JP2006215967A - 獣医師連携システム - Google Patents

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【課題】 症状に基づいて最適な専門獣医師を容易に選択できるようにする。
【解決手段】 通信回線網3に接続される連携サーバ装置4によって、利用者に適した獣医師情報を提供する獣医師連携システム100であって、動物カテゴリや症状が蓄積される動物症状データベース部、症状と関係性を有する臓器・部位が蓄積された症状臓器データベース部、獣医師毎に専門とする前記臓器・部位が特定された専門獣医師データベース部を用意し、症状絞込み部によって、動物症状データベース部に含まれる複数の動物カテゴリ及び症状を利用者に配信して利用者に選択を促し、利用者によって選択された症状等に基づいて症状臓器データベース部を参照し、症状と臓器・部位の関連度合いによって臓器・部位の優先順位を決定し、絞り込まれた臓器・部位に基づいて専門獣医師データベース部を参照してその臓器・部位を得意分野とする専門獣医師を抽出するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はインターネット等の通信回線網を利用した動物医療および健康相談の為の獣医師連携システムに関する。
人間を対象とした医療においては、インターネット上に医療情報の提供や医療従事者を紹介したホームページがあり、遠隔地医療として総合病院および大学病院間にネートワークを構築して医療情報提供を行うような報告も見られる。
一方、動物医療分野においては、個人獣医師が自分の専門領域外の依頼を受けた場合に、オンライン上で会議を開催して、複数の獣医師がその会議に参加して問題を議論するシステムや、個人獣医師等からネットワーク経由で診断を受けるシステム等が開発されている。
特開2003−30120号公報
今日、動物医療の分野においても人間を対象とした医療と同様に、専門分野が細分化されている。しかしながら、動物医療の分野においては、対象となる動物種類および品種が豊富な上に、その症状と疾患名が異なっており、人間を対象とした医療のように一定の症状から疾患名を決定することが困難であるという問題があった。このため利用者が、飼育動物に関する情報を必要とした場合において、動物の症状から適切な専門獣医師を選択することが大変難しく、結局、利用者が飼育動物に関する情報を十分に得ることができない状況であった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、自動的且つ適切に獣医師を選択できるシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明は、以下の技術的手段から構成される。
(1)通信回線網に接続される連携サーバ装置によって、利用者に適した獣医師情報を提供する獣医師連携システムであって、動物カテゴリ及び該動物カテゴリに属する複数の症状が蓄積される動物症状データベース部と、前記動物カテゴリの前記症状毎に、該症状と関係性を有する臓器・部位が蓄積されている症状臓器データベース部と、獣医師毎に、専門とする前記臓器・部位が特定されている専門獣医師データベース部と、該動物症状データベース部に含まれる複数の前記動物カテゴリ及び前記症状を前記利用者に配信して、該利用者に選択を促す症状絞込み部と、利用者によって選択された前記動物カテゴリ及び前記症状に基づいて前記症状臓器データベース部を参照し、前記症状と前記臓器・部位の関連度合いによって臓器・部位の優先順位を決定する臓器絞込み部と、前記臓器絞込み部によって絞り込まれた前記臓器・部位に基づいて前記専門獣医師データベース部を参照し、該臓器・部位を得意分野とする専門獣医師を抽出する獣医師絞込み部と、を備えることを特徴とする獣医師連携システム。
(2)前記動物カテゴリには、動物種類を選択する大カテゴリと、該大カテゴリに属する動物品種を選択する小カテゴリを含むことを特徴とする(1)記載の獣医師連携システム。
(3)前記症状臓器データベース部は、一方の配列が複数の前記症状であって他方の配列が複数の前記臓器・部位となる症状−臓器・部位マトリックスを備えており、前記症状と前記臓器・部位の関係度合いに基づいて、前記症状−臓器・部位マトリックスの対応枠に予めフラグが設定されており、前記利用者が選択した複数の前記症状に基づいてヒットした前記フラグの合計によって、前記臓器・部位の優先順位を設定するようにしたことを特徴とする(1)又は(2)に記載の獣医師連携システム。
(4)前記臓器絞込み部が、優先順位が設定された複数の前記臓器・部位を該優先順位が識別可能な状態で前記利用者に配信して選択を促し、該利用者によって選択された前記臓器・部位に基づいて、前記獣医師絞込み部が前記専門獣医師を抽出するようにしたことを特徴とする(1)、(2)又は(3)に記載の獣医師連携システム。
(5)前記臓器絞込み部が、前記動物カテゴリに属する動物画像、及び該動物画像上に適切配置された前記臓器・部位の選択ボタンを含む臓器・部位選択画面を前記利用者に配信して、該臓器・部位の選択を促すようにしたことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の獣医師連携システム。
(6)前記臓器・部位選択画面は、前記臓器・部位の選択ボタンの色調の違いによって、前記優先順位を識別可能となっていることを特徴とする(5)に記載の獣医師連携システム。
(7)前記獣医師絞込み部が、抽出された前記専門獣医師に対して問い合せ可能な相談画面を前記利用者に配信するようにし、該相談画面には、利用者が保有する静止画又は動画を添付可能にしたことを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の獣医師連携システム。
(8)前記相談画面が、更に、動物の名称、動物の年齢、動物の性別、相談内容が入力可能な入力欄を備えていることを特徴とする(7)に記載の獣医師連携システム。
(9)前記専門獣医師データベースには、動物種類および品種、専門臓器、専門獣医師名が含まれていることを特徴とする(1)乃至(8)のいずれかに記載の獣医師連携システム。
本発明によれば、利用者は、各種動物に対して十分な知識を有しなくとも適した獣医師とコミュニケーションを図ることが可能となる。特に、症状に基づいて最適な獣医師を選択できるので、利用者にとって利便性の高いインターフェースを提供することが可能になる。また、獣医師同士であっても、自分より専門性の高い獣医師から情報を受けることが可能となる。さらに、ネットワークを利用して動物の静止画や動画等を、メールを用いて添付ファイルとして送信することが可能となり、より客観的で精度の高い情報を利用者に提供することが可能となる。
以下図面を参照しながら本発明の実施の最良の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の獣医師連携システム100の概念を示した平面図である。この獣医師連携システム100は、利用者が用いる利用者PC1、専門獣医師が用いる獣医師PC2、および本獣医師連携システム100の管理者が運営する連携サーバ装置4を備えており、これらは全て通信回線網3を介して接続され、相互にTCP/IP通信が可能となっている。なお、通信回線網3は、電話網、移動通信網、ISDN、パケット交換網等の公衆網、およびLAN、WAN、インターネット等のコンピュータネットワーク網を含むものである。
図2には、連携サーバ装置4の内部の装置構成が示されている。この連携サーバ装置4は、制御部410、記憶部420、表示部430、操作部440、通信インターフェース450を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス460を介して相互に接続されている。
制御部410はCPUであり、プログラムにしたがって各種演算処理等を行う。記憶部420は、連携サーバ装置4の基本動作を制御する各種プログラムやパラメータを格納するROM、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶するRAM、データベース等が格納されるディスク式記録媒体等からなる。表示部430はディスプレイであり、連携サーバ装置4をメンテナンスする場合等に各種情報を表示する。操作部440は、操作キー等からなり、各種命令やデータ、プログラム等を入力する。通信インターフェース450は、通信回線網3に接続してコンピュータ間の情報通信を行うためのインターフェースである。
図3には、この連携サーバ装置4の機能構成が示されている。なお、これらの各種機能は、記憶部420に記憶された制御プログラムが制御部410で適宜実行されて実現されるものである。
この連携サーバ装置4は、WWWサーバ部500、動物症状データベース部510、症状臓器データベース部520、専門獣医師データベース部530、症状絞込み部540、臓器絞込み部550、獣医師絞込み部560を備える。WWWサーバ部510は、HTML形式やXML形式の各種画面を、利用者PC1や獣医師PC2のWWWブラウザに配信する為の基本機能(例えば、セキュア通信やアクセス制限、アクセスログ回収、データフォルダ管理等)を提供する。動物症状データベース部510は、動物カテゴリと、その動物カテゴリに属する複数の症状が蓄積されるようになっている。具体的にはこの動物カテゴリには、馬、牛、犬、猫、豚、鳥、爬(は)虫類、両生類、魚類、野生動物、海洋動物等の動物種類を選択する大カテゴリと、この大カテゴリに含まれる各種動物の複数の品種(例えば大カテゴリが「馬」の場合は、サラブレッド、アラブ、セルフランセ、ポニー、道産子、重種馬、ミニチュアホース等の品種)が登録された小カテゴリを含んでいる。また、この品種毎に、関係の深い症状、例えば発熱、元気低下、食欲不振、疝痛、下痢、便秘、血便、努責、貧血、黄疸、鼻出血、喀血、浮腫、心雑音、発咳、流涎、赤色尿、呼吸速拍、歩様異常、昏睡、削痩、起立不能、腹部膨満、毛色異常、皮膚異常、体表リンパ節の腫大、眼の異常、泌乳量の異常、乳房の異常等が登録されている。
症状臓器データベース部520は、動物カテゴリの症状毎に、関係性を有する複数の臓器・部位が蓄積されている。この症状臓器データベース部520については後で詳述する。
専門獣医師データベース部530は、複数の獣医師が、それぞれ、専門とする臓器・部位や動物カテゴリが特定された状態で蓄積されている。具体的には図4に示されるように、整理番号26、動物種類27、品種28、専門臓器29、専門獣医師名30、所属機関31、役職32、専門分野33、Eメールアドレス34が含まれている。
症状絞込み部540は、動物症状データベース部510に含まれる複数の大小の動物カテゴリや症状を利用者PC1に配信して、利用者に動物の種類・品種・症状等の選択を促すようにする。また、臓器絞込み部550は、利用者によって選択された動物カテゴリ及び症状に基づいて、症状臓器データベース部520を参照し、この症状と臓器・部位の関連度合いに基づいて、臓器・部位の優先順位を決定するようになっている。また、獣医師絞込み部560は、臓器絞込み部550によって絞り込まれた臓器・部位に基づいて、専門獣医師データベース部530を参照し、この臓器・部位を得意分野とする専門獣医師を抽出するようになっている。
次に、症状臓器データベース部520について詳細に説明する。
図5に示されるように、症状臓器データベース部520は、動物カテゴリ毎に、症状−臓器・部位マトリックス(テーブル)521を備えている。ここでは、その一例として、大カテゴリ(種類)が「馬」で小カテゴリ(品種)が「サラブレッド」における症状−臓器・部位マトリックス521が表示されている。症状−臓器・部位マトリックス521における一方の配列には、複数の症状12が配置されており、他方の配列には、複数の臓器・部位13が配置されている。例えば、症状12側に配列には、動物症状データベース部510と同様に、発熱、元気低下、食欲不振、疝痛、下痢、便秘、血便、努責、貧血、黄疸、鼻出血、喀血、浮腫、心雑音、発咳、流涎、赤色尿、呼吸速拍、歩様異常、昏睡、削痩、起立不能、腹部膨満、毛色異常、皮膚異常、体表リンパ節の腫大、眼の異常、泌乳量の異常、乳房の異常等が含まれている。また例えば、臓器・部位13側の配列には、目、鼻、口、喉、頭・頚、肩、肺、背、腰、胃腸、心臓、腎・肝臓、膵臓、腎臓、尾、肛門、子宮・膣、陰茎・睾丸、乳房、前肢、後肢、蹄、飼料、敷料、環境要因等が含まれている。
更に、特定の症状12の列と特定の臓器・部位13の行が交差する対応枠(セル)15には、その特定の症状12と臓器・部位13の関係度合いを意味するフラグが予め設定されている。ここではフラグとして、「関係有り(ON)」の場合はセル15の背景が灰色となっており、「関係なし(OFF)」の場合はセル15の背景が白になっている。利用者が、症状絞込み部540によって特定の症状12を選択した場合、症状−臓器・部位マトリックス521では、その症状12の列の全セル15に「1」を自動挿入する。例えばここでは、利用者が、発熱、元気低下、食欲不振、疝痛(せんつう)、便秘という4つの症状12を選択しているので、その症状12の列のセル15の全てに「1」が表示されている。症状12の配列の最端列には合計点数欄14が用意されており、フラグがONとなる灰色セル15内に表示されている数字「1」を、臓器・部位13毎(即ち行毎)に合計して表示するようにしている。この結果、臓器・部位13毎の合計ポイントが表示可能となっており、このポイント数によって、検査すべき臓器・部位13の優先順位が設定されることになる。ここでは、優先順位の高い順に、胃腸が5点、肺が3点、心臓が3点、蹄が2点となっている。
なおここではセル15の色によってフラグのON、OFFの状態を示したが、図6に示されるように、症状12と臓器・部位13の関係度合いを、各セル15の内部にポイント数で表示しておくことも好ましい。このようにすると、症状12と臓器・部位13の関連度合いを重み付け(ランク付け)できる。例えばここでは、発熱に対して、胃腸が3点、肺が2点、心臓が1点・・・というように関係の深さに応じてランク付けされている。そして、利用者が、症状12として発熱と疝痛(せんつう)を選択した場合には、その列(ここでは太枠で表示)に属しているポイントを、行方向に合算して、臓器・部位毎に合計点数を表示する。このような仕組みによって、症状13と臓器・部位13との関係を、優先順位をつけて自動的に出力可能な状態にする。
次に、この獣医師連携システム100の動作例について、利用者PC1等に表示される画面等を紹介しながら説明する。
先ず、症状絞込み部540が、動物症状データベース部510を参照して必要なデータを抽出し、図7に示されるように、利用者PC1に対して動物種類及び品種選択画面600を配信する。この動物種類及び品種選択画面600には、動物種類9と品種10が含まれており、馬、牛、犬、猫、豚、鳥等の動物種類9の一つを選択すると、自動的に動物症状データベース部510を参照して、その動物種類9に属する品種10が表示されるようになっている。この画面600によって、利用者が動物品種10まで絞り込んで送信ボタンを押すと、症状絞込み部540がその品種10に基づいて動物症状データベース部510を参照し、図8に示されるような症状選択画面610を利用者PC1に対して配信する。この症状選択画面610は、利用者によって選択された動物種類9と品種10に関連する特定の症状名が症状ボタン11として表示されるようになっている。症状には発熱、元気低下、食欲不振、疝痛・・・等様々である。利用者は、この画面610を介して複数の症状を選択することができるようになっている。
利用者が複数の症状を選択して連携サーバ装置4に送信すると、臓器絞込み部550が実行され、症状臓器データベース520を参照して臓器・部位の優先順位を決定する。この決定方法は既に図5、図6で説明したので省略する。優先順位が決定した後、臓器絞込み部550は、図9に示されるような臓器・部位選択画面620を利用者PC1に対して配信する。この臓器・部位選択画面620には、動物種類及び品種選択画面600によって選択された動物種類9ならびに品種10を示す動物画像17(ここではサラブレッドの画像)が含められており、この動物画像17上には、その画像に適した位置関係で、臓器・部位を選択する選択ボタン16が表示されている。この臓器・部位の選択ボタン16は、優先順位に従って色調が異なるようになっている。具体的には、合計点数が1から3までの臓器・部位に対しては網掛けボタン16Aとして表示され、数値が4以上のものは灰色ボタン16Bとして表示され、それ以外の場合は白色ボタン16Cとして表示される。これにより、利用者が臓器もしくは部位を選ぶ場合に、灰色ボタン16B、網掛けボタン16A、通常ボタン16Cの順に選択できるようにしてある。従って、利用者の選択の自由度を高めながらも、ボタンの色調によって、サーバ装置4側から臓器・部位の提案を行うことで、知識を十分に持ち合わせていない利用者が容易に臓器・部位を選択できるようにしている。なお、臓器・部位の選択ボタン16には、目、鼻、口、喉、頭・頚、肩、肺、背、腰、胃腸、心臓、腎・肝臓、膵臓、腎臓、尾、肛門、子宮・膣、陰茎・睾丸、乳房、前肢、後肢、蹄、飼料、敷料、環境要因等の情報を含むようにすることが好ましい。
この臓器・部位選択画面620において特定の臓器・部位の選択ボタンを押すと、獣医師絞込み部560が実行され、専門獣医師データベース部530を参照して、この臓器・部位、品種等を得意とする専門獣医師を抽出し、図10に示されるような専門獣医師選択画面630を利用者PC1に配信する。この専門獣医師選択画面630には、専門獣医師名20、所属機関21、役職22、専門動物23、専門分野24が表示されており、利用者によって選択された臓器・部位を得意とする複数の専門獣医師がリストアップされる。利用者は、この専門獣医師選択画面630に表示された複数の専門獣医師から、相談したい専門獣医師を選択することが可能となっている。
この専門獣医師選択画面630において獣医師を選択して、「入力画面へ」ボタン25をクリックすると、獣医師絞込み部560は更に図11に示されるような相談画面640を利用者PC1に配信する。この相談画面640には、利用者側の情報として、氏名35、郵便番号36、住所37、電話番号38、Eメールアドレス39、職業40、動物名前42、相談内容45等の入力欄が表示される。更にこの相談画面640には、利用者が動物種類及び品種選択画面600で選択した動物種類9および品種10が、動物種類・品種41として自動的に表示されるようにしてある。
更に相談画面640では、動物の性別43が選択可能であり、利用者が飼育している動物を撮影した静止画、動画、録音した音声等の関連データを添付ファイル46として添付可能としてある。利用者が相談画面640に全ての情報に入力後、「送信」ボタン47をクリックすることにより、連携サーバ装置4を介して獣医師PC2にこれらの情報が電子メールによって直接送信されるようになっている。
専門獣医師は、利用者PC1から送信されてきた各種情報を獣医師PC2によって受信して画面で確認する。この情報には利用者のEメールアドレスが含まれているので、専門獣医師は、相談内容に対する回答を、電子メールによって通信回線網3を介して利用者PC1へ直接提供することが可能となる。
以上、本実施形態に係る獣医師連携システム100によれば、動物医療および健康相談に関する情報を得たい利用者が、動物の実際の症状に基づいて、最適な専門獣医師に関する情報を入手することができる。更に、その専門獣医師に対して直接相談することにより、専門獣医師からの回答を直接得ることができる。特に、臓器・部位や動物種類・品種によって細分化されている獣医師特有の事情に鑑みて、症状−臓器・部位マトリックスによって臓器・部位の優先順位を設定し、利用者を自動的に最適な専門獣医師に導くようにしていることから、あたかも、症状に対して専門獣医師が直接的に選択されたような感覚を得ることができ、利用者には大変利便性の高いものとなる。
なお、本実施形態では、利用者が、動物の飼育者である場合を主に想定したが、本発明はそれに限定されず、獣医師が利用することも可能である。特に専門分野が細分化されている特性から、自らの得意分野以外の相談があった場合に、他の獣医師に相談したい場合が多い。従って、本獣医師連携システム100を用いれば、専門外の動物や臓器であっても、その症状から相談に適した獣医師を選択できることになる。
また本実施形態では、サーバ装置が1台である場合を模式的に示したが、本発明はそれに限定されるものではない。複数台のサーバ装置を用いることも可能である。またネットワーク環境が発展してきた昨今は、データベースやCPUなど、機能毎に通信回線を介して分散配置することも可能であり、本発明を実現する為の設備構成は、その環境に応じて適宜選択されるものである。
利用者は、症状から最適な専門獣医師を容易に選択することが可能になる。
本実施形態に係る連携システムの概念を示したネットワーク構成図である。 同連携システムの連携サーバ装置の内部構成を示すブロック図である。 同連携サーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 専門獣医師データベース部のデータ配列を示す配列図である。 症状臓器データベース部のデータ配列を示す配列図である。 症状臓器データベース部の他のデータ配列を示す配列図である。 動物種類及び品種選択画面を示す図である。 症状選択画面を示す図である。 臓器・部位選択画面を示す図である。 専門獣医師選択画面を示す図である。 相談画面を示す図である。
符号の説明
1 利用者PC
2 専門獣医師PC
3 通信回線網
4 連携サーバ装置
9 動物種類
10 品種
11 症状ボタン
12 症状
13 臓器・部位
14 合計
15 セル
16A、16B、16C 臓器・部位ボタン
17 動物画像
20 専門獣医師名
21 所属機関
22 役職
23 専門動物
24 専門分野
25 「入力画面へ」ボタン
26 整理番号
27 動物種類
28 品種
29 専門臓器
30 専門獣医師
31 所属機関
32 役職
33 専門分野
34 Eメールアドレス
35 氏名
36 郵便番号
37 住所
38 電話番号
39 Eメールアドレス
40 職業
41 動物種類・品種
42 動物名前
43 性別選択ボタン
44 年齢
45 相談内容
46 添付ファイル
47 送信ボタン
100 獣医師連携システム
500 WWWサーバ部
510 動物症状データベース部
520 症状臓器データベース部
530 専門獣医師データベース部
540 症状絞込み部
550 臓器絞込み部
560 獣医師絞込み部
600 動物種類及び品種選択画面
610 症状選択画面
620 臓器・部位選択画面
630 専門獣医師選択画面
640 相談画面

Claims (9)

  1. 通信回線網に接続される連携サーバ装置によって、利用者に適した獣医師情報を提供する獣医師連携システムであって、
    動物カテゴリ及び該動物カテゴリに属する複数の症状が蓄積される動物症状データベース部と、
    前記動物カテゴリの前記症状毎に、該症状と関係性を有する臓器・部位が蓄積されている症状臓器データベース部と、
    獣医師毎に、専門とする前記臓器・部位が特定されている専門獣医師データベース部と、
    該動物症状データベース部に含まれる複数の前記動物カテゴリ及び前記症状を前記利用者に配信して、該利用者に選択を促す症状絞込み部と、
    利用者によって選択された前記動物カテゴリ及び前記症状に基づいて前記症状臓器データベース部を参照し、前記症状と前記臓器・部位の関連度合いによって臓器・部位の優先順位を決定する臓器絞込み部と、
    前記臓器絞込み部によって絞り込まれた前記臓器・部位に基づいて前記専門獣医師データベース部を参照し、該臓器・部位を得意分野とする専門獣医師を抽出する獣医師絞込み部と、
    を備えることを特徴とする獣医師連携システム。
  2. 前記動物カテゴリには、動物種類を選択する大カテゴリと、該大カテゴリに属する動物品種を選択する小カテゴリを含むことを特徴とする請求項1記載の獣医師連携システム。
  3. 前記症状臓器データベース部は、
    一方の配列が複数の前記症状であって他方の配列が複数の前記臓器・部位となる症状−臓器・部位マトリックスを備えており、
    前記症状と前記臓器・部位の関係度合いに基づいて、前記症状−臓器・部位マトリックスの対応枠に予めフラグが設定されており、
    前記利用者が選択した複数の前記症状に基づいてヒットした前記フラグの合計によって、前記臓器・部位の優先順位を設定するようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の獣医師連携システム。
  4. 前記臓器絞込み部が、優先順位が設定された複数の前記臓器・部位を該優先順位が識別可能な状態で前記利用者に配信して選択を促し、
    該利用者によって選択された前記臓器・部位に基づいて、前記獣医師絞込み部が前記専門獣医師を抽出するようにした
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の獣医師連携システム。
  5. 前記臓器絞込み部が、
    前記動物カテゴリに属する動物画像、及び該動物画像上に適切配置された前記臓器・部位の選択ボタンを含む臓器・部位選択画面を前記利用者に配信して、該臓器・部位の選択を促すようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の獣医師連携システム。
  6. 前記臓器・部位選択画面は、前記臓器・部位の選択ボタンの色調の違いによって、前記優先順位を識別可能となっていることを特徴とする請求項5に記載の獣医師連携システム。
  7. 前記獣医師絞込み部が、
    抽出された前記専門獣医師に対して問い合せ可能な相談画面を前記利用者に配信するようにし、
    該相談画面には、利用者が保有する静止画又は動画を添付可能にしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の獣医師連携システム。
  8. 前記相談画面が、更に、動物の名称、動物の年齢、動物の性別、相談内容が入力可能な入力欄を備えていることを特徴とする請求項7に記載の獣医師連携システム。
  9. 前記専門獣医師データベースには、動物種類及び品種、専門臓器、専門獣医師名が含まれていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の獣医師連携システム。
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