JP4339161B2 - 情報提供装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、このようなチラシを配布する方法は、店舗側からみると、店舗を利用する可能性が少ない利用者を含む不特定多数の利用者にチラシを配布するため、効率的な広告方法とはいえない。また、利用者側からみると、興味がある店舗の開店を知らせるチラシが配られないことがあるため、興味がある店舗の開店を確実に知ることができない。
この情報提供装置では、情報提供サービス会社は、情報提供者から提供された広告情報(詳しくは、情報提供者が経営、管理している店舗の広告情報)を掲載するWebサイトを設けている。情報提供サービス会社の会員となった利用者は、端末装置(情報受信手段)を用いてWebサイトにアクセスすることにより、Webサイトに掲載されている広告情報を受信(閲覧)することができる。また、広告効果を高めるために、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス(通常、Webサイトの第1頁であるホームページのアドレス)を含むメール(案内メール)を、会員となった利用者のメールアドレスに送信する方法も用いられている。(特許文献1参照)
情報管理装置は、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレスを含む案内メールを、当該広告情報に対応する送信先選択条件を満足する会員情報を有する会員のメールアドレスに送信する。
会員は、自己のメールアドレス宛の案内メールを、自己のメールアドレスを有する(自己のメールアドレスが設定されている)端末装置で受信し、表示手段に表示する。端末装置の表示手段に案内メールが表示されている状態で、案内メールに含まれているWebサイトのアドレスの中から所定のWebサイトのアドレスが選択されると、選択されたWebサイトのアドレスが端末装置から送信される。
情報管理装置は、端末装置から送信されたWebサイトのアドレスを受信すると、受信したWebサイトのアドレスに掲載されている広告情報(Webページ形式)を送信する。
なお、情報管理装置から案内メールや広告情報を送信した場合には、送信した案内メールに含まれているアドレスのWebサイトに掲載されている広告情報あるいは送信した広告情報を提供した情報提供者に対して課金情報(送信費用)が算出され、課金処理が実行される。
これにより、会員の端末装置の表示手段に、所定の広告情報が表示される。
この情報提供装置を用いることにより、情報提供者は、情報提供者が提供した送信情報(例えば、広告情報や広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス)を、情報提供者が設定した送信先選択条件を満足する会員に送信することができるため、例えば、広告情報を効率的に送信することができる。また、会員は、会員が設定した受信条件を満足する送信情報のみを受信することができるため、例えば、興味がある店舗の広告情報を確実に受信することができる。
この場合、開店する店舗(正確には、店舗を経営する経営者あるいは店舗を管理する管理者)は、情報提供サービス会社に情報提供者として登録し、開店する店舗の店舗名、店舗の場所、開店日等の開店情報を広告情報として広告情報データベースに記憶させることにより、開店情報を含む案内メール(開店メール)を会員に送信することができる。この時、店舗は、送信先選択条件等を設定することにより、開店情報を含む案内メール等を効率よく送信することができる。
また、会員は、開店情報を含む案内メールを確実に受信することができる。この時、会員は、受信情報選択条件を設定することにより、興味がある店舗の開店情報を含む案内メールのみを受信することができる。
ここで、店舗は、開店時には、店舗の顧客を獲得するために、送信費用を支払ってでも開店情報を含む案内メールを会員に送信する方法を用いる。一方、閉店時には、店頭等に閉店案内を掲示する方法が用いられ、送信費用を支払って、閉店する店舗の店舗名や閉店日時等の閉店日情報を広告情報として広告情報データベースに記憶させ、閉店情報を含む案内メール(閉店メール)を会員に送信する方法が用いられることは少ない。このため、会員は、店舗の場所まで出向いて始めて店舗が閉店したことを知ることになる。
このように、会員にとって、店舗の開店情報だけでなく、店舗の閉店情報も重要な情報である。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、閉店情報を会員が確実に受信することができる情報提供装置を提供することである。
請求項1に記載の情報提供装置は、
会員のメールアドレスを会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベース、情報提供者から提供された送信情報を情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベース、閉店日情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベース、ユーザの使用履歴情報と使用停止日情報をユーザ識別情報に対応させて記憶するユーザ情報データベースを有し、情報提供者識別情報とユーザ識別情報との対応関係が情報提供者情報データベースあるいはユーザ情報データベースに記憶されている記憶手段と、
送信情報データベースから読み出した送信情報を含むメールを、会員情報データベースからみ出したメールアドレス宛に送信し、また、情報提供者情報データベースに情報提供者識別情報に対応させて閉店日情報が記憶されたことを判別した場合には、当該閉店日情報が記憶された情報提供者識別情報を情報提供者情報データベースから読み出し、読み出した情報提供者識別情報を含む閉店メールを、会員情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信するメール処理手段と、
入力されたユーザの使用量検出情報に基づいて、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報をユーザ情報データベースに記憶させ、また、入力されたユーザの使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させてユーザ情報データベースに記憶させるとともに、入力されたユーザの使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報に対応させて情報提供者情報データベースに閉店日情報として記憶させるユーザ情報管理手段と、
ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて記憶されている使用履歴情報に基づいて当該ユーザ識別情報で示されるユーザの料金情報を算出し、また、ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報で示される使用停止日以降の、当該ユーザ識別情報で示されるユーザに対する料金情報の算出を停止する料金算出手段と、
を備えている。
情報提供者から提供された送信情報としては、例えば、情報提供者が提供した広告情報や情報提供者が提供した広告情報を掲載しているWebサイトを示すWebサイト識別情報(例えば、アドレスやタイトル等)を用いることができる。
送信情報を送信情報データベースから読み出す方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、適宜の時期に読み出す方法や、送信情報に対応させて送信日時が設定されている場合には、設定されている送信日時に読み出す方法を用いることができる。
送信情報を含むメールを送信するメールアドレスを会員情報データベースから読み出す方法としては、種々の方法を用いることができる、例えば、メールアドレスを順次読み出す方法や、送信情報あるいは情報提供者識別情報に対応させて送信先選択条件が設定されている場合には、送信先選択条件を満足する会員のメールアドレスを読み出す方法を用いることができる。
また、閉店メールを送信するメールアドレスを会員情報データベースから読み出す方法としても、種々の方法を用いることができる。例えば、順次メールアドレスを読み出す方法や、送信履歴に基づいて、閉店日情報が記憶された情報提供者識別情報で示される情報提供者が提供した送信情報を送信した会員のメールアドレスを読み出す方法や、閉店メールの受信を希望する会員のメールアドレスを読み出す方法等を用いることができる。
情報提供者識別情報としては、例えば、情報提供者名や情報提供者ID等を用いることができ、ユーザ識別情報としては、例えば、ユーザ名やユーザID等を用いることができる。また、情報提供者名としてユーザ名を用いることもできる。閉店メールに含ませる情報提供者識別情報としては情報提供者名を用いるのが好ましい。
ユーザ識別情報と情報提供者識別情報との対応関係は、ユーザ情報データベースあるいは情報提供者データベースの少なくとも一方に記憶されていればよい。
閉店メールには、少なくとも情報提供者識別情報が含まれていればよいが、閉店内容を示す閉店情報が含まれているのが好ましい。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項2に記載の情報提供装置では、
ユーザの使用履歴情報、使用停止日情報、対応する情報提供者識別情報及びメールアドレスをユーザ識別情報に対応させて記憶するユーザ情報データベース、送信情報を情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースを有する記憶手段と、
送信情報データベースから読み出した送信情報を含むメールをユーザ情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信し、また、ユーザ情報データベースに、情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報が記憶されたユーザ識別情報あるいは当該使用停止日情報が記憶されたユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報をユーザ情報データベースから読み出し、前記読み出したユーザ識別情報あるいは情報提供者識別情報を含む閉店メールを、ユーザ情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信するメール処理手段と、
入力されたユーザの使用量検出情報に基づいて当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報をユーザ情報データベースに記憶させ、また、入力されたユーザの使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させてユーザ情報データベースに記憶させるユーザ情報管理手段と、
ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて記憶されている使用履歴情報に基づいて当該ユーザ識別情報で示されるユーザの料金情報を算出し、また、ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報で示される使用停止日以降の当該ユーザ識別情報で示されるユーザに対する料金情報の算出を停止する料金算出手段と、
を備えている。
送信情報を送信情報データベースから読み出す方法や、送信情報を含むメールを送信するメールアドレスをユーザ情報データベースから読み出す方法や、閉店情報を含むメールを送信するメールアドレスをユーザ情報データベースから読み出す方法としては、第1発明と同様に種々の方法を用いることができる。
ユーザ識別情報としては、例えば、ユーザ名やユーザID等を用いることができ、情報提供者識別情報としては、例えば、情報提供者名や情報提供者ID等を用いることができる。また、情報提供者名としてユーザ名を用いることもできる。閉店メールに含ませるユーザ識別情報あるいは情報提供者識別情報としてはユーザ名あるいは情報提供者名を用いるのが好ましい。
勿論、情報提供者識別情報は、情報提供者であるユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶され、メールアドレスは、会員であるユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶される。なお、会員であるユーザを示すユーザ識別情報に対応させて会員識別情報を記憶させてもよい。
請求項1に記載の情報提供装置では、情報提供者情報データベースとユーザ情報データベースを用いているため、簡単な変更作業を行うだけで、既存の情報提供システムと料金管理システムを用いて本発明を容易に構成することができる。
請求項2に記載の情報提供装置を用いれば、情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応する使用停止日情報が入力されると、当該ユーザ識別情報あるいは要害ユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報を含む閉店メールが会員のメールアドレスに送信されるため、会員は、閉店情報(例えば、閉店する店舗名)を確実に受信することができる。
請求項2に記載の情報提供装置では、情報提供システムの情報提供者としての会員情報と料金管理システムのユーザとしてのユーザ情報を記憶する共通のユーザ情報データベースを用いているため、情報の処理が容易である。
本発明の第1の実施の形態の概略構成図を図1に示す。本実施の形態は、情報提供者から提供された送信情報や送信情報を含むメール等を会員に送信する情報提供システムと、ユーザの電力使用履歴情報に基づいてユーザの電気料金情報を算出する電気料金管理システムを組み合わせて構成したものである。
情報提供システムは、情報管理装置10、記憶装置11、通信管理装置22a〜22d、端末装置20a〜20d等により構成されている。情報管理装置10、通信管理装置22a〜22d等は、インターネット等の通信回線40により接続されている。
端末装置20a〜20dは、情報管理装置10から送信された送信情報(例えば、案内メールや広告情報等)を受信可能な受信手段と、受信手段で受信した送信情報を表示可能な表示手段と、入力キー等の入力手段、入力手段により入力された情報識別情報(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレスやタイトル)や会員識別情報(例えば、会員ID)を送信する送信手段を有している。
端末装置20a〜20dと通信管理装置22a〜22dとの間の通信は、図1に示した通信経路以外にも種々の通信経路を介して実行可能である。
また、図1では、記憶装置11を情報管理装置10に接続しているが、記憶装置11は、情報管理装置10がアクセス可能に設けられていればよく、インターネット40に接続されていてもよい。
メール処理手段10a、広告情報処理手段10b等は、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。また、情報管理装置10は、各手段10a、10bの処理を実行する1つの処理装置(CPU)で構成してもよいし、各手段10a、10bの処理を実行する複数の処理装置(CPU)で構成してもよい。複数の処理装置で構成する場合、各処理装置の配設位置は適宜設定可能である。
情報管理装置10(したがって、メール処理手段10a、広告情報処理手段10b)がアクセス可能な記憶装置11には、会員情報データベース11a、広告情報データベース11b、情報提供者情報データベース11c等が設けられている。会員情報データベース11a、広告情報データベース11b、情報提供者情報データベース11c等は、共通の記憶装置に設けてもよいし、異なる記憶装置に設けてもよい。
会員情報データベース11aの1例を図2に示す。図2に示す会員情報データベースには、情報管理装置10から送信される、情報提供者が提供した送信情報(例えば、広告情報や広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス等)の受信(配信)を希望する会員の会員情報が各会員を示す会員識別情報に対応させて記憶されている。図2に示す会員情報データベースでは、会員識別情報として会員ID(s1)が用いられている。
図2に示す会員情報データベースでは、会員情報として、メール(例えば、案内メール)の送信先を示すメールアドレス(s2)、当該会員が電気料金管理システムのユーザ(電力会社と電気の使用に関する契約を結んでいるユーザ)である場合には当該ユーザのユーザ識別情報(図2では、ユーザID(s3)が用いられている)、会員に付与されたポイントの累積値を示すポイント情報(s4)、会員名(s5)、性別(s6)、住所(s7)、生年月日(s8)、希望するメールの受信時間を示すメール受信時間情報(s9)、メールでの受信を希望する送信情報を選択する受信情報選択条件(s10)等が用いられている。例えば、会員ID[1001]の会員は、メールアドレスが[1001@aaa.ne.jp]、電気料金システムのユーザIDが[U1111]、累積ポイント数が[205]ポイント、会員名が[AAAA]、性別が[男]、生年月日が[1982/02/17]、メール受信時間が[9時−24時]、受信情報選択条件が[・・・・]等であることが記憶されている。
会員情報は、情報提供者が送信情報(例えば、Webサイトのアドレス)の送信を希望する会員を選択するための送信先選択条件としても用いられる。したがって、種々の送信先選択条件に対応できるように種々の会員情報を記憶させておくのが好ましい。
なお、会員識別情報としては、会員IDに限定されず、会員のメールアドレスや会員名等を用いることもできる。また、ユーザ識別情報としては、ユーザIDに限定されず、ユーザ名(会員名と同じ場合もあるし異なる場合もある)等を用いることができる。
図3に示す広告情報データベースでは、広告情報に関連する関連情報として、広告情報のタイトル(例えば、広告情報を掲載している(閲覧可能な)Webサイトのタイトル)(t2)、広告情報のアドレス(例えば、広告情報が掲載されているWebサイトのホームページのアドレス)(t3)、広告情報を提供した情報提供者(情報提供者が管理あるいは運営している店舗等を含む)を示す情報提供者識別情報(図3では、情報提供者ID)(t4)、情報提供者コード(t5)、メール(例えば、案内メール)を送信する会員を選択するための送信先選択条件情報(t6)、情報提供者が希望するメールの送信日時を示す送信日時情報(t7)、メールを会員に送信する際にメールに添付する案内情報(t8)、分類情報(t10)等が用いられている。
分類情報(t10)は、会員がメールでの受信を希望する送信情報を選択する受信情報選択条件として用いられる。例えば、第1分類として[飲食店(レストラン)]、第2分類として[フランス料理]あるいは[日本料理]等が用いられる。この場合、会員は、受信情報選択条件として[日本料理の飲食店]を設定することにより、[飲食店]及び[日本料理]の分類情報が付与されている情報IDの送信情報を含むメールのみを受信することができる。
なお、図3に示す広告情報データベースには、情報ID[CL01]に対応させて、店舗の閉店を案内する案内情報(t8)が記憶されている。例えば、店舗名と閉店日が空欄になっている、定型の閉店挨拶文章が案内情報(t8)として記憶されている。このように、店舗の閉店を案内する案内情報を広告情報データベースに記憶させておくことにより、後述する、メール処理手段10aが閉店メールを送信する際の閉店情報を容易に形成することができる。
閉店メールを情報ID[CL01]に対応させて記憶する案内情報としては、種々の形態、種々の内容のものを用いることができる。また、複数の閉店情報を形成できるように、複数の情報IDに対応させて複数の案内情報を記憶させておいてもよい。この場合には、例えば、閉店する情報提供者(店舗)の分類に応じた閉店情報を選択する方法や、閉店する店舗(店舗を経営あるいは管理する経営者あるいは管理者)が閉店情報を選択する方法を用いることができる。
案内情報や広告情報をWebページ形式(通常、HTML形式)で記憶する場合には、案内情報や広告情報の欄にはWebページ形式の案内情報や広告情報が記憶されている場所を示す情報が記憶される。
情報提供者ID(t4)は管理用として用いられ、情報提供者コード(t5)は端末装置の表示用として用いられる。勿論、情報提供者ID及び情報提供者コードとして同じ情報を用いることもできる。
送信先選択条件としては、会員情報データベースに記憶されている会員情報を用いることができる。
なお、情報識別情報としては、情報IDに限定されず、タイトルやアドレス等を用いることもできる。
本実施の形態では、情報ID(t1)、広告情報(t9)、タイトル(t2)、アドレス(t3)等が、本発明の「情報提供者が提供した送信情報」に対応する。
図4に示す情報提供者情報データベースでは、情報提供者コード(u2)(広告情報データベースの情報提供者コード(t5)と同一)、情報提供者名情報(例えば、店舗名や会社名)(u3)、住所(u4)、送信履歴情報(u5)、閉店日情報(u6)等の情報提供者情報が情報提供者ID(u1)に対応させて記憶されている。例えば、情報提供者ID[K0001]の情報提供者は、情報提供者コードが[X001]、情報提供者名が[○○○店]、送信履歴が[・・・・]、閉店日が[2003/12/15]であることが記憶されている。
送信履歴情報(u5)としては、例えば、情報提供者が提供した送信情報を送信した日時、その時に送信した送信情報を示す情報ID、その時の送信先を示す送信先情報が用いられる。送信先情報としては、送信先を判別可能な情報、例えば、送信情報を含むメールを送信したメールアドレス、送信情報を含むメールを送信したメールアドレスに対応する会員の会員識別情報(会員ID)を用いる。本実施の形態では、送信情報を含むメールを送信したメールアドレスに対応する会員の会員識別情報(会員ID)を送信先情報として用いている。
閉店日情報(u6)としては、例えば、情報提供者(例えば、店舗)が指定した閉店日、情報提供者が電力会社に電気の使用停止日(電気の使用に関する契約の解除日)を申し出た日、情報提供者の電気の使用が停止された日等を用いることができる。本実施の形態では、情報提供者の電気の使用が停止された日を閉店日情報として用いている。なお、店舗の閉店日と電気の使用停止日が異なる場合もあるが、閉店日から電気の使用停止日までの期間は比較的短いことが多いため、電気の使用停止日を閉店日とみなしても特に問題はない。
電力検出器61は、電話回線やインターネット等の通信回線を介してユーザ60の電力使用量情報を電気料金管理装置50に出力する。
また、電気料金管理装置50と情報管理装置10は、通信可能に接続されている。
ユーザ情報管理手段50a、電気料金算出手段50b等は、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。電気料金管理装置50は、各手段50a、50bの処理を実行する1つの処理装置(CPU)で構成してもよいし、各手段50a、50bの処理を実行する複数の処理装置(CPU)で構成してもよい。複数の処理装置で構成する場合、各処理装置の配設位置は適宜設定可能である。
電気料金管理装置50(したがって、ユーザ情報管理手段50a、電気料金算出手段50b)がアクセス可能な記憶装置51には、ユーザ情報データベース51aが設けられている。
図1では、情報提供システムの記憶装置11と電気料金管理システムの記憶装置51を別々に設けているが、共通の記憶装置を用いてもよい。
ユーザ情報データベース51aの1例を図5に示す。図5に示すユーザ情報データベースには、電力会社と電気の使用に関する契約を結んだ各ユーザに関連するユーザ情報が各ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶されている。図5に示すユーザ情報データベースでは、ユーザ識別情報としてユーザID(v1)が用いられている。
図5に示すユーザ情報データベースでは、ユーザ情報として、当該ユーザが情報提供システムの情報提供者として登録されている場合には当該情報提供者の情報提供者識別情報(図5では、情報提供者ID(v2)が用いられている)、ユーザ名(v3)、住所(v4)、電気の使用開始日情報(v5)、電力使用履歴情報(v6)、電力使用履歴情報に基づいて算出された電気料金情報(v7)、電気の使用停止日情報(v8)等が用いられている。例えば、ユーザID[U1111]のユーザは、対応する情報提供者IDが[K0001]、ユーザ名が[○○○店]、電気の使用開始日が[2001/03/25]、電気の使用停止日が[2003/12/15]であることが記憶されている。
また、会員情報データベース11aが本発明の会員情報データベースに対応し、広告情報データベース11bが本発明の送信情報データベースに対応し、情報提供者情報データベース11cが本発明の情報提供者情報データベースに対応し、ユーザ情報データベース51aが本発明のユーザ情報データベースに対応する。
また、広告情報データベースに記憶されている情報識別情報(情報ID、Webサイトのアドレスやタイトル等)、案内情報、広告情報等が本発明の情報提供者が提供した送信情報に対応する。
本実施の形態では、情報管理装置10と電気料金管理装置50が別々に設けられているため、情報管理装置10の処理と電気料金管理装置50の処理を別々に説明する。
まず、情報管理装置10のメール処理手段10aから端末装置20a〜20dに案内メールを送信する場合の動作を説明する。
なお、本実施の形態では、情報提供者IDをユーザIDに対応させて、すなわち、ユーザIDと情報提供者IDの対応関係をユーザ情報データベース51aに記憶させているものとする(図3参照)。
情報提供者は、会員への送信(配信)を希望する広告情報(t9)を入力する。広告情報を入力する方法としては、情報提供者がパソコンを用いて入力する方法や情報提供サービス会社の担当者が情報管理装置10に設けられている入力手段を用いて入力する方法等を用いることができる。
メール処理手段10aから会員に案内メールを送信する時に、情報識別情報(例えば、広告情報を掲載しているWebサイトのホームページのアドレス)とともに案内情報を添付する場合には、広告情報とともに案内情報(t8)も入力する。また、案内メールを送信する会員を選択する場合には、送信先選択条件(t6)を入力する。例えば、会員情報の住所(s7)に所定地区の住所が記憶され、生年月日(s8)に所定範囲の生年月日が記憶され、性別(s6)に男が記憶されている会員を選択する送信先選択条件を入力する。また、案内メールを送信する日時(送信条件)を指定する場合には、送信日時(t7)を入力する。また、広告情報を掲載するWebサイトのホームページのアドレス及びタイトルを入力する。送信日時、案内情報、広告情報のみを変更する場合には、これらの変更情報のみを入力してもよい。
また、分類情報(t10)を入力する。例えば、第1分類として[飲食店]、第2分類として[日本料理]を入力する。
これにより、記憶装置11の広告情報データベース11bに、広告情報と広告関連情報が記憶される。
送信条件が満足された情報IDが存在することを判別した場合には、当該送信条件が満足された情報IDに対応する(情報IDに対応させて送信日時が記憶されていない場合には、適宜の時期に当該情報IDに対応する)Webサイトのアドレス(t3)とタイトル(t2)、案内情報(t8)を広告情報データベース11bから読み出す。そして、会員情報データベース11aからメールアドレスを読み出し、読み出したメールアドレス宛に、前記読み出したWebサイトのアドレスとタイトル及び案内情報を含む案内メールを送信する。
案内メールには、メールアドレスが記憶されている会員IDも含ませる。
まず、情報IDに対応させて送信先選択条件(t6)が広告情報データベース11bに記憶されているか否かを判別する。
情報IDに対応させて送信先選択条件が記憶されている場合には、当該送信先選択条件を広告情報データベース11bから読み出し、読み出した送信先選択条件で設定されている送信条件を満足する会員を抽出する。例えば、会員IDに対応させて記憶されている会員情報が、送信先選択条件に設定されている会員情報と一致する会員IDを会員情報データベース11aから抽出する。
情報IDに対応させて送信先選択条件が記憶されていない場合には、情報提供者が当該情報IDに対応する送信情報を全ての会員に送信することを希望していると判断し、全ての会員を抽出したものとする。
次に、抽出した会員の会員IDに対応させて受信情報選択条件(s10)が会員情報データベース11aに記憶されているか否かを判別する。
抽出した会員IDに対応させて受信情報選択条件が記憶されている場合には、当該会員IDの会員が、前記情報IDの送信情報の受信を希望しているか否かを判別する。例えば、情報IDに対応させて広告情報データベース11bに記憶されている分類情報(t10)が、会員IDに対応させて会員情報データベース11aに記憶されている受信情報選択条件に設定されている分類情報と一致するか否かを判別する。そして、前記情報IDに対応させて記憶されている分類情報が、受信情報選択条件に設定されている分類情報と一致する会員IDに対応するメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。
抽出した会員IDに対応させて受信情報選択条件が記憶されていない場合には、会員が全ての送信情報の受信を希望しているものと判断し、抽出した会員IDに対応するメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。
以上の方法により、送信条件が満足された情報IDに対応する送信先選択条件を満足する会員であって、当該情報IDに対応する送信情報の受信を希望する会員の会員IDに対応するメールアドレスが会員情報データベース11aから読み出される。
送信日時及びメール受信時間が記憶されている場合には、メール受信時間と送信日時との間に一致する時間帯が存在するか否かを判別する。一致する時間帯が存在する存在する場合には、一致する時間帯に案内メールを送信する。一致する時間帯が存在しない場合には、送信日時以降のメール受信時間に案内メールを送信する。
送信日時は記憶されているがメール受信時間は記憶されていない場合には、送信日時に案内メールを送信する。
送信日時は記憶されていないがメール受信時間は記憶されている場合には、メール受信日時に案内メールを送信する。
送信日時及びメール受信時間が記憶されていない場合には、適宜の時期に案内メールを送信する。
送信履歴情報としては、少なくとも、案内メールを送信したメールアドレスを判別可能な情報、例えば、案内メールを送信したメールアドレスあるいはメールアドレスに対応する会員IDを記憶させる。勿論、送信履歴情報として、これ以外の、案内メールに含まれているWebサイトのアドレスに対応する情報IDや案内メールを送信した日時等の他の情報を記憶させてもよい。
前記した案内メールを送信した場合には、情報提供者情報データベース11cには、送信した案内メールに関連する情報提供者ID[K0001]に対応させて、送信履歴情報として、例えば[時刻[2003/07/31/9:00],情報ID[P001],会員ID[1001]]が記憶される。
また、送信履歴情報を後述する閉店メールを送信するメールアドレスを決定するために用いる場合には、送信履歴情報は、送信履歴情報に記憶されていないメールアドレス(あるいは、送信履歴情報に記憶されていない会員IDのメールアドレス)に案内メールを送信した時にのみ記憶させてもよい。この方法を用いると、送信履歴情報の記憶量を減少させることができる。
また、情報提供者情報データベース11cに記憶されてから所定期間経過した送信履歴情報は削除するようにしてもよい。この方法を用いると、送信履歴情報の情報量を減少させることができる。さらに、後述する閉店メールを送信する際、過去所定期間の間に案内メールを送信した会員にのみ閉店メールを送信するため、効率よく閉店メールを送信することができる。
また、送信履歴情報としては、メール処理手段からの案内メールの送信履歴だけでなく、メール処理手段からの広告メールの送信履歴や、広告情報処理手段からの広告情報の送信履歴を記憶させてもよい。このような送信履歴情報を記憶させた場合には、後述する閉店メールを、広告情報のみを受信した会員にも送信することができる。
以上のメール送信処理は、情報管理装置10のメール処理手段10aが実行する。
図6に示す案内メール受信画面には、案内メールに含まれている、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス(t3)とタイトル(例えば、店舗名や会社名)(t2)、情報提供者コード(例えば、店舗コードや会社コード)(t5)、案内情報(t8)等が表示されている。案内メール受信画面は、図の上下方向にスクロール可能である。
図6に示す案内メール受信画面では、案内メールに含まれている会員IDは表示されない。
これにより、端末装置20aは、選択されたWebサイトのアドレス[http://www.p001]と、案内メールで受信した会員IDを、送信手段から、端末装置20aの通信を管理している通信事業者Aの通信管理装置22aに送信する。
なお、Webサイトのアドレス(情報識別情報)や会員IDは、会員が端末装置20aの入力手段を用いて直接に入力することもできる。
通信管理装置22aは、端末装置20aから送信されたWebサイトのアドレス[http://www.p001]と会員IDを通信回線40を介して情報管理装置10(広告情報処理手段10b)に送信する。
端末装置20aは、通信管理装置22aから送信された広告情報を受信手段で受信すると、表示手段に広告情報受信画面を表示する。
広告情報受信画面の1例を図7に示す。図7に示す広告情報受信画面には、広告情報が掲載されているWebサイトのアドレス[http://www.p001](t3)とタイトル(t2)、広告情報を提供した情報提供者の情報提供者コード(t5)、説明文章と地図等からなる広告情報(t9)が表示されている。
広告情報を掲載しているWebサイトが複数のWebページにより構成されている場合や、関連する他のWebページへのリンクを可能とする場合には、広告情報受信画面に他のページへのリンク情報や関連するWebページへのリンク情報が表示される。
以上の広告情報送信処理は、広告情報処理手段10bが実行する。
電力会社は、新規のユーザと電気の使用に関する契約を結ぶと(電気の使用契約の申し出を受けると)、電気の使用開始日情報を含むユーザ情報をユーザ情報データベース51aに記憶させる。例えば、電気料金管理装置50(ユーザ情報管理手段50a)と接続されているキーボード等の入力手段を用いて、当該ユーザのユーザ名、住所、使用開始日情報、当該ユーザが情報提供システムに情報提供者として登録している場合には当該情報提供者の情報提供者IDを入力する。
ユーザ情報管理手段50aは、入力手段からユーザ情報が入力されると、入力されたユーザ情報をユーザ情報データベース51aに記憶させる。なお、ユーザIDは、入力手段から入力されたユーザIDを用いることもできるし、ユーザ情報管理手段50aが自動的に割り当てたユーザIDを用いることもできる。また、入力された使用開始日情報を、入力された情報提供者IDに対応させて情報提供者情報データベース11cに記憶させてもよい。
例えば、図5に示すように、ユーザID[U1111]に対応させて、ユーザ名[○○○店]、使用開始日情報[2001/03/25]等のユーザ情報をユーザ情報データベース51aに記憶させる。
電力使用履歴情報をユーザ情報データベースに記憶させる方法としては、例えば以下の方法を用いることができる。
ユーザ60には、ユーザ60の電力使用量情報(例えば、ユーザ60が使用した電力使用量の積算値)を出力する電力検出器61が設けられている。
ユーザ情報管理手段50aは、適宜の時期(例えば、分毎、時間毎等)にユーザ60に設けられている電力検出器61から出力されるユーザ60の電力使用量情報を入力し、入力したユーザ60の電力使用量情報に基づいて、当該ユーザ60を示すユーザIDに対応させて電力使用履歴情報(v6)をユーザ情報データベース51aに記憶させる。この時、ユーザを判別する方法としては、各ユーザ60に設けられている電力検出器61の識別情報(例えば、アドレス)をユーザ情報データベースに記憶させておく方法や、電力検出器61が設けられているユーザ60のユーザIDを電力使用量情報とともに電力検出器61から出力させる方法等を用いることができる。
ユーザ情報管理手段50aは、入力手段からユーザIDと使用停止日情報が入力されると、入力された使用停止日情報を、入力されたユーザIDに対応させてユーザ情報データベース51aに記憶させる。
さらに、ユーザ情報管理手段50aは、入力されたユーザIDに対応させて情報提供者IDがユーザ情報データベース51aに記憶されているか否か(ユーザIDに対応するユーザが情報提供システムの情報提供者として登録されているか否か)を判別する。入力されたユーザIDに対応させて情報提供者IDがユーザ情報データベース51aに記憶されている場合には、当該情報提供者IDをユーザ情報データベース51aから読み出す。そして、読み出した情報提供者IDに対応させて情報提供者情報データベース11cに、入力された使用停止日情報を閉店日情報として記憶させる。
情報提供者情報データベース11cに閉店日情報を記憶させる方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、ユーザ情報管理手段50aが情報提供者情報データベース11cに直接アクセスする方法を用いてもよいし、情報提供者情報データベース11cにアクセス可能な情報管理装置10(メール処理手段10a、広告情報処理手段10bあるいは図示していない情報提供者情報管理手段等)にユーザ情報管理手段50aから情報提供者IDと使用停止日情報を送信する方法を用いることもできる。
以上のユーザ情報管理処理は、ユーザ情報管理手段50aが実行する。
算出した各ユーザの電気料金情報は、ユーザ情報データベース51aに各ユーザを示すユーザIDに対応させて記憶される。各ユーザの電気料金情報のユーザ情報データベース51aへの記憶は省略することもできる。
また、電気料金算出手段50bで算出された各ユーザの電気料金情報は、適宜の時期(例えば、電気料金請求日)に印刷装置(図示省略)に送信される。これにより、印刷装置から、各ユーザの電気料金情報が印刷された電気料金明細書が出力される。この電気料金明細書は、郵送あるいは係員等によって各ユーザ60に届けられる。
以上の電気料金情報算出処理は、電気料金算出手段50bが実行する。
店舗を開店する時には、店舗(店舗を経営あるいは管理する経営者あるいは管理者)は、使用開始日からの店舗の電気の使用に関する契約を電力会社と結ぶ。この時、前述したように、ユーザ情報管理手段50aは、入力手段からの入力情報に基づいて、その店舗のユーザIDに対応させて、ユーザ名(店舗名)、住所、使用開始日情報等のユーザ情報をユーザ情報データベース51aに記憶させる。
また、店舗が開店することを示す開店情報(例えば、店舗名、住所、営業時間、商品やメニュー等の案内情報)を含む案内メール(開店メール)を、情報提供システムの会員に送信する場合には、店舗は、情報提供システムの情報提供者として登録し(情報提供者情報データベース11cに情報提供者情報を記憶させる)とともに、開店情報を広告情報データベース11bに案内情報あるいは広告情報として記憶させる。この時、開店メールを送信する送信日時を設定する。また、開店メールを送信する会員を選択する場合には、送信先選択条件を設定する。
メール処理手段10aは、広告情報データベース11bに記憶されている送信日時に、開店情報を広告情報データベース11bから読み出すとともに、会員情報データベース11aからメールアドレスを読み出し、読み出しメールアドレス宛に、読み出した開店情報を含む開店メールを送信する。送信先選択情報や受信情報選択条件が記憶されている場合には、前述した方法でメールアドレスを読み出す。
端末装置で開店メールを受信した場合の開店メール受信画面の1例を図8に示す。図8に示す開店メール受信画面では、開店する店舗の店舗名、開店日時等を含む案内情報(t8)が開店情報として表示されているとともに、情報提供者コード(t5)、タイトル(t2)、アドレス(t3)等が表示されている。
この開店メールの送信処理は、前記した案内メールの送信処理と同様である。
メール処理手段10aは、情報提供者情報データベース11cに情報提供者IDに対応させて閉店日情報が記憶されると、会員のメールアドレスに閉店メールを送信する。
第1の方法は、情報提供者情報データベース11cに閉店日情報が記憶された時に閉店メールを送信する方法である。
この方法では、メール処理手段10aは、情報提供者情報データベース11cに、情報提供者IDに対応させて閉店日情報(u6)が記憶されたか否かを判別する。例えば、情報提供者データベース11c、に閉店日情報とともに、「0」にセットされたフラグ情報を記憶させる。そして、メール処理手段10aが情報提供者情報データベース11cから閉店日情報を読み出した時に、フラグ情報を「1」にセットする。この場合、閉店日情報とともに記憶されているフラグ情報が「0」であることにより、情報提供者データベース11cに閉店日情報が記憶されたことを判別することができる。
閉店日情報が情報提供者情報データベース11cに記憶されたことを判別した場合には、当該閉店日情報、当該閉店日情報が記憶された情報提供者IDに対応する情報提供者名情報(u3)と送信履歴情報(u5)を情報提供者情報データベース11cから読み出す。
そして、読み出した送信履歴情報に基づいて、過去に、当該情報提供者が提供した送信情報を送信した会員のメールアドレスを会員情報データベース11cから読み出す。本実施の形態では、送信履歴情報として会員IDを記憶させているため、送信履歴情報として記憶されている会員IDに対応するメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。
次に、広告情報データベース11bから情報ID[CL01]に対応させて記憶されている、店舗の閉店を案内する案内情報(t8)を読み出し、読み出した案内情報に、前記情報提供者情報データベース11cから読み出した情報提供者名情報(例えば、店舗名)と閉店日情報を挿入して閉店情報を形成する。
次に、前記案内情報に情報提供者名情報と閉店日情報が挿入された閉店情報を含む閉店メールを、前記会員情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信する。
図9に示す閉店メール受信画面では、閉店する情報提供者(店舗)の情報提供者名(店舗名)(u3)、情報提供者コード(u2)、情報提供者名(店舗名)の情報提供者(店舗)が閉店日情報で示される閉店日に閉店することを案内する案内情報(t8)が表示されている。
閉店案内メール受信画面の構成、したがって、情報ID[CL01]に対応させて広告情報データベース11bに記憶させる案内情報の形態は、適宜変更可能である。例えば、情報提供者名(店舗名)と閉店日情報のみを表示してもよいし、情報提供者名(店舗名)の情報提供者(店舗)が閉店日情報で示される閉店日に閉店することを案内する案内情報のみを表示してもよい。
また、第1の方法では、使用停止日情報(閉店日情報)が入力された時に閉店メールを送信するため、閉店日情報を含む閉店メールを送信する方法を用いるのが好ましいが、閉店日情報を含まない閉店メールを送信することもできる。この場合、使用停止日情報(閉店日情報)で示される日が使用停止日情報が入力された日以降であっても、その間の期間は比較的短いため特に問題はない。
この方法では、メール処理手段10aは、情報提供者情報データベース11cに、情報提供者IDに対応させて閉店日情報(u6)が記憶されているか否かを判別する。
情報提供者IDに対応させて閉店日情報が記憶されている場合には、当該閉店日情報を情報提供者情報データベース11cから読みし、読み出した閉店日情報で示されている日が経過しているか否か(閉店日が明日以降であるか否か)を判別する。
読み出した閉店日情報で示される日が経過していない場合には、当該閉店日情報が記憶されている情報提供者IDに対応する情報提供者名情報(u3)と送信履歴情報(u5)を情報提供者情報データベース11cから読み出す。
そして、読み出した送信履歴情報に基づいて、過去に、当該情報提供者が提供した送信情報を送信した会員のメールアドレスを会員情報データベース11cから読み出す。すなわち、送信履歴情報として記憶されている会員IDに対応するメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。
次に、広告情報データベース11bから情報ID[CL01]に対応させて記憶されている、店舗の閉店を案内する案内情報(t8)を読み出し、読み出した案内情報に、前記情報提供者情報データベース11cから読み出した情報提供者名情報(例えば、店舗名)を挿入して閉店情報を形成する。
次に、前記閉店日情報で示される日に、前記案内情報に情報提供者名情報(例えば、店舗名)が挿入された閉店情報を含む閉店メールを、前記会員情報データベースから読み出した、送信履歴情報として記憶されている会員IDに対応するメールアドレス宛に送信する。例えば、情報提供者ID[K0001]に対応させて閉店日情報[2003/12/15]が記憶されている場合には、[2003/12/15]に閉店メールを送信する。
図10に示す閉店メール受信画面では、閉店する情報提供者(店舗)の情報提供者名(店舗名)(u3)、情報提供者コード(u2)、情報提供者名(店舗名)の情報提供者(店舗)が閉店メール送信日に閉店することを案内する案内情報(t8)が表示されている。
閉店案内メール受信画面の構成は、適宜変更可能である。例えば、情報提供者名(店舗名)のみを表示してもよいし、情報提供者名(店舗名)の情報提供者(店舗)が閉店メール送信日に閉店することを案内する案内情報のみを表示してもよい。また、閉店メール受信画面に閉店日情報を表示してもよい。
また、本実施の形態では、情報提供者データベースとユーザ情報データベースを用いているため、簡単な変更処理によって、既存の情報提供システムと電気料金管理システムを用いて容易に構成することができる。
また、情報提供者情報データベースに閉店日情報が記憶された時あるいは情報提供者データベースに記憶されている閉店日情報で示される日に閉店メールを送信したが、閉店メールを送信する日は、閉店する情報提供者が指定してもよい。
本実施の形態は、電気料金・情報管理装置70、記憶装置71、各ユーザ60の電力使用量を検出して電力使用量情報を出力する電力検出器61等により構成されている。
電気料金・情報管理装置70は、ユーザ情報管理手段70a、電気料金算出手段70b、メール処理手段70c、広告情報処理手段70d等を備えている。
ユーザ情報管理手段70a、電気料金算出手段70b、メール処理手段70c、広告情報処理手段70d等は、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。電気料金。情報管理装置70は、各手段70a〜70dの処理を実行する1つの処理装置(CPU)で構成してもよいし、各手段70a〜70dの処理を実行する複数の処理装置(CPU)で構成してもよい。
電気料金・情報管理装置70がアクセス可能な記憶装置71には、ユーザ情報データベース71a、広告情報データベース71b等が設けられている。
ユーザ情報データベース71aと広告情報データベース71bは、共通の記憶装置に記憶させてもよいし、異なる記憶装置に記憶させてもよい。
本実施の形態で用いるユーザ情報データベース71aの1例を図12に示す。
図12に示すユーザ情報データベースには、電気料金管理システムに登録されているユーザのユーザ名(w2)、住所(w3)、使用開始日情報(w4)、使用停止日情報(w5)、使用履歴情報(w6)、電気料金情報(w7)、当該ユーザが情報提供システムに情報提供者として登録している場合には当該情報提供者の情報提供者ID(w11)、情報提供者コード(w12)、送信履歴情報(w13)、当該ユーザが情報提供システムの会員として登録している場合には当該会員の会員ID(w21)、メールアドレス(w22)、メール受信時間(w23)、受信情報選択条件(w24)、生年月日(w25)、性別(w26)等のユーザ情報が、ユーザを示すユーザ識別情報としてのユーザID(w1)に対応させて記憶されている。
例えば、ユーザID[U1111]のユーザは、ユーザ名が[○○○店]、電気の使用開始日が[2001/03/25]、使用停止日が[2003/12/15]であり、また、情報提供者として登録しており、情報提供者IDが[K0001]、情報提供者コードが[X001]であることが記憶されている。ユーザID[U6666]は、ユーザ名が[AAAA]、電気の使用開始日が[2000/04/01]であり、また、会員として登録しており、会員IDが[1001]、メールアドレスが[1001@aaa.ne.jp]、メール受信時間が[9:00−24:00]、生年月日が[1982/02/17]、性別が[男]であることが記憶されている。
図12に示すユーザ情報データベースのユーザ情報(w2)〜(w7)は、料金管理システムのユーザとしての情報であり、ユーザ情報(w11)〜(w13)は、情報提供システムの情報提供者としての情報であり、ユーザ情報(w21)〜(w26)は、情報提供システムの会員としての情報である。なお、ユーザ名や住所等の一部の情報は、兼用して用いられる。
また、ユーザ情報データベース71aが本発明のユーザ情報データベースに対応し、広告情報データベース71bが本発明の送信情報データベースに対応する。
ユーザ情報管理手段70aは、ユーザ情報データベース71aのユーザ情報の管理を行う。
例えば、ユーザが使用開始日からの電気の使用に関する契約を電力会社と結ぶと、使用開始日情報(w4)を含むユーザ情報をユーザIDに対応させてユーザ情報データベース71aに記憶させる。この時、ユーザが情報提供システムの情報提供者として登録している場合には、情報提供者に関連するユーザ情報、例えば、情報提供者ID等を記憶させる。また、ユーザが情報提供システムの会員として登録している場合には、会員に関連するユーザ情報、例えば、会員ID、メールアドレス、メール受信時間情報、受信情報選択条件等を記憶させる。
そして、電力検出器61から出力される各ユーザの電力使用量情報に基づいて、当該ユーザのユーザIDに対応させて電力使用履歴情報(w6)をユーザ情報データベース71aに記憶させる。
また、ユーザが使用停止日以降の電気の使用に関する解除契約を結ぶと、当該ユーザのユーザ識別情報に対応させてユーザ情報データベース71aに使用停止日情報(w5)を記憶させる。
なお、情報提供システムの会員として登録しているユーザ以外のユーザのユーザIDに対応させてメールアドレスが記憶される場合には、会員IDが記憶されているユーザIDに対応するメールアドレスをユーザ情報データベース71aから読み出す。
また、メール処理手段70cは、案内メール等をメールアドレスに送信すると、当該案内メールに関連する情報提供者ID(例えば、案内メールに含まれているWebサイトのアドレスに掲載されている広告情報を提供した情報提供者の情報提供者ID)が記憶されているユーザIDに対応させて、当該メールアドレスが記憶されているユーザIDに対応する会員IDを含む送信履歴情報を記憶させる。
第1の方法は、ユーザ情報データベース71aに使用停止日情報が記憶された時に閉店メールを送信する方法である。
この場合、メール処理手段70cは、ユーザ情報データベース71aに、情報提供者IDが記憶されているユーザID(情報提供者として登録されているユーザのユーザID)に対応させて使用停止日情報(w5)が記憶されたか否かを判別する。使用停止日情報が記憶されたか否かを判別する方法は、前述した方法を用いることができる。
情報提供者IDが記憶されているユーザIDに対応させて使用停止日情報が記憶されたことを判別した場合には、当該使用停止日情報、当該使用停止日情報が記憶されたユーザIDに対応するユーザ名情報(w2)と送信履歴情報(w13)をユーザ情報データベース71aから読み出す。
そして、読み出した送信履歴情報に基づいて、過去に、当該情報提供者が提供した送信情報を送信した会員のメールアドレスを会員情報データベース11cから読み出す。本実施の形態では、送信履歴情報として会員IDを記憶させているため、送信履歴情報として記憶されている会員IDが記憶されているユーザIDに対応するメールアドレスをユーザ情報データベース71aから読み出す。
次に、広告情報データベース71bから情報ID[CL01]に対応させて記憶されている、店舗の閉店を案内する案内情報を読み出し、読み出した案内情報に、前記ユーザ情報データベース71aから読み出したユーザ名情報(例えば、店舗名)と使用停止日情報を挿入して閉店情報を形成する。
次に、前記案内情報にユーザ名情報と使用停止日情報が挿入された閉店情報を含む閉店メールを、前記ユーザ情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信する。
広告情報処理手段70dの広告情報送信処理、電気料金算出手段70bの電気料金算出処理は、第1の実施の形態と同様である。
この方法では、メール処理手段70cは、ユーザ情報データベース71aに、情報提供者IDが記憶されているユーザIDに対応させて使用停止日情報(w5)が記憶されているか否かを判別する。
情報提供者IDが記憶されているユーザIDに対応させて使用停止日情報が記憶されている場合には、当該使用停止日情報をユーザデータベース11cから読みし、読み出した使用停止日情報で示されている日が経過しているか否かを判別する。
読み出した使用停止日情報で示される日が経過していない場合には、当該使用停止日情報が記憶されているユーザIDに対応するユーザ名情報(w2)と送信履歴情報(w13)をユーザ情報データベース71aから読み出す。
そして、読み出した送信履歴情報に基づいて、過去に、当該情報提供者IDが記憶されているユーザが提供した送信情報を送信した、会員であるユーザのメールアドレスをユーザ情報データベース71aから読み出す。すなわち、送信履歴情報として記憶されている会員IDが記憶されているユーザIDに対応するメールアドレスをユーザ情報データベース71aから読み出す。
次に、広告情報データベース71bから情報ID[CL01]に対応させて記憶されている、店舗の閉店を案内する案内情報を読み出し、読み出した案内情報に、前記ユーザ情報データベース71aから読み出したユーザ名情報(例えば、店舗名)を挿入して閉店情報を形成する。
次に、前記使用停止日情報で示される日に、前記案内情報にユーザ名情報(例えば、店舗名)が挿入された閉店情報を含む閉店メールを、前記ユーザ情報データベースから読み出した、送信履歴情報として記憶されている会員IDが記憶されているユーザIDに対応するメールアドレス宛に送信する。
また、本実施の形態では、情報提供システムの情報提供者や会員としての情報と電気料金管理システムのユーザとしての情報を共通のユーザ情報データベースに記憶させているため、各手段は、ユーザデータベースから情報を読み出す処理やユーザデータベースに情報を記憶させる処理を容易に実行することができる。
また、情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させてユーザ情報データベースに使用停止日情報が記憶された時、あるいは情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させてユーザ情報データベースに記憶されている使用停止日情報で示される日に閉店メールを送信したが、閉店メールを送信する日は、閉店するユーザ(情報提供者)が指定してもよい。
例えば、ユーザ情報管理手段は、電力検出器から出力される各ユーザの電力使用量情報に基づいて、ユーザ情報データベースの各ユーザに対応する電気使用量情報を管理したが、入力キーや情報読取装置等の入力手段を用いて入力された各ユーザの電力使用量情報に基づいて、ユーザ情報データベースの各ユーザに対応する電気使用量情報を管理してもよい。
また、料金管理装置として、ユーザの電力使用履歴情報に基づいて電気料金情報を算出する電気料金管理装置について説明したが、料金管理装置としては、これに限定されず、ユーザの使用履歴情報に基づいて料金情報を算出する料金管理装置であればよい。例えば、ユーザのガス使用履歴情報に基づいてガス料金情報を算出するガス料金管理装置、ユーザの水道使用履歴情報に基づいて水道料金情報を算出する水道料金管理装置、ユーザの電話使用履歴情報に基づいて電話料金情報を算出する電話料金管理装置を用いることができる。この場合、検出手段としては、各使用量に対応した検出手段が用いられる。
また、案内メールにWebサイトのアドレスやタイトル、案内情報を含ませたが、案内メールに含ませる情報識別情報は適宜選択可能である。例えば、Webサイトのアドレスやタイトルのみを含ませてもよい。
また、送信履歴情報として案内メールを送信したメールアドレスに対応する会員IDを記憶させたが、案内メールを送信したメールアドレスを記憶させてもよい。
また、広告情報を示す情報識別情報(例えば、広告情報が掲載されているwebサイトのアドレス)を含む案内メールを送信した時に送信履歴情報を記憶させたが、広告情報を含む広告メールを送信した時あるいは広告情報を送信した時に送信履歴情報を記憶させてもよい。この場合、送信履歴情報としては、メールあるいは広告情報を送信した会員を判別可能な情報を記憶させる。
また、ユーザ情報管理手段は、電力検出器から出力される各ユーザの電力使用量情報に基づいてユーザ情報データベースの電力使用履歴情報を記憶させたが、入力手段から担当者等によって入力されたユーザ識別情報と電力使用量情報に基づいてユーザ情報データベースの電力使用履歴情報を記憶させてもよい。
また、閉店メールを送信するメールアドレスを送信履歴情報に基づいて判別したが、全ての会員のメールアドレスに送信してもよい。あるいは、情報提供者識別情報に対応させて情報提供者データベースに分類情報を記憶させておき、閉店する情報提供者の情報提供者識別情報に対応する分類情報が、会員情報データベースに会員識別情報に対応させて記憶されている受信情報選択条件に設定されている分類情報と一致する会員識別情報に対応するメールアドレスに送信してもよい。この場合には、情報識別情報に対応させて送信履歴情報を記憶させる必要がない。情報提供者識別情報に対応させて分類情報を記憶させた場合、会員識別情報に対応させて記憶させる受信情報選択条件にこの分類情報を用いることができる。
また、閉店メールに含ませる閉店情報の内容や閉店メールの送信先は、情報提供者が、情報提供システムに情報提供者として登録する際に予め設定しておくこともできる。
また、会員識別情報に対応させて記憶する受信情報選択条件に、開店メールや閉店メールを受信するか否かを示す条件を設定できるようにしてもよい。この場合には、会員は、希望する場合にのみ開店メールや閉店メールを受信することができる。
また、閉店メールに含ませる情報提供者識別情報やユーザ識別情報としては、情報提供者名やユーザ名に限定されず、情報提供者IDやユーザID等を用いることもできる。さらに、閉店メールに含ませる閉店情報の内容は種々変更可能である。
また、各データベースの構成は実施の形態で説明した構成に限定されない。
また、会員情報、情報提供者情報、ユーザ情報の管理方法、閉店メールの送信方法等は、実施の形態で説明した方法に限定されず種々変更可能である。
例えば、「(態様1)メール処理手段と、ユーザ情報管理手段と、料金算出手段と、記憶手段とを備え、
前記記憶手段は、
会員のメールアドレスを含む会員情報を、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
情報提供者から提供された送信情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースと、
情報提供者の閉店日情報を含む情報提供者情報を、情報提供者を示す情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースと、
ユーザの使用履歴情報と使用停止日情報を含むユーザ情報を、ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶するユーザ情報データベースを有し、
情報提供者識別情報に対応するユーザ識別情報あるいはユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報が前記情報提供者情報データベースあるいは前記ユーザ情報データベースに記憶されており、
前記メール処理手段は、
前記送信情報データベースから送信情報を読み出すとともに、前記会員情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記読み出した送信情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
また、前記情報提供者情報データベースに情報提供者識別情報に対応させて閉店日情報が記憶されているか否かを判別し、閉店日情報が記憶されていることを判別した場合には、当該閉店日情報が記憶されている情報提供者識別情報を前記情報提供者情報データベースから読み出すとともに、前記会員情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記判別した閉店日情報で示されている日に、前記読み出した情報提供者識別情報を含む閉店メールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
前記ユーザ情報管理手段は、
ユーザの使用量検出情報が入力されると、入力された使用量検出情報に基づいて、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報を前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
また、ユーザの使用停止日情報が入力されると、入力された使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて前記ユーザ情報データベースに記憶させるとともに、入力された使用停止日情報を、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに閉店日情報として記憶させ、
前記料金算出手段は、
前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて記憶されている使用履歴情報に基づいて、当該ユーザ識別情報で示されるユーザの料金情報を算出し、
また、前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報で示される使用停止日以降の、当該ユーザ識別情報で示されるユーザに対する料金情報の算出を停止する、
情報提供装置。」として構成することができる。
態様1の情報提供装置を用いれば、ユーザ識別情報に対応する使用停止日情報が入力されると、当該使用停止日情報に対応する閉店日情報で示される日に、当該ユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報を含む閉店メールが会員のメールアドレスに送信されるため、会員は、閉店情報(例えば、閉店する店舗名と閉店日)を事前に、確実に受信することができる。
また、「(態様2)請求項1の情報提供装置であって、前記メール処理手段は、前記閉店日情報が記憶された情報提供者識別情報と当該閉店日情報を含む閉店メールを送信する、情報提供装置。」として構成することができる。
態様2の情報提供装置を用いれば、会員は、閉店情報(例えば、店舗名と閉店日)を確実に知ることができる。
態様1、態様2の情報提供装置では、情報提供者情報データベースとユーザ情報データベースを用いているため、簡単な変更作業を行うだけで、既存の情報提供システムと料金管理システムを用いて本発明を容易に構成することができる。
また、「(態様3)請求項1、態様1、2のいずれかの情報提供装置であって、
前記送信情報データベースには、送信情報と当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報が情報提供者識別情報に対応させて記憶され、
前記情報提供者情報データベースには、会員識別情報を含む送信履歴情報が情報提供者識別情報に対応させて記憶され、
前記メール処理手段は、
前記メールに含ませた送信情報を提供した情報提供者識別情報を前記送信情報データベースから読み出すとともに、前記メールを送信したメールアドレスが記憶されている会員識別情報を前記会員情報データベースから読み出し、読み出した会員識別情報を含む送信履歴情報を、読み出した情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶させ、
また、前記閉店日情報が記憶されている情報提供者識別情報に対応する送信履歴情報を前記情報提供者情報データベースから読み出し、読み出した送信履歴情報に含まれている会員識別情報に対応するメールアドレスを前記会員情報データベースから読み出し、読み出したメールアドレス宛に前記閉店メールを送信する、
情報提供装置。
態様3の情報提供装置を用いれば、閉店する店舗が、過去に提供した送信情報を送信した会員のメールアドレスに閉店メールを送信するため、閉店メールを効率よく送信することができ、メール処理手段による閉店メールの処理負担を軽減することができる。
なお、メールアドレスは会員識別情報に対応しているため、メールを送信したメールアドレスを含む送信履歴情報を情報提供者識別情報に対応させて情報提供者情報データベースに記憶させ、閉店メールを送信する際、情報提供者識別情報に対応する送信履歴情報に含まれているメールアドレスに閉店メールを送信することは、本発明の、メールを送信したメールアドレスが記憶されている会員識別情報を含む送信履歴情報を情報提供者識別情報に対応させて情報提供者情報データベースに記憶させ、閉店メールを送信する際、情報提供者識別情報に対応する送信履歴情報に含まれている会員識別情報に対応するメールアドレスに閉店メールを送信することと同義である。
また、「(態様4)メール処理手段と、ユーザ情報管理手段と、料金算出手段と、記憶手段とを備え、
前記記憶手段は、
ユーザの使用履歴情報、使用停止日情報、対応する情報提供者識別情報及びメールアドレスを含むユーザ情報を、ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶するユーザ情報データベースと、
送信情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースを有し、
前記メール処理手段は、
前記送信情報データベースから送信情報を読み出すとともに、前記ユーザ情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記読み出した送信情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
また、前記ユーザ情報データベースに、情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶されているか否かを判別し、使用停止日情報が記憶されていることを判別した場合には、当該判別した使用停止日情報が記憶されているユーザ識別情報あるいは当該ユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報を前記ユーザ情報データベースから読み出すとともに、前記ユーザ情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記判別した使用停止日情報で示される日に、前記読み出したユーザ識別情報あるいは情報提供者識別情報を含む閉店メールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
前記ユーザ情報管理手段は、
ユーザの使用量検出情報が入力されると、入力された使用量検出情報に基づいて、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報を前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
また、ユーザの使用停止日情報が入力されると、入力された使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
前記料金算出手段は、
前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて記憶されている使用履歴情報に基づいて、当該ユーザ識別情報で示されるユーザの料金情報を算出し、
また、前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報で示される使用停止日以降の、当該ユーザ識別情報で示されるユーザに対する料金情報の算出を停止する、
情報提供装置。
態様4の情報提供装置を用いれば、情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応する使用停止日情報が入力されると、当該使用停止日情報で示される日に、当該ユーザ識別情報に対応するユーザ名情報を含む閉店メールが会員のメールアドレスに送信されるため、会員は、閉店情報(例えば、閉店する店舗名)を確実に、事前に受信することができる。
また、「(態様5)請求項2の情報提供装置であって、前記メール処理手段は、前記使用停止日情報が記憶されたユーザ識別情報あるいは当該ユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報と当該使用停止日情報を含む閉店メールを送信する、情報提供装置。」として構成することができる。
態様5の情報提供装置を用いれば、会員は、閉店情報(例えば、店舗名や閉店日)を確実に知ることができる。
なお、態様4、態様5の情報提供装置では、情報提供システムの情報提供者としての会員情報と料金管理システムのユーザとしてのユーザ情報を記憶する共通のユーザ情報データベースを用いているため、情報の処理が容易である。
また、「(態様6)態様4、請求項2、態様5のいずれかの情報提供装置であって、
前記送信情報データベースには、送信情報と当該送信情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報が情報提供者識別情報に対応させて記憶され、
前記ユーザ情報データベースには、ユーザ識別情報を含む送信履歴情報がユーザ識別情報に対応させて記憶され、
前記メール処理手段は、
前記メールに含ませた送信情報を提供した情報提供者識別情報を前記送信情報データベースから読み出すとともに、前記メールを送信したメールアドレスが記憶されているユーザ識別情報を前記ユーザ情報データベースから読み出し、読み出したユーザ識別情報を含む送信履歴情報を、読み出した情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させて前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
また、前記使用停止日情報情及び報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応する送信履歴情報を前記ユーザ情報データベースから読み出し、読み出した送信履歴情報に含まれているユーザ識別情報に対応するメールアドレスを前記ユーザ情報データベースから読み出し、読み出したメールアドレス宛に前記閉店メールを送信する、
情報提供装置。
態様6の情報提供装置を用いれば、閉店する店舗が、過去に、提供した送信情報を送信した会員のメールアドレスに閉店メールを送信するため、閉店メールを効率よく送信することができ、メール処理手段による閉店メールの処理負担を軽減することができる。
また、「(態様7)請求項1、2、態様1〜6のいずれかの情報提供装置であって、
各ユーザの使用量を検出して使用量検出情報を出力する検出手段を備え、
前記ユーザ情報管理手段は、前記検出手段から入力される各ユーザの使用量検出情報に基づいて、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報を前記ユーザ情報データベースに記憶させる、
情報提供装置。」として構成することができる。
態様7の情報提供装置を用いれば、各ユーザの使用履歴情報を自動的にユーザ情報データベースに記憶させることができるため、情報の管理が容易である。
10a、70c メール処理手段
10b、70d 広告情報処理手段
11、51、71 記憶装置
11a 会員情報データベース
11b、71b 広告情報データベース
11c 情報提供者情報データベース
20a〜20d 端末装置(情報受信手段)
40 通信回線
50 電気料金管理装置
50a、70a ユーザ情報管理手段
50b、70b 電気料金算出手段
51a、71a ユーザ情報データベース
60 ユーザ
61 電力検出器
70 電気料金・情報管理装置
Claims (2)
- メール処理手段と、ユーザ情報管理手段と、料金算出手段と、記憶手段とを備え、
前記記憶手段は、
会員のメールアドレスを含む会員情報を、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
情報提供者から提供された送信情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースと、
閉店日情報を含む情報提供者情報を、情報提供者を示す情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースと、
ユーザの使用履歴情報と使用停止日情報を含むユーザ情報を、ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶するユーザ情報データベースを有し、
情報提供者識別情報に対応するユーザ識別情報あるいはユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報が前記情報提供者情報データベースあるいは前記ユーザ情報データベースに記憶されており、
前記メール処理手段は、
前記送信情報データベースから送信情報を読み出すとともに、前記会員情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記読み出した送信情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
また、前記情報提供者情報データベースに情報提供者識別情報に対応させて閉店日情報が記憶されたか否かを判別し、閉店日情報が記憶されたことを判別した場合には、当該閉店日情報が記憶された情報提供者識別情報を前記情報提供者情報データベースから読み出すとともに、前記会員情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記読み出した情報提供者識別情報を含む閉店メールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
前記ユーザ情報管理手段は、
ユーザの使用量検出情報が入力されると、入力された使用量検出情報に基づいて、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報を前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
また、ユーザの使用停止日情報が入力されると、入力された使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて前記ユーザ情報データベースに記憶させるとともに、入力された使用停止日情報を、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに閉店日情報として記憶させ、
前記料金算出手段は、
前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて記憶されている使用履歴情報に基づいて、当該ユーザ識別情報で示されるユーザの料金情報を算出し、
また、前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報で示される使用停止日以降の、当該ユーザ識別情報で示されるユーザに対する料金情報の算出を停止する、
情報提供装置。 - メール処理手段と、ユーザ情報管理手段と、料金算出手段と、記憶手段とを備え、
前記記憶手段は、
ユーザの使用履歴情報、使用停止日情報、対応する情報提供者識別情報及びメールアドレスを含むユーザ情報を、ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶するユーザ情報データベースと、
情報提供者から提供された送信情報を、送信情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する送信情報データベースを有し、
前記メール処理手段は、
前記送信情報データベースから送信情報を読み出すとともに、前記ユーザ情報データベースからユーザ識別情報に対応させて記憶されているメールアドレスを読み出し、前記読み出した送信情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
また、前記ユーザ情報データベースに、情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶されたか否かを判別し、使用停止日情報が記憶されたことを判別した場合には、当該使用停止日情報が記憶されたユーザ識別情報あるいは当該ユーザ識別情報に対応する情報提供者識別情報を前記ユーザ情報データベースから読み出すとともに、前記ユーザ情報データベースからメールアドレスを読み出し、前記読み出したユーザ識別情報あるいは情報提供者識別情報を含む閉店メールを、前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
前記ユーザ情報管理手段は、
ユーザの使用量検出情報が入力されると、入力された使用量検出情報に基づいて、当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて使用履歴情報を前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
また、ユーザの使用停止日情報が入力されると、入力された使用停止日情報を当該ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて前記ユーザ情報データベースに記憶させ、
前記料金算出手段は、
前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて記憶されている使用履歴情報に基づいて、当該ユーザ識別情報で示されるユーザの料金情報を算出し、
また、前記ユーザ情報データベースにユーザ識別情報に対応させて使用停止日情報が記憶された場合には、当該使用停止日情報で示される使用停止日以降の、当該ユーザ識別情報で示されるユーザに対する料金情報の算出を停止する、
情報提供装置。
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