JP2006210251A - 電池フタユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】電池フタを薄型かつ強度UPしながら、かつ電池カプラー対応をも可能にする。
【解決手段】電池フタ、プレート2枚、ケーブルカバー、軸、トーションバネで構成。電池プレート1を機器本体に回転可能に軸支し、そこに電池フタと電池プレート2を摺動可能に締結する。電池プレート1と電池フタに穴を設けて外部電源ケーブルを通せる様にし、不要時に穴を塞ぐ為のケーブルカバーを電池フタに固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】電池フタ、プレート2枚、ケーブルカバー、軸、トーションバネで構成。電池プレート1を機器本体に回転可能に軸支し、そこに電池フタと電池プレート2を摺動可能に締結する。電池プレート1と電池フタに穴を設けて外部電源ケーブルを通せる様にし、不要時に穴を塞ぐ為のケーブルカバーを電池フタに固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は電子機器の電池収納部を開閉する電池フタユニットに関するものである。
カメラのような小型携帯式の電子機器に電源電池を収める手法には従来より種々の発明、改善がみられる。
まず一例として、単三電池を用いるカメラについて、図8に従来例を示す(例えば、特許文献1参照)。これは、カメラの撮影時に撮影者が右手でカメラ本体を保持するグリップ部の胴内を空洞に成し、接触端子を設け電池収納部として機能させるものである。
この図8において、101はカメラ本体、101aはグリップ部である。また102は電池の入口を閉塞する電池フタユニットで、電池フタをZ方向へ摺動させ、そのまま電池フタユニット全体を90度以上回転させて開く方式である。
図9にその分解状態を示す。このカメラは単三電池103〜106を本体に内蔵するタイプで、107はカメラ本体のフロントカバー、108はリアカバー、109は内部の電池ホルダーである。その他の内臓部材はここでは省略する。次に電池フタユニット102を説明すると、まず110は第一電極部で、単三電池103および106の電極であり、110aおよび110bはその接触部である。そして、回転軸111を介して電池ホルダー109の軸受部109aおよび109bに取り付けられ、回転軸111を中心に90度以上可能である。次に、112は電池フタで、これを閉じた状態において本体の下面および側面等の外観を形成する。そして内側にガイド溝112aおよび112bを有し、ここに第一電極部110の摺動部110cおよび110dを嵌めて結合させ、ガイド溝112aおよび112bの伸びるZ方向へ摺動できる。また112c〜112eは係止部で、フロントカバー107に設けた爪部107a〜107cに係止するものである。また113は残り2本の単三電池104および105用の第二電極部で、ビス114によって電池フタ112に固定されている。
この構成により、電池フタ112をZ方向へ摺動させると、第一電極部110は回転軸111を介して軸受部109aに軸支されているので摺動せず、電池フタ112だけが摺動するので、係止部112c〜112eが爪部107a〜107cから外れた状態になる。そのまま回転軸111を中心に電池フタユニット102を回転させると、第1電極部110と電池フタ112が一体となって回転し、単三電池103〜106の挿脱が可能となる。
次に、単三電池に代えて充電式の専用電池を用いるカメラを図10、図11にて説明する(例えば、特許文献2参照)。このタイプは、電池の大きさや形状をカメラに合わせて最適化できるので、汎用タイプの単三電池よりもカメラのサイズをよりコンパクト化するのに有利である。
201はカメラ本体、201aはグリップ部である。また202は電池の入口を閉塞する電池フタユニットで、前記とは異なり、X方向へ摺動させてから電池フタユニット202全体を図11の様に90度以上回転させて開く方式で、開くと、中に充電式の電池203、または外部電源と接続する電池カプラー204を入れることができる。
図12に分解状態を示す。205はカメラ本体201のフロントカバー、206はリアカバー、207は電池ホルダーである。その他の内臓部材はここでは省略する。次に電池フタユニット202を説明すると、208は電池フタで、モールド材で形成され、回転軸208aおよび208bが一体的に形成されている。この回転軸208aおよび208bを電池ホルダー207の軸受部207aおよび207bに取り付ける。ここで軸受部207aおよび207bは長円形の穴を成しているので、電池フタ208をX方向に摺動することができる。
このカメラは、充電式の電池203の他に、外部電源と接続する電池カプラー204も使用可能であり、図13の様に電池カプラー204を入れて電池フタ208を閉じ、ケーブルカバー209を開くと、ケーブル端子204aに外部電源ケーブル210を接続して外部から電源を供給できる。
特開2004−247218号公報(第二頁、図8)
特開2001−313854号公報(第四頁、図1)
特許文献2の方式は、外部電源に対応可能である点が有利である。しかし電池フタ208がモールド材で形成されているため強度が弱く、特に回転軸208aは充分な太さを確保しないと折れてしまう。また電池フタ208をX方向に摺動するためその分のスペースも必要であり、結果的に軸受部207aの周囲が大きくえぐられてしまい、カメラのコンパクト化を図るには不利である。さらに、X方向に摺動するためカメラ右側面の稜線を削ることが不可能で四角ばったカメラ形状となってしまい、デザイン上の制約が大きい。
したがって、よりコンパクトな製品を開発するには、特許文献1の様に、軸を金属化したり軸位置が摺動しない方式にして電池フタ機構に要するスペースを根本的に削減する必要がある。しかし単純に特許文献1方式を小型化しただけでは、電池カプラー204が使用不可となるため、カメラ本体に別途端子を設けるなど、新たな負荷が生じてしまう。
本発明はこの様な状況を背景に、よりスペースが少なく強度も充分確保しながら、外部電源にも対応可能な電池フタユニットを開発すべく取組んだものである。
上記の課題を解決するために、本出願における第1の発明では、
電池を収納する電池収納部を持つ電子機器本体に対し回転動作が可能に取付けられた第一プレートと、
該第一プレートに対し摺動動作が可能に取付けられた電池フタで構成され、
該摺動動作を行った後に該回転動作を行なう事で、該電池収納部を開口する電池フタユニットにおいて、
該電池フタの内部側に、該第一プレートを該摺動動作が可能な状態に取付け、
該一対の保持部の間に該電池フタを貫通する電池フタ穴を有し、
該一対の摺動部の間に該第一プレートを貫通するプレート穴を有すること、
を特徴とする。
電池を収納する電池収納部を持つ電子機器本体に対し回転動作が可能に取付けられた第一プレートと、
該第一プレートに対し摺動動作が可能に取付けられた電池フタで構成され、
該摺動動作を行った後に該回転動作を行なう事で、該電池収納部を開口する電池フタユニットにおいて、
該電池フタの内部側に、該第一プレートを該摺動動作が可能な状態に取付け、
該一対の保持部の間に該電池フタを貫通する電池フタ穴を有し、
該一対の摺動部の間に該第一プレートを貫通するプレート穴を有すること、
を特徴とする。
さらに本出願における第2の発明では、第1の発明に加えて、
弾性材で形成され該電池フタ穴を閉塞するケーブルカバーを有し、
該電池フタの外表面に該ケーブルカバーが突出しない様に収容するカバー取付凹面を有すること、
を特徴とする。
弾性材で形成され該電池フタ穴を閉塞するケーブルカバーを有し、
該電池フタの外表面に該ケーブルカバーが突出しない様に収容するカバー取付凹面を有すること、
を特徴とする。
さらに本出願における第3の発明では、第2の発明に加えて、
該カバー取付凹面に該ケーブルカバーを取付ける取付穴を有し、該取付穴周囲に座グリ面を有し、
該ケーブルカバーの取付け方法は、該ケーブルカバーに設けた先端が矢じり状の取付軸を、該取付穴に差し込んで取付ける方法であること、
を特徴とする。
該カバー取付凹面に該ケーブルカバーを取付ける取付穴を有し、該取付穴周囲に座グリ面を有し、
該ケーブルカバーの取付け方法は、該ケーブルカバーに設けた先端が矢じり状の取付軸を、該取付穴に差し込んで取付ける方法であること、
を特徴とする。
さらに本出願における第4の発明では、第3の発明に加えて、
該第一プレートには、該摺動動作に伴ない該取付軸が摺動する範囲に、逃げ穴を有すること、
を特徴とする。
該第一プレートには、該摺動動作に伴ない該取付軸が摺動する範囲に、逃げ穴を有すること、
を特徴とする。
さらに本出願における第5の発明では、第1〜4いずれかの発明に加えて、
該電池フタの内部側に、該第一プレートを該摺動動作が可能な状態にて保持するための一対の保持部を有し、
該一対の保持部に、該第一プレートに設けた一対の摺動部を該摺動動作が可能な状態に取付けること、
を特徴とする。
該電池フタの内部側に、該第一プレートを該摺動動作が可能な状態にて保持するための一対の保持部を有し、
該一対の保持部に、該第一プレートに設けた一対の摺動部を該摺動動作が可能な状態に取付けること、
を特徴とする。
さらに本出願における第6の発明では、第1〜5いずれかの発明に加えて、
該電池フタに取付けられた第二プレートを該第一プレートに当接させて該電池フタの該摺動動作の範囲を制限すること、
を特徴とする。
該電池フタに取付けられた第二プレートを該第一プレートに当接させて該電池フタの該摺動動作の範囲を制限すること、
を特徴とする。
さらに本出願における第7の発明では、第6の発明に加えて、
該第一プレートおよび該第二プレートはプレス加工で形成され、
該第二プレートは、該第一プレートの面と直交する当接部を有し、
該当接部の剪断面と該第一プレートの剪断面にて該当接が成されること、
を特徴とする。
該第一プレートおよび該第二プレートはプレス加工で形成され、
該第二プレートは、該第一プレートの面と直交する当接部を有し、
該当接部の剪断面と該第一プレートの剪断面にて該当接が成されること、
を特徴とする。
さらに本出願における第8の発明では、第6又は7の発明に加えて、
該第二プレートは板バネ性を有し、
該第二プレートに設けたクリック凸部を、該第一プレートに設けたクリック穴に係合させて該摺動動作の端側へ付勢すること、
を特徴とする。
該第二プレートは板バネ性を有し、
該第二プレートに設けたクリック凸部を、該第一プレートに設けたクリック穴に係合させて該摺動動作の端側へ付勢すること、
を特徴とする。
さらに本出願における第9の発明では、第8の発明に加えて、
該第二プレートの該クリック凸部は、該電池フタと該第一プレートで挟まれた面にあり、該電池収納部に収納された該電池は該第二プレートと接触しないこと
を特徴とする。
該第二プレートの該クリック凸部は、該電池フタと該第一プレートで挟まれた面にあり、該電池収納部に収納された該電池は該第二プレートと接触しないこと
を特徴とする。
さらに本出願における第10の発明では、第1〜9いずれかの発明に加えて、
該電池フタは略長方形を成し、
該摺動動作は該長方形の短辺方向に動作され、該回転動作は該長方形の略長辺を軸に該回転動作されること、
を特徴とする。
該電池フタは略長方形を成し、
該摺動動作は該長方形の短辺方向に動作され、該回転動作は該長方形の略長辺を軸に該回転動作されること、
を特徴とする。
さらに本出願における第11の発明では、第1〜10いずれかの発明に加えて、
該電池フタの外表面に、該摺動動作の開き方向を表示する矢印表示を有すること。
を特徴とする。
該電池フタの外表面に、該摺動動作の開き方向を表示する矢印表示を有すること。
を特徴とする。
さらに本出願における第12の発明では、第1〜11いずれかの発明に加えて、
該回転動作を開き方向へ付勢する付勢バネを有すること。
を特徴とする。
該回転動作を開き方向へ付勢する付勢バネを有すること。
を特徴とする。
本出願における第一の発明では、電池収納部を閉塞する電池フタユニットを、モールド製の電池フタおよび金属製の第一プレートで構成したので外観性と強度が確保でき、かつ電池フタおよび第一プレートに穴を設けたので電池カプラーを電池収納部に挿入した状態でケーブル端子に外部電源ケーブルを接続することが可能である。
さらに本出願における第二の発明では、電池フタ外表面のカバー取付凹面にケーブルカバーを設け電池フタ穴を閉じる様にしたので、穴が不要な時にはゴミや異物の進入を防ぎ外観を美麗に保つことができ、必要時には速やかに穴を開いて外部電源ケーブルを接続することができる。
さらに本出願における第3の発明では、ケーブルカバーの取付軸先端が矢じり状なので取付穴に差し込みやすく、かつ、取付穴周囲の座グリ面のへこみ量がある分よけいに押し込めるので、取付軸の矢じり先端を確実に取付穴に貫通させることができる。
さらに本出願における第4の発明では、第一プレートに取付軸用の逃げ穴を有するので、ケーブルカバーを設けても、第一プレートをスムーズに摺動動作することができる。
さらに本出願における第5の発明では、電池フタの内側に設けた保持部に第一プレートの摺動部を直接結合するので、電池フタと第一プレートとを、他の部材を要することなく摺動可能な状態で確実に結合することができる。
さらに本出願における第6の発明では、第二プレートが第一プレートに当たって摺動範囲を規制するので、電池フタの摺動範囲が確実に規制できる。
さらに本出願における第7の発明では、第二プレートの剪断面が第一プレートと直交する様に曲げてあるため、第一プレートが揺動しても剪断面同士が外れることなく確実に当接できる。
さらに本出願における第8の発明では、電池フタの摺動動作にクリック感が得られるので、電池フタを確実に開閉動作させることができる。
さらに本出願における第9の発明では、第二プレートが電池に接触しないので、電池フタ開閉動作を行なっても、電池が第二プレートで擦れて傷を生じることがない。
さらに本出願における第10の発明では、電池フタは略長方形の短辺方向に摺動動作し、長辺を軸に該回転動作するので、略直方体形状の電子機器にこの電池フタを設けた場合に、稜線形状をより自由にデザインすることができる。
さらに本出願における第11の発明では、電池フタの外表面に矢印表示があるので、電池フタを摺動させる方向がわかりやすい。
さらに本出願における第12の発明では、回転方向へ付勢バネがあるので、電池フタを開いた状態で維持でき、電池の交換がやりやすい。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1に、本発明の実施例による電子機器(カメラ)の外観図を示す。
1はカメラ本体、1aはグリップ部である。また2は電池の入口を閉塞する電池フタユニットで、図2の様にカメラ本体1の下面方向から見ると、略長方形を成しており、電池フタ3を長方形の短辺方向(Z方向)に摺動させてから放すと、長方形の略長辺を軸にバネ力で回転して開く方式である。すなわち、従来例の様にX方向へ摺動しないので、電池フタ3とカメラ本体1との境界線A部をX方向へ直線に形成する必要が無く、カメラ本体1の稜線付近を曲線状に絞った様に形成することが可能で、カメラ形状をより自由にデザインすることができる。また、電池フタ3の表面には電池フタの摺動方向を示す矢印3aが刻印されており、電池フタ3を摺動させる方向がわかりやすい。
また、図3にて、4は充電式の電池、5は外部電源用の電池カプラー、6は外部電源ケーブルで、これは従来例と同様のものである。カメラ本体1に電池4および電池カプラー5を収納するには、図3の様に電池フタ3を開く。すると内部には図4の様に電池4および電池カプラー5に接続するための電池接片7、8が設けられている。また9は排出バネで、収納された電池4を外部へ排出する為のものである。
また、10は電池ロックである。これは電池フタ3を開いたとき、電池4および電池カプラー5が排出バネ9に押されて不用意に飛び出さない様にするために設けてある。この電池ロック10は電池4および電池カプラー5の収納途中は退避するが、収納が完了すると電池4および電池カプラー5に掛かって保持する。この状態で電池フタ3を閉じると収納が完了する。
次に、図5にカメラ本体1の分解状態を示す。11はフロントカバー、12はリアカバー、13は端子ホルダー、14はシャーシ、15は第二シャーシ、16は電池収納口、17は三脚座である。
また、電池フタユニット2の分解図を図6に示す。図7はそれを裏面側から見た図である。18は第一プレートで、ステンレス板をプレス加工して形成され、軸受部18a、18bに回転軸19を貫通させてシャーシ14の軸受14aおよび三脚座17の軸受17aに取り付けられる。また20は回転バネで、回転軸19に貫通して取り付けられ、第一プレート18を常に閉じた状態から開いた状態へ回転する様に付勢している。このため電池フタ3を開いた状態で維持でき、電池4および電池カプラー5の交換がやりやすい。
また、電池フタ3は内側に一対の保持部3b、3cを有し、ここに第一プレート18に設けた一対の摺動部18c、18dを嵌めて摺動動作が可能な状態に取付ける。これは、他の部材を使用せず電池フタ3に第一プレート18を直接結合するので、精度よく確実に結合することができる。またこの様に電池フタユニット2を、モールド製の電池フタ3およびステンレス製の第一プレート18で構成したので、外観側はモールド材による自由なデザイン形状が可能で、強度的にはステンレス材による充分な強度が確保できる。
また、3d、3eは係止部で、電池収納口16に設けた爪部16a、および三脚座17に設けた爪部17bに係止するものである。
次に21は第二プレートで、第一プレートより薄い板バネ材をプレス加工して形成されており、電池フタ3にビス22、23にて締結され、電池フタ3と一体的にZ方向に摺動して、当接部21a、21bを第一プレート18の剪断面18e、18fに当接させて電池フタ3の摺動動作の範囲を制限する。このため電池フタ3の摺動範囲が確実に規制できる。また、当接部21a、21bは第一プレート18と剪断面が直交する様に曲げてあるため、第一プレート18が揺動しても剪断面同士が外れることなく確実に当接できる。また、第二プレート21にはクリック凸部21cが設けられ、これを第一プレート18に設けたクリック穴18gに係合させることで摺動動作時にクリック感が得られる様になっており、電池フタ3を確実に開閉動作させることができる。
なお、該第二プレート21のクリック凸部21cは、電池フタ3と該第一プレート18で挟まれた面にあり、収納された電池4および電池カプラー5は第二プレートと接触しない。したがって電池フタ3の開閉動作を行なっても、電池4および電池カプラー5が第二プレート21で擦れて傷を生じることがない。
次に、24はケーブルカバーである。このカメラは、充電式の電池4の他に、外部電源と接続する電池カプラー5も使用可能であり、電池フタ3を閉じた状態においてこのケーブルカバー24を開くとケーブル端子5aに外部電源ケーブル6を接続でき、不要な時にはケーブルカバー24を閉じてゴミや異物の進入を防ぐことができる。このケーブルカバー24は柔軟性のあるゴム状態の樹脂材で形成されており、先端が矢じり状の取付軸24aを有し、これを電池フタ3の取付穴3fに押し込んで取り付ける。このとき、ケーブルカバー24の取付軸24aは先端が矢じり状なので取付穴3fに差し込みやすい。また、取付穴3fの周囲には座グリ面3gが設けてあり、、そのへこみ量がある分よけいに押し込めるので、取付軸24aの矢じり先端を確実に取付穴3fに貫通させることができる。そして取り付け完了時には、電池フタ3の外表面に設けたカバー取付凹面3hにケーブルカバー24がすっぽり収まり、外観を美麗に保つことができる。
また、3iは電池フタ3に設けた電池フタ穴、18hは第一プレート18に設けたプレート穴である。これらは電池カプラー5を収納して電池フタ3を閉じた状態にて、電池カプラー5に設けたケーブル端子5aに合致する様になっている。したがって、この状態でケーブルカバー24を開けば、ケーブル端子5aに外部電源ケーブルx6を接続することが可能である。
また、第一プレート18には、取付穴3fから突出した取付軸24aとの干渉を避けるため、逃げ穴18iが開けられている。この逃げ穴18iは、電池フタ3の摺動に伴ない移動する取付軸24aに第一プレート18が当たらない様、Z方向に延長した長円形状を成しているため、スムーズに摺動動作することができる。
1 カメラ本体
1a グリップ部
2 電池フタユニット
3 電池フタ
3a 矢印
3b、3c 保持部
3d、3e 係止部
3f 取付穴
3g 座グリ面
3h カバー取付凹面
3i 電池フタ穴
4 電池
5 電池カプラー
5a ケーブル端子
6 外部電源ケーブル
7、8 電池接片
9 排出バネ
10 電池ロック
11 フロントカバー
12 リアカバー
13 電池ホルダー
14 シャーシ
14a 軸受
15 第二シャーシ
16 電池収納口
16a 爪部
17 三脚座
17a 軸受
17b 爪部
18 第一プレート
18a、18b 軸受部
18c、18d 摺動部
18e、18f 剪断面
18g クリック穴
18h プレート穴
18i 逃げ穴
19 回転軸
20 回転バネ
21 第二プレート
21a、21b 当接部
21c クリック凸部
22、23 ビス
24 ケーブルカバー
24a 取付軸
101 カメラ本体
101a グリップ部
102 電池フタユニット
103〜106 単三電池
107 フロントカバー
107a〜107c 爪部
108 リアカバー
109 電池ホルダー
109a 軸受部
110 第一電極部
110a、110b 接触部
110c、110d 摺動部
111 回転軸
112 電池フタ
112a、112b ガイド溝
112c〜112e 係止部
113 第二電極部
114 ビス
201 カメラ本体
201a グリップ部
202 電池フタユニット
203 電池
204 電池カプラー
204a ケーブル端子
205 フロントカバー
206 リアカバー
207 電池ホルダー
207a 軸受部
208 電池フタ
208a 回転軸
209 ケーブルカバー
210 外部電源ケーブル
1a グリップ部
2 電池フタユニット
3 電池フタ
3a 矢印
3b、3c 保持部
3d、3e 係止部
3f 取付穴
3g 座グリ面
3h カバー取付凹面
3i 電池フタ穴
4 電池
5 電池カプラー
5a ケーブル端子
6 外部電源ケーブル
7、8 電池接片
9 排出バネ
10 電池ロック
11 フロントカバー
12 リアカバー
13 電池ホルダー
14 シャーシ
14a 軸受
15 第二シャーシ
16 電池収納口
16a 爪部
17 三脚座
17a 軸受
17b 爪部
18 第一プレート
18a、18b 軸受部
18c、18d 摺動部
18e、18f 剪断面
18g クリック穴
18h プレート穴
18i 逃げ穴
19 回転軸
20 回転バネ
21 第二プレート
21a、21b 当接部
21c クリック凸部
22、23 ビス
24 ケーブルカバー
24a 取付軸
101 カメラ本体
101a グリップ部
102 電池フタユニット
103〜106 単三電池
107 フロントカバー
107a〜107c 爪部
108 リアカバー
109 電池ホルダー
109a 軸受部
110 第一電極部
110a、110b 接触部
110c、110d 摺動部
111 回転軸
112 電池フタ
112a、112b ガイド溝
112c〜112e 係止部
113 第二電極部
114 ビス
201 カメラ本体
201a グリップ部
202 電池フタユニット
203 電池
204 電池カプラー
204a ケーブル端子
205 フロントカバー
206 リアカバー
207 電池ホルダー
207a 軸受部
208 電池フタ
208a 回転軸
209 ケーブルカバー
210 外部電源ケーブル
Claims (12)
- 電池を収納する電池収納部を持つ電子機器本体に対し回転動作が可能に取付けられた第一プレートと、
該第一プレートに対し摺動動作が可能に取付けられた電池フタで構成され、
該摺動動作を行った後に該回転動作を行なう事で、該電池収納部を開口する電池フタユニットにおいて、
該電池フタの内部側に、該第一プレートを該摺動動作が可能な状態に取付け、
該一対の保持部の間に該電池フタを貫通する電池フタ穴を有し、
該一対の摺動部の間に該第一プレートを貫通するプレート穴を有すること、
を特徴とする、電池フタユニット。 - 弾性材で形成され該電池フタ穴を閉塞するケーブルカバーを有し、
該電池フタの外表面に該ケーブルカバーが突出しない様に収容するカバー取付凹面を有すること、
を特徴とする、請求項1に記載の電池フタユニット。 - 該カバー取付凹面に該ケーブルカバーを取付ける取付穴を有し、該取付穴周囲に座グリ面を有し、
該ケーブルカバーの取付け方法は、該ケーブルカバーに設けた先端が矢じり状の取付軸を、該取付穴に差し込んで取付ける方法であること、
を特徴とする、請求項2に記載の電池フタユニット。 - 該第一プレートには、該摺動動作に伴ない該取付軸が摺動する範囲に、逃げ穴を有すること、
を特徴とする、請求項3に記載の電池フタユニット。 - 該電池フタの内部側に、該第一プレートを該摺動動作が可能な状態にて保持するための一対の保持部を有し、
該一対の保持部に、該第一プレートに設けた一対の摺動部を該摺動動作が可能な状態に取付けること、
を特徴とする、請求項1〜4いずれかに記載の電池フタユニット。 - 該電池フタに取付けられた第二プレートを該第一プレートに当接させて該電池フタの該摺動動作の範囲を制限すること、
を特徴とする、請求項1〜5いずれかに記載の電池フタユニット。 - 該第一プレートおよび該第二プレートはプレス加工で形成され、
該第二プレートは、該第一プレートの面と直交する当接部を有し、
該当接部の剪断面と該第一プレートの剪断面にて該当接が成されること、
を特徴とする、請求項6に記載の電池フタユニット。 - 該第二プレートは板バネ性を有し、
該第二プレートに設けたクリック凸部を、該第一プレートに設けたクリック穴に係合させて該摺動動作の端側へ付勢すること、
を特徴とする、請求項6又は7に記載の電池フタユニット。 - 該第二プレートの該クリック凸部は、該電池フタと該第一プレートで挟まれた面にあり、該電池収納部に収納された該電池は該第二プレートと接触しないこと
を特徴とする、請求項8に記載の電池フタユニット。 - 該電池フタは略長方形を成し、
該摺動動作は該長方形の短辺方向に動作され、該回転動作は該長方形の略長辺を軸に該回転動作されること、
を特徴とする、請求項1〜9いずれかに記載の電池フタユニット。 - 該電池フタの外表面に、該摺動動作の開き方向を表示する矢印表示を有すること、
を特徴とする、請求項1〜10いずれかに記載の電池フタユニット。 - 該回転動作を開き方向へ付勢する付勢バネを有すること、
を特徴とする、請求項1〜11いずれかに記載の電池フタユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023401A JP2006210251A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 電池フタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023401A JP2006210251A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 電池フタユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006210251A true JP2006210251A (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=36966834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005023401A Withdrawn JP2006210251A (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 電池フタユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006210251A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100035135A1 (en) * | 2008-08-06 | 2010-02-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Portable electronic apparatus |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005023401A patent/JP2006210251A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20100035135A1 (en) * | 2008-08-06 | 2010-02-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Portable electronic apparatus |
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