JP2006208758A - 画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (1)画像形成方法は、記録材の長さよりも主走査方向と副走査方向のうち少なくとも一方が長い画像を像担持体上に形成し、その一部を記録材に転写するものであり、(2)トナーは少なくとも結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と無機微粒子を有し、該トナーは、a)140℃における損失弾性率G”(140℃)が1.0×104dN/m2以上2.0×105dN/m2未満、b)重量平均粒径(D4)が3〜10μm、c)平均円形度が0.950〜0.995、d)該結着樹脂の主たる成分がスチレン−アクリル化合物であることを特徴とする。
【選択図】 なし
Description
(1)帯電部材に電圧を印加し、像担持体を帯電させる帯電工程と、帯電された像担持体に、静電潜像を形成させる静電潜像形成工程と、該静電潜像にトナーを転移させて現像する現像工程と、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写部材を介して/介さずに記録材に静電転写させる転写工程と、記録材上のトナー像を加熱定着させる定着工程を有し、像担持体上に繰り返して作像が行われる画像形成方法において、
1.該画像形成方法は、記録材の長さよりも主走査方向と副走査方向のうち少なくとも一方が長い画像を像担持体上に形成し、その一部を記録材に転写するものであり、
2.該トナーは少なくとも結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と無機微粒子を有し、該トナーは、
a)貯蔵弾性率G’と損失弾性率G”の比である損失正接(tanδ=G’/G”)が70℃以上110℃未満に極小値および極大値を有し、140℃以上200℃未満に極大値を有し
b)140℃における損失弾性率G”(140℃)が1.0×104dN/m2以上2.0×105dN/m2未満
c)重量平均粒径(D4)が3〜10μm
d)平均円形度が、0.950〜0.995
e)該結着樹脂の主たる成分がスチレン−アクリル化合物
であることを特徴とする画像形成方法。
(2)損失弾性率G”と貯蔵弾性率G’との比である動的損失正接(tanδ=G”/G’)が70℃以上110℃未満に極小値および極大値を有し、140℃以上200℃未満に極大値を有することを特徴とする(1)に記載の画像形成方法。
(3)該トナーの円形度標準偏差が0.040未満であることを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成方法。
(4)該トナーの円形度0.950未満のトナー粒子個数が20%以下であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の画像形成方法。
(5)該トナーに含有されるワックスがエステルワックスであることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の画像形成方法。
(6)該トナーに含有されるワックスが炭化水素系ワックスであることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の画像形成方法。
(7)該トナーに含有されるワックスの融点が55℃以上140℃未満であることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の画像形成方法。
(8)前記ビニル系重合体に対して、2〜20質量%のワックスを含むことを特徴とする、(1)乃至(7)のいずれかに記載の画像形成方法。
(9)150℃における有機揮発成分分析における、トナー質量を基準としたトルエン換算の有機揮発成分総質量の濃度が300ppm以下であることを特徴とする(1)乃至(8)のいずれかに記載の画像形成方法。
(10)前記有機揮発成分総質量の濃度が250ppm以下であることを特徴とする、(1)乃至(8)のいずれかに記載の画像形成方法。
(11)該着色剤が次の中から選ばれることを特徴とする(1)乃至(10)のいずれかに記載の画像形成方法。
C.I.ピグメントブルー15,C.I.ピグメントブルー15:1,C.I.ピグメントブルー15:2,C.I.ピグメントブルー15:3,C.I.ピグメントブルー15:4,C.I.ピグメントブルー60,C.I.ピグメントブルー66
C.I.ピグメントレッド2,C.I.ピグメントレッド3,C.I.ピグメントレッド5,C.I.ピグメントレッド6,C.I.ピグメントレッド7,C.I.ピグメントバイオレット19,C.I.ピグメントレッド23,C.I.ピグメントレッド31,C.I.ピグメントレッド122,C.I.ピグメントレッド144,C.I.ピグメントレッド146,C.I.ピグメントレッド150,C.I.ピグメントレッド166,C.I.ピグメントレッド177,C.I.ピグメントレッド184,C.I.ピグメントレッド185,C.I.ピグメントレッド202,C.I.ピグメントレッド206,C.I.ピグメントレッド220,C.I.ピグメントレッド221,C.I.ピグメントレッド238,C.I.ピグメントレッド254,C.I.ピグメントレッド269
C.I.ピグメントイエロー12,C.I.ピグメントイエロー13,C.I.ピグメントイエロー14,C.I.ピグメントイエロー15,C.I.ピグメントイエロー17,C.I.ピグメントイエロー62,C.I.ピグメントイエロー74,C.I.ピグメントイエロー83,C.I.ピグメントイエロー93,C.I.ピグメントイエロー94,C.I.ピグメントイエロー95,C.I.ピグメントイエロー97,C.I.ピグメントイエロー109,C.I.ピグメントイエロー110,C.I.ピグメントイエロー111,C.I.ピグメントイエロー120,C.I.ピグメントイエロー127,C.I.ピグメントイエロー128,C.I.ピグメントイエロー129,C.I.ピグメントイエロー147,C.I.ピグメントイエロー151,C.I.ピグメントイエロー154,C.I.ピグメントイエロー155,C.I.ピグメントイエロー168,C.I.ピグメントイエロー174,C.I.ピグメントイエロー175,C.I.ピグメントイエロー176,C.I.ピグメントイエロー180,C.I.ピグメントイエロー181,C.I.ピグメントイエロー185,C.I.ピグメントイエロー191,C.I.ピグメントイエロー194
(12)前記トナー粒子は水系媒体中にて製造されることを特徴とする(1)乃至(11)のいずれかに記載の画像形成方法。
(13)前記トナー粒子は懸濁重合により製造されることを特徴とする(12)に記載の画像形成方法。
(14)平均円形度が0.970以上であることを特徴とする(1)乃至(13)のいずれかに記載の画像形成方法。
(15)重量平均粒径(D4)が、4〜8μmであることを特徴とする(1)乃至(14)のいずれかに記載の画像形成方法。
本発明の画像形成方法におけるワックス含有トナーが、
a)140℃における損失弾性率G”(140℃)が1.0×104dN/m2以上2.0×105dN/m2未満であり、
b)重量平均粒径(D4)が3〜10μm、
c)平均円形度が0.950〜0.995、
d)該結着樹脂の主たる成分がスチレン−アクリル化合物
であることにより、本発明の課題となっている現象が解決される。具体的には、重量平均粒径(D4)が3〜10μmおよび平均円形度が0.950〜0.995の範囲にあると、転写部における転写材端部へのトナーの回り込みが抑制される。それに加えて、140℃における損失弾性率G”(140℃)が1.0×104dN/m2以上2.0×105dN/m2未満の粘弾性であると、定着部材の汚染が抑制されると共に加熱ローラーへの巻きつきオフセットも抑制される。その理由は、重量平均粒径(D4)が3μm未満であると粒径が小さいために帯電量が高くなり転写時に飛び散ることにより転写材の端部に付着しやすくなり、10μmを超えると粒径が大きくなることで帯電量が低くなり物理的な付着力により転写材の端部に付着しやすくなるためである。同様の理由により、重量平均粒径は4μm以上8μm以下が好ましい。また、平均円形度が0.950未満であると転写時に中抜けなどが発生しやすく、0.995を超えると真球状に近づくため転写材との接触点が小さくなり、転写時に飛び散りやすくなり、転写材の端部を汚してしまう。さらに、定着時に140℃における損失弾性率G”(140℃)が1.0×104dN/m2未満であると転写材先端部の余白が僅かになったり、全面印刷のように皆無になったりすると、加熱ローラーへの巻きつきオフセットが悪化し、2.0×105dN/m2を超えると定着ニップ内で定着ローラーからの熱を受けて溶融するまでの時間が長くなることにより定着部材への汚染が悪化する。そのため、画像品位の高い全面縁なし画像の特徴を最大限に発現する上では必要不可欠なトナーの物性である。
・測定冶具:直径8mmの円形パラレルプレートを使用する。アクチュエーター(actuator)側には円形パラレルプレートに対応するシャローカップを使用する。シャローカップの底面と円形プレートの間隙は約2mmである。
・測定試料:トナーを直径約8mm、高さ約2mmの円盤状試料となるよう、加圧成型した後、使用する。
・測定周波数:6.28ラジアン/秒
・測定歪の設定:初期値を0.1%に設定した後、自動測定モードにて測定を行う。
・試料の伸長補正:自動測定モードにて調整する。
・測定温度:60〜200℃まで毎分2℃の割合で昇温する。
オーブン温度:150℃
サンプル加熱時間:60分
サンプル ループ(Ni):1ml
ループ温度:170℃
トランスファーライン温度:190℃
加圧時間:0.50分
LOOP FILL TIME:0.01分
LOOP EQ TIME:0.05分
INJECT TIME:1.00分
GCサイクル時間:80分
キャリアーガス:He
GC:HEWLETT PACKARD 6890GC(検出器:FID)
カラム:HP−1(内径0.25μm×30m)
キャリアーガス:He
オーブン:35℃で20分ホールド、20℃/分で300℃まで昇温20分ホールド。
INJ:300℃
DET:320℃
スプリットレス、コンスタントプレッシャー(20psi)モード
Tgは、サンプルを一旦昇温し冷却した後、二度目の昇温時のDSCカーブより、吸熱ピーク前の基線と吸熱ピーク後の基線の中線と、立ち上がり曲線での交点をもってTgとした。
本発明に用いられるトナーに含まれる無機微粉体はトナーの外添剤として作用し、トナーの流動性を改良させたり、帯電を均一化させることができる。
本発明に用いられるトナーは、前記トナー粒子に前記無機微粉体、および必要に応じてその他の微粒子を混合して、表面に付着させることにより製造することができる。該混合は通常の処理を用いて行うことができる。
(全面縁無し画像の形成手段)
本発明の電子写真画像形成装置は、感光体上を帯電工程によって一様に帯電させた後、露光工程によって画像データに応じて感光体の帯電面を露光させて静電潜像を書き込む。そして、その静電潜像を現像工程によりトナーを付着させて現像して可視画像である原画像を生成し、その原画像を記録材上に転写工程によって転写させる。その後、その記録材を定着工程に送り込んで用紙上の原画像を高温,高圧のローラーにより圧力をかけて熱定着させ、その記録材を機外に排出する。
本発明の画像形成方法における現像工程の条件としては、トナー担持体と静電潜像担持体である感光体表面とが接触していても非接触であっても良い。ここでは、接触している場合について説明する。
転写工程における1次転写ローラー12は、芯金上にウレタン、EPDM、NBR等のゴムあるいはそれらを発泡させたスポンジ状の弾性層を被覆したローラーであり、感光体に対して所定の押圧力で当接させて所定幅の転写ニップ部Tを形成させてある。ローラー硬度40°以下(Asker−C硬度、500g荷重)のものが、転写時の文字中抜け、感光体の削れを防止する上で使用される。この弾性層にカーボンや金属微粉末を均一に分散し、体積抵抗率106〜109Ω・cmの中抵抗ローラーとすることで、比較的高抵抗な記録材であっても良好な静電転写をおこなうことができる。体積抵抗率が106Ω・cmより小さくなると感光ドラム1へ過剰な電流が流れ感光ドラムへダメージを与えてしまい、逆に体積抵抗率が109Ω・cmより大きいと転写に必要な電流が不足して転写不良となる。
中間転写ベルト20は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の導電材を適当量含有させたものが用いられ、その体積抵抗率が106〜1014Ω・cmとなるように形成されている。
本発明で用いられる定着装置は以下のような構成になっている。
下記の手順に従って重合法によりトナー(1)を作製した。
・スチレン 160部
・n−ブチルアクリレート 40部
・C.I.ピグメントブルー15:3 14部
・サリチル酸アルミニウム化合物 2部
(ボントロンE−88:オリエント化学社製)
・ポリエステル樹脂 8部
(プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAとイソフタル酸との重縮合物、Tg=72℃、Mw=12000、Mn=6700)
・ステアリン酸ステアリルワックス(DSCのメインピーク60℃) 20部
・ジビニルベンゼン 0.1部
・スチレン 5部
・サリチル酸アルミニウム化合物 1部
(ボントロンE−88、オリエント化学社製)
の混合物を加え、さらに9,000rpmで1分間撹拌した。
重合開始剤t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルヘキサノエート20部を8部に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(2)を得た。トナー(2)の物性を表1に示す。
重合初期の70℃に昇温するまでの時間を15分に変え、さらに1時間後、昇温速度40℃/hrで80℃まで昇温する以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(3)を得た。トナー(3)の物性を表1に示す。
ステアリン酸ステアリルワックス(DSCのメインピーク60℃)20部をポリプロピレンワックス(DSCのメインピーク110℃)15部に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(4)を得た。トナー(4)の物性を表1に示す。
ステアリン酸ステアリルワックス(DSCのメインピーク60℃)20部をポリプロピレンワックス(DSCのメインピーク140℃)15部に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(5)を得た。トナー(5)の物性を表1に示す。
ステアリン酸ステアリルワックス(DSCのメインピーク60℃)20部を5部に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(6)を得た。トナー(6)の物性を表1に示した。
ステアリン酸ステアリルワックス(DSCのメインピーク60℃)20部を65部に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(7)を得た。トナー(7)の物性を表1に示す。
6.67×10-1kPaの圧力下、40℃での乾燥時間を10時間に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(8)を得た。トナー(8)の物性を表1に示す。
6.67×10-1kPaの圧力下、40℃での乾燥時間を20時間に変える以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(9)を得た。トナー(9)の物性を表1に示す。
リン酸三カルシウム4部を2部に変える以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(10)を得た。トナー(10)の物性を表1に示す。
リン酸三カルシウム4部を7部に変える以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(11)を得た。トナー(11)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー12を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(12)を得た。トナー(12)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー13を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(13)を得た。トナー(13)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー14を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(14)を得た。トナー(14)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー15を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(15)を得た。トナー(15)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー17を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(16)を得た。トナー(16)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー62を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(17)を得た。トナー(17)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー74を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(18)を得た。トナー(18)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー83を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(19)を得た。トナー(19)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー93を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(20)を得た。トナー(20)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー94を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(21)を得た。トナー(21)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー95を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(22)を得た。トナー(22)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー97を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(23)を得た。トナー(23)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー109を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(24)を得た。トナー(24)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー110を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(25)を得た。トナー(25)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー111を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(26)を得た。トナー(26)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー120を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(27)を得た。トナー(27)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー127を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(28)を得た。トナー(28)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー128を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(29)を得た。トナー(29)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー129を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(30)を得た。トナー(30)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー147を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(31)を得た。トナー(31)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー151を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(32)を得た。トナー(32)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー154を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(33)を得た。トナー(33)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー155を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(34)を得た。トナー(34)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー168を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(35)を得た。トナー(35)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー174を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(36)を得た。トナー(36)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー175を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(37)を得た。トナー(37)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー176を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(38)を得た。トナー(38)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー180を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(39)を得た。トナー(39)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー181を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(40)を得た。トナー(40)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー185を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(41)を得た。トナー(41)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー191を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(42)を得た。トナー(42)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー194を10部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(43)を得た。トナー(43)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド2を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(44)を得た。トナー(44)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド3を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(45)を得た。トナー(45)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド5を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(46)を得た。トナー(46)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド6を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(47)を得た。トナー(47)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド7を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(48)を得た。トナー(48)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントバイオレット19を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(49)を得た。トナー(49)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド23を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(50)を得た。トナー(50)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド31を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(51)を得た。トナー(51)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド48:2を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(52)を得た。トナー(52)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド57:1を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(53)を得た。トナー(53)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド81:1を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(54)を得た。トナー(54)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド122を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(55)を得た。トナー(55)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド144を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(56)を得た。トナー(56)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド146を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(57)を得た。トナー(57)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド150を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(58)を得た。トナー(58)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド166を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(59)を得た。トナー(59)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド169を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(60)を得た。トナー(60)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド177を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(61)を得た。トナー(61)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド184を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(62)を得た。トナー(62)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド185を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(63)を得た。トナー(63)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド202を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(64)を得た。トナー(64)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド206を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(65)を得た。トナー(65)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド220を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(66)を得た。トナー(66)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド221を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(67)を得た。トナー(67)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド238を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(68)を得た。トナー(68)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド254を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(69)を得た。トナー(69)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントレッド269を16部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(70)を得た。トナー(70)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー1を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(71)を得た。トナー(71)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー15を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(72)を得た。トナー(72)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー15:1を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(73)を得た。トナー(73)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー15:2を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(74)を得た。トナー(74)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー15:4を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(75)を得た。トナー(75)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー60を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(76)を得た。トナー(76)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー62を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(77)を得た。トナー(77)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントブルー66を14部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(78)を得た。トナー(78)の物性を表1に示す。
着色剤として、C.I.ピグメントブルー15:3を14部使用する代わりに、C.I.ピグメントイエロー17を3部、C.I.ピグメントレッド5を7.5部、C.I.ピグメントブルー15:3を5.5部使用する以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(79)を得た。トナー(79)の物性を表1に示す。
(トナーバインダー1の合成)
冷却管、撹拌機および窒素導入管の付いた反応槽中に、ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物724部、イソフタル酸質量276部およびジブチルチンオキサイド2部を入れ、常圧で230℃、8時間反応させた後、10〜15mmHgの減圧下で5時間反応させた。これを160℃まで冷却して、32部の無水フタル酸を加え2時間反応させた。さらに、これを80℃まで冷却し、酢酸エチル中にてイソホロンジイソシアネート188部と2時間反応を行いイソシアネート含有プレポリマー(1)を得た。次にこのプレポリマー(1)267部とイソホロンジアミン14部を50℃で2時間反応させ、重量平均分子量64000のウレア変性ポリエステル(1)を得た。
ビーカー内に前記のトナーバインダー(1)の酢酸エチル/MEK溶液300部、ステアリン酸ステアリルを主体とするエステルワックス9部、サリチル酸アルミニウム化合物1部(ボントロンE−88、オリエント化学社製)とシアン顔料としてC.I.ピグメントブルー15:3を6部入れ、TK式ホモミキサーで60℃、12000rpmで撹拌し、均一に溶解、分散させた。ビーカー内にイオン交換水730部、ハイドロキシアパタイト10%懸濁液(日本化学工業(株)製スーパタイト10)270部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.2部を入れ均一に溶解した。ついで60℃に昇温し、TK式ホモミキサーで12000rpmに撹拌しながら、上記トナー材料溶液を投入し10分間撹拌した。ついでこの混合液を撹拌棒および温度計付のコルベンに移し、98℃まで昇温して溶剤を除去し、濾別、洗浄、乾燥した後、風力分級し、体積平均粒径が6.7μmの着色粉体(トナー粒子)を得た。
リン酸三カルシウム4部を1.5部に変える以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(81)を得た。トナー(81)の物性を表1に示す。
リン酸三カルシウム4部を8.5部に変える以外は、トナー製造例1と同様にしてトナー(82)を得た。トナー(82)の物性を表1に示す。
・スチレン/n−ブチルアクリレート共重合体(質量比78/22) 200部
(Mn=24300 Mw/Mn=3.0)
・C.I.ピグメントブルー15:3 14部
・サリチル酸アルミニウム化合物 2部
(ボントロンE−88:オリエント化学社製)
・ポリエステル樹脂 8部
(プロピレンオキサイド変性ビスフェノールAとイソフタル酸との重縮合物、Tg=72℃、Mw=12000、Mn=6700)
・ステアリン酸ステアリルワックス(DSCのメインピーク60℃) 20部
上記材料をブレンダーにて混合し、110℃に加熱した二軸エクストルーダーで溶融混練し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕し、粗粉砕物をジェットミル衝突式ジェットミル(日本ニューマチック工業社製)で微粉砕し、得られた微粉砕物を風力分級して重量平均粒径7.2μmのトナー粒子(83)を得た。
トナー製造例1におけるトナー粒子(1)の製造工程において、トナー粒子を乾燥後に300℃の気流中を約1.5秒間通過させる熱球形化処理を追加する以外はトナー製造例1と同様にしてトナー(84)を得た。トナー(84)の物性を表1に示す。
トナー製造例1で得られたトナー(1)を次のような画像形成装置を用いて評価した。市販のカラーレーザープリンターLBP5700(キヤノン社製)を用いた。その際、露光ユニットを全面縁無し印字が可能なものに置き換えて、転写ユニットの幅を通常より左右にそれぞれ15mm広げたものに置き換えて、定着ユニットとして市販のデジタル複写機IRC3200(キヤノン社製)の定着ユニットの幅を通常より左右にそれぞれ15mm広げ、さらに加熱ローラ、加圧ローラともに表層をPFAで被覆したローラを搭載した置き換えたものを使用し、プロセススピードはLBP5700の定着ユニットと同じになるように設定する以外は本来の設定どおりにて使用した。
通常の複写機用普通紙(75g/m2)を転写材として用いて、前記画出し試験における耐久初期、および耐久終了時のベタ画像にて評価した。そのベタ画像の濃度を「マクベス反射濃度計RD918(マクベス社製)」を用いて測定し、以下の基準で評価した。ここで画像濃度は、白地部分の画像濃度を0.00とする相対濃度として測定された。この評価結果を表2に示す。
A:1.40以上
B:1.35以上、1.40未満
C:1.00以上、1.35未満(実用上問題なし)
D:1.00未満
前記画出し試験における耐久終了時のベタ白画像の白色度と、転写紙の白色度の差を「REFLECTMETER MODEL TC−6DS」(東京電色社製)により測定した。測定された白色度の差からカブリ濃度(%)を算出した。算出されたカブリ濃度を用いて、以下の評価基準により画像カブリを評価した。フィルターは、シアンの場合はアンバーライト、イエローの場合はブルー、マゼンタ及びブラックではグリーンフィルターを用いた。この評価結果を表2に示す。
A:0.5%未満
B:0.5%以上1.0%未満
C:1.0%以上1.5%未満(実用上問題なし)
D:1.5%以上
前記した低温低湿環境下において印字した2%の印字比率の5000枚から6000枚までの1000枚の画像を積載し、その積載画像の全面印字部の紙こば側面の汚れを目視にて評価した。この評価結果を表2に示す。
A:全く汚れがない
B:うっすらとした汚れが確認できる
C:若干の汚れが確認できる(実用上問題なし)
D:汚れがはっきりと確認できる(実用上問題あり)
前記した常温常湿環境下において、ベタ画像出力時の巻きつきオフセットの発生と定着部材の汚染を以下の基準で評価した。この評価結果を表2に示す。
A:画像上のオフセット、定着部材への汚染ともに発生せず
B:画像上のオフセットは発生せず、定着部材への汚染は僅かに発生
C:画像上のオフセットの発生が2枚以下で、定着部材への汚染は極軽微
(実用上問題なし)
D:画像上のオフセットの発生が2枚以上、あるいは定着部材への汚染が激しい
(実用上問題あり)
トナー製造例2〜79及びトナー比較製造例1〜5で得られたトナー(2)〜(84)を用いて、実施例1と同様に、画像濃度、画像カブリ、積載画像の端部の汚れ、および巻きつきオフセットと定着部材の汚染を評価した。それらの評価結果を表2に示す。
前述の改造機を用いて、該プリンターのシアンカートリッジにトナー(1);イエローカートリッジにトナー(16);マゼンタカートリッジにトナー(55)をそれぞれ320g充填し、;ブラックカートリッジは純正品を使用し、6000枚のフルカラー画像形成を行った。実施例1と同様に画像濃度、画像カブリ、積載画像の端部の汚れ、および巻きつきオフセットと定着部材の汚染をフルカラーモードにする以外は実施例1に準じて評価した。
3 規制ブレード
4 現像ローラ
5 感光体
6 現像バイアス電源
7 現像剤
8 撹拌羽
9 帯電ローラ
10 露光装置
11 クリーニング装置
12 転写ローラ
13 転写バイアス電源
14 加熱ローラ
15 加圧ローラ
16 搬送ベルト
17 転写ローラ
18 バックアップローラ
19 加熱装置
20 中間転写ベルト
21 弾性層
22 表面層
23 ロール芯体
24 電磁誘導コイル
P 記録材
Claims (15)
- 帯電部材に電圧を印加し、像担持体を帯電させる帯電工程と、帯電された像担持体に、静電潜像を形成させる静電潜像形成工程と、該静電潜像にトナーを転移させて現像する現像工程と、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写部材を介して/介さずに記録材に静電転写させる転写工程と、記録材上のトナー像を加熱定着させる定着工程を有し、像担持体上に繰り返して作像が行われる画像形成方法において、
(1)該画像形成方法は、記録材の長さよりも主走査方向と副走査方向のうち少なくとも一方が長い画像を像担持体上に形成し、その一部を記録材に転写するものであり、
(2)該トナーは少なくとも結着樹脂、着色剤及びワックス成分を含有するトナー粒子と無機微粒子を有し、該トナーは、
a)140℃における損失弾性率G”(140℃)が1.0×104dN/m2以上2.0×105dN/m2未満
b)重量平均粒径(D4)が3〜10μm
c)平均円形度が0.950〜0.995
d)該結着樹脂の主たる成分がスチレン−アクリル化合物
であることを特徴とする画像形成方法。 - 損失弾性率G”と貯蔵弾性率G’との比である動的損失正接(tanδ=G”/G’)が70℃以上110℃未満に極小値および極大値を有し、140℃以上200℃未満に極大値を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 該トナーの円形度標準偏差が0.040未満であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
- 該トナーの円形度0.950未満のトナー粒子個数が20%以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 該トナーに含有されるワックスがエステルワックスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 該トナーに含有されるワックスが炭化水素系ワックスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 該トナーに含有されるワックスの融点が55℃以上140℃未満であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記ビニル系重合体に対して、2〜20質量%のワックスを含むことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 150℃における有機揮発成分分析における、トナー質量を基準としたトルエン換算の有機揮発成分総質量の濃度が300ppm以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記有機揮発成分総質量の濃度が250ppm以下であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 該着色剤が次の中から選ばれることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成方法。
C.I.ピグメントブルー15,C.I.ピグメントブルー15:1,C.I.ピグメントブルー15:2,C.I.ピグメントブルー15:3,C.I.ピグメントブルー15:4,C.I.ピグメントブルー60,C.I.ピグメントブルー66
C.I.ピグメントレッド2,C.I.ピグメントレッド3,C.I.ピグメントレッド5,C.I.ピグメントレッド6,C.I.ピグメントレッド7,C.I.ピグメントバイオレット19,C.I.ピグメントレッド23,C.I.ピグメントレッド31,C.I.ピグメントレッド122,C.I.ピグメントレッド144,C.I.ピグメントレッド146,C.I.ピグメントレッド150,C.I.ピグメントレッド166,C.I.ピグメントレッド177,C.I.ピグメントレッド184,C.I.ピグメントレッド185,C.I.ピグメントレッド202,C.I.ピグメントレッド206,C.I.ピグメントレッド220,C.I.ピグメントレッド221,C.I.ピグメントレッド238,C.I.ピグメントレッド254,C.I.ピグメントレッド269
C.I.ピグメントイエロー12,C.I.ピグメントイエロー13,C.I.ピグメントイエロー14,C.I.ピグメントイエロー15,C.I.ピグメントイエロー17,C.I.ピグメントイエロー62,C.I.ピグメントイエロー74,C.I.ピグメントイエロー83,C.I.ピグメントイエロー93,C.I.ピグメントイエロー94,C.I.ピグメントイエロー95,C.I.ピグメントイエロー97,C.I.ピグメントイエロー109,C.I.ピグメントイエロー110,C.I.ピグメントイエロー111,C.I.ピグメントイエロー120,C.I.ピグメントイエロー127,C.I.ピグメントイエロー128,C.I.ピグメントイエロー129,C.I.ピグメントイエロー147,C.I.ピグメントイエロー151,C.I.ピグメントイエロー154,C.I.ピグメントイエロー155,C.I.ピグメントイエロー168,C.I.ピグメントイエロー174,C.I.ピグメントイエロー175,C.I.ピグメントイエロー176,C.I.ピグメントイエロー180,C.I.ピグメントイエロー181,C.I.ピグメントイエロー185,C.I.ピグメントイエロー191,C.I.ピグメントイエロー194 - 前記トナー粒子は水系媒体中にて製造されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記トナー粒子は懸濁重合により製造されることを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
- 該トナーの平均円形度が0.970以上であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 該トナーの重量平均粒径(D4)が4〜8μmであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の画像形成方法。
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