出力し、前記位置検出用プレートの回転角度を検出する。
1…位置検出装置としての回転角度検出装置、2a…可動部材としての回転軸、4…位置検出用プレートとしての導磁板(プレート)、5(5a〜5e)…検出センサとしてのセンサ、7…固定部材としての支持面、8…凹部としての切欠部、10…エッジ、T…1周期、Dout …出力数、Dmax …総数、m…個数、a…分解能、P(Pa〜Pd)…エッジ位置、W…配置間隔、K…センサ番号。
Claims (5)
- 互いに相対移動可能な固定部材及び可動部材のうちの一方に複数の検出センサが、移動方向に沿って1以上の凹部を有する位置検出用プレートが他方に各々取着され、前記可動部材が前記固定部材に対して相対移動した際に、前記検出センサが前記凹部のエッジの有無を検出してH信号又はL信号を各々出力することにより、当該検出センサがその移動位置に応じた符号コードを出力する位置検出装置の位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法において、
前記検出センサを前記移動方向に沿って1周期内に均等間隔で配置するステップと、
前記エッジの切り換わりによって出力される前記1周期内の前記符号コードの出力数が、該符号コードの最大組み合わせ総数以下となるように前記凹部の個数を設定するステップと、
前記位置検出用プレートが移動する際、このプレートが前記位置検出装置の分解能の距離を動く度に、前記エッジが前記検出センサの何れかを通過するようなエッジ位置の組み合わせを求めるステップと、
前記エッジ位置の組み合わせの中から、前記位置検出用プレートを1周期移動させた際に同一の前記符号コードが出力されないような組み合わせを選定し、それを前記凹部の各エッジ位置とするステップと
を備えたことを特徴とする位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法。 - 前記エッジ位置の組み合わせを求める前記ステップでは、複数の前記検出センサのうち1つを基準位置に設定し、前記検出センサのセンサ位置に対し、1ずつ順に値が繰り上がる整数倍の前記分解能を各々加算してエッジ位置の候補値を導き出す処理を、該整数倍が前記均等間隔よりも小さい範囲で前記検出センサごとに行い、該候補値のうち同一加算値の括りの中から1つずつ値を選定することで前記エッジ位置の組み合わせを求めることを特徴とする請求項1に記載の位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法。
- 前記位置検出装置は、前記可動部材が前記固定部材に対して相対回転することにより、前記検出センサがその回転位置に応じた符号コードを出力する回転角度検出装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法。
- 互いに相対移動可能な固定部材及び可動部材のうちの一方に複数の検出センサが、移動方向に沿って1以上の凹部を有する位置検出用プレートが他方に各々取着され、前記可動部材が前記固定部材に対して相対移動した際に、前記検出センサが前記凹部のエッジの有無を検出してH信号又はL信号を各々出力することにより、当該検出センサがその移動位置に応じた符号コードを出力する位置検出装置の位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法において、
前記移動方向に沿って均等間隔で配置する前記検出センサの数をn、位置検出の1周期をTとすると、n個の前記検出センサの配置間隔Wを計算式W=T/nで算出し、前記凹部の個数をmとすると、当該凹部の個数mを計算式2mn≦2nの条件を満たす個数に設定し、前記位置検出装置の分解能aを計算式a=T/2mnで算出し、複数のエッジ位置のうち所定の1つを基準位置に設定し、前記検出センサのセンサ番号をK(=0,1,…,n−1)とし、残りのエッジ位置Pの数をL(=1,2,…,2m−1)とすると、該残りの前記エッジ位置Pの組み合わせを計算式P=a(2mK+L)で算出し、当該組み合わせのうち、前記位置検出用プレートを1周期移動させた際に同一の前記符号コードが出力されないような組み合わせを選定し、該組み合わせを前記凹部の各エッジ位置とすることを特徴とする位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法。 - 互いに相対移動可能な固定部材及び可動部材のうちの一方に複数の検出センサが、移動方向に沿って1以上の凹部を有する位置検出用プレートが他方に各々取着され、前記可動部材が前記固定部材に対して相対移動した際に、前記検出センサが前記凹部のエッジの有無を検出してH信号又はL信号を各々出力することにより、当該検出センサがその移動位置に応じた符号コードを出力する位置検出装置において、
前記検出センサを前記移動方向に沿って1周期内に均等間隔で配置し、前記エッジの切り換わりによって出力される前記1周期内の前記符号コードの出力数が、該符号コードの最大組み合わせ総数以下となるように前記凹部の個数を設定し、前記位置検出用プレートが移動する際、このプレートが前記位置検出装置の分解能の距離を動く度に、前記エッジが前記検出センサの何れかを通過するようなエッジ位置の組み合わせを求め、前記エッジ位置の組み合わせの中から、前記位置検出用プレートを1周期移動させた際に同一の前記符号コードが出力されないような組み合わせを選定し、それを前記凹部の各エッジ位置とすることによって前記エッジ位置が算出されていることを特徴とする位置検出装置。
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JP2005036377A JP2006220615A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | 位置検出用プレートの凹部エッジ位置算出方法及び位置検出装置 |
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2005
- 2005-02-14 JP JP2005036377A patent/JP2006220615A/ja active Pending
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