JP2006216607A - 抵抗素子およびそれを備えた半導体装置 - Google Patents

抵抗素子およびそれを備えた半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 抵抗素子を構成する半導体材料が有する抵抗率の温度依存係数よりも小さい抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を提供する。
【解決手段】 抵抗素子10は、N型多結晶シリコン11と、P型多結晶シリコン12とを備える。N型多結晶シリコン11は、抵抗率の温度依存係数が正であり、P型多結晶シリコン12は、抵抗率の温度依存係数が負である。サリサイド13,14は、N型多結晶シリコン11の一主面11Aの両端部に形成され、サリサイド17,18は、P型多結晶シリコン12の一主面12Aの両端部に形成される。そして、N型多結晶シリコン11は、サリサイド14、コンタクト16、金属層23、コンタクト19およびサリサイド17を介してP型多結晶シリコン12と直列に接続される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、抵抗素子およびそれを備えた半導体装置に関し、特に、抵抗率の温度依存係数を低減可能な抵抗素子およびそれを備えた半導体装置に関するものである。
近年、半導体装置は、デジタル演算速度の向上のため、ゲート電極の微細化が進んでいる。
一方、電源製品に代表されるように、半導体装置がアナログ的に用いられることも多くなっている。特に、半導体装置がアナログ的に用いられる場合、抵抗および容量のバラツキ、温度依存性および電圧依存性が回路特性を左右するため、デジタル回路では無視できるバラツキもアナログ回路では無視できなくなっている。
このようなアナログ的に用いられる半導体装置において、抵抗の温度依存性を小さくできる抵抗素子を備えた半導体装置が知られている(特許文献1)。この抵抗素子は、20〜50%のゲルマニウム原子を含み、かつ、3×10−2〜3×10−1Ω・cmの抵抗率を有する多結晶シリコンゲルマニウムからなり、多結晶シリコンの抵抗率の温度依存係数(TCR:Temperature Coefficient of Resistivity)よりも小さい抵抗率の温度依存係数を有する。
特開2004−23016号公報
しかし、特許文献1に開示された抵抗素子においては、抵抗素子を構成する半導体材料が有する抵抗率の温度依存係数よりも小さい抵抗率の温度依存係数を実現することができないという問題がある。
また、特許文献1に開示された抵抗素子においては、抵抗率(すなわち、抵抗値)が決定されれば、抵抗率の温度依存係数が一義的に決定され、所望の抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を作製することが困難であるという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、抵抗素子を構成する半導体材料が有する抵抗率の温度依存係数よりも小さい抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を提供することである。
また、この発明の別の目的は、所望の抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を提供することである。
さらに、この発明の別の目的は、抵抗素子を構成する半導体材料が有する抵抗率の温度依存係数よりも小さい抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を備えた半導体装置を提供することである。
さらに、この発明の別の目的は、所望の抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を備えた半導体装置を提供することである。
この発明によれば、抵抗素子は、半導体装置に用いられる抵抗素子であって、第1および第2の抵抗膜を備える。第1の抵抗膜は、抵抗率の温度依存係数が正である。第2の抵抗膜は、第1の抵抗膜に直列に接続され、抵抗率の温度依存係数が負である。
好ましくは、第1の抵抗膜は、各々が正の温度依存係数を有する複数の半導体材料から任意に選択された第1の半導体材料からなる。第2の抵抗膜は、各々が負の温度依存係数を有する複数の半導体材料から任意に選択された第2の半導体材料からなる。
好ましくは、 第1の半導体材料は、金属的特性を有し、第2の半導体材料は、半導体的特性を有する。
好ましくは、第1の半導体材料は、所定の導電型からなり、第1の不純物濃度を有する。第2の半導体材料は、所定の導電型からなり、第1の不純物濃度よりも高い第2の不純物濃度を有する。
好ましくは、所定の導電型は、P型である。
好ましくは、所定の導電型は、N型である。
好ましくは、第1の半導体材料は、第1の導電型からなり、第1の不純物濃度を有する。第2の半導体材料は、第1の導電型と異なる第2の導電型からなり、第2の不純物濃度を有する。
好ましくは、第1の導電型は、P型であり、第2の導電型は、N型である。
好ましくは、第1の導電型は、N型であり、第2の導電型は、P型である。
好ましくは、第1および第2の半導体材料の各々は、多結晶シリコンである。
また、この発明によれば、半導体装置は、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の抵抗素子を備える半導体装置である。
この発明による半導体装置は、抵抗率の温度依存係数が正である第1の抵抗膜と、抵抗率の温度依存係数が負である第2の抵抗膜とを直列に接続した構造からなるので、第1の抵抗膜の温度依存係数および第2の抵抗膜の温度依存係数は、少なくとも一部が相殺される。
従って、この発明によれば、抵抗素子の抵抗率の温度依存係数を抵抗素子を構成する抵抗膜の温度依存係数よりも小さくできる。その結果、抵抗素子の抵抗率の温度依存係数を小さくできる。
また、1の抵抗膜は、温度依存係数が正である複数の半導体材料から選択された第1の半導体材料からなり、第2の抵抗膜は、温度依存係数が負である複数の半導体材料から選択された第2の半導体材料からなるので、第1の抵抗膜の温度依存係数と第2の抵抗膜の温度依存係数との相殺割合が所望の割合に設定される。
従って、この発明によれば、抵抗素子の抵抗率の温度依存係数を所望の温度依存係数に設定できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による抵抗素子を備えた半導体装置の概略断面図である。図1を参照して、この発明の実施の形態における半導体装置100は、シリコン(Si)基板1と、分離用絶縁膜2,3と、抵抗素子10と、MOSトランジスタ30とを備える。
シリコン基板1は、P型の単結晶シリコンからなる。分離用絶縁膜2,3は、シャロートレンチ素子分離(STI:Shallow Trench Isolation)法による分離用絶縁膜であり、シリコン基板1の一主面1A側に形成される。抵抗素子10は、STIの分離用絶縁膜2上に形成される。MOSトランジスタ30は、LDD(Lightly Doped Drain)構造のMOSトランジスタであり、STIの分離用絶縁膜2とSTIの分離用絶縁膜3との間に形成されたP型ウェル領域40に形成される。
抵抗素子10は、N型多結晶シリコン11と、P型多結晶シリコン12と、サリサイド13,14,17,18と、コンタクト15,16,19,20と、層間絶縁膜21と、金属層22〜24と、サイドウォール25〜28とを含む。
N型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12は、STIの分離用絶縁膜2の一主面2Aに接して形成され、シリコン基板1の面内方向DR1に配置される。そして、N型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12は、アンサリサイド抵抗からなる。
サリサイド13,14は、N型多結晶シリコン11の一主面11Aの両端部に形成される。コンタクト15は、サリサイド13上に形成され、コンタクト16は、サリサイド14上に形成される。
サリサイド17,18は、P型多結晶シリコン12の一主面12Aの両端部に形成される。コンタクト19は、サリサイド17上に形成され、コンタクト20は、サリサイド18上に形成される。
層間絶縁膜21は、N型多結晶シリコン11、P型多結晶シリコン12、サリサイド13,14,17,18、コンタクト15,16,19,20、サイドウォール25〜28およびMOSトランジスタ30を覆うようにシリコン基板1の一主面1A上に形成される。
金属層22は、コンタクト15および層間絶縁膜21上に形成され、金属層23は、コンタクト16,19および層間絶縁膜21上に形成され、金属層24は、コンタクト20および層間絶縁膜21上に形成される。このように、金属層23がコンタクト16,19上に形成されることにより、N型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12は、直列に接続される。
サイドウォール25は、N型多結晶シリコン11の一方の側壁およびサリサイド13の一方の側壁に接して設けられる。サイドウォール26は、N型多結晶シリコン11の他方の側壁およびサリサイド14の一方の側壁に接して設けられる。サイドウォール27は、P型多結晶シリコン12の一方の側壁およびサリサイド17の一方の側壁に接して設けられる。サイドウォール28は、P型多結晶シリコン12の他方の側壁およびサリサイド18の一方の側壁に接して設けられる。
N型多結晶シリコン11は、砒素(As)をN型不純物として含み、250nmの膜厚および約90Ω/□の抵抗値を有する。また、P型多結晶シリコン12は、ボロン(B)をP型不純物として含み、250nmの膜厚および約350Ω/□の抵抗値を有する。
サリサイド13,14,17,18の各々は、TiSiまたはCoSiからなり、約3Ω/□の抵抗値を有する。なお、サリサイド13,14,17,18の各々は、上記の組成以外のチタンシリサイドまたはコバルトシリサイドからなっていてもよいことは言うまでもない。コンタクト15,16,19,20の各々は、タングステン(W)からなる。層間絶縁膜21は、SiOからなり、500nmの膜厚を有する。金属層22〜24の各々は、アルミニウム(Al)からなる。
MOSトランジスタ30は、チャネル領域31と、ソース領域32と、ドレイン領域33と、ゲート電極34と、サリサイド35〜37と、サイドウォール38とを含む。ソース領域32およびドレイン領域33は、砒素(As)をシリコン基板1のP型ウェル領域40の所定の領域に2段階に注入することによりシリコン基板1の一主面1A側に形成される。その結果、チャネル領域31がソース領域32とドレイン領域33との間に形成される。
ゲート電極34は、N型多結晶シリコンからなり、チャネル領域31上に形成される。なお、図1においては、ゲート絶縁膜は省略されている。サリサイド35〜37は、それぞれ、ソース領域32、ドレイン領域33およびゲート電極34上に形成される。そして、サリサイド35〜37の各々は、TiSiまたはCoSiからなる。なお、サリサイド35〜37の各々は、上記の組成以外のチタンシリサイドまたはコバルトシリサイドからなっていてもよいことは言うまでもない。サイドウォール38は、ソース領域32およびドレイン領域33の一部と、ゲート電極34の側壁とに接して設けられる。
図2は、図1に示すN型多結晶シリコン11の抵抗値の温度依存性を示す図である。図2において、縦軸は、抵抗値を表し、横軸は、室温との温度差を表す。N型多結晶シリコン11は、室温で90Ω/□の抵抗値を有する。そして、N型多結晶シリコン11の抵抗値は、温度上昇に伴い、大きくなる。すなわち、N型多結晶シリコン11は、正の温度依存係数(TCR)を有する。
図3は、図1に示すP型多結晶シリコン12の抵抗値の温度依存性を示す図である。図3において、縦軸は、抵抗値を表し、横軸は、室温との温度差を表す。P型多結晶シリコン12は、室温で350Ω/□の抵抗値を有する。そして、P型多結晶シリコン12の抵抗値は、温度上昇に伴い、小さくなる。すなわち、P型多結晶シリコン12は、負の温度依存係数(TCR)を有する。
図2および図3に示す抵抗値の温度依存性からN型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12の温度依存係数を求めると表1のようになる。
Figure 2006216607
表1において、TCR1は、1次の温度依存係数を表し、TCR2は、2次の温度依存係数を表す。N型多結晶シリコン11(Npoly)において、1次の温度依存係数TCR1は、121.5ppm/Kであり、2次の温度依存係数TCR2は、0.419ppm/Kである。
また、P型多結晶シリコン12(Ppoly)において、1次の温度依存係数TCR1は、−143.9ppm/Kであり、2次の温度依存係数TCR2は、0.734ppm/Kである。
抵抗素子10においては、N型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12は、直列に接続されているため、抵抗素子10の室温における抵抗値を約900Ωに設定するには、例えば、幅Wが4μmであり、長さLが4μmであるN型多結晶シリコン11を6個(W/L=4μm/24μm)と、幅Wが4μmであり、長さLが4μmであるP型多結晶シリコン12を1個(W/L=4μm/4μm)とを直列に接続すればよい。
この場合、抵抗素子10の全体の室温における抵抗値R0は、540Ω(=90×6)と、350Ω(=350×1)との和890Ωとなる。そして、温度依存係数TCRを考慮した抵抗素子10の全体の抵抗値Rは、
R=(1+(121.5×K)/1000000+(0.419×K)/10000
00)×540+(1−(143.5×K)/1000000+(0.734×K
)/1000000)×350
=(1+17.28×K+0.542×K)×890・・・(1)
となる。
式(1)の結果から、1次の温度依存係数TCR1は、N型多結晶シリコン11における121.5ppm/KおよびP型多結晶シリコン12における−143.9ppm/Kから17.28ppm/Kへと約1桁低減される。
このように、正の温度依存係数を有するN型多結晶シリコン11と、負の温度依存係数を有するP型多結晶シリコン12とを直列に接続して抵抗素子10を作製することにより、抵抗素子10の温度依存係数TCRを大幅に低減できる。
そして、N型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12の長さLを調整することにより、抵抗素子10の温度依存係数TCRを“0”まで低減することも可能である。
図4は、図1に示す半導体装置100の製造工程を示す図である。図4を参照して、STIの分離用絶縁膜2,3およびP型ウェル領域40がシリコン基板1に形成され、N型領域51,52が砒素(As)のイオン注入によりP型ウェル領域40に形成された後、シリコン基板1の一主面1A上に多結晶シリコンが例えば熱CVD(Thermal Chemical Vapour Deposition)法により、約250nmの膜厚だけ堆積される。
そして、その堆積された多結晶シリコンは、パターンニングされ、STIの分離用絶縁膜2の一主面2A上に多結晶シリコン53,54が形成され、チャネル領域31上に多結晶シリコン55が形成される。さらに、サイドウォール25,26が多結晶シリコン53の両側の側壁に形成され、サイドウォール27,28が多結晶シリコン54の両側の側壁に形成され、サイドウォール38がN型領域51,52の一部と多結晶シリコン55の側壁とに接するように形成される(図4の(a)参照)。
その後、多結晶シリコン54をレジストで覆った状態で、砒素(As)をN型領域51,52および多結晶シリコン53,55にイオン注入する。この場合、砒素(As)は、4×1015個/cmのドーズ量および60keVの加速エネルギーでイオン注入される。これにより、N型多結晶シリコン11がSTIの分離用絶縁膜2の一主面2A上に形成され、ソース領域32およびドレイン領域33がPウェル領域40に形成され、ゲート電極34がチャネル領域31上に形成される。
そして、N型多結晶シリコン11、サイドウォール25,26、ソース領域32、ドレイン領域33、ゲート電極34およびサイドウォール38をレジストで覆った状態でボロン(B)を多結晶シリコン54にイオン注入する。この場合、ボロン(B)は、2.5×1015個/cmのドーズ量および5keVの加速エネルギーでイオン注入される。これにより、P型多結晶シリコン12がSTIの分離用絶縁膜2の一主面2A上に形成される(図4の(b)参照)。
図4の(b)に示す工程の後、サリサイド13,14がN型多結晶シリコン11上に形成され、サリサイド17,18がP型多結晶シリコン12上に形成され、サリサイド35,36がそれぞれソース領域32上およびドレイン領域33上に形成され、サリサイド37がゲート電極34(N型多結晶シリコン)上に形成される(図4の(c)参照)。
より具体的には、N型多結晶シリコン11,12のうち、アンサリサイド抵抗となる領域がブロッキングされた状態で、例えば、チタン(Ti)層がスパッタリング法によりシリコン基板1上に堆積される。その後、シリコン基板1にランプアニール等の熱処理を施すことにより、シリコン上のチタン(Ti)層と、下地のシリコンとを反応させて低抵抗なサリサイドを形成する。そして、未反応なチタン(Ti)層は、除去され、N型多結晶シリコン11、P型多結晶シリコン12、ソース領域32、ドレイン領域33およびゲート電極34(N型多結晶シリコン)上にのみ、サリサイド13,14,17,18、35〜37が自己整合的に形成される。
これにより、LDD構造からなるMOSトランジスタ30が形成される。
その後、N型多結晶シリコン11、P型多結晶シリコン12、サリサイド13,14,17,18、サイドウォール25〜28およびMOSトランジスタ30を覆うように、層間絶縁膜21が例えば熱CVD法により約500nmの膜厚だけ堆積される。そして、サリサイド13,14,17,18に通ずるコンタクトホールが層間絶縁膜21に形成され、その形成されたコンタクトホールにタングステン(W)がスパッタリング法およびCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により形成される。これにより、コンタクト15,16,19,20が形成される。
そして、アルミニウム(Al)がスパッタリング法により層間絶縁膜21上に形成され、その形成されたアルミニウム(Al)がパターンニングされて金属層22〜24が形成される(図4の(d)参照)。これにより、抵抗素子10が作製され、半導体装置100の製造工程が終了する。
上述したように、抵抗素子10を構成するN型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12は、LDD構造のMOSトランジスタ30のソース領域32、ドレイン領域33およびゲート電極34の作製工程と同じ工程によって作製される(図4の(b)参照)。従って、抵抗素子10を通常のプロセスを用いて作製できる。
上記においては、N型多結晶シリコン11とP型多結晶シリコン12とを直列に接続することにより抵抗率の温度依存係数を低減した抵抗素子10を作製する場合について説明したが、この発明においては、抵抗素子は、一般的には、抵抗率の温度依存係数が正である多結晶シリコンと、抵抗率の温度依存係数が負である多結晶シリコンとを直列に接続した構造からなる。
図5は、この発明による抵抗素子の他の概略断面図である。なお、図5においては、MOSトランジスタ30は省略されている。図5を参照して、抵抗素子200は、図1に示す抵抗素子10のN型多結晶シリコン11およびP型多結晶シリコン12をそれぞれ多結晶シリコン210,220に代えたものであり、その他は、抵抗素子10と同じである。
多結晶シリコン210は、抵抗率の温度依存係数が正であり、多結晶シリコン220は、抵抗率の温度依存係数が負である。
図6は、多結晶シリコンにおける抵抗率の温度依存係数とシート抵抗との関係を示す図である。図6において、縦軸は、抵抗率の温度依存係数TCRを表し、横軸は、シート抵抗を表す。また、曲線k1は、ボロン(B)をP型の不純物として用いた場合の抵抗率の温度依存係数TCRとシート抵抗との関係を示し、曲線k2は、砒素(As)をN型の不純物として用いた場合の抵抗率の温度依存係数TCRとシート抵抗との関係を示す。
図6を参照して、P型多結晶シリコンは、シート抵抗が約300Ω/□以下の領域では正の温度依存係数TCRを有し、シート抵抗が約300Ω/□よりも高い領域では負の温度依存係数TCRを有する(曲線k1参照)。また、N型多結晶シリコンは、シート抵抗が約150Ω/□以下の領域では正の温度依存係数TCRを有し、シート抵抗が約150Ω/□よりも高い領域では負の温度依存係数を有する(曲線k2参照)。
一般に、金属は、抵抗率の温度依存係数TCRが正になり、半導体は、抵抗率の温度依存係数が負になるので、図6において、温度依存係数TCRが正である領域を「金属的特性を有する領域」と定義し、温度依存係数TCRが負である領域を「半導体的特性を有する領域」と定義する。
そうすると、図6に示すP型多結晶シリコンおよびN型多結晶シリコンの各々は、そのシート抵抗によって半導体的特性を示したり、金属的特性を示したりする。すなわち、P型多結晶シリコンおよびN型多結晶シリコンの各々は、そのシート抵抗によって温度依存係数が正になったり、温度依存係数が負になったりする。
シート抵抗は、ボロン(B)または砒素(As)のイオン注入量(ドーズ量)によって変化するので、イオン注入するときのボロン(B)または砒素(As)のドーズ量を制御することによってP型多結晶シリコンまたはN型多結晶シリコンの温度依存係数を「正」または「負」に制御可能である。
そうすると、抵抗素子200において、多結晶シリコン210,220は、次に示す4つのパターン(A),(B),(C),(D)のいずれかによって構成される。
(A)多結晶シリコン210:正の温度依存係数TCRを有するP型多結晶シリコン
多結晶シリコン220:負の温度依存係数TCRを有するP型多結晶シリコン
(B)多結晶シリコン210:正の温度依存係数TCRを有するN型多結晶シリコン
多結晶シリコン220:負の温度依存係数TCRを有するN型多結晶シリコン
(C)多結晶シリコン210:正の温度依存係数TCRを有するP型多結晶シリコン
多結晶シリコン220:負の温度依存係数TCRを有するN型多結晶シリコン
(D)多結晶シリコン210:正の温度依存係数TCRを有するN型多結晶シリコン
多結晶シリコン220:負の温度依存係数TCRを有するP型多結晶シリコン
なお、上述した抵抗素子10は、パターン(D)によって構成された抵抗素子である。
多結晶シリコン210,220がパターン(A)によって構成される場合、多結晶シリコン210は、シート抵抗が約300Ω/□よりも低いP型多結晶シリコンからなり、多結晶シリコン220は、シート抵抗が約300Ω/□よりも高いP型多結晶シリコンからなる(図6の曲線k1参照)。
また、多結晶シリコン210,220がパターン(B)によって構成される場合、多結晶シリコン210は、シート抵抗が約150Ω/□よりも低いN型多結晶シリコンからなり、多結晶シリコン220は、シート抵抗が約150Ω/□よりも高いN型多結晶シリコンからなる(図6の曲線k2参照)。
さらに、多結晶シリコン210,220がパターン(C)によって構成される場合、多結晶シリコン210は、シート抵抗が約300Ω/□よりも低いP型多結晶シリコンからなり(図6の曲線k1参照)、多結晶シリコン220は、シート抵抗が約150Ω/□よりも高いN型多結晶シリコンからなる(図6の曲線k2参照)。
さらに、多結晶シリコン210,220がパターン(D)によって構成される場合、多結晶シリコン210は、シート抵抗が約150Ω/□よりも低いN型多結晶シリコンからなり(図6の曲線k2参照)、多結晶シリコン220は、シート抵抗が約300Ω/□よりも高いP型多結晶シリコンからなる(図6の曲線k1参照)。
多結晶シリコン210,220がパターン(A),(B)のいずれかによって構成される場合、多結晶シリコン220の不純物濃度(BまたはAs)は、多結晶シリコン210の不純物濃度(BまたはAs)よりも高い。
多結晶シリコン210,220がパターン(C)によって構成される場合、多結晶シリコン210,220は、シート抵抗が同じであってもよく、異なっていてもよい。この場合、シート抵抗が約150Ω/□よりも高く、かつ、約300Ω/□よりも低い領域において、P型多結晶シリコンの温度依存係数TCRは、「正」になり(図6の曲線k1参照)、N型多結晶シリコンの温度依存係数TCRは、「負」になるので(図6の曲線k2参照)、同じシート抵抗において、温度依存係数が正であるP型多結晶シリコンと温度依存係数が負であるN型多結晶シリコンとを実現できる。また、N型多結晶シリコンは、シート抵抗が約150Ω/□よりも高い領域において温度依存係数が負であるので、異なるシート抵抗において、温度依存係数が正であるP型多結晶シリコンと温度依存係数が負であるN型多結晶シリコンとを実現できる。
そして、シート抵抗は、導電型を制御する不純物の濃度によって決定されるので、多結晶シリコン210,220がパターン(C)によって構成される場合、多結晶シリコン210,220は、導電型を制御する不純物の濃度が同じであってもよく、異なっていてもよい。
また、多結晶シリコン210,220がパターン(D)によって構成される場合、多結晶シリコン210,220は、異なるシート抵抗を有する。N型多結晶シリコンが正の温度依存係数を有する領域(シート抵抗が約150Ω/□よりも低い領域)では、P型多結晶シリコンは、必ず、正の温度依存係数を有するからである。
従って、多結晶シリコン210,220がパターン(D)によって構成される場合、多結晶シリコン210,220は、相互に異なる不純物濃度(導電型を制御する不純物の濃度)を有する。
上述したように、抵抗素子200は、導電型が同じである2つの多結晶シリコンまたは導電型が異なる2つの多結晶シリコンを直列に接続することによって作製される。
多結晶シリコンの場合、抵抗は、グレインサイズ(結晶粒径)によって変化し、グレインサイズが大きい程、抵抗は小さくなる。これは、グレインサイズが大きい程、グレインバウンダリー(結晶粒界)が少なくなるからである。
そして、多結晶シリコンにおいては、抵抗率の温度依存係数は、グレインバウンダリー(結晶粒界)におけるキャリアのトラップ時間によって決定される。従って、多結晶シリコンの抵抗率の温度依存係数は、グレインサイズが大きくなる程、小さくなる。そして、多結晶シリコンにおける抵抗率の温度依存係数とグレインサイズとの関係は、図6において横軸をシート抵抗からグレインサイズに代えたものと概ね同じになる。この場合、横軸は、縦軸に近づく程、大きいグレインサイズを示す。
従って、N型多結晶シリコンおよびP型多結晶シリコンの各々において、グレインサイズを制御することによって、抵抗率の温度依存係数を「正」または「負」に制御可能である。
P型多結晶シリコンにおいて、抵抗率の温度依存係数が「0」になるグレインサイズをDgp0とし、N型多結晶シリコンにおいて、抵抗率の温度依存係数が「0」になるグレインサイズをDgn0とすると、抵抗素子200の多結晶シリコン210,220は、次に示す4つのパターン(E),(F),(G),(H)のいずれかによって構成される。
(E)多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgp0よりも大きい P型多結晶シリコン
多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgp0よりも小さい P型多結晶シリコン
(F)多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgn0よりも大きい N型多結晶シリコン
多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgn0よりも小さい N型多結晶シリコン
(G)多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgp0よりも大きい P型多結晶シリコン
多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgn0よりも小さい N型多結晶シリコン
(H)多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgn0よりも大きい N型多結晶シリコン
多結晶シリコン210:グレインサイズがグレインサイズDgp0よりも小さい P型多結晶シリコン
このように、抵抗素子200は、グレインサイズが異なる2つの多結晶シリコンを直列に接続することによっても作製される。
抵抗素子200は、上述したように抵抗率の温度依存係数が異なる2つの多結晶シリコン210,220を直列に接続することによって作製される。そして、多結晶シリコン210,220の各々は、図6の曲線k1,k2によって示される抵抗率の温度依存係数TCRを有する多結晶シリコンによって構成される。
そうすると、多結晶シリコン210,220を構成するP型多結晶シリコンおよび/またはN型多結晶シリコンを曲線k1,k2に従って決定する場合、各種の正の温度依存係数を有する複数のP型多結晶シリコン(または複数のN型多結晶シリコン)の中から多結晶シリコン210を構成する多結晶シリコンが選択され、各種の負の温度依存係数を有する複数のP型多結晶シリコン(または複数のN型多結晶シリコン)の中から多結晶シリコン220を構成する多結晶シリコンが選択される。
従って、抵抗素子200の抵抗率の温度依存係数を所望の温度依存係数に設定することができる。例えば、幅Wおよび長さLが同じである多結晶シリコン210,220により抵抗素子200を作製する場合、多結晶シリコン210を正の温度依存係数TCR_P1を有する多結晶シリコンにより構成し、多結晶シリコン220を負の温度依存係数TCR_N1(|TCR_N1|<TCR_P1)により構成すれば、抵抗素子200の抵抗率の温度依存係数は、正になり、多結晶シリコン210を正の温度依存係数TCR_P1を有する多結晶シリコンにより構成し、多結晶シリコン220を負の温度依存係数TCR_N2(|TCR_N2|>TCR_P1)により構成すれば、抵抗素子200の抵抗率の温度依存係数は、負になる。
また、抵抗素子200の抵抗率の温度依存係数を「正」の温度依存係数または「負」の温度依存係数に設定する場合でも、その温度依存係数の具体的な値を各種の値に設定可能である。
その結果、所望の温度依存係数を有する抵抗素子200を作製できる。
なお、抵抗素子200も、図4に示す製造工程に従ってMOSトランジスタ30とともに作製される。
また、この発明による半導体装置100は、抵抗素子10に代えて抵抗素子200を備えていてもよい。
上記においては、N型多結晶シリコン11、P型多結晶シリコン12、および多結晶シリコン210,220は、熱CVDによって形成されると説明したが、この発明においては、これに限らず、プラズマCVDによって形成されてもよい。
また、上記においては、砒素(As)およびボロン(B)は、イオン注入法によって多結晶シリコンへ導入されると説明したが、この発明においては、砒素(As)およびボロン(B)は、熱拡散によって多結晶シリコンへ導入されてもよい。
さらに、上記においては、N型の不純物として砒素(As)を用い、P型の不純物としてボロン(B)を用いると説明したが、この発明においては、これに限らず、砒素(As)およびボロン(B)以外の不純物を導電型を制御する不純物として用いてもよい。
さらに、上記においては、多結晶シリコンに導入する不純物(AsまたはB)の濃度を制御して「正」または「負」の温度依存係数を有する半導体材料を作製すると説明したが、この発明においては、これに限らず、多結晶シリコンゲルマニウム、多結晶シリコンカーバイド、単結晶シリコン、アモルファスシリコン、アモルファスシリコンゲルマニウム、およびアモルファスシリコンカーバイドのいずれかに導入する不純物(導電型を制御する不純物)の濃度を制御して「正」または「負」の温度依存係数を有する半導体材料を作製してもよい。
この発明においては、N型多結晶シリコン11および多結晶シリコン210の各々は、「第1の抵抗膜」を構成し、P型多結晶シリコン12および多結晶シリコン220の各々は、「第2の抵抗膜」を構成する。
この発明の実施の形態によれば、抵抗素子は、正の抵抗率の温度依存係数を有する多結晶シリコンと、負の抵抗率の温度依存係数を有する多結晶シリコンとを直列に接続した構造からなるので、正の温度依存係数と負の温度依存係数との少なくとも一部が相殺される。
従って、抵抗素子の抵抗率の温度依存係数を抵抗素子を構成する半導体材料の温度依存係数よりも小さくできる。その結果、抵抗素子の抵抗率の温度依存係数を小さくできる。
また、抵抗素子は、温度依存係数が異なる2つの多結晶シリコンからなるため、拡散抵抗を用いた抵抗素子に比べ、電圧依存係数も抑制でき、アナログ特性が必要な回路に有用である。
さらに、抵抗素子は、各種の温度依存係数を有する多結晶シリコンにより作製されるので、抵抗素子の抵抗率の温度依存係数を所望の温度依存係数に設定できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、抵抗素子を構成する半導体材料が有する抵抗率の温度依存係数よりも小さい抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子に適用される。また、この発明は、所望の抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子に適用される。さらに、この発明は、抵抗素子を構成する半導体材料が有する抵抗率の温度依存係数よりも小さい抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を備えた半導体装置に適用される。さらに、この発明は、所望の抵抗率の温度依存係数を有する抵抗素子を備えた半導体装置に適用される。
この発明の実施の形態による抵抗素子を備えた半導体装置の概略断面図である。 図1に示すN型多結晶シリコンの抵抗値の温度依存性を示す図である。 図1に示すP型多結晶シリコンの抵抗値の温度依存性を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造工程を示す図である。 この発明による抵抗素子の他の概略断面図である。 多結晶シリコンにおける抵抗率の温度依存係数とシート抵抗との関係を示す図である。
符号の説明
1 シリコン基板、1A,2A,11A,12A 一主面、2,3 分離用絶縁膜、10,200 抵抗素子、11 N型多結晶シリコン、12 P型多結晶シリコン、13,14,17,18,35〜37 サリサイド、15,16,19,20 コンタクト、21 層間絶縁膜、22〜24 金属層、30 MOSトランジスタ、31 チャネル領域、32 ソース領域、33 ドレイン領域、34 ゲート電極、38 サイドウォール、40 Pウェル領域、51,52 N型領域、53〜55 多結晶シリコン、100 半導体装置、210,220 多結晶シリコン。

Claims (11)

  1. 半導体装置に用いられる抵抗素子であって、
    抵抗率の温度依存係数が正である第1の抵抗膜と、
    前記第1の抵抗膜に直列に接続され、前記抵抗率の温度依存係数が負である第2の抵抗膜とを備える抵抗素子。
  2. 前記第1の抵抗膜は、各々が正の前記温度依存係数を有する複数の半導体材料から任意に選択された第1の半導体材料からなり、
    前記第2の抵抗膜は、各々が負の前記温度依存係数を有する複数の半導体材料から任意に選択された第2の半導体材料からなる、請求項1に記載の抵抗素子。
  3. 前記第1の半導体材料は、金属的特性を有し、
    前記第2の半導体材料は、半導体的特性を有する、請求項2に記載の抵抗素子。
  4. 前記第1の半導体材料は、所定の導電型からなり、第1の不純物濃度を有し、
    前記第2の半導体材料は、前記所定の導電型からなり、前記第1の不純物濃度よりも高い第2の不純物濃度を有する、請求項3に記載の抵抗素子。
  5. 前記所定の導電型は、P型である、請求項4に記載の抵抗素子。
  6. 前記所定の導電型は、N型である、請求項4に記載の抵抗素子。
  7. 前記第1の半導体材料は、第1の導電型からなり、第1の不純物濃度を有し、
    前記第2の半導体材料は、前記第1の導電型と異なる第2の導電型からなり、第2の不純物濃度を有する、請求項3に記載の抵抗素子。
  8. 前記第1の導電型は、P型であり、
    前記第2の導電型は、N型である、請求項7に記載の抵抗素子。
  9. 前記第1の導電型は、N型であり、
    前記第2の導電型は、P型である、請求項7に記載の抵抗素子。
  10. 前記第1および第2の半導体材料の各々は、多結晶シリコンである、請求項2から請求項9のいずれか1項に記載の抵抗素子。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の抵抗素子を備える半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015166654A1 (ja) * 2014-05-01 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 半導体装置および半導体モジュール
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