JP2006215792A - カセット形状記録媒体及び記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号の授受を確実に行うことのできる半導体メモリを内蔵したカセット形状記録媒体及び記録再生装置の提供を目的とする。
【解決手段】カセット側面に配備された金属板3aと凹凸部材4aを、記録再生機器側にはマグネット5aと凹凸部材6aを備え、カセットローディング時にこれらが磁気式吸引力で正確に位置決めされ、メモリR/W制御端子群2と7が信頼性高く接触することにより、半導体メモリを内蔵したカセット媒体を自動装填排出させることが可能となる。
【選択図】図2
【解決手段】カセット側面に配備された金属板3aと凹凸部材4aを、記録再生機器側にはマグネット5aと凹凸部材6aを備え、カセットローディング時にこれらが磁気式吸引力で正確に位置決めされ、メモリR/W制御端子群2と7が信頼性高く接触することにより、半導体メモリを内蔵したカセット媒体を自動装填排出させることが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、半導体メモリを内蔵したカセット形状記録媒体及びカセット形状記録媒体に対して記録及び再生を行う記録再生装置に関する。
記録媒体としては、過去からテープ状カセットが広く利用されているが、アクセス性に難があり、近年は、SDメモリーカードに代表される半導体メモリ媒体も普及してきた。大容量記録では、コスト面で有利なカセットテープがまだまだ有利な反面、半導体メモリの優れたアクセス性はこれに勝る媒体はなく、これら両方の記録媒体の利点を活かす手段として、例えば、特許文献1に示されるように、磁気テープカセットに半導体メモリを内蔵し、必要に応じてこの半導体メモリに記録再生することで、アクセス性を改善する案が提案されている。
この従来のカセット形状記録媒体及び記録再生装置では、情報を半導体メモリに書き込み、読み出しするための接点部を備え、装置側にはこの接点部と電気的に結合するための接点端子部を備える必要があり、磁気テープのローディングメカニズムとの干渉を避けて配置されていた。
特開平6−150616号公報
半導体製造技術の進歩によって、半導体メモリは今後も加速度的にコストダウンが進むと予想され、大容量媒体も半導体メモリだけで構成することが予想される。
しかしながら、従来の半導体メディアではカード形状の構造で、記録再生装置への挿抜に関してはPCMCIAカードやSDカードのように手動で操作することを想定した構造であり、自動的なロード、アンロードには適していない構造になっていた。このため例えば、メディアをロボットで制御して記録再生装置に装填したりするローダー、カートマシン等と総称されるライブラリーシステム装置への展開は、非常に困難であり、半導体メディアの大容量アーカイブ用途展開への課題にもなっていた。
前記従来の課題を解決するために、本発明のカセット形状記録媒体及び記録再生装置は、半導体メモリを内蔵したカセット形状の構造で、半導体メモリ群と、これらの半導体メモリ群を制御するための第1の電気的接点端子群と、磁気式吸引力を生じる部材と、第1の凹凸部材とを有するカセット形状記録媒体と、前記カセット形状記録媒体に装着された磁気式部材を吸引するマグネットと、前記カセット形状記録媒体の第1の凹凸部材と噛み合わさることでこのカセット位置を確定させうる第2の凹凸部材と、第1と第2の凹凸部材が噛み合い前記カセット形状媒体位置が定まった際に、第1の電気的接点群と接触し電気的導通を可能とする第2の電気的接点端子群を備えた記録再生装置を有し、前期カセット形状記録媒体が前記記録再生装置に装填される。
本発明のカセット形状記録媒体及び記録再生装置によれば、カード形状でなくカセット形状にすると内蔵する半導体メモリの大容量化がさらに加速され、上述したような本構成によって、この半導体メモリ内蔵カセットは前述の第1と第2の凹凸部材が噛み合うことにより正確な位置固定が可能となり、さらにカセットに設置された金属部材と記録再生装置に配備されたマグネットが、磁気式の吸引力で密着することで、カセット側の第1の電気的接点群と機器側の第2の電気的接点群の導通が信頼性高く実現できる。大容量の半導体メモリを搭載したカセットを繰り返し安定して装抜でき、装填時はこの半導体メモリとの信頼性高い読み出し書き込みが可能となるため、ロボットによるカセット装抜行為も可能となり、従来のテープアーカイブシステムへの導入展開をすることができる。
また従来の磁気カセットテープでは、このカセットテープを記録再生装置に固定させる場合、マグネットのような磁気式吸引力を用いると、記録された磁気情報を劣化させる可能性があったが、本発明ではまったくこのような劣化の心配がなく、安価な部材でカセットを記録再生機器へ信頼性高く位置決め固定することが可能となり、カメラレコーダ等のポータブル機器へも導入することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるカセット形状記録媒体の側面斜視図である。図1において、1は半導体メモリを内蔵したカセットの側面、2はこのカセットに内蔵した半導体メモリを制御するための電気的接点群(以下、メモリR/W制御端子群と称す)、3a、3bは金属板、4a、4bは凹凸部で、図に示したような三角上の凹凸形状となっている。
図2は、本発明のカセット形状記録媒体と記録再生装置の装着部の部分図であり、半導体メモリを内蔵したカセットが装着途中の過程にあり、カセット側面1は矢印で示された方向に移動している。図3において、5aは記録再生装置に配備されたマグネットであり、カセット側面1に配備された金属板4aに対面した位置に設置されている。6aは同様にカセット側面1に配備された第1の凹凸部3aと対面して噛み合うように記録再生装置側に配備された第2の凹凸部材、7はカセット側面1に配備されたメモリR/W制御端子群2に対面した位置の記録再生装置側に配備した第2のメモリ制御端子群である。
カセットに配備された第1の凹凸部材3b、金属板4bに対面した記録再生側の位置には、第2の凹凸部材6b、マグネット6bが存在するが、省略している。
カセットが矢印に示された方向へ移動して、金属板4a、4bがマグネット5a、5bに接近すると、吸引力が働き、やがてカセットが記録再生装置へ引き込まれる。この時、第1、第2の凹凸部材によって噛み合わせ状態が一定したものとなることから、カセットと記録再生装置の位置が規制され、常に同じ位置に固定される。このためカセット側の第1のメモリR/W制御端子群2と、記録再生装置側に配備した第2のメモリR/W制御端子群7も接触状態が信頼性高いものとなる。
以上のように、半導体メモリを内蔵したカセットは、従来の半導体メモリカードが機器側へ装填される際には強い圧力をかけてコネクタ挿入を図ったのに対し、
磁気式吸引力によって信頼性高く機器側との装着を容易にしている。
磁気式吸引力によって信頼性高く機器側との装着を容易にしている。
次に、カセットを機器側から取り外す動作に関して説明する。従来の半導体カードでは機器側とメディアの接続は多端子のコネクタの雄側と雌側の勘合に拠っていたため、取り外し時には、装着時以上の力を要することが多かった。本発明のカセットと記録再生装置では金属板4a、4bとマグネット5a、5bによる磁気的な力で吸引力が定まっているため、カセット取り外しに際しては、これをわずかに上回る引き抜き力を用意し、特別に大きな力を発生させる機構を用意する必要がない。図示しないが、マグネット5a、5bを金属板から遠ざける機構で、磁気式吸引力を減少させることも可能である。
以上のように、本発明におけるカセット形状記録媒体及び記録再生装置では、半導体メモリ群を制御するための第1の電気的接点端子群と、磁気式吸引力を生じる部材と、第1の凹凸部材とを有するカセット形状記録媒体と、前記カセット形状記録媒体に装着された磁気式部材を吸引するマグネットと、前記カセット形状記録媒体の第1の凹凸部材と噛み合わさることでこのカセット位置を確定させうる第2の凹凸部材と、第1と第2の凹凸部材が噛み合い前記カセット形状媒体位置が定まった際に、第1の電気的接点群と接触し電気的導通を可能とする第2の電気的接点端子群を備えた記録再生装置とすることにより、大容量の半導体メモリカセット媒体を記録再生装置側へ装抜することを自動化させることができ、これにより大容量のアーカイブシステムへ半導体メモリを展開することが可能となる。
なお、本実施の形態において、記録再生装置に配備したマグネット5は、電流を制御することで発生する磁気的吸引力を制御できるようにし、カセット装填時のみ吸引させるように電気的に制御させる構成としても良い。
本発明にかかるカセット形状記録媒体及び記録再生装置は、半導体メモリを大容量カセット化させ、これを記録再生装置へ装填排出することが自動化することが可能となるので、大規模アーカイブシステムへ利用することが可能になる等、非常に有用である。
1・・・カセット側面
2・・・第1のメモリR/W制御端子群
3a、3b・・・金属板
4a、4b・・・第1の凹凸部材
5a・・・マグネット
6a・・・第2の凹凸部材
7・・・第2のメモリR/W制御端子群
2・・・第1のメモリR/W制御端子群
3a、3b・・・金属板
4a、4b・・・第1の凹凸部材
5a・・・マグネット
6a・・・第2の凹凸部材
7・・・第2のメモリR/W制御端子群
Claims (2)
- 半導体メモリ群と、
これらの半導体メモリ群を制御するための第1の電気的接点端子群と、
磁気式吸引力を生じる部材と、
第1の凹凸部材とを有するカセット形状記録媒体。 - 前記カセット形状記録媒体に装着された磁気式部材を吸引するマグネットと、
前記カセット形状記録媒体の第1の凹凸部材と噛み合わさることでこのカセット位置を確定させうる第2の凹凸部材と、
第1と第2の凹凸部材が噛み合い前記カセット形状媒体位置が定まった際に、第1の電気的接点群と接触し電気的導通を可能とする第2の電気的接点端子群を備えた記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027565A JP2006215792A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | カセット形状記録媒体及び記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005027565A JP2006215792A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | カセット形状記録媒体及び記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006215792A true JP2006215792A (ja) | 2006-08-17 |
Family
ID=36978989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005027565A Pending JP2006215792A (ja) | 2005-02-03 | 2005-02-03 | カセット形状記録媒体及び記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006215792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011242879A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Panasonic Corp | 接続装置 |
-
2005
- 2005-02-03 JP JP2005027565A patent/JP2006215792A/ja active Pending
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JP2011242879A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Panasonic Corp | 接続装置 |
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