JP2007133973A - ディスクカートリッジ製造装置及び方法、並びにディスクカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】ディスクカートリッジに組み込まれたディスクを容易に識別する。
【解決手段】ディスクカートリッジ製造装置2は、データライタ3、サーボライタ4、データリーダ5、組込装置6、プリント装置7、データイレイサ8を備える。サーボライタ4と組込装置6とを、第1ベルトコンベア11により繋げ、組込装置6とデータイレイサ8とデータライタ3とを、第2ベルトコンベア12により繋げる。ディスク保持ケース18の側面に、ICタグ27を貼り付ける。ICタグ27は、アンテナ28、IC29からなる。IC29に、通信回路、メモリを組み込む。データライタ3は、ICタグ27に、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータを書き込む。データリーダ5は、ICタグ27の原反ロットデータを読み取る。プリント装置7は、カートリッジ37に、データリーダ5で読み取った原反ロットデータをプリントする。
【選択図】図1
【解決手段】ディスクカートリッジ製造装置2は、データライタ3、サーボライタ4、データリーダ5、組込装置6、プリント装置7、データイレイサ8を備える。サーボライタ4と組込装置6とを、第1ベルトコンベア11により繋げ、組込装置6とデータイレイサ8とデータライタ3とを、第2ベルトコンベア12により繋げる。ディスク保持ケース18の側面に、ICタグ27を貼り付ける。ICタグ27は、アンテナ28、IC29からなる。IC29に、通信回路、メモリを組み込む。データライタ3は、ICタグ27に、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータを書き込む。データリーダ5は、ICタグ27の原反ロットデータを読み取る。プリント装置7は、カートリッジ37に、データリーダ5で読み取った原反ロットデータをプリントする。
【選択図】図1
Description
本発明は、サーボライタが記録されたディスクをカートリッジに組み込むディスクカートリッジ製造装置及び方法、並びにディスクカートリッジに関するものである。
ディスクドライブ装置に装填されるフレキシブル磁気ディスクには、ディスクドライブ装置の記録/再生ヘッドの位置を制御するためのサーボ信号が記録されている。このサーボ信号は、サーボライタで記録される。サーボライタは、スピンドルモータと磁気ヘッドとを備え、スピンドルモータでフレキシブル磁気ディスクを回転させ、回転させた状態のフレキシブル磁気ディスクに書込みヘッドによりサーボ信号を記録する。そして、サーボ信号が記録されたフレキシブル磁気ディスクをカートリッジに組み込む。これにより、ディスクカートリッジが製造される。
また、特許文献1では、フレキシブル磁気ディスクメディアに、サーボライト装置情報、サーボライト用磁気ヘッド情報、処理日等のトレース情報を書き込むことにより、サーボライト後のフレキシブル磁気ディスクメディアに異常が発生した場合に、そのフレキシブル磁気ディスクメディアの生産工程のトレースが容易に行うことができ、トラブルの解析・対策を有効に実施でき、信頼性を確保することができるフロッピー(登録商標)ディスクのサーボライト方法が提案されている。
特開2000−285623号公報
しかしながら、上記した特許文献1では、フレキシブル磁気ディスクメディアに情報を書き込んでいるため、情報を読み取るためには、ディスク再生装置が必要となり、手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ディスクカートリッジに組み込まれたディスクを容易に識別することができるディスクカートリッジ製造装置及び方法、並びにディスクカートリッジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のディスクカートリッジ製造装置は、ディスクにサーボ信号を記録するサーボライタと;前記サーボライタで前記ディスクにサーボ信号を記録するときに前記ディスクを保持するとともに、メモリが設けられたディスク保持部材と;前記ディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除し、前記ディスクをカートリッジに組み込む組込手段と;前記ディスクを保持した状態の前記ディスク保持部材を、前記サーボライタから前記組込手段まで搬送する第1搬送手段と;を有するディスクカートリッジ製造装置であって、前記サーボライタで前記ディスクを保持する前から前記組込手段で前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに当該ディスク保持部材で保持するディスクの識別データを書き込む書込手段と;前記書込手段で識別データを書き込んでから前記組込手段で前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれた識別データを読み取る読取手段と;前記カートリッジに、前記読取手段で読み取った識別データをプリントするプリント手段と;を備え、前記プリント手段は、前記カートリッジに組み込むディスクを保持していた前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれていた識別データを、前記カートリッジにプリントすることを特徴とする。
なお、前記第1搬送手段としては、ベルトコンベア、ロボット等が挙げられる。また、前記メモリ、前記書込手段及び前記読取手段は、前記識別データの読み書きを、非接触で行うものであることが好ましい。さらに、前記プリント手段のプリント方法としては、前記識別データを印刷する、前記識別データを刻印する等が挙げられる。
また、前記ディスクとしては、フレキシブル磁気ディスク、ハードディスク等が挙げられる。さらに、前記識別データとしては、サーボライタのデータ、サーボライタでディスクを複数枚積層した場合のその何段目かのデータ、サーボ信号を記録するヘッドの累積処理時間データ、前記ヘッドの累積処理枚数データ、ディスクをディスク保持ケースで保持する場合のディスク保持ケースのデータ、サーボ信号を記録した日時データ、サーボライタで記録したサーボ信号の検査を行う場合のその検査結果データ等があげられる。
また、前記識別データとしては、前記ディスクがフレキシブル磁気ディスクの場合には、フレキシブル磁気ディスクの原反ロットデータ、原反内の位置データ、フレキシブル磁気ディスクに固着されるセンターコアのロットデータ、センターコアをフレキシブル磁気ディスクに固着する固着装置のデータ、固着装置で固着した日時データ、フレキシブル磁気ディスクを複数枚積層する場合に使用するスペーサのデータ等が挙げられる。さらに、前記識別データとしては、前記ディスクがハードディスクの場合には、ハードディスクのロットデータ、ハードディスクを製造した製造装置のデータ、製造装置での製造日時データ等が挙げられる。
また、前記組込手段で前記ディスクの保持を解除した後に、前記メモリに記憶された識別データを消去する消去手段と;前記消去手段によりメモリ内の識別データが消去された前記ディスク保持部材を、前記書込手段または前記サーボライタまで搬送する第2搬送手段と;を備えることが好ましい。なお、前記第2搬送手段としては、ベルトコンベア、ロボット等が挙げられる。
また、本発明のディスクカートリッジ製造方法は、メモリが設けられたディスク保持部材により保持されたディスクにサーボ信号を記録し、サーボ信号が記録された前記ディスクを保持した状態の前記ディスク保持部材を搬送し、前記搬送されたディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除して、前記ディスクをカートリッジに組み込むディスクカートリッジ製造方法であって、前記ディスク保持部材で前記ディスクを保持する前から前記ディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに当該ディスク保持部材で保持するディスクの識別データを書き込み、識別データを書き込んでから前記ディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれた識別データを読み取り、前記カートリッジに組み込むディスクを保持していた前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれていた識別データを、前記カートリッジにプリントすることを特徴とする。
さらに、本発明のディスクカートリッジは、上記したディスクカートリッジ製造装置で製造したことを特徴とする。
本発明のディスクカートリッジ製造装置によれば、ディスクにサーボ信号を記録するサーボライタと;サーボライタでディスクにサーボ信号を記録するときにディスクを保持するとともに、メモリが設けられたディスク保持部材と;ディスク保持部材によるディスクの保持を解除し、ディスクをカートリッジに組み込む組込手段と;ディスクを保持した状態のディスク保持部材を、サーボライタから組込手段まで搬送する第1搬送手段と;サーボライタでディスクを保持する前から組込手段でディスクの保持を解除するまでの間に、ディスク保持部材のメモリに当該ディスク保持部材で保持するディスクの識別データを書き込む書込手段と;書込手段で識別データを書き込んでから組込手段でディスクの保持を解除するまでの間に、ディスク保持部材のメモリに書き込まれた識別データを読み取る読取手段と;カートリッジに、読取手段で読み取った識別データをプリントするプリント手段と;を備え、プリント手段は、カートリッジに組み込むディスクを保持していたディスク保持部材のメモリに書き込まれていた識別データを、カートリッジにプリントするから、カートリッジにプリントした識別データを見るだけで、ディスクカートリッジに組み込まれたディスクを容易に識別することができる。
また、組込手段でディスクの保持を解除した後に、メモリに記憶された識別データを消去する消去手段と;消去手段によりメモリ内の識別データが消去されたディスク保持部材を、書込手段またはサーボライタまで搬送する第2搬送手段と;を備えたから、ディスク保持部材を再利用することができ、製造コストの削減を図ることができる。
さらに、本発明のディスクカートリッジ製造方法によれば、メモリが設けられたディスク保持部材により保持されたディスクにサーボ信号を記録し、サーボ信号が記録されたディスクを保持した状態のディスク保持部材を搬送し、搬送されたディスク保持部材によるディスクの保持を解除して、ディスクをカートリッジに組み込むディスクカートリッジ製造方法であって、ディスク保持部材でディスクを保持する前からディスク保持部材によるディスクの保持を解除するまでの間に、ディスク保持部材のメモリに当該ディスク保持部材で保持するディスクの識別データを書き込み、識別データを書き込んでからディスク保持部材によるディスクの保持を解除するまでの間に、ディスク保持部材のメモリに書き込まれた識別データを読み取り、カートリッジに組み込むディスクを保持していたディスク保持部材のメモリに書き込まれていた識別データを、カートリッジにプリントするから、ディスクカートリッジに組み込まれたディスクを容易に識別することができる。
また、本発明のディスクカートリッジによれば、上記したディスクカートリッジ製造装置で製造したから、ディスクカートリッジに組み込まれたディスクを容易に識別することができる。
図1に示すように、本発明を実施したディスクカートリッジ製造装置2は、データライタ(書込み手段)3、サーボライタ4、データリーダ(読取手段)5、組込装置(組込手段)6、プリント装置(プリント手段)7、データイレイサ(消去手段)8を備える。サーボライタ4と組込装置6とは、第1ベルトコンベア(第1搬送手段)11により繋がっており、組込装置6とデータイレイサ8とデータライタ3とは、第2ベルトコンベア(第2搬送手段)12により繋がっている。
図2、図3及び図4に示すように、サーボライタ4は、4枚のフレキシブル磁気ディスク13に同時にサーボ信号を記録するものであり、スピンドルモータ14、磁気ヘッド15が先端部に取り付けられたサスペンションアーム16、制御部17、ディスク保持ケース(ディスク保持部材)18を備える。ディスク保持ケース18は、4個で1つのユニットとされており、このユニットは複数設けられている。ユニット化された4個のディスク保持ケース18は、ケース移動機構19により、フレキシブル磁気ディスク13を保持する保持位置(図4参照)とこの保持位置から退避した退避位置(図2及び図3参照)との間で移動可能に設けられている。ケース移動機構19は、制御部17に接続されており、制御部17により駆動が制御される。本実施形態では、下から順に、第1のディスク保持ケース18、第2のディスク保持ケース18、第3のディスク保持ケース18、第4のディスク保持ケース18と称する。
サーボライタ4は、3個のスペーサ21を備える。スピンドルモータ14のスピンドルヘッド32に係合されたフレキシブル磁気ディスク13の上には、スペーサ21が載せられる。そして、スペーサ21の上には、フレキシブル磁気ディスク13、スペーサ21、フレキシブル磁気ディスク13、スペーサ21、フレキシブル磁気ディスク13の順で載せられる。本実施形態では、下から順に、第1のスペーサ21、第2のスペーサ21、第3のスペーサ21と称するとともに、下から順に、第1のフレキシブル磁気ディスク13、第2のフレキシブル磁気ディスク13、第3のフレキシブル磁気ディスク13、第4のフレキシブル磁気ディスク13と称する。なお、図2では、簡略的に、第1のフレキシブル磁気ディスク13及び第1のスペーサ21のみを図示している。
フレキシブル磁気ディスク13は、両面に磁性層がコーティングされており、中心部にディスク孔13aが形成されている。フレキシブル磁気ディスク13の下面の中心部には、金属製のセンターコア22が両面テープ等により取り付けられている。センターコア22は、円盤状に形成されており、中心部には挿通孔22aが形成され、下面にはスピンドルヘッド32またスペーサ21と係合するためのリング状の係合凸部が形成されている。
磁気ヘッド15は、フレキシブル磁気ディスク13にサーボ信号を記録するためのものであり、サスペンションアーム16の先端部に取り付けられている。磁気ヘッド15は、ヘッド本体を備え、ヘッド本体は、フレキシブル磁気ディスク13に記録するデータに対応する電気信号を磁界に変換する記録素子から構成されている。磁気ヘッド15は、接続ワイヤ(図示せず)により制御部17に接続されており、制御部17により駆動が制御され、フレキシブル磁気ディスク13にサーボ信号の記録を行う。
サスペンションアーム16は、弾性変形可能な薄板金属製の上ロードビーム23及び下ロードビーム24を備える。上ロードビーム23及び下ロードビーム24は、VCM(ヴォイスコイルモータ)から構成されるロードモータ25のモータシャフト25aに回転自在に取り付けられている。ロードモータ25の駆動により上ロードビーム23及び下ロードビーム24は回転する。上ロードビーム23の下面先端部及び下ロードビーム24の上面先端部には、磁気ヘッド15が取り付けられている。サスペンションアーム16は、回転させると、上ロードビーム23と下ロードビーム24との間にフレキシブル磁気ディスク13が入り込む機構により、フレキシブル磁気ディスク13を挟み込む状態となるように配設されている。これにより、フレキシブル磁気ディスク13の上下両面にサーボ信号を記録することができる。ロードモータ25は、制御部17に接続されており、制御部17により駆動が制御される。ロードモータ25は、スピンドルモータ14が固定されるベース板(図示せず)に固定されている。
サスペンションアーム16は、4個設けられており、これにより、4枚のフレキシブル磁気ディスク13の上下両面に同時にサーボ信号を記録することができる。なお、磁気ヘッド15は、弾性変形する上ロードビーム23及び下ロードビーム24により、常に一定の力でフレキシブル磁気ディスク13に押し付けられる方向に付勢される。
ディスク保持ケース18は、フレキシブル磁気ディスク13の上下両面を保持するためのものであり、フレキシブル磁気ディスク13が挿入される凹状のディスク挿入部18aが形成されている。このディスク挿入部18aは、フレキシブル磁気ディスク13が挿入されるときの入口がフレキシブル磁気ディスク13のガイドとしてテーパ状に形成されている。
ディスク挿入部18aの上下両面には、フレキシブル磁気ディスク13の表面塵埃を除去するとともに傷つくのを防止するためのライナー(図示せず)が貼り付けられている。ディスク保持ケース18には、サスペンションアーム16の移動を可能にするとともに、センターコア22及びスピンドルヘッド32の回転を可能にするための切欠き18bが形成されている。
図1及び図2に示すように、ディスク保持ケース18の側面には、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータ(識別データ)が記録されるRF−IDタグとしてのICタグ27が貼り付けられている。このICタグ27は、薄い金属膜で形成されたアンテナ28と、このアンテナ28に接続されたIC29とからなる。IC29には、アンテナ28によって通信を行なう通信回路と、メモリとが組み込まれている。
なお、ディスク保持ケース18を、退避位置から保持位置まで移動させるときには、フレキシブル磁気ディスク13を停止した状態、または、フレキシブル磁気ディスク13とディスク保持ケース18とが接触してもディスクの傷付きが起こりにくい低速(例えば、300rpm以下)で回転させた状態で移動させるように設定されている。本実施形態では、フレキシブル磁気ディスク13を200rpmで回転させた状態で、ディスク保持ケース18を、退避位置から保持位置まで移動させるようにされている。
図2〜図4に示すように、スピンドルモータ14は、フレキシブル磁気ディスク13を回転させるためのものであり、モータ本体31とスピンドルヘッド32とモータシャフト33とを備える。モータ本体31は、制御部17に接続されており、制御部17により駆動が制御される。モータ本体31が駆動すると、スピンドルヘッド32及びモータシャフト33が回転する。スピンドルモータ14は、ベース板(図示せず)に固定されている。
スピンドルヘッド32は、円柱状に形成されており、上面の中心部にはモータシャフト33が取り付けられている。スピンドルヘッド32の上面には、第1のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22の係合凸部が挿入される係合凹部32aが形成されている。スピンドルヘッド32の内部には、磁石が120°ピッチで3個埋め込まれており、係合凹部32aにセンターコア22の係合凸部を挿入してセンターコア22とスピンドルヘッド32とを係合させ位置決めすると、磁石の磁気により金属製のセンターコア22が保持される。なお、スピンドルヘッド32に埋め込む磁石の個数は適宜変更可能であり、さらには、リング状に連続して構成した磁石を用いてもよい。
スピンドルヘッド32に係合された第1のフレキシブル磁気ディスク13の上には、第1のスペーサ21が載せられる。そして、第1のスペーサ21の上には、第2のフレキシブル磁気ディスク13、第2のスペーサ21、第3のフレキシブル磁気ディスク13、第3のスペーサ21、第4のフレキシブル磁気ディスク13の順で載せられる。モータシャフト33は、第4のフレキシブル磁気ディスク13の上面から突出する長さで形成されている。
スペーサ21は、側面の中心部に溝が形成された略円盤状に形成されている。スペーサ21の中心部には、モータシャフト33を挿通させるとともにモータシャフト33と係合する挿通孔21aが形成されている。
スペーサ21の上面には、フレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22の係合凸部が挿入される係合凹部21bが形成されている。
スペーサ21には、その上面及び下面それぞれに磁石が120°ピッチで3個ずつ埋め込まれている。この磁石の磁気により、第1のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22と第1のスペーサ21とが係止される。さらに、第1のスペーサ21の係合凹部21bに、第2のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22の係合凸部を挿入してセンターコア22と第1のスペーサ21とを係合させて位置決めすると、磁石の磁気により、第2のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22が第1のスペーサ21に保持される。なお、スペーサ21に埋め込む磁石の個数は適宜変更可能であり、さらには、リング状に連続して構成した磁石を用いてもよい。
第1のスペーサ21と同様にして、第2のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22と第2のスペーサ21とが係止されるとともに、第3のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22が第2のスペーサ21に保持される。さらには、第3のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22と第3のスペーサ21とが係止されるとともに、第4のフレキシブル磁気ディスク13のセンターコア22が第3のスペーサ21に保持される。そして、制御部17は、ケース移動機構19の駆動を制御して、ディスク保持ケース18を退避位置から保持位置まで移動する。この状態で、制御部17は、スピンドルモータ14、磁気ヘッド15及びロードモータ25の駆動を制御して、4枚のフレキシブル磁気ディスク13に同時にサーボ信号を記録する。
サーボライタ4によりサーボ信号が記録されたフレキシブル磁気ディスク13は、ディスク保持ケース18に保持された状態で、第1ベルトコンベア11により、データリーダ5まで搬送される。なお、ディスク保持ケース18は、4個でユニット化された状態でデータリーダ5まで搬送される。また、ユニット化された4個のディスク保持ケース18が第1ベルトコンベア11を搬送されると、ユニット化された別の4個のディスク保持ケース18が、サーボライタ4の退避位置にセットされる。
図1に示すように、データライタ3は、ディスク保持ケース18のICタグ27に、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータを書き込むものであり、バーコードリーダ35を備える。データライタ3は、非接触でデータの書き込みを行う。バーコードリーダ35は、公知であるバーコードデータを読み取るデータリーダであり、データライタ3は、バーコードリーダ35で読み取ったデータ(原反ロットデータ)をICタグ27のIC29のメモリに書き込む。バーコードデータは、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータ(識別データ)を有しており、データ用紙に印刷されている。このデータ用紙は、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロット毎に複数設けられている。作業者は、次にサーボライタ4で処理を行うフレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータが印刷されたデータ用紙を選択する。そして、選択したデータ用紙に印刷されたバーコードデータを、バーコードリーダ35で読み取り、この読み取ったデータ(原反ロットデータ)を、データライタ3により、ICタグ27のメモリに書き込む。そして、原反ロットデータが書き込まれたディスク保持ケース18を、サーボライタ4の退避位置にセットする。これにより、フレキシブル磁気ディスク13は、その原反ロットデータが書き込まれたディスク保持ケース18により保持されることとなる。
データリーダ5は、サーボライタ4と組込装置6との間に配設され、第1ベルトコンベア11を搬送されるディスク保持ケース18のICタグ27に書き込まれた原反ロットデータを読み取るものである。データリーダ5は、非接触でデータの読み取りを行うものであり、プリント装置7に電気的に接続されている。データリーダ5は、原反ロットデータを読み取るときに、第1のディスク保持ケース18、第2のディスク保持ケース18、第3のディスク保持ケース18、第4のディスク保持ケース18の順に読み取り、読み取った原反ロットデータを、読み取った順にプリント装置7に送る。
組込装置6は、ディスク保持ケース18からフレキシブル磁気ディスク13を取り出し、取り出したフレキシブル磁気ディスク13を、カートリッジ37(図5参照)に組み込むものである。その組込方法としては、専用の加工組み立て装置やロボット等を用いて行い、フレキシブル磁気ディスク13がカートリッジ37で覆われるようにする。
組込装置6は、データリーダ5で原反ロットデータを読み取った順、すなわち、第1のディスク保持ケース18、第2のディスク保持ケース18、第3のディスク保持ケース18、第4のディスク保持ケース18の順に、フレキシブル磁気ディスク13を取り出す。そして、組込装置6は、ディスク保持ケース18から取り出した順、すなわち、第1のフレキシブル磁気ディスク13、第2のフレキシブル磁気ディスク13、第3のフレキシブル磁気ディスク13、第4のフレキシブル磁気ディスク13の順に、カートリッジ37に組み込む。フレキシブル磁気ディスク13は、組込装置6でカートリッジ37内部に組み込まれ、ディスクカートリッジ40(図5参照)としてプリント装置7にセットされる。組込装置6は、組み込んだ順にディスクカートリッジ40としてプリント装置7にセットする。組込装置6でフレキシブル磁気ディスク13が取り出されたディスク保持ケース18は、第2ベルトコンベア12によりデータイレイサ8まで搬送される。
プリント装置7は、セットされたディスクカートリッジ40のカートリッジ37に、原反ロットデータをプリント(印刷)するものである。プリント装置7は、データリーダ5から入力された原反ロットデータを、入力された順にカートリッジ37の表面にプリントする。これにより、カートリッジ37に組み込まれフレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータが、そのカートリッジ37にプリントされることとなる。なお、プリント装置7は、カートリッジ37の表面に原反ロットデータをプリントする。
データイレイサ8は、第2ベルトコンベア12により搬送されたディスク保持ケース18のICタグ27に書き込まれた原反ロットデータを消去するものである。データイレイサ8により原反ロットデータが消去されたディスク保持ケース18は、第2ベルトコンベア12によりデータライタ3まで搬送される。
上記のように構成されたディスクカートリッジ製造装置2の作用について説明する。本発明を実施したディスクカートリッジ製造装置2では、サーボライタ4でフレキシブル磁気ディスク13にサーボ信号を記録し、サーボ信号が記録されたフレキシブル磁気ディスク13をカートリッジに組み込むことにより、ディスクカートリッジ40を製造する。
先ず、作業者は、次にサーボライタ4でサーボ信号を記録するフレキシブル磁気ディスク13の原反ロットに応じて、その原反ロットデータを有するバーコードデータが印刷されたデータ用紙を選択し、バーコードリーダ35でバーコードデータを読み取る。バーコードリーダ35で読み取った原反ロットデータは、データライタ3により、ディスク保持ケース18に貼り付けられたICタグ27のIC29に書き込まれる。原反ロットデータが書き込まれた4個のディスク保持ケース18は、サーボライタ4の退避位置にセットされる。
サーボライタ4の退避位置にセットされた4個のディスク保持ケース18は、その退避位置で待機する。そして、サーボライタ4のスピンドルヘッド32に、第1のフレキシブル磁気ディスク13、第1のスペーサ21、第2のフレキシブル磁気ディスク13、第2のスペーサ21、第3のフレキシブル磁気ディスク13、第3のスペーサ21、第4のフレキシブル磁気ディスク13の順で載せる。次に、制御部17は、4個のディスク保持ケース18を、退避位置から保持位置まで移動させた後、スピンドルモータ14、磁気ヘッド15及びロードモータ25の駆動を制御して、4枚のフレキシブル磁気ディスク13に同時にサーボ信号を記録する。
サーボライタ4によりサーボ信号が記録された4枚のフレキシブル磁気ディスク13は、4個のディスク保持ケース18に保持された状態で、第1ベルトコンベア11により、組込装置6まで搬送される。なお、4個のディスク保持ケース18が第1ベルトコンベア11を搬送されると、原反ロットデータがICタグ27に記録された別の4個のディスク保持ケース18が、サーボライタ4の退避位置にセットされる。
データリーダ5は、第1ベルトコンベア11を搬送される4個のディスク保持ケース18のICタグ27に書き込まれた原反ロットデータを読み取る。このとき、データリーダ5は、第1のディスク保持ケース18、第2のディスク保持ケース18、第3のディスク保持ケース18、第4のディスク保持ケース18の順に、ICタグ27の原反ロットデータを読み取り、読み取った原反ロットデータを、読み取った順にプリント装置7に送る。
組込装置6は、データリーダ5で原反ロットデータを読み取った順、すなわち、第1のディスク保持ケース18、第2のディスク保持ケース18、第3のディスク保持ケース18、第4のディスク保持ケース18の順に、フレキシブル磁気ディスク13を取り出す。次に、組込装置6は、ディスク保持ケース18から取り出した順、すなわち、第1のフレキシブル磁気ディスク13、第2のフレキシブル磁気ディスク13、第3のフレキシブル磁気ディスク13、第4のフレキシブル磁気ディスク13の順に、カートリッジ37に組み込む。そして、組込装置6は、組み込んだ順にディスクカートリッジ40としてプリント装置7にセットする。組込装置6でフレキシブル磁気ディスク13が取り出されたディスク保持ケース18は、第2ベルトコンベア12によりデータイレイサ8まで搬送される。
プリント装置7は、データリーダ5から入力された原反ロットデータを、入力された順にカートリッジ37の表面にプリントする。これにより、カートリッジ37に組み込まれフレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータが、そのカートリッジ37にプリントされることとなる。
データイレイサ8は、第2ベルトコンベア12により搬送されたディスク保持ケース18のICタグ27に書き込まれた原反ロットデータを消去する。原反ロットデータが消去されたディスク保持ケース18は、第2ベルトコンベア12によりデータライタ3まで搬送される。
このように、カートリッジ37に組み込まれたフレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータを、そのカートリッジ37にプリントしたから、ある特定の原反ロットで不良が発生した場合にも、カートリッジ37にプリントされた原反ロットデータを見るだけで、容易にその不良原反ロットのフレキシブル磁気ディスク13が組み込まれたディスクカートリッジ40を特定することができ、特定作業の効率を向上することができる。
また、データリーダ5で原反ロットデータを読み取り、フレキシブル磁気ディスク13が取り出されたディスク保持ケース18を、第2ベルトコンベア12によりデータイレイサ8まで搬送し、データイレイサ8により、ディスク保持ケース18のICタグ27に書き込まれた原反ロットデータを消去し、原反ロットデータが消去されたディスク保持ケース18を、第2ベルトコンベア12によりデータライタ3まで搬送するから、ディスク保持ケース18及びICタグ27を再利用することができ、製造コストの削減を図ることができる。
なお、上記実施形態では、ディスク保持ケース18にICタグ27を貼り付けたが、これに限定されることなく、スペーサ21にICタグ27を貼り付けるようにしてもよく、この場合には、フレキシブル磁気ディスク13を保持した状態のスペーサ21を、第1ベルトコンベア11によりサーボライタ4から組込装置6まで搬送する。また、複数のスペーサ21にICタグを貼り付ける場合には、スピンドルモータ14の回転ムラを防止するために、同一のピッチで貼り付け位置をずらすことが好ましい(例えば、スペーサ21を3個用いる場合には、120°ピッチで貼り付け位置をずらし、スペーサ21を4個用いる場合には、90°ピッチで貼り付け位置をずらす)。
また、上記実施形態では、データリーダ5により、第1ベルトコンベア11を搬送中のディスク保持ケース18のICタグ27から原反ロットデータを読み取るようにしたが、これに限定されることなく、組込装置6でディスク保持ケース18からフレキシブル磁気ディスク13を取り出す前に、データリーダ5により原反ロットデータを読み取るようにされていればよく、例えば、組込装置6に搬送された後に、データリーダ5により原反ロットデータを読み取るようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、データライタ3で、ディスク保持ケース18に貼り付けられたICタグ27のIC29に原反ロットデータを書き込んだ後に、サーボライタ4でサーボ信号を記録したが、ICタグ27に原反ロットデータを書き込むタイミング(データライタ3を配設する位置)としては、フレキシブル磁気ディスク13を保持する前から組込装置6でフレキシブル磁気ディスク13を取り出すまでの間であれば適宜変更可能であり、例えば、データライタ3をサーボライタ4よりも下流側に配設し、サーボライタ4でサーボ信号を記録した後に、データライタ3でICタグ27に原反ロットデータを書き込み、原反ロットデータを書き込んだ後に、第1ベルトコンベア11により組込装置6まで搬送するようにしてもよい。この場合には、データイレイサ8でICタグ27に書き込まれた原反ロットデータを消去した後、ディスク保持ケース18を、第2ベルトコンベア12によりサーボライタ4まで搬送する。なお、データリーダ5は、データライタ3を配設する位置に係わらず、データライタ3よりも下流側に配設する。
また、上記実施形態では、フレキシブル磁気ディスク13の識別データとして、フレキシブル磁気ディスク13の原反ロットデータをICタグ27に書き込むようにしたが、これに限定されることなく、識別データとして、フレキシブル磁気ディスク13の原反内の位置データ、サーボライタ4のデータ、第1〜第4のディスク保持ケース18のうちのいずれのディスク保持ケース18で保持されたかのデータ、磁気ヘッド15の累積処理時間データ、磁気ヘッド15の累積処理枚数データ、第1〜第4のディスク保持ケース18の各データ、サーボライタ4でサーボ信号を記録した日時データ、フレキシブル磁気ディスク13に記録されたサーボ信号の検査を行った場合のその検査結果データ、センターコア22のロットデータ、センターコア22をフレキシブル磁気ディスク13に固着する固着装置のデータ、前記固着装置で固着した日時データ、第1〜第3スペーサ21の各データ等を、ICタグ27に書き込むようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、フレキシブル磁気ディスク13にサーボ信号を記録するサーボライタ4を備えたディスクカートリッジ製造装置2に本発明を実施したが、ハードディスクにサーボ信号を記録するサーボライタを備えたディスクカートリッジ製造装置にも実施可能である。また、ハードディスクにサーボ信号を記録する場合には、識別データとして、ハードディスクのロットデータ、ハードディスクを製造した製造装置のデータ、製造装置での製造日時データ等を、ICタグ27に書き込むことが好ましい。
さらに、上記実施形態では、データリーダ5で読み取った原反ロットデータをプリント装置7に送り、プリント装置7で原反ロットデータをカートリッジ37にプリントするようにしたが、データを記憶するデータベースを設け、データリーダ5で読み取った原反ロットデータをデータベースに送り、データベースに原反ロットデータを記憶させるようにしてもよい。なお、データリーダ5は、読み取った原反ロットデータを、プリント装置7とデータベースとの両方に送る、プリント装置7のみに送る、データベースのみに送る等、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、4枚のフレキシブル磁気ディスク13に同時にサーボ信号を記録するサーボライタ4について説明したが、同時にサーボ信号を記録するフレキシブル磁気ディスク13の枚数は、適宜変更可能であり、これに応じて、磁気ヘッド15、サスペンションアーム16、ディスク保持ケース18及びスペーサ21の個数は、適宜変更可能されるものである。
さらに、上記実施形態では、ディスク保持ケース18でフレキシブル磁気ディスク13の上下両面を保持したが、少なくともフレキシブル磁気ディスク13の下面を保持することができればよい。さらに、ディスク保持ケース18を、1個の部材で構成したが、上ケースと下ケースとの複数の部材から構成するようにしてもよい。
2 ディスクカートリッジ製造装置
3 データライタ(書込手段)
4 サーボライタ
5 データリーダ(読取手段)
6 組込装置(組込手段)
7 プリント装置(プリント手段)
8 データイレイサ(消去手段)
11 第1ベルトコンベア(第1搬送手段)
12 第2ベルトコンベア(第2搬送手段)
13 フレキシブル磁気ディスク(ディスク)
18 ディスク保持ケース(ディスク保持部材)
21 スペーサ
27 ICタグ(メモリ)
28 アンテナ
29 IC
35 バーコードリーダ
37 カートリッジ
40 ディスクカートリッジ
3 データライタ(書込手段)
4 サーボライタ
5 データリーダ(読取手段)
6 組込装置(組込手段)
7 プリント装置(プリント手段)
8 データイレイサ(消去手段)
11 第1ベルトコンベア(第1搬送手段)
12 第2ベルトコンベア(第2搬送手段)
13 フレキシブル磁気ディスク(ディスク)
18 ディスク保持ケース(ディスク保持部材)
21 スペーサ
27 ICタグ(メモリ)
28 アンテナ
29 IC
35 バーコードリーダ
37 カートリッジ
40 ディスクカートリッジ
Claims (4)
- ディスクにサーボ信号を記録するサーボライタと、
前記サーボライタで前記ディスクにサーボ信号を記録するときに前記ディスクを保持するとともに、メモリが設けられたディスク保持部材と、
前記ディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除し、前記ディスクをカートリッジに組み込む組込手段と、
前記ディスクを保持した状態の前記ディスク保持部材を、前記サーボライタから前記組込手段まで搬送する第1搬送手段と、を有するディスクカートリッジ製造装置であって、
前記サーボライタで前記ディスクを保持する前から前記組込手段で前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに当該ディスク保持部材で保持するディスクの識別データを書き込む書込手段と、
前記書込手段で識別データを書き込んでから前記組込手段で前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれた識別データを読み取る読取手段と、
前記カートリッジに、前記読取手段で読み取った識別データをプリントするプリント手段と、を備え、
前記プリント手段は、前記カートリッジに組み込むディスクを保持していた前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれていた識別データを、前記カートリッジにプリントすることを特徴とするディスクカートリッジ製造装置。 - 前記組込手段で前記ディスクの保持を解除した後に、前記メモリに記憶された識別データを消去する消去手段と、
前記消去手段によりメモリ内の識別データが消去された前記ディスク保持部材を、前記書込手段または前記サーボライタまで搬送する第2搬送手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ製造装置。 - メモリが設けられたディスク保持部材により保持されたディスクにサーボ信号を記録し、
サーボ信号が記録された前記ディスクを保持した状態の前記ディスク保持部材を搬送し、
前記搬送されたディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除して、前記ディスクをカートリッジに組み込むディスクカートリッジ製造方法であって、
前記ディスク保持部材で前記ディスクを保持する前から前記ディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに当該ディスク保持部材で保持するディスクの識別データを書き込み、
識別データを書き込んでから前記ディスク保持部材による前記ディスクの保持を解除するまでの間に、前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれた識別データを読み取り、
前記カートリッジに組み込むディスクを保持していた前記ディスク保持部材のメモリに書き込まれていた識別データを、前記カートリッジにプリントすることを特徴とするディスクカートリッジ製造方法。 - 請求項1または2記載のディスクカートリッジ製造装置で製造したことを特徴とするディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326498A JP2007133973A (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | ディスクカートリッジ製造装置及び方法、並びにディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005326498A JP2007133973A (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | ディスクカートリッジ製造装置及び方法、並びにディスクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007133973A true JP2007133973A (ja) | 2007-05-31 |
Family
ID=38155504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005326498A Pending JP2007133973A (ja) | 2005-11-10 | 2005-11-10 | ディスクカートリッジ製造装置及び方法、並びにディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007133973A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018129103A (ja) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | 富士フイルム株式会社 | 記録システム及び記録方法 |
-
2005
- 2005-11-10 JP JP2005326498A patent/JP2007133973A/ja active Pending
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JP2018129103A (ja) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | 富士フイルム株式会社 | 記録システム及び記録方法 |
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