JP2006210890A - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明導電膜とエッチングガスが反応して細かいパーティクルが形成されるのを防ぎ、良好な特性を持つ半導体装置を作製することを課題とする。
【解決手段】透明導電膜を形成し、前記透明導電膜上に第1の導電膜を形成し、前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングすることを特徴とする半導体装置の作製方法に関するものである。塩素を含むガスで第2の導電膜をエッチングする際には、第1の導電膜により透明導電膜が保護され、フッ素を含むガスで第1の導電膜をエッチングする際には、透明導電膜とフッ素を含むガスは反応しないので、パーティクルが形成されない。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の導電膜を積層した積層膜をエッチングする方法、及びそのような導電膜を用いた半導体装置の作製方法に関する。
近年、表示装置の開発がますます盛んになっており、表示装置を構成する個々の素子の微細化が求められてきている。
素子の微細化には、精度の高いエッチング技術が必要である。通常、導電膜を成膜し、ウェットエッチング又はドライエッチングによって電極や配線が形成されるが、ドライエッチングの方が微細な構造を形成するのに適している(特許文献1〜特許文献3参照)。
このような素子には、電極や配線を形成する材料として、低抵抗の導電膜、例えばアルミニウム(Al)を主成分とする導電膜が用いられる。アルミニウムのドライエッチングにはCl、BCl、SiCl、CCl等、塩素を含むガスが用いられることが多い。
ところで表示装置の画素部には透明導電膜が設けられていることが多いが、抵抗を下げるためや薄膜トランジスタ等の素子とのコンタクトを良好にするために、透明導電膜と前述のような低抵抗の導電膜とを積層して電極を形成することが行われる。ところがドライエッチングにて透明導電膜のエッチングする際、エッチングガスと導電膜が反応して、細かいパーティクルが生成されてしまうことがわかった。
図2(A)〜図2(B)において、1001は透明導電膜である酸化インジウムスズ合金(Indium Tin Oxide(ITO))膜、1002はアルミニウム膜(Al膜)である。ITO膜1001上にAl膜1002を形成後(図2(A))、Al膜1002をエッチングするのだが、塩素系のガス、例えばBClとClの混合ガス、をエッチングガスとして用いると、Al膜1002をエッチングすると同時に、ITO膜1001と混合ガス中の塩素(Cl)が反応して、エッチングされた領域周辺に細かいパーティクル1003が形成されてしまう(図2(B))。
また図3(A)〜図3(B)には、ITO膜とAl膜との間にチタン膜(Ti膜)を成膜した例を示す。1101はITO膜、1102はTi膜、1103はAl膜であるが(図3(A))、Al膜1103とTi膜1102を塩素を含むガス、例えばBClとClの混合ガスをエッチングガスとして連続的にエッチングすると、Ti膜1102の下に形成されているITO膜1101が露出してしまい、塩素(Cl)とITO膜1101が反応してしまう。その結果図2(B)と同様に細かいパーティクル1104が発生してしまう(図3(B))。
このようなパーティクルは、透明導電膜と他の導電膜とのショートの原因となり、例えば表示装置を作製した際に、画素部に点欠陥や線欠陥ができる原因になってしまう。
特許公報第2734753号 特開2001−188240号公報 特開2003−174173号公報
本発明はこのような細かいパーティクルが形成されるのを防ぎ、良好な特性を持つ半導体装置を作製することを課題とする。
まず、下層、中層、上層の導電膜を形成する。このとき下層の導電膜は透明導電膜であり、フッ素を含むガスでエッチングされない材料で形成される。また中層の導電膜は塩素を含むガスと反応せず、しかしフッ素を含むガスでエッチングされるような材料で形成する。
次に、塩素を含むガスを用いてプラズマを発生させ、上層の導電膜をドライエッチング法でエッチングする。このとき下層の導電膜は中層の導電膜によって保護されるので、塩素を含むガスと下層の導電膜が反応することはない。また中層の導電膜は塩素を含むガスと反応しない材料によって形成されているので、上層の導電膜のエッチングストッパとして働く。
次にフッ素を含むガスで中層の導電膜をドライエッチングにてエッチングするが、フッ素を含むガスと下層の導電膜は反応しないので、下層の導電膜とフッ素の反応化合物は発生せずパーティクルが形成されることはない。またこのときは下層の導電膜がエッチングストッパとして働く。
本発明は、透明導電膜を形成し、前記透明導電膜上に第1の導電膜を形成し、前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングすることを特徴とする半導体装置の作製方法に関するものである。
また、他の構成として、本発明は、絶縁表面を有する基板上に半導体膜を形成し、前記半導体膜を覆うように絶縁膜を形成し、前記絶縁膜上に透明導電膜を形成し、前記絶縁膜にコンタクトホールを形成し、前記透明導電膜上と前記コンタクトホール内に第1の導電膜を形成し、前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングし、前記透明導電膜は前記半導体膜と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置の作製方法に関するものである。
また、他の構成として、本発明は、絶縁表面を有する基板上に半導体膜を形成し、前記半導体膜を覆うように絶縁膜を形成し、前記絶縁膜上に透明導電膜を形成し、前記絶縁膜にコンタクトホールを形成し、前記透明導電膜上と前記コンタクトホール内に第1の導電膜を形成し、前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングし、前記透明導電膜上に、発光層を含む有機化合物層を形成し、前記透明導電膜は前記半導体膜と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置の作製方法に関するものである。
本発明において、前記透明導電膜は、酸化インジウムスズ合金(Indium Tin Oxide(ITO))膜、シリコン(Si)を含む酸化インジウムスズ合金膜、酸化亜鉛(ZnO)膜、酸化スズ(SnO)膜、酸化インジウム(InO)膜、酸化インジウム(InO)に2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム酸化亜鉛合金膜のいずれか1つである。
本発明において、前記第1の導電膜は、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)等の金属、又はその窒化物、さらにはその合金のいずれか1つを含むものである。
本発明において、前記第2の導電膜は、アルミニウム膜、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素を含むアルミニウム合金膜、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素及び炭素を含むアルミニウム合金膜のいずれか1つである。
本発明において、前記塩素を含むガスは、Cl、BCl、SiClもしくはCClのいずれか1つを含むガスである。
本発明において、前記フッ素を含むガスは、CF、SFもしくはNFのいずれか1つを含むガスである。
本発明において、前記透明導電膜上に、発光層を含む有機化合物層が形成される。
本発明により、導電膜のエッチングの際に、透明導電膜と塩素系ガスと反応するのを防ぐことができるので、細かいパーティクルが形成されるのを抑制することができ、良好な特性を持つ半導体装置を作製することができる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。
本実施の形態について、図1(A)〜図1(C)を用いて説明する。
まず第1の導電膜101、第2の導電膜102及び第3の導電膜103を積層する(図1(A))。導電膜101には、酸化インジウムスズ合金(インジウム錫酸化物ともいう)(Indium Tin Oxide(ITO))、シリコン(Si)を含むITO、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、酸化インジウム、酸化インジウムに2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム酸化亜鉛合金のような透明導電膜が用いられ、本実施の形態ではSiを含むITO膜が形成される。Siを含むITO膜は、ITOと酸化珪素(SiO)のターゲットを用いてスパッタリング法で成膜すればよい。
また第2の導電膜102としては、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)等の金属、又はその窒化物、さらにはその合金を用いることができ、本実施の形態ではモリブデン(Mo)膜をスパッタ法で形成する。
さらに第3の導電膜103としては、アルミニウムを主成分とする膜をスパッタ法で形成する。アルミニウムを主成分とする膜は、アルミニウム膜、ニッケル、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素を含むアルミニウム合金膜、またはニッケル、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素及び炭素を含むアルミニウム合金膜を用いることができる。炭素を含むアルミニウム合金膜においては、ニッケル、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素は0.5〜7.0atomic%、炭素は0.1〜3.0atomic%含まれているのが好ましい。
次に第3の導電膜103上にマスクを形成し、ドライエッチングにて第3の導電膜103をエッチングする(図1(B))。
エッチング用ガスとしては、塩素を含むガス、例えばCl、BCl、SiClもしくはCClのいずれか1つを含むガスを用いればよい。また用いるエッチング用ガスに不活性気体を添加してもよい。添加する不活性元素としては、He、Ne、Ar、Kr、Xeから選ばれた一種または複数種の元素を用いることができる。
本実施の形態では第3の導電膜103のドライエッチングは、BClとClの混合ガスを用い、BClとClをそれぞれ60sccm、20sccmの流量で流してドライエッチングを行う。
このとき第2の導電膜102がエッチングストッパとなり、第1の導電膜101がBClとClの混合ガスと触れることがない。そのためパーティクルが発生することを防ぐことができる。
次に第2の導電膜102を第1の導電膜101をエッチングストッパとして、ドライエッチングを行う。エッチング用ガスとして、フッ素を含むガス、例えばCF、SFもしくはNFのいずれか1つを含むガスを用いてエッチングすればよい。本実施の形態では、CFとOをそれぞれ30〜60sccm、40〜70sccm流して第2の導電膜102のドライエッチングを行う(図1(C))。
これにより、第2の導電膜102のみをエッチングできる。CFとOは第1の導電膜101と反応しないので、細かいパーティクルが形成されることがない。
本発明により、第3の導電膜103を塩素を含んだガスでエッチングする際には、第2の導電膜102が第1の導電膜101上に形成されているので、第1の導電膜101が塩素を含んだガスに曝されることがなく、パーティクルは形成されない。また第2の導電膜102をエッチングする際には、第1の導電膜101と反応しない、フッ素を含んだガスを用いるので、このときにもパーティクルが発生することはない。よって本発明により良好な半導体装置を作製することができる。
本実施例では図18、図19、図20を用いて、本発明の構成と従来の構成の比較を行う。
図18及び図19に、ガラス基板上に、窒素を含む酸化珪素膜、酸化インジウムスズ合金(ITO)膜、モリブデン(Mo)膜、アルミニウム(Al)膜を成膜し、表1に示す条件でエッチングを行ったときの走査電子顕微鏡写真を示す。
なお、表1(A)はモリブデン(Mo)膜をエッチングするときのCF及びOの条件、表1(B)はアルミニウム(Al)膜をエッチングするときのBCl及びClの条件を示している。
なお、図18はレジストを剥離する前の走査電子顕微鏡写真であり、図19はレジスト剥離後の走査電子顕微鏡写真である。図19においては、レジストが剥離されているのでアルミニウム膜が露出している。
図18及び図19を見てわかるように、細かいパーティクルが発生しておらず、エッチングが良好に行われたことがわかる。
図20に、比較例としてガラス基板上に、窒素を含む酸化珪素膜、酸化インジウムスズ合金(ITO)膜、チタン(Ti)膜、アルミニウム(Al)膜を成膜し、表1(B)の条件でエッチングを行ったときの走査電子顕微鏡写真を示す。図20は前述した図3の積層構造に対応しており、図20と図18及び図19との違いは、図18及び図19ではモリブデン(Mo)膜を用いたが、図20ではチタン(Ti)膜を用いているところである。
なお図20においては、アルミニウム膜上のレジストは剥離しておらず残っている。
図20ではBCl及びClでエッチングする段階で、塩素とITOが反応して、細かいパーティクルが発生していることがわかる。
また表1(A)からMoとITOのエッチング選択比(sele.)が、51.6と大きく、比較的良好であった。
表1(A)の条件でエッチング選択比が大きかった理由としては、Oの量がCFに対して適量であったからと考えられる。
CFにOを添加すると、CFとOが反応してCOとFになり、Fラジカル又はFイオンが発生する。Oの量が少ないとFラジカル又はFイオンの量が少ないのでエッチングが充分にされない。一方、Oの量が多すぎると回り込みが起こってエッチングが過剰になってしまう。
以上から、本発明がITO膜上の導電膜のエッチングにおいて細かいパーティクルの発生を抑制するのに有効なことがわかる。
本発明を用いて半導体装置の作製方法を用いる例を、図4(A)〜図4(D)、図5(A)〜図5(C)、図6(A)〜図6(C)、図7(A)〜図7(C)及び図8(A)〜図8(B)を用いて説明する。
まず図4(A)に示すように、基板501上に下地膜502を成膜する。基板501には、例えばバリウムホウケイ酸ガラスや、アルミノホウケイ酸ガラスなどのガラス基板、石英基板、ステンレス基板等を用いることができる。また、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、PEN(ポリエチレンナフタレート)に代表されるプラスチックや、アクリル等の可撓性を有する合成樹脂からなる基板を用いることも可能である。
下地膜502は基板501中に含まれるNaなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属が、半導体膜中に拡散し、半導体素子の特性に悪影響を及ぼすのを防ぐために設ける。
下地膜502としては、酸化珪素、窒化珪素、窒素を含む酸化珪素、酸素を含む窒化珪素などを用いることができ、単層でも2層、3層といった積層構造でもよい。またガラス基板、ステンレス基板またはプラスチック基板のように、アルカリ金属やアルカリ土類金属が多少なりとも含まれている基板を用いる場合、不純物の拡散を防ぐという観点から下地膜を設けることは有効であるが、石英基板など不純物の拡散がさして問題とならない場合は、必ずしも設ける必要はない。
本実施例では、基板上にSiH、NH、NO、N及びHを反応ガスとして酸素を含む窒化珪素膜502aを膜厚50nm形成し、その上にSiH及びNOを反応ガスとして窒素を含む酸化珪素膜502bを膜厚100nmで形成する。また酸素を含む窒化珪素膜の膜厚を140nm、積層する窒素を含む酸化珪素膜の膜厚を100nmとしてもよい。
次に下地膜502上に半導体膜503を形成する。半導体膜503の膜厚は25nm〜100nm(好ましくは30nm〜60nm)とする。なお半導体はシリコン(Si)だけではなくシリコンゲルマニウム(SiGe)も用いることができる。シリコンゲルマニウムを用いる場合、ゲルマニウムの濃度は0.01〜4.5atomic%程度であることが好ましい。
半導体膜503は、シランやゲルマン等の半導体材料ガスを用いて気相成長法やスパッタリング法で作製される非晶質半導体(以下「アモルファス半導体」ともいう)、あるいはセミアモルファス半導体(微結晶若しくはマイクロクリスタルとも呼ばれる。以下「SAS」ともいう)などを用いることができる。
セミアモルファス半導体(SAS)は、非晶質と結晶構造(単結晶、多結晶を含む)の中間的な構造を有し、自由エネルギー的に安定な第3の状態を有する半導体であって、短距離秩序を持ち格子歪みを有する結晶質な領域を含んでいる。少なくとも膜中の一部の領域には、0.5〜20nmの結晶領域を観測することが出来、珪素を主成分とする場合にはラマンスペクトルが520cm−1よりも低波数側にシフトしている。X線回折では珪素結晶格子に由来するとされる(111)、(220)の回折ピークが観測される。未結合手(ダングリングボンド)の終端化させるものとして水素またはハロゲンを少なくとも1原子%またはそれ以上含ませている。SASは、珪素を含む気体をグロー放電分解(プラズマCVD)して形成する。珪素を含む気体としては、SiH、その他にもSi、SiHCl、SiHCl、SiCl、SiFなどを用いることが可能である。またF、GeFを混合させても良い。この珪素を含む気体をH、又は、HとHe、Ar、Kr、Neから選ばれた一種または複数種の希ガス元素で希釈しても良い。希釈率は2〜1000倍の範囲、圧力は0.1Pa〜133Paの範囲、電源周波数は1MHz〜120MHz、好ましくは13MHz〜60MHzである。基板加熱温度は300℃以下が好ましく、100〜200℃の基板加熱温度でも形成可能である。ここで、主に成膜時に取り込まれる不純物元素として、酸素、窒素、炭素などの大気成分に由来する不純物は1×1020cm−3以下とすることが望ましく、特に、酸素濃度は5×1019cm−3以下、好ましくは1×1019cm−3以下となるようにすることが好ましい。また、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、ネオンなどの希ガス元素を含ませて格子歪みをさらに助長させることで安定性が増し良好なSASが得られる。また半導体膜としてフッ素系ガスより形成されるSAS層に水素系ガスより形成されるSAS層を積層してもよい。
非晶質半導体としては、代表的には水素化アモルファスシリコンなどがあげられる。また前述したように、セミアモルファス半導体又は半導体膜の一部に結晶相を含む半導体を用いることもできる。
本実施例では、半導体膜503として、プラズマCVD法で非晶質珪素膜を54nmの厚さで成膜する。
次に半導体膜503に半導体の結晶化を促進する金属元素を導入する。半導体膜503への金属元素の導入の方法としては、金属元素を半導体膜503の表面又はその内部に存在させ得る手法であれば特に限定はなく、例えばスパッタ法、CVD法、プラズマ処理法(プラズマCVD法も含む)、吸着法、金属塩の溶液を添加する方法を使用することができる。このうち溶液を用いる方法は簡便であり、金属元素の濃度調整が容易であるという点で有用である。また、このとき半導体膜503の表面のぬれ性を改善し、非晶質半導体膜の表面全体に水溶液を行き渡らせるため、酸素雰囲気中でのUV光の照射、熱酸化法、ヒドロキシラジカルを含むオゾン水又は過酸化水素による処理等により、酸化膜を成膜することが望ましい。
半導体の結晶化を促進する金属元素としては、ニッケル(Ni)、ゲルマニウム(Ge)、鉄(Fe)、パラジウム(Pd)、スズ(Sn)、鉛(Pb)、コバルト(Co)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)から選ばれた一つの元素、又は複数の元素を用いることが可能である。本実施例では、金属元素としてニッケル(Ni)を用い、液相のニッケル酢酸溶液504をスピンコート法で半導体膜503の表面に添加する(図4(A))。
次に窒素雰囲気中において、450〜500℃の温度で1時間保持することにより、半導体膜503中の水素を離脱させる。これは、半導体膜503中に不対結合手を意図的に形成することにより、後の結晶化に際してのしきい値エネルギーを下げるためである。
そして窒素雰囲気中において、550〜600℃、4〜8時間の加熱処理を施すことにより、半導体膜503を結晶化させて結晶性半導体膜505を得る。この金属元素により、半導体膜503の結晶化の温度を550〜600℃という比較的低温とすることができる。
次に、結晶性半導体膜505に線状レーザビーム500を照射し、結晶性をさらに改善する(図4(B))。
レーザ結晶化を行なう場合、レーザ結晶化の前に、レーザに対する結晶性半導体膜505の耐性を高めるために、500℃、1時間の加熱処理を結晶性半導体膜505に加えてもよい。
レーザ結晶化は、連続発振のレーザ、または擬似CWレーザとして、発振周波数が10MHz以上、好ましくは80MHz以上のパルス発振レーザを用いることができる。
具体的には、連続発振のレーザとして、Arレーザ、Krレーザ、COレーザ、YAGレーザ、YVOレーザ、YLFレーザ、YAlOレーザ、GdVOレーザ、Yレーザ、ルビーレーザ、アレキサンドライトレーザ、Ti:サファイアレーザ、ヘリウムカドミウムレーザなどが挙げられる。
また擬似CWレーザとして、発振周波数が10MHz以上、好ましくは80MHz以上のパルス発振させることができるのであれば、Arレーザ、Krレーザ、エキシマレーザ、COレーザ、YAGレーザ、Yレーザ、YVOレーザ、YLFレーザ、YAlOレーザ、GdVOレーザ、ガラスレーザ、ルビーレーザ、アレキサンドライトレーザ、Ti:サファイアレーザ、銅蒸気レーザまたは金蒸気レーザのようなパルス発振レーザを用いることができる。
このようなパルス発振レーザは、発振周波数を増加させていくと、いずれは連続発振レーザと同等の効果を示すものである。
例えば連続発振が可能な固体レーザを用いる場合、第2高調波〜第4高調波のレーザ光を照射することで、大粒径の結晶を得ることができる。代表的には、YAGレーザ(基本波1064nm)の第2高調波(532nm)や第3高調波(355nm)を用いるのが望ましい。例えば、連続発振のYAGレーザから射出されたレーザ光を非線形光学素子により高調波に変換して、半導体膜505に照射する。エネルギー密度は0.01〜100MW/cm程度(好ましくは0.1〜10MW/cm)とすれば良い。
なお、希ガスや窒素などの不活性ガスを含む雰囲気中でレーザ光を照射するようにしても良い。これにより、レーザ光照射による半導体表面の荒れを抑えることができ、界面準位密度のばらつきによって生じる閾値電圧のばらつきを抑えることができる。
上述した半導体膜505へのレーザビーム500の照射により、結晶性がより高められた結晶性半導体膜506が形成される(図4(C))。
次に、図4(D)に示すように結晶性半導体膜506を用いて、島状半導体膜507〜510が形成される。この島状半導体膜507〜510は、以降の工程で形成されるTFTの活性層となる。
次に島状半導体膜にしきい値制御のための不純物を導入する。本実施例においてはジボラン(B)をドープすることによってボロン(B)を島状半導体膜中に導入する。
次に島状半導体膜507〜510を覆うように絶縁膜511を成膜する。絶縁膜511には、例えば酸化珪素、窒化珪素または窒素を含んだ酸化珪素等を用いることができる。また成膜方法は、プラズマCVD法、スパッタ法などを用いることができる。
次に、絶縁膜511上に導電膜を成膜した後、第1導電膜512及び第2導電膜513を成膜し、これらを用いてゲート電極515〜519を形成する。
ゲート電極515〜519は、導電膜を単層または2層以上積層させた構造を用いて形成する。導電膜を2層以上積層させている場合は、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)から選ばれた元素、または前記元素を主成分とする合金材料、若しくは化合物材料を積層させてゲート電極515〜519を形成してもよい。また、リン(P)等の不純物元素をドーピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜を用いてゲート電極を形成してもよい。
本実施例では、まず第1の導電膜512として、例えば窒化タンタル(TaN)膜を10〜50nm、例えば30nmの膜厚で形成する。そして第1の導電膜512上に第2の導電膜513として、例えばタングステン(W)膜を200〜400nm、例えば370nmの膜厚で形成し、第1の導電膜512及び第2の導電膜513の積層膜を形成する(図5(A))。
次に第2の導電膜と第1の導電膜を連続的に異方性エッチングし、次いで第2の導電膜を等方性エッチングすることで、上層ゲート電極515b〜519b、下層ゲート電極515a〜519aを形成する。以上よりゲート電極515〜519を形成する(図5(B))。
ゲート電極515〜519は、ゲート配線の一部として形成してもよいし、別にゲート配線を形成して、そのゲート配線にゲート電極515〜519を接続してもよい。
またゲート電極515〜519形成の際に、絶縁膜511の一部もエッチングされ、ゲート絶縁膜514が形成される。
そして、ゲート電極515〜519や、あるいはレジストをマスクとして用い、島状半導体膜507〜510それぞれに一導電性(n型またはp型の導電性)を付与する不純物を添加し、ソース領域、ドレイン領域、さらには低濃度不純物領域等を形成する。
まず、フォスフィン(PH)を用いて、リン(P)を、加速電圧を60〜120keV、ドーズ量を1×1013〜1×1015cm−2として島状半導体膜中に導入する。この不純物導入の際にnチャネル型TFT542及び543のチャネル形成領域525、528及び531が形成される。
またpチャネル型TFT541及び544を作製するために、ジボラン(B)を印加電圧60〜100keV、例えば80keV、ドーズ量1×1013〜5×1015cm−2、例えば3×1015cm−2の条件で、島状半導体膜中にボロン(B)を導入する。これによりpチャネル型TFT541及び544のソース領域又はドレイン領域521及び533、またこの不純物導入の際にチャネル形成領域522及び534が形成される。
さらにnチャネル型TFT542及び543となる島状半導体膜508及び509中に、フォスフィン(PH)を用いて、印加電圧40〜80keV、例えば50keV、ドーズ量1.0×1015〜2.5×1016cm−2、例えば3.0×1015cm−2で、リン(P)を導入する。これによりnチャネル型TFTの低濃度不純物領域524、527及び530、及びソース領域又はドレイン領域523、526、529及び532が形成される(図5(C))。
本実施例においては、nチャネル型TFT542及び543のソース領域又はドレイン領域523、526、529及び532のそれぞれには、1×1019〜5×1021cm−3の濃度でリン(P)が含まれることとなる。またnチャネル型TFT542及び543の低濃度不純物領域524、527及び530のそれぞれには、1×1018〜5×1019cm−3の濃度でリン(P)が含まれる。さらに、pチャネル型TFT541及び544のソース又はドレイン領域521及び533には、1×1019〜5×1021cm−3の濃度でボロン(B)が含まれる。
次に島状半導体膜507〜510、ゲート絶縁膜514及びゲート電極515〜519を覆って、第1層間絶縁膜551を形成する。
第1層間絶縁膜551としては、プラズマCVD法またはスパッタ法を用いて、シリコンを含む絶縁膜、例えば酸化珪素膜、窒化珪素膜、窒素を含む酸化珪素膜、またはその積層膜で形成する。勿論、第1層間絶縁膜551は窒素を含む酸化珪素膜や窒化珪素膜、またはその積層膜に限定されるものでなく、他のシリコンを含む絶縁膜を単層または積層構造として用いても良い。
本実施例では、不純物を導入した後、窒素を含む酸化珪素膜をプラズマCVD法により50nm形成し、レーザ照射方法又は窒素を含む酸化珪素膜形成後、窒素雰囲気中550℃で4時間加熱して、不純物を活性化する。
次にプラズマCVD法により窒化珪素膜を50nm形成し、更に窒素を含む酸化珪素膜を600nm形成する。この、窒素を含む酸化珪素膜、窒化珪素膜及び窒素を含む酸化珪素膜の積層膜が第1層間絶縁膜551である。
次に全体を410℃で1時間加熱し、窒化珪素膜から水素を放出させることにより水素化を行う。
次に第1層間絶縁膜551を覆って、平坦化膜として機能する第2層間絶縁膜552を形成する(図6(A))。
第2層間絶縁膜552としては、感光性または非感光性の有機材料(ポリイミド、アクリル、ポリアミド、ポリイミドアミド、レジストまたはベンゾシクロブテン)、シロキサン、及びそれらの積層構造を用いることができる。有機材料として、ポジ型感光性有機樹脂又はネガ型感光性有機樹脂を用いることができる。
シロキサンとは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造で構成されるものであり、置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いてもよい。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
本実施例では、第2層間絶縁膜552としてシロキサンをスピンコート法で形成する。
なお、第2層間絶縁膜552上に第3層間絶縁膜を形成してもよい。第3の層間絶縁膜としては、水分や酸素などを他の絶縁膜と比較して透過させにくい膜を用いる。代表的には、スパッタ法またはCVD法により得られる窒化珪素膜、酸化珪素膜、酸素を含む窒化珪素膜(組成比N>O)または窒素を含む酸化珪素膜(組成比N<O))、炭素を主成分とする薄膜(例えばダイヤモンドライクカーボン膜(DLC膜)、窒化炭素膜(CN膜))などを用いることができる。
次に第2層間絶縁膜552上に透明導電膜553を形成する(図6(B))。本発明で用いる透明導電膜として、シリコン(Si)を含む酸化インジウムスズ合金(Siを含むインジウム錫酸化物ともいう)を用いる。Siを含む酸化インジウムスズ合金以外にも、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、酸化インジウム、酸化インジウムに2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム酸化亜鉛合金などの透明導電膜を用いてもよい。本実施例では、透明導電膜553としてスパッタ法により、Siを含む酸化インジウムスズ合金を110nmの厚さで成膜する。
次に透明導電膜553を用いて画素電極554を形成する(図6(C))。画素電極554の形成には、ウェットエッチング法にて透明導電膜553をエッチングすればよい。
第1層間絶縁膜551及び第2層間絶縁膜552をエッチングして、第1層間絶縁膜551及び第2層間絶縁膜552に、島状半導体膜507〜510に到達するコンタクトホールを形成する(図7(A))。
第2層間絶縁膜551上にコンタクトホールを介して、第3の導電膜555及び第4の導電膜556を形成する(図7(B))。
本実施例として、第3の導電膜555は、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)からなる膜又はこれらの元素を用いた合金膜を用いればよい。本実施例では、スパッタ法にてモリブデン(Mo)を100nm成膜する。
また第4の導電膜556はアルミニウムを主成分とする膜をスパッタ法で形成する。アルミニウムを主成分とする膜は、アルミニウム膜、ニッケル、コバルト、鉄のうち少なくとも1種の元素を含むアルミニウム合金膜、またはニッケル、コバルト、鉄のうち少なくとも1種の元素及び炭素を含むアルミニウム合金膜を用いることができる。本実施例では、スパッタ法にてアルミニウム膜を700nm成膜する。
次に第4の導電膜556をエッチングして、電極561b〜567bを形成する(図8(A))。
第4の導電膜556のエッチングは、BClとClの混合ガスを用いてドライエッチングにて行う。本実施例では、BClとClをそれぞれ60sccm、20sccmの流量で流してドライエッチングを行う。
このとき第3の導電膜555がエッチングストッパとなり、画素電極554がBClとClの混合ガスと触れることがない。そのためパーティクルが発生することを防ぐことができる。
次に第3の導電膜555のエッチングを行って電極561a〜567aを形成する。本実施例では、CFとOをそれぞれ30〜60sccm、40〜70sccm流して第3の導電膜555のドライエッチングを行う。
このとき画素電極554はCF及びOとは反応しないので、細かいパーティクルが形成されることがない。また画素電極554は、第3の導電膜555をエッチングして電極567aを形成するためのエッチングストッパとなる。
以上のようにして電極561〜567が形成される。電極561〜567はそれぞれ、電極と配線を同一の材料及び同一の工程で形成してもよいし、電極と配線を別々に形成してそれらを接続させてもよい。
上記一連の工程によってnチャネル型TFT542、543及びpチャネル型TFT541、544が形成される。nチャネル型TFT542及びpチャネル型TFT541は電極562で接続され、CMOS回路571を形成している(図8(B))。
また、本実施例は、必要であれば実施の形態及び実施例1のいかなる記載とも自由に組み合わせることが可能である。
本実施例では、本発明を用いて両面射出型表示装置を作製する例を図9(A)〜図9(B)、図10、図11及び図21を用いて示す。
まず実施例2に基づいて図8(B)の電極561〜567形成までを行う。なお、実施例2と同じものは同じ符号で表す。
本実施例において、基板501上には駆動回路部595及び画素部596が設けられており、駆動回路部595には、nチャネル型TFT542とpチャネル型TFT541からなるCMOS回路571が形成されている。また画素部596には、画素TFTとしてはたらくpチャネル型TFT544と、画素TFTを駆動するnチャネル型TFT543が形成されている。また本実施例において、画素電極554は発光素子の陽極としてはたらく。
電極561〜562形成後、画素電極554の端部を覆う絶縁物581(隔壁、障壁などと呼ばれる)を形成する。絶縁物581としては、塗布法により得られる感光性または非感光性の有機材料(ポリイミド、アクリル、ポリアミド、ポリイミドアミド、レジストまたはベンゾシクロブテン)、またはSOG膜(例えば、アルキル基を含む酸化珪素膜)を膜厚0.8μm〜1μmの範囲で用いる(図9(A))。
絶縁物581は、酸化珪素、窒化珪素、窒素を含む酸化珪素、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸窒化アルミニウムその他の無機絶縁性材料を用いてもよい。またはアクリル酸、メタクリル酸及びこれらの誘導体、又はポリイミド(polyimide)、芳香族ポリアミド、ポリベンゾイミダゾール(polybenzimidazole)などの耐熱性高分子を絶縁物581として用いることが可能である。さらには絶縁物581として、シロキサンを用いた絶縁性材料で形成することができる。絶縁物581は曲率半径が連続的に変化する形状が好ましく、このとき上に形成される有機化合物層582、第2の電極583の被覆性が向上する。
シロキサンとは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造で構成されるものであり、置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いてもよい。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
絶縁物581を形成後、有機化合物層582を形成する。次いで第2の電極583、即ち、発光素子の陰極を膜厚10nm〜800nmの範囲で形成する(図9(B))。第2の電極583としては、酸化インジウムスズ合金(ITO)の他、例えば、Si元素を含む酸化インジウムスズ合金や酸化インジウムに2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム−酸化亜鉛(Indium Zinc Oxide)を用いることができる。
有機化合物層582は、蒸着法または塗布法を用いて形成された正孔注入層601、正孔輸送層602、発光層603、電子輸送層604及び電子注入層605を有している。なお、発光素子の信頼性を向上させるため、有機化合物層582の形成前に真空加熱を行って脱気を行うことが好ましい。例えば、有機化合物材料の蒸着を行う前に、基板に含まれるガスを除去するために減圧雰囲気や不活性雰囲気で200℃〜300℃の加熱処理を行うことが望ましい。なお、層間絶縁膜と絶縁物とを高耐熱性を有するSiOx膜で形成した場合には、さらに高い加熱処理(410℃)を加えることもできる。
次に、蒸着マスクを用いて選択的に画素電極554上にモリブデン酸化物(MoOx)と、4,4’−ビス[N−(1−ナフチル)−N−フェニル−アミノ]−ビフェニル(α−NPD)と、ルブレンとを共蒸着して正孔注入層601を形成する。
なお、MoOxの他、銅フタロシアニン(CuPc)やバナジウム酸化物(VOx)、ルテニウム酸化物(RuOx)、タングステン酸化物(WOx)等の正孔注入性の高い材料を用いることができる。また、ポリエチレンジオキシチオフェン水溶液(PEDOT)又はポリスチレンスルホン酸水溶液(PSS)等の正孔注入性の高い高分子材料を塗布法によって成膜したものを正孔注入層601として用いてもよい。
次いで、蒸着マスクを用いて選択的にα−NPDを蒸着し、正孔注入層601の上に正孔輸送層602を形成する。なお、α−NPDの他、4,4’−ビス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニル−アミノ]−ビフェニル(略称:TPD)、4,4’,4’’−トリス(N,N−ジフェニル−アミノ)−トリフェニルアミン(略称:TDATA)、4,4’,4’’−トリス[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニル−アミノ]−トリフェニルアミン(略称:MTDATA)等の芳香族アミン系化合物に代表される正孔輸送性の高い材料を用いることができる。
次いで、選択的に発光層603を形成する。フルカラー表示装置とするためには発光色(R、G、B)ごとに蒸着マスクのアライメントを行ってそれぞれ選択的に蒸着する。
次いで、蒸着マスクを用いて選択的にAlq(トリス(8−キノリノラト)アルミニウム)を蒸着し、発光層603上に電子輸送層604を形成する。なお、Alqの他、トリス(5−メチル−8−キノリノラト)アルミニウム(略称:Almq)、ビス(10−ヒドロキシベンゾ[h]−キノリナト)ベリリウム(略称:BeBq)、ビス(2−メチル−8−キノリノラト)−4−フェニルフェノラト−アルミニウム(略称:BAlq)等のキノリン骨格またはベンゾキノリン骨格を有する金属錯体等に代表される電子輸送性の高い材料を用いることができる。また、この他ビス[2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾオキサゾラト]亜鉛(略称:Zn(BOX))、ビス[2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾチアゾラト]亜鉛(略称:Zn(BTZ))などのオキサゾール系、チアゾール系配位子を有する金属錯体なども用いることができる。さらに、金属錯体以外にも、2−(4−ビフェニリル)−5−(4−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(略称:PBD)や、1,3−ビス[5−(p−tert−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル]ベンゼン(略称:OXD−7)、3−(4−tert−ブチルフェニル)−4−フェニル−5−(4−ビフェニリル)−1,2,4−トリアゾール(略称:TAZ)、3−(4−tert−ブチルフェニル)−4−(4−エチルフェニル)−5−(4−ビフェニリル)−1,2,4−トリアゾール(略称:p−EtTAZ)、バソフェナントロリン(略称:BPhen)、バソキュプロイン(略称:BCP)なども電子輸送性が高いため、電子輸送層604として用いることができる。
次いで、4,4−ビス(5−メチルベンズオキサゾル−2−イル)スチルベン(略称:BzOs)とリチウム(Li)とを共蒸着し、電子輸送層604および絶縁物581を覆って全面に電子注入層605を形成する。ベンゾオキサゾール誘導体(BzOS)を用いることで、後の工程に行われる第2の電極583形成時におけるスパッタ法に起因する損傷を抑制している。なお、BzOs:Li以外に、CaF、フッ化リチウム(LiF)、フッ化セシウム(CsF)等のようなアルカリ金属又はアルカリ土類金属の化合物等の電子注入性の高い材料を用いることができる。また、この他、Alqとマグネシウム(Mg)とを混合したものも用いることができる。
次に、電子注入層605の上に第2の電極583、即ち、有機発光素子の陰極を膜厚10nm〜800nmの範囲で形成する。第2の電極583としては、酸化インジウムスズ合金(ITO)の他、例えば、Siを含む酸化インジウムスズ合金や酸化インジウムに2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合したIZO(Indium Zinc Oxide)を用いることができる。
なお、本実施例では両面射出型表示装置を作製する例を説明しているので、第2の電極583に透明電極を用いているが、片面射出型表示装置を作製する場合には、反射する導電材料を用いて第2の電極583を形成すればよい。このような導電材料として、仕事関数の小さい(仕事関数3.8eV以下)金属、合金、電気伝導性化合物、およびこれらの混合物などを用いることが好ましい。なお、第2の電極583の材料の具体例としては、元素周期律の1族または2族に属する元素、すなわちLiやCs等のアルカリ金属、およびMg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属、およびこれらを含む合金(Mg:Ag、Al:Li)や化合物(LiF、CsF、CaF)の他、希土類金属を含む遷移金属を用いて形成することができるが、Al、Ag等の金属(合金を含む)との積層により形成することもできる。
以上のようにして、発光素子584が作製される。発光素子584を構成する陽極554、有機化合物層582、および陰極583の各材料は適宜選択し、各膜厚も調整する。陽極と陰極とで同じ材料を用い、且つ、同程度の膜厚、好ましくは100nm程度の薄い膜厚とすることが望ましい。
また必要であれば、図9(B)に示すように、発光素子584を覆って、水分の侵入を防ぐ透明保護層585を形成する。透明保護層585としては、スパッタ法またはCVD法により得られる窒化珪素膜、酸化珪素膜、酸素を含む窒化珪素膜(組成比N>O)または窒素を含む酸化珪素膜(組成比N<O)、炭素を主成分とする薄膜(例えばダイヤモンドライクカーボン膜(DLC膜)、窒化炭素膜(CN膜))などを用いることができる。なお図10は図9(B)の一部を拡大したものを示している。
また図21に画素部の画素TFTをRGBによって作り分けた例を示す。赤色(R)用の画素には、画素TFT544Rが画素電極554Rに接続されており、正孔注入層601R、正孔輸送層602R、発光層603R、電子輸送層604R、電子注入層605R、陰極583、透明保護層585が形成される。
また緑色(G)用の画素には、画素TFT544Gが画素電極554Gに接続されており、正孔注入層601G,正孔輸送層602G、発光層603G、電子輸送層604G、電子注入層605G、陰極583、透明保護層585が形成される。
さらに青色(B)用の画素には、画素TFT544Bが画素電極554Bに接続されており、正孔注入層601B、正孔輸送層602B、発光層603B、電子輸送層604B、電子注入層605B、陰極583、透明保護層585が形成される。
赤色の発光を示す発光層603Rとしては、Alq:DCM、またはAlq:ルブレン:BisDCJTMなどの材料を用いる。また、緑色の発光を示す発光層603Gとしては、Alq:DMQD(N,N’−ジメチルキナクリドン)、またはAlq:クマリン6などの材料を用いる。また、青色の発光を示す発光層603Bとしては、α―NPD、またはtBu−DNAなどの材料を用いる。
次いで、CMOS回路571を有する駆動回路部595上に、基板間隔を確保するためのギャップ材を含有するシール材593を設け、第2の基板591と基板501とを貼り合わせる。第2の基板591も、光透過性を有するガラス基板や石英基板を用いればよい。なお、基板501及び591の間隙のうち、画素部596が設けられている領域592には、空隙(不活性気体)として乾燥剤を配置してもよいし、透明なシール材(紫外線硬化または熱硬化のエポキシ樹脂など)を充填してもよい。
発光素子は、画素電極554及び第2の電極583が透光性材料で形成されるため、一つの発光素子から2方向、即ち両面側から採光することができる。
以上に示すパネル構成とすることで上面からの発光と、下面からの発光とでほぼ同一とすることができる。
さらに基板501及び591のそれぞれの上に光学フィルム(偏光板、または円偏光板)597及び598を設けてコントラストを向上させるとよい(図11)。
なお、本実施例では、TFTをトップゲート型TFTとしたが、この構造に限定されるものではなく、適宜ボトムゲート型(逆スタガ型)TFTや、順スタガ型TFTを用いることが可能である。また、シングルゲート構造のTFTに限定されず、複数のチャネル形成領域を有するマルチゲート型TFT、例えばダブルゲート型TFTとしてもよい。
本実施例の表示装置は、画素電極554の形成の際に細かいパーティクルが発生しないので、画素電極554と有機化合物層582間のショートを防ぐことができる。これにより信頼性の高い良好な表示装置を作製することが可能である。
また本実施例では、発光素子を有する表示装置について説明したが、同様の作製工程により液晶表示装置(Liquid Crystal Display(LCD))を作製することも可能である。このようなLCDは本実施例を基にして実施例2に示すTFTを用いて画素部や駆動回路部を形成すればよい。
また、本実施例は、必要であれば実施の形態及び実施例1〜2のいかなる記載と自由に組み合わせることが可能である。
本発明が適用される電子機器として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオコンポ等)、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。それらの電子機器の具体例を図12、図13、図14(A)〜図14(B)、図15(A)〜図15(B)、図16、図17(A)〜図17(E)に示す。
図12は表示パネル5001と、回路基板5011を組み合わせたELモジュールを示している。回路基板5011には、コントロール回路5012や信号分割回路5013などが形成されており、接続配線5014によって表示パネル5001と電気的に接続されている。
この表示パネル5001は、複数の画素が設けられた画素部5002と、走査線駆動回路5003、選択された画素にビデオ信号を供給する信号線駆動回路5004を備えている。ELモジュールの表示パネル5001は実施例3で述べた表示装置の作製方法を用いて作製すればよい。
図12に示すELモジュールによりテレビ受像機を完成させることができる。図13は、受像機の主要な構成を示すブロック図である。チューナ5101は映像信号と音声信号を受信する。映像信号は、映像信号増幅回路5102と、そこから出力される信号を赤、緑、青の各色に対応した色信号に変換する映像信号処理回路5103と、その映像信号をドライバICの入力仕様に変換するためのコントロール回路5012により処理される。コントロール回路5012は、走査線側と信号線側にそれぞれ信号が出力する。デジタル駆動する場合には、信号線側に信号分割回路5013を設け、入力デジタル信号をm個に分割して供給する構成としても良い。
チューナ5101で受信した信号のうち、音声信号は音声信号増幅回路5105に送られ、その出力は音声信号処理回路5106を経てスピーカ5107に供給される。制御回路5108は受信局(受信周波数)や音量の制御情報を入力部5109から受け、チューナ5101や音声信号処理回路5106に信号を送出する。
図14(A)に示すように、ELモジュールを筐体5201に組みこんで、テレビ受像機を完成させることができる。ELモジュールにより、表示画面5202が形成される。また、スピーカー5203、操作スイッチ5204などが適宜備えられている。
また図14(B)に、ワイヤレスでディスプレイのみを持ち運び可能なテレビ受像器を示す。筐体5212にはバッテリー及び信号受信器が内蔵されており、そのバッテリーで表示部5213やスピーカ部5217を駆動させる。バッテリーは充電器5210で繰り返し充電が可能となっている。また、充電器5210は映像信号を送受信することが可能で、その映像信号をディスプレイの信号受信器に送信することでができる。筐体5212は操作キー5216によって制御する。また、図14(B)に示す装置は、操作キー5216を操作することによって、筐体5212から充電器5210に信号を送ることも可能であるため映像音声双方向通信装置とも言える。また、操作キー5216を操作することによって、筐体5212から充電器5210に信号を送り、さらに充電器5210が送信できる信号を他の電子機器に受信させることによって、他の電子機器の通信制御も可能であり、汎用遠隔制御装置とも言える。本発明は表示部5213及び制御用回路部等に適用することができる。
本発明を図12、図13、図14(A)〜図14(B)に示すテレビ受像器に使用することにより、信頼性の高い良好なテレビ受像器を得ることができる。
勿論、本発明はテレビ受像機に限定されず、パーソナルコンピュータのモニタをはじめ、鉄道の駅や空港などにおける情報表示盤や、街頭における広告表示盤など特に大面積の表示媒体として様々な用途に適用することができる。
図15(A)は表示パネル5301とプリント配線基板5302を組み合わせたモジュールを示している。表示パネル5301は、複数の画素が設けられた画素部5303と、第1の走査線駆動回路5304、第2の走査線駆動回路5305と、選択された画素にビデオ信号を供給する信号線駆動回路5306を備えている。
プリント配線基板5302には、コントローラ5307、中央処理装置(CPU)5308、メモリ5309、電源回路5310、音声処理回路5311及び送受信回路5312などが備えられている。プリント配線基板5302と表示パネル5301は、フレキシブル配線基板(FPC)5313により接続されている。プリント配線基板5302には、容量素子、バッファ回路などを設け、電源電圧や信号にノイズがのったり、信号の立ち上がりが鈍ったりすることを防ぐ構成としても良い。また、コントローラ5307、音声処理回路5311、メモリ5309、CPU5308、電源回路5310などは、COG(Chip On Glass)方式を用いて表示パネル5301に実装することもできる。COG方式により、プリント配線基板5302の規模を縮小することができる。
プリント配線基板5302に備えられたインターフェース部5314を介して、各種制御信号の入出力が行われる。また、アンテナとの間の信号の送受信を行なうためのアンテナ用ポート5315が、プリント配線基板5302に設けられている。
図15(B)は、図15(A)に示したモジュールのブロック図を示す。このモジュールは、メモリ5309としてVRAM5316、DRAM5317、フラッシュメモリ5318などが含まれている。VRAM5316にはパネルに表示する画像のデータが、DRAM5317には画像データまたは音声データが、フラッシュメモリには各種プログラムが記憶されている。
電源回路5310は、表示パネル5301、コントローラ5307、CPU5308、音声処理回路5311、メモリ5309、送受信回路5312を動作させる電力を供給する。またパネルの仕様によっては、電源回路5310に電流源が備えられている場合もある。
CPU5308は、制御信号生成回路5320、デコーダ5321、レジスタ5322、演算回路5323、RAM5324、CPU5308用のインターフェース5329などを有している。インターフェース5329を介してCPU5308に入力された各種信号は、一旦レジスタ5322に保持された後、演算回路5323、デコーダ5321などに入力される。演算回路5323では、入力された信号に基づき演算を行ない、各種命令を送る場所を指定する。一方デコーダ5321に入力された信号はデコードされ、制御信号生成回路5320に入力される。制御信号生成回路5320は入力された信号に基づき、各種命令を含む信号を生成し、演算回路5323において指定された場所、具体的にはメモリ5309、送受信回路5312、音声処理回路5311、コントローラ5307などに送る。
メモリ5309、送受信回路5312、音声処理回路5311、コントローラ5307は、それぞれ受けた命令に従って動作する。以下その動作について簡単に説明する。
入力手段5325から入力された信号は、インターフェース部5314を介してプリント配線基板5302に実装されたCPU5308に送られる。制御信号生成回路5320は、ポインティングデバイスやキーボードなどの入力手段5325から送られてきた信号に従い、VRAM5316に格納してある画像データを所定のフォーマットに変換し、コントローラ5307に送付する。
コントローラ5307は、パネルの仕様に合わせてCPU5308から送られてきた画像データを含む信号にデータ処理を施し、表示パネル5301に供給する。またコントローラ5307は、電源回路5310から入力された電源電圧やCPU5308から入力された各種信号をもとに、Hsync信号、Vsync信号、クロック信号CLK、交流電圧(AC Cont)、切り替え信号L/Rを生成し、表示パネル5301に供給する。
送受信回路5312では、アンテナ5328において電波として送受信される信号が処理されており、具体的にはアイソレータ、バンドパスフィルタ、VCO(Voltage Controlled Oscillator)、LPF(Low Pass Filter)、カプラ、バランなどの高周波回路を含んでいる。送受信回路5312において送受信される信号のうち音声情報を含む信号が、CPU5308からの命令に従って、音声処理回路5311に送られる。
CPU5308の命令に従って送られてきた音声情報を含む信号は、音声処理回路5311において音声信号に復調され、スピーカー5327に送られる。またマイク5326から送られてきた音声信号は、音声処理回路5311において変調され、CPU5308からの命令に従って、送受信回路5312に送られる。
コントローラ5307、CPU5308、電源回路5310、音声処理回路5311、メモリ5309を、本実施例のパッケージとして実装することができる。本実施例は、アイソレータ、バンドパスフィルタ、VCO(Voltage Controlled Oscillator)、LPF(Low Pass Filter)、カプラ、バランなどの高周波回路以外であれば、どのような回路にも応用することができる。
図16は、図15(A)〜図15(B)に示すモジュールを含む携帯電話機の一態様を示している。表示パネル5301はハウジング5330に脱着自在に組み込まれる。ハウジング5330は表示パネル5301のサイズに合わせて、形状や寸法を適宜変更することができる。表示パネル5301を固定したハウジング5330はプリント基板5331に嵌着されモジュールとして組み立てられる。
表示パネル5301はFPC5313を介してプリント基板5331に接続される。プリント基板5331には、スピーカ5332、マイクロフォン5333、送受信回路5334、CPU及びコントローラなどを含む信号処理回路5335が形成されている。このようなモジュールと、入力手段5336、バッテリ5337、アンテナ5340を組み合わせ、筐体5339に収納する。表示パネル5301の画素部は筐体5339に形成された開口窓から視認できように配置する。
本実施例に係る携帯電話機は、その機能や用途に応じてさまざまな態様に変容し得る。例えば、表示パネルを複数備えたり、筐体を適宜複数に分割して蝶番により開閉式とした構成としても、上記した作用効果を奏することができる。
できる。
本発明を図15(A)〜図15(B)、図16に示す携帯電話に使用することにより、信頼性の高い良好な携帯電話を得ることができる。
図17(A)はELディスプレイであり、筐体6001、支持台6002、表示部6003などによって構成されている。本発明は図12に示すELモジュール、図15(A)に示す表示パネルの構成を用いて、表示部6003に適用が可能である。
本発明を使用することにより、信頼性の高い良好なディスプレイを得ることができる。
図17(B)はコンピュータであり、本体6101、筐体6102、表示部6103、キーボード6104、外部接続ポート6105、ポインティングマウス6106等を含む。本発明は図12に示すELモジュール、図15(A)に示す表示パネルの構成を用いて、表示部6103に適用することができる。
本発明を使用することにより、信頼性の高い良好なコンピュータを得ることができる。
図17(C)は携帯可能なコンピュータであり、本体6201、表示部6202、スイッチ6203、操作キー6204、赤外線ポート6205等を含む。本発明は図12に示すELモジュール、図15(A)に示す表示パネルの構成を用いて、表示部6202に適用することができる。
本発明を使用することにより、信頼性の高い良好なコンピュータを得ることができる。
図17(D)は携帯型のゲーム機であり、筐体6301、表示部6302、スピーカ部6303、操作キー6304、記録媒体挿入部6305等を含む。本発明は図12に示すELモジュール、図15(A)に示す表示パネルの構成を用いて、表示部6302に適用することができる。
本発明を使用することにより、信頼性の高い良好なゲーム機を得ることができる。
図17(E)は記録媒体を備えた携帯型の画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体6401、筐体6402、表示部A6403、表示部B6404、記録媒体(DVD等)読込部6405、操作キー6406、スピーカ部6407等を含む。表示部A6403は主として画像情報を表示し、表示部B6404は主として文字情報を表示する。本発明は図12に示すELモジュール、図15(A)に示す表示パネルの構成を用いて、表示部A6403、表示部B6404に適用することができる。なお、記録媒体を備えた画像再生装置には家庭用ゲーム機器なども含まれる。
本発明を使用することにより、信頼性の高い良好な画像再生装置を得ることができる。
また図12、図13、図14(A)〜図14(B)、図15(A)〜図15(B)、図16、図17(A)〜図17(E)に示す電子機器は、本発明を用いて作製された液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display(LCD))と組み合わせて作製してもよい。このようなLCDは実施例2で述べたTFTを画素部や駆動回路に用いることで作製することができる。
これらの電子機器に使われる表示装置は、大きさや強度、または使用目的に応じて、ガラス基板だけでなく耐熱性のプラスチック基板を用いることも可能である。それによってよりいっそうの軽量化を図ることができる。
なお、本実施例に示した例はごく一例であり、これらの用途に限定するものではない。
また本実施例は、実施の形態及び実施例1〜実施例3のいかなる記載とも自由に組み合せて実施することが可能である。
本発明の半導体装置の作製工程を示す図。 従来の半導体装置の作製工程を示す図。 従来の半導体装置の作製工程を示す図。 本発明の半導体装置の作製工程を示す図。 本発明の半導体装置の作製工程を示す図。 本発明の半導体装置の作製工程を示す図。 本発明の半導体装置の作製工程を示す図。 本発明の表示装置の作製工程を示す図。 本発明の表示装置の作製工程を示す図。 本発明の表示装置の作製工程を示す図。 本発明の表示装置の作製工程を示す図。 本発明が適用される電子機器の例を示す図。 本発明が適用される電子機器の例を示す図。 本発明が適用される電子機器の例を示す図。 本発明が適用される電子機器の例を示す図。 本発明が適用される電子機器の例を示す図。 本発明が適用される電子機器の例を示す図。 本発明の構成の電子顕微鏡写真。 本発明の構成の電子顕微鏡写真。 従来の構成の電子顕微鏡写真。 本発明の表示装置の作製工程を示す図。
符号の説明
101 導電膜
102 導電膜
103 導電膜

Claims (19)

  1. 透明導電膜を形成し、
    前記透明導電膜上に第1の導電膜を形成し、
    前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、
    前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、
    前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングすることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  2. 請求項1において、
    前記透明導電膜は、酸化インジウムスズ合金(Indium Tin Oxide(ITO))膜、シリコン(Si)を含む酸化インジウムスズ合金膜、酸化亜鉛(ZnO)膜、酸化スズ(SnO)膜、酸化インジウム(InO)膜、酸化インジウム(InO)に2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム酸化亜鉛合金膜のいずれか1つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  3. 請求項1において、
    前記第1の導電膜は、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、またはその窒化物、さらにはその合金のいずれか1つを含むことを特徴する半導体装置の作製方法。
  4. 請求項1において、
    前記第2の導電膜は、アルミニウム膜、
    ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素を含むアルミニウム合金膜、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素及び炭素(C)を含むアルミニウム合金膜のいずれか1つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  5. 請求項1において、
    前記塩素を含むガスは、Cl、BCl、SiClもしくはCClのいずれか1つを含むガスであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  6. 請求項1において、
    前記フッ素を含むガスは、CF、SFもしくはNFのいずれか1つを含むガスであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  7. 請求項1において、
    前記透明導電膜上に、発光層を含む有機化合物層を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。
  8. 絶縁表面を有する基板上に半導体膜を形成し、
    前記半導体膜を覆うように絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜上に透明導電膜を形成し、
    前記絶縁膜にコンタクトホールを形成し、
    前記透明導電膜上と前記コンタクトホール内に第1の導電膜を形成し、
    前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、
    前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、
    前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングし、
    前記透明導電膜は前記半導体膜と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  9. 請求項8において、
    前記透明導電膜は、酸化インジウムスズ合金(Indium Tin Oxide(ITO))膜、シリコン(Si)を含む酸化インジウムスズ合金膜、酸化亜鉛(ZnO)膜、酸化スズ(SnO)膜、酸化インジウム(InO)膜、酸化インジウム(InO)に2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム酸化亜鉛合金膜のいずれか1つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  10. 請求項8において、
    前記第1の導電膜は、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、またはその窒化物、さらにはその合金のいずれか1つを含むことを特徴する半導体装置の作製方法。
  11. 請求項8において、
    前記第2の導電膜は、アルミニウム膜、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素を含むアルミニウム合金膜、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素及び炭素(C)を含むアルミニウム合金膜のいずれか1つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  12. 請求項8において、
    前記塩素を含むガスは、Cl、BCl、SiClもしくはCClのいずれか1つを含むガスであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  13. 請求項8において、
    前記フッ素を含むガスは、CF、SFもしくはNFのいずれか1つを含むガスであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  14. 絶縁表面を有する基板上に半導体膜を形成し、
    前記半導体膜を覆うように絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜上に透明導電膜を形成し、
    前記絶縁膜にコンタクトホールを形成し、
    前記透明導電膜上と前記コンタクトホール内に第1の導電膜を形成し、
    前記第1の導電膜上に第2の導電膜を形成し、
    前記第2の導電膜を、塩素を含むガスでエッチングし、
    前記第1の導電膜を、フッ素を含むガスでエッチングし、
    前記透明導電膜上に、発光層を含む有機化合物層を形成し、
    前記透明導電膜は前記半導体膜と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  15. 請求項14において、
    前記透明導電膜は、酸化インジウムスズ合金(Indium Tin Oxide(ITO))膜、シリコン(Si)を含む酸化インジウムスズ合金膜、酸化亜鉛(ZnO)膜、酸化スズ(SnO)膜、酸化インジウム膜、酸化インジウムに2〜20atomic%の酸化亜鉛(ZnO)を混合した酸化インジウム酸化亜鉛合金膜のいずれか1つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  16. 請求項14において、
    前記第1の導電膜は、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、クロム(Cr)、またはその窒化物、さらにはその合金のいずれか1つを含むことを特徴する半導体装置の作製方法。
  17. 請求項14において、
    前記第2の導電膜は、アルミニウム膜、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素を含むアルミニウム合金膜、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、シリコン(Si)、チタン(Ti)、ネオジウム(Nd)、銅(Cu)のうち少なくとも1種の元素及び炭素(C)を含むアルミニウム合金膜のいずれか1つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  18. 請求項14において、
    前記塩素を含むガスは、Cl、BCl、SiClもしくはCClのいずれか1つを含むガスであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
  19. 請求項14において、
    前記フッ素を含むガスは、CF、SFもしくはNFのいずれか1つを含むガスであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
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