JP2006212421A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転部を支えるスタンドや支持部等の構成要素の強度を無用に向上させることなく、より簡易な補強によって架台に大きな強度および剛性を付与することが可能なX線CT装置である。
【解決手段】X線CT装置20は、回転部23、固定フレーム24およびスタンド25を備える。回転部23は、X線管27および検出器28を実装している。固定フレーム24は、回転部23を支持する。スタンド25は、床面Fに設置され、固定フレーム24を支持する。スタンド25は、下部部材33、支柱34および固定部材40を有する。下部部材33は、床面Fに固定される。支柱34は、下部部材33に固定され、固定フレーム24の両側側面を支持する。固定部材40は、固定フレーム24の下部を下部部材33に固定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、強度および剛性を向上させたX線CT架台を備えたX線CT装置に関する。
医療用の診断装置の1つとして、X線CT(computed tomography)装置がある(例えば特許文献1参照)。X線CT装置は、架台にX線管、検出器、電源および信号処理用の部品を内蔵して構成される。また、X線CT装置の架台の中央部には、被検体を撮影するための撮影口が形成される。そして、この撮影口を挟んでX線管及び検出器等の部品が架台の構成要素である箱状の収納部材に収納される。
また、ヘリカルスキャンタイプのX線CT装置では、X線管及び検出器等の部品が被検体の回りを回転する構成になっており、X線管及び検出器等の部品は回転部を形成している。さらに、X線CT装置の全体は保護のためカバーで覆われる。
図14は従来のX線CT装置の構成を示す正面図であり、図15は図14に示す従来のX線CT装置の側面図である。
X線CT装置1は、架台2を備える。架台2は図示しないカバーで覆われ、回転部3、メインフレーム4およびスタンド5を構成要素としている。回転部3は、ドーナツ状に形成された回転ベース3aの内部に図示しないX線管、高圧発生装置、検出器、X線のコントロールやその他の制御を行うための基板、電源等の電装部品を実装して構成される。そして、回転部3の内側が、撮影領域Sとされる。さらに、回転部3の回転ベース3aは、ベアリング6を介して板状のメインフレーム4に実装される。また、メインフレーム4の両側面側には、軸状の支持部7が設けられる。このとき、支持部7の軸方向は、水平方向かつ回転部3の回転軸に略垂直方向とされる。
一方、スタンド5には、X線CT装置1の設置面に対して垂直に支柱8が設けられる他、伸縮可能な柱状のアクチュエータ9および金属の箱に収められた電装部品10が設けられる。そして、メインフレーム5の両側面の支持部7がスタンド5の支柱8によって支持部7の軸方向に回転可能に支持される。さらに、メインフレーム5の他の部分はアクチュエータ9によって支持される。
この結果、回転部3およびメインフレーム4は、支持部7の軸を回転中心としてチルト可能な構造となり、被検体の2次元画像データを所望の角度で撮影することができる。
さらに、架台の支持強度を保つためにスタンドの両サイドにLM(Linear Motion)ガイドを設けたX線CT装置も考案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−116644号公報 特開平6−178769号公報
しかしながら、従来のチルト可能な架台を備えたX線CT装置においては、チルト機構やスタンドと支持部との間にガタが存在することから、高精細な画像を回転部の径方向全領域で得ようとすると、ガタ分の誤差が画像に悪影響を及ぼすという問題がある。このガタの画像に対する影響は、回転部の内径、すなわち撮影範囲が大きくなればなるほど大きい傾向にあることが知られている。しかし、X線CT装置の径方向の撮影範囲は、大きくなる傾向にある。この結果、ガタによる誤差を低減させるために、各所へのダンパの追加や特別な位置合わせが行われ、余分な部品や工数が必要とされている。
また、近年のX線CT装置では、回転部が高速回転する架台が主流となっており、僅かなアンバランスであっても大きな力が生じる恐れがある。従って、バランス調整が重要となってきている。しかし、アンバランスを0にすることは難しく、架台全体はもとより土台となるスタンドを補強する必要性がでている。
さらに、近年のX線CT装置においては、検出器として検出素子の大きさが0.5mm×0.5mm程度の2次元検出器が用いられており、チルト構造におけるガタを始めとする諸々の要因によって架台が振動し、架台の振動が画質に与える影響が問題になっている。
また、従来のLMガイドを備えたX線CT装置では、スタンドの両側2箇所のLMガイドの剛性をどんなに強固にしても、架台の強度はスタンドの強度に依存することとなるため、架台の強度および剛性の向上には繋がりにくい。また、高価なLMガイドを2個も使用する必要が生じるため、コスト的に好ましくない。
本発明はかかる従来の事情に対処するためになされたものであり、回転部を支えるスタンドや支持部等の構成要素の強度を無用に向上させることなく、より簡易な補強によって架台に大きな強度および剛性を付与することが可能なX線CT装置を提供することを目的とする。
本発明に係るX線CT装置は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載したように、X線管および検出器を実装した回転部と、前記回転部を支持する固定フレームと、床面に設置され、前記固定フレームを支持するスタンドとを備え、前記スタンドは、床面に固定される下部部材と、前記下部部材に固定され、前記固定フレームの両側側面を支持する支柱と、前記固定フレームの下部を前記下部部材に固定する固定部材とを有することを特徴とするものである。
また、本発明に係るX線CT装置は、上述の目的を達成するために、請求項11に記載したように、X線管および検出器を実装した回転部と、前記回転部を支持するメインフレームと、床面に設置され、前記メインフレームの下部に接合されたスタンドの下部部材と、前記下部部材に固定され、前記メインフレームの両側側面を支持する支柱とを有することを特徴とするものである。
また、本発明に係るX線CT装置は、上述の目的を達成するために、請求項12に記載したように、X線発生のための機器およびX線検出のための機器を実装した回転部と、前記回転部を回転駆動機構を介して支持する固定フレームと、前記固定フレームを少なくとも3個所の支持点で支持するスタンドとを備え、前記固定フレームおよび前記スタンドは、前記支持点の1つと他の支持点との間に前記X線発生のための機器および前記X線検出のための機器の少なくとも一方のメンテナンスを行うための空間を形成するように構成されることを特徴とするものである。
本発明に係るX線CT装置においては、回転部を支えるスタンドや支持部等の構成要素の強度を無用に向上させることなく、より簡易な補強によって架台に大きな強度および剛性を付与することができる。
本発明に係るX線CT装置の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るX線CT装置の第1の実施形態を示す鳥瞰図、図2は、図1に示すX線CT装置20において、架台21のカバー22を取り外した状態の構成を示す正面図、図3は、図2に示す架台21の側面図である。
X線CT装置20は、基本的構成である架台21を備える。架台21はカバー22で覆われ、回転部23、メインフレーム24およびスタンド25を構成要素としている。回転部23は、中空のドーナツ状に形成された回転ベース26の内部にX線管27や複数の検出素子を備えた検出器28の他、図示しない高圧発生装置、X線のコントロールやその他の制御を行うための基板、電源等の電装部品を実装して構成される。
そして、回転部23の中心側は、被検体を撮影するための撮影口29とされ、X線管27と検出器28との間に直径Dの撮影領域Sが形成される。さらに、回転部23の回転ベース26は、回転駆動機構の一例であるベアリング30を介して板状のメインフレーム24に実装される。この結果、回転部23は、メインフレーム24に対し、ベアリング30の回転軸を中心として回転することができる。
また、メインフレーム24の両側面側には、それぞれ任意形状の側面側支持部31が設けられる。さらに、少なくともメインフレーム24の重心よりもX線CT装置20の設置面側である下部には、下部側支持部32が形成される。この下部側支持部32は、金属板等の要素で構成され、メインフレーム24とスタンド25をネジ止め、溶接等で固着させる。
一方、スタンド25は、下部部材33および支柱34を備えている。下部部材33には、X線CT装置20の設置面に対して略垂直に支柱34が設けられる他、必要に応じて金属の箱に収められた電装部品35が設けられる。そして、メインフレーム24の両側面の側面側支持部31がスタンド25の支柱34によって支持される。さらに、メインフレーム24の下部側支持部32はスタンド25の下部部材33と一体化され、下部部材33により支持される。
尚、メインフレーム24の下部側支持部32がスタンド25の下部部材33により支持される構造であれば、スタンド25の下部部材33とメインフレーム24の下部側支持部32との間に他の部材や構成要素が介在していてもよい。従って、メインフレーム24の下部である設置面側の下部側支持部32がスタンド25に直接的あるいは間接的に固定される。
また、スタンド25の下部部材33は、床面Fに設置され、任意の固定方法で床面Fに固定される。例えば、下部部材33は、各支柱34近傍の2個所とメインフレーム24の下部側支持部32の近傍において合計5つのアンカーボルト36により床面Fに固定される。このように、スタンド25を加重が掛かる部位で床面Fに固定することにより、撮影中に回転振動が発生したとしても回転部23の架台21に対する相対的な振動を抑制し、画質の劣化を低減することができる。また、架台21を強固に床面Fに固定することができる。
以上のようなX線CT装置20では、メインフレーム24が両側面のみならず下部においてスタンド25により3点支持される。この結果、メインフレーム24をスタンド25に2点支持してチルト構造にした従来のX線CT装置1において問題となっていた架台21のガタがなくなり、より簡易な方法で大きな強度および剛性を架台21に付与することが可能となる。
ここで、架台21にガタがあると画像にどのように影響するかを簡単に説明すると、仮に撮影領域Sの最外径付近が0.5mm変位すると、断層像の対応部位において変位に相当するサイズよりも小さい腫瘍や骨を観察することが困難となる。また、回転部23の変位により画像にアーチファクトやリングなどが出やすくなる。従って、このような画像への影響が生じると早期診断の効果が薄れたり、治療計画に問題が生じる。
これに対し、X線CT装置20では、回転部23やメインフレーム24の変位を少なく抑えることができるため、X線CT装置20により撮影される画像の画質性能を大幅に向上させ、信頼性を高めることが可能となる。また、X線CT装置20によれば、細かな部位を観察することが出来るようになるため早期診断の効果が向上し、治療計画も早期に的確に行うことが可能となる。
さらに、X線CT装置20では、チルト構造を採用していないため、製造コストの低減や簡易な構造による補強が可能となる。すなわち、X線CT装置20では、スタンド25等の構成部材を補強したり、特別な補助支持を設けることなく、大きな強度および剛性を得ることができる。そして高速回転に十分耐え、しかも、撮影領域Sの大きさが径方向に大きくなったとしても高画質な画像を得ることができる。このため、複数列(好適には60列以上)にX線検出素子を配置した検出器28を備え、ボリュームデータを収集することが可能な大型で重いマルチスライス型のX線CT装置を実現することができる。特に、回転部23の回転速度を0.5秒/回転より速い速度にする場合、検出器28の検出素子の幅が0.5mm以下である場合、検出器の出力に基づいて再構成する画像のスライス厚が0.5mmよりも薄くなる場合、撮影領域Sの直径Dが500mm程度以上であるような大口径のX線CT装置20において、撮影領域Sの縁部分の位置精度誤差を0.5mm以下に抑えようとする場合、被検体挿入部の開口径が900mm以上である場合に有効である。
尚、チルト機能がなくなったとしても、3D画像処理技術が向上しているため、単一方向のスライス画像データから任意断面の画像を容易に再構成することができる。従って、近年では、チルト機能をX線CT装置に備えるという要請よりも、むしろ従来は問題とならなかった回転部23の高速回転化や撮影領域Sの大口径化に追従して高精度で画像を撮影する技術の開発が望まれる。この点、図1に示すX線CT装置20は、後者の要請に合致していると言える。
特に、近年のX線CT装置では、断層像のスライス厚が薄くできるようになってきたため、前後左右の機械的なガタが抑制されれば、より鮮明で高分解能の画像を再構成して表示することができると考えられる。
尚、メインフレーム24の少なくとも下部がスタンド25に固定される構造であれば、メインフレーム24の上部下部を問わずスタンド25に3点以上で支持してもよい。また、メインフレーム24の所望の部位をスタンド25に線接触あるいは面接触させて架台21を構成することもできる。
図4は本発明に係るX線CT装置の第2の実施形態を示す正面図であり、図5は図4に示す架台21の側面図である。
図4に示された、X線CT装置20Aでは、メインフレーム24とスタンド25との間にスペーサ40を設けた構成が図1に示すX線CT装置20と相違する。他の構成および作用については図1に示すX線CT装置20と実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
X線CT装置20Aでは、メインフレーム24とスタンド25との間に所望の形状のスペーサ40が設けられる。すなわち、メインフレーム24の下部はスペーサ40を介してスタンド25に直接的あるいは間接的に固定される。
このため、X線CT装置20Aによれば、図1に示すX線CT装置20と同等の効果に加え、部品の形状やサイズのばらつきの影響を低減させて組立性を向上させることができる。また、スペーサ40を設けることにより、スタンド25とメインフレーム24を組み立てる際に発生する僅かなずれを補正することができる。このため、より精度よく画像を撮影することが可能となる。
図6は本発明に係るX線CT装置の第3の実施形態を示す架台の正面図であり、図7は図6に示す架台21の側面図である。
図6に示された、X線CT装置20Bでは、スタンド25の支柱34と下部部材33との間に補強柱50を設けた構成が図4に示すX線CT装置20Aと相違する。他の構成および作用については図4に示すX線CT装置20Aと実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
X線CT装置20Bのスタンド25には、柱状の補強柱50が例えば2箇所に設けられる。すなわち、支柱34の長さ方向に対してその長手方向が斜方向に向けられた補強柱50が各支柱34と下部部材33との間にそれぞれ設けられる。
X線CT装置20Bのように、スタンド25に支柱34の長さ方向に対して斜方向に補強柱50を設ければ、検出器28に備えられる検出素子の多列化により架台21の重心が回転部23側になったとしても、X線CT装置20Bを安定させることができる。
尚、補強柱50の形状、数、配置は、X線CT装置20Bの安定化ために任意に変更してもよい。
図8は図6に示す架台21の変形例を示す側面図であり、図9は図8に示す架台21の上面図である。
図8に示すX線CT装置20Cが備える架台21のスタンド25には、回転部23側に突出した形状を有する支柱34が設けられる。また、メインフレーム24の各側面側支持部31もそれぞれ回転部23側に突出した形状を有している。そして、各支柱34により、それぞれ回転部23側のより広い範囲において各側面側支持部31が支持される。さらに、各支柱34の突出した回転部23側は、それぞれ柱状の補強柱50Aによりスタンド25の下部部材33に固定される。
このため、X線CT装置20Cによれば、回転部23側に突出した各支柱34がそれぞれ補強柱50Aによりスタンド25の下部部材33に固定されるため、図6に示すX線CT装置20Bと同様に架台21の重心が回転部23側になったとしても、X線CT装置20Cを安定させることができる。
図10は本発明に係るX線CT装置の第4の実施形態を示す架台の正面図であり、図11は図10に示す架台21の側面図である。
図10に示された、X線CT装置20Dでは、回転部23を支持するためのローラ60、ロードセル61および回転計62を設けた構成が図6に示すX線CT装置20Bと相違する。他の構成および作用については図6に示すX線CT装置20Bと実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
X線CT装置20Dでは、スタンド25の回転部23近傍にローラ60が設けられる。そして、回転部23の一部は、ローラ60の回転面により接触支持される。また、ローラ60の回転軸は、回転部23の回転軸と平行な向きとされる。このため、回転部23が回転したとしてもローラ60が回転部23の回転方向と逆方向に回転しつつ、回転部23を支持することができる。
また、ローラ60には、ロードセル61および回転計62が設けられる。ロードセル61は、ローラ60に掛かる荷重を計測する機能を有し、回転計62は、ローラ60の回転速度を計測する機能を有する。
以上のようなX線CT装置20Dによれば、図6に示すX線CT装置20Bと同様な効果を得ることができる。すなわち、検出器28の多列化により回転部23の重量が増加しても、ローラ60により回転部23が支持されるため、X線CT装置20Dの架台21を安定化することができる。尚、ローラ60に限らずベアリング等の回転機構で回転部23を支持してもよい。
また、ロードセル61によりローラ60に掛かる回転部23の荷重変動を計測することにより、回転部23のバランスの異常を検知することができる。一方、回転計62によりローラ60の回転速度を計測することによっても、回転部23の回転速度を間接的に検出することができるため、回転部23の回転速度のばらつきや異常を検知することが可能である。
図12は本発明に係るX線CT装置の第5の実施形態を示す架台の正面図であり、図13は図12に示す架台21のA−A断面図である。
図12に示された、X線CT装置20Eでは、メインフレーム24Aの形状とスペーサ40Aの形状並びに回転部23の支持方法が図6に示すX線CT装置20Bと相違する。他の構成および作用については図6に示すX線CT装置20Bと実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
X線CT装置20Eの架台21では、メインフレーム24Aが2本の支柱34およびスペーサ40Aの3点により支持されてスタンド25に固定される。さらに、メインフレーム24Aは、隣接する支持点を結ぶ直線よりも回転部23の回転中心側に凹む形状とされる。換言すれば、メインフレーム24Aには支持点側よりも回転部23の中心側の方が広い形状となるように回転部23の中心側に向かう切欠部70が設けられている。
そして、メインフレーム24Aの切欠部70により、メインフレーム24Aとスタンド25または電装部品35との間の空間が広くなり、X線の発生や検出のために回転部23に備えられる機器71のメンテナンスを行うためのメンテナンス空間が確保される。すなわち、メインフレーム24Aの隣接する支持点の間にメンテナンス空間が形成される。
特に検出器28からのX線検出データを収集するDAS(data acquisition system)やX線管27に電圧を供給する高電圧発生器に付随する機器71には、回転ベース26のメインフレーム24A側に配置されるものがある。このような機器71のメンテナンス作業はメインフレーム24A側から実施できることが望ましい。このような事情に対応するため、X線CT装置20Eの架台21には、メインフレーム24A側から作業を行えるようにメンテナンス空間が形成されている。
このため、X線CT装置20Eの架台21では、容易に機器71のメンテナンスを行うことが可能となる。メインフレーム24Aの切欠部70をより大きくすれば、メンテナンス空間を広く確保することができる。ただし、メインフレーム24Aは十分な強度でスタンド25に固定される必要がある。
そこで、十分な強度でメインフレーム24Aをスタンド25に固定しつつ、より広いメンテナンス空間を確保するための条件について検討する。
図12に示すように、スペーサ40Aの幅をa、スタンド25の幅をbとする。また、メインフレーム24Aの側面側支持部31の垂直方向における長さをc、スタンド25の垂直方向の高さに側面側支持部31の垂直方向の長さcを合わせた垂直方向の高さをhとする。
この場合、メインフレーム24Aの両側面における支持については、経験的にc/hの値が少なくとも1/2以上であれば、画質確保のために実用的で十分な強度が得られると考えられる。具体的には、回転部23の振動を十分に抑制し、0.5mmサイズの物体を視認し得る空間分解能を確保できると考えられる。同様な観点から、メインフレーム24Aの下部における支持については、a/bの値が1/2から1/4の間であれば良いと考えられる。
一方、図13に示すようにスペーサ40Aは、メインフレーム24Aから回転部23の回転軸方向に突き出した形状とすることができる。このように、スペーサ40Aの形状を台形柱とれば、回転部23の重量が大きい場合でも、スペーサ40Aの幅aをより小さく設定することによりメンテナンス空間を確保しつつ、十分な強度を確保することが可能となる。
さらに、回転部23を複数個所のベアリング30で支持することによっても、回転部23の振動を抑制しつつ画質を向上させることができる。図13は、メインフレーム24Aによりベアリング30を介して回転部23を2箇所で支持した例を示している。図13の例に限らず、回転部23を複数のメインフレームで両側から挟み込むように支持する方法も可能である。
尚、以上の各実施形態におけるX線CT装置20、20A、20B、20C、20D、20Eの任意の構成要素を組み合わせて単一のX線CT装置を構成することもできる。逆に、必要な機能を確保できる範囲で、X線CT装置20、20A、20B、20C、20D、20Eの一部の構成要素を省略してもよい。
本発明に係るX線CT装置の第1の実施形態を示す鳥瞰図。 図1に示すX線CT装置において、架台のカバーを取り外した状態の構成を示す正面図。 図2に示す架台の側面図。 本発明に係るX線CT装置の第2の実施形態を示す正面図。 図4に示す架台の側面図。 本発明に係るX線CT装置の第3の実施形態を示す架台の正面図。 図6に示す架台の側面図。 図6に示す架台の変形例を示す側面図。 図8に示す架台の上面図。 本発明に係るX線CT装置の第4の実施形態を示す架台の正面図。 図10に示す架台の側面図。 本発明に係るX線CT装置の第5の実施形態を示す架台の正面図。 図12に示す架台のA−A断面図。 従来のX線CT装置の構成を示す正面図。 図14に示す従来のX線CT装置の側面図。
符号の説明
20,20A、20B、20C、20D、20E X線CT装置
21 架台
22 カバー
23 回転部
24 メインフレーム
25 スタンド
26 回転ベース
27 X線管
28 検出器
29 撮影口
30 ベアリング
31 側面側支持部
32 下部側支持部
33 下部部材
34 支柱
35 電装部品
36 アンカーボルト
40 スペーサ
50、50A 補強柱
60 ローラ
61 ロードセル
62 回転計
70 切欠部
71 機器
S 撮影領域
F 床面

Claims (16)

  1. X線管および検出器を実装した回転部と、
    前記回転部を支持する固定フレームと、
    床面に設置され、前記固定フレームを支持するスタンドとを備え、
    前記スタンドは、
    床面に固定される下部部材と、
    前記下部部材に固定され、前記固定フレームの両側側面を支持する支柱と、
    前記固定フレームの下部を前記下部部材に固定する固定部材と、
    を有することを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記下部部材は、前記支柱の近傍と前記固定部材の近傍において、それぞれアンカーボルトで前記床面に固定されることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  3. 前記固定フレームは、前記スタンドにより少なくとも3点で支持されることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  4. 前記検出器の検出素子は0.5mm以下の幅を有するものであり、
    前記回転部は回転駆動機構により0.5秒/回転より速い速度で回転するものであることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  5. 前記回転部は、被検体挿入部の開口径が900mm以上であることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  6. 前記スタンドは、前記支柱と前記下部部材との間に補強材を有することを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  7. 前記固定フレームは、回転駆動機構を介して前記回転部を支持するように構成され、
    前記スタンドに設けられ、前記回転部の一部を支持する回転機構をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  8. 前記固定部材は、前記固定フレームから前記回転部側に突出した形状を有することを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  9. 前記回転部は、検出素子を複数列に配置した検出器を備えていることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  10. 前記固定フレームは、前記回転部を少なくとも2箇所で支持するように構成されることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  11. X線管および検出器を実装した回転部と、
    前記回転部を支持するメインフレームと、
    床面に設置され、前記メインフレームの下部に接合されたスタンドの下部部材と、
    前記下部部材に固定され、前記メインフレームの両側側面を支持する支柱と、
    を有することを特徴とするX線CT装置。
  12. X線発生のための機器およびX線検出のための機器を実装した回転部と、
    前記回転部を回転駆動機構を介して支持する固定フレームと、
    前記固定フレームを少なくとも3個所の支持点で支持するスタンドとを備え、
    前記固定フレームおよび前記スタンドは、前記支持点の1つと他の支持点との間に前記X線発生のための機器および前記X線検出のための機器の少なくとも一方のメンテナンスを行うための空間を形成するように構成されることを特徴とするX線CT装置。
  13. 前記固定フレームは、前記メンテナンスを行うための空間が隣接する支持点を結ぶ直線よりも前記回転部の回転中心側に広くなるような形状を有することを特徴とする請求項12記載のX線CT装置。
  14. 前記固定フレームは、前記回転部の回転中心側に切欠部を有することを特徴とする請求項12記載のX線CT装置。
  15. 前記固定フレームは、前記支持点の1つにより前記回転部の下部を支持するように構成され、前記下部における支持部の幅は前記スタンドの幅の1/2から1/4であることを特徴とする請求項12記載のX線CT装置。
  16. 前記固定フレームは、前記支持点の1つにより前記回転部の側部を支持するように構成され、前記側部における支持部の長さは前記支持部の長さを含めた前記スタンドの高さの1/2よりも長いことを特徴とする請求項12記載のX線CT装置。
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