JP2006216782A - シールドケース及び導電材同士の接触、固定方法 - Google Patents

シールドケース及び導電材同士の接触、固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造時の作業が容易で、コスト的にも有利であり、しかも、確実に電磁波のシールドなどを行うことができるシールドケースを提供する。
【解決手段】プリント基板3の電子部品1を覆うようにシールドケース5を配置する。そして、導電性フレーム部9bをアースパターン13に押し付けた状態で、鍔部10を加熱押圧することにより、熱融着性絶縁層7を溶融させ、導電性フレーム部9bとアースパターン13とを電気的に接触させるとともに、熱融着によって導電性フレーム部9bと電磁波シールド層9aとアースパターン13とを接合する。これにより、シールドケース5とプリント基板3とが一体化し、導電性フレーム部9bと電磁波シールド層9aとアースパターン13との導通が確保される。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリント基板上の電子部品をカバーするためのシールドケースに関する。
従来より、携帯電話等の電子機器においては、電子部品に影響を与える電磁波をシールドするため、又は、電子部品から放射される電磁波が他の電子機器に影響を与えるのを防止するために、金属板などのシールド材が用いられている。
このシールド材と電子部品を搭載したプリント基板とのコンタクトを得る方法として、プリント基板にシールド材をネジ止めする方法(特開平10−041667号公報)、半田により接合する方法(特開2000−13077号公報)、バネや取付脚を設けて機械的に接触させる方法(特公平03−030317号公報、実開昭61−111198号公報)が開示されている。また、シールド材とプリント基板との間の電磁波漏れを防止する方法として、その接続部分に導電性のエラストマを塗布する方法(特開平11−258623号公報)が開示されている。
特開平10−041667号公報 (第1頁、第1図) 特開2000−13077号公報 (第1頁、第4図) 特公平03−030317号公報 (第1頁、第4図) 実開昭61−111198号公報 (第1頁、第1図) 特開平11−258623号公報 (第1頁、第1図)
しかし、特許文献1、2の様に、シールド材をプリント基板に固定するために、ネジ止めや半田付けをする場合には、作業に手間がかかるという問題があった。
また、特許文献3、4の様に、バネや取付脚を設ける場合には、構造が複雑になるという問題があった。
更に、特許文献5の様に、接続部分の表面側に単に導電性エラストマを塗布した場合には、剥離等により十分な導通が得られなくなるおそれがある。
つまり、従来の方法では、それぞれ一長一短があり、一層の改善が望まれていた。
本発明は、製造時の作業が容易で、コスト的にも有利であり、しかも、確実に電磁波のシールドを行うことができる波シールドケースを提供することにある。
併せて、このシールドケースにも適用される導電材同士の接触固定方法も提供するものである。
請求項1のシールドケースは、プリント基板上の電子部品をカバーするためのシールドケースにおいて、
熱融着性絶縁層と、該熱融着性絶縁層に積層された電磁波シールド層とからなり、前記熱融着性絶縁層を内面とする凹状の収納部と、該収納部の外周に連接された鍔部とが設けられ、
前記鍔部の少なくとも一部を前記プリント基板のアースパターンに加熱押圧することにより、
該押圧された押圧部に位置する前記電磁波シールド層と前記アースパターンとを電気的に接触させるとともに、
前記加熱押圧により該押圧部の付近に押し出された前記熱融着性絶縁層にて該押圧部の付近に形成される貼着部で前記プリント基板に貼着される
ことを特徴とする。
このシールドケースは、熱融着性絶縁層と、熱融着性絶縁層に積層された電磁波シールド層とからなり、熱融着性絶縁層を内面とする凹状の収納部と、収納部の外周に連接された鍔部とが設けられている。
熱融着性絶縁層は、絶縁性であり、加熱により軟化・溶融して周囲と熱融着可能な性質を有するポリプロピレン等の合成樹脂を使用すればよい。
電磁波シールド層は、電磁波シールド性を有することを必須とする。また、シールドケースをプリント基板に貼着するする際の加熱押圧によって適度に変形する性質を要求される。従って、金属箔や導電性樹脂フィルム、導電布、導電性膜を設けてあるPETフィルムやポリエステルフィルムなどを用いるのが好ましい。
収納部は、その内側にプリント基板上の電子部品を収容するので、凹状であることを要する。但し、形状やサイズ等は収容する電子部品(複数又は単数)に応じて適宜に略相補的な形状に設定すればよい。
このシールドケースは、鍔部の少なくとも一部をプリント基板のアースパターンに加熱押圧することにより、熱融着性絶縁層を押圧部の付近に押し出し、押圧部に位置する電磁波シールド層とアースパターンとを電気的に接触させるとともに、押圧部の付近に押し出された熱融着性絶縁層にて押圧部の付近に形成される貼着部でプリント基板に貼着される。
シールドケースをプリント基板に固定するために、ネジ止めや半田付けをする必要が無く、加熱押圧するだけでよいから、作業に手間がかからない。また、バネや取付脚を設けるわけでもないから、構造が複雑化しない。更に、熱融着性絶縁層に由来する貼着部でプリント基板に貼着されるので、剥離等のおそれはなく、電磁波シールド層とアースパターンとの電気的な接触を確実に維持できる。このように、従来の各種方法における問題点を改善できる。
しかも、熱融着性絶縁層と電磁波シールド層とからなる積層材を、例えばプレスして収納部と鍔部とを設ければよいので、製造時の作業が容易で、コスト的にも有利である。
請求項2記載のシールドケースは、請求項1記載のシールドケースにおいて、
前記鍔部の前記熱融着性絶縁層に積層された導電性フレーム部を備え、前記プリント基板に貼着される際には、前記電磁波シールド層と前記アースパターンとが前記導電性フレーム部を介して電気的に接触する構成であるから、電磁波シールド層とアースパターンとの電気的な接触がより確実になる。
この場合、請求項3記載のように、前記導電性フレーム部は前記電磁波シールド層と一体であれば、電磁波シールド層とアースパターンとの電気的な接触がさらに確実になる。
また、請求項4記載のように、前記導電性フレーム部には、前記熱融着性絶縁層を臨ませる開口が設けられている構成にすれば、上述の加熱押圧により溶融した熱融着性絶縁層が開口を経てアースパターンと接触し、貼着される。これにより、シールドケースとプリント基板とがより良好に結合する。また、電磁波シールドとアースパターンとの電気的な接触もより確実になる。
請求項5記載のシールドケースは、請求項1〜4のいずれかに記載のシールドケースにおいて、前記鍔部には、前記電磁波シールド層と前記熱融着性絶縁層とを厚み方向に貫く連通孔が設けられているので、上述の加熱押圧時には溶融した熱融着性絶縁層が連通孔内に流入する。これにより、シールドケースとプリント基板とがより良好に結合する。
請求項6記載のシールドケースは、請求項1〜5のいずれかに記載のシールドケースにおいて、前記鍔部には、前記熱融着性絶縁層側が凸になる凸部が設けられているので、この凸部を加熱押圧すると、電磁波シールド層とアースパターンとが容易に且つ確実に接触する。
請求項7記載のシールドケースは、請求項1〜6のいずれかに記載のシールドケースにおいて、前記鍔部を貫通する貫通部と、前記鍔部の前記熱融着性絶縁層側の面に露出される露出部とを備えて、前記鍔部に取り付けられた金属線材が設けられている
ことを特徴とする。
上述の加熱押圧時には、電磁波シールド層側に与えられた熱が貫通部の存在でより速やかに伝導し熱融着性絶縁層部分を溶融させるが、その溶融した熱融着性材料が金属線材の露出部の周りに凝集するので、電磁波シールド層とアースパターンとのより安定した電気的な接触ができる。
また、金属線材により熱伝導性が良好になっているので、加熱後の工程、すなわち冷却工程においては、より速やかに熱融着性材料が固化する。
しかも、電磁波シールド層とアースパターンとが金属線材を介して電気的に接触するので、電磁波シールド層とアースパターンとの電気的な接触がより確実になる。
金属線材は、例えばステップルとすることができるし、長尺のものを蛇行状に取り付けてもよい。ステップルを用いた場合、導電性フレーム部を設けるよりも加工が簡単で、上述の通り、電気的な接触に関しては導電性フレーム部と同様の効果が得られる。なお、金属線材と導電性フレーム部との両方を設けることを排除するわけではない。
請求項1〜7に係る発明はシールドケースに関する発明であるが、このシールドケースとアースパターンとを電気的に接触させて固定する方法は、シールドケース以外にも適用できる。請求項8に係る発明は、この導電材同士を接触させて固定する方法であり、
導電材同士を接触させて固定するに当たって、一方の前記導電材の片面に熱融着性絶縁層を積層しておき、該熱融着性絶縁層を他方の前記導電材に対面させて加熱押圧することにより、該加熱押圧により前記熱融着性絶縁層を溶融させて押し出して前記導電材同士を電気的に接触させるとともに、前記押し出された前記熱融着性絶縁層にて前記導電材同士、該導電材が設けられている部材同士又は前記導電材の一方と相手方の前記部材とを貼着することを特徴とする。
請求項1〜7の電磁波シールド層とアースパターンとは、それぞれ導電材に該当し、熱融着性絶縁層は請求項1〜7と同様であり、請求項1〜7におけるプリント基板は導電材が設けられている部材に該当するから、本発明の作用効果については請求項1〜7の説明を援用して、ここでは説明を省略する。
次に、本発明の電磁波シールド構造及びその形成方法の最良の形態の例について説明する。
[実施例1]
図1に示す様に、シールドケース5は、熱融着性絶縁層7と導電層9とを接着剤により接合した薄板状の積層部材からなり、熱融着性絶縁層7を内面とする凹状の収納部8が設けられて一方が開口した箱状で、収納部8の外周には鍔部10が連接されている。
熱融着性絶縁層7は、絶縁性と加熱により軟化・溶融して周囲と熱融着可能な性質を有するポリプロピレン等の樹脂材料である絶縁材からなる。導電層9は、銅又はアルミニウム等の金属箔からなる。
図2(a)に拡大して示すように、鍔部10は熱融着性絶縁層7を内側にして積層部材を折り曲げることで形成されている。この鍔部10は、シールドケース5の周縁部の全周に沿って枠状に設けられている。
鍔部10においては、熱融着性絶縁層7は収納部8の内面となっている主絶縁層7aと内側に折れ曲がった副絶縁層7bとの2層構造になっている。導電層9も主絶縁層7aの外側全面を覆う電磁波シールド層9aと、副絶縁層7bと重なる導電性フレーム部9bとに区分される。但し、主絶縁層7aと副絶縁層7bとは一体であり、電磁波シールド層9aと導電性フレーム部9bも一体である。
また、導電性フレーム部9bには円形の開口部11が開けられており、開口部11には、副絶縁層7bが露出している。この開口部11は、図3に示すように鍔部10の全周にわたって多数設けられている。
図1に示すように、このシールドケース5が取り付けられるプリント基板3の上面にはアースパターン13が形成されている。アースパターン13は、プリント基板3に実装された電子部品1の周囲を囲む様に、プリント基板3の全周にわたって枠状に形成されている。
プリント基板3へのシールドケース5の取付は、次のようになされる。
先ず、電子部品1が収納部8に収容されるように、シールドケース5の熱融着性絶縁層7を電子部品1側にしてシールドケース5をかぶせる。このとき、シールドケース5の周縁部の導電性フレーム部9bとアースパターン13との位置が一致するようにする。
次に、導電性フレーム部9bをアースパターン13に接触させた状態で、図2(b)に示す様に、例えば加熱した治具をシールドケース5の鍔部10の電磁波シールド層9a側に当接させて押圧したり、他の治具によって押圧した状態で高周波や超音波による熱加工を施す。
この加熱押圧により、押圧された押圧部の熱融着性絶縁層7(主絶縁層7a及び副絶縁層7b)が溶融し、溶融した熱融着性絶縁層7の一部は該押圧部の付近に押し出され、他の一部は開口部11に流入させられる。なお、この溶融に伴って主絶縁層7aと副絶縁層7bとは一体化する。
押し出された熱融着性絶縁層7は、押圧部の付近にてアースパターン13に接触すると共に貼着部12aを形成し、アースパターン13に融着する。また、開口部11に流入した熱融着性絶縁層7も同様に貼着部12bを形成し、アースパターン13に融着する。
融着した貼着部12a、12bが冷却によって固化すれば、導電性フレーム部9bとアースパターン13とが電気的に接触した状態のまま、電磁波シールド層9a、導電性フレーム部9b及びアースパターン13が固化した熱融着性絶縁層7を介して結合する。
これにより、シールドケース5とプリント基板3とが一体化するとともに、導電性フレーム部9bとアースパターン13との電気的な接触が確保されるので、導電性フレーム部9bと一体である電磁波シールド層9aとアースパターン13との電気的な接触が確保される。
なお、シールドケース5の内側は、熱融着性絶縁層7に覆われているので、電磁波シールド層9aと電子部品1とが接触するおそれはない。
以上の通り、導電性フレーム部9bとアースパターン13とを接触させて、シールドケース5の鍔部10を加熱押圧するだけで、導電性フレーム部9bを介して電磁波シールド層9aとアースパターン13とを電気的に接触させると共に、シールドケース5をプリント基板3に貼着することができる。すなわち、シールドケース5を、ネジ止め又ははんだ付けする必要が無いので、プリント基板3へのシールドケース5の取付が容易であり、その際の作業性に優れている。しかも、電磁波シールド層9aとアースパターン13との電気的な接触が確保されるからシールドケース5による電磁波シールドを確実に行うことができる。
アースパターン13と導電性フレーム部9bとをアースパターン13の全域で良好に接触させるためには、加熱押圧を鍔部10の全周に連続的におこなうのが好ましいが、各開口部11に対応する位置でスポット状になされてもよい。
また、開口部11として、導電性フレーム部9bに切り欠きを設け、その切り欠きから、内側の熱融着性絶縁層7が露出する構成を採用できる。
[実施例2]
次に、実施例2について説明するが、実施例1と同様な箇所の説明は省略する。
図4に示す様に、シールドケース61は2つの収納部66a、66bを備えている。このため、シールドケース61の全周に沿って鍔部68が設けられている他に、図4(b)に示されるとおり、収納部66a、66b同士の間にも鍔部68と同様の横断部69が設けられている。
図4(a)に示すように、シールドケース61が熱融着性絶縁層63、熱融着性絶縁層63の外側を覆う電磁波シールド層65a及び導電性フレーム部65bの積層構造である点は実施例1と同様であるが、鍔部68及び横断部69で熱融着性絶縁層63の内面に積層された導電性フレーム部65bが電磁波シールド層65aと一体でない(連続していない)点が実施例1とは異なる。
その導電性フレーム部65bには、鍔部68及び横断部69の全域にわたって多数の円形の開口部67が設けられており、各開口部67には、熱融着性絶縁層63が露出している。
このシールドケース61が取り付けられるプリント基板71には、鍔部68及び横断部69に対応して「日」の字状のアースパターン73が設けられている。
シールドケース61をプリント基板71に取り付ける作業は実施例1とほぼ同様に行われるが、多少異なる部分もあるので図5を参照して説明する。
図5(a)に示す様に、まず、電子部品72を搭載したプリント基板71に対して、電子部品72を覆う様にシールドケース61を載置する。このとき、導電性フレーム部65bをプリント基板71上のアースパターン73に合わせて接触させるのは実施例1と同様である。
次に、図5(b)に示す様に、鍔部68及び横断部69の上方に配置された加熱部材75により、シールドケース61の鍔部68及び横断部69を加熱しながら押圧する。
これにより、押圧部の熱融着性絶縁層63が溶融して、一部は押圧部の周囲に押し出され、一部は開口部67に流入させられるので、押圧によって熱融着性絶縁層63が退去させられた部分では、電磁波シールド層65aと導電性フレーム部65bとが電気的に接触する。
開口部67に流入した熱融着性絶縁層63はアースパターン73に接触すると共に貼着部64を形成し、アースパターン73に融着する。一方、押し出された熱融着性絶縁層63は、溢出部63aとなって電磁波シールド層65a及び導電性フレーム部65bに融着する。
融着した貼着部64及び溢出部63bが冷却によって固化すれば、電磁波シールド層65aと導電性フレーム部65b、導電性フレーム部65bとアースパターン73とがそれぞれ電気的に接触した状態のまま、電磁波シールド層65a、導電性フレーム部65b及びアースパターン73が固化した貼着部64及び溢出部63bを介して結合する。
これにより、シールドケース61とプリント基板71とが一体化するとともに、導電性フレーム部65bを介した電磁波シールド層65aとアースパターン73との電気的な接触が確保される。
本実施例によっても、実施例1と同様な効果を奏するとともに、導電性フレーム部65bを折り曲げる必要がないので、製造工程を簡易化できるという利点がある。
また、導電性フレーム部65bは、別途形成した導電性フレーム部65bを接合する構成であるので、任意の位置に導電性フレーム部65bを形成できるという効果がある。
[実施例3]
次に、実施例3について説明するが、実施例1、2と同様な箇所の説明は省略する。
図6に示す様に、本実施例のシールドケース85は電磁波シールド層81と熱融着性絶縁層83とからなり、導電性フレーム部を備えていない。
シールドケース85をプリント基板87に取り付けるには、まず、実施例1、2と同様に電子部品(図示略)を覆うようにして、シールドケース85をプリント基板87上に位置させる(図6(a)参照)。但し、導電性フレーム部が存在しないので、導電性フレーム部とアースパターン89との位置合わせは不要である。
次に、図6(a)に示す様に、シールドケース85を挟んでアースパターン89に対応する位置に加熱部材91を配置し、シールドケース85の外側からアースパターン89に向けて、シールドケース85を加熱しながら押圧する。
これにより、押圧部にて溶融した熱融着性絶縁層83が押しのけられて、電磁波シールド層81とアースパターン89とが電気的に接触させられるとともに、押圧部の付近では、溶融した熱融着性絶縁層83が貼着部84を形成して、電磁波シールド層81及びアースパターン89に融着する。
融着した貼着部84が冷却によって固化すれば、電磁波シールド層81とアースパターン89とが電気的に接触した状態のまま、電磁波シールド層81とアースパターン89とが固化した貼着部84を介して結合する。これにより、シールドケース85とプリント基板87とが一体化するとともに、電磁波シールド層81とアースパターン89との電気的な接触が確保される。
本実施例でも、実施例1、2と同様な効果を奏するとともに、シールドケース85は電磁波シールド層81と熱融着性絶縁層83とから形成されているので、その構成を簡易化でき、コストダウンに寄与する。
また、導電性フレーム部を設けないので、シールドケース85のどの位置でも熱融着が可能であり、設計の自由度が高いという利点がある。
[実施例4]
次に、実施例4について説明する。
図7(a)に示す様に、シールドケース101は、実施例3と同様に電磁波シールド層105及び熱融着性絶縁層107とからなり、導電性フレーム部を備えていない。但し、鍔部106には、電磁波シールド層105及び熱融着性絶縁層107を共通に貫く貫通孔103が形成されている点が実施例3とは異なる。つまり、実施例3の構成において、貫通孔103を設けたものが実施例4である。
シールドケース101をプリント基板108に取り付ける作業は実施例3と同様であるが、シールドケース101の鍔部106を加熱押圧すると、溶融した熱融着性絶縁層107が貫通孔103内に流入するので、シールドケース101とアースパターン109とを強固に接合することができる。
[実施例5]
次に、実施例5について説明する。
図7(b)に示す様に、シールドケース111は、実施例3、4と同様に電磁波シールド層115及び熱融着性絶縁層117とからなり、導電性フレーム部を備えていない。また、鍔部116には熱融着性絶縁層117側が凸となる凸部113が設けられており、電磁波シールド層115側が凹んでいる。つまり、実施例3の構成において、凸部113を設けたものが実施例5である。
シールドケース111をプリント基板118に取り付ける作業は実施例3と同様であるが、シールドケース111の鍔部116を加熱押圧した際には、凸部113が設けられている分だけ、電磁波シールド層115とアースパターン119とが容易に且つ確実に接触する。
[実施例6]
次に、実施例6について説明する。
図8(b)に示す様に、シールドケース121は、実施例3〜5と同様に電磁波シールド層125及び熱融着性絶縁層127とからなり、収納部122及び鍔部126が設けられている。このシールドケース121は導電性フレーム部を備えていないが、鍔部126には、金属線材であるステップル128が取り付けられている。
ステップル128は公知のステップラによって打ち込まれており、鍔部126を貫通する貫通部128a、鍔部126の熱融着性絶縁層127側の面に露出される露出部128b及び電磁波シールド層125側の面に露出される係止部128cが設けられている。
即ち、本実施例のシールドケース121は、実施例3の構成において、鍔部126にステップル128を取り付けたものに相当する。
シールドケース121をプリント基板(図示略)に取り付ける作業は実施例3等と同様であるが、シールドケース121の鍔部126を加熱押圧した際には、電磁波シールド層125側に与えられた熱が貫通部128aの存在でより速やかに伝導し熱融着性絶縁層127を溶融させるが、その溶融した熱融着性絶縁層127がステップル128の露出部128bの周りに凝集するので、電磁波シールド層125とアースパターンとのより安定した電気的な接触ができる。
また、ステップル128により熱伝導性が良好になっているので、加熱後の工程、すなわち冷却工程においては、より速やかに熱融着性絶縁層127が固化する。
しかも、電磁波シールド層125とアースパターンとがステップル128を介して電気的に接触するので、電磁波シールド層125とアースパターンとの電気的な接触がより確実になる。ステップル128は、この点で導電性フレーム部と同様の機能を果たす。
ステップル128はステップラを用いて容易に取り付けでき、導電性フレーム部を設けるよりも加工が簡単で、上述の通り、電気的な接触に関しては導電性フレーム部と同様の効果が得られる。
[変形例]
本発明は上述した実施例になんら限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。そうした例のいくつかを変形例として示す。
[変形例1]
図9(a)に示す様に、シールドケース41として、熱融着性絶縁層43、金属箔からなる電磁波シールド層45、磁性材料を含むエラストマからなる磁性材料層47が積層された構成を採用できる。この場合には、外界からの電磁波は、電磁波シールド層45により反射されるだけでなく、磁性材料層47によっても吸収及び反射されるので、電子部品に対する電磁波の影響を一層効果的に防止できる。
尚、磁性材料としては、例えばフェライト粉を採用でき、エラストマとしては、シリコーンラバー等の弾性ゴムやクロロプレン、ネオプレン、サンプトプレン、ポリウレタン等の高分子発泡体などを採用できる。磁性材料層47としては、柔軟性を有するエラストマを用いると、シールドケース41全体が柔軟性を有し、電子部品を覆う自由度が大きく好適であるが、柔軟性を有しない塩素化ポリエチレン等の樹脂を用いることも可能である。
また、図3(b)に示す様に、シールドケース51として、熱融着性絶縁層53、磁性材料を含むエラストマからなる磁性材料層55、金属箔からなる電磁波シールド層57が積層された構成を採用できる。この場合には、電子部品から放射される電磁波は、電磁波シールド層57により反射されるだけでなく、磁性材料層55によっても吸収及び反射されるので、外界への電磁波の影響を一層効果的に防止できるという効果がある。
[変形例2]
例えば、図10に示す様に、アースパターン131上に1又は複数の針状の突起133を設けてもよい。この場合には、シールドケース135をアースパターン131に重ねると、突起133がシールドケース135を突き抜けるので、導電性が向上するとともにシールドケース135の位置ずれを防止できる。また、突起133の周囲や突起133と突起133との間にて、上述した加熱押圧を行うことにより、熱融着性絶縁層137を溶融させて、電磁波シールド層139とアースパターン131とを接合することができる。
実施例1のシールドケースとプリント基板の説明図である。 実施例1のシールドケースの取付方法を示し、(a)は鍔部の熱融着前の状態を示す説明図、(b)は鍔部を熱融着した後の状態を示す説明図である。 実施例1のシールドケースの底面図である。 実施例2のシールドケースを示し、(a)は(b)のA−A断面図、(b)はシールドケースの底面図である。 実施例2のシールドケースの取付方法を示し、(a)は鍔部の熱融着前の状態を示す説明図、(b)は鍔部を熱融着した後の状態を示す説明図である。 実施例3のシールドケースの取付方法を示し、(a)は熱融着前の状態を示す説明図、(b)は熱融着した後の状態を示す説明図である。 (a)は実施例4のシールドケースの取付方法を示す説明図、(b)は実施例5のシールドケースの取付方法を示す説明図である。 実施例6のシールドケースを示し、(a)平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 変形例1の説明図である。 変形例2の説明図である。
符号の説明
1、72・・・電子部品、
3、71、87、108、118・・・プリント基板、
5、41、51、61、85、101、111、121、135・・・シールドケース、
7、43、53、63、83、107、117、127、137・・・熱融着性絶縁層、
8、66a、122・・・収納部、
9a、45、57、65a、81、105、115、125、139・・・電磁波シールド層、
9b、65b・・・導電性フレーム部、
10、68、106、116、126・・・鍔部、
11、67・・・開口部、
12a、12b、64、84・・・貼着部、
13、73、89、109、119、131・・・アースパターン、
103・・・貫通孔、
113・・・凸部、
128・・・ステップル(金属線材)、
128a・・・貫通部、
128b・・・露出部。

Claims (8)

  1. プリント基板上の電子部品をカバーするためのシールドケースにおいて、
    熱融着性絶縁層と、該熱融着性絶縁層に積層された電磁波シールド層とからなり、前記熱融着性絶縁層を内面とする凹状の収納部と、該収納部の外周に連接された鍔部とが設けられ、
    前記鍔部の少なくとも一部を前記プリント基板のアースパターンに加熱押圧することにより、
    該押圧された押圧部に位置する前記電磁波シールド層と前記アースパターンとを電気的に接触させるとともに、
    前記加熱押圧により該押圧部の付近に押し出された前記熱融着性絶縁層にて該押圧部の付近に形成される貼着部で前記プリント基板に貼着される
    ことを特徴とするシールドケース。
  2. 請求項1記載のシールドケースにおいて、
    前記鍔部の前記熱融着性絶縁層に積層された導電性フレーム部を備え、
    前記プリント基板に貼着される際には、前記電磁波シールド層と前記アースパターンとが前記導電性フレーム部を介して電気的に接触する
    ことを特徴とするシールドケース。
  3. 請求項2記載のシールドケースにおいて、
    前記導電性フレーム部は前記電磁波シールド層と一体である
    ことを特徴とするシールドケース。
  4. 請求項2又は3記載のシールドケースにおいて、
    前記導電性フレーム部には、前記熱融着性絶縁層を臨ませる開口が設けられている
    ことを特徴とするシールドケース。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のシールドケースにおいて、
    前記鍔部には、前記電磁波シールド層と前記熱融着性絶縁層とを厚み方向に貫く連通孔が設けられている
    ことを特徴とするシールドケース。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のシールドケースにおいて、
    前記鍔部には、前記熱融着性絶縁層側が凸になる凸部が設けられている
    ことを特徴とするシールドケース。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のシールドケースにおいて、
    前記鍔部を貫通する貫通部と、前記鍔部の前記熱融着性絶縁層側の面に露出される露出部とを備えて、前記鍔部に取り付けられた金属線材が設けられている
    ことを特徴とするシールドケース。
  8. 導電材同士を接触させて固定するに当たって、
    一方の前記導電材の片面に熱融着性絶縁層を積層しておき、
    該熱融着性絶縁層を他方の前記導電材に対面させて加熱押圧することにより、
    該加熱押圧により前記熱融着性絶縁層を溶融させて押し出して前記導電材同士を電気的に接触させるとともに、前記押し出された前記熱融着性絶縁層にて前記導電材同士、該導電材が設けられている部材同士又は前記導電材の一方と相手方の前記部材とを貼着する
    ことを特徴とする導電材同士の接触、固定方法。
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