JP6330243B2 - スクロールポンプ - Google Patents

スクロールポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP6330243B2
JP6330243B2 JP2015519322A JP2015519322A JP6330243B2 JP 6330243 B2 JP6330243 B2 JP 6330243B2 JP 2015519322 A JP2015519322 A JP 2015519322A JP 2015519322 A JP2015519322 A JP 2015519322A JP 6330243 B2 JP6330243 B2 JP 6330243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
lip seal
fixed
orbiting
orbiting scroll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015519322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015525843A (ja
Inventor
ナイジェル ポール スコフィールド
ナイジェル ポール スコフィールド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Edwards Ltd
Original Assignee
Edwards Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Edwards Ltd filed Critical Edwards Ltd
Publication of JP2015525843A publication Critical patent/JP2015525843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6330243B2 publication Critical patent/JP6330243B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/005Axial sealings for working fluid
    • F04C27/006Elements specially adapted for sealing of the lateral faces of intermeshing-engagement type pumps, e.g. gear pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/005Axial sealings for working fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C19/00Sealing arrangements in rotary-piston machines or engines
    • F01C19/08Axially-movable sealings for working fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C27/00Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C27/008Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids for other than working fluid, i.e. the sealing arrangements are not between working chambers of the machine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/80Other components
    • F04C2240/807Balance weight, counterweight

Description

本発明は、しばしばスクロールコンプレッサと呼ばれるスクロールポンプに関する。
既知のスクロールコンプレッサすなわちスクロールポンプが図3に示されておりかつ本件出願人に係る以前の下記特許文献1により詳細に説明されている。図3に示すポンプは、倒立スクロール構造を有している。ポンプ10は、ポンプハウジング12と、偏心シャフト部分16を備えた駆動シャフト14を有している。駆動シャフト14はモータ18により駆動されかつ偏心シャフト部分16は軌道スクロール20に連結されている。このため、使用中にシャフト14が回転すると、固定スクロール22に対する軌道運動が軌道スクロール20に伝達され、流体がコンプレッサのポンプ入口24とポンプ出口26との間の流体流路に沿ってポンピングされる。固定スクロール22は全体として左側に示され、軌道スクロール20は全体として右側に示されている。固定スクロール22は開口28を有し、該開口28を通ってシャフト14が延びておりかつ固定スクロール22に対向する軌道スクロール20およびモータ18に連結されている。高真空領域30が入口24に配置され、低真空領域すなわち大気圧領域32が出口26に配置されている。
カウンタウェイト44が、軌道スクロール20、第2ベアリング36および駆動シャフト14の偏心部分16を含むポンプの軌道コンポーネンツの重量と釣合いを保っている。軌道スクロール20は軌道コンポーネンツの重量の大部分を構成し、その質量中心は軌道スクロール20のスクロールプレートの比較的近くに位置している。軌道スクロール20の持上げ座48にはキャップ46が固定されており、該キャップ46はカウンタウェイト44およびベアリング34、36を含む低真空領域32を高真空領域30からシールしている。
ポンプ10の高真空領域30には回転防止装置50が配置されており、該回転防止装置50は、軌道スクロール20およびハウジング12に連結されている。回転防止装置50は、軌道スクロール20の回転は妨げるが、軌道運動は許容する。回転防止装置50は潤滑不要で、この例ではプラスチック材料で作られ、特許文献1により詳細に開示されているようなワンピースポリマーコンポーネントで作られている。
第1ベアリング34は、駆動シャフト14の同心部分を回転可能に支持している。このベアリング34は、ハウジング12に固定されるか、図示のように固定スクロール22に固定される。第2ベアリング36は、偏心部分16に対する軌道スクロール20の角運動を許容するように、駆動シャフト14の偏心部分16を軌道スクロール20に連結している。固定スクロール22とシャフトの同心部分14との間には第1シャフトシール38が配置され、第1ベアリング34からの潤滑剤およびポンプの大気圧側からのガスがポンプの低圧側に向かうことまたは入口24と出口26との間の流路内に入ることを防止している。軌道スクロール20とシャフトの偏心部分16との間には第2シャフトシール42が配置され、第2ベアリング36からの潤滑剤が入口と出口との間の流路内に入ることを防止している。
WO2011/135324号明細書
一般に、より小型のポンプを作ることが望まれている。倒立スクロールポンプは、非倒立スクロールポンプと比較して、よりコンパクトな解決策を提供する。倒立ポンプの解決策では、シャフトと軌道スクロールとの間およびシャフトと固定スクロールとの間をシールするのに上記シャフトシールが使用されている。スクロールポンプは一般に約1500rpmで回転されるが、ポンプが小型化されるにつれて、同じポンピング性能を維持するためには、より高速の例えば1800rpmで駆動シャフトを回転させる必要がある。一般にシャフトシールは非常に急速に摩耗するため定期的交換を必要とし、この問題は高速であるほど悪化する。より硬いシールを使用することもでき、寿命も長くなるであろうが、シール効率は低下してしまう。
本発明は改善されたスクロールポンプを提供する。
本発明は、軌道スクロールおよび固定スクロールを備えたスクロール機構と、同心シャフト部分および軌道スクロールに連結された偏心シャフト部分を備えた駆動シャフトとを有し、該駆動シャフトはモータにより駆動され、駆動シャフトの回転により、固定スクロールに対する軌道運動が軌道スクロールに伝達され、流体がスクロール機構の入口から出口への流路に沿ってポンピングされるように構成されたスクロールポンプであって、軌道スクロールと固定スクロールとの間に、スクロール機構の外部から流路内への流体の漏洩を防止するアキシャルリップシールが配置されている構成のスクロールポンプを提供する。
本発明の他の好ましい態様および/またはオプショナルな態様は、特許請求の範囲に記載されている。
本発明を良く理解できるようにするため、単なる例示として示す本発明の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
本発明によるスクロールポンプを示す図面である。 図1のスクロールポンプのシール構造を示す拡大図である。 従来技術のスクロールポンプを示す図面である。
図1にはスクロールポンプ60が示されており、該スクロールポンプ60の構造は、図3に関連して説明した既知の倒立スクロールポンプと同様である。既知のスクロールポンプとは異なるスクロールポンプ60の特徴のみを詳細に説明する。
既知のスクロールポンプと同様に、スクロールポンプ60は、軌道スクロール64および固定スクロール66を備えたスクロール機構62を有している。駆動シャフトは、同心シャフト部分68と、軌道スクロール64に連結された偏心シャフト部分70とを有している。シャフトはモータ72により駆動されるように構成されており、シャフトの回転により、固定スクロール66に対する軌道運動が軌道スクロール64に伝達される。
両スクロールの相対軌道運動により、流体が、スクロール機構62の入口74から出口76へと流路に沿ってポンピングされる。入口74は機構62半径方向外方部分に配置され、出口76は機構62の半径方向内方部分に配置されている。
固定スクロール66とシャフトの同心部分68との間には第1ベアリング78が配置され、該第1ベアリング78は、シャフトがモータ72により回転されるように支持している。第1ベアリング78は、潤滑転がりベアリングで構成できる。軌道スクロール64とシャフトの偏心部分70との間には第2ベアリング80が配置され、該第2ベアリング80は、軌道スクロール64が軌道回転できるように支持している。回転防止装置82が、軌道スクロール64の回転を防止するが、2次元平面(two orthogonal dimensions)内の横方向直線運動を許容し、シャフトの回転により、所要軌道運動が引き起こされるようにする。
両スクロールの相対軌道運動中、流体は、ほぼインボリュート通路を形成する両スクロール壁間に延びる流路に沿って、スクロール機構の入口74から出口76へとポンピングされる。スクロールポンプの分野において、流路に沿う各一周とはラップと呼ばれるものであり、流路は、入口に隣接する外側ラップから出口に隣接する内側ラップまで延びている。流体はインボリュート通路に沿うポケット内で移動するときに圧縮されるので、隣接ラップ間をシールして、より高圧のポケットからより低圧のポケットへの漏洩を防止する必要がある。シーリングは、一般にチップシールで達成される。チップシールは当業界で知られかつ軌道スクロールおよび固定スクロールの両方のスクロール壁の軸線方向端部で座合しており、図1に参照番号84で示されている。チップシール84はダイナミックシールであり、ポンプが作動しているときのスクロールの相対軌道運動中に、隣接ラップ間をシールするように設計されている。漏洩は、隣接ラップ間のスクロール壁を横切る漏洩に加え、図1に矢印86で示すように、周囲大気から流路内への漏洩も生じる。ポンプが作動しているとき、スクロール機構の内側ラップ内の圧力は高く、例えば約800ミリバールに達する。したがって、1000ミリバールのガス流86から内側ラップ内の800ミリバールへの圧力差は比較的小さく、既知の構造のチップシールが耐えることができる。しかしながら、ポンプが停止すると、約50ミリバールへの瞬間的圧力低下により、1000ミリバールから50ミリバールの圧力差が引き起こされる。この圧力低下は、スクロールポンプ内に捕捉されたガスが高真空領域内に膨張することによって生じる。大気圧のガスがポンプ内に逆流して圧力を上昇させることを防止する排出弁が存在する。チップシールは、このような圧力差があると漏洩し易い。既知の機構では、矢印86で示したようなガスの漏洩は、ベアリング78の内側に配置されるシャフトシール38により防止できる。このようなラジアルシャフトシールは従来技術において良く知られており、前述のように、これらのラジアルシールは、シャフトの高回転速度のために迅速に摩耗し、定期的交換を必要とする。
図1の構造ではアキシャルリップシール88が使用され、該アキシャルリップシール88は、軌道スクロール64の一部90と固定スクロール66の一部92との間に配置されている。両部分90、92は互いに対面しており、これらの間には、リップシール88によりシールされるアキシャルギャップが形成されている。この例では、リップシール88は軌道スクロール64に配置されていて、固定スクロール66の対向面すなわち対向表面をシールする構成であるが、リップシールはいずれか一方のスクロールに取付けることができる。両部分90、92は、互いに回転するのではなく互いに軌道運動するので、シールと、他のスクロールの対向表面との間の相対運動量は比較的小さい。この点に関し、他のスクロールの対向表面に対するシールの移動量は、シャフトの偏心部分と同心部分とのオフセット量にほぼ比例する。これに対し従来技術では、シャフトに対するシールの移動量は、シャフトの半径にほぼ比例する。シャフトの半径は偏心部分のオフセット量よりも非常に大きいので、図1のリップシールは、図3の既知のシャフトシールが受ける摩耗量よりも小さい。したがって、特に小型ポンプにおいて高回転速度を受ける場合でも、アキシャルリップシールは我慢できる短い間隔で交換すればよい。
図1に示した領域IIの拡大図である図2には、アキシャルリップシール88が示されている。前述のようにリップシールはいずれのスクロールにも取付けることができるが、図2では、リップシール88は軌道スクロールの一部90に取付けられている。部分90は肩部94を有し、リップシール88は、例えばすきま嵌めまたは接着剤等の適当な手段を用いて肩部94の回りに固定される。リップシール88は、該リップシールを軌道スクロールに取付けるための取付け部分96と、固定スクロールの部分92に当接してシールしかつギャップGを通って外部大気から矢印の方向に流入する漏洩を防止する。矢印の方向のガス漏洩は、軌道スクロールおよび固定スクロールの開口により形成される領域から生じ、あらゆる半径方向(すなわち、図2に示す方向だけではない)に流入するものである。この点に関し、この倒立スクロール構造では、シャフトは固定スクロールの開口96および軌道スクロールの開口99(この番号はリップについて既に使用されている)を通って延びており、図示のように、固定スクロールに関してモータとは反対側で軌道スクロールに固定されている。ポンプの作動中、開口96、99は、ポンプの高圧側およびベアリング78の周囲からの、図1の矢印86の方向のガスの漏洩により、大気圧にあるか、ほぼ大気圧にある。アキシャルリップシール88は、開口96、99から流路内への、図2に矢印で示す方向のガスの漏洩を防止する。前述のように、ポンプが停止されると、リップシールを横切る圧力差は、約1000ミリバールから50ミリバールになる。リップシールの大気圧側の比較的高い圧力により、リップシールは対向スクロールに対して押圧され、これによりシーリング力が増大される。したがって、本発明の構造は、高い圧力差でも漏洩をシールできる。
また、両ベアリング78、80は一般に潤滑されるので、アキシャルリップシール88は、ガスに加えて潤滑剤の、ベアリングから流路内への漏洩を防止するように構成されている。
図1および図2の両図面に示すように、リップシール88はチップシール84から内側に配置され、チップシール84により得られるシール力より高いシール力が得られる。図1はポンプ60およびリップシール88を断面で示すものであり、リップシールがシャフトの回りで環状に延びていることが理解されよう。好ましくは、リップシール88は全体として円形の形状を有し、対向するスクロールに対するリップシールの全軌道運動中に、スクロール機構の出口76の半径方向内側に維持され、流路内へのガスの漏洩を防止するように配置されている。
60 スクロールポンプ
62 スクロール機構
64 軌道スクロール
66 固定スクロール
70 偏心シャフト部分
78 第1ベアリング
80 第2ベアリング
84 チップシール
88 アキシャルリップシール
98 リップ部分

Claims (8)

  1. 軌道スクロールおよび固定スクロールを備えたスクロール機構と、同心シャフト部分および軌道スクロールに連結された偏心シャフト部分を備えた駆動シャフトとを有し、該駆動シャフトはモータにより駆動され、駆動シャフトの回転により、固定スクロールに対する軌道運動が軌道スクロールに伝達され、流体がスクロール機構の入口から出口への流路に沿ってポンピングされるように構成されたスクロールポンプにおいて、軌道スクロールと固定スクロールとの間に、スクロール機構の外部から流路内への流体の漏洩を防止するため、前記スクロールの一方に対してシール力をともなって押圧するアキシャルリップシールが配置されており、前記シール力は前記シールを横切る高い圧力差で増大され、前記アキシャルリップシールは、前記軌道スクロールのスクロール壁の軸線方向端部と、当該スクロール壁の周面との間の部分である前記軌道スクロールの肩部に固定された取付け部分と、前記取付け部分に接続され、前記固定スクロールに当接するリップ部分と、を有することを特徴とするスクロールポンプ。
  2. 前記アキシャルリップシールは、軌道スクロールまたは固定スクロールの一方に対して固定されており、かつ軌道スクロールまたは固定スクロールの他方に対する軌道運動がリップシールに伝達されるように、前記他方のスクロールをシールすることを特徴とする請求項1記載のスクロールポンプ。
  3. 前記アキシャルリップシールは、軌道スクロールと固定スクロールとの間のアキシャルギャップを横切って延びていることを特徴とする請求項1または2記載のスクロールポンプ。
  4. 前記スクロール機構の入口がスクロール機構の半径方向外方部分に配置され、出口がスクロール機構の半径方向内方部分に配置され、アキシャルリップシールが出口から半径方向内方に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のスクロールポンプ。
  5. 前記アキシャルリップシールは、シャフトの軸線の回りに延びている環状をなしていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のスクロールポンプ。
  6. 前記シャフトは、固定スクロールおよび軌道スクロールの開口を通って延びており、かつ固定スクロールに関してモータとは反対側で軌道スクロールに固定されており、使用中に前記開口は大気圧またはほぼ大気圧にあり、アキシャルリップシールは開口から流路内へのガスの漏洩を防止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のスクロールポンプ。
  7. 前記固定スクロールと同心シャフト部分との間および/または軌道スクロールと偏心シャフト部分との間には潤滑ベアリング装置が配置され、アキシャルリップシールがベアリング装置から流路内への潤滑剤の漏洩を防止することを特徴とする請求項6記載のスクロールポンプ。
  8. 前記アキシャルリップシールに作用する前記開口内のガス圧力が、リップシールによる大きいシール力を発生させることを特徴とする請求項6または7記載のスクロールポンプ。
JP2015519322A 2012-07-06 2013-06-10 スクロールポンプ Active JP6330243B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1212018.4A GB2503723B (en) 2012-07-06 2012-07-06 Scroll pump with axial seal
GB1212018.4 2012-07-06
PCT/GB2013/051516 WO2014006363A1 (en) 2012-07-06 2013-06-10 Scroll pump

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015525843A JP2015525843A (ja) 2015-09-07
JP6330243B2 true JP6330243B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=46766228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015519322A Active JP6330243B2 (ja) 2012-07-06 2013-06-10 スクロールポンプ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10161399B2 (ja)
EP (1) EP2870359B1 (ja)
JP (1) JP6330243B2 (ja)
CN (2) CN109944797A (ja)
BR (1) BR112014032855A2 (ja)
GB (1) GB2503723B (ja)
WO (1) WO2014006363A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8961160B2 (en) 2013-03-29 2015-02-24 Agilent Technologies, Inc. Scroll pump having separable orbiting plate scroll and method of replacing tip seal
CN106958527B (zh) * 2016-01-12 2019-03-15 李铃 一种内冷无油涡旋式气体压缩机
FR3047775B1 (fr) 2016-02-16 2018-03-02 Danfoss Commercial Compressors Dispositif de compression a spirales ayant un dispositif d'etancheite, et un compresseur a spirales comportant un tel dispositif de compression a spirales
CN113915125B (zh) * 2021-09-24 2023-08-22 三河同飞制冷股份有限公司 一种新能源汽车用涡旋式空调压缩机
GB2621827A (en) * 2022-08-22 2024-02-28 Edwards S R O Scroll pump seal, scroll pump and method

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5258046A (en) * 1991-02-13 1993-11-02 Iwata Air Compressor Mfg. Co., Ltd. Scroll-type fluid machinery with seals for the discharge port and wraps
JP3129365B2 (ja) * 1993-08-30 2001-01-29 三菱重工業株式会社 スクロ−ル型流体機械
JP2000073969A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Tokico Ltd スクロール式流体機械
JP2000337275A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Tokico Ltd スクロール式流体機械
US6592345B2 (en) * 2001-01-31 2003-07-15 Tokico Ltd. Scroll compressor
JP2003065262A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Hokuetsu Kogyo Co Ltd スクロール流体機械
US7014434B2 (en) * 2004-08-06 2006-03-21 Anest Iwata Corporation Scroll fluid machine
ES2365399T3 (es) * 2004-12-22 2011-10-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Compresor de espiral.
EP1830067B1 (en) 2004-12-22 2017-01-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Scroll compressor
JP4732446B2 (ja) * 2005-03-28 2011-07-27 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機
KR100877017B1 (ko) * 2006-06-14 2009-01-09 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 유체 기계
EP2067928B1 (en) * 2006-09-28 2014-11-12 Mitsubishi Electric Corporation Scroll expander
JP5048303B2 (ja) * 2006-10-31 2012-10-17 株式会社日立産機システム スクロール式流体機械
GB201007028D0 (en) * 2010-04-28 2010-06-09 Edwards Ltd Scroll pump
JP5577297B2 (ja) * 2010-07-07 2014-08-20 株式会社日立産機システム スクロール式流体機械

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014006363A1 (en) 2014-01-09
US20150176584A1 (en) 2015-06-25
BR112014032855A2 (pt) 2017-06-27
GB201212018D0 (en) 2012-08-22
CN109944797A (zh) 2019-06-28
GB2503723B (en) 2015-07-22
CN104395608A (zh) 2015-03-04
EP2870359A1 (en) 2015-05-13
EP2870359B1 (en) 2020-04-22
JP2015525843A (ja) 2015-09-07
US10161399B2 (en) 2018-12-25
GB2503723A (en) 2014-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6330243B2 (ja) スクロールポンプ
EP1835180B1 (en) Scroll fluid machine
JP5135361B2 (ja) ポンプ若しくはモータ
JP5577297B2 (ja) スクロール式流体機械
EP2564069B1 (en) Scroll pump
JP5550419B2 (ja) 圧縮機
KR102549777B1 (ko) 스크롤 압축기
JP2012177301A (ja) スクロール圧縮機
JP2019007382A (ja) スクロール圧縮機
WO2013011658A1 (ja) 圧縮機
JP4647489B2 (ja) 空気供給装置
JP4875346B2 (ja) スクロール型圧縮機
JP5865960B2 (ja) 圧縮機
JP7010202B2 (ja) 流体機械
JP6329418B2 (ja) 容積型ポンプ
JP6961439B2 (ja) 開放型圧縮機
JP5114639B2 (ja) スクロール流体機械
US20140170009A1 (en) Scroll Liquid Pump
GB2595882A (en) Vacuum bearing
WO2017221835A1 (ja) 開放型圧縮機
JPWO2017042969A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2012036841A (ja) 圧縮機
JP2006336541A (ja) スクロール圧縮機
JP2015121277A (ja) 圧縮機
KR20070093639A (ko) 스크롤 압축기의 베어링 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170323

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6330243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250