JP2015085360A - 搬入装置 - Google Patents

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浩司 大武
Koji Otake
浩司 大武
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Abstract

【課題】ブランク材を加熱装置へ搬入する搬入装置の低コスト化及び省スペース化を図ると共に、搬入のサイクルタイムを短縮する搬入装置を提供する。【解決手段】ブランク材Bを加熱装置30の内部に搬入するための搬入装置10であって、ブランク材Bの上面Baを吸着可能な吸着部11と、ブランク材Bを下方から支持可能な支持部12とを備え、吸着部11で吸着したブランク材Bの下方に支持部12を配置可能としている。【選択図】図3

Description

本発明は、ブランク材を加熱装置の内部に搬入するための搬入装置に関する。
例えば自動車車体においては、軽量化への要求の高まりから、車体を構成する鋼板の高張力化が盛んに行われている。高張力鋼板は高強度であるがゆえ、所定形状に成形することが困難である。特に、1000MPaを超える、いわゆる超高張力鋼(超ハイテン材)は、常温下でのプレス成形では所望の寸法精度が得られないことが多い。このような場合、加熱した鋼板をプレス金型に投入し、プレス金型で鋼板を成形しつつ冷却して焼き入れを施す、熱間プレス成形(ダイクエンチ工法)が行われることがある。
熱間プレス成形では、プレス成形の前に、ブランク材を加熱炉等の加熱装置で加熱する必要がある。例えば下記の特許文献1には、ブランク材を加熱炉に搬入するワーク投入用ロボットが示されている。
特開2006−130513号公報
例えば、ワーク投入用ロボットのアームに把持部を設け、この把持部でブランク材の端部を上下から挟持して加熱炉に搬入することが考えられる。しかし、ブランク材は、通常、積層された状態でストックされているため、一番上のブランク材の端部を把持部で上下から把持することは困難である。また、ブランク材を把持アームで把持できたとしても、この状態でブランク材を加熱装置の内部に搬入すると、把持部の可動部が高温に晒されるため、可動部が損傷する恐れがある。
そこで、2台のロボットアームと仮置台とを用いたブランク材の加熱装置への搬入が検討されている。具体的に、一方のロボットアームには、マグネットやエアー吸引によりブランク材を吸着する吸着部が設けられ、他方のロボットアームには、ブランク材を下方から支持可能な支持部が設けられる。一方のロボットアームの吸着部で、積層されたブランク材のうち、一番上のブランク材の上面を吸着することで、このブランク材を保持して搬送することができる。このまま加熱装置に搬入すると、吸着部が高温に晒されて損傷する恐れがあるため、吸着部で保持したブランク材は、一旦仮置台に載置される。仮置台に載置されたブランク材の下方には空間が設けられており、この空間に他方のロボットアームの支持部を挿入することで、ブランク材を下方から持ち上げて搬送することができる。この支持部は、ブランク材を下方から支持する単純な構造であり、可動部や吸着部は設けられない。従って、支持部が加熱装置の内部に挿入されて高温に晒されても損傷する恐れはない。
しかし、上記のように、2台のロボットアーム及び仮置台を設けると、コストがかかると共に、これらを設置するための大きなスペースが必要になる。また、一方のロボットアームの吸着部で搬送したブランク材を、一旦仮置台に載置し、これを他方のロボットアームの支持部で持ち上げる工程が必要となるため、ブランク材の加熱装置への搬入に要する時間が長くなってしまう。
本発明が解決すべき技術的課題は、ブランク材を加熱装置へ搬入する搬入装置の低コスト化及び省スペース化を図ると共に、搬入のサイクルタイムを短縮することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、ブランク材を加熱装置の内部に搬入するための搬入装置であって、ブランク材の上面を吸着可能な吸着部と、ブランク材を下方から支持可能な支持部とを備え、吸着部で吸着したブランク材の下方に支持部を配置可能とした搬入装置を提供する。
この搬入装置によれば、吸着部で吸着したブランク材の下方に支持部を配置した状態で、吸着部によるブランク材の吸着を解除してブランク材を自重で降下させることで、吸着部から支持部へブランク材を受け渡すことができる。これにより、吸着部によるブランク材の吸着、吸着部から支持部へのブランク材の受け渡し、及び、支持部で支持されたブランク材の加熱装置への搬入を、1台の搬入装置で行うことが可能となる。従って、吸着部及び支持部をそれぞれ有する2台のロボットアームや、吸着部から支持部にブランク材を受け渡すための仮置台が不要となるため、搬入装置のコストが低減されると共に、搬入装置の設置スペースが縮小される。また、吸着部から直接支持部にブランク材を受け渡すことで、ブランク材を一旦仮置台に載置する工程が不要となるため、搬入のサイクルタイムを短縮することができる。
吸着部の下方に支持部が配された状態で、積層されたブランク材のうち、一番上のブランク材の上面を吸着保持しようとすると、支持部が、積層された他のブランク材と干渉する恐れがある。そこで、支持部を、吸着部で吸着したブランク材の下方から退避可能とすれば、支持部を退避させた状態で、吸着部によるブランク材の吸着保持を行うことにより、支持部と他のブランク材との干渉を回避できる。
支持部の上方に吸着部が配された状態で、支持部で支持したブランク材を加熱装置に搬入しようとすると、吸着部が加熱装置と干渉してブランク材の加熱装置への搬入が阻害される恐れがある。そこで、吸着部を、支持部で支持されたブランク材よりも、加熱装置から離反する側に退避可能とすれば、吸着部を退避させた状態で、支持部で支持したブランク材を加熱装置に搬入することにより、吸着部と加熱装置との干渉を回避できる。
以上のように、本発明の搬入装置によれば、低コスト化及び省スペース化が図られると共に、ブランク材の加熱装置への搬入のサイクルタイムを短縮することができる。
本発明の搬入装置を備えた熱間プレス成形設備の概略図である。 本発明の搬入装置の側面図であって、ブランク材の上方に吸着部を配置した状態を示す図である。 本発明の搬入装置の側面図であって、ブランク材が吸着部に吸着されている状態を示す図である。 本発明の搬入装置の側面図であって、吸着部から支持部へブランク材が受け渡されている状態を示す図である。 本発明の搬入装置の側面図であって、吸着部が退避位置に退避している状態を示す図である。 本発明の搬入装置の側面図であって、ブランク材を加熱装置へ搬入している状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す熱間プレス設備は、本発明の実施形態に係る搬入装置10と、ブランク材Bが積層された材料台20と、加熱装置30と、プレス成型機40とを備える。搬入装置10は、材料台20に載置されているブランク材Bを取り出して、加熱装置30へ搬入するものである。本実施形態では、搬入装置10は、材料台20と加熱装置30との間に設置されている。
搬入装置10は、図2に示すように、吸着部11及び支持部12を有する搬送ツール13と、搬送ツール13が先端部に設けられ、搬送ツール13を材料台20と加熱装置30の間で移動させるロボットアーム14とを備える。
吸着部11は、マグネットやエアー吸引等の手段でブランク材Bの上面を吸引保持するものである。吸着部11は、搬送ツール13の本体部13aに対して、後述する吸着位置と退避位置との間で移動可能とされる。本実施形態では、吸着部11が、回転アーム15を介して、搬送ツール13の本体部13aに取り付けられる。具体的には、回転アーム15の一端が、ピン13bを介して搬送ツール13の本体部13aに回転可能に取り付けられ、回転アーム15の他端の下面に、吸着部11が取り付けられる。吸着部11は、一箇所あるいは複数箇所に設けられる。
支持部12は、ブランク材Bを下方から支持するものである。本実施形態では、支持部12が、ブランク材Bの幅方向(紙面直交方向)に離隔し、平行に配置された複数の支持アーム16で構成される。支持アーム16は、搬送ツール13の本体部13aに対して、後述する支持位置と退避位置との間で移動可能とされる。本実施形態では、支持アーム16が、搬送ツール13の本体部13aに対して、支持アーム16の延在方向に進退可能とされる。
以下、上記構成の搬入装置10を用いたブランク材Bの搬送工程の流れを図2〜図6に基づいて説明する。
まず、図2に示されるように、ロボットアーム14を駆動して、積層されたブランク材Bの上方に吸着部11を配置する。このとき、吸着部11は、吸着面11aを下向きにし、且つ、水平にした吸着位置に配置される。また、支持アーム16は、搬送ツール13の本体部13a側に後退される。すなわち、支持アーム16は、これから吸着部11で吸着されるブランク材Bの下方から退避した退避位置に配置される。これにより、吸着部11をブランク材Bの上方に配置したときに、支持アーム16が、積層された他のブランク材Bに干渉する事態を回避できる。
その後、ロボットアーム14を駆動して吸着部11を降下させ、吸着部11の吸着面11aをブランク材Bの上面Baに接触させる。この状態で、吸着部11でブランク材Bの上面Baを吸着することにより、ブランク材Bが保持される。
吸着部11でブランク材Bを保持した後、ロボットアーム14を駆動してブランク材Bを持ち上げ、ブランク材Bを他のブランク材から離間させる(図3参照)。その後、支持アーム16を伸長させ、吸着部11で保持されたブランク材Bの下方に支持アーム16を配置する。この状態で、吸着部11の吸着力を解除することにより、ブランク材Bが自重により降下し、支持アーム16によって下方から支持される(図4参照)。これにより、吸着部11から支持部12へとブランク材Bが受け渡される。
その後、図5に示すように、ロボットアーム14を駆動して、支持アーム16で支持されたブランク材Bを加熱装置30の前に移動させる。そして、吸着部11を、支持アーム16で支持されたブランク材Bよりも、加熱装置30から離反する側(搬入方向後方側)に退避させる(この位置を、吸着部11の退避位置と言う)。本実施形態では、回転アーム15を、ピン13bを中心に回動させることにより、吸着部11が退避位置に移動される。
そして、図6に示すように、ロボットアーム14を駆動して、支持アーム16で支持されたブランク材Bを加熱装置30内に挿入する。このとき、吸着部11は、ブランク材Bよりも搬入方向後方側に退避しているので、吸着部11が加熱装置30と干渉したり、加熱装置30内に挿入されることはない。
ブランク材Bが加熱装置30内で所定時間加熱された後、搬入装置10の支持アーム16により、ブランク材Bが加熱装置30から搬出され、そのままプレス成型機40(図1参照)に搬入される。そして、加熱されたブランク材Bが、プレス成型機40で所定形状に成形される。
以上のように、上記の搬入装置10によれば、吸着部11によるブランク材Bの吸着、吸着部11から支持部12へのブランク材Bの受け渡し、及び、支持アーム16で支持されたブランク材Bの加熱装置30への搬入を、1台の搬入装置10で行うことができるので、複数の搬入装置を用いる場合と比べて、低コスト化及び省スペース化を図ることができる。また、吸着部11から支持アーム16の支持部12にブランク材Bを直接受け渡すことができるので、ブランク材Bの加熱装置30への搬入に要するサイクルタイムを短縮できる。
本発明は、上記実施形態に限られない。上記実施形態では、回転アーム15を鉛直面内で回転させることによって、吸着部11を吸着位置から退避位置に移動させているが、これに限らず、例えば、回転アーム15を水平面内で回転させることにより、吸着部11を吸着位置から退避位置に移動させてもよい。あるいは、加熱装置30に対して接近離反する方向に進退可能なアーム(図示省略)の先端に、吸着部11を取り付けてもよい。
また、上記の実施形態では、支持アーム16が搬入方向に進退可能とされているが、これに限らず、例えば、支持アーム16の一端を、搬送ツール13の本体部13aに回転可能に取り付けてもよい。この場合、支持アーム16を回転させることで、支持位置と退避位置との間で移動させることができる。
10 搬入装置
11 吸着部
12 支持部
13 搬送ツール
14 ロボットアーム
15 回転アーム
16 支持アーム
20 材料台
30 加熱装置
40 プレス成型機
B ブランク材

Claims (4)

  1. ブランク材を加熱装置の内部に搬入するための搬入装置であって、
    ブランク材の上面を吸着可能な吸着部と、ブランク材を下方から支持可能な支持部とを備え、
    前記吸着部で吸着したブランク材の下方に前記支持部を配置可能とした搬入装置。
  2. 前記支持部が、前記吸着部で吸着されるブランク材の下方から退避可能である請求項1記載の搬入装置。
  3. 前記吸着部が、前記支持部で支持されたブランク材よりも、前記加熱装置から離反する側に退避可能である請求項1又は2記載の搬入装置。
  4. ブランク材を加熱装置の内部に搬入するための搬入方法であって、
    ブランク材の上面を吸着部で吸着するステップと、前記吸着部で吸着されたブランク材を、その下方に配置した支持部に受け渡し、このブランク材を前記支持部で下方から支持するステップと、前記支持部で支持されたブランク材を加熱装置に搬入するステップとを順に経て行う搬入方法。








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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106424411A (zh) * 2016-11-19 2017-02-22 芜湖市元山机械制造有限公司 一种车身连接支架冲压上料卸料系统
CN109175132A (zh) * 2018-09-09 2019-01-11 合肥安信瑞德精密制造有限公司 一种大型压缩机阀片的冲压设备

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