JP2006214362A - ターボ分子ポンプのシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ターボ分子ポンプの軸受部やモータ部に排気ガスや粉塵等が浸入することがなく、又、シール部の長さも短くなるような、ターボ分子ポンプのシール構造を提供する。
【解決手段】 ターボ分子ポンプ1のハウジングの静止部材10に径方向の揺動自在に嵌入されたブッシュ12と、該ブッシュ12の内周部を回動自在に挿通するジャーナル軸部8aとからなり、該ジャーナル軸部8aの外周部にヘリングボーン形の溝8bを凹設すると共に、該へリングボーン形の溝8bに隣接して前記ジャーナル軸部8aと前記ブッシュ12とに形成されるクリアランスシール部8cを有するシール構造とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、腐食性を有するガスや凝縮し易いガス等を含んだプロセスガスの真空排気に最適なターボ分子ポンプのシール構造に関する。
ターボ分子ポンプのシール構造として、出願人は先に、図7に示す如くころがり軸受を介して回転軸を支承しているターボ分子ポンプaにおいて、該ターボ分子ポンプaのハウジングの静止部材bに径方向の揺動可能に嵌入された円筒状のブッシュcと、該ブッシュcの内周部に僅少の間隙を有して回転自在に挿通するジャーナル軸部dとからなり、該ジャーナル軸部dの外周部にヘリングボーン形の溝eとねじ溝fとを凹設すると共に、これらブッシュcとジャーナル軸部dとの間にパージガスを導入したシール構造を提案した(特許文献1参照。)。
これは、前記へリングボーン形の溝の作用によって前記ジャーナル軸部と前記ブッシュとの間に調心作用が得られ、更に前記ねじ溝によってねじシール作用が得られるようにしたものである。
特開2002−147385号公報
前記特許文献1のターボ分子ポンプのシール構造は、ねじ溝を有するねじシールを採用している。
しかし前記シール構造は、補助ポンプが停止したために当該ターボ分子ポンプのロータ側が大気圧になった場合や、又は排気ガス量が過大で前記補助ポンプの圧力が高くなった場合には、当該ターボ分子ポンプのロータ側からモータハウジング内に腐食性を有する排気ガスや粉塵等が浸入してくることがあるという問題があった。
これは、前記ねじシール部のねじ溝を通って、前記排気ガスや粉塵がモータハウジング側に入り込むためである。
尚、前記の補助ポンプとは、主排気ポンプ(例えばターボ分子ポンプ)の補助ポンプとして同時に運転される真空ポンプのことで、真空容器を大気圧から1Pa程度の圧力にまで荒引きする作用をしている。
又、前記ねじシール部を有するシール構造は、ジャーナル軸部の軸方向に必要な長さが長くなり、ターボ分子ポンプの回転軸の長さが長くなるという欠点を有していた。これはターボ分子ポンプが大型化するので、問題であった。
本発明はこれらの問題点を解消し、前記補助ポンプが停止したり、又は補助ポンプ側の圧力が上がっても、ターボ分子ポンプのモータハウジング内に排気ガスや粉塵等が浸入することがなく、又、その軸方向の長さも短くできるようなターボ分子ポンプのシール構造を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成すべく、ころがり軸受を介して回転軸を支承しているターボ分子ポンプにおいて、該ターボ分子ポンプのハウジングの静止部材に径方向の揺動可能に嵌入された円筒状のブッシュと、該ブッシュの内周部に僅少の間隙を有して回動自在に該内周部を挿通したジャーナル軸部とからなり、該ジャーナル軸部の外周部にヘリングボーン形の溝を回転方向に向かってヘの字状に開いた形状に凹設すると共に、該ヘリングボーン形の溝に隣接して、前記ブッシュと前記ジャーナル軸部とにより形成されるクリアランスシール部を設けた。
本発明によれば、補助ポンプ側の圧力が上昇してもターボ分子ポンプのモータハウジング内に排気ガスや粉塵等が浸入することがなく、又、そのシール部の軸方向の長さより短くなるようなシール構造のターボ分子ポンプを提供できる効果を有する。
本発明を実施するための最良の形態の実施例を以下に示す。
本発明の実施例1を図1乃至図3により説明する。
図1は本発明のシール構造を有するターボ分子ポンプ1の縦断面図であり、2が後述するシール構造部分、3は吸気口、4が排気口である。
5はロータで、外周に多数の動翼6を放射状に多段に有している。
尚、7は静翼である。
前記ロータ5の中心部には回転軸8があって、ロータ5と回転軸8は一体となって高速回転をする。
前記回転軸8は、グリース潤滑式のころがり軸受9a、9bを介してハウジングの静止部材10、11に回動自在に支承されている。
尚、14は前記回転軸8を駆動するモータで、15がモータハウジングである。
前記シール構造部分2の詳細を図2に示した。
即ち、シール構造部分2は、前記静止部材10に設けた軸孔10aに径方向の揺動可能に緩嵌された円筒状のブッシュ12と、該ブッシュ12を回動自在に挿通するジャーナル軸部8aとからなる。
ジャーナル軸部8aは前記回転軸8の一部で、該ジャーナル軸部8aの外周部の前記ころがり軸受9a寄りに、ヘリングボーン形の溝8bが回転方向へ向かってへの字状に開いた形状となるように凹設されている。
又、該ジャーナル軸部8aの外周部の、前記ころがり軸受9aとは反対側に、前記ブッシュ12の内周部との間でクリアランスシール部8cを形成した。
尚、クリアランスシールとは、微小なクリアランス(隙間)によってシール作用を行なうもので、前記ジャーナル軸部8aの外周部と前記ブッシュ12の内周部との間は、5乃至10ミクロンの僅少な隙間となるように形成されている。
又、前記ブッシュ12の外周部と前記軸孔10aとの間は少なくとも100ミクロン以上の間隙となるように形成されている。
13a及び13bは弾性材料からなるOリングで、これらOリング13a及び13bは前記静止部材10の軸孔10aに形成されている溝内に嵌入して保持されると共に前記静止部材10と前記ブッシュ12との間に介在しており、これらのOリング13a、13bによって前記ブッシュ12が前記静止部材10の軸孔10aに径方向の揺動が可能に嵌着されている。
尚、10cは前記ブッシュ12が軸方向に抜け出るのを防止するための蓋体である。
前記ブッシュ12の外周部には円周方向の環状溝12bが凹設されており、更に該ブッシュ12において該環状溝12bの底部から該ブッシュ12の内周部に貫通して貫通孔12aが設けられていて、前記静止部材10に形成されている通気孔10bから送られてくるパージガスが、該貫通孔12aを通って前記ブッシュ12とジャーナル軸部8aとの間の僅少な間隙に送り込まれる。
前記貫通孔12aは、前記ジャーナル軸部に凹設されているヘリングボーン形の溝8bと前記クリアランスシール部8cとの中間に開口するように形成されれている。
次に本実施例のターボ分子ポンプ1の作動及び効果について説明する。
分子ポンプ1は、吸気口3を真空容器側(図示せず)に接続し、排気口4を補助ポンプ(図示せず)に接続して、真空容器からプロセスガスの排気を行なう。
シール構造部分2は、排気口4側のプロセスガスがころがり軸受9a、9b及びモータ14の部分へ浸入してくるのを防止する。
これは、通気孔10bから送られてきたパージガス(窒素ガス等が使われれる)が、ブッシュ12の貫通孔12aを通って該ブッシュ12とジャーナル軸部8aとの間の間隙に送り込まれ、クリアランスシール部8cを通って排気口4側へと抜けることにより、該クリアランスシール部8cからプロセスガスが浸入してくるのを防止している。
又、ヘリングボーン形の溝8bは、ブッシュ12との間が気体軸受の如く作用して、ジャーナル軸部8aとブッシュ12の調心作用を行なう。
即ち、高速回転をしているロータ5及び回転軸8は、残存するアンバランス重量のために、回転軸中心の周りを微小な振幅で振れ回り運動をする。
この振幅は10ミクロン以上あることが予想され、もし、この振れによってジャーナル軸部8aの外周部とブッシュ12の内周部とが接触すれば、摩擦熱を発して焼き付きを起こす怖れがある。
しかし、前記ジャーナル軸部8aの外周部のヘリングボーン形の溝8bが気体軸受の如く作用して、ブッシュ12を径方向に押圧する力が働き、前記Oリング13a、13bの弾性変形によって該ブッシュ12の径方向への揺動が吸収されるので、ジャーナル軸部8aとブッシュ12とが接触することはない。
次に、クリアランスシール部8cと従来のねじシールとの性能の違いについて、図3のグラフにより説明する。
図3のグラフにおいて、横軸Qは大気側(モータ室側)から真空側(排気口4側)へ流れる気体流量(パージガスの流量)であり、又、Δpは大気圧(モータハウジング15内の圧力)と、排気口4側圧力との差圧である。
又、L1及びL2は、それぞれクリアランスシールの場合の差圧Δpとパージガス流量Qの関係を示す性能曲線である。
ここで、前記L1は、該クリアランスシール部の長さをねじシールに必要な長さと同等にした場合であり、又、前記L2は、該クリアランスシール部の長さをねじシールに必要な長さよりも短くした場合のΔpとQとの関係を示している。
又、L3及びL4は、それぞれ従来のねじシールの場合のΔpとQの関係を示す性能曲線で、この内のL3は、ターボ分子ポンプを運転中(ねじシール部が回転中)のΔpとQとの関係であり、又、L4はターボ分子ポンプが停止中のΔpとQとの関係を示す。
尚、これらクリアランスシールとねじシールは、両者共ブッシュとジャーナル軸部との間隙を同一にしている。
図3から判るように、クリアランスシール性能曲線L1とねじシール性能曲線L3との交点Cにおける差圧Δpcと同等以上の差圧においては、クリアランスシールの方がねじシールよりもパージガスの流量が少ないので、排気ガス(プロセスガス)に対する軸封効果が大きくなる。
又、短いクリアランスシールの性能曲線L2とねじシール性能曲線L3とは交点Dにおいて交差し、このD点における差圧Δpより大きなΔpの範囲では、短いクリアランスシールでもねじシール以上の排気ガスに対する軸封効果を発揮することができる。
即ち、両者の性能曲線の傾斜角の違いからも明らかなように、パージガスの増加に対するシール能力の増加は、ねじシールよりもクリアランスシールの方が大きい。
又、補助ポンプが停止したり、又は排気ガス量が過大でターボ分子ポンプ1の排気口4側の圧力が高くなった場合でも、ねじ溝のないクリアランスシールはポンピング作用がないので、排気口4側からころがり軸受9aやモータ14のあるモータ室側への気体の流れを生じない。
このように本発明のクリアランスシールを用いた構造は、従来のねじシールを用いたシール構造と比較して、排気口側の背圧が高くなった場合にも優れた軸封作用を有しており、又、従来のねじシールよりも短い長さで、該ねじシールと同等以上の軸封効果が得られる。
尚、本実施例ではブッシュ12に設けた貫通孔12aを通じてブッシュ12とジャーナル軸部8aとにより形成される間隙部にパージガスを供給するようにしたが、これはころがり軸受9aとブッシュ12との間にパージガスを供給するようにし、該供給されたパージガスが、ブッシュ12の内周とジャーナル軸部8aの外周とにより形成される間隙部を通過するようにしてもよい。
本発明の実施例2を図4及び図5により説明する。
図4は、本実施例のターボ分子ポンプのシール構造部分2´の詳細を示す。
前記実施例1では、ハウジングの静止部材10とブッシュ12との間に介在するOリング13a及び13bが、前記静止部材10に形成されている溝内に嵌入してブッシュ12を弾性的に保持するようにしたが、本実施例では、ブッシュ12´の内周部に当接するOリング13cを設けて、該Oリング13cをターボ分子ポンプのハウジングの静止部材10´に設けたOリング溝13dに嵌入して、該Oリング13cにより前記ブッシュ12´が弾性的に保持されるようにした。
即ち、図4において、ジャーナル軸部8a´にはヘリングボーン形の溝8bが凹設されており、該溝8bの上方部(ころがり軸受9aとは反対側)の該ジャーナル軸部8a´の外周部とブッシュ12´の内周部との間にクリアランスシール8cを形成した。
又、前記ブッシュ12´の下方部において該ブッシュ12´の内周部に当接するOリング13cを設けて該Oリング13cを静止部材10´に付設したOリング溝13dに嵌入して係止し、該Oリング13cが前記ブッシュ12´の径方向の揺動を内方から吸収するようにした。
尚、本実施例ではOリング13cがブッシュ12´の下方部において当接するようにしたが、これは図5に示す如く、静止部材10´´の上端部のOリング溝13eに嵌入して係止したOリング13cが、ブッシュ12´の上方部において該ブッシュ12´の内周部に当接して該ブッシュ12´の径方向の揺動を吸収するようにしてもよい。
本実施例においても前記実施例1におけるのと同様に、Oリング13cによってブッシュ12´の径方向の揺動を吸収する効果が得られる。
本発明の実施例3を図6により説明する。
本実施例3のシール構造部分2´´は、前記実施例2で示したターボ分子ポンプのシール構造部分2´に固定クリアランスシール部5aを追加したものである。
即ち、固定クリアランスシール部5aは、静止部材10´の上端部に設置した孔明き円板状体5bと、該孔明き円板状体5bの内周部を挿通するロータ5の柄部5cとの間に微小なクリアランスを有して形成されている。
又、前記孔明き円板状体5bは、絶熱材料からなるパッキン5dを介して前記静止部材10´の上端部にボルトで係着されており、前記静止部材10´と孔明き円板状体5bの間の熱伝導が阻止されるようになっている。
このように固定クリアランスシール部5aの孔明き円板状体5bは低温の静止部材10´に断熱的に係止されているので、高温のロータ5からのラジエーションや該ロータ5の柄部5cとの間の気体の摩擦熱等によって、該孔明き円板状体5bは高温に保たれる。
このため、前記固定クリアランスシール部5aの部分でプロセスガスが凝縮をして固化あるいは液化が発生することはなく、内側のクリアランスシール部8c等の固着や損傷も防止される効果を有している。
本発明は、腐食性を有するガスや凝縮し易いガス等を含んだプロセスガスの超高真空排気を行なうターボ分子ポンプのシール構造として利用される。
実施例1のシール構造を具備したターボ分子ポンプの縦断面図である。 前記シール構造部分の詳細図である。 前記シール構造の性能の説明図である。 実施例2のシール構造部分の詳細図である。 同上実施例2の他の例のシール構造部分の詳細図である。 実施例3のシール構造部分の詳細図である。 従来のターボ分子ポンプの縦断面図である。
符号の説明
1 ターボ分子ポンプ
2、2´、2´´ シール構造部分
8a ジャーナル軸部
8b ヘリングボーン形の溝
8c クリアランスシール部
10、10´、10´´ 静止部材
12、12´ ブッシュ
13a、13b、13c Oリング






























Claims (6)

  1. ころがり軸受を介して回転軸を支承しているターボ分子ポンプにおいて、該ターボ分子ポンプのハウジングの静止部材に径方向の揺動可能に嵌入された円筒状のブッシュと、該ブッシュの内周部に僅少の間隙を有して回動自在に該内周部を挿通したジャーナル軸部とからなり、該ジャーナル軸部の外周部にヘリングボーン形の溝を回転方向に向かってヘの字状に開いた形状に凹設すると共に、該ヘリングボーン形の溝に隣接して、前記ブッシュと前記ジャーナル軸部とにより形成されるクリアランスシール部を設けたことを特徴とするターボ分子ポンプのシール構造。
  2. 前記ブッシュと前記ジャーナル軸部との間隙にパージガスを導入したことを特徴とする請求項1に記載のターボ分子ポンプのシール構造。
  3. 前記へリングボーン形の溝を前記ジャーナル軸部のころがり軸受側に配置すると共に前記クリアランスシール部を前記ジャーナル軸部の排気ガス流入側に配置したことを特徴とする請求項1に記載のターボ分子ポンプのシール構造。
  4. 前記ブッシュは外周部に少許の間隙を存して前記静止部材に緩嵌されると共に該ブッシュの外周部に嵌着した少なくとも1本のOリングを介して前記静止部材に係止した構造とし、これらOリングの弾性により前記ブッシュの径方向の揺動を吸収するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のターボ分子ポンプのシール構造。
  5. 前記ブッシュは外周部に少許の間隙を存して前記静止部材に緩嵌されると共に該ブッシュの内周部に当接するOリングを設けて、該Oリングが嵌入するOリング溝を前記静止部材に付設し、該Oリングの弾性により前記ブッシュの径方向の揺動を吸収するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のターボ分子ポンプのシール構造。
  6. 前記静止部材の上端部に孔明き円板状体を設置し、該孔明き円板状体の内周部と、該内周部を挿通するロータの柄部の外周部との間に僅少の間隙を有する固定クリアランスシール部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載のターボ分子ポンプのシール構造。


















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