JP2021136147A - ハーネス接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハーネス接続構造において、簡単な構造で、ハーネスと電装品との接続部を防水及び防塵できるようにする。【解決手段】ハーネス36を電装品40に接続するハーネス接続構造において、電装品40は、可撓性を有する可撓性ケース50に収容され、可撓性ケース50は、ハーネス36と電装品40との接続部60を連続して周囲から囲む囲い部53を備え、囲い部53の内周には、接続部60に当接する内側凸部70が設けられ、内側凸部70は、接続部60を周囲から囲む環状であり、囲い部53の外周には、内側凸部70と同じ位置に、囲い部53の外側に突出する外側凸部71が設けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、ハーネス接続構造に関する。
従来、ハーネスを電装品に接続するハーネス接続構造において、ハーネスが接続される電装品の挿通口の周囲から外側に張り出す張り出し縁と、ハーネスと電装品との接続部を覆うカバー部材と、カバー部材を電装品に固定する押さえ部材とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、ハーネスは、張り出し縁の内周面にガイドされるようにして電装品の挿通口に挿入され、カバー部材は、張り出し縁を外周から囲むことで、ハーネスと電装品との接続部を覆い、接続部を防水及び防塵する。張り出し縁は、一部が切り欠かれおり、周方向に不連続な部分を有する。また、押さえ部材は、カバー部材を外周から押さえるように設けられ、電装品の外周に係合することで固定される。
特開平10−50392号公報
ところで、上記従来のようなハーネス接続構造では、簡単な構造で、ハーネスと電装品との接続部を防水及び防塵できることが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ハーネス接続構造において、簡単な構造で、ハーネスと電装品との接続部を防水及び防塵できるようにすることを目的とする。
ハーネス接続構造は、ハーネス(36)を電装品(40)に接続するハーネス接続構造において、前記電装品(40)は、可撓性を有する可撓性ケース(50,250)に収容され、前記可撓性ケース(50,250)は、前記ハーネス(36)と前記電装品(40)との接続部(60)を連続して周囲から囲む囲い部(53)を備え、前記囲い部(53)の内周には、前記接続部(60)に当接する内側凸部(70)が設けられ、前記内側凸部(70)は、前記接続部(60)を周囲から囲む環状であり、前記囲い部(53)の外周には、前記内側凸部(70)と同じ位置に、前記囲い部(53)の外側に突出する外側凸部(71)が設けられることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記内側凸部(70)は、少なくとも2箇所に設けられ、前記外側凸部(71)は、少なくとも1箇所に設けられても良い。
また、上述の構成において、前記囲い部(53)は、前記電装品(40)を囲む電装品囲い部(65)と、前記ハーネス(36)を囲むハーネス囲い部(66)とを備え、前記ハーネス囲い部(66)は、前記ハーネス(36)が挿入される開口部(61)を備え、前記ハーネス(36)が前記電装品(40)に接続されていない状態では、前記開口部(61)を塞ぐ蓋部材(51,251)が前記ハーネス囲い部(66)に取り付けられても良い。
さらに、上述の構成において、前記蓋部材(51,251)は、前記囲い部(53)の外周に嵌合する蓋側筒状部(75)を備え、前記蓋側筒状部(75)の内周には、前記外側凸部(71)に係合する蓋側凸部(77)が設けられ、前記ハーネス囲い部(66)と前記電装品囲い部(65)との間に段部(67)が設けられ、前記蓋側凸部(77)が前記外側凸部(71)に係合した状態では、前記蓋側筒状部(75)の軸方向の端部(75a)が前記段部(67)に当接しても良い。
また、上述の構成において、前記蓋部材(51)は、前記可撓性ケース(50)とは別体で設けられ、前記蓋部材(51)は、前記囲い部(53)の外周に嵌合する蓋側筒状部(75)と、前記蓋側筒状部(75)の外側に設けられ、前記囲い部(53)の前記外周に嵌合可能な嵌合部(78)とを備え、前記蓋側筒状部(75)に替えて前記嵌合部(78)を前記囲い部(53)の前記外周に嵌合させた状態では、前記嵌合部(78)は、前記外側凸部(71)に抜け止めされても良い。
また、上述の構成において、前記囲い部(53)は、前記ハーネス(36)が挿入される開口部(61)を備え、前記囲い部(53)の端部は、前記開口部(61)の入口側に向かうに従って内径が小さくなるテーパー部(72)を備えても良い。
また、上述の構成において、前記接続部(60)では、前記ハーネス(36)のハーネス側接続端子部(37)と、前記電装品(40)の電装品側接続端子部(42)とが接続され、前記ハーネス(36)は、前記電装品側接続端子部(42)に係合するハーネス側端子(36a)と、コード部(36b)と、前記コード部(36b)と前記ハーネス側端子(36a)とを接続する端子部ケース(36c)とを備え、前記ハーネス側接続端子部(37)は、前記ハーネス側端子(36a)及び前記端子部ケース(36c)によって構成され、前記内側凸部(70)は、前記端子部ケース(36c)に当接しても良い。
また、上述の構成において、前記内側凸部(70)は、前記端子部ケース(36c)に当接するハーネス側内側凸部(70a)と、前記電装品側接続端子部(42)の外面に当接する電装品側内側凸部(70b)とを備え、前記外側凸部(71)は、前記ハーネス側内側凸部(70a)の位置に設けられても良い。
さらに、上述の構成において、前記可撓性ケース(50)は、係合部(57a)を備え、前記電装品(40)は、前記係合部(57a)に係合するステー(34)によって支持されても良い。
また、上述の構成において、前記可撓性ケース(50)は、前記電装品(40)を外側に露出させるケース開口部(55)を備え、前記電装品(40)は、前記ケース開口部(55)を介し前記電装品(40)の外面に設けられる接着部材(594)によって、取り付け箇所に固定されても良い。
また、上述の構成において、前記可撓性ケース(50)は、孔部(55,56)を備え、前記電装品(40)は、前記孔部(55,56)に挿通される結束部材(381)によって、取り付け箇所に固定されても良い。
また、上述の構成において前記電装品(40)は、前記可撓性ケース(50)を外側から押さえ付けるバンド部材(491)によって、取り付け箇所に固定されても良い。
また、上述の構成において、前記電装品(40)は、鞍乗り型車両(1,401,501)に設けられ、前記電装品(40)は、前記鞍乗り型車両(1,401,501)の乗員用のシート(14,414,514)の下方に配置されても良い。
ハーネス接続構造は、ハーネスを電装品に接続するものであり、電装品は、可撓性を有する可撓性ケースに収容され、可撓性ケースは、ハーネスと電装品との接続部を連続して周囲から囲む囲い部を備え、囲い部の内周には、接続部に当接する内側凸部が設けられ、内側凸部は、接続部を周囲から囲む環状であり、囲い部の外周には、内側凸部と同じ位置に、囲い部の外側に突出する外側凸部が設けられる。
この構成によれば、可撓性ケースの囲い部の内周の内側凸部が接続部に当接することで、囲い部と接続部との隙間を塞ぐことができ、接続部を防水及び防塵できる。囲い部の外周において内側凸部と同じ位置に設けられる外側凸部によって、囲い部の剛性を向上でき、内側凸部を接続部に効果的に密着させることができる。このため、簡単な構造で、ハーネスと電装品との接続部を防水及び防塵できる。
また、上述の構成において、内側凸部は、少なくとも2箇所に設けられ、外側凸部は、少なくとも1箇所に設けられても良い。
この構成によれば、複数の内側凸部によって、効果的に防水及び防塵できる。少なくとも1箇所の外側凸部によって囲い部の剛性を効果的に向上できる。例えば、内側凸部がハーネス側の接続部に少なくとも1箇所設けられることで、ハーネス側からの侵入に対する防水性及び防塵性を向上できる。また、例えば、内側凸部が電装品側の接続部に少なくとも1箇所設けられることで、電装品側からの侵入に対する防水性及び防塵性を向上できる。
また、上述の構成において、囲い部は、電装品を囲む電装品囲い部と、ハーネスを囲むハーネス囲い部とを備え、ハーネス囲い部は、ハーネスが挿入される開口部を備え、ハーネスが電装品に接続されていない状態では、開口部を塞ぐ蓋部材がハーネス囲い部に取り付けられても良い。
この構成によれば、ハーネスが電装品に接続されていない状態における防水性及び防塵性を、蓋部材によって向上できる。
さらに、上述の構成において、蓋部材は、囲い部の外周に嵌合する蓋側筒状部を備え、蓋側筒状部の内周には、外側凸部に係合する蓋側凸部が設けられ、ハーネス囲い部と電装品囲い部との間に段部が設けられ、蓋側凸部が外側凸部に係合した状態では、蓋側筒状部の軸方向の端部が段部に当接しても良い。
この構成によれば、蓋側凸部と外側凸部との係合によって、蓋部材の内周と囲い部の外周との間の防水性及び防塵性を向上できる。また、蓋側筒状部の軸方向の端部が段部に当接するため、蓋側筒状部の軸方向の端部と囲い部との間の防水性及び防塵性を向上できる。
また、上述の構成において、蓋部材は、可撓性ケースとは別体で設けられ、蓋部材は、囲い部の外周に嵌合する蓋側筒状部と、蓋側筒状部の外側に設けられ、囲い部の外周に嵌合可能な嵌合部とを備え、蓋側筒状部に替えて嵌合部を囲い部の外周に嵌合させた状態では、嵌合部は、外側凸部に抜け止めされても良い。
この構成によれば、可撓性ケースとは別体で設けられる蓋部材を、嵌合部を介し囲い部の外周に嵌合させることができるため、蓋部材の紛失を抑制できる。この際、囲い部の外側凸部を利用して簡単な構造で蓋部材を抜け止めできる。
また、上述の構成において、囲い部は、ハーネスが挿入される開口部を備え、囲い部の端部は、開口部の入口側に向かうに従って内径が小さくなるテーパー部を備えても良い。
この構成によれば、開口部の入口側の内径が小さくなるため、開口部の入口側の防水性及び防塵性を向上できる。
また、上述の構成において、接続部では、ハーネスのハーネス側接続端子部と、電装品の電装品側接続端子部とが接続され、ハーネスは、電装品側接続端子部に係合するハーネス側端子と、コード部と、コード部とハーネス側端子とを接続する端子部ケースとを備え、ハーネス側接続端子部は、ハーネス側端子及び端子部ケースによって構成され、内側凸部は、端子部ケースに当接しても良い。
この構成によれば、囲い部の内側凸部がハーネスの端子部ケースに当接することで、囲い部と端子部ケースとの隙間を塞ぐことができ、ハーネス側端子の側への水及び塵埃の侵入を抑制できる。
また、上述の構成において、内側凸部は、端子部ケースに当接するハーネス側内側凸部と、電装品側接続端子部の外面に当接する電装品側内側凸部とを備え、外側凸部は、ハーネス側内側凸部の位置に設けられても良い。
この構成によれば、ハーネス側内側凸部によって、ハーネス側からの水及び塵埃の侵入を抑制でき、電装品側内側凸部によって、電装品側からの水及び塵埃の侵入を抑制できる。また、外側凸部がハーネス側内側凸部の位置に設けられるため、ハーネス側内側凸部による防水性及び防塵性を効果的に向上できる。
さらに、上述の構成において、可撓性ケースは、係合部を備え、電装品は、係合部に係合するステーによって支持されても良い。
この構成によれば、可撓性ケースの係合部に係合するステーによって、簡単な構造で電装品を支持できる。
また、上述の構成において、可撓性ケースは、電装品を外側に露出させるケース開口部を備え、電装品は、ケース開口部を介し電装品の外面に設けられる接着部材によって、取り付け箇所に固定されても良い。
この構成によれば、ケース開口部を介し電装品の外面に設けられる接着部材によって、簡単な構造で電装品を取り付け箇所に接着固定できる。
また、上述の構成において、可撓性ケースは、孔部を備え、電装品は、孔部に挿通される結束部材によって、取り付け箇所に固定されても良い。
この構成によれば、可撓性ケースの孔部に挿通される結束部材によって、簡単な構造で電装品を取り付け箇所に固定できる。
また、上述の構成において、電装品は、可撓性ケースを外側から押さえ付けるバンド部材によって、取り付け箇所に固定されても良い。
この構成によれば、可撓性ケースを外側から押さえ付けるバンド部材によって、簡単な構造で電装品を取り付け箇所に固定できる。
また、上述の構成において、電装品は、鞍乗り型車両に設けられ、電装品は、鞍乗り型車両の乗員用のシートの下方に配置されても良い。
この構成によれば、シートによって、電装品及びハーネスを上方から保護でき、電装品及びハーネスの防水性及び防塵性を向上できる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。 後側シートを取り外した状態で自動二輪車の後部を上方から見た平面図である。 図2のIII−III断面図である。 充電装置の斜視図である。 図4のV−V断面図である。 図5において、充電装置にハーネスを接続した状態を示す断面図である。 充電装置を図4とは反対側から見た斜視図である。 充電装置の取り付け構造を示す斜視図である。 蓋部材が取り外された状態の充電装置の斜視図である。 蓋部材を図4とは異なる状態に組み付けた状態を示す斜視図である。 蓋部材の他の支持方法を示す斜視図である。 第2の実施の形態の充電装置を示す斜視図である。 第3の実施の形態の充電装置を示す斜視図である。 第4の実施の形態の自動二輪車の前後の中間部を上方側から見た斜視図である。 図14のXV−XV断面図である。 トレイを上方側から見た斜視図である。 第5の実施の形態の自動二輪車の後部を上方側から見た斜視図である。 図17のXVIII−XVIII断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車1の右側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部側に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、車体フレーム10の前端に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後方に延びるメインフレーム16と、車体フレーム10の前端部から後下方に延びるダウンフレーム17と、メインフレーム16の後端から下方に延びるセンターフレーム18と、センターフレーム18の上部から後方に延びる左右一対のシートフレーム19とを備える。
フロントフォーク12は、ヘッドパイプ15によって左右に操舵可能に支持される。操舵用のハンドル21は、フロントフォーク12の上端部に取り付けられる。前輪2は、フロントフォーク12の下端部に支持される。
スイングアーム13の前端部は、センターフレーム18の下部に支持されるピボット軸23に支持される。スイングアーム13は、ピボット軸23を中心に上下に揺動する。
後輪3は、スイングアーム13の後端部に支持される。
スイングアーム13と車体フレーム10との間には、リアサスペンション24が掛け渡される。
エンジン11は、メインフレーム16の下方で、車両前後方向においてダウンフレーム17とセンターフレーム18との間に配置され、車体フレーム10に固定される。
エンジン11は、クランク軸(不図示)を収納するクランクケース11aと、クランクケース11aの前部から上方に延びるシリンダー部11bとを備える。
エンジン11の排気管26は、シリンダー部11bの前面から下方に引き出されて後方に延びる。マフラー27は、後輪3の外側方に配置され、排気管26の後端に接続される。
シート14は、運転者用の前側シート14aと、同乗者用の後側シート14bとを備える。前側シート14a及び後側シート14bは、シートフレーム19の上方に配置され、シートフレーム19によって支持される。
燃料タンク25は、前側シート14aとヘッドパイプ15との間に配置され、メインフレーム16によって支持される。
前輪2を上方から覆うフロントフェンダー28は、フロントフォーク12に支持される。
後輪3の上方に配置されるリアフェンダー29は、シートフレーム19の下方を、車両側面視でシートフレーム19に沿うように後上がりに上方に延びる。リアフェンダー29は、板状部材であり、左右のシートフレーム19の間の空間を下方から覆う。
シートフレーム19の後端には、テールライト30が配置される。
図2は、後側シート14bを取り外した状態で自動二輪車1の後部を上方から見た平面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図3では、後側シート14bは図示されている。
図2及び図3を参照し、シートフレーム19の後部には、左右のシートフレーム19を車幅方向(左右方向)に接続する後部クロスメンバー19aと、後部クロスメンバー19aの後方で左右のシートフレーム19を車幅方向に接続する後端クロスメンバー19bが設けられる。
後部クロスメンバー19aは、前側シート14aよりも後方に配置される。後部クロスメンバー19a及び後端クロスメンバー19bは、後側シート14bによって上方から覆われる。
シートフレーム19の後部には、左右のシートフレーム19の間において後側シート14bとリアフェンダー29とによって上下に挟まれる収納空間31が形成される。
収納空間31において、車両前後方向で後部クロスメンバー19aと後端クロスメンバー19bとの間には、車載工具を収納するツールボックス32、車両の盗難防止用のアラーム装置33、ステー34、及び、充電装置35が収納される。
ステー34は、リアフェンダー29の上面に沿うように配置される板状である。
充電装置35は、ステー34の上面に取り付けられる。アラーム装置33は、ステー34の下方に配置され、ステー34によって上方から覆われる。ツールボックス32は、ステー34の前方に配置される。
また、前側シート14aとリアフェンダー29との間の空間には、自動二輪車1の各部に電力を供給するバッテリー38が配置される。
図4は、充電装置35の斜視図である。図5は、図4のV−V断面図である。図6は、図5において、充電装置35にハーネス36を接続した状態を示す断面図である。
図4〜図6を参照し、充電装置35は、充電器本体40と、充電器本体40を収容する可撓性ケース50と、可撓性ケース50に取り付けられる蓋部材51とを備える。なお、図6では、図10のように、後述の嵌合部78によって蓋部材51を可撓性ケース50に取り付けた状態が示される。
充電器本体40は、充電器本体40に接続されるハーネス36(図6)を介して電子機器(不図示)に充電する電装品である。
充電器本体40は、USB(Universal Serial Bus)を介して電子機器に充電するUSB充電器である。ハーネス36は、このUSB充電器と充電対象の電子機器とを接続するUSBケーブルである。
充電器本体40は、箱状の充電器ケース41を備える。充電器ケース41内には、充電の制御用の基板等が収容される。
また、充電器本体40は、ハーネス36が接続される電装品側接続端子部42と、充電器本体40を電源側に接続する接続端子43とを備える。
充電器ケース41は、略矩形の平たい箱状である。充電器ケース41において、充電器ケース41の板厚方向に直交する一対の面をそれぞれ第1の面41a、第2の面41bとする。充電器ケース41において、第1の面41aと第2の面41bを充電器ケース41の板厚方向に接続する周囲の面は、充電器ケース41の側面41cである。
電装品側接続端子部42は、充電器ケース41の側面41cから外側に突出する。
接続端子43は、充電器ケース41の側面41cにおいて、電装品側接続端子部42が設けられる側面41c1とは反対側の側面41c2から、外側に突出する。
自動二輪車1は、自動二輪車1のバッテリー38(図3)に接続された車両側ケーブル44(図2)を備える。充電器本体40は、接続端子43が車両側ケーブル44に接続される。充電器本体40は、車両側ケーブル44を介し、充電用の電力をバッテリー38から供給される。
電装品側接続端子部42は、ハーネス36が接続される電装品側端子42aと、充電器ケース41から突出する電装品側端子42aを周囲から囲む筒状の周壁部42bとを備える。
可撓性ケース50を構成する素材は、エラストマーであり、可撓性を有する。可撓性ケース50は、例えばゴム製であり、高い弾性を備える。
可撓性ケース50は、充電器ケース41の外面に沿うように形成される箱状の可撓性ケース本体52と、可撓性ケース本体52から外側に延出する筒状の囲い部53とを備える。可撓性ケース本体52は、内部に充電器ケース41を収容する。
詳細には、可撓性ケース本体52は、充電器ケース41の第1の面41aを覆う表面部52aと、充電器ケース41の第2の面41bを覆う裏面部52bと、充電器ケース41の側面41cを充電器ケース41の周囲から覆う側面部52cとを備える。
なお、図中には、可撓性ケース50を区別し易いように、可撓性ケース本体52及び囲い部53における後述の電装品囲い部65にドットが付されることがある。
図7は、充電装置35を図4とは反対側から見た斜視図である。図7では蓋部材51は取り外されている。
図7を参照し、可撓性ケース50は、側面部52cにおいて充電器ケース41の側面41c2を覆う部分に、取付用開口部54を備える。可撓性ケース50は、取付用開口部54を変形させて拡げるようにして、充電器本体40が取付用開口部54から可撓性ケース50内に挿入されることで充電器本体40に取り付けられる。また、接続端子43は、取付用開口部54から可撓性ケース50の外側に延びる。
可撓性ケース50の表面部52aには、充電器ケース41を外側に露出させるケース開口部55が設けられる。ケース開口部55は、側面41c2に沿うように延びる長孔である。
また、可撓性ケース50の表面部52aには、表面部52aを貫通する孔部56が複数設けられる。孔部56は、表面部52aにおいてケース開口部55とは反対側の位置に、ケース開口部55の長手方向に並んで一対配置される。
可撓性ケース50の裏面部52bには、裏面部52bの板厚方向に外側へ突出する突出部57と、突出部57に設けられる係合部57aとを備える。
係合部57aは、突出部57を第2の面41bと略平行な方向に貫通する孔である。また、係合部57aは、突出部57を、電装品側接続端子部42に対する車両側ケーブル44の差し込み方向に貫通する孔である。
図8は、充電装置35の取り付け構造を示す斜視図である。
図2、図3、及び図8を参照し、ステー34は、リアフェンダー29の上面に沿う板状であり、ステー34の周縁部には、固定部34aが複数設けられる。ステー34は、固定部34aに挿通される固定具58(図2)によってリアフェンダー29に固定される。
ステー34の上面には、ステー34の上面に沿って車幅方向に延びる係合片34bが設けられる。
充電装置35は、可撓性ケース50の裏面部52b側の係合部57a(図4、図5)に対し、係合片34bが車幅方向に差し込まれることで、係合片34bに固定される。すなわち、充電器本体40は、可撓性ケース50及び係合片34bを介しステー34に支持される。充電装置35は、後側シート14bの下方で収納空間31に収納される。
図6を参照し、ハーネス36は、充電器本体40の電装品側端子42aに係合して電装品側端子42aに接続されるハーネス側端子36aと、コード部36bと、コード部36bとハーネス側端子36aとを接続する端子部ケース36cとを備える。
ハーネス側端子36a及び端子部ケース36cは、充電器本体40に接続されるハーネス側接続端子部37を構成する。
コード部36bは、電線である。ハーネス36は、コード部36bの一端にハーネス側接続端子部37を備え、コード部36bの他端に、充電対象の電子機器に接続される機器接続端子部(不図示)を備える。この機器接続端子部及びハーネス側接続端子部37は、同一に構成される。充電対象の電子機器は、例えば、スマートフォン等の携帯型電子機器である。
充電器本体40とハーネス36とを接続する接続部60では、電装品側接続端子部42とハーネス側接続端子部37とが接続される。すなわち、接続部60は、電装品側接続端子部42及びハーネス側接続端子部37によって構成される。
図9は、蓋部材51が取り外された状態の充電装置35の斜視図である。
図5、図6、及び図9を参照し、可撓性ケース50の囲い部53は、接続部60を接続部60の周囲から囲む筒状である。囲い部53は、電装品側接続端子部42に対するハーネス側接続端子部37の差し込み方向Iに延在する筒状部である。囲い部53は、接続部60の周方向に切れ目なく連続している。
囲い部53の軸方向の先端部には、ハーネス側接続端子部37が挿入される開口部61が設けられる。囲い部53の筒内は、挿入されたハーネス側接続端子部37が通る挿入通路62である。
囲い部53は、可撓性ケース本体52と一体にエラストマーよって構成されており、可撓性を有する。
囲い部53は、充電器本体40の電装品側接続端子部42を周囲から囲む電装品囲い部65と、ハーネス側接続端子部37を周囲から囲むハーネス囲い部66とを備える。
電装品囲い部65は、電装品側接続端子部42の周壁部42bに外側から密着するように、周壁部42bに沿う筒状に形成される。
ハーネス囲い部66は、ハーネス側接続端子部37の端子部ケース36cを周囲から囲む。ハーネス囲い部66は、端子部ケース36cに外側から密着するように、端子部ケース36cの外周に沿う筒状に形成される。
開口部61は、ハーネス囲い部66の先端に設けられる。
ハーネス囲い部66の外径は、電装品囲い部65の外径よりも小径であり、電装品囲い部65とハーネス囲い部66との接続部には、段部67が形成される。段部67は、電装品囲い部65の先端部から径方向内側に延びてハーネス囲い部66の基端部に接続される。
囲い部53の挿入通路62の内周には、筒内に向けて突出する内側凸部70が設けられる。内側凸部70は、接続部60の外周に当接する。内側凸部70は、接続部60を周囲から囲む環状である。
内側凸部70は、ハーネス囲い部66の内周に設けられるハーネス側内側凸部70aと、電装品囲い部65の内周に設けられる電装品側内側凸部70bとを備える。
ハーネス側内側凸部70aは、ハーネス囲い部66の軸方向に並んで複数(一対)設けられる。ハーネス側内側凸部70aは、接続部60における端子部ケース36cの外周に当接する。
電装品側内側凸部70bは、電装品囲い部65の軸方向に並んで複数(一対)設けられる。電装品側内側凸部70bは、接続部60における電装品側接続端子部42の周壁部42bの外周(外面)に当接する。
すなわち、内側凸部70は、一対のハーネス側内側凸部70a、及び、一対の電装品側内側凸部70bとして、4箇所に設けられる。
囲い部53の外周には、囲い部53の外側に突出する外側凸部71が設けられる。外側凸部71は、囲い部53の外周を一周する環状である。
詳細には、外側凸部71は、囲い部53の軸方向において、ハーネス側内側凸部70aと同じ位置に設けられ、ハーネス側内側凸部70aに径方向外側から重なる。
外側凸部71は、一対設けられるハーネス側内側凸部70aの内、開口部61に近い方のハーネス側内側凸部70aと同じ位置に設けられる。
ハーネス囲い部66における開口部61側の端部には、開口部61の入口側に向かうに従ってハーネス囲い部66の内径が小さくなるテーパー部72が設けられる。テーパー部72の先端部は、端子部ケース36cの外周に当接する。
図5を参照し、蓋部材51は、ハーネス囲い部66の外周に嵌合する蓋側筒状部75と、ハーネス囲い部66の開口部61を覆う天面部76とを備える。
蓋側筒状部75の内周には、筒内に向けて突出する蓋側凸部77が設けられる。蓋側凸部77は、蓋側筒状部75の内周を一周する環状である。
蓋部材51は、可撓性ケース本体52と同じエラストマーによって構成される。
蓋部材51は、蓋側筒状部75の筒内にハーネス囲い部66を差し込むようにしてハーネス囲い部66に取り付けられ、開口部61を塞ぐ。
蓋部材51がハーネス囲い部66に取り付けられた状態では、蓋側凸部77はハーネス囲い部66の外側凸部71を乗り越えて段部67側に位置し、外側凸部71に係合する。
また、蓋側凸部77が外側凸部71に係合した状態では、蓋側筒状部75の軸方向の端部75aは、囲い部53の段部67に当接する。端部75aは、蓋側筒状部75の端部において、天面部76とは反対側の端部である。
蓋側凸部77が外側凸部71に係合した状態では、ハーネス囲い部66の先端と天面部76との間には隙間が形成される。
図4及び図9を参照し、蓋部材51は、蓋側筒状部75の外側に設けられる嵌合部78を備える。
嵌合部78は、蓋側筒状部75の軸方向の端部の外周から径方向外側に延びる板部78aに、嵌合孔78bを形成したものである。嵌合孔78bは、板部78aを蓋側筒状部75の軸方向に貫通する孔である。
図10は、蓋部材51を図4とは異なる状態に組み付けた状態を示す斜視図である。
ハーネス36を充電装置35に接続する場合には、開口部61を露出させるために、蓋部材51はハーネス囲い部66から一度取り外される。
取り外された蓋部材51は、図6及び図10に示すように、嵌合部78の嵌合孔78bをハーネス囲い部66の外周に嵌合させるようにしてハーネス囲い部66に再度取り付けられる。蓋部材51は、嵌合部78が外側凸部71を乗り越えて、外側凸部71の奥側に配置され、外側凸部71によって抜け止めされる。これにより、蓋部材51の紛失を抑制できる。
ハーネス36は、図10のように嵌合部78を介して蓋部材51をハーネス囲い部66に取り付けた状態で、充電装置35に接続されることができる。
図11は、蓋部材51の他の支持方法を示す斜視図である。
図11に示すように、ハーネス36を充電装置35に接続した状態において、ハーネス36のコード部36bを蓋部材51の嵌合部78に通すことで、ハーネス36によって蓋部材51を支持しても良い。この構成によれば、蓋部材51の紛失を抑制できる。
ここで、ハーネス36の接続の手順の一例を説明する。
図4及び図5に示すように、ハーネス36が接続されていない状態では、充電装置35の囲い部53には蓋部材51が取り付けられており、開口部61からの水や塵埃の侵入が抑制される。
詳細には、蓋部材51は、端部75aが段部67に当接するとともに、蓋側凸部77が外側凸部71に当接することで、密閉性が高められている。このため、充電装置35の防水性及び防塵性を向上できる。
充電装置35は、図2に示すように、囲い部53が車幅方向に指向する向きで配置される。
まず、蓋部材51が囲い部53から引き抜かれ、蓋部材51が取り外される。蓋部材は、図6及び図10のように嵌合部78を介して囲い部53に取り付けられることで紛失が抑制される。
次に、ハーネス側接続端子部37が開口部61から囲い部53に挿し込まれ、ハーネス側端子36aが電装品側端子42aに接続される。
この状態では、ハーネス囲い部66のハーネス側内側凸部70a及びテーパー部72の先端部が、端子部ケース36cの外周に当接する。これにより、ハーネス囲い部66と端子部ケース36cとの間の密閉性を高くでき、防水性及び防塵性を向上できる。
一対のハーネス側内側凸部70aの内、開口部61側のハーネス側内側凸部70aには、外側凸部71が径方向外側から重ねて設けられる。これにより、この部分では、ハーネス側内側凸部70a及び外側凸部71によってハーネス囲い部66の肉厚が大きくなり、ハーネス囲い部66の剛性が高くなる、このため、ハーネス側内側凸部70aを端子部ケース36cの外周に効果的に押し付けることができ、防水性及び防塵性を向上できる。
また、ハーネス囲い部66では、ハーネス側内側凸部70a及びテーパー部72以外の場所では、ハーネス囲い部66の内周と端子部ケース36cの外周との間に隙間が形成される。このため、ハーネス側接続端子部37をハーネス囲い部66の挿入通路62に挿入する際の摩擦を低減でき、ハーネス側接続端子部37をハーネス囲い部66に容易に差し込むことができる。
ハーネス囲い部66の電装品側内側凸部70bは、電装品側接続端子部42の周壁部42bに密着し、電装品側接続端子部42の密閉性を高めている。これにより、例えば、取付用開口部54及びケース開口部55等から可撓性ケース50に水や塵埃が侵入したとしても、電装品側内側凸部70bによって、電装品側端子42a側に水や塵埃が侵入することを抑制できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、ハーネス接続構造は、ハーネス36を電装品としての充電器本体40に接続するものであり、充電器本体40は、可撓性を有する可撓性ケース50に収容され、可撓性ケース50は、ハーネス36と充電器本体40との接続部60を連続して周囲から囲む囲い部53を備え、囲い部53の内周には、接続部60に当接する内側凸部70が設けられ、内側凸部70は、接続部60を周囲から囲む環状であり、囲い部の外周には、内側凸部70と同じ位置に、囲い部53の外側に突出する外側凸部71が設けられる。
この構成によれば、可撓性ケース50の囲い部53の内周の内側凸部70が接続部60に当接することで、囲い部53と接続部60との隙間を塞ぐことができ、接続部60を防水及び防塵できる。囲い部53の外周において内側凸部70と同じ位置に設けられる外側凸部71によって、囲い部53の剛性を向上でき、内側凸部70を接続部60に効果的に密着させることができる。このため、簡単な構造で、ハーネス36と充電器本体40との接続部60を防水及び防塵できる。
また、内側凸部70は、少なくとも2箇所に設けられ、外側凸部71は、少なくとも1箇所に設けられる。
この構成によれば、複数の内側凸部70によって、効果的に防水及び防塵できる。少なくとも1箇所の外側凸部71によって囲い部53の剛性を効果的に向上できる。例えば、内側凸部70がハーネス36側の接続部60に少なくとも1箇所設けられることで、ハーネス36側からの侵入に対する防水性及び防塵性を向上できる。また、例えば、内側凸部70が充電器本体40側の接続部60に少なくとも1箇所設けられることで、充電器本体40側からの侵入に対する防水性及び防塵性を向上できる。
また、囲い部53は、充電器本体40を囲む電装品囲い部65と、ハーネス36を囲むハーネス囲い部66とを備え、ハーネス囲い部66は、ハーネス36が挿入される開口部61を備え、ハーネス36が充電器本体40に接続されていない状態では、開口部61を塞ぐ蓋部材51がハーネス囲い部66に取り付けられる。
この構成によれば、ハーネス36が充電器本体40に接続されていない状態における防水性及び防塵性を、蓋部材51によって向上できる。
さらに、蓋部材51は、囲い部53の外周に嵌合する蓋側筒状部75を備え、蓋側筒状部75の内周には、外側凸部71に係合する蓋側凸部77が設けられ、ハーネス囲い部66と電装品囲い部65との間に段部67が設けられ、蓋側凸部77が外側凸部71に係合した状態では、蓋側筒状部75の軸方向の端部75aが段部67に当接する。
この構成によれば、蓋側凸部77と外側凸部71との係合によって、蓋部材51の内周と囲い部53の外周との間の防水性及び防塵性を向上できる。また、蓋側筒状部75の軸方向の端部75aが段部67に当接するため、蓋側筒状部75の軸方向の端部75aと囲い部53との間の防水性及び防塵性を向上できる。
また、蓋部材51は、可撓性ケース50とは別体で設けられ、蓋部材51は、囲い部53の外周に嵌合する蓋側筒状部75と、蓋側筒状部75の外側に設けられ、囲い部53の外周に嵌合可能な嵌合部78とを備え、蓋側筒状部75に替えて嵌合部78を囲い部53の外周に嵌合させた状態では、嵌合部78は、外側凸部71に抜け止めされる。
この構成によれば、可撓性ケース50とは別体で設けられる蓋部材51を、嵌合部78を介し囲い部53の外周に嵌合させることができるため、蓋部材51の紛失を抑制できる。この際、囲い部53の外側凸部71を利用して簡単な構造で蓋部材51を抜け止めできる。
また、囲い部53は、ハーネス36が挿入される開口部61を備え、囲い部53の端部は、開口部61の入口側に向かうに従って内径が小さくなるテーパー部72を備える。
この構成によれば、開口部61の入口側の内径が小さくなるため、開口部61の入口側の防水性及び防塵性を向上できる。
また、接続部60では、ハーネス36のハーネス側接続端子部37と、充電器本体40の電装品側接続端子部42とが接続され、ハーネス36は、電装品側接続端子部42に係合するハーネス側端子36aと、コード部36bと、コード部36bとハーネス側端子36aとを接続する端子部ケース36cとを備え、ハーネス側接続端子部37は、ハーネス側端子36a及び端子部ケース36cによって構成され、内側凸部70は、端子部ケース36cに当接する。
この構成によれば、囲い部53の内側凸部70がハーネス36の端子部ケース36cに当接することで、囲い部53と端子部ケース36cとの隙間を塞ぐことができ、ハーネス側端子36aの側への水及び塵埃の侵入を抑制できる。
また、内側凸部70は、端子部ケース36cに当接するハーネス側内側凸部70aと、電装品側接続端子部42の外面に当接する電装品側内側凸部70bとを備え、外側凸部71は、ハーネス側内側凸部70aの位置に設けられる。
この構成によれば、ハーネス側内側凸部70aによって、ハーネス36側からの水及び塵埃の侵入を抑制でき、電装品側内側凸部70bによって、充電器本体40側からの水及び塵埃の侵入を抑制できる。また、外側凸部71がハーネス側内側凸部70aの位置に設けられるため、ハーネス側内側凸部70aによる防水性及び防塵性を効果的に向上できる。
さらに、可撓性ケース50は、係合部57aを備え、充電器本体40は、係合部57aに係合するステー34によって支持される。
この構成によれば、可撓性ケース50の係合部57aに係合するステー34によって、簡単な構造で充電器本体40を支持できる。
また、充電器本体40は、自動二輪車1に設けられ、充電器本体40は、自動二輪車1の乗員用のシート14の下方に配置される。
この構成によれば、シート14によって、充電器本体40及びハーネス36を上方から保護でき、充電器本体40及びハーネス36の防水性及び防塵性を向上できる。
なお、上記第1の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1の実施の形態に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、内側凸部70が4か所に設けられ、外側凸部71が1箇所に設けられる構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。内側凸部70は、少なくとも2箇所に設けられ、外側凸部71は、少なくとも1箇所に設けられることができる。例えば、内側凸部70として、ハーネス側内側凸部70a及び電装品側内側凸部70bをそれぞれ1箇所に設け、ハーネス側内側凸部70aと同じ位置に外側凸部71を1つ設けても良い。また、電装品側内側凸部70bと同じ位置に外側凸部71と同様の外側凸部を設けても良い。また、内側凸部70として、ハーネス側内側凸部70aのみを設け、電装品側内側凸部70bを設けない構成としても良い。
また、上記第1の実施の形態では、電装品として、自動二輪車1に搭載される充電器本体40を例に挙げて説明したが、本発明は、種々の電装品のハーネス接続構造に適用可能である。また、鞍乗り型車両は、自動二輪車1に限らず、前輪または後輪を2つ備える3輪の車両及び4輪以上を備える鞍乗り型車両を含む。
[第2の実施の形態]
以下、図12を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態は、蓋部材251が可撓性ケース50と一体に設けられる点が、上記第1の実施の形態と異なる。
図12は、第2の実施の形態の充電装置235を示す斜視図である。
充電装置235は、充電器本体40と、充電器本体40を収容する可撓性ケース250とを備える。
可撓性ケース250は、上記第1の実施の形態の可撓性ケース50と蓋部材251とを一体に設けたものである。
蓋部材251は、蓋側筒状部75、天面部76、及び蓋側凸部77を備える。蓋部材251は、天面部76と可撓性ケース本体52とを繋ぐ紐状の接続部材279によって、可撓性ケース本体52に接続される。
接続部材279は、可撓性ケース本体52及び蓋部材251と同様に、エラストマーによって構成され、可撓性を有する。
本第2の実施の形態によれば、蓋部材251を囲い部53から取り外した状態であっても、接続部材279によって蓋部材251を可撓性ケース本体52に接続しておくことができ、蓋部材251の紛失を防止できる。
[第3の実施の形態]
以下、図13を参照して、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第3の実施の形態は、充電装置35がメインハーネス380に取り付けられる点が、上記第1の実施の形態と異なる。
図13は、第3の実施の形態の充電装置35を示す斜視図である。
メインハーネス380は、電源の供給用の電線や通信用の電線が複数束ねられた線状部材である。メインハーネス380は、自動二輪車1のバッテリー38、制御ユニット、エンジン11、及び、灯火器等の各種電装部品に接続される。
可撓性ケース50の表面部52aには、紐状の結束部材381が一対取り付けられる。
充電器本体40は、可撓性ケース50の孔部56及びケース開口部55に通された結束部材381が、取り付け箇所としてのメインハーネス380の外周に巻き付けられることで、可撓性ケース50を介しメインハーネス380に取り付けられる。
ケース開口部55は、結束部材381が挿通される孔部である。
本第3の実施の形態によれば、可撓性ケース50は、孔部56及びケース開口部55を備え、充電器本体40は、孔部56及びケース開口部55に挿通される結束部材381によって、取り付け箇所に固定される。
この構成によれば、可撓性ケース50の孔部56及びケース開口部55に挿通される結束部材381によって、簡単な構造で充電器本体40を取り付け箇所に固定できる。
なお、充電器本体40が結束部材381によって取り付けられる取り付け箇所としての線状部材は、例えば、ケーブル、ワイヤー、ホース、線状のフレーム部材等であっても良い。
[第4の実施の形態]
以下、図14〜図16を参照して、本発明を適用した第4の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第4の実施の形態では、充電装置35は、上記第1の実施の形態とは異なる方法で固定される。
第4の実施の形態では、充電装置35は、上記第1の実施の形態の自動二輪車1とは異なる鞍乗り型車両である自動二輪車401に設けられる。
図14は、第4の実施の形態の自動二輪車401の前後の中間部を上方側から見た斜視図である。図15は、図14のXV−XV断面図である。図14では、乗員用のシート414は不図示である。
自動二輪車401は、前後に延びるシートフレーム419を車両後部に左右一対備える。シート414は、シートフレーム419の上方に設けられ、シートフレーム419に支持される。
左右のシートフレーム419は、第1クロスメンバー419aと、第1クロスメンバー419aの後方に配置される第2クロスメンバー419bとによって、車幅方向に接続される。
燃料タンク425は、シート414の前方に配置される。エンジン411は、燃料タンク425の下方に配置される。
エンジン411と後輪403との間には、部品を収納する収納箱483が設けられる。収納箱483の下部には、バッテリー484が収納される。収納箱483内においてバッテリー484の前方には、制御ユニット485が収納される。発電した電力を調整するレギュレーター486は、収納箱483の下面に取り付けられる。
収納箱483は、バッテリー484の上方に配置される仕切り部材483aによって上下に仕切られる。有料道路の電子料金収受システムの車載ユニット487は、仕切り部材483a上に配置される。
燃料タンク425の蒸発燃料を回収するキャニスター488は、燃料タンク425の下方且つ仕切り部材483aの上方において、収納箱483の前方に配置される。
板状の第1クロスメンバー419aの下方には、車幅方向に長く延びるトレイ489が設けられる。トレイ489は、第1クロスメンバー419aに固定されるとともに、第1クロスメンバー419aによって上方から覆われる。
図16は、トレイ489を上方側から見た斜視図である。
図14〜図16を参照し、トレイ489の上面側には、充電装置35と、シートロック装置490とが取り付けられる。シートロック装置490は、シート414の底面部に係合し、シート414を固定状態にロックする。
トレイ489の下面側には、盗難防止用のアラーム装置433が取り付けられる。
充電装置35は、シートロック装置490の側方に並べて、トレイ489の車幅方向の一端部に配置される。充電装置35及びトレイ489は、シート414によって上方から覆われる。
充電装置35は、囲い部53が、車両後方に指向する向きで配置される。
トレイ489の上面には、充電装置35に対し左右の両側方に、爪状の係止部489aがそれぞれ設けられる。
充電装置35は、一対の係止部489aに両端を引っ掛けられるバンド部材491によって、トレイ489に固定される。バンド部材491は、例えばゴムバンドである。
バンド部材491は、可撓性ケース50を外側の上方から押さえ付けることで、充電器本体40を取り付け箇所としてのトレイ489に固定する。
充電装置35は、前部側の部分が第1クロスメンバー419aによって上方から覆われる。囲い部53は、トレイ489及び第1クロスメンバー419aに対し後方に突出する。
本第4の実施の形態によれば、充電器本体40は、可撓性ケース50を外側から押さえ付けるバンド部材491によって、取り付け箇所に固定される。
この構成によれば、可撓性ケース50を外側から押さえ付けるバンド部材491によって、簡単な構造で充電器本体40を取り付け箇所に固定できる。
[第5の実施の形態]
以下、図17及び図18を参照して、本発明を適用した第5の実施の形態について説明する。この第5の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第5の実施の形態では、充電装置35は、上記第1の実施の形態とは異なる方法で固定される。
第5の実施の形態では、充電装置35は、上記第1の実施の形態の自動二輪車1とは異なる鞍乗り型車両である自動二輪車501に設けられる。
図17は、第5の実施の形態の自動二輪車501の後部を上方側から見た斜視図である。図18は、図17のXVIII−XVIII断面図である。図17では、乗員用のシート514は不図示である。
自動二輪車501は、前後に延びるシートフレーム519を車両後部に左右一対備える。
シート514は、シートフレーム519の上方に設けられ、シートフレーム519に支持される。
左右のシートフレーム519は、第1クロスメンバー519aと、第1クロスメンバー519aの後方に配置される第2クロスメンバー519bとによって、車幅方向に接続される。
後輪(不図示)の上方に配置されるリアフェンダー529は、シートフレーム519の下方を、車両側面視でシートフレーム519に沿うように後上がりに上方に延びる。リアフェンダー529は、板状部材であり、左右のシートフレーム519の間の空間を下方から覆う。
充電装置35は、左右のシートフレーム519の間、且つ、リアフェンダー529とシート514との間の空間に配置され、シート514によって上方から覆われる。また、充電装置35は、第1クロスメンバー519aと第2クロスメンバー519bとの間に配置される。
充電装置35は、リアフェンダー529の上面に固定され、リアフェンダー529によって支持される。
詳細には、充電器本体40(図7)の充電器ケース41の外面には、可撓性ケース50のケース開口部55(図7)を介して、接着部材594が設けられる。ここでは、接着部材594は両面テープである。充電器本体40は、接着部材594によってリアフェンダー529の上面に接着される。
充電器ケース41は、エラストマー製の可撓性ケース50よりも接着部材594を接着し易い素材で構成されても良い。この場合、充電器ケース41を強固に接着できる。
充電装置35は、充電装置35は、囲い部53が、車両前方に指向する向きで配置される。
本第5の実施の形態によれば、可撓性ケース50は、充電器本体40を外側に露出させるケース開口部55を備え、充電器本体40は、ケース開口部55を介し充電器本体40の外面に設けられる接着部材594によって、取り付け箇所としてのリアフェンダー529に固定される。
この構成によれば、ケース開口部55を介し充電器本体40の外面に設けられる接着部材594によって、簡単な構造で充電器本体40を取り付け箇所に接着固定できる。
1,401,501 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14,414,514 シート
34 ステー
36 ハーネス
36a ハーネス側端子
36b コード部
36c 端子部ケース
37 ハーネス側接続端子部
40 充電器本体(電装品)
42 電装品側接続端子部
50,250 可撓性ケース
51,251 蓋部材
53 囲い部
55 ケース開口部(孔部)
56 孔部
57a 係合部
60 接続部
61 開口部
65 電装品囲い部
66 ハーネス囲い部
67 段部
70 内側凸部
70a ハーネス側内側凸部
70b 電装品側内側凸部
71 外側凸部
75 蓋側筒状部
75a 端部
77 蓋側凸部
78 嵌合部
381 結束部材
491 バンド部材
594 接着部材

Claims (13)

  1. ハーネス(36)を電装品(40)に接続するハーネス接続構造において、
    前記電装品(40)は、可撓性を有する可撓性ケース(50,250)に収容され、
    前記可撓性ケース(50,250)は、前記ハーネス(36)と前記電装品(40)との接続部(60)を連続して周囲から囲む囲い部(53)を備え、
    前記囲い部(53)の内周には、前記接続部(60)に当接する内側凸部(70)が設けられ、前記内側凸部(70)は、前記接続部(60)を周囲から囲む環状であり、
    前記囲い部(53)の外周には、前記内側凸部(70)と同じ位置に、前記囲い部(53)の外側に突出する外側凸部(71)が設けられることを特徴とするハーネス接続構造。
  2. 前記内側凸部(70)は、少なくとも2箇所に設けられ、前記外側凸部(71)は、少なくとも1箇所に設けられることを特徴とする請求項1記載のハーネス接続構造。
  3. 前記囲い部(53)は、前記電装品(40)を囲む電装品囲い部(65)と、前記ハーネス(36)を囲むハーネス囲い部(66)とを備え、
    前記ハーネス囲い部(66)は、前記ハーネス(36)が挿入される開口部(61)を備え、
    前記ハーネス(36)が前記電装品(40)に接続されていない状態では、前記開口部(61)を塞ぐ蓋部材(51,251)が前記ハーネス囲い部(66)に取り付けられることを特徴とする請求項1または2記載のハーネス接続構造。
  4. 前記蓋部材(51,251)は、前記囲い部(53)の外周に嵌合する蓋側筒状部(75)を備え、前記蓋側筒状部(75)の内周には、前記外側凸部(71)に係合する蓋側凸部(77)が設けられ、
    前記ハーネス囲い部(66)と前記電装品囲い部(65)との間に段部(67)が設けられ、
    前記蓋側凸部(77)が前記外側凸部(71)に係合した状態では、前記蓋側筒状部(75)の軸方向の端部(75a)が前記段部(67)に当接することを特徴とする請求項3記載のハーネス接続構造。
  5. 前記蓋部材(51)は、前記可撓性ケース(50)とは別体で設けられ、
    前記蓋部材(51)は、前記囲い部(53)の外周に嵌合する蓋側筒状部(75)と、前記蓋側筒状部(75)の外側に設けられ、前記囲い部(53)の前記外周に嵌合可能な嵌合部(78)とを備え、
    前記蓋側筒状部(75)に替えて前記嵌合部(78)を前記囲い部(53)の前記外周に嵌合させた状態では、前記嵌合部(78)は、前記外側凸部(71)に抜け止めされることを特徴とする請求項3記載のハーネス接続構造。
  6. 前記囲い部(53)は、前記ハーネス(36)が挿入される開口部(61)を備え、
    前記囲い部(53)の端部は、前記開口部(61)の入口側に向かうに従って内径が小さくなるテーパー部(72)を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のハーネス接続構造。
  7. 前記接続部(60)では、前記ハーネス(36)のハーネス側接続端子部(37)と、前記電装品(40)の電装品側接続端子部(42)とが接続され、
    前記ハーネス(36)は、前記電装品側接続端子部(42)に係合するハーネス側端子(36a)と、コード部(36b)と、前記コード部(36b)と前記ハーネス側端子(36a)とを接続する端子部ケース(36c)とを備え、前記ハーネス側接続端子部(37)は、前記ハーネス側端子(36a)及び前記端子部ケース(36c)によって構成され、
    前記内側凸部(70)は、前記端子部ケース(36c)に当接することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のハーネス接続構造。
  8. 前記内側凸部(70)は、前記端子部ケース(36c)に当接するハーネス側内側凸部(70a)と、前記電装品側接続端子部(42)の外面に当接する電装品側内側凸部(70b)とを備え、
    前記外側凸部(71)は、前記ハーネス側内側凸部(70a)の位置に設けられることを特徴とする請求項7記載のハーネス接続構造。
  9. 前記可撓性ケース(50)は、係合部(57a)を備え、
    前記電装品(40)は、前記係合部(57a)に係合するステー(34)によって支持されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のハーネス接続構造。
  10. 前記可撓性ケース(50)は、前記電装品(40)を外側に露出させるケース開口部(55)を備え、
    前記電装品(40)は、前記ケース開口部(55)を介し前記電装品(40)の外面に設けられる接着部材(594)によって、取り付け箇所に固定されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のハーネス接続構造。
  11. 前記可撓性ケース(50)は、孔部(55,56)を備え、
    前記電装品(40)は、前記孔部(55,56)に挿通される結束部材(381)によって、取り付け箇所に固定されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のハーネス接続構造。
  12. 前記電装品(40)は、前記可撓性ケース(50)を外側から押さえ付けるバンド部材(491)によって、取り付け箇所に固定されることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のハーネス接続構造。
  13. 前記電装品(40)は、鞍乗り型車両(1,401,501)に設けられ、
    前記電装品(40)は、前記鞍乗り型車両(1,401,501)の乗員用のシート(14,414,514)の下方に配置されていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のハーネス接続構造。
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