JP2006201976A - 情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広告効果に応じて会員に付与するポイントの算出や情報提供者に請求する送信費用を算出することができる情報提供装置を提供する。
【解決手段】 広告情報処理手段10bは、端末装置20a〜20dから会員識別情報とともに受信した情報識別情報に対応する広告情報を端末装置20a〜20dに送信する。地域判別手段10cは、広告情報処理手段10bが受信した会員識別情報で示される会員に対応する会員地域情報で示される地域が、広告情報処理手段10bが受信した情報識別情報で示される広告情報を提供した情報提供者に対応する情報提供者地域情報で示される地域と一致しているか否かを示す地域判別結果を出力する。ポイント算出手段10d、送信費用算出手段10eは、広告情報処理手段10bが受信した情報識別情報と地域判別手段10cの地域判別結果に基づいて、会員に付与するポイント、広告情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、広告情報等の情報を携帯電話機等の端末装置に送信する情報提供装置に関する。
近年、インターネットに接続可能な携帯電話機やパソコン等の端末装置の普及により、これらの端末装置で広告情報を受信可能な広告情報提供装置が提案されている。
この広告情報提供装置では、情報提供サービス会社は、情報提供者(情報提供者として登録した店舗や会社等)から提供される広告情報を掲載するWebサイトを設け、会員(会員として登録した利用者)が端末装置を用いてWebサイトにアクセスすると、Webサイトに掲載されている広告情報を端末装置に送信する。これにより、会員は、情報提供者の広告情報を容易に受信(閲覧)することができる。
また、情報提供者から提供される広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス(通常、Webサイトの第1頁であるホームページのアドレス)や案内情報(サービス情報等)を含んだメール(「案内メール」という)を、情報提供者が指定した日時に会員のメールアドレスに送信する情報提供装置も提案されている。この情報提供装置では、会員は、受信したメールに含まれている案内情報に基づいて、情報提供者のWebサイトにアクセスする。これにより、会員は、興味がある情報提供者の広告情報を容易に、タイムリーに受信(閲覧)することができる。
なお、情報提供サービス会社は、情報提供者から提供された広告情報あるいは情報提供者から提供された広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス等を含む案内メールの会員への送信に対して、広告情報を提供した情報提供者に送信費用を請求する。
ここで、端末装置を用いてWebサイトから広告情報を受信するには通信費用(受信費用)が必要である。特に、携帯電話機の場合には、広告情報を受信する毎に受信費用が必要である。このため、会員は、自己に興味がある限られたWebサイトにしかアクセスしない。
そこで、Webサイトに掲載されている広告情報を会員に送信した時(会員がWebサイトにサクセスした時)に、会員にポイントを付与する情報提供装置が提案されている。(特許文献1参照)
この情報提供装置では、会員は、累積ポイント数に応じたサービス(例えば、累積ポイント数に応じて通信費用を割り引くサービス、あるいは、累積ポイント数に応じた金額を払い戻すサービス等)を受けることができる。これにより、会員は、通信費用を気にせずにWebサイトにアクセスすることができるため、会員によるWebサイトへのアクセス回数、すなわち、Webサイトに掲載されている広告情報の会員への送信回数が増加し、広告効果が向上する。
特開2002−150118号公報
ところで、端末装置を用いて広告情報を受信可能な情報提供装置では、インターネット等の通信回線を介して広告情報の送受信を行うため、様々な地域に存在する店舗や会社等が情報提供者として登録可能であり、また、様々な地域に居住している利用者が会員として登録可能である。このため、情報提供者が提供した広告情報は、広告情報を提供した情報提供者の商圏(顧客が居住している地域)外に居住している会員にも送信可能である。言い換えれば、会員は、様々な地域に所在地を有する情報提供者が提供した広告情報を受信可能である。
従来の情報提供装置では、情報提供者の所在地(例えば、店舗の所在地)や会員の居住地に関係なく、情報提供者に請求する送信費用や会員に付与するポイントを算出している。このため、情報提供者が提供した広告情報が情報提供者の商圏外に居住している会員に送信された場合でも、当該広告情報が情報提供者の商圏内に居住している会員に送信された場合と同じ送信費用が情報提供者に請求され、また、当該広告情報が情報提供者の商圏内に居住している会員に送信された場合と同じポイントが当該会員に付与される。
しかしながら、情報提供者が提供した広告情報が、当該情報提供者の商圏外に居住している会員に送信された場合、広告効果はそれほど期待することができない。このため、従来の情報提供装置では、送信費用の増加や付与したポイントの増加(付与したポイントに対するサービス費用の増加)が、必ずしも広告効果の増大に結びついていないことがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用を広告効果に対応させて算出することができる情報提供装置を提供することである。
(第1発明)
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項1に記載の情報提供装置は、記憶手段と、メール処理手段と、地域判別手段と、送信関連情報算出手段を備えている。
記憶手段は、送信情報と当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベース、メールアドレスと会員地域情報を会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベース、情報提供者地域情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有している。
メール処理手段は、送信情報データベースから読み出した送信情報を含むメールを、会員情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信する。
地域判別手段は、メール処理手段からメールを送信したメールアドレスを有する会員の会員地域情報で示される地域が、メール処理手段からメールアドレス宛に送信したメールに含まれている送信情報を提供した情報提供者の情報提供者地域情報で示される地域と一致するか否かを示す地域判別結果を出力する。
送信関連情報算出手段は、地域判別手段の地域判別結果に基づいて、送信情報を送信した会員に付与するポイント、あるいは、会員に送信した送信情報を提供した情報提供者に対する送信費用の少なくとも一方を算出する。
ここで、会員識別情報としては、会員名や会員ID等を用いることができ、また、情報提供者識別情報としては、情報提供者名(例えば、店舗名)や情報提供者ID等を用いることができる。
情報提供者から提供される送信情報には、情報提供者が提供した広告情報や情報提供者が提供した広告情報を示す情報識別情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレスやタイトルを示すWebサイト識別情報)等が含まれる。
送信情報を送信情報データベースから読み出す方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、適宜の時期に読み出す方法や、送信情報に対応させて送信日時が設定されている場合には、設定されている送信日時に読み出す方法を用いることができる。
送信情報を含むメールを送信するメールアドレスを会員情報データベースから読み出す方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、メールアドレスを順次読み出す方法や、送信情報を示す情報識別情報あるいは送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報に対応させて送信先選択条件が設定されている場合には、送信先選択条件を満足する会員のメールアドレスを読み出す方法を用いることができる。
地域判別手段から出力される「会員地域情報で示される地域が情報提供者地域情報で示される地域と一致するか否かを示す地域判別結果」は、例えば、会員地域情報で示される会員の住所が、情報提供者地域情報で示される所在地に存在する情報提供者の商圏(営業地域)に含まれているか否かを示すものである。
会員地域情報や情報提供者地域情報としては、会員の住所が情報提供者の商圏(営業地域)に含まれているか否かを判別することができればよく、例えば、会員の住所や情報提供者の所在地、あるいは、会員の住所や情報提供者の所在地を示す地域識別情報(例えば、郵便番号やエリア番号)、あるいは、会員や情報提供者に電力を供給している電力会社を示す電力会社識別情報(電力会社名や電力会社コード等)等を用いることができる。会員の住所や情報提供者の所在地あるいは地域識別情報が用いられる場合には、地域判別手段は、例えば、会員の住所あるいは地域識別情報で示される地域が情報提供者の所在地あるいは地域識別情報で示される地域から所定距離の範囲内に存在するか否かを示す地域判別結果を出力する。また、会員や情報提供者に電力を供給している電力会社の電力会社識別情報が用いられる場合には、地域判別手段は、例えば、会員の電力会社識別情報が情報提供者の電力会社識別情報と一致するか否かを示す地域判別結果を出力する。
「送信関連情報」は、送信情報を含むメールの送信に関連する情報、例えば、送信情報を送信した会員に付与するポイント、会員に送信した送信情報を提供した情報提供者に請求する送信費用が該当する。
地域判別結果に基づいてポイントや送信費用(送信関連情報)を算出する方法としては、例えば、地域判別結果に対応するポイント情報や送信費用情報をポイント情報データベースや送信費用情報データベースから読み出す方法や、情報識別情報と地域判別結果に対応するポイント情報や送信費用情報をポイント情報データベースや送信費用情報データベースから読み出す方法や、情報識別情報に対応するポイント情報や送信費用情報をポイント情報データベースや送信費用情報データベースから読み出し、読み出したポイント情報や送信費用情報に地域判別結果に対応する値を乗算する方法を用いることができる。さらに、情報受信手段の通信を管理している通信事業者も考慮して算出する方法を用いることもできる。
なお、ポイント情報データベースや送信費用情報データベースとして、例えば、会員の住所が情報提供者の商圏に含まれている(一致する)場合または含まれない(一致しない)場合における、送信情報を1回送信する毎のポイント数や送信費用がポイント情報や送信費用情報として、情報識別情報に対応させて記憶されているポイント情報データベースや送信費用情報データベースを用いることができる。あるいは、送信情報を1回送信する毎のポイント数や送信費用がポイント情報や送信費用情報として、情報識別情報に対応させて記憶されているポイント情報データベースや送信費用情報データベースを用いることができる。勿論、ポイント情報や送信費用情報は、複数の情報識別情報に対し共通に記憶させることもできる。
(第2発明)
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項2に記載の情報提供装置は、記憶手段と、情報処理手段と、地域判別手段と、送信関連情報算出手段を備えている。
記憶手段は、送信情報と当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベース、会員地域情報を会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベース、情報提供者地域情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有している。
情報処理手段は、情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報を受信すると、受信した情報識別情報で示される送信情報を情報受信手段に送信する。
地域判別手段は、情報処理手段で受信した会員識別情報に対応する会員の会員地域情報で示される地域が、情報処理手段で受信した情報識別情報に対応する情報提供者の情報提供者地域情報で示される地域に一致するか否かを示す地域判別結果を出力する。
送信関連情報算出手段は、地域判別手段の地域判別結果に基づいて、情報処理手段で受信した会員識別情報で示される会員に付与するポイント、あるいは、情報処理手段で受信した情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者に対する送信費用の少なくとも一方を算出する。
ここで、送信情報としては、情報提供者が提供した広告情報等を用いることができる。
送信情報を示す情報識別情報としては、情報提供者が提供した広告情報が掲載されているWebサイトのホームページのアドレスやタイトル等のWebサイト識別情報等を用いることができる。
情報受信手段から送信する情報識別情報としては、情報受信手段で受信したメールに含まれている情報識別情報の中から指示された情報識別情報を用いることもできるし、入力キー等によって入力された情報識別情報を用いることもできる。また、情報受信手段から送信する会員識別情報としては、情報受信手段で受信したメールに含まれている会員識別情報を用いることもできるし、入力キー等によって入力された会員識別情報を用いることもできるし、情報受信手段に予め記憶されている会員識別情報を用いることもできる。
送信関連情報の算出方法としては、第1発明と同様の方法を用いることができる。
(第3発明)
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項3に記載の情報提供装置は、記憶手段と、情報処理手段と、地域判別手段と、送信関連情報算出手段を備えている。
記憶手段は、送信情報、当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報、当該送信情報に対する返送情報を情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベース、会員地域情報を会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベース、情報提供者地域情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有している。
情報処理手段は、情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報を受信すると、受信した情報識別情報で示される送信情報を情報受信手段に送信し、さらに、情報受信手段から送信された返送情報を受信すると、受信した返送情報を受信した情報識別情報に対応させて前記送信情報データベースに記憶する。
地域判別手段は、送信情報データベースに記憶された返送情報を送信した情報受信手段から送信された会員識別情報で示される会員の会員地域情報で示される地域が、送信情報データベースに記憶された返送情報に対応する情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者の情報提供者地域情報で示される地域と一致しているか否かを示す地域判別結果を出力する。
送信関連情報算出手段は、地域判別手段の地域判別結果に基づいて、返送情報を送信した情報受信手段から送信された会員識別情報で示される会員に付与するポイント、あるいは、返送情報を送信した情報受信手段に送信した送信情報を提供した情報提供者に対する送信費用の少なくとも一方を算出する。
ここで、送信情報、情報識別情報、返送情報としては、例えば、情報提供者から提供されるアンケート情報、アンケート情報が掲載されているWebサイトを示すWebサイト識別情報(Webサイトのアドレスやタイトル)、アンケートの質問に対して会員から送信されるアンケート回答情報を用いることができる。
情報受信手段から送信する情報識別情報としては、情報受信手段で受信したメールに含まれている情報識別情報を用いることもできるし、入力キー等によって入力された情報識別情報を用いることもできる。
情報受信手段から送信する会員識別情報としては、情報受信手段で受信したメールに含まれている会員識別情報を用いることもできるし、入力キー等によって入力された会員識別情報を用いることもできるし、情報受信手段に予め記憶されている会員識別情報を用いることもできる。
送信関連情報の算出方法としては、第1発明と同様の方法を用いることができる。
(第4発明)
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項4に記載の情報提供装置では、情報処理手段は、受信した返送情報が所定の条件を満足していない場合には、受信した返送情報を送信情報データベースに記憶させない。
「受信した返送情報が所定の条件を満足していない場合」は、典型的には、会員から送信されたアンケート回答情報の中に、予め定められている質問項目に対する回答情報が含まれていない場合が該当する。
なお、第3発明及び第4発明では、同じ情報識別情報で示される送信情報に対して同じ会員から送信された返送情報を1回のみ送信情報データベースに記憶するように情報処理手段を構成するのが好ましい。例えば、送信情報データベースに、情報識別情報に対応させて返送情報とともに、当該返送情報を送信した情報受信手段から送信された会員識別情報(当該返送情報を送信した会員の会員識別情報)も記憶し、情報受信手段から送信された会員識別情報と情報識別情報の組み合わせが送信情報データベースに記憶されている場合には、当該情報受信手段から送信された返送情報の送信情報データベースへの記憶を禁止するように情報処理手段を構成する。
また、送信情報データベースは、1つのデータベース(例えば、会員に送信情報を送信するための情報と会員から返送された返送情報を記憶する1つのデータベース)により構成することもできるし、複数のデータベース(例えば、会員に送信情報を送信するための情報を記憶するデータベースと、会員から返送された返送情報を記憶するデータベース)により構成することもできる。
また、請求項3及び4に記載の情報提供装置は、好適には、アンケート情報を送信する情報提供装置として構成することができる。この場合、送信情報データベースに記憶された返送情報の集計処理は、情報処理手段あるいはメール処理手段が実行してもよいし、別途設けた集計処理手段が実行してもよい。
請求項1に記載の情報提供装置では、送信情報を含むメールをメールアドレスに送信した場合に、メールを送信したメールアドレスに対応する会員の地域が、メールに含まれている送信情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否かに基づいて、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用が算出される。これにより、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用を、広告効果に対応させて算出することができる。
請求項2に記載の情報提供装置では、会員からの情報識別情報(例えば、Webサイトのアドレス)の受信に応答して情報識別情報で示される送信情報(例えば、Webサイトに掲載されている広告情報)を会員に送信した場合に、情報識別情報を送信した会員(情報識別情報で示される送信情報を送信した会員)の地域が、会員に送信した送信情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否かに基づいて、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用が算出される。これにより、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用を、広告効果に対応させて算出することができる。また、情報提供者の地域と一致する地域に住居を有する会員(商圏内に住居を有している会員)からの情報識別情報の送信を促進することができるため、広告効果を高めることができる。
請求項3に記載の情報提供装置では、送信情報(例えば、アンケート情報)に対する返送情報(例えば、アンケート回答情報)を受信した場合に、返送情報を送信した会員の地域が、送信情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否かに基づいて、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用が算出される。これにより、会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用を、広告効果に対応させて算出することができる。
請求項4に記載の情報提供装置では、必要な返送情報が送信された場合にポイントや送信費用を算出するため、広告効果に対応したポイントや送信費用を確実に算出することができる。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態の概略構成図を図1に示す。
本実施の形態は、情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報の受信に応答して、情報識別情報で示される送信情報を情報受信手段に送信した場合に、会員識別情報で示される会員に付与するポイントを算出するとともに、送信情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出する。
そして、ポイントや送信費用を算出する際には、会員に電力を供給している電力会社が情報提供者に電力を供給している電力会社と一致しているか否かを示す電力会社判別結果(会員の地域が情報提供者の地域と一致しているか否かを示す地域判別結果)に基づいてポイントや送信費用を算出する。
本実施の形態は、情報管理装置10、記憶装置11、通信管理装置22a〜22d、端末装置20a〜20d等により構成されている。情報管理装置10、通信管理装置22a〜22d等は、インターネット等の通信回線40により接続されている。
図1に示されている端末装置20a〜20cは、それぞれ通信事業者A〜Cにより通信が管理されている携帯電話機である。端末装置20a〜20cと情報管理装置10との間の通信は、通信回線40、各端末装置20a〜20cの通信を管理している通信事業者A〜Cの通信管理装置22a〜22c及び基地局21a〜21cを介して行われる。また、端末装置20dは、通信事業者Dにより通信が管理されているパソコンである。端末装置20dと情報管理装置10との間の通信は、通信回線40、端末装置20dの通信を管理している通信事業者Dの通信管理装置22dを介して行われる。
端末装置20a〜20dは、メール(例えば、案内メール)や広告情報等を受信可能な受信手段と、受信手段で受信したメールや広告情報等を表示可能な表示手段、入力キー等の入力手段、情報識別情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレス)や会員識別情報等を送信可能な送信手段とを有している。
なお、端末装置20a〜20dと通信管理装置22a〜22dとの間の通信は、図1に示した通信経路以外にも種々の通信経路を介して実行可能である。
また、図1では、記憶装置11を情報管理装置10に接続しているが、記憶装置11は、情報管理装置10がアクセス可能に設けられていればよく、通信回線40に接続されていてもよい。
情報管理装置10は、メール処理手段10a、広告情報処理手段10b、電力会社判別手段10c、ポイント算出手段10d、送信費用算出手段10eを有している。
メール処理手段10aは、端末装置20a〜20dにメールを送信するメール送信処理等を実行する。
広告情報処理手段10bは、端末装置20a〜20dから送信された広告情報送信要求情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレスやタイトルを示すWebサイト識別情報)の受信に応答して端末装置20a〜20dに広告情報を送信する広告情報送信処理等を実行する。
電力会社判別手段10cは、広告情報処理手段10bから広告情報を送信した会員に電力を供給している電力会社と、会員に送信した広告情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社が一致しているか否かを判別して電力会社判別結果を出力する電力会社判別処理等を実行する。
ポイント算出手段10dは、電力会社判別手段10cの電力会社判別結果に基づいて、広告情報を送信した会員に付与するポイントを算出するポイント算出処理等を実行する。
送信費用算出手段10eは、電力会社判別手段10cの電力会社判別結果に基づいて、広告情報処理手段10bから会員に送信した広告情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出する送信費用算出処理等を実行する。
なお、メール処理手段10a、広告情報処理手段10b、電力会社判別手段10c、ポイント算出手段10d、送信費用算出手段10eは、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。すなわち、情報管理装置10は、各手段10a〜10eの処理を実行する1つの処理装置(CPU)で構成してもよいし、複数の処理装置(CPU)で構成してもよい。また、複数の処理装置で構成する場合には、各処理装置の配設位置は適宜設定可能である。
会員に付与するポイントや情報提供者に請求する送信費用は、会員に送信情報を送信したことに伴って算出される情報である。したがって、「ポイント」や「送信費用」は、送信情報の送信に関連して算出される「送信関連情報」である。
情報管理装置10(したがって、メール処理手段10a、広告情報処理手段10b、電力会社判別手段10c、ポイント算出手段10d、送信費用算出手段10e)がアクセス可能な記憶装置11には、会員情報データベース11a、広告情報データベース11b、情報提供者情報データベース11c、ポイント情報データベース11d、送信費用情報データベース11eが設けられている。
なお、会員情報データベース11a、広告情報データベース11b、情報提供者情報データベース11c、ポイント情報データベース11d、送信費用情報データベース11eは、共通の記憶装置に設けてもよいし、別々の記憶装置に設けてもよい。
本実施の形態では、メール処理手段10aが本発明の「メール処理手段」に対応し、広告情報処理手段10bが本発明の「情報処理手段」に対応し、電力会社判別手段10cが本発明の「地域判別手段」に対応し、ポイント算出手段10dが本発明の「ポイント算出手段」に対応し、送信費用算出手段10eが本発明の「送信費用算出手段」に対応し、ポイント算出手段10d及び送信費用算出手段10eが本発明の「送信関連情報算出手段」に対応し、記憶装置11が本発明の「記憶手段」に対応し、端末装置20a〜20dが本発明の「情報受信手段」に対応する。
また、会員情報データベース11aが本発明の「会員情報データベース」に対応し、広告情報データベース11bが本発明の「送信情報データベース」に対応し、情報提供者情報データベース11cが本発明の「情報提供者情報データベース」に対応し、ポイント情報データベース11dが本発明の「ポイント情報データベース」に対応し、送信費用情報データベース11eが本発明の「送信費用情報データベース」に対応する。さらに、広告情報あるいは案内メールに含まれる情報IDが本発明の「送信情報」に対応し、ポイント及び送信費用が本発明の「送信関連情報」に対応する。
会員情報データベース11aの1例を図2に示す。
図2に示す会員情報データベースには、情報管理装置10から提供される広告情報等の受信を希望する会員(会員として登録した利用者)の会員情報が、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶されている。図2に示す会員情報データベースでは、会員識別情報として会員ID(a1)が用いられている。
図2に示す会員情報データベースでは、会員情報として、メールの送信先を示すメールアドレス(a2)、メールを受信する端末装置の通信を管理している通信事業者を示す通信事業者識別情報(a3)、会員に電力を供給している電力会社を示す電力会社識別情報(a4)、氏名(a5)、性別(a6)、住所(a7)、生年月日(a8)、メールの受信を希望する受信時間を示すメール受信時間(a9)、情報管理装置10から広告情報を受信した履歴を示す受信履歴(a10)、ポイント数(広告情報の受信に対して付与されたポイントの累積値)(a11)、職業(a12)等が用いられている。
例えば、会員ID[1001]で示される会員は、メールアドレスが[1001@aaa.ne.jp]、メールを受信する端末装置の通信事業者が[aaa]社、[X]電力会社から電力が供給されており、性別が[男]、生年月日が[1982/02/17]、メール受信時間が[9:00−12:00]、累積ポイント数が[1505]、職業が[学生]等であることが記憶されている。
電力会社識別情報としては、電力会社名や電力会社コード等を用いることできる。
会員情報は、情報提供者がメール等を送信する会員を指定するための送信先選択条件としても用いられる。したがって、種々の送信先選択条件に対応できるように種々の会員情報を記憶させておくのが好ましい。
なお、会員識別情報としては、会員IDに限定されず、メールアドレスや氏名等を用いることもできる。
通常、電力会社から電力を供給する地域は限定されている。すなわち、会員に電力を供給している電力会社を判別することができれば、会員が居住している地域を判別することができる。
したがって、本実施の形態では、会員情報データベース11aに記憶されている電力会社識別情報(a4)が、本発明の「会員地域情報」に対応する。
広告情報データベースの1例を図3に示す。
図3に示す広告情報データベースには、情報提供者が提供する広告情報(b9)と、広告情報に関連する関連情報が、広告情報を示す情報識別情報に対応させて記憶されている。図3に示す広告情報データベースでは、情報識別情報として情報ID(b1)が用いられている。
図3に示す広告情報データベースでは、広告情報に関連する関連情報として、広告情報のタイトル(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのタイトル)(b2)、広告情報のアドレス(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページのアドレス)(b3)、広告情報を提供した情報提供者(店舗や会社等)を示す情報提供者識別情報(図3に示す広告情報データベースでは、情報提供者ID)(b4)及び情報提供者コード(b5)、広告情報を送信する会員(送信先)を指定するための送信先選択条件(b6)、情報提供者が希望するメールの送信日時(b7)、ホームページアドレス等の情報識別情報を含むメール(案内メール)を会員に送信する際にメールに添付する案内情報(b8)が用いられている。
例えば、情報ID[P001]で示される広告情報(b9)は、ホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されており、情報提供者ID[K0001]及び情報提供者コード[M001]の情報提供者から提供されたものであり、メールの希望送信日時が[2003.07.31]等であることが記憶されている。
案内情報や広告情報をWebページ形式(通常、HTML形式)で記憶する場合には、案内情報や広告情報の欄にはWebページ形式の案内情報や広告情報が記憶されている場所を示す情報が記憶される。
情報提供者IDは管理用として用いられ、情報提供者コードは端末装置の表示用として用いられる。勿論、情報提供者ID及び情報提供者コードとして同じ情報を用いることもできる。
送信先選択条件は、会員情報データベースに記憶されている会員情報を用いて作成することができる。
情報IDや情報提供者コードは、情報の種類(例えば、飲食、書籍販売、食品販売等)を判別可能に設定するのが好ましい。
なお、情報識別情報としては、情報IDに限定されず、タイトルやホームページアドレス等を用いることもできる。
情報提供者情報データベースの1例を図4に示す。
図4に示す情報提供者情報データベースには、広告情報を提供する情報提供者の情報提供者情報が、情報提供者を示す情報提供者識別情報に対応させて記憶されている。図4に示す情報提供者情報データベースでは、情報提供者識別情報として情報提供者ID(c1)が用いられている。
図4に示す情報提供者情報データベースでは、情報提供者情報として、情報提供者コード(c2)、情報提供者名(店舗名や会社名等)、住所(情報提供者の所在地)(c4)、情報提供者から提供された広告情報が情報管理装置10から会員に送信された履歴を示す送信履歴(c5)、送信費用(情報提供者が提供した広告情報が情報管理装置10から会員に送信されたことにより請求される送信費用の累積値)(c6)、情報提供者に電力を供給している電力会社を示す電力会社識別情報(c7)等が用いられている。
例えば、情報提供者ID[K0001]で示される情報提供者は、情報提供者コードが[M001]、情報提供者名が[○○○店]であり、[X]電力会社から電力が供給されていること等が記憶されている。
通常、電力会社から電力を供給する地域は限定されている。このため、情報提供者に電力を供給している電力会社の電力供給地域を、情報提供者の商圏(営業地域)とみなすことができる。
したがって、本実施の形態では、情報提供者情報データベース11cに記憶されている電力会社識別情報(c7)が、本発明の「情報提供者地域情報」に対応する。
ポイント情報データベースの1例を図5に示す。
図5に示すポイント情報データベースには、広告情報処理手段10bから広告情報を端末装置に送信した場合(端末装置で広告情報を受信した場合)に会員に付与されるポイント数がポイント情報として、各広告情報を示す情報IDに対応させて記憶されている。
ここで、通常、携帯電話機等の端末装置では、情報を受信する毎に通信費用(受信費用)を支払う従量制料金システムが用いられている。また、通信費用(受信費用)は、携帯電話機等の端末装置の通信を管理している通信事業者によって異なる場合が多い。一方、パソコン等の端末装置では、情報の受信回数に関係なく、1カ月毎に定額の通信費用(受信費用)を支払う定額料金システムが用いられている。
そこで、本実施の形態では、情報の受信に対して請求される通信費用(受信費)に応じて、会員に付与するポイントを算出している。これにより、会員は、通信費用(受信費用)を気にする必要がなくなり、広告情報の受信回数が増大する。
また、広告情報を会員に送信することによる広告効果は、情報提供者の商圏(営業地域)外に住居を有している会員に広告情報を送信する場合より、情報提供者の商圏(営業地域)内に住居を有している会員に広告情報を送信する場合の方が高い。このため、情報提供者は、情報提供者の商圏内に住居を有している会員に広告情報を送信することを望むことが多い。
そこで、本実施の形態では、会員の地域が広告情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否か(会員の住所が情報提供者の商圏内であるか否か、すなわち、他地域であるか同一地域であるか)に応じて、会員に付与するポイントを算出している。これにより、情報提供者の商圏(営業地域)内に住居を有している会員による広告情報の受信回数が増大する。
すなわち、図5に示すポイント情報データベースには、情報IDで示される広告情報を各通信事業者が通信を管理している各端末装置で受信する際に必要な通信費用(受信費用)に応じて会員に付与するポイントが、各端末装置で広告情報を受信する会員の地域が広告情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否か(他地域か同一地域か)を示す地域判別結果に対応させて記憶されている。
例えば、情報ID[P001]で示される広告情報は、データ量が[1134]バイトであり、他地域の会員が通信事業者Aにより通信が管理されている端末装置で受信する場合には、1回受信する毎に[5ポイント]が会員に付与され、同一地域の会員が通信事業者Aにより通信が管理されている端末装置で受信する場合には、1回受信する毎に[6ポイント]が付与され、他地域の会員が通信事業者Bにより通信が管理されている端末装置で受信する場合には、1回受信する毎に[5ポイント]が付与され、同一地域の会員が通信事業者Bにより通信が管理されている端末装置で受信する場合には、1回受信する毎に[6ポイント]が付与され、他地域の会員が通信事業者Cにより通信が管理されている端末装置で受信する場合には、1回受信する毎に[6ポイント]が付与され、同一地域の会員が通信事業者Cにより通信が管理されている端末装置で受信する場合には、1回受信する毎に[7ポイント]が付与されることが記憶されている。
そして、会員に送信した広告情報を示す情報IDと電力会社判別手段10cの電力会社判別結果に対応するポイント情報をポイント情報データベースから読み出すことによって、会員に付与するポイントを算出する。
なお、パソコン等の定額料金システムが用いられている端末装置では、情報を受信するための通信費用を気にする必要がない。このため、本実施の形態では、パソコン等の端末装置に広告情報を送信する場合には、会員にポイントを付与していない。勿論、パソコン等の端末装置で広告情報を受信する会員に対しても、ポイントを付与するように構成することもできる。この場合には、ポイント情報データベース11dに、パソコンの通信を管理する通信事業者に対応させてポイント情報を記憶させる。あるいは、広告情報を1回送信する毎に一律にポイントを付与する。
送信費用情報データベースの1例を図6に示す。
図6に示す送信費用情報データベースには、広告情報処理手段10bから広告情報を端末装置に送信した場合に、広告情報を提供した情報提供者に対して請求する送信費用が送信費用情報として、各広告情報を示す情報IDに対応させて記憶されている。
ここで、広告情報を会員に送信することによる広告効果は、情報提供者の商圏(営業地域)外に住居を有している会員に広告情報を送信する場合より、情報提供者の商圏(営業地域)内に住居を有している会員に広告情報を送信する場合の方が高い。このため、広告効果に対応した送信費用の請求を望む情報提供者が多い。
そこで、本実施の形態では、会員の地域が広告情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否かに応じて、情報提供者に請求する送信費用を算出している。
すなわち、図6に示す送信費用情報データベースには、情報IDで示される広告情報を端末装置に送信したことに対して情報提供者に請求する送信費用を、広告情報を送信した会員の地域が広告情報を提供した情報提供者の地域と一致しているか否か(他地域が同一地域か)を示す地域判別結果に対応させて記憶されている。
例えば、情報ID[P001]で示される広告情報を他地域の会員に送信する場合には、1回送信する毎に[4円]請求し、同一地域の会員に送信する場合には、1回送信する毎に[5円]請求することが記憶されている。
なお、図6に示す送信費用情報データベースでは、他地域に送信する場合の送信費用を、同一地域に送信する場合の送信費用より安く設定しているが、同一地域に送信する場合の送信費用より高く設定することもできる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
会員情報データベース11aに会員情報が記憶されているものとする。
情報提供者は、会員への送信を希望する広告情報を入力する。広告情報を入力する方法としては、情報提供者がパソコンを用いて入力する方法や情報提供サービス会社の担当者が情報管理装置10に設けられている入力手段を用いて入力する方法等を用いることができる。
なお、情報管理装置10から会員に案内メールを送信する時に、情報識別情報(例えば、広告情報を掲載しているWebサイトのホームページのアドレス)とともに案内情報を添付する場合には、広告情報とともに案内情報も入力する。また、メールを送信する会員を指定する場合には、送信先選択条件を入力する。例えば、住所(a7)に所定地区の住所が記憶され、生年月日(a8)に所定範囲の生年月日が記憶され、性別(a6)に男が記憶されている会員を選択する送信先選択条件を入力する。また、メールを送信する日時(送信条件)を指定する場合には、送信日時を入力する。また、広告情報が掲載されるWebサイトのホームページアドレス及びタイトルを入力する。
これにより、記憶装置11の広告情報データベース11bに、広告情報と関連情報が記憶される。
さらに、広告情報を広告情報データベース11bに記憶させた場合には、記憶させた広告情報を会員に送信した場合のポイント情報や送信費用情報をポイント情報データベース11dや送信費用情報データベース11eに記憶させる。
メール処理手段10aは、広告情報データベース11bに記憶されている広告情報の送信条件が満足されると(例えば、送信日時(b7)に設定されている送信日時に達すると)、送信条件が満足された広告情報を示す情報識別情報を含むメール(案内メール)を送信する。
本実施の形態では、送信条件が満足された広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレス(a2)を広告情報データベース11bから読み出し、読み出したホームページアドレスを情報識別情報として用いている。また、送信条件が満足された広告情報に送信先選択条件(b6)が設定されている場合には、当該送信条件が満足された広告情報に対応する送信先選択条件(b6)を広告情報データベース11bから読み出し、読み出した送信先選択条件で設定されている会員情報を有する会員(送信先選択条件を満足する会員)の会員IDに対応するメールアドレス(a2)を会員情報データベース(11a)から読み出し、読み出したメールアドレス宛に案内メールを送信する。送信先選択条件(b6)が設定されていない場合には、各会員に対応するメールアドレス(a2)を会員情報データベース11aから読み出し、読み出した各メールアドレス宛に案内メールを送信する。
なお、送信先選択条件(b6)を満足する会員のメール受信時間(a9)が会員情報データベース11aに設定されており、広告情報データベース11bの送信日時(b7)に設定されている時間と会員情報データベース11aのメール受信時間(a9)に設定されている時間が一致しない場合には、メール受信時間(a9)に設定されている時間に案内メールを送信する。また、送信効率を向上させるために、送信条件が満足された送信情報を示すホームページアドレス(b3)を含む案内メールをまとめて送信する方法を用いるのが好ましい。
いま、情報ID[P001]、[P002]で示される広告情報の送信日時に達し、送信先選択条件(b6)に設定されている送信先選択条件を満足する会員として会員ID[1001]で示される会員が選択されたものとする。ここで、情報ID[P001]で示される広告情報の送信日時として[2003.07.31]、情報ID[P002]で示される広告情報の送信日時として[2003.07.31,am9:00]、会員ID[1001]で示される会員のメール受信時間として[9:00−12:00]が設定されているため、メール処理手段10aは、情報ID[P001]、[P002]に対応するホームページアドレス[http://www.p001]、[http://www.p002]を含む案内メールを、会員ID[1001]に対応するメールアドレス[1001@aaa.ne.jp]宛に、[2003.07.31,am9:00]に送信する。
また、本実施の形態では、Webサイトのタイトル(b2)、情報提供者コード(b5)、案内情報(b8)を広告情報データベース11bから読み出し、ホームページアドレス(b3)とともに案内メールで送信する。
さらに、本実施の形態では、会員情報データベース11aから、案内メールを送信するメールアドレス(a2)に対応する会員ID(a1)も読み出し、ホームページアドレス(b3)とともに送信する。例えば、メールアドレス[1001@aaa.ne.jp]に対応する会員ID[1001]を、ホームページアドレス[http://www.p001]、[http://www.p002]とともに案内メールで送信する。
案内メールで送信する情報としては、前述した情報に限定されず種々の情報を選択することができる。
メール処理手段10aから送信された案内メールは、インターネット等の通信回線40、通信管理装置22a〜22dを介して端末装置20a〜20dに送信される。いま、メールアドレス[1001@aaa.ne.jp]が設定されている端末装置20aがこの案内メールを受信したものとする。
端末装置20aは、メール処理手段10aから送信された案内メールを受信手段で受信すると、受信した案内メールを表示手段に表示する。案内メールを表示する案内メール受信画面の1例を図7に示す。
図7に示す案内メール受信画面には、案内メールに含まれている、ホームページアドレス(b3)及びタイトル(例えば、店舗名や会社名)(b2)、情報提供者コード(例えば、店舗コードや会社コード)(b5)、サービス情報等の案内情報(b8)等が表示されている。案内メール受信画面は、図7の上下方向にスクロール可能である。
なお、図7に示す案内メール受信画面では、案内メールで送信された会員IDは表示されない。
端末装置20aで広告情報等を受信する会員は、端末装置20aの表示手段に表示されている案内メール受信画面の情報を確認した後、所定の情報識別情報(本実施の形態では、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレス)の中から所定の情報識別情報を入力キーを用いて指示する。いま、会員が、ホームページアドレス[http://www.p001]を指示したものとする。
これにより、端末装置20aは、送信手段から、指示されたホームページアドレス[http://www.p001]と案内メールで受信した会員ID[1001]を含む広告情報送信要求情報を、端末装置20aの通信を管理している通信事業者Aの通信管理装置22aに送信する。
通信管理装置22aは、端末装置20aから送信されたホームページアドレス[http://www.p001]と会員ID[1001]を通信回線40を介して情報管理装置10(広告情報処理手段10b)に送信する。また、通信管理装置22aは、端末装置20aの通信事業者Aを示す通信事業者識別情報を情報管理装置10(広告情報処理手段10b)に送信する。
広告情報処理手段10bは、通信管理装置22aを介して端末装置20aから送信されたホームページアドレス[http://www.p001]と会員ID[1001]を含む広告情報送信要求情報の受信に応答して広告情報を送信する。
例えば、まず、受信した会員ID[1001]を用いて認証を行う。認証がOKであれば、受信したホームページアドレス[http://www.p001]に掲載されている広告情報(b9)を広告情報データベース11bから読み出して通信管理装置22aに送信する。通信管理装置22aは、広告情報処理手段10bから送信された広告情報を、ホームページアドレス[http://www.p001]と会員ID[1001]を含む広告情報送信要求情報を送信した端末装置20aに送信する。
端末装置20aは、通信管理装置22aから送信された広告情報を受信手段で受信すると、表示手段に広告情報受信画面を表示する。
広告情報受信画面の1例を図8に示す。図8に示す広告情報受信画面には、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレス[http://www.p001](b3)及びタイトル(b2)、広告情報を提供した情報提供者の情報提供者コード(b5)、説明文章と地図等からなる広告情報(b9)が表示されている。
なお、広告情報を掲載しているWebサイトが複数のWebページにより構成されている場合や、関連する他のWebページへのリンクを可能とする場合には、広告情報受信画面に他のページへのリンク情報や関連するWebページへのリンク情報が表示される。
また、電力会社判別手段10cは、広告情報処理手段10bからホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されている広告情報を端末装置20aに送信すると、端末装置20aで広告情報を受信する会員(この場合、会員ID[1001]で示される会員)に電力を供給している電力会社が、ホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されている広告情報を提供した情報提供者(この場合、情報提供者ID[P001]で示される情報提供者)に電力を供給している電力会社と一致しているか否かを判別し、一致しているか否かを示す電力会社判別結果を出力する。
例えば、広告情報処理手段10bが受信した会員ID[1001]に対応する電力会社識別情報(a4)を会員情報データベース11aから読み出す。この場合、会員ID[1001]に対応する[X]電力会社を読み出す。
また、広告情報処理手段10bが受信した情報識別情報で示される広告情報(この場合、ホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されている広告情報)を提供した情報提供者を示す情報提供者ID(b4)を広告情報データベース11bから読み出し、読み出した情報提供者IDに対応する電力会社識別情報(c7)を情報提供者情報データベース11cから読み出す。この場合、ホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されている広告情報を提供した情報提供者(情報提供者ID[K0001])に対応する[X]電力会社を読み出す。
そして、会員情報データベース11aから読み出した、会員に対応する電力会社識別情報(a4)と、情報提供者情報データベース11bから読み出した、情報提供者に対応する電力会社識別情報(c7)が一致しているか否かを判別する。この場合、会員ID[1001]で示される会員に対応する[X]電力会社が、情報提供者ID[K0001]で示される情報提供者に対応する[X]電力会社と一致するため、電力会社判別手段10cは、電力会社が一致していることを示す電力会社判別結果を出力する。
ポイント算出手段10dは、広告情報処理手段10bから広告情報を端末装置20aに送信すると、端末装置20aで広告情報等を受信した会員に付与するポイントを算出する。本実施の形態では、端末装置20aに送信した広告情報を示す情報IDと端末装置20aの通信を管理している通信事業者と電力会社判別手段10cの電力会社判別結果に基づいて、端末装置20aで広告情報を受信した会員に付与するポイントを算出する。
すなわち、広告情報処理手段10bで受信した通信事業者識別情報に基づいて、端末装置20aの通信を管理している通信事業者Aを判別する。また、広告情報処理手段10bが受信した情報識別情報に基づいて、情報識別情報で示される情報IDを判別する。また、広告情報処理手段10bが受信した会員IDに基づいて、端末装置20aで広告情報を受信する会員を判別する。
そして、送信した広告情報を示す情報ID、通信事業者及び電力会社判別結果に対応するポイント情報をポイント情報データベース11dから読み出し、読み出したポイント情報を、端末装置20aで広告情報を受信する会員に付与するポイントとして算出する。
前記した例の場合、広告情報処理手段10bが受信した通信事業者識別情報で示される通信事業者A、広告情報処理手段10bが受信したホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されている広告情報を示す情報ID[P001]及び電力会社判別手段10cからの一致を示す電力会社判別結果に対応するポイント情報[6ポイント]をポイント情報データベース11dから読み出す。そして、読み出したポイント情報[6ポイント]を、広告情報処理手段10bが受信した会員ID[1001]で示される会員のポイントとして算出する。
送信費用算出手段10eは、広告情報処理手段10bから広告情報を端末装置20aに送信すると、広告情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出する。
本実施の形態では、端末装置20aに送信した広告情報を示す情報IDと電力会社判別手段10cからの電力会社判別結果に基づいて、情報提供者に請求する送信費用を算出する。
すなわち、端末装置20aに送信した広告情報を示す情報IDと電力会社判別結果に対応する送信費用情報を送信費用情報データベース11eから読み出し、読み出した送信費用情報を情報提供者に請求する送信費用として算出する。
前記した例の場合、広告情報処理手段10bが受信したホームページアドレス[http://www.p001]のWebサイトに掲載されている広告情報を示す情報ID[P001]を広告情報データベース11bから読み出す。そして、読み出した情報ID[P001]と電力会社判別手段10cからの一致を示す電力会社判別結果に対応する送信費用情報[5円]を送信費用情報データベース11eから読み出す。読み出した送信費用情報[5円]を、情報ID[P001]で示される広告情報を提供した情報提供者(情報提供者ID[K0001])に請求する送信費用として算出する。
以上のように、本実施の形態では、端末装置で広告情報を受信する会員に電力を供給している電力会社が、端末装置に送信した広告情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社と一致していない場合には、一致している場合より安い([0]を含む)送信費用を算出する。このため、広告情報の送信に対して、広告情報の送信による広告効果に対応した送信費用を算出することができる。
また、端末装置で広告情報を受信する会員に電力を供給している電力会社が、端末装置に送信した広告情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社と一致していない場合には、一致している場合より少ない([0]を含む)ポイントを算出する。このため、広告情報の送信に対して、広告情報の送信による広告効果に対応したポイントを算出することができる。さらに、遠方の地域に住居を有している会員への広告情報の送信(例えば、Webサイトへのアクセス)に対して付与されるポイントが少ないため、遠方の地域に住居を有している会員からの、ポイントの獲得を目的とした広告情報の送信要求の送信回数(例えば、Webサイトへのアクセス回数)の減少を期待することができる。
第1の実施の形態では、端末装置(情報受信手段)から広告情報処理手段10bに送信する情報識別情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレス)として、メール処理手段10aから端末装置(端末装置に設定されているメールアドレス宛)に送信された案内メールに含まれている情報識別情報を用いたが、端末装置に設けられている入力キー等を用いて入力された情報識別情報を用いることもできる。
また、端末装置から広告情報処理手段10bに送信する会員ID(会員識別情報)として、メール処理手段10aから端末装置(端末装置に設定されているメールアドレス宛)に送信された案内メールに含まれている会員IDを用いたが、端末装置に設けられている入力キー等を用いて入力された会員IDを用いることもできる。さらに、会員識別情報としては、パソコン等で用いられているIPアドレス等の識別情報を用いることもできる。このIPアドレスは、会員あるいは通信事業者によって入力され、端末装置に設けられている記憶手段に記憶される。このような識別情報を用いる場合には、メール処理手段から案内メールによって会員IDを送信する処理や、端末装置の入力キー等を用いて会員IDを入力する操作が不要となる。これにより、メール処理手段の処理が簡単となり、また、会員による会員IDの入力操作も不要となる。
また、案内メールを受信した後、端末装置から広告情報処理手段10bに情報識別情報
と会員IDを送信したが、案内メールを受信することなく端末装置から広告情報処理手段10bに情報識別情報と会員IDを送信してもよい。
また、広告情報処理手段10bから端末装置に広告情報を送信した時に、会員に付与するポイントを算出するとともに、情報提供者に請求する送信費用情報を算出したが、ポイントを算出する時期や送信費用を算出する時期は適宜変更可能である。
例えば、ポイントを算出するのに必要な受信履歴(a10)を会員情報データベース11aに記憶させる。そして、所定時期に、受信履歴とポイント情報データベース11dに記憶されているポイント情報に基づいて各会員のポイントを算出する。例えば、広告情報処理手段10bから会員に広告情報を送信した時、広告情報処理手段10bにより、送信した広告情報を示す情報識別情報を含む受信履歴を、広告情報を送信した会員の会員識別情報に対応させて会員情報データベース11aに記憶する。あるいは、メール処理手段10aから案内メールをメールアドレスに送信した時、メール処理手段10aにより、案内メールに含まれている情報識別情報を含む受信履歴を、メールアドレスに対応する会員識別情報に対応させて会員情報データベース11aに記憶する。
また、送信費用を算出するために必要な送信履歴(c5)を情報提供者情報データベース11cに記憶させる。そして、所定時期に、送信履歴と送信費用情報データベース11eに記憶されている送信費用情報に基づいて各情報提供者に対する送信費用を算出する。例えば、広告情報処理手段10bから会員に広告情報を送信した時、広告情報を送信した会員を示す会員識別情報を含む送信履歴を、広告情報を提供した情報提供者識別情報に対応させて情報提供者情報データベース11cに記憶する。あるいは、メール処理手段10aから案内メールをメールアドレスに送信した時に、メール処理手段10により、メールアドレスに対応する会員識別情報を含む送信履歴を、案内メールに含まれている情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者に対応させて情報提供者情報データベース11cに記憶する。
このように、受信履歴や送信履歴を記憶し、所定時期にポイントや送信費用を算出することにより、広告情報の送信処理とポイントや送信費用の算出処理を同時に行う必要がないため、情報管理装置10の処理負担を軽減することができる。
また、広告情報処理手段10bから端末装置への広告情報の送信に対して、ポイント及び送信費用を算出したが、ポイントあるいは送信費用の一方のみを算出してもよい。この場合には、ポイント算出手段10dとポイント情報データベース11dあるいは送信費用算出手段10eと送信費用情報データベース11eを省略することができる。
また、ポイントを算出する方法としては、実施の形態で説明した算出方法に限定されず、種々の算出方法を用いることができる。
例えば、情報識別情報と通信事業者識別情報に対応するポイント情報を記憶するポイント情報データベースを設け、ポイント情報データベースから読み出したポイント情報に電力会社判別結果に対応する値を乗算することによって、情報識別情報と通信事業者識別情報及び電力会社判別結果に対応するポイントを算出する方法を用いることができる。電力会社判別結果に対応する値としては、種々の値を用いることができるが、[(一致(同一地域)を示す電力会社判別結果に対応する値)>(不一致(他地域)を示す電力会社判別結果に対応する値)]を満足するように設定するのが好ましい。この方法を用いる場合には、電力会社判別結果に対応する値を変更するのみで、電力会社判別結果に対応するポイントを容易に変更することができる。
あるいは、通信事業者に関係なく、情報識別情報と電力会社判別結果に基づいてポイントを算出する方法を用いることもできる。例えば、情報識別情報と電力会社判別結果に対応するポイント情報を記憶するポイント情報データベースを設け、ポイント情報データベースから読み出すことによって、情報識別情報と電力会社判別結果に対応するポイントを算出する方法を用いる。または、情報識別情報に対応するポイント情報を記憶するポイント情報データベースを設け、ポイント情報データベースから読み出したポイント情報に電力会社判別結果に対応する値を乗算することによって、情報識別情報と電力会社判別結果に対応するポイントを算出する方法を用いる。
あるいは、通信事業者と情報識別情報に関係なく、電力会社判別結果(地域判別結果)のみに基づいてポイントを算出する方法を用いることもできる。例えば、電力会社判別結果に対応する値をポイントとして算出する方法を用いる。
また、送信費用を算出する方法としては、実施の形態で説明した算出方法に限定されず、種々の算出方法を用いることができる。
例えば、情報識別情報に対応する送信費用情報を記憶する送信費用情報データベースを設け、送信費用情報データベースから読み出した送信費用情報に電力会社判別結果に対応する値を乗算することによって、情報識別情報と電力会社判別結果に対応する送信費用を算出する方法を用いることができる。電力会社判別結果に対応する値としては、種々の値を用いることができるが、[(一致(同一地域)を示す電力会社判別結果に対応する値)>(不一致(他地域)を示す電力会社判別結果に対応する値)]を満足するように設定するのが好ましい。
あるいは、情報識別情報に関係なく、電力会社判別結果(地域判別結果)のみに基づいて送信費用を算出する方法を用いることもできる。例えば、電力会社判別結果に対応する値を送信費用として算出する方法を用いる。
また、広告情報処理手段10bが受信した会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を会員情報データベース11aから読み出し、広告情報処理手段10bが受信した情報識別情報で示される広告情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を広告情報データベースから読み出すとともに、読み出した情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を情報提供者情報データベース11cから読み出したが、会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)や情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)は、端末装置から情報識別情報や会員識別情報とともに広告情報処理手段に送信してもよい。
例えば、メール処理手段10aから会員に(会員のメールアドレスが設定されている端末装置に)情報識別情報を含む案内メールを送信する際に、情報識別情報で示される広告情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を広告情報データベース11bから読み出すとともに、読み出した情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を情報提供者情報データベース11cから読み出し、読み出した情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を含む案内メールを送信する。端末装置は、受信した案内メールに含まれている情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を、情報識別情報や会員識別情報とともに広告情報処理手段10bに送信する。電力会社判別手段10cは、受信した会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を読み出し、読み出した会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)と受信した電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を比較して電力会社判別結果(地域判別結果)を出力する。この場合、情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を読み出す処理が不要となるため、電力会社判別処理(地域判別処理)のための処理負担が軽減される。
あるいは、メール処理手段10aから会員に(会員のメールアドレスが設定されている端末装置に)情報識別情報を含む案内メールを送信する際に、メールアドレスが記憶されている会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を会員情報データベース11aから読み出し、読み出した会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を含む案内メールを送信する。端末装置は、受信した案内メールに含まれている会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を、情報識別情報や会員識別情報とともに広告情報処理手段10bに送信する。電力会社判別手段10cは、受信した情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者の情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を読み出し、読み出した情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)と受信した電力会社識別情報(会員地域情報)を比較して電力会社判別結果(地域判別結果)を出力する。この場合、会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を読み出す処理が不要となるため、電力会社判別処理(地域判別処理)のための処理負担が軽減される。
あるいは、情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)と会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を含む案内メールをメール処理手段10aから端末装置に送信し、また、端末装置から広告情報処理手段10bに、情報識別情報や会員識別情報とともに両電力会社識別情報を送信する。この時、両電力会社識別情報(地域情報)を判別可能な態様で送信する。電力会社判別手段10cは、受信した情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)と会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)を比較して電力会社判別結果(地域判別結果)を出力する。この場合には、会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)及び情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)を読み出す処理が不要となるため、電力会社判別処理(地域判別処理)のための処理負担がより軽減される。
また、広告情報処理手段10bから端末装置への広告情報の送信に対してポイントの算出や送信費用の算出を行ったが、メール処理手段10aから端末装置への(端末装置に設定されているメールアドレス宛への)メール(例えば、情報識別情報等を含む案内メールや広告情報等を含む広告メール等)送信に対して、ポイントの算出や送信費用の算出を行ってもよい。
すなわち、メール処理手段10aから広告情報等を含む広告メールを会員(会員のメールアドレス)に送信することにより、情報提供者は広告情報をタイムリーに送信することができ、会員は広告情報処理手段10bに広告情報の送信要求を送信することなく広告情報を受信(閲覧)することができる。
また、メール処理手段10aから情報識別情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレス)や案内情報を含む案内メールを会員(会員のメールアドレス)に送信することにより、情報提供者は案内情報をタイムリーに送信することができ、会員は欲しい広告情報が掲載されているWebサイトに容易に、タイムリーにアクセスすることができる。
このため、メールの会員への送信に対して、情報提供者に送信費用を請求し、また、会員にポイントを付与することが可能である。
メールを会員に送信する場合も、メールの送信による広告効果は、会員の地域が情報提供者の地域と一致するか否か(例えば、会員に電力を供給している電力会社が情報提供者に電力を供給している電力会社と一致しているか否か)によって広告効果が異なる。したがって、メールの会員への送信に対してポイントや送信費用を算出する際、会員の地域が情報提供者の地域と一致するか否かを示す地域判別結果に応じてポイントや送信費用を算出する。
メールの会員への送信に対してポイントや送信費用を算出する情報提供装置では、メールに含ませて送信する情報識別情報(情報ID、Webサイトのホームページアドレスやタイトル等のWebサイト識別情報等)、案内情報や広告情報等が本発明の「送信情報」に対応する。
[第2の実施の形態]
以上では、端末装置20a〜20d(端末装置20a〜20dで広告情報を受信する会員)からの広告情報送信要求情報の受信に応答して広告情報処理手段10bから端末装置20a〜20dに広告情報を送信することによって、あるいは、メール処理手段10aから会員(会員のメールアドレスが設定されている端末装置20a〜20d)にメールを送信することによって広告効果を高める場合について説明した。
ところで、情報提供者は、顧客に対してアンケートを実施することがある。このようなアンケートは、顧客の嗜好やニーズ等を把握し、顧客数を増大させる対策を検討するために実施されることが多い。したがって、アンケートは、直接的あるいは間接的な広告効果を有している。
以下に、本発明を、情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報アンケート情報の受信に応答して、情報識別情報で示される送信情報(例えば、アンケート情報)を情報受信手段に送信し、さらに、情報受信手段から送信された返送情報(例えば、アンケート回答情報)を受信した場合に、会員識別情報で示される会員に付与するポイントを算出するとともに、送信情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出する情報提供装置として構成した第2の実施の形態を説明する。
ポイントや送信費用を算出する際には、第1の実施の形態と同様に、会員に電力を供給している電力会社が情報提供者に電力を供給している電力会社と一致しているか否かを示す電力会社判別結果(地域判別結果)に基づいてポイントや送信費用を算出する。
本実施の形態の概略構成図を図9に示す。
本実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、情報管理装置50、記憶装置51、通信管理装置22a〜22d、端末装置20a〜20d等により構成されている。
情報管理装置50は、アンケートメール処理手段50a、アンケート情報処理手段50b、電力会社判別手段50c、ポイント算出手段50d、送信費用算出手段50eを有している。
アンケートメール処理手段50aは、アンケート情報を示す情報識別情報(例えば、アンケート情報が掲載されているWebサイトのアドレスやタイトル等のWebサイト識別情報)を含むメール(「アンケートメール」という)を会員のメールアドレス宛に送信するアンケートメール送信処理等を実行する。
アンケート情報処理手段50bは、端末装置20a〜20dから送信された情報識別情報と会員識別情報を含むアンケート情報送信要求情報の受信に応答して端末装置20a〜20dにアンケート情報を送信するアンケート情報送信処理、端末装置20a〜20dから送信されたアンケート回答情報を受信する処理(アンケート回答情報受信処理)、受信したアンケート回答情報をアンケート情報データベース51bに記憶する処理(アンケート回答情報収集処理)等を実行する。
電力会社判別手段50cは、アンケート情報処理手段50bで受信したアンケート回答情報を送信した会員に電力を供給している電力会社識別情報が、アンケート情報処理手段50bで受信したアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社識別情報と一致しているか否かを示す電力会社判別結果を出力する。
ポイント算出手段50dは、電力会社判別手段50cの電力会社判別結果に基づいて、アンケート情報処理手段50bで受信したアンケート回答情報を送信した会員に付与するポイントを算出するポイント算出処理等を実行する。
送信費用算出手段50eは、電力会社判別手段50cの電力会社判別結果に基づいて、アンケート情報処理手段50bで受信したアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に請求ずる送信費用を算出する送信費用算出処理等を実行する。
記憶装置51は、会員情報データベース51a、アンケート情報データベース51b、情報提供者情報データベース51c、ポイント情報データベース51d、送信費用情報データベース51e等を有している。
会員情報データベース51a、情報提供者情報データベース51cは、第1の実施の形態の会員情報データベース11a、情報提供者情報データベース11cと同様の構成である。
アンケート情報データベース51bは、図10に示すように、アンケート情報(d7)が、アンケート情報に関連する関連情報とともにアンケート情報を示す情報識別情報に対応させて記憶されている。図10に示すアンケート情報データベースでは、情報識別情報として情報ID(d1)が用いられている。なお、アンケート情報(d7)には、質問項目や回答項目等の情報が含まれている。
図10に示すアンケート情報データベースでは、関連情報として、アンケート情報(d7)を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報(図10では、情報提供者ID)(d2)、アンケートメールを送信する送信先を指定する送信先選択条件(d3)、アンケートメールの送信日時(d4)、アンケートメール本文(d5)、アンケートアドレス(例えば、アンケート情報が掲載されているWebサイトのアドレス)(d6)、アンケート回答情報を送信した会員を示す会員識別情報(図10では、会員ID)(d8)、アンケート回答情報(d9)等が用いられている。
例えば、情報ID[R001]で示されるアンケート情報は、情報提供者ID[K0001]で示される情報提供者から提供され、アドレスが[http://www.aa001]であるWebサイトに掲載されていること等が記憶されている。
なお、アンケート情報を示す情報識別情報としては、アンケート情報が掲載されているWebサイトのアドレスやタイトル等のWebサイト識別情報を用いることもできる。
また、アンケートメールを送信する場合には、アンケート情報を示す情報識別情報も送信する。情報識別情報を送信する方法としては、情報識別情報が含まれているアンケートメール本文を送信する方法や、アンケートメール本文とアンケートアドレスを送信する方法を用いることができる。
ポイント情報データベース51dには、アンケート回答情報を送信した会員に付与するポイントを算出するためのポイント情報が記憶されている。ポイント情報データベース51dに記憶するポイント情報としては、第1の実施の形態と同様のポイント情報を用いることができる。
例えば、電力会社判別結果に対応するポイント情報や、アンケート情報を示す情報IDに対応するポイント情報や、情報IDと電力会社判別結果に対応するポイント情報や、情報ID、会員が使用している端末装置の通信事業者を示す通信事業者識別情報及び電力会社判別結果に対応するポイント情報等を用いることができる。
送信費用情報データベース51eには、会員から送信されたアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出するための送信費用情報が記憶される。送信費用情報データベース51eに記憶するポイント情報としては、第1の実施の形態と同様の送信費用情報を用いることができる。
例えば、電力会社判別結果に対応する送信費用情報や、アンケート情報を示す情報IDに対応する送信費用情報や、情報IDと電力会社判別結果に対応する送信費用情報等を用いることができる。
本実施の形態では、アンケートメール処理手段50aが本発明の「メール処理手段」に対応し、アンケート情報処理手段50bが本発明の「情報処理手段」に対応し、電力会社判別手段50cが本発明の「地域判別手段」に対応し、ポイント算出手段50dが本発明の「ポイント算出手段」に対応し、送信費用算出手段50eが本発明の「送信費用算出手段」に対応し、ポイント算出手段50d及び送信費用算出手段50eが本発明の「送信関連情報算出手段」に対応し、記憶装置51が本発明の「記憶手段」に対応する。
また、会員情報データベース51aが本発明の「会員情報データベース」に対応し、アンケート情報データベース51bが本発明の「送信情報データベース」に対応し、情報提供者情報データベース51cが本発明の「情報提供者情報データベース」に対応し、ポイント情報データベース51dが本発明の「ポイント情報データベース」に対応し、送信費用情報データベース51eが本発明の「送信費用情報データベース」に対応する。さらに、アンケート情報が本発明の「送信情報」に対応し、ポイント情報と送信費用情報が本発明の「送信関連情報」に対応する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。なお、以下では、メール本文(d5)として、アンケートアドレスが含まれているメール本文がアンケート情報データベース51bに記憶されているものとする。
アンケートメール処理手段50aは、アンケート情報データベース51bからアンケートメール本文(d5)を読み出すとともに、会員情報データベース51aからメールアドレスと会員IDを読み出す。アンケート情報データベース51bからアンケートメール本文を読み出す方法や会員情報データベース51aからメールアドレスと会員IDを読み出す方法としては、第1の実施の形態における、広告情報データベース11bから情報IDを読み出す方法や会員情報データベース11aからメールアドレスと会員IDを読み出す方法と同様の方法を用いることができる。
そして、アンケートメール処理手段50aは、アンケート情報データベース51bから読み出したアンケートメール本文と、会員情報データベース51aから読み出した会員IDを含むアンケートメールを、会員情報データベース51aから会員IDとともに読み出したメールアドレス宛に送信する。
いま、アンケートメール処理手段50aから、情報提供者ID[K0001]で示される情報提供者が提供した、情報ID[R001]で示されるアンケート情報が掲載されているWebサイトのアドレス(アンケートアドレス)[http:///www.aa001]を含むアンケートメール本文と、会員ID[1001]を含むアンケートメールが、会員ID[1001]で示さる会員のメールアドレス[1001@aaa.ne.jp]宛に送信されたものとする。
本実施の形態では、アンケート情報に対応するアンケートアドレスが、本発明の送信情報を示す「情報識別情報」に対応する。
アンケートメール処理手段50aから送信されたアンケートメールは、通信回線40、通信管理装置22a〜22dを介して端末装置20a〜20dに送信される。いま、メールアドレス[1001@aaa.ne.jp]が設定されている端末装置20aがこのアンケートメールを受信したものとする。
端末装置20aは、自己に設定されているメールアドレス宛のアンケートメールを受信手段で受信すると、アンケートメール受信画面を表示手段に表示する。アンケートメール受信画面の1例を図11に示す。
図11に示すアンケートメール受信画面には、アンケートメール本文(d5)が表示されている。図11に示すアンケートメール受信画面では、アンケートメール本文(d5)に含まれているアンケートアドレス[http://www.aa001]は表示されてなく、アンケートアドレス[http://www.aa001]を指示する[アンケート]部が表示されている。また、アンケートメールで受信した会員IDも表示されていない。
勿論、アンケートメール受信画面に、アンケートアドレス[http://www.aa001]を表示してもよい。
端末装置20aでアンケートメールを受信する会員は、アンケート情報を受信する場合には、端末装置20aの表示手段に表示されているアンケートメール受信画面の[アンケート]部(あるいは、アンケートアドレス[http://www.aa001])を入力キー等を用いて選択する。
これにより、端末装置20aの送信手段から、選択されたアンケートアドレス[http://www.aa001]と、アンケートメールで受信した会員IDを含むアンケート情報送信要求情報が送信される。このアンケート情報送信要求情報は、基地局21a、通信管理装置22aを介して通信回線40に送信される。
なお、アンケート情報送信要求情報に含ませる会員IDは、アンケートメールで受信した会員IDに限定されず、会員が、入力キー等を操作することによって入力した会員IDや、端末装置の記憶手段に予め記憶されている会員IDを用いることもできる。
アンケート情報処理手段50bは、記憶装置51のアンケート情報データベース51bに記憶されているアンケートアドレスを含むアンケート情報送信要求情報を受信すると、受信したアンケート情報送信要求情報に含まれているアンケートアドレスで示されるWebサイトに掲載されているアンケート情報を、アンケート情報送信要求情報を送信した端末装置に送信する。
この場合、アンケート情報処理手段50bは、アンケートアドレス[http://www.aa001]を含むアンケート情報送信要求情報を受信し、アンケートアドレス[http://www.aa001]で示されるWebサイトに掲載されているアンケート情報(d7)をアンケート情報データベース51bから読み出す。そして、読み出したアンケート情報(d7)を、アンケートアドレス[http://www.aa001]を含むアンケート情報送信要求情報を送信した端末装置20aに送信する。
アンケート情報(d7)には、質問項目や回答項目等の情報が含まれている。
本実施の形態では、アンケート情報が本発明の「送信情報」に対応する。
アンケートアドレス[http://www.aa001]を含むアンケート情報送信要求情報を送信した端末装置20aは、アンケート情報処理手段50bから送信されたアンケート情報を受信手段で受信すると、アンケート情報受信画面を表示手段に表示する。アンケート情報受信画面の1例を図12に示す。
図12に示すアンケート情報受信画面には、質問項目と、各質問項目に対する回答項目が表示されている。なお、アンケート情報受信画面の構成は図12に示される構成に限定されず、アンケート情報を提供する情報提供者やアンケートを行う目的等に応じて適宜決定される。
会員は、端末装置20aの表示手段に表示されているアンケート情報受信画面の各回答項目を選択することによって、アンケートの各質問項目に対する回答情報を入力する。回答情報を入力する方法としては、回答項目の中から選択する方法だけでなく、文章等を入力する方法を用いることもできる。
会員は、質問項目に対する回答情報を入力した後、送信操作を行う。例えば、アンケート情報受信画面に表示されている[送信]部を選択する。これにより、端末装置20aは、アンケート情報受信画面で入力された回答情報を含むアンケート回答情報を、送信手段からアンケート情報処理手段50bに送信する。
本実施の形態では、アンケート回答情報が本発明の「返送情報」に対応する。
アンケート情報処理手段50bは、アンケート情報を送信した端末装置20aから送信されたアンケート回答情報を受信すると、受信したアンケート回答情報と、先に受信したアンケート情報送信要求情報に含まれていた会員IDを、先に受信したアンケート情報送信要求情報に含まれていたアンケートアドレス[http://www.aa001]に対応させて(アンケート情報を示す情報識別情報に対応させて)、アンケート情報データベース51bに記憶する。
例えば、図10に示すように、アンケートアドレス[http://www.aa001](情報ID[R001])に対応させて、会員ID[1001]と、会員ID[1001]を含むアンケート情報送信要求情報を送信した端末装置20aから送信されたアンケート回答情報を記憶する。
アンケート情報データベース51aに記憶されたアンケート回答情報は、アンケート情報集計処理を実行する手段、例えば、アンケート情報処理手段50bや他の手段によって集計処理される。
なお、端末装置20a〜20dの送信手段から、アンケート回答情報とともに会員IDやアンケートアドレスを送信するように構成することもできる。この場合には、アンケート情報データベース51bに記憶する会員IDやアンケートアドレスとして、アンケート回答情報とともに受信した会員IDやアンケートアドレスを用いることができるため、アンケート情報処理手段50bの処理負担が軽減される。
また、アンケート情報データベース51bにアンケートアドレスに対応させて会員IDを記憶させたが、アンケート情報データベース51bへの会員IDの記憶は省略することもできる。
アンケートを行う場合、アンケート情報に含まれている質問項目のうち、アンケートの集計に必要な質問項目は、回答を必ず必要とする質問項目として設定される。したがって、回答を必ず必要とする質問項目に対する回答情報が含まれていないアンケート回答情報は、有効なアンケート回答情報とはいえない。
このため、アンケート情報処理手段50bで受信したアンケート回答情報をアンケート情報データベース51bに記憶する際には、受信したアンケート回答情報に、回答を必ず必要とする質問項目に対する回答情報が含まれているか否か(所定の条件を満足しているか否か)を判断し、回答を必ず必要とする質問項目に対する回答情報が含まれている(所定の条件を満足している)アンケート回答情報をアンケート情報データベース51bに記憶するように、アンケート情報処理手段50bを構成するのが好ましい。
また、同じアンケート情報に対して同じ会員から送信された複数のアンケート回答情報を用いると、正確なアンケート集計結果が得られない。
したがって、同じアンケートアドレスに対して、同じ会員から送信されたアンケート回答情報を1回だけアンケート情報データベース51bに記憶するようにアンケート情報処理手段50bを構成するのが好ましい。例えば、アンケート情報データベース51bに、アンケートアドレスに対応させてアンケート回答情報とともに会員IDを記憶し、端末装置20a〜20dから送信されたアンケート情報送信要求情報に含まれている会員IDとアンケートアドレスの組み合わせがアンケート情報データベース51bに記憶されている場合には、当該端末装置から送信されたアンケート回答情報のアンケート情報データベース51bへの記憶を禁止するようにアンケート情報処理手段50bを構成する。
電力会社判別手段50cは、アンケート情報データベース51bに、アンケートアドレスに対応させて記憶されたアンケート回答情報を送信した端末装置から送信されたアンケート情報に含まれていた会員ID(本実施の形態では、アンケート情報データベース51bに、アンケートアドレスに対応させてアンケート回答情報とともに記憶されている会員ID)で示される会員の電力会社が、アンケート情報データベース51bに記憶されたアンケート回答情報に対応するアンケートアドレスで示されるWebサイトに掲載されているアンケート情報を提供した情報提供者の電力会社と一致するか否かを示す電力会社判別結果を出力する。会員に対応する電力会社とアンケート情報を提供した情報提供者に対応する電力会社が一致しているか否かを判別する方法としては、第1の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
そして、ポイント算出手段50dは、電力会社判別手段50cの電力会社判別結果に基づいて、アンケート情報データベース51bに、アンケートアドレスに対応させて記憶されたアンケート回答情報を送信した端末装置から送信されたアンケート情報に含まれていた会員IDで示される会員(アンケート回答情報を送信した会員)に付与するポイントを算出する。
また、送信費用算出手段50eは、電力会社判別手段50cの電力会社判別結果に基づいて、アンケート情報データベース51bに記憶されたアンケート回答情報に対応するアンケートアドレスで示されるWebサイトに掲載されているアンケート情報を提供した情報提供者(会員から送信されたアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者)に請求する送信費用を算出する。
ポイント算出手段50dでのポイント算出方法や送信費用算出手段50eでの送信費用算出方法としては、第1の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
以上のように、本実施の形態では、アンケート回答情報を送信した会員に電力を供給している電力会社が、アンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社と一致していない場合には、一致している場合より安い([0]を含む)送信費用を算出する。このため、アンケート情報の送信に対して、アンケート情報の送信による広告効果に対応した送信費用を算出することができる。
また、アンケート回答情報を送信した会員に電力を供給している電力会社が、アンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社と一致している場合には、一致していない場合より多いポイントが算出される。このため、アンケート回答情報の送信に対して、アンケート回答情報の送信による広告効果に対応したポイントを算出することができる。
したがって、情報提供者の商圏内に住居を有している会員からのアンケート回答情報の送信回数の増加を期待することができるとともに、情報提供者の商圏外に住居を有している会員からの、ポイントの獲得を目的としたアンケート回答情報の送信回数の減少を期待することができる。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の種々の変更が可能である。
例えば、第2の実施の形態では、端末装置(情報受信手段)からアンケート情報処理手段50bに送信する情報識別情報(例えば、アンケート情報が掲載されているWebサイトのアドレス)として、アンケートメール処理手段50aから端末装置(端末装置に設定されているメールアドレス宛)に送信されたアンケートメールに含まれている情報識別情報を用いたが、端末装置に設けられている入力キー等を用いて入力された情報識別情報を用いることもできる。
また、端末装置からアンケート情報処理手段50bに送信する会員ID(会員識別情報)としては、第1の実施の形態で説明した会員IDを用いることができる。
また、アンケートメールを受信した後、端末装置からアンケート情報処理手段50bに情報識別情報と会員IDを送信したが、アンケートメールを受信することなく端末装置からアンケート情報処理手段50bに情報識別情報と会員IDを送信してもよい。
また、アンケート回答情報を送信した会員に付与するポイントを算出する時期や会員から送信されたアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出する時期は、第1の実施の形態と同様に適宜変更可能である。
また、ポイントや送信費用を算出する方法としては、第1の実施の形態と同様に種々の方法を用いることができる。
また、会員識別情報に対応する電力会社識別情報(会員地域情報)や情報提供者識別情報に対応する電力会社識別情報(情報提供者地域情報)は、第1の実施の形態と同様に、端末装置から情報識別情報や会員識別情報とともにアンケート情報処理手段に送信してもよい。
また、アンケート情報処理手段50aから端末装置へのアンケートメールの送信に対してポイントの算出や送信費用の算出を行ってもよい。アンケートメールの会員への送信に対してポイントや送信費用を算出する情報提供装置では、アンケートメールに含ませて送信する情報識別情報(アンケート情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレスやタイトル等のWebサイト識別情報等)が本発明の「送信情報」に対応する。
[第3の実施の形態]
第2の実施の形態では、アンケート情報を示す情報識別情報(アンケート情報が掲載されているWebサイトのWebサイト識別情報)を含むアンケートメールを送信し、会員は、情報受信手段からアンケート情報送信要求情報を送信し、さらに、情報受信手段からアンケート回答情報を送信したが、アンケート回答情報に対応するアンケート回答メールアドレスを含むアンケートメールを送信し、会員は、情報受信手段からアンケート回答メールアドレス宛にアンケート回答情報を送信することもできる。
以下に、アンケート回答情報に対応するアンケート回答メールアドレスを含むアンケートメールを送信する情報提供装置として構成した第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態の概略構成図を図13に示す。
本実施の形態は、第1の実施の形態と同様に、情報管理装置60、記憶装置61、通信管理装置22a〜22d、端末装置20a〜20d等により構成されている。
情報管理装置60は、アンケートメール処理手段60a、電力会社判別手段60b、ポイント算出手段60c、送信費用算出手段60dを有している。
アンケートメール処理手段60aは、アンケート回答情報に対応するアンケート回答メールアドレスを含むアンケート情報を含むメール(「アンケートメール」という)を会員のメールアドレス宛に送信するアンケートメール送信処理、端末装置20a〜20dからアンケート回答メールアドレス宛に送信されたアンケート回答情報を受信する処理(アンケート回答情報受信処理)、アンケート回答情報を受信したことを示すアンケート回答情報受信識別情報をアンケート情報データベース61bに記憶する処理(アンケート回答情報収集処理)等を実行する。
電力会社判別手段60bは、アンケートメール処理手段60aで受信したアンケート回答情報を送信した会員に電力を供給している電力会社識別情報が、アンケートメール処理手段60aで受信したアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に電力を供給している電力会社識別情報と一致しているか否かを示す電力会社判別結果を出力する。
ポイント算出手段60cは、電力会社判別手段60bの電力会社判別結果に基づいて、アンケートメール処理手段60aで受信したアンケート回答情報を送信した会員に付与するポイントを算出するポイント算出処理等を実行する。
送信費用算出手段60dは、電力会社判別手段60bの電力会社判別結果に基づいて、アンケートメール処理手段60aで受信したアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に請求ずる送信費用を算出する送信費用算出処理等を実行する。
記憶装置61は、会員情報データベース61a、アンケート情報データベース61b、情報提供者情報データベース61c、ポイント情報データベース61d、送信費用情報データベース61e等を有している。
会員情報データベース61a、情報提供者情報データベース61c、ポイント情報データベース61d、送信費用情報データベース61eは、第2の実施の形態の会員情報データベース51a、情報提供者情報データベース51c、ポイント情報データベース61d、送信費用情報データベース61eと同様の構成である。
アンケート情報データベース61bは、図14に示すように、アンケート情報を含むアンケートメール本文(e5)が、アンケート情報に関連する関連情報とともにアンケート情報を示す情報識別情報に対応させて記憶されている。図14に示すアンケート情報データベースでは、情報識別情報として情報ID(d1)が用いられている。なお、アンケート情報には、質問項目や回答項目等の情報、各回答項目に対応するアンケート回答メールアドレスが含まれている。
図14に示すアンケート情報データベースでは、関連情報として、アンケート情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報(図14では、情報提供者ID)(e2)、アンケートメールを送信する送信先を指定する送信先選択条件(e3)、アンケートメールの送信日時(e4)、アンケートの各回答項目に対応するアンケート回答メールアドレス(e6)、アンケート回答情報を送信した会員を示す会員識別情報(図14では、会員ID)(e7)等が用いられている。
例えば、情報ID[S001]で示されるアンケート情報は、情報提供者ID[K0001]で示される情報提供者から提供され、各回答項目に対するアンケート回答情報の送信先を示すアンケート回答メールアドレスとして[http://www.aa00101]、[http://www.aa00102]等がWebサイトに掲載されていること等が記憶されている。
なお、アンケート情報を示す情報識別情報としては、アンケート情報が掲載されているWebサイトのアドレスやタイトル等のWebサイト識別情報を用いることもできる。
また、アンケートメールを送信する場合には、アンケート情報を示す情報識別情報も送信する。情報識別情報を送信する方法としては、情報識別情報が含まれているアンケートメール本文を送信する方法や、アンケートメール本文とアンケートアドレスを送信する方法を用いることができる。
ポイント情報データベース51dには、アンケート回答情報を送信した会員に付与するポイントを算出するためのポイント情報が記憶されている。ポイント情報データベース51dに記憶するポイント情報としては、第1の実施の形態と同様のポイント情報を用いることができる。
例えば、電力会社判別結果に対応するポイント情報や、アンケート情報を示す情報IDに対応するポイント情報や、情報IDと電力会社判別結果に対応するポイント情報や、情報ID、会員が使用している端末装置の通信事業者を示す通信事業者識別情報及び電力会社判別結果に対応するポイント情報等を用いることができる。
送信費用情報データベース51eには、会員から送信されたアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出するための送信費用情報が記憶される。送信費用情報データベース51eに記憶するポイント情報としては、第1の実施の形態と同様の送信費用情報を用いることができる。
例えば、電力会社判別結果に対応する送信費用情報や、アンケート情報を示す情報IDに対応する送信費用情報や、情報IDと電力会社判別結果に対応する送信費用情報等を用いることができる。
本実施の形態では、アンケートメール処理手段50aが本発明の「メール処理手段」に対応し、アンケート情報処理手段50bが本発明の「情報処理手段」に対応し、電力会社判別手段50cが本発明の「地域判別手段」に対応し、ポイント算出手段50dが本発明の「ポイント算出手段」に対応し、送信費用算出手段50eが本発明の「送信費用算出手段」に対応し、ポイント算出手段50d及び送信費用算出手段50eが本発明の「送信関連情報算出手段」に対応し、記憶装置51が本発明の「記憶手段」に対応する。
また、会員情報データベース51aが本発明の「会員情報データベース」に対応し、アンケート情報データベース51bが本発明の「送信情報データベース」に対応し、情報提供者情報データベース51cが本発明の「情報提供者情報データベース」に対応し、ポイント情報データベース51dが本発明の「ポイント情報データベース」に対応し、送信費用情報データベース51eが本発明の「送信費用情報データベース」に対応する。さらに、アンケート情報が本発明の「送信情報」に対応し、ポイント情報と送信費用情報が本発明の「送信関連情報」に対応する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
アンケートメール処理手段60aは、アンケート情報データベース61bからアンケートメール本文(d5)(アンケート情報)を読み出すとともに、会員情報データベース61aからメールアドレスと会員IDを読み出す。アンケート情報データベース61bからアンケートメール本文を読み出す方法や会員情報データベース61aからメールアドレスと会員IDを読み出す方法としては、第2の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
そして、アンケートメール処理手段60aは、アンケート情報データベース61bから読み出したアンケートメール本文(アンケート情報)と、会員情報データベース61aから読み出した会員IDを含むアンケートメールを、会員情報データベース61aから会員IDとともに読み出したメールアドレス宛に送信する。
いま、アンケートメール処理手段60aから、情報提供者ID[K0001]で示される情報提供者が提供した、情報ID[S001]で示されるアンケート情報を含むアンケートメール本文と、会員ID[1001]を含むアンケートメールが、会員ID[1001]で示さる会員のメールアドレス[1001@aaa.ne.jp]宛に送信されたものとする。アンケートメール本文(アンケート情報)には、各質問項目に対応するアンケート回答メールアドレス(e6)が含まれている。
本実施の形態では、アンケート本文(アンケート情報)が本発明の「送信情報」に対応し、アンケート本文(アンケート情報)に含まれている回答項目に対応するアンケート回答メールアドレスが本発明の「返送メールアドレス」に対応する。
アンケートメール処理手段60aから送信されたアンケートメールが、メールアドレス[1001@aaa.ne.jp]が設定されている端末装置20aで受信されたものとする。
端末装置20aは、アンケートメールを受信手段で受信すると、アンケートメール受信画面を表示手段に表示する。アンケートメール受信画面の1例を図15に示す。
図15に示すアンケートメール受信画面には、アンケートメール本文(アンケート情報)(d5)が表示されている。図15に示すアンケートメール受信画面では、アンケートメール本文(d5)に含まれている質問項目と回答項目は表示されているが、各回答項目に対応するアンケート回答メールアドレス(例えば、[K0001001@aaa.ne.jp])やアンケートメールで受信した会員IDは表示されていない。
勿論、アンケートメール受信画面に、アンケート回答メールアドレスを表示してもよい。
端末装置20aでアンケートメールを受信する会員は、アンケートメール受信画面に表示されている、各質問項目に対する回答項目の中から所定の回答項目(あるいは、アンケート回答メールアドレス)を入力キー等を用いて選択する。
これにより、端末装置20aの送信手段から、選択された回答項目に対応するアンケート回答メールアドレス宛に、アンケートメールで受信した会員IDを含むアンケート回答情報が送信される。いま、会員が、質問項目「性別」に対して回答項目[男性]を選択し、質問項目「年齢」に対して回答項目[20歳以下]を選択し、端末装置20aの送信手段から、アンケート回答メールアドレス[K0001001@aaa.ne.jp]及び[K00011003@aaa.ne.jp]宛に、会員ID[1001]を含むアンケート回答情報が送信されたものとする。このアンケート回答情報は、基地局21a、通信管理装置22aを介して通信回線40に送信される。
アンケートメール処理手段60aは、記憶装置61のアンケート情報データベース61bに記憶されているアンケート回答メールアドレス宛のアンケート回答情報を受信すると、アンケート回答情報を受信したことを示すアンケート回答情報受信識別情報を、アンケート回答メールアドレスに対応させてアンケート情報データベース61bに記憶する。
この場合、アンケートメール処理手段60aは、図14に示すように、アンケート回答メールアドレス[K0001001@aaa.ne.jp]及び[K00011003@aaa.ne.jp]に対応させて、アンケート回答情報に含まれている会員ID[1001]をアンケート回答情報受信識別情報としてアンケート情報データベース61bに記憶する。なお、アンケート回答情報受信識別情報は、アンケート回答情報を受信したことを判別できればよく、会員IDに限定されない。
本実施の形態では、アンケート回答情報が本発明の「返送情報」に対応する。
アンケート情報データベース61bに記憶されたアンケート回答情報は、アンケート情報集計処理を実行する手段、例えば、アンケート情報処理手段50bや他の手段によって集計処理される。
なお、第2の実施の形態と同様に、アンケート情報処理手段あるいは端末装置に、アンケート回答情報が所定の条件を満足しているか否かを判断する処理やアンケート回答情報が所定の条件を満足していない場合の処理を実行させてもよい。
電力会社判別手段60cは、アンケート情報データベース61bに、アンケート情報データベースにアンケート回答情報受信識別情報として記憶されたアンケート回答情報に含まれていた会員ID(本実施の形態では、アンケート情報データベース61bに、アンケート回答メールアドレスに対応させて記憶されている会員ID)で示される会員の電力会社が、アンケート情報データベース61bに記憶されたアンケート回答情報受信識別情報に対応するアンケート回答メールアドレスを含むアンケート情報を提供した情報提供者の電力会社と一致するか否かを示す電力会社判別結果を出力する。会員に対応する電力会社とアンケート情報を提供した情報提供者に対応する電力会社が一致しているか否かを判別する方法としては、第1の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
そして、ポイント算出手段60cは、電力会社判別手段60bの電力会社判別結果に基づいて、アンケート情報データベース61bにアンケート回答情報受信識別情報として記憶されたアンケート回答情報に含まれていた会員IDで示される会員(アンケート回答情報を送信した会員)に付与するポイントを算出する。
また、送信費用算出手段60dは、電力会社判別手段60bの電力会社判別結果に基づいて、アンケート情報データベース61bに記憶されたアンケート回答情報受信識別情報に対応するアンケート回答メールアドレスを含むアンケート情報を提供した情報提供者(会員から送信されたアンケート回答情報に対応するアンケート情報を提供した情報提供者)に請求する送信費用を算出する。
ポイント算出手段50dでのポイント算出方法や送信費用算出手段50eでの送信費用算出方法としては、第1の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
ここで、本実施の形態では、同じアンケート情報(同じ情報ID)に対応する複数のアンケート回答メールアドレス宛に、同じ会員IDを含むアンケート回答情報が送信されることがある。この場合には、アンケート情報に対するアンケート回答情報が、会員から1回送信されたものとしてポイントや送信費用を算出する必要がある。
このため、例えば、アンケート情報データベース61bに情報IDに対応させて同じ会員IDが複数記憶されている場合には、当該情報IDで示される会員が当該情報IDで示されるアンケート情報に対するアンケート回答情報を1回送信したものとして、当該会員IDで示される会員に付与するポイントや当該情報IDで示されるアンケート情報を提供した情報提供者に請求する送信費用を算出するように、ポイント算出手段60cや送信費用算出手段60dを構成するのが好ましい。
なお、本実施の形態は、第2の実施の形態と同様の変更が可能である。
以上のように、本実施の形態においても、第2の実施の形態と同様の効果を達成することができる。
さらに、本実施の形態では、アンケートの各回答項目に対応するアンケート回答メールアドレスを含むアンケートメールを送信するため、会員は、各回答項目を選択するのみでアンケート回答情報を送信することができ、簡単にアンケート回答情報を送信することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、会員地域情報及び情報提供者地域情報として会員及び情報提供者に電力を供給している電力会社を示す電力会社識別情報を用いるとともに、地域判別手段として電力会社判別手段を用いたが、会員地域情報及び情報提供者識別情報としては、会員の地域(例えば、会員が居住している地域)が情報提供者の地域(例えば、情報提供者の営業地域)と一致しているか否かを示す地域判別結果を地域判別手段が出力することができればよい。そして、地域判別手段での地域判別方法としては、会員地域情報及び情報提供者識別情報に応じた判別方法が用いられる。例えば、会員地域情報として会員の住所を用いるとともに、情報提供者地域情報として情報提供者の所在地を用い、地域判別手段として、会員の住所が情報提供者の所在地から所定距離の範囲内に存在するか否かを示す地域判別結果を出力する地域判別手段を用いることができる。
また、送信費用の算出方法やポイント算出方法としては、種々の算出方法を用いることができる。
また、各手段の処理方法や処理手順は、実施の形態で説明した処理方法や処理手順に限定されない。例えば、各手段の処理を、複数の処理手段で実行してもよい。
また、各データベースは、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の構成を用いることができる。さらに、複数のデータベースで構成することもできる。
また、実施の形態では、広告情報を送信する場合、情報識別情報あるいは広告情報を含むメールを送信する場合、アンケート情報を示す情報識別情報を送信する場合、アンケート情報を含むメールを送信する場合、アンケート情報を送信する場合について説明したが、本発明は、種々の送信情報を送信する場合に適用することができる。
また、累積ポイント数に対するサービス方法としては、通信料金の割り引きや払い戻し以外の種々の方法を用いることができる。
本発明の第1の実施の形態の概略構成図である。 第1の実施の形態で用いる会員情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いる広告情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いる情報提供者情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いるポイント情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いる送信費用情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いる案内メール受信画面の1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いる広告情報受信画面の1例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の概略構成図である。 第2の実施の形態で用いるアンケート情報データベースの1例を示す図である。 第2の実施の形態で用いるアンケートメール受信画面の1例を示す図である。 第2の実施の形態で用いるアンケート画面の1例を示す図である。 第3の実施の形態の概略構成図である。 第3の実施の形態で用いるアンケート情報データベースの1例を示す図である。 第3の実施の形態で用いるアンケート画面の1例を示す図である。
符号の説明
10、50 情報管理装置
10a メール処理手段
10b 広告情報処理手段
10c、50c、60b 電力会社判別手段
10d、50d、60c ポイント算出手段
10e、50e、60d 送信費用算出手段
11、51 記憶装置
11a、51a、61a 会員情報データベース
11b 広告情報データベース
11c、51c、61c 情報提供者情報データベース
11d、51d、61d ポイント情報データベース
11e、51e、61e 送信費用情報データベース
20a〜20d 端末装置(情報受信手段)
22a〜22d 通信管理装置
40 通信回線
50a、60a アンケートメール処理手段
50b アンケート情報処理手段
51b、61b アンケート情報データベース

Claims (4)

  1. メール処理手段と、地域判別手段と、送信関連情報算出手段と、記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、
    送信情報と当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースと、
    メールアドレスと会員地域情報を含む会員情報を、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
    情報提供者地域情報を含む情報提供者情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
    前記メール処理手段は、前記送信情報データベースから送信情報を読み出すとともに、前記会員情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記読み出した送信情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
    前記地域判別手段は、前記メール処理手段から前記メールアドレス宛に送信した前記メールに含まれている送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を前記送信情報データベースから読み出し、読み出した情報提供者識別情報に対応する情報提供者地域情報を前記情報提供者情報データベースから読み出すとともに、前記メール処理手段から前記メールを送信した前記メールアドレスに対応する会員地域情報を前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した会員地域情報と前記読み出した情報提供者地域情報に基づいて、前記読み出した会員地域情報で示される地域が前記読み出した情報提供者地域情報で示される地域と一致するか否かを示す地域判別結果を出力し、
    前記送信関連情報算出手段は、前記地域判別手段から出力される地域判別結果に基づいて、前記メール処理手段から前記メールを送信した前記メールアドレスに対応する会員識別情報で示される会員に付与するポイント、あるいは、前記メール処理手段から前記メールアドレス宛に送信した前記メールに含まれている送信情報を提供した情報提供者に対する送信費用の少なくとも一方を算出する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 情報処理手段と、地域判別手段と、送信関連情報算出手段と、記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、
    送信情報と当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースと、
    会員地域情報を含む会員情報を、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
    情報提供者地域情報を含む情報提供者情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
    前記情報処理手段は、情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報を受信すると、前記受信した情報識別情報で示される送信情報を前記送信情報データベースから読み出し、前記読み出した送信情報を前記受信した情報識別情報を送信した情報受信手段に送信し、
    前記地域判別手段は、前記情報処理手段で受信した前記会員識別情報に対応する会員地域情報を前記会員情報データベースから読み出し、また、前記情報処理手段で受信した前記情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を前記送信情報データベースから読み出すとともに、前記読み出した情報提供者識別情報に対応する情報提供者地域情報を前記情報提供者情報データベースから読み出し、前記読み出した会員地域情報と前記読み出した情報提供者地域情報に基づいて、前記読み出した会員地域情報で示される地域が前記読み出した情報提供者地域情報で示される地域に一致するか否かを示す地域判別結果を出力し、
    前記送信関連情報算出手段は、前記地域判別手段から出力される地域判別結果に基づいて、前記情報処理手段で受信した前記会員識別情報で示される会員に付与するポイント、あるいは、前記情報処理手段で受信した前記情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者に対する送信費用の少なくとも一方を算出する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  3. 情報処理手段と、地域判別手段と、送信関連情報算出手段と、記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、
    送信情報、当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報、当該送信情報に対する返送情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースと、
    会員地域情報を含む会員情報を、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
    情報提供者地域情報を含む情報提供者情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
    前記情報処理手段は、情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報を受信すると、前記受信した情報識別情報に対応する送信情報を前記送信情報データベースから読み出し、前記読み出した送信情報を前記受信した情報識別情報を送信した情報受信手段に送信し、さらに、前記情報受信手段から送信された返送情報を受信すると、前記受信した返送情報を前記受信した情報識別情報に対応させて前記送信情報データベースに記憶し、
    前記地域判別手段は、前記送信情報データベースに記憶された前記返送情報に対応する情報識別情報で示される送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を前記送信情報データベースから読み出し、前記読み出した情報提供者識別情報に対応する情報提供者地域情報を前記情報提供者情報データベースから読み出すとともに、前記送信情報データベースに記憶された前記返送情報を送信した前記情報受信手段から送信された前記会員識別情報に対応する会員地域情報を前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した会員地域情報と前記読み出した情報提供者地域情報に基づいて、前記読み出した会員地域情報で示される地域が前記読み出した情報提供者地域情報で示される地域と一致するか否かを示す地域判別結果を出力し、
    前記送信関連情報算出手段は、前記地域判別手段から出力される地域判別結果に基づいて、前記返送情報を送信した前記情報受信手段から送信された前記会員識別情報で示される会員に付与するポイント、あるいは、前記返送情報を送信した前記情報受信手段に送信した前記送信情報を提供した情報提供者に対する送信費用の少なくとも一方を算出する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  4. 請求項3に記載の情報提供装置であって、
    前記情報処理手段は、前記受信した返送情報が所定の条件を満足していない場合には、前記受信した返送情報を前記送信情報データベースに記憶しない、
    ことを特徴とする情報提供装置。
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