JP2006205484A - 樹脂板の予熱−加熱−成形方法 - Google Patents

樹脂板の予熱−加熱−成形方法 Download PDF

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JP2006205484A JP2005019152A JP2005019152A JP2006205484A JP 2006205484 A JP2006205484 A JP 2006205484A JP 2005019152 A JP2005019152 A JP 2005019152A JP 2005019152 A JP2005019152 A JP 2005019152A JP 2006205484 A JP2006205484 A JP 2006205484A
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Kazuhiro Sakachi
和洋 坂地
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Abstract

【課題】 成形装置による樹脂板の成形工程中に、他の樹脂板を予熱部から加熱部に移送できるようにして時間ロスを低減できるようにする。
【解決手段】 多数の樹脂板1…の積載部6と、積載部6から移送した樹脂板1を予熱する予熱部5と、予熱部5から移送した樹脂板1を加熱する加熱部3と、加熱部3により加熱完了した樹脂板1が移送され当該樹脂板1を所定形状に成形する成形装置20とを備え、さらに樹脂板1、1をそれぞれ載せるための2枚のトレー7、7を用いるものである。そして、成形装置20による樹脂板1の成形工程中に、他の樹脂板1を載せたトレー7を予熱部5から加熱部3に移送することを特徴としている。また、積載部6、予熱部5、加熱部3をこの順に下から上に向かって設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、樹脂板の予熱−加熱−成形の一連の動作を効率よく実施できる方法に関する。
熱軟化させた樹脂板を真空成形・圧空成形法などにより成形して所定形状の成形品を製造するには、その前工程にて樹脂板を、例えばアクリル樹脂板の場合では150〜170℃程度に加熱しておく必要がある。そのために樹脂板加熱装置を成形装置の近傍に設置しておく必要がある。
ところで特許文献1には、真空成形機中にヒータも設けておき、しかも、そのヒータからの上方向の排熱を金網を介して利用して、その金網の上面に真空成形前の樹脂板を載せておき、当該樹脂板を予熱することが開示されている。
特開平11−58507号公報
しかし、特許文献1では、真空成形機中にヒータもあるため、樹脂板の成形工程中に予熱部にある他の樹脂板を前記ヒータにて加熱することは不可能であり、樹脂板の成形工程が完了してから予熱部にある他の樹脂板を真空成形機中に移送して前記ヒータで加熱するという時間的な無駄があるのが明白である。従って、本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、成形装置による樹脂板の成形工程中に、他の樹脂板を予熱部から加熱部に移送できるようにして時間ロスを低減できるようにすることを目的とする。
本発明を要約すると、多数の樹脂板の積載部と、積載部から移送した樹脂板を予熱する予熱部と、予熱部から移送した樹脂板を加熱する加熱部と、加熱部により加熱完了した樹脂板が移送され当該樹脂板を所定形状に成形する成形装置とを備え、さらに樹脂板を載せるための2枚のトレーを用い、成形装置による樹脂板の成形工程中に、他の樹脂板を載せたトレーを予熱部から加熱部に移送することを特徴とした樹脂板の予熱−加熱−成形方法である。また、積載部、予熱部、加熱部をこの順に下から上に向かって設けていると、より好ましくなる。
本発明によれば、樹脂板を載せるための2枚のトレーを用いることで、成形装置による樹脂板の成形工程中に、他の樹脂板を載せたトレーを予熱部から加熱部に移送することを特徴としており、時間ロスを低減できる効果を奏する。また、積載部、予熱部、加熱部をこの順に下から上に向かって設けているため、平面方向の設置スペースを省スペース化できるとともに、積載した樹脂板を積載部に送り込む作業が容易に行え、さらに、積載部−予熱部−加熱部への樹脂板の移送も短距離で行える。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
図示の実施形態は、多数の樹脂板1…の積載部6と、積載部6から移送した樹脂板1を予熱する予熱部5と、予熱部5から移送した樹脂板1を加熱する加熱部3と、加熱部3により加熱完了した樹脂板1が移送され当該樹脂板1を所定形状に成形する成形装置20とを備え、さらに樹脂板1、1をそれぞれ載せるための2枚のトレー7、7を用いるものである。そして、成形装置20による樹脂板1の成形工程中に、他の樹脂板1を載せたトレー7を予熱部5から加熱部3に移送することを特徴としている。また、積載部6、予熱部5、加熱部3をこの順に下から上に向かって設けている。
また、加熱部3には樹脂板1を加熱する第一ヒータ2を設け、予熱部5には第二ヒータ4が設けられ前記加熱部3に樹脂板1を送る前に当該樹脂板1を予熱するものである。また、予熱部5と積載部6の間に樹脂板1を載せるトレー7を保管できる保管部8を設けている。
本実施形態によれば、樹脂板1、1を載せるための2枚のトレー7、7を用いることで、成形装置20による樹脂板1の成形工程中に、他の樹脂板1を載せたトレー7を予熱部5から加熱部3に移送することを特徴としており、時間ロスを低減できる効果を奏する。また、積載部6、予熱部5、加熱部3をこの順に下から上に向かって設けているため、平面方向の設置スペースを省スペース化できるとともに、積載した樹脂板1…を積載部6に送り込む作業が容易に行え、さらに、積載部6−予熱部5−加熱部3への樹脂板1の移送も短距離で行える。なお、図1ではトレー7が加熱部3と予熱部5にそれぞれある状態を示しているが、加熱部3で樹脂板1の加熱が完了すると、加熱部3にある樹脂板1を載せたままのトレー7を成形装置20に移送して、そのトレー7は成形装置20にセットされたまま樹脂板1を所定形状に成形する。この成形工程中に、予熱部5にある樹脂板1を載せたままのトレー7を加熱部3に移送することで、時間ロスを低減できるのである。また、成形装置20で樹脂板1の成形が完了するとその成形品(図示せず)が外部に取り出され、成形装置20に残されたトレー7(図示せず)は積載部6に移送されて樹脂板1を受け取ってから、樹脂板1を載せたままのトレー7を予熱部5に移送するものとなる。そうすると再び図1の状態になり、以降、同様な工程動作を繰り返す。
また、予熱部5として第一ヒータ2とは別個の第二ヒータ4を設けておき、加熱部3に樹脂板1を送る前に当該樹脂板1を予熱するようにしたため、樹脂板1を最終的に所定温度まで加熱する加熱部3の第一ヒータ2に相対的に大電力のものを必要としなくなる。これにより、第一ヒータ2の表面の酸化などの劣化の進行が遅くなり、そのメインテナンス作業の頻度も少なくなる。
さらに詳述すれば、積載部6としては上面に凹部9を形成した台車10を利用して構成してあり、本装置の外部にて、樹脂板1…を積載したパレット(台枠)11を台車10の凹部9にフォークリフトなどで搭載してから、手押し部12を押して台車10を保管部8の下方スペースに送り込む。樹脂板1…の上方には上下動可能な吸着装置の吸着部13を備え、図1では吸着部13を下降して最上段の樹脂板1を1枚だけ吸着してから再び上昇して待機している状態を示している。
本装置の側方にはロボットアーム機構があり、図示されない動力装置で上下動可能かつ曲げ角自在の関節アーム14とその先端に設けた保持板15を備えている。樹脂板1を取りに行く動作は、トレー7を保持板15に載せた状態で、保持板15を吸着部13で吸着された樹脂板1の下面に差し込み、そして、吸着解除して樹脂板1をトレー7に載せて受け取ってから、樹脂板1をトレー7に載せたまま外側部に取り出すものである。
樹脂板1を予熱部5に移送する動作は、樹脂板1を載せたトレー7を予熱部5の支持板16に設けた支持突起17に載せに行くものである。そして、関節アーム14と保持板15を予熱部5の外側部に一旦退避しておく。樹脂板1の予熱が完了すると、関節アーム14の伸長動作により保持板15を予熱部5に差し入れ、保持板15にトレー7を載せて関節アーム14の屈曲動作によりトレー7を樹脂板1を載せたまま予熱部5の外側に取り出す。
次に、保持板15を上昇させてから、関節アーム14の伸長動作により樹脂板1を載せたトレー7を加熱部3の下面開口に差し入れ、樹脂板1を載せたトレー7を上下動可能とされた支持板18の上面に設けた支持突起19に載せる。ここで、関節アーム14の屈曲動作により保持板15は外側部方向に退避される。そして、支持板18を上昇して樹脂板1を載せたトレー7をヒータ2の方向に上昇近接させて樹脂板1を加熱する。
樹脂板1の加熱完了後は、支持板18を下降してから保持板15をトレー7の下面に差し入れてトレー7を保持し、樹脂板1を側方に取り出す。真空成形・圧空成形などの次工程に移送するには、加熱完了した樹脂板1を載せたトレー7を関節アーム14の動作により成形装置20に送り込むものである。成形装置20による成形完了後は、図示されない照明器具用グローブなどの成形品を取り出した後、残存したトレー7を保持板15で受け取りに行き、再びトレー7により吸着部13で吸着された樹脂板1を取りにいくものである。
なお、本装置が非稼動時においては、保管部8の支持突起21上にトレー7を保管しておくとよく、もう一つのトレー7は保持板15に載せたままでよい。また、予熱部5による樹脂板1の予熱温度はアクリル樹脂板の場合は50〜100℃程度が好ましく、加熱部3ではこれを150〜170℃程度にまで最終的に加熱すると、成形装置20による真空または圧空成形を良好に行える。
本発明の実施形態を示す正面図 同上面図
符号の説明
1 樹脂板
3 加熱部
5 予熱部
6 積載部
7 トレー
20 成形装置

Claims (2)

  1. 多数の樹脂板の積載部と、積載部から移送した樹脂板を予熱する予熱部と、予熱部から移送した樹脂板を加熱する加熱部と、加熱部により加熱完了した樹脂板が移送され当該樹脂板を所定形状に成形する成形装置とを備え、さらに樹脂板を載せるための2枚のトレーを用い、成形装置による樹脂板の成形工程中に、他の樹脂板を載せたトレーを予熱部から加熱部に移送することを特徴とした樹脂板の予熱−加熱−成形方法。
  2. 積載部、予熱部、加熱部をこの順に下から上に向かって設けている樹脂板の予熱−加熱−成形方法。
JP2005019152A 2005-01-27 2005-01-27 樹脂板の予熱−加熱−成形方法 Pending JP2006205484A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102093564B1 (ko) * 2018-09-29 2020-03-25 주식회사 청하 시트 성형 장치

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