JPH05252037A - 誤り訂正・検出機能付ロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダ - Google Patents

誤り訂正・検出機能付ロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダ

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JPH05252037A
JPH05252037A JP3063804A JP6380491A JPH05252037A JP H05252037 A JPH05252037 A JP H05252037A JP 3063804 A JP3063804 A JP 3063804A JP 6380491 A JP6380491 A JP 6380491A JP H05252037 A JPH05252037 A JP H05252037A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定周期の周期系列の途中を削除して作成し
た「任意の周期の周期系列」を1トラック型アブソリュ
−ト・パタ−ンに採用したロ−タリ・アブソリュ−ト・
エンコ−ダにおいて、センサ1個が読み誤った場合には
読み誤りセンサを特定し、センサ2個が同時に読み誤っ
た場合には警報を出力する。 【構成】 1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンの継
目を含んで読取られるべきすべての二進数が相互にハミ
ング距離4以上となる個数のセンサを検出部に配列し
て、センサが読取った二進数を判別手段で判別する。判
別回路は、予め蓄えた前記読み取られるべき二進数そ
のもの、前記読取られるべき二進数からハミング距離
1の二進数、前記読取られるべき二進数からハミング
距離2の二進数のそれぞれに対してセンサが読取った二
進数を対照して、ハミング距離1の二進数の場合は読
み誤りセンサの特定信号、ハミング距離2の二進数の
場合は読み誤りの警報信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原始多項式により発生
した二値の周期系列を基にして、a該系列の途中を切り
取って継ぐ、またはb0を加える手法により作成した任
意の周期の1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンにつ
いて、それぞれa該継目部、b該0部を含む絶対位置に
おけるセンサ1個の読み誤りを訂正し、センサ2個の読
み誤りを警報することができるロ−タリ−・アブソリュ
−ト・エンコ−ダに関する。
【0002】
【従来の技術】アブソリュ−ト・エンコ−ダは、符号板
に対する検出部の各相対位置がそれぞれ異なる番地(絶
対位置信号)で出力されるようにした計測器であって、
符号板には該番地の数字を磁気的、光学的性質等の物理
情報に置換えて連続的に配置したアブソリュ−ト・パタ
−ンが形成されるとともに、検出部には該パタ−ンの物
理情報を判別するセンサが配置され、符号板に物理情報
を用いて記録された固有の番地を検出部が直接に読取る
ものである。アブソリュ−ト・エンコ−ダは、外観上、
帯状の符号板に沿って検出部が直線的に移動するリニア
型のものと、円盤または円筒状の符号板に対して検出部
が角移動するロ−タリ−型のものに大別され、後者では
1周期を経て元の番地に戻る。
【0003】アブソリュ−ト・エンコ−ダとしては、従
来、多トラック型のものが一般的であった。これは、多
数の並列なトラックからなるアブソリュ−ト・パタ−ン
を符号板に形成し、検出部にはそれぞれのトラックに対
応させてセンサを配置したもので、該センサがパタ−ン
からバイナリ−コ−ドやグレイコ−ドの「規則(順序)
正しい番地」を読取る。例えば、4桁のバイナリ−コ−
ドを読取る4トラック型アブソリュ−ト・エンコ−ダで
は、符号板に4本の並列なトラック、 23 トラック …0000000011111111 22 トラック …0000111100001111 21 トラック …0011001100110011 0 トラック …0101010101010101 絶対位置 abcdefghijklmnop が形成され、4本のトラックの同一位相位置を並列に読
取って、a=0000、b=0001、…からo=11
10、p=1111まで、順序正しい二進数のa〜p1
6個の番地が次々に得られる。
【0004】一方、近年、全周期系列やM系列等の特殊
な二値数列を最小読取り単位に置換えて配列した1トラ
ック型アブソリュ−ト・パタ−ンを用いる1トラック型
アブソリュ−ト・エンコ−ダが盛んに研究されている。
1トラック型アブソリュ−ト・エンコ−ダは、1トラッ
ク型アブソリュ−ト・パタ−ンを符号板に形成し、検出
部にはパタ−ンに沿って複数個のセンサを1列に配置し
たもので、センサがパタ−ンから「それぞれ異なるが順
序はでたらめな二進数の番地」を読取る。1トラック型
アブソリュ−ト・エンコ−ダは、アブソリュ−ト・パ
タ−ンが1本で済み、センサが等間隔で1列に配置さ
れ、多トラック型の場合のようなトラック相互間での
センサ配置の位相調整が不要である、等の理由により、
アブソリュ−ト・エンコ−ダの小型化、および配線を含
む全体構造の簡略化に極めて有利である。
【0005】例えば、+で排他的論理和を表わした原始
多項式、g(x) =X4 +X+1から得られるM系列は、
初期値0001(abcd)から、e=b+a、f=c
+b、g=d+c、h=e+d、i=f+e、j=g+
f、k=h+f、…という具合に次々と演算して、a=
m+l、b=n+m、c=o+n、d=a+oに至って
閉じる、 000100110101111 abcdefghijklmno という15個の符号a〜oからなる周期系列(oの次は
aに戻る)であって、この数列上、任意の連続4個の符
号で構成される4桁の二進数は0001、0010、0
100、…0111、1111、…1000と15個す
べて異なる。従って、符号板上に該数列を最小読取り単
位に置換えた1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンを
形成し、検出部には該パタ−ン上の連続した4個の最小
読取り単位を検出するようにセンサを配置して1トラッ
ク型アブソリュ−ト・エンコ−ダが構成され、a=00
01、b=0010、…からn=1100、o=100
0まで、それぞれ異なるが順序はでたらめな二進数の番
地が読取られる。このでたらめな二進数の番地で機械制
御上問題がある場合には、センサで読取った番地をその
まま出力しないで、近年にコストダウンの著しい半導体
メモリ素子(対照表)を用いて、バイナリ−コ−ドのよ
うな「順序正しい番地」に1対1変換してから出力する
ようにしている。
【0006】ところで、多トラック型、1トラック型に
かかわらずアブソリュ−ト・エンコ−ダにおいてセンサ
が1個でもアブソリュ−ト・パタ−ンを読み誤ると、実
際の番地とは異なる番地が出力されるが、これにより、
アブソリュ−ト・エンコ−ダを組込んだロボットや工作
機械が一瞬にして制御不能になる、または暴走して重大
な事故を引き起す可能性がある。従って、アブソリュ−
ト・エンコ−ダのセンサ読み誤りの問題に関しては、従
来から、(1) センサがパタ−ンを読み誤る可能性を低下
させる、または(2) 読み誤りの発生を検出して警告す
る、(3) 読み誤りセンサを特定してセンサ出力(読み誤
り)を訂正する、各方向で種々の対策が検討されてい
る。
【0007】ここで、多トラック型の場合には、読み
誤るセンサがほぼ限定され、パタ−ンの規則性を利用
して読取りの信頼性を高めることができ、バイナリ−
コ−ドやグレイコ−ドの規則性を利用して読み誤りセン
サを特定することができるから、上記(1) 〜(3) の対策
が比較的に容易である。
【0008】例えば、上述のバイナリ−コ−ドを読取る
4トラック型アブソリュ−ト・エンコ−ダの場合、読
み誤る可能性の高いセンサは20 桁のピッチが最も小さ
いトラックを読取るものにほぼ限定され、各トラック
は単純な等間隔の繰返しパタ−ンであるから、同一ピッ
チのマスクを重ねて複数ピッチを一括検出する方法(特
願平2−201313号で紹介した)が採用でき、隣
接する絶対位置の番地に1を加算または減算した結果と
比較すれば読取った番地をリアルタイムに容易に確認で
きる。
【0009】しかし、1トラック型の場合には、半導体
メモリ素子を用いて多トラック型アブソリュ−ト・エン
コ−ダ並みの順序正しい番地に変換する場合でも、符
号板から検出部のセンサが実際に読取る番地は「それぞ
れ異なるが順序はでたらめな二進数」であって、読取
りに利用できるようなパタ−ンの規則性も無く、各セ
ンサは等しく読み誤る可能性があるから、多トラック型
の場合よりも上記(1)〜(3) いずれの対策も困難であ
る。
【0010】このような1トラック型アブソリュ−ト・
エンコ−ダにおける、(2) 読み誤りの発生を検出して警
告する、また(3) 読み誤りセンサを特定してセンサ出力
(読み誤り)を訂正する必要性と困難さを鑑みて、本願
出願人は、特願平2−73537号および特願平2−2
51730号を提案した。前者ではアブソリュ−ト・パ
タ−ンを発生した原始多項式の関係を用いて読取った番
地を確認しており、後者では、該原始多項式の関係を複
数組合せて読み誤りセンサを特定している。
【0011】すなわち、M系列は、+で排他的論理和を
表わし、係数ai(ay 〜 a0)を0または1の値とし、ay
a0=1であるような原始多項式、g(x)=ayxy+ay-1xy-1
+ …+a1x1+a0 を用いて適当な初期値から次々に演算し
て定めた二値の数列のうちで最大周期のものであって、
数列上の任意の位相位置で抽出したy桁の二進数がす
べて異なるとともに1周期の中にy桁のすべての二進数
(すべて0を除く)が含まれ、かつ任意の位相位置で
抽出したy+1桁の二進数について、前記原始多項式の
ay=1に相当する位置の符号すべての排他的論理和が常
に0である、という性質を有する。従って、特願平2−
73537号ではの関係から読取った番地を確認し、
特願平2−251730号ではの関係を必要な数まで
組合せて読み誤りセンサを特定している。
【0012】例えば、上述のM系列、 000100110101111 abcdefghijklmno の場合、任意の連続4個の符号で構成される4桁の二
進数が0001、0010、0100、…0111、1
111、…1000と15個それぞれ異なり、かつ、初
期値0001(abcd)から、e=b+a、f=c+
b、g=d+c、h=e+d、i=f+e、j=g+
f、k=h+f、…と演算して該数列を得た過程からも
明らかなように、任意の連続5個の符号で構成される
5桁の二進数について、5桁目と4桁目と1桁目の数値
の排他的論理和が常に0である、という関係を有する。
【0013】従って、該数列から作成した1トラック型
アブソリュ−ト・パタ−ンでは、該数列上の連続7個の
最小読取り単位(例えばabcdefg)を読取って、
左から連続4個(abcd)の最小読取り単位から番
地(abcd)を組立てるとともに、両端の5個それ
ぞれについて上述の演算関係(e=b+aおよびg=d
+c)を確認して組立てた番地(abcd)に読み誤り
が無いことを調べることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述の、2
つの性質を有するM系列は、の性質により1トラック
型アブソリュ−ト・パタ−ンに採用され、の性質によ
りセンサ読み誤りの検出が可能であるが、周期が常に2
y −1となり、任意に定めることができないという欠点
を有する。すなわち、工業的には60、360、10、
100、2n 等の周期が都合が良いが、これらの周期の
M系列は存在しない。
【0015】一方、2y の周期を有する周期系列を得る
手法として、(1) 2y −1の周期のM系列に全0の番地
を1個追加する方法が知られている。また、2y −1以
下の任意の周期を有する周期系列を得る手法として、
(2) 2y −1の周期のM系列の途中を削除して継ぐ方法
が知られている。従って、これらの手法(1) 、(2) を用
いれば、上記の性質を維持したままで工業的に都合の
良い2y および2y −1以下の任意の周期の数列を簡単
に作成できる。しかし、これらの手法(1) 、(2)を用い
た場合、それぞれ(1) 全0の番地を追加した部分、また
は(2) 削除した切れ目の部分での性質が失われ、この
部分を通過する前後ではの性質を用いたセンサ読み誤
りの検出を実行できなくなるという問題がある。
【0016】例えば、上述の15個の符号からなるM系
列、 000100110101111 abcdefghijklmno の末尾に0を追加してより実用的な周期24 =16の新
しい数列、 0001001101011110 abcdefghijklmnop を作成すると、番地p=0000となって、番地a〜o
から判別されるが、pを含む位置関係のうち、opab
cでは1+0+0≠0、pabcdでは0+0+1≠0
となっての性質が失われている。
【0017】また、例えば、上述の15個の符号からな
るM系列、 000100110101111 abcdefghijklmno をiで打ち切って周期9の新しい数列、 000100110 abcdefghi を作成すると、該数列上では任意の連続4個の符号で構
成される4桁の二進数が0001、0010、…011
0、1100、1000と9個すべて異なり、番地a〜
iを相互に判別できるが、継目を含む位置関係のうち、
fghiaでは0+1+0≠0、hiabcでは1+0
+0≠0、同iabcdでは0+0+1≠0となって
の性質が失われている。
【0018】従って、このような1トラック型アブソリ
ュ−ト・パタ−ンを有するロ−タリ−・アブソリュ−ト
・エンコ−ダにおいては、上述のの性質に依存したセ
ンサ読み誤りの訂正・検出手段を用いたパタ−ン1周に
わたる正確な動作は期待できない。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) 2y −1
の周期のM系列に0を追加して得られた2y の周期を持
つ1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンにおける該0
の前後の絶対位置、および(2) 2y −1の周期のM系列
の途中を削除して継いで得られた2y −1以下の任意の
周期の1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンにおける
該継目の前後の絶対位置であっても、センサ1個の読み
誤りを訂正でき、センサ2個の読み誤りを警報できるロ
−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダを提供すること
を目的としている。
【0020】本発明の請求項1の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、原始多
項式により発生した周期系列の途中を継いで作成した1
トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンを有する符号板
と、符号板に対して相対移動可能な検出部とからなるロ
−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダにおいて、アブ
ソリュ−ト・パタ−ンの継目を挟むすべての番地でハミ
ング距離が4となるような桁数個のセンサを検出部に配
置するとともに、該センサ群が読取る二進数を調べて、
該センサ群がアブソリュ−ト・パタ−ンの継目にかかる
すべての二進数そのものに対して誤り無し信号、該二進
数からハミング距離が1である二進数に対して誤りセン
サの特定信号、該二進数からハミング距離が2である二
進数に対して警告信号、をそれぞれ出力する判別手段を
設けたものである。
【0021】本発明の請求項2の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、請求項
1の誤り訂正・検出機能付きロ−タリ−・アブソリュ−
ト・エンコ−ダにおいて、原始多項式の関係に基いて1
個のセンサが誤ると該センサの特定信号、2個のセンサ
が誤ると警告信号をそれぞれ出力する第2判別手段を設
けるとともに、前記判別手段が誤り無し信号または誤り
センサの特定信号を出力した場合に前記判別手段の出力
を選択し、第2判別手段が誤り無し信号または誤りセン
サの特定信号を出力した場合に第2判別手段の出力を選
択する間検出手段を備えたものである。
【0022】本発明の請求項3の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、原始多
項式により発生した周期系列に0を加えた1トラック型
アブソリュ−ト・パタ−ンを有する符号板と、該符号板
に対して相対移動可能な検出部とからなるロ−タリ−・
アブソリュ−ト・エンコ−ダにおいて、加えられた0を
含むすべての番地でハミング距離が4となるような桁数
個のセンサを検出部に配置するとともに、該センサ群が
読取る二進数を調べて、該センサ群がアブソリュ−ト・
パタ−ンの継目にかかるすべての二進数そのものに対し
て誤り無し信号、該二進数からハミング距離が1である
二進数に対して誤りセンサの特定信号、該二進数からハ
ミング距離が2である二進数に対して警告信号、をそれ
ぞれ出力する判別手段を設けたものである。
【0023】本発明の請求項4の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、請求項
3の誤り訂正・検出機能付きロ−タリ−・アブソリュ−
ト・エンコ−ダにおいて、原始多項式の関係に基いて1
個のセンサが誤ると該センサの特定信号、2個のセンサ
が誤ると警告信号をそれぞれ出力する第2判別手段を設
けるとともに、前記判別手段が誤り無し信号または誤り
センサの特定信号を出力した場合に前記判別手段の出力
を選択し、第2判別手段が誤り無し信号または誤りセン
サの特定信号を出力した場合に第2判別手段の出力を選
択する間検出手段を備えたものである。
【0024】
【作用】1トラック型アブソリュ−ト・エンコ−ダは、
実際には、読み誤りを起さないように各部の構造、寸法
が定められているので、センサ1個が読み誤る可能性は
低い。さらに、センサ2個が同時に読み誤る可能性は極
めて低く、センサ2個が同時に読み誤るような場合には
センサ破損等の致命的、末期的な事故が発生している可
能性が高い。従って、アブソリュ−ト・エンコ−ダの点
検、交換の目安としての警報、および稀には起こり得る
センサ1個の読み誤りの訂正が実用的に十分なものと言
える。また、センサの読み誤り訂正とは、読み誤りセン
サを特定して該センサの出力を反転することによって達
成できる。
【0025】本発明の請求項1の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、前述の
(2) の手法により作成された周期系列の1トラック型ア
ブソリュ−ト・パタ−ンの継目の部分において、1個の
読み誤りセンサの特定、および2個のセンサが読み誤っ
た場合の警報を行うものである。また、検出部に連続し
て設けたセンサにおける読み誤り無し、1個読み誤
り、2個読み誤りの判別は、これらのセンサが継目の
部分にかかるすべての番地について、それぞれ求めた
読み誤り無し、1個読み誤り、2個読み誤りに相当
する二進数をアドレスとした判別手段(記憶素子)が用
いられる。すなわち、判別手段は、センサが読取った二
進数を上記〜の場合に分類して、の場合は誤り無
し信号、の場合はセンサの特定信号、の場合は警告
信号を出力する。
【0026】ここで、検出部に連続して設けたセンサの
個数は、継目の部分にかかった状態でセンサが読取るべ
きすべての二進数が相互にハミング距離4以上を持つよ
うになるまで、番地を構成するビット数に冗長なビット
数を追加して得た個数であって、この個数に達して初め
て、読み誤り無し、1個読み誤り、2個読み誤り
が相互に判別できることになる。
【0027】すなわち、ハミング距離が1である2つの
二進数は1桁以外を共有し、一方の二進数の該桁を反転
すれば他方の二進数となる。従って、正しい番地の二進
数からハミング距離が1である二進数は1桁を読み誤っ
た間違い番地に相当し、該一桁を反転すれば正しい番地
の二進数に訂正できる。しかし、例えば、継目の部分に
かかった状態でセンサが読取るべき二進数のうちの2つ
がハミング距離1であれば、一方の二進数の1桁読み誤
りなのか、他方の二進数の読み誤り無しなのかを確認で
きないことになる。
【0028】また、ハミング距離が2である2つの二進
数は2桁以外を共有し、一方の二進数の該2桁を反転
(読み誤り)すれば他方の二進数となる。従って、継目
の部分にかかった状態でセンサが読取るべきすべての二
進数のうちの2つがハミング距離2であれば、共有しな
い2桁のうちの1桁に相当するセンサが読み誤った場合
にいずれの二進数が真であったかを特定できないが、少
なくとも1桁を読み誤っていることが確認できる。
【0029】また、ハミング距離が3である2つの二進
数は3桁以外を共有し、一方の二進数の該3桁を反転
(読み誤り)すれば他方の二進数となる。従って、継目
の部分にかかった状態でセンサが読取るべきすべての二
進数のうちの2つがハミング距離3であれば、共有しな
い3桁のうちの1桁に相当するセンサが読み誤った場合
でもいずれの二進数が真であったかを特定できるが、一
方の二進数における共有しない3桁のうちの2桁の読み
誤りと、他方の二進数における該2桁以外の1桁の読み
誤りとが等しいため、両者を判別できない。
【0030】一方、ハミング距離が4である2つの二進
数は4桁以外を共有し、一方の二進数の該4桁を反転
(読み誤り)すれば他方の二進数となる。従って、継目
の部分にかかった状態でセンサが読取るべきすべての二
進数のうちの2つがハミング距離4であれば、共有しな
い4桁のうちの1桁に相当するセンサが読み誤った場合
でもいずれの二進数が真であったかを特定でき、さら
に、一方の二進数における共有しない4桁のうちの2桁
の読み誤りと、他方の二進数における該2桁以外の1桁
の読み誤りとを明確に判別できる。すなわち、いかなる
1桁読み誤りの場合でもいずれの二進数が真であったか
を特定でき、2桁読み誤りを1桁読み誤りと混同するこ
とがない。
【0031】従って、1トラック型アブソリュ−ト・パ
タ−ンの継目を含んでセンサ群が読取るすべての二進数
が相互にハミング距離4以上となるようなセンサ数(桁
数)を選択して、該すべての二進数に対してハミング距
離が1である二進数(1個読み誤りに相当する)を予め
準備しておけば、該二進数をアドレスとして読み誤りセ
ンサを特定できる。また、該すべての二進数に対してハ
ミング距離が2である二進数(2個読み誤りに相当す
る)を予め準備しておけば、該二進数をアドレスとして
2個読み誤りの発生を明確に判別できる。
【0032】本発明の請求項2の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、前述の
(2) の手法により作成された周期系列の1トラック型ア
ブソリュ−ト・パタ−ンの全周において、1個の読み誤
りセンサの特定、および2個のセンサが読み誤った場合
の警報を行うものである。ここで、センサが継目にかか
る部分については請求項1の判別手段が担当し、その他
の部分については第2判別手段が担当する。また、間検
出手段は、判別手段と第2判別手段の出力状態を調べて
センサが継目にかかっているか否かを判別し、判別手段
から第2判別手段および第2判別手段から判別手段の切
換えを行う。
【0033】本発明の請求項3の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、前述の
(1) の手法により作成された周期系列の1トラック型ア
ブソリュ−ト・パタ−ンの0を加えた部分において、1
個の読み誤りセンサの特定、および2個のセンサが読み
誤った場合の警報を行うものである。また、検出部に連
続して設けたセンサにおける読み誤り無し、1個読
み誤り、2個読み誤りの判別は、これらのセンサが継
目の部分にかかるすべての番地について、それぞれ求め
た読み誤り無し、1個読み誤り、2個読み誤りに
相当する二進数をアドレスとした判別手段(記憶素子)
が用いられる。すなわち、判別手段はセンサが読取った
二進数を上記〜の場合に分類し、の場合は誤り無
し信号、の場合はセンサの特定信号、の場合は警告
信号を出力する。
【0034】ここで、検出部に連続して設けたセンサの
個数は、継目の部分にかかった状態でセンサが読取るべ
きすべての二進数が相互にハミング距離4以上を持つよ
うになるまで、番地を構成するビット数に冗長なビット
数を追加して得た個数であって、この個数に達して初め
て、読み誤り無し、1個読み誤り、2個読み誤り
が相互に判別できることになる。
【0035】本発明の請求項4の誤り訂正・検出機能付
きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダは、前述の
(1) の手法により作成された周期系列の1トラック型ア
ブソリュ−ト・パタ−ンの全周において、1個の読み誤
りセンサの特定、および2個のセンサが読み誤った場合
の警報を行うものである。ここで、センサが継目にかか
る部分については請求項1の判別手段が担当し、その他
の部分については第2判別手段が担当する。また、間検
出手段は、判別手段と第2判別手段の出力状態を調べて
センサが0を加えた部分にかかっているか否かを判別
し、判別手段から第2判別手段および第2判別手段から
判別手段の切換えを行う。
【0036】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0037】図1は、本発明の第1実施例のロ−タリ−
・アブソリュ−ト・エンコ−ダの模式図である。ここで
は、M系列の途中を削除して継いだ1トラック型アブソ
リュ−ト・パタ−ンの全周において、1個の読み誤りセ
ンサの特定、および2個のセンサが読み誤った場合の警
報を行う。
【0038】図1において、符号板Aに形成された1ト
ラック型アブソリュ−ト・パタ−ンTは、原始多項式、
(x)=x5+x4+x2+x+1を用いて初期値00001から発生さ
せた周期31(=25 −1)のM系列、 を基にして、下線部aと下線部bの上4桁が共通である
ことを利用してb以下10個の番地を削除、bの直前の
番地とaの番地を継いだ周期20の周期系列、0101
11110100010010を透明部:0、遮光部:
1の最小読取り単位に置換えて配列したものである。ま
た、符号板Aに対して相対移動可能な検出部Bには、連
続13個の最小読取り単位を検出するように、パタ−ン
Tに沿って13個のセンサS1〜S13 が配置されている。
判別回路Cは、センサS1〜S13 が読取った二進数を判別
して、読み誤り無しの場合には誤り無し信号c1、
1個読み誤りの場合にはセンサの特定信号c2、2個
読み誤りの場合には警告信号c3をそれぞれ出力する。
第2判別回路Dは、センサS1〜S11 が読取った二進数を
数式:x5+x4+x2+x+1=0の関係に照合して、読み誤り
無しの場合には誤り無し信号d1、1個読み誤りの場
合にはセンサの特定信号d2、2個読み誤りの場合に
は警告信号d3をそれぞれ出力する。間検出回路Eは、
判別回路Cの出力c1〜c3および第2判別回路Dの出
力d1〜d3を調べて、いずれか一方が読み誤り無しの
場合には誤り無し信号e1、いずれか一方が1個読み誤
りの場合には読み誤りセンサの特定信号e2、いずれか
一方が2個読み誤りの場合には警告信号e3を出力す
る。
【0039】このように構成されたロ−タリ−・アブソ
リュ−ト・エンコ−ダにおいては、センサS1〜S5がパタ
−ンTから5桁の二進数を読取り、パタ−ンTに沿った
一周20個の絶対位置をそれぞれ判別する番地(絶対位
置信号)を組立てる。同時に誤り無し信号e1によりセ
ンサS1〜S5に読み誤りが無いことが確認され、センサの
特定信号e2により読み誤った1個のセンサが特定さ
れ、警告信号e3により2個読み誤りが発生したことが
知れる。
【0040】次に、上述の周期31のM系列から好まし
い周期(20)の周期系列を作成する手法について説明
する。
【0041】原始多項式:g(x)=x5+x4+x2+x+1を用いて
初期値00001から発生させた周期31(=25
1)のM系列yr 、 0000111001101111101000100101011 から周期20の周期系列を作る場合に削除すべき番地の
数は、31−20=11であるから、該M系列を11だ
け前に位相をずらせたM系列yr+11、 0111110100010010101100001110011 を作成して、基のM系列yr との排他的論理和を演算す
る。 yr :0000111001101111101000100101011r+11:0111110100010010101100001110011 0111001101111101000100101011000
【0042】演算された数列は、基のM系列yr を3だ
け前に位相をずらせたM系列yr+3となっているが、該
M系列yr+3 の00001のところを調べてM系列yr
とM系列yr+11を比較すると、それぞれ01100、0
1101であり、上4桁を共有している。従って、M系
列yr における01100の直前の番地の次の番地を0
1100としないで01101とすることにより、周期
性を維持したまま、11個の番地が削除される。
【0043】次に、判別回路Cにおける、読み誤りセン
サ1個の特定方法、すなわちセンサ群が1トラック型ア
ブソリュ−ト・パタ−ンの継目にかかる場合の特定方法
について説明する。
【0044】継目にかかるセンサ群が読取るべき二進数
が相互にハミング距離4以上となるためには、最低11
個のセンサが必要である。このとき、継目を含んで読取
られる二進数は、10010101101、00101
011011、01010110111、101011
01111、01011011111、1011011
1110、01101111101、11011111
010、10111110100、011111010
00、の計10個である。従って、(1) これらの二進数
そのもの、(2) 該二進数からハミング距離1である二進
数、(3) 該二進数からハミング距離2である二進数、を
アドレスとした判別回路を設けて、センサ群が読取った
二進数と対照すれば、10個の絶対位置における(1) 読
み誤り無し、(2) 読み誤りセンサ1個の特定、(3) 2個
読み誤りの警報を行うことができる。
【0045】しかし、本実施例では、センサ群が継目
にかかる場合の相互間だけでなく残りのセンサ群が継
目にかからない場合の二進数からもハミング距離が4以
上となるように、13個のセンサS1〜S13 を配置してい
る。これは、センサ群が継目にかからない部分で読み誤
りが発生した場合に、継目にかかる場合の読み誤りと混
同して誤判断する可能性があるからである。従って、本
実施例では、さらに2桁増えて12桁となった(1) 継目
にかかる部分で読取られるべき二進数、(2) 該二進数か
らハミング距離1の二進数、(3) 該二進数からハミング
距離2の二進数、をそれぞれアドレスとした判別回路を
設けて、この12個の絶対位置における(1) 読み誤り無
し、(2) 読み誤りセンサ1個の特定、(3) 2個読み誤り
の警報を行う。
【0046】ハミング距離を4以上とするための計算方
法は、ある桁数を仮定し、1トラック型アブソリュ−ト
・パタ−ンから該桁数で読取られる二進数から2個を抽
出するすべての組合せについて各桁の一致度を調べ、一
致しない桁数が最低4桁となるまで順次桁数(センサ
数)を増してゆく手法による。
【0047】次に、第2判別回路Dにおける、数式:x5
+x4+x2+x+1=0の関係を用いた読み誤りセンサの特定方
法、すなわちセンサ群が1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンの継目にかからない場合の特定方法について説
明する。該方法は、特願平2−251730号で紹介し
たものである。
【0048】原始多項式:g(x)=x5+x4+x2+x+1を用いて
初期値00001から発生させた周期31(=25
1)のM系列yr 、 0000111001101111101000100101011 abcdefghijklmnop… から任意に抽出した連続6個の符号からなる6桁の二進
数においては、該系列の発生過程から明らかなように、
左から1(x0)、2(x1)、3(x2)、5(x4)、6(x5)桁の符
号の排他的論理和が常に0である。例えば、abcde
fでは0+0+0+1+1=0、ghijklでは、1
+0+0+1+0=0である。この関係を複数組合せて
読誤りセンサを特定する。
【0049】まず、原始多項式:g(x)=x5+x4+x2+x+1の
xnの係数を1づつずらせ、空白に0を配置した6行の行
列を作成する。
【0050】6行という行数は、該行列の任意の2列の
それぞれの行に対して2を法とする加算を行った列と同
じ列が存在しなくなる最小の行数である。該行列の列数
だけのセンサS1〜S11 を検出部に配置し、センサS1〜S1
1 の出力に対して各行に相当する演算(1) 〜(6) を行っ
て、演算(1) 〜(6) の出力の組合せを判別することによ
り、1個の読み誤りセンサが特定され、また、2個の読
み誤りを判別(警報)できる。
【0051】例えば、演算(1) 、(2) 、(3) 、(5) 、
(6) が同時に1となった場合、センサS6の読み誤りが特
定される。また、センサS3、S4が同時に読み誤った場
合、センサS3、S4の一方を含む演算(1) 、(2) 、(4) が
1となり、両方を含む演算(3) は0となるが、演算(2)
、(4) だけが同時に1となる組合せは行列中のどの列
にも一致しない(1個読み誤りで1となる演算(1) 〜
(6) の組合せのすべての場合と異なる)ので、1個では
ない2個読み誤りの発生が確認できる。
【0052】図2は、本発明の第2実施例のロ−タリ−
・アブソリュ−ト・エンコ−ダの模式図である。ここで
は、周期が8191(213−1)のM系列の途中を削除
して継いだ周期が5625の周期系列からなる1トラッ
ク型アブソリュ−ト・パタ−ンの全周において、1個の
読み誤りセンサの特定、および2個のセンサが読み誤っ
た場合の警報を行う。
【0053】図2において、図示しない1トラック型ア
ブソリュ−ト・パタ−ンに沿って検出部には、23個の
センサS0〜S22が配置されている。センサS0〜S
22のうちのセンサS5〜S17 の出力を用いて、13桁の
二進数からなる検出部の番地(絶対位置信号)が組立て
られる。つなぎ目エラ−検出器3は、23個のセンサS
0〜S22が読取った二進数を予め蓄えた二進数のテ−
ブルと比較対照して、つなぎ目にかかる位置でセンサ1
個が読み誤った場合の該センサの特定と、2個読み誤っ
た場合の警告を行う。連続部エラ−検出器4は、発生多
項式の関係を組合せてセンサセンサ1個が読み誤った場
合の該センサの特定と、2個読み誤った場合の警告を行
うもので、センサS0〜S22の出力を抽出部2の黒丸
で拾い上げて10種類の排他的論理和を演算する。間検
出器5は、つなぎ目エラ−検出器3と連続部エラ−検出
器4の出力内容を調べて、センサS0〜S22がつなぎ
目にかかっているか否かを判別する。エラ−セレクタ6
は、間検出器5の出力に応じてつなぎ目エラ−検出器3
と連続部エラ−検出器4の一方の出力を選択する。デコ
−ダ7は、エラ−セレクタ6の出力に応じて、訂正指令
信号を訂正器8に送り出し、訂正器8によりセンサS5〜
S17 のうち読み誤りのものの出力が反転される。絶対位
置変換器9は、訂正されたセンサS5〜S17 の出力を規則
正しい二進数の番地に1対1に変換する。
【0054】第2実施例においては、1個読み誤りの訂
正および2個読み誤りの警報をより容易に実現できるよ
うに発生多項式、すなわち1トラック型アブソリュ−ト
・パタ−ンを選択している。まず、1周期5625パル
スは、212<5625<213であるから13次のM系列
を選択する。
【0055】図3〜図9は、630種類ある13次のM
系列(1周期213−1=8191パルス)の全部につい
て、原始多項式の関係を組合せて1個読み誤りの訂正お
よび2個読み誤りの警報を行うことができる最低のセン
サ数を調べた結果である。ここで、overは、センサ
の必要数が36を越えることを示し、〜は、両端の数字
に挟まれるすべての数を意味する。
【0056】図3〜図9において、センサの必要数は最
低20、最高34個であった。センサ数は少ないのが望
ましいから、図10に示すセンサの必要数20の組合せ
12種類を抽出し、これらの内から番号616の原始多
項式の係数が1に相当する項の乗数が13、12、1
1、9、7、6、4、3、2、1、0のM系列を選択し
た。
【0057】図11〜図14は、該多項式により発生さ
れる1周期8191パルスのM系列である。また、図1
5〜図17は、該M系列の3448番目から6013番
目までを削除して継いだ1周期5625パルスの周期系
列である。
【0058】該周期系列からなる1トラック型アブソリ
ュ−ト・パタ−ンに対して、継目を含む二進数が相互に
ハミング距離4以上であって、かつ継目を含まない二進
数からもハミング距離4以上とするためには、3個のセ
ンサを追加して合計23個のセンサを配列する必要があ
る。これは第1実施例と同様な方法によって演算、確認
される。
【0059】図18〜図46は、つなぎ目エラ−検出器
3(判別手段)に蓄えた対照表である。つなぎ目エラ−
検出器3は、23個のセンサS0〜S22が読取った2
3桁の二進数をこれらのデ−タに比較して相当する出力
状態をエラ−判別出力E0〜E2および読み誤りセンサ
特定出力D0〜D4に実現する。すなわち、センサS0
〜S22が読取るべき二進数そのものに一致した場合に
は、出力E0を1にして読取りが正しく行われたことを
間検出回路5に連絡するが、該二進数からハミング数1
の二進数に一致した場合には、出力E1を1として1個
読み誤りを間検出回路5に連絡するとともに、出力D0
〜D4により読み誤りセンサの番号をエラ−セレクタ6
に連絡する。また、該二進数からハミング数2の二進数
に一致した場合には、出力E2を1として2個読み誤り
を間検出回路5に連絡する。
【0060】一方、連続部エラ−検出器6では、23個
のセンサS0〜S22が読取った23個のデ−タを原始
多項式x13+x12+x11+x9 +x7 +x6 +x4 +x
3 +x2 +x+0の各項の係数が1に対応する部分の排
他的論理和出力10ビットが得られ、その10ビットが
すべて0ならば23ビットには誤りがないことになる。
その他の出力の組合せは1ビット誤りパタ−ンまたは2
ビット以上誤りパタ−ンである。
【0061】1ビット誤りパタ−ンは23種類あって重
複していないので、どのセンサが間違っているかが判別
され、間検出器5に出力CE1で1ビット誤りが連絡さ
れるとともに、読み誤りセンサ番号がエラ−セレクタ6
に出力CD0〜CD4により連絡される。
【0062】図18〜図46に示されるように、継目部
分には10個のパタ−ンが存在し、さらに1ビット誤り
パタ−ンが230個、2ビット誤りパタ−ンが2530
個存在する。また、10個のパタ−ンは相互にハミング
距離が4以上であり、かつ他のつなぎ目を含まないパタ
−ンからもハミング距離が4以上であるため、誤りを2
個以下に限定するならば、つなぎ目部分と通常部分との
混同はない。よって通常部分とつなぎ目部分の誤り状況
から、アブソリュ−ト・エンコ−ダとしての誤り判断は
間検出器5において次の表1のように実行される。
【0063】
【表1】
【0064】以上のように構成された第2実施例のロ−
タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダにおいては、セン
サS0〜S22が1周期5625パルスの1トラック型
アブソリュ−ト・パタ−ンから連続23個の符号を読取
り、抽出部2の黒丸で抽出した符号の排他的論理和が1
0組、連続部エラ−検出器4にアドレスとして入力され
る。連続部エラ−検出器4では、通常部分に誤りが無い
ときには出力C0Eを1にし、誤りが1のときには出力
C1Eを1にするとともに出力CD0〜CD4を用いて
誤ったセンサの番号をエラ−セレクタ6に送る。同様
に、つなぎ目エラ−検出部3では誤り状況を出力E0〜
E2を用いて間検出器5に送り、出力D0〜D4を用い
て誤りセンサの番号をエラ−セレクタ6に送る。
【0065】間検出器5では表1の判定に従って、間検
出を行い、間であれば出力Aを1にしてエラ−セレクタ
6に送る。2ビット誤りのときは出力2Eを外部に出力
して警報する。エラ−セレクタ6はデコ−ダ7に出力E
D0〜ED4を用いて1ビット訂正するための誤りセン
サの番号と誤りのない状態の計14個の状態を送る。該
番号に基いてデコ−ダ7は出力E5〜E17のうち相当
する一つを1とし、誤りの無いときにはすべて0とす
る。訂正器8において、出力E5〜E17とセンサS5
〜S17の出力との排他的論理和をとると1ビット誤り
訂正が行われたことになる。この訂正または確認された
M系列の絶対位置信号は絶対位置変換器9においてロ−
タリ−・エンコ−ダの回転軸の位置に応じた数に変換さ
れる。該数は出力AD0〜AD12として出力される。
【0066】図47は、本発明の第3実施例のセンサ数
を決定するために、第2実施例と同様な手順で、1個読
み誤りの訂正および2個読み誤りの警報を行うことがで
きる最低のセンサ数を調べた結果の表である。また、図
48は、第3実施例のロ−タリ−・アブソリュ−ト・エ
ンコ−ダの1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンの数
列である。
【0067】第3実施例では、第2実施例の場合と同様
な操作を行って、図43の表から23番目のM系列、す
なわち原始多項式、X10+X8 +X7 +X3 +X2 +X
+1を選択して、該原始多項式により1周期1023パ
ルスの10次のM系列の数列を発生させ、該数列の中の
0が9個連続しているところに0を加えて、図43に示
される工業的に有用な1周期1024(1010)パルス
の1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンを作成してい
る。
【0068】このようにして求めた図48の数列になる
1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンの場合、加えた
0を含む位置で読取られるすべての二進数が相互にハミ
ング距離4以上となるためには、図47で求めた17個
にさらに4個を追加した合計21個のセンサを配置すれ
ば、第2実施例と同様に1個読み誤りの訂正、2個読み
誤りの警報を行うことができる。
【0069】
【発明の効果】本発明の請求項1のロ−タリ−・アブソ
リュ−ト・エンコ−ダでは、周期の自由な変更が不可能
なM系列の途中を削除して任意の周期の周期系列を作成
するから、工業的に都合の良い周期の1トラック型・ア
ブソリュ−ト・パタ−ンが自由自在に得られる。また、
この操作により継目部分では原始多項式の関係を利用し
たセンサ読み誤りの検出、訂正が不可能となるが、判別
手段により個別にセンサ読み誤りの検出、訂正を行って
いる。従って、1トラック型・アブソリュ−ト・パタ−
ンの継目部分においても読取りデ−タの確認、また起こ
り得る1ビット読み誤りの場合には該ビットの特定およ
び訂正がリアルタイムに実行されることとなり、ロ−タ
リ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダの信頼性が向上す
る。
【0070】本発明の請求項2のロ−タリ−・アブソリ
ュ−ト・エンコ−ダでは、1トラック型アブソリュ−ト
・パタ−ンの全周に渡ってセンサ読み誤りの検出、訂正
が行われる。また、継目を含まない通常部分では第2判
別手段によりセンサ読み誤りの検出、訂正を行うから、
少なくとも通常部分で読取られる二進数の相互間ではハ
ミング距離が1でも良いこととなり、全周に渡ってメモ
リで1対1に対照してセンサ読み誤りの検出、訂正を行
う場合に比較してセンサ数が少なくて済む。
【0071】本発明の請求項3のロ−タリ−・アブソリ
ュ−ト・エンコ−ダでは、周期の自由な変更が不可能な
M系列に0を加えて工業的に都合の良い2n 周期の1ト
ラック型・アブソリュ−ト・パタ−ンが容易に得られ
る。また、1トラック型・アブソリュ−ト・パタ−ンの
0を加えた前後の部分においても読取りデ−タの確認、
また起こり得る1ビット読み誤りの場合には該ビットの
特定および訂正がリアルタイムに実行されることとな
り、ロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダの信頼性
が向上する。
【0072】本発明の請求項4のロ−タリ−・アブソリ
ュ−ト・エンコ−ダでは、1トラック型アブソリュ−ト
・パタ−ンの全周に渡ってセンサ読み誤りの検出、訂正
が行われる。また、0を加えた部分を除いた通常部分で
は第2判別手段によりセンサ読み誤りの検出、訂正を行
うから、少なくとも通常部分で読取られる二進数の相互
間ではハミング距離が1でも良いこととなり、全周に渡
ってメモリで1対1に対照してセンサ読み誤りの検出、
訂正を行う場合に比較してセンサ数が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のロ−タリ−・アブソリュ−ト・エ
ンコ−ダの模式図である。
【図2】第2実施例のロ−タリ−・アブソリュ−ト・エ
ンコ−ダの模式図である。
【図3】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図4】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図5】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図6】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図7】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図8】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図9】第2実施例のセンサ数を決定するための表であ
る。
【図10】第2実施例のセンサ数を決定するための表で
ある。
【図11】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンのM系列である。
【図12】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンのM系列である。
【図13】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンのM系列である。
【図14】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンのM系列である。
【図15】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンの数列である。
【図16】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンの数列である。
【図17】第2実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンの数列である。
【図18】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図19】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図20】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図21】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図22】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図23】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図24】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図25】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図26】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図27】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図28】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図29】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図30】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図31】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図32】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図33】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図34】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図35】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図36】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図37】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図38】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図39】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図40】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図41】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図42】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図43】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図44】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図45】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図46】第2実施例の判別回路の対照表である。
【図47】第3実施例のセンサ数を決定するための表で
ある。
【図48】第3実施例の1トラック型アブソリュ−ト・
パタ−ンの数列である。
【符号の説明】
A 符号板 B 検出部 T 1トラック型アブソリュ−トパタ−ン C 判別回路 D 第2判別回路 E 間検出回路 S1 センサ S2 センサ S3 センサ S4 センサ S5 センサ S6 センサ S7 センサ S8 センサ S9 センサ S10 センサ S11 センサ S12 センサ S13 センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原始多項式により発生した周期系列の途
    中を継いで作成した1トラック型アブソリュ−ト・パタ
    −ンを有する符号板と、符号板に対して相対移動可能な
    検出部とからなるロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ
    −ダにおいて、アブソリュ−ト・パタ−ンの継目を挟む
    すべての番地でハミング距離が4となるような桁数個の
    センサを検出部に配置するとともに、該センサ群が読取
    る二進数を調べて、該センサ群がアブソリュ−ト・パタ
    −ンの継目にかかるすべての二進数そのものに対して誤
    り無し信号、該二進数からハミング距離が1である二進
    数に対して誤りセンサの特定信号、該二進数からハミン
    グ距離が2である二進数に対して警告信号、をそれぞれ
    出力する判別手段を設けたことを特徴とする誤り訂正・
    検出機能付きロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−
    ダ。
  2. 【請求項2】 請求項1の誤り訂正・検出機能付きロ−
    タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダにおいて、原始多
    項式の関係に基いて1個のセンサが誤ると該センサの特
    定信号、2個のセンサが誤ると警告信号をそれぞれ出力
    する第2判別手段を設けるとともに、前記判別手段が誤
    り無し信号または誤りセンサの特定信号を出力した場合
    に前記判別手段の出力を選択し、第2判別手段が誤り無
    し信号または誤りセンサの特定信号を出力した場合に第
    2判別手段の出力を選択する間検出手段を備えたことを
    特徴とする誤り訂正・検出機能付きロ−タリ−・アブソ
    リュ−ト・エンコ−ダ。
  3. 【請求項3】 原始多項式により発生した周期系列に0
    を加えた1トラック型アブソリュ−ト・パタ−ンを有す
    る符号板と、該符号板に対して相対移動可能な検出部と
    からなるロ−タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダにお
    いて、加えられた0を含むすべての番地でハミング距離
    が4となるような桁数個のセンサを検出部に配置すると
    ともに、該センサ群が読取る二進数を調べて、該センサ
    群がアブソリュ−ト・パタ−ンの継目にかかるすべての
    二進数そのものに対して誤り無し信号、該二進数からハ
    ミング距離が1である二進数に対して誤りセンサの特定
    信号、該二進数からハミング距離が2である二進数に対
    して警告信号、をそれぞれ出力する判別手段を設けたこ
    とを特徴とする誤り訂正・検出機能付きロ−タリ−・ア
    ブソリュ−ト・エンコ−ダ。
  4. 【請求項4】 請求項3の誤り訂正・検出機能付きロ−
    タリ−・アブソリュ−ト・エンコ−ダにおいて、原始多
    項式の関係に基いて1個のセンサが誤ると該センサの特
    定信号、2個のセンサが誤ると警告信号をそれぞれ出力
    する第2判別手段を設けるとともに、前記判別手段が誤
    り無し信号または誤りセンサの特定信号を出力した場合
    に前記判別手段の出力を選択し、第2判別手段が誤り無
    し信号または誤りセンサの特定信号を出力した場合に第
    2判別手段の出力を選択する間検出手段を備えたことを
    特徴とする誤り訂正・検出機能付きロ−タリ−・アブソ
    リュ−ト・エンコ−ダ。
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JP2009293954A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Tokai Rika Co Ltd 操作位置検出装置及びシフト装置
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CN114136351A (zh) * 2021-08-31 2022-03-04 南京航空航天大学 一种具有检错纠错功能的单码道绝对式编码和解码方法

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