JP2006205897A - 車両位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組立が容易で、かつ、十分な防水性を得ることができる車両位置検出装置を提供する。
【解決手段】 車両の位置を報知する機能を具備する車両位置検出ユニット20を、アンダーカバー50とアッパーカバー60に分割可能なケース30内に配置した車両位置検出装置10において、アンダーカバー50に、車両位置検出ユニット20と車両に搭載されたバッテリーとを接続する接続コード40を挟持するコード挟持部90を形成し、このコード挟持部90に、当該コード挟持部90と接続コード40との間隙を閉塞状態に保持するクランプ70を着脱自在に装着するようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の位置を報知する機能を具備する車両位置検出ユニットを、上下のカバーに分割可能なケース内に配置した車両位置検出装置に関する。
一般に、車両の位置を報知する機能を具備する車両位置検出ユニットをケース内に配置した車両位置検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のものでは、ケースをアンダーカバーとアッパーカバーとで構成し、アンダーカバーに、ケース内の車両位置検出ユニットと車両に搭載されたバッテリーとを接続する接続コードを通す長孔(公知例の円筒部45に設けられた挿通孔)を設け、さらに、この長孔の内面に、接続コードの外部被膜材に噛み合う突条を設け、この突条と接続コードの外部被膜材とを密着させて、長孔から水や埃等がケース内に侵入するのを防止している。
しかし、上記接続コードが、一端側に車両位置検出ユニットに接続するコネクタを備え、他端にバッテリに接続する金属端子を備える場合は、この接続コードを一端側から上記長孔に挿通することはできない。このような場合、ユーザがアンダーカバーの一部を上記長孔に向かって切断し、この切断面を境に長孔を左右に開いてこの長孔内に接続コードを通し、その後に切断面を接着剤で接着するようにしていた。
特開2002−362448号公報
しかし、従来の構成では、ユーザがアンダーカバーの一部を切断する作業や接着する作業が必要なため、車両位置検出装置の組立作業や組立後の分解作業が繁雑になると共に、切断面の接着不良があった場合、ケース内に水が侵入してしまうため、作業管理が必要であった。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、組立が容易で、かつ、十分な防水性を得ることができる車両位置検出装置を提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、車両の位置を報知する機能を具備する車両位置検出ユニットを、上下のカバーに分割可能なケース内に配置した車両位置検出装置において、前記上下のカバーのうちの一方のカバーに、前記車両位置検出ユニットと前記車両に搭載されたバッテリーとを接続する接続コードを挟持するコード挟持部を形成し、このコード挟持部に、当該コード挟持部と前記接続コードとの間隙を閉塞状態に保持する閉塞体を着脱自在に装着したことを特徴とする。
この発明によれば、上下のカバーのうちの一方のカバーに、車両位置検出ユニットと車両に搭載されたバッテリーとを接続する接続コードを挟持可能なコード挟持部を形成し、このコード挟持部に、当該コード挟持部と接続コードとの間隙を閉塞状態に保持する閉塞体を着脱自在に装着したので、この閉塞体によりコード挟持部と接続コードの間の隙間を閉塞させることができ、組立を容易に行うことができ、かつ、十分な防水性を得ることができる。
この場合において、前記コード挟持部は、コード通し孔と、このコード通し孔に連通する切り込み部とを有し、前記閉塞体は、前記コード挟持部に被せられ、前記コード通し孔と前記接続コードとの間隙及び前記切り込み部の間隙を閉塞状態に挟持するようにしてもよい。
この発明によれば、コード挟持部が、コード通し孔と、このコード通し孔に連通する切り込み部とを有するので、この切り込み部を境にしてコード挟持部を開くことで、接続コードをコード通し孔に容易に配置することができる。また、閉塞体が、コード挟持部に被せられ、コード通し孔と接続コードとの間隙及び切り込み部の間隙を閉塞状態に挟持するので、この閉塞体をコード挟持部に被せるという容易な作業で、各間隙を閉塞させ、十分な防水性を得ることができる。
また、上記各発明において、前記閉塞体は、前記一方のカバーのコード挟持部に装着された際に、他方のカバーに係止する係止部を有するようにしてもよい。この発明によれば、閉塞体がケースから外れてしまうのを防止できるだけでなく、他方のカバーが一方のカバーから外れてしまう場合も防止することができる。
また、上記各発明において、前記一方のカバー及びコード挟持部をゴム製にしてもよい。ゴム製にすることにより、ケースの衝撃吸収性及び防水性を確保でき、かつ、このカバーに形成されるコード挟持部を、ゴムの弾性変形により容易な作業で接続コードを挟持させることができる。
また、上記各発明において、前記閉塞体を前記コード挟持部に装着する際に、前記コード挟持部を前記閉塞体側に引っ張るための操作部を設けてもよい。この操作部を設けることにより、コード挟持部を閉塞体側に容易に引っ張ることができ、軽い力で閉塞体をコード装着部に確実に装着することが可能となる。
本発明では、上下のカバーのうちの一方のカバーに、車両位置検出ユニットと車両に搭載されたバッテリーとを接続する接続コードを挟持可能なコード挟持部を形成し、このコード挟持部に、当該コード挟持部と接続コードとの間隙を閉塞状態に保持する閉塞体を着脱自在に装着したので、組立を容易に行うことができ、かつ、十分な防水性を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、車両位置検出装置を備えるスクータ型の自動二輪車の側面図である。
図1において、100は自動二輪車を示し、この自動二輪車100は、車体フレーム101を備え、この車体フレーム101は、ヘッドパイプ102を備え、このヘッドパイプ102は、ステアリングシャフト103を回動可能に支持している。このステアリングシャフト103の上端には、ステアリングハンドル104が固定されるトップブリッジ105が連結され、ステアリングシャフト103の下端には、一対のフロントフォーク106の上端を保持するボトムブリッジ107が連結され、この一対のフロントフォーク106の下端には前輪110が軸支されている。
上記ヘッドパイプ102には、車体の後方斜め下向きに指向する左右一対のメインフレーム111と、このメインフレーム111より下方にて車体の後方下向きに指向した後、車体後方に向けて水平方向に屈曲してメインフレーム111の後端部と連結する左右一対のダウンチューブ112とが連結され、これら一対のメインフレーム111及びダウンチューブ112間の空間を埋めるように、燃料タンク113が固定され、さらに、このダウンチューブ112とメインフレーム111の連結部近傍には、エンジン120が上下に揺動自在に支持される。さらに、このメインフレーム111又はダウンチューブ112には、ラジエター121や車体前部を覆うフロントカバー122等の外装部品が固定される。
エンジン120には、ベルト式無段変速機123が連結され、このベルト式無段変速機123の後部には後輪124が連結される。このベルト式無段変速機123の後端には、リアクッション125の下端がピン連結され、このリアクッション125の上端は、メインフレーム111の後方に連結され車体後方斜め上向きに延びる左右一対のリアフレーム126にピン連結される。車体フレーム101は、上記ヘッドパイプ102、メインフレーム111、ダウンチューブ112及びリアフレーム126で構成されている。
リアフレーム126の前部には、エアクリーナ127等の補器類、バッテリー128等の電装部品が固定され、リアフレーム126の後部には、上記補器類及び電装部品に隣接して物入れボックス130が固定されている。
そして、これら物入れボックス130、補器類及び電装部品を覆うように、乗員シート131が配置され、この乗員シート131は、先端部131Aを支点として開閉自在、かつ、物入れボックス130の後端部に設けられたロック機構135によって閉じた状態に施錠可能に設けられ、この乗員シート131を開けることによって物入れボックス130の上面開口が露出される。
また、上記リアフレーム126には、車体後部を覆うリアカバー等の外装部品や、図示せぬマフラー用ブラケットを介してエンジン120に連結されたマフラー129等が固定されている。
図2は物入れボックス130をその周辺構成と共に示す上面図である。
この物入れボックス130は、2つのヘルメットH1、H2を収納可能な容積を有している。この物入れボックス130には、各ヘルメットH1、H2を収納した場合の空きスペースSSに、車両位置検出装置10が取り付けられ、この車両位置検出装置10は、接続コード40を介してバッテリー128と接続されている。
この車両位置検出装置10が、物入れボックス130内に配置されることにより、当該装置10の盗難防止や秘匿性が図られている。
図3は車両位置検出装置10を示す分解斜視図である。
この車両位置検出装置10は、上述したように、自動二輪車100のバッテリー128に接続される車両位置検出ユニット20と、この車両位置検出ユニット20を収容するケース30とを備えて構成されている。
上記車両位置検出ユニット20は、接続端子21を有し、この接続端子21には、第1コネクタ41が着脱自在に取り付けられる。
この第1コネクタ41には、接続コード40を介して、バッテリー128の12ボルトの電力を所定電圧の電力に変圧する変圧器43が接続され、この変圧器43には、接続コード40Aを介して、第2コネクタ42が接続され、この第2コネクタ42が、自動二輪車100のバッテリー128に接続される。
車両位置検出ユニット20は、リチウム電池等の充電電池(図示せず)を内蔵しており、この充電電池は、接続コード40を介してバッテリー128から供給された電力により充電され、車両位置検出ユニット20はこの充電電池に蓄えられた電力により動作する。このため、この車両位置検出ユニット20は、車両盗難者により接続コード40の第2コネクタ42がバッテリー128から外されても暫くの間は動作が可能となっている。
この車両位置検出ユニット20は、GPS(Global Position System)衛星からのGPS信号を受信して現在位置を特定する測位機能、或いは、PHS(Personal Handyphone System)又は携帯電話機の基地局から位置情報を取得して現在位置を特定する測位機能と、無線通信機能とを有し、自動二輪車100の現在位置を識別可能にする識別情報を、PHS或いは携帯電話機の無線通信網を経由して、位置管理センタに時間間隔を空けて送信する。このため、自動二輪車100が車両盗難された際に、ユーザが位置管理センタに問い合わせることによって、ユーザが自動二輪車100の現在位置を知ることができ、車両盗難車両の探索に役立てることが可能となっている。
なお、この車両位置検出ユニット20が、さらに、自動二輪車100の車両盗難を検知するための車両盗難検知ユニット、例えば、自動二輪車100の意図せぬ移動(例えば、自動二輪車100にキーが刺さっていない状態での移動)を検知する加速度センサ等を備え、この車両盗難検知ユニットによって車両盗難が検知された場合に、自動二輪車100の現在位置等の識別情報を含む異常報知情報を無線送信する機能を備えていてもよい。また、無線送信する情報に、自動二輪車100の車種や色等の情報を含めてもよく、さらに、送信先は位置管理センタに限らず、ユーザが所有する携帯電話機、PHS、又は、パーソナルコンピュータであってもよい。
上記車両位置検出ユニット20を収容するケース30は、図3に示すように、アンダーカバー50とアッパーカバー60とから構成されている。
このアンダーカバー50は、図4に示すように、車両位置検出ユニット20を下方から覆うカバーであり、自動二輪車100の振動が車両位置検出ユニット20に直接伝わらないように、衝撃吸収性及び防水性を有する弾性材料(本例ではゴム)により一体成形されている。このアンダーカバー50は、底部51の周縁を立壁部52で囲った船形に形成され、底部51には、車両位置検出ユニット20を位置決めするリブ53と、上記第1コネクタ41を位置決めするリブ54とが複数箇所に形成されている。
このアンダーカバー50の立壁部52の長手方向の両側部には、一対の係合部55が形成され、この係合部55には長孔55Aが形成されている。また、この係合部55に隣接して、立壁部52の上面両側部には一対の門型係合部57が形成され、この係合部57には長孔57Aが形成されている。
上記立壁部52の内周面には、内周溝56が形成され、この内周溝56には、図5に示すように、アッパーカバー60のほぼ全周囲に渡って形成されたフランジ61が嵌め込まれる。このアッパーカバー60は、車両位置検出ユニット20を上方から覆うカバーであり、ケース30内の車両位置検出ユニット20を外部から視認可能にすべく透明な樹脂(本例では、アクリル樹脂)で一体成形されている。このアッパーカバー60が、その全周囲に形成されたフランジ61をアンダーカバー50の内周溝56に嵌め込んだ状態で結合されることにより、アッパーカバー60とアンダーカバー50との結合部からのケース30内への水等の侵入が防止される。
アッパーカバー60には、図5に示すように、上記フランジ61の他に、一対の爪部62が形成され、この一対の爪部62は、アッパーカバー60とアンダーカバー50とが結合された状態で、図6に示すように、アンダーカバー50に形成された門型係合部57の長孔57A内に係合し、これによって、アッパーカバー60とアンダーカバー50との結合状態が保持されている。
なお、このケース30は、略コ字状の金属製のステー80によって、物入れボックス130の空きスペースSSの固定部に取り付けられる。このステー80は、爪部81、ねじ孔82を備え、このねじ孔82を介して、空きスペースSSの固定部にねじで取り付けられ、ケース30は、アンダーカバー50の係合部55の長孔55Aに、爪部81を嵌合させて取り付けられる。
ところで、図4に示すように、上記アンダーカバー50の立壁部52の内、短手方向の一方の立壁部には、山形に盛り上がった立壁部52Aが一体に形成されている。そして、この立壁部52Aには、コード挟持部90が一体に形成され、このコード挟持部90は、図7に示すように、立壁部52の外面から外側(図中α方向)に突出する形状を有している。このコード挟持部90は、その突出方向に貫通するコード通し孔91と、このコード通し孔91に向かってコード挟持部90を縦断する切り込み部92と、コード通し孔91の下方から図中α方向に延出する延出部(操作部)93とを備える。このコード挟持部90は、後述するように、当該カバー50の外に引き出された、車両位置検出ユニット20の接続コード40を保持する。
上記切り込み部92は、当該切り込み部92を境にして、コード挟持部90の左半分と右半分の部分L、Rをコード通し孔91まで開閉可能にさせるものである。また、上記コード通し孔91の内面には、その軸方向(α方向)に間隔を空けて複数の突条91Aが形成されており、これら突条91Aの内径は、接続コード40の表面を被膜する被膜部材の外径より若干小さい寸法に形成され、コード挟持部90が閉じた際には、この突条91Aが接続コード40の被膜材に食い込み、接続コード40とコード通し孔91との隙間が小さくなるよう構成されている。
コード通し孔91及び切り込み部92の外側に相当するコード挟持部90の両側面には、突条の突起95が設けられる。
また、アッパーカバー60には、図5に示すように、略U字形の切欠き63と、複数の爪溝64を有したコード引掛部65と、このコード引掛部65の近傍に形成された爪部66とが一体に形成されている。
略U字形の切欠き63は、アッパーカバー60とアンダーカバー50とが結合された状態で、接続コード40との干渉を避ける機能を果たし、コード引掛部65は、図6に示すように、アッパーカバー60とアンダーカバー50とが結合された状態で、ケース30から引き出された接続コード40を掛け回すための機能を果たし、爪部66は、クランプ70の窓部75に係合する。
このクランプ70は、図6に示すように、上述したコード挟持部90を被覆するように装着される部材であり、剛性を有する材料(本例ではナイロン樹脂)で形成されている。
このクランプ70は、図8(A)〜図8(C)に示すように、上記コード挟持部90の延出部93を除く領域を覆う穴部71を有し、この穴部71の上方の幅W1は、コード挟持部90の上方部分X(図7参照)の幅W1Aより若干小さい寸法に形成され、穴部71の最大幅W2は、コード挟持部90のコート通し孔91を有する中央部分Y(図5参照)の幅W2Aより若干小さい寸法に形成されている。また、この穴部71における幅W2の部分の深さD1は、コード挟持部90の中央部分Yの深さD1Aと略同じ寸法に形成されている。
すなわち、このクランプ70の穴部71は、コード挟持部90の部分X及びYより若干小さい穴形状に形成されている。
このクランプ70は、クランプ70をコード挟持部90に装着した場合、コード挟持部90の中央部分Yの前面(特に切り込み部92)を覆う壁部72と、コード挟持部90のコード通し孔91に挿通された接続コード40との干渉を避けるための窓部73とを備えている。従って、クランプ70をコード挟持部90に装着した場合には、図6に示すように、上記壁部72によって切り込み部92が覆われ、この切り込み部92への外部からの水の侵入がより防止される。
つぎに、図9を参照して、組み付け手順を説明する。
まず、図9(A)に示すように、アンダーカバー50の底部51に、車両位置検出ユニット20を、リブ54を介して位置決めしながらセットする。ついで、図9(B)に示すように、コード挟持部90の左半分と右半分の部分L、Rをコード通し孔91まで開放し、当該コード通し孔91に接続コード40をセットして、その先端に接続された第1コネクタ41を、車両位置検出ユニット20の接続端子21に連結する。このアンダーカバー50はゴム製であるため、コード挟持部90の左半分と右半分の部分L、Rをコード通し孔91まで開放すると、図示のように、リブ54が傾き、第1コネクタ41の連結が容易になり、図9(C)に示すように、コード挟持部90の左半分と右半分の部分L、Rが閉じられた際には、当該リブ54の傾きが解消され、このリブ54によって上記第1コネクタ41がしっかりと位置決めされる。
なお、図9(B)を参照し、上記コード通し孔91の内面には、複数の突条91Aが形成されているため、図9(C)に示すように、コード挟持部90の左半分と右半分の部分L、Rが閉じられた際には、この突条91Aが接続コード40の被膜材に食い込み、接続コード40がしっかりと保持される。
これによれば、コード通し孔91と接続コード40との間の間隙を閉塞させることができ、各間隙からの水の侵入を防止できる。
つぎに、図9(D)に示すように、クランプ70が準備され、このクランプ70は、図9(E)に示すように、コード挟持部90をすっぽりと覆うように装着される。この場合には、コード挟持部90に対し、クランプ70を押し込みつつ、コード通し孔91の下方から延出する延出部(操作部)93を引っ張ればよい。ユーザが、クランプ70をコード挟持部90側に押し込みつつ、この延出部93を手前に引っ張る操作を行うことにより、コード挟持部90をクランプ70の穴部71に向けて引っ張ることができ、クランプ70をコード挟持部90に被せる装着作業を、過大な力を要することなく、容易に行うことができ、力の弱い女性や高齢者であっても、軽い力でクランプ70をコード挟持部90に装着することができる。
この場合、クランプ70は、アッパーカバー60の爪部66(図5参照)に係止する窓部(係止部)75を備えるため、図9(D)及び図9(E)に示すように、クランプ70をコード挟持部90の奧まで挿入すると、この窓部75にアッパーカバー60の爪部66が係止され、クランプ70の脱落が防止される。また、クランプ70が、アンダーカバー50のコード挟持部90に装着され、かつ、窓部75によってアッパーカバー60にも係止するため、アッパーカバー60がアンダーカバー50から外れてしまうのも防止することができる。
本構成では、図7に示すように、コード挟持部90の中央部分Yの両側面に突起95を設けているため、コード挟持部90にクランプ70を装着した場合、この突起95の分だけ、コード挟持部90の切り込み部92の間隙、及びコード通し孔91と接続コード40との間の間隙をさらに狭める方向(図5中β方向)に力を作用させ、上記各間隙を確実に閉塞させることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明らかである。例えば、上記実施形態では、自動二輪車に配置される車両位置検出装置を例示したが、この車両位置検出装置をATV(All Terrain Vehicle:不整地走行車両)に分類される四輪車両や三輪車両等の他の車両に配置してもよい。
車両位置検出装置を備えるスクータ型の自動二輪車の側面図である。 物入れボックスをその周辺構成と共に示す上面図である。 車両位置検出装置を示す分解斜視図である。 アンダーカバーを示す斜視図である。 アッパーカバーを示す斜視図である。 車両位置検出装置とステーとを示す斜視図である。 コード挟持部を周辺構成と共に示す斜視図である。 (A)はクランプの側面図、(B)は前面図、(C)は底面図である。 (A)〜(E)は接続コード及びクランプの取付手順を示す図である。
符号の説明
10 車両位置検出装置
20 車両位置検出ユニット
30 ケース
40、40A 接続コード
50 アンダーカバー
60 アッパーカバー
62、66、81 爪部
70 クランプ
73、75 窓部
80 ステー
90 コード挟持部
91 コード通し孔
92 切欠き部
93 延出部
100 自動二輪車
130 物入れボックス

Claims (5)

  1. 車両の位置を報知する機能を具備する車両位置検出ユニットを、上下のカバーに分割可能なケース内に配置した車両位置検出装置において、
    前記上下のカバーのうちの一方のカバーに、前記車両位置検出ユニットと前記車両に搭載されたバッテリーとを接続する接続コードを挟持するコード挟持部を形成し、このコード挟持部に、当該コード挟持部と前記接続コードとの間隙を閉塞状態に保持する閉塞体を着脱自在に装着したことを特徴とする車両位置検出装置。
  2. 前記コード挟持部は、コード通し孔と、このコード通し孔に連通する切り込み部とを有し、前記閉塞体は、前記コード挟持部に被せられ、前記コード通し孔と前記接続コードとの間隙及び前記切り込み部の間隙を閉塞状態に挟持することを特徴とする請求項1に記載の車両位置検出装置。
  3. 前記閉塞体は、前記一方のカバーのコード挟持部に装着された際に、他方のカバーに係止する係止部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両位置検出装置。
  4. 前記一方のカバー及びコード挟持部をゴム製にしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両位置検出装置。
  5. 前記閉塞体を前記コード挟持部に装着する際に、前記コード挟持部を前記閉塞体側に引っ張るための操作部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両位置検出装置。
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