JP2006200844A - 蒸気圧縮式冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変容量式コンプレッサとクロスチャージ式膨張弁とを組み合わせ、そのクロスチャージ式膨張弁とエバポレータとを冷媒配管で接続した冷凍サイクルにおいて、冷媒通過音を低減する。
【解決手段】 クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6とを冷媒配管4で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁5が天地方向においてエバポレータ6の冷媒入口6bよりも高くなるように配置した。 本発明は、膨張弁5の後に接続された冷媒配管4における液相冷媒の流速と重力の影響とに着目したものである。この請求項1に記載の発明によればエバポレータ6の冷媒入口6bを膨張弁5位置より低く配設することで、冷媒中の気泡(ガス冷媒)が液相冷媒と共にスムーズにエバポレータ6へ流入することから、低負荷における冷媒通過音を低減することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置においての冷媒通過音の低減に関するものであり、特に車両用空調装置などに適用して有効である。
蒸気圧縮式冷凍装置は、周知の如く、膨張弁にて液相冷媒を減圧し、低圧となった冷媒を蒸発させることにより吸熱し、蒸発して気相となった冷媒を圧縮機にて断熱圧縮してその温度を上昇させて蒸発時に吸熱した熱を放熱するものである。また、この蒸気圧縮式冷凍装置を車両用空調装置などに適用した場合、圧縮機を駆動する車両走行用エンジンの回転数変動を吸収すると共に冷房負荷に応じた圧縮容量に可変するため、可変容量式圧縮機が用いられるのが一般的である。
更に、可変容量式圧縮機を用いた蒸気圧縮式冷凍装置では、容量可変制御領域での圧縮機への潤滑オイルの戻り性を確保するため、クロスチャージ式膨張弁と組み合されることが多い。図5は、膨張弁の感温部温度と圧力室内の圧力との関係を示すグラフである。クロスチャージ式膨張弁とは、図5にも示すように感温部分の圧力特性を、冷凍サイクル使用冷媒の飽和圧力特性よりも勾配を緩くしたものである。
ガスチャージ方式では、感温部内に使用冷媒とは異なるガスを封入することでクロスチャージとなる(この場合、ガスクロスチャージ方式と称する。)。クロスチャージ式膨張弁を使用すると、温度が低い低負荷時では感温高圧力がノーマルチャージ方式よりも高くなるため、液戻りが生じ易い。これを利用して、最近では可変容量式圧縮機の小容量時のオイル戻りを確保するために便用されている。
そして近年、車両の燃費向上を目指して圧縮機の可変容量化や蒸発器の小型・軽量化が行われている。特に、可変容量式圧縮機を使用する冷凍サイクルでは、低温時に圧縮機へ潤滑オイルを循環させるため、クロスチャージ式膨張弁を使用し、低温時においても絞り開度を大きくして液相冷媒を積極的に圧縮機へ戻すようにしている。
そのため、膨張弁と蒸発器との間の配管内の冷媒は液相の割合が高く、低流速のため冷媒流れに乱れが生じて冷媒通過音と呼ばれる騒音が発生する場合があるという問題点がある。下記の特許文献1には、膨張弁の高圧側に直径3mm程度相当の断面積の絞り部を形成することにより、液相冷媒中に混入する気泡が微細化されて膨張弁内に発生する冷媒通過音が低減されることが開示されている。
特開平11−287536号公報
図12は、クロスチャージ式膨張弁5と蒸発器6との接続を示す部分模式図であり、従来における冷媒通過音の発生原因を表している。低温時に図示しない可変容量式圧縮機が低容量化すると冷媒は低流量となる。クロスチャージ式膨張弁5はある一定値以上の絞り開度を保つため、液相割合の高い冷媒が冷媒配管4を通じて蒸発器6に流れ込む。その際、冷媒配管4内で乱流が生じて冷媒通過音となっている。
この冷媒通過音は、蒸発器6の冷媒入口6bが膨張弁5よりも高い位置にあると、液相冷媒が重力の影響を受けて乱流が生じ易くなってより大きくなるという傾向がある。本発明は、上記従来の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、可変容量式圧縮機とクロスチャージ式膨張弁とを組み合わせ、そのクロスチャージ式膨張弁と蒸発器とを冷媒配管で接続した冷凍サイクルにおいて、冷媒通過音を低減することのできる蒸気圧縮式冷凍装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項4に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、クロスチャージ式膨張弁(5)と蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁(5)が天地方向において蒸発器(6)の冷媒入口(6b)よりも高くなるように配置したことを特徴としている。
本発明は、膨張弁(5)の後に接続された冷媒配管(4)における液相冷媒の流速と重力の影響とに着目したものである。この請求項1に記載の発明によれば、蒸発器(6)の冷媒入口(6b)を膨張弁(5)位置より低く配設することで、冷媒中の気泡(ガス冷媒)が液相冷媒と共にスムーズに蒸発器(6)へ流入することから、低負荷における冷媒通過音を低減することができる。
また、請求項2に記載の発明では、クロスチャージ式膨張弁(5)と蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、冷媒配管(4)の内径を5〜8mmとしたことを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、配管径を細くすることで低負荷においても冷媒の流速を速くすることができ、冷媒通過音を低減することができる。
また、請求項3に記載の発明では、クロスチャージ式膨張弁(5)と蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁(5)と冷媒配管(4)との接続部近傍に絞り手段(7A)を設けたことを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、絞り手段(7A)によって冷媒中の気泡(ガス冷媒)を微細化でき、気泡の存在による冷媒通過音を低減することができる。
また、請求項4に記載の発明では、クロスチャージ式膨張弁(5)と蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁(5)と冷媒配管(4)との接続部近傍に整流格子(7B)を設けたことを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば整流格子(7B)を設けることによって冷媒中の気泡(ガス冷媒)を微細化でき、気泡の存在による冷媒通過音を低減することができる。ちなみに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍装置の構成模式図である。尚、本実施形態は、本発明の蒸気圧縮式冷凍装置を車両用空調装置に適用した例として説明する。図1中の1は、冷媒を吸入圧縮する圧縮機であり、本実施形態では、車両の走行用エンジンに組み付けられてこのエンジンから動力を得て稼動する。また、本発明では圧縮容量を可変することのできる可変容量式圧縮機(以下、可変容量式コンプレッサと記す)を用いている。
図2は図1の蒸気圧縮式冷凍装置における可変容量式コンプレッサ1の構造例を示す断面図であり、最少容量運転時の状態を示している。図2中の130は、アルミニウム合金製のリヤハウジング(ハウジング)で、内部にシリンダ131が複数形成されている。本実施形態においては、シリンダ131は同心円上に6ヶ所、など間隔に離れて配置されている。このシリンダ131内にはピストン132が摺動自在に配置されている。ピストン132は、シリンダ131との間で良好な摺動が生じるよう、表面処理が施されている。
図2中の133は、リヤハウジング130に対してOリングを介して気密配置されるフロントハウジング(ハウジング)である。このフロントハウジングもアルミニウム合金より形成されており、内部に斜板101を保持する制御圧力室134を形成している。シャフト100は、このフロントハウジング133およびリヤハウジング130にそれぞれベアリング135および136を介して回転自在に保持されている。シャフト100の一端は、フロントハウジング133のボス部137より外方に露出しており、この露出部にはプーリ138のハブ139がボルト140により固定されている。
プーリ138は、上述したフロントハウジング133のボス部137の外面に、ベアリング141を介して回転自在に配置されている。このプーリ138は、図示しないVベルトを介して車両走行用エンジンの回転力を受けるようになっている。従って、フロントおよびリヤハウジング133・130も、車両走行用エンジンの側面に取り付けられている。
鉄製のシャフト100に対して鉄製のラグプレート(プレート)110が圧入固定されている。従って、ラグプレート110はシャフト100と一体に、フロントハウジング133の制御圧力室134内で回転するようになっている。このラグプレート110は、スラストベアリング142によって支持されており、このスラストベアリング142を介して軸方向の荷重をフロントハウジング133で受けつつ、制御圧力室134内で回転することとなる。
斜板101はシャフト100の外周に、その傾斜角度θ(図3に図示)を可変することが出来る様に取り付けられている。具体的には、斜板101の駆動ピン(斜板側ピン部、ヒンジ機構)102が、ラグプレート110の駆動孔(プレート側孔部、ヒンジ機構)111の内面に接触して、ラグプレート110の回転を斜板101に伝達するようになっている。そして、斜板101とシャフト100との間には、所定のクリアランスが形成されており、このクリアランスを利用してシャフト100の外面に沿って斜板101が移動できるようになっている。
フロントハウジング133と斜板101との間にはフロント側スプリング150が配設されており、このフロント側スプリング150は斜板101の傾斜角度θを小さくする方向、換言すれば斜板101が立ち上がりピストン132の往復ストロークが小さくなる方向の荷重を付勢する。逆に、リヤハウジング130と斜板101との間にはリヤ側スプリング151が配設されている。このリヤ側スプリング151は、斜板101の傾斜角度θを大きくする方向、換言すれば斜板101がシャフト100に対して傾斜してピストン132の往復ストロークが大きくなる方向の荷重を付勢している。
図2中の152は、リヤハウジング130の後方に配置されたエンドハウジングで、内部に吸入通路153が形成されている。また、このエンドハウジング152内には、制御圧力室134内の圧力Pcを切替制御する電磁弁154が配置されている。すなわち、図示しないが制御圧力室134と電磁弁154との間には制御圧通路が形成されており、この制御圧通路を介して制御圧力室134へ供給される圧力を、吸入通路153側の吸入圧Psと、吐出室155側の吐出圧Pdとの間で切り替えるようになっている。
上述した斜板101とピストン132との間は、球面シュー160・161により動力伝達が行われる。球面シュー160・161は斜板101の両面を鋏持し、この両面に配置された状態で両シュー160・161の外形が球になるようになっている。従って、斜板101とピストン132との間の傾斜角度θが可変しても、斜板101の往復ストロークは球面シュー160・161を介して確実にピストン132に伝わるようになる。また球面シュー160・161の斜板101側の面にはテーパー部162・163が形成されており、球面シュー160・161と斜板101との間に潤滑油が良好に供給されるようになっている。
またシャフト100の内部には通路穴170が形成されており、この通路穴170は、フロント側ベアリング135近傍に開口した連通孔171を介して制御圧力室134とつながっている。また通路穴170の端面は吸入圧室172に開口している。従って、制御圧力室134内の冷媒は、この通路穴170を介して吸入室172側に吸引される。但し、この冷媒吸引が過大とならないよう制御圧力室134と連通孔171との間は通路が絞られている。
リヤ側スプリング151と斜板101との間には、スプリングの荷重が部分的に斜板101に当たるように偏当り部材180が配置されている。この偏当り部材180は、リヤ側スプリング151端面のうち一部分のみが偏当り部材180を介して斜板101に当接できるようになっている。
次に、上記構成よりなる可変容量式コンプレッサ1の作動を説明する。図示しない車両走行用エンジンが回転駆動すると、その回転を図示しないVベルトを介してプーリ138が受ける。このプーリ138の回転はハブ139を介してシャフト100に伝達され、シャフト100はハウジング133・130内でベアリング135および136に支持されて回転する。この回転はシャフト100に圧入されたラグプレート110に伝達され、ラグプレート110も制御圧力室134内で回転することになる。このラグプレート110の回転が、駆動孔111および駆動ピン102を介して斜板101に伝達され、斜板101も制御圧力室134内で回転する。
この斜板101の回転は、球面シュー160・161を介してピストン132に伝達される。斜板101の周方向の動きは、球面シュー160・161が斜板外周を滑動することにより逃がされ、斜板101がシャフト100に対して傾斜して生じる往復ストロークのみがピストン132に伝達される。この結果、ピストン132は斜板101の傾斜角度θに応じた往復ストロークでシリンダ131内を往復運動することになる。
この往復運動に伴い、車両用空調装置の図示しない冷媒蒸発器側より吸入された低温低圧の冷媒が、吸入通路153から吸入室172を経てシリンダ132内に吸入される。そして、ピストン132の往復ストロークに伴ってシリンダ131内の冷媒が圧縮され、冷媒圧力が吐出室155側の圧力Pdよりも高くなると、図示しない吐出弁を開いて冷媒が吐出室155側に吐出される。
ここで、斜板101の傾斜角度θは、もっぱら制御圧力室134内の圧力Pcによりコントロールされることになる。制御圧力室134内の圧力Pcが高くなると、圧力バランスよりピストン132が制御圧力室134側へ移動しづらくなる。すなわち、制御圧力室134内の圧力Pcが高くなれば、ピストン132の往復ストロークは小さくなり、逆に制御圧力室134内の圧力Pcが低くなればピストン132の往復ストロークが大きくなって斜板101の傾斜角度θは大きくなる。
このように制御圧力室134内の圧力Pcを制御することで、斜板101の傾斜角度θ、ひいてはピストン132の往復ストロークが制御できる。制御圧力室134内の圧力制御は電磁弁154によって行われる。この電磁弁154はノーマルオープンタイプの電磁弁を用いており、電磁弁154が励磁しない状態では、吐出室155側の高圧が制御圧力室134内に供給されることになる。すなわち、電磁弁154を励磁しない状態では制御圧力室134内の圧力Pcが高まり、斜板101の傾斜角度θが小さくなってピストン132は最小容量運転を行う。
また逆に、電磁弁154を励磁することにより吸入圧室172と制御圧力室134が連通する。これにより制御圧力室134内の圧力Pcを低下させ、斜板101の傾斜角度θを大きくすると共にピストン132の往復ストロークを大きくし、コンプレッサ1の容量を増大させる。図3は、制御圧力室134内の圧力Pcを低下させることにより、斜板101の傾斜角度θを大きくしてコンプレッサ1の吐出容量を最大とした状態を示している。
2は、可変容量式コンプレッサ1から吐出された高圧冷媒と外気とを熱交換して高圧冷媒を冷却して凝縮させる放熱器(高圧側熱交換器、以下、コンデンサと記す)である。また、2aはコンデンサ2に外気を供給する送風機であり、コンプレッサ1と同様に車両の走行用エンジンから動力を得て回転するようになっている。尚、本実施形態では、高圧冷媒の圧力を冷媒の臨界圧力未満としているので、放熱器2にて冷媒は、気相冷媒から液相冷媒に相変化しながらそのエンタルピを低下させる。
3は、放熱器2から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して余剰冷媒を液相冷媒として蓄える気液分離器(以下、レシ−バと記す)である。5は、レシ−バ3から供給される液相冷媒を減圧する減圧手段としての膨張弁であり、本実施形態では、後述する蒸発器(以下、エバポレータと記す)6の出口側の冷媒過熱度に基づいて絞り開度を調節する可変絞り部と冷媒過熱度を検出する感温部とが一体化された温度式膨張弁を採用している。
更に、本発明では容量可変制御領域での可変容量式コンプレッサ1への潤滑オイルの戻り性を確保するため、クロスチャージ式の膨張弁5を用いている。クロスチャージ式膨張弁5とは、図5にも示すように感温部分の圧力特性を、冷凍サイクル使用冷媒の飽和圧力特性よりも勾配を緩くしたものであり、後述する感温部内に使用冷媒とは異なるガスを封入してクロスチャージとしている。
図4は、図1の蒸気圧縮式冷凍装置におけるクロスチャージ式膨張弁5の構造を示す断面図である。本実施形態のクロスチャージ式膨張弁5は、いわゆるボックス型と呼ばれるタイプのものである。クロスチャージ式膨張弁5は、弁ブロックB、エレメント部E、伝熱部8、伝達ロッド9、およびボール弁10などより構成されている。弁ブロックBは、例えばアルミニウム製で略直方体形状に設けられ、第1の冷媒通路11と第2の冷媒通路12を有している。
第1の冷媒通路11は、レシ−バ3の出口側に接続される流入ポート11a、蒸発器6の入口側に接続される流出ポート11b、および流入ポート11a側と流出ポート11b側とを連通する連通孔11cを有し、この連通孔11cの入口側(流入ポート11a側)に円錐状のシート面11dが設けられている。第2の冷媒通路12は、蒸発器6の出口側に接続される流入ポート12a、可変容量式コンプレッサ1の吸入側に接続される流出ポート12b、および流入ポート12aと流出ポート12bとを連通し、伝熱部8へも連通する連通路12cを有している。
エレメント部Eは、可撓性のある薄い金属板から成るダイヤフラム13と、このダイヤフラム13を挟持する受け部14と蓋部15とを具備し、弁ブロックBの上部にパッキン16を介して螺子結合される。受け部14と蓋部15は、例えばTIG溶接により接合され、ダイヤフラム13と蓋部15とでダイヤフラム室17を形成している。
このダイヤフラム室17には、冷凍サイクルに使用される冷媒ガスと異なる種類の飽和ガスが封入されている。尚、蓋部15には、ダイヤフラム室17に飽和ガスを入れるための孔が開けられており、飽和ガスを入れた後、プラグ18によって気密に閉塞されている。また、このエレメント部Eを構成する各部品(ダイヤフラム13、受け部14、蓋部15およびプラグ18)は、全て同一の金属材料(例えばステンレス)を使用して形成されている。
伝熱部8は、熱伝導率の高い金属材料(例えばアルミニウムまたは黄銅など)を使用して円柱状に形成されている。そして、円柱状の上面は下方からの後述する付勢力を受けてダイヤフラム13の下面に密着しており、第2の冷媒通路12を流れる冷媒(蒸発器6で蒸発した気相冷媒)の温度変化をダイヤフラム13に伝達すると共に、円柱状の下面には伝達ロッド9が当接しており、ダイヤフラム13の変位を伝達ロッド9と協同してボール弁10に伝達するものである。
伝達ロッド9は、伝熱部8の下部に配されて、弁ブロックBに摺動自在に保持されている。その上端部は伝熱部8の下面に当接すると共に、第2の冷媒通路12(連通路12c)を上下方向に貫通し、第1の冷媒通路11の連通孔11c内部に挿通され、下端部は円錐状のシート面11dに押し当たるボール弁10の上面に当接している。また、上下方向に摺動自在に嵌挿されている伝達ロッド9に対して、第1の冷媒通路11と第2の冷媒通路12との間の弁ブロックB部にはOリング19によるシール部が設けられている。
ボール弁10は、図4に示すように、連通孔11cの入口側に配されて、伝達ロッド9と弁受け部材21との間に保持され、シート面11dに着座することで連通孔11cを閉じ、シート面11dから離脱(リフト)することで連通孔11cを開くことができる。このボール弁10は、図4において、ダイヤフラム13を下方へ押し下げる力(ダイヤフラム室17の圧力−ダイヤフラム13の下側に作用する冷媒蒸気の圧力)と弁受け部材21を介してボール弁10を図4の上方へ付勢するスプリング22の荷重とが釣り合った位置に静止している。
スプリング22は、弁ブロックBの下端部に取り付けられた調節螺子23と弁受け部材21との間に配され、弁受け部材21を介してボール弁10を図4の上方(弁開度が小さくなる方向)へ付勢している。調節螺子23は、ボール弁10の開弁圧(ボール弁10を付勢するスプリング22の荷重)を調節するもので、Oリング24を介して弁ブロックBの下端部に螺子結合されている。
次に、クロスチャージ式膨張弁5の作動を説明する。連通孔11cを通過する冷媒流量は、ボール弁10の開度、即ちシート面11dに対するボール弁10の位置(リフト量)によって決定される。そのボール弁10は、ダイヤフラム13を図4の下方へ付勢するダイヤフラム室17の圧力と、ダイヤフラム13を図4の上方へ付勢するスプリング22の荷重およびサイクル内の低圧圧力(ダイヤフラム13の下側に作用する冷媒蒸気の圧力)とが釣り合った位置に移動する。
そこで、蒸発圧力が安定している状態から車室内の温度が上昇し、エバポレータ6で急速に冷媒が蒸発すると、エバポレータ6出口部の冷媒蒸気の温度(過熱度)が高くなる。これにより、第2の冷媒通路12を流れる冷媒蒸気の温度変化が伝熱部8およびダイヤフラム13を介してダイヤフラム室17に封入されているガスに伝達され、そのガスの温度上昇に伴ってダイヤフラム室17の圧力が上昇する。
その結果、ダイヤフラム13が図4の下方へ押し下げられ、伝熱部8および伝達ロッド9を介してボール弁10が図4の下方へ移動することにより、弁開度が大きくなってエバポレータ6へ供給される冷媒流量が増加する。一方、車室内の温度が低下してエバポレータ6の出口部の過熱度が低くなると、第2の冷媒通路12を流れる冷媒蒸気の温度変化がダイヤフラム室17のガスに伝達され、そのガスの温度低下に伴ってダイヤフラム室17の圧力が低下する。
その結果、ダイヤフラム13が図4の上方へ押し上げられてボール弁10が図4の上方へ移動することにより、弁開度が小さくなってエバポレータ6へ供給される冷媒流量が減少する。以上の動作により、通常のサイクル運転時には、エバポレータ6で蒸発した冷媒蒸気の温度(過熱度)が例えば略5℃になるように弁開度を調節して、連通孔11cを流れる冷媒流量をコントロールしている。
図1の6は、クロスチャージ式膨張弁5で減圧された液相冷媒を蒸発させるエバポレータ(低圧側熱交換器)であり、6aは、エバポレータ6に空調用空気を供給する送風機である。本実施形態では、車室内に吹き出す空気から吸熱して冷媒を蒸発させることにより車室内に吹き出す空気を冷却し、その吸熱した熱をコンデンサ2にて室外に放熱しているが、これとは逆に、外気から吸熱してその吸熱した熱を車室内に吹き出す空気中に放熱することにより車室内を暖房しても良い。
最後に本発明の要部構成を説明する。4は、クロスチャージ式膨張弁5の流出ポート11bとエバポレータ6の冷媒入口6bとを接続する冷媒配管である。図6は、本発明の第1実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との配置を示す部分模式図であり、本実施形態では膨張弁5が天地方向においてエバポレータ6の冷媒入口6bよりも高くなるように配置したものである。
次に、本実施形態での特徴と作用効果について述べる。クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6とを冷媒配管4で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁5が天地方向においてエバポレータ6の冷媒入口6bよりも高くなるように配置している。本発明は、膨張弁5の後に接続された冷媒配管4における液相冷媒の流速と重力の影響とに着目したものである。これによれば、エバポレータ6の冷媒入口6bを膨張弁5位置より低く配設することで、冷媒中の気泡(ガス冷媒)が液相冷媒と共にスムーズにエバポレータ6へ流入することから、低負荷における冷媒通過音を低減することができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続を示す部分模式図である。上述した第1実施形態と異なる特徴として、クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6とを冷媒配管4で接続する場合、冷媒配管4の内径を5〜8mmとしている。
図8は、第1実施形態のようにクロスチャージ式膨張弁5が天地方向においてエバポレータ6の冷媒入口6bよりも高くなるように配置したうえで、クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との間の配管径と冷媒通過音の発生との関係を示すグラフである。また、図9はエアコンをオン・オフさせたときの騒音レベルの違いを表すグラフであり、(a)は従来、(b)は第1・第2実施形態を適用した場合である。
これらのグラフからも分かるように、エバポレータ6の冷媒入口6bを膨張弁5位置より低く配設することで冷媒通過音を低減することができるが、更に配管径を細くすることで低負荷においても冷媒の流速を速くすることができ、冷媒通過音をなくすことができる。但し、高負荷時の冷房性能が低下しないよう配管径は5mm以上を確保している。
(第3実施形態)
図10の(a)は本発明の第3実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続状態を示す部分模式図であり、(b)は(a)中のA部拡大断面図である。上述した各実施形態と異なる特徴として、クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6とを冷媒配管4で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁5と冷媒配管4との接続部近傍に絞り手段7Aを設けている。
本実施形態で具体的には、ゴム材料で形成した長さ1.5cm程度で内径3mm程度の孔を設けた絞り管7Aを移動しないよう冷媒配管4内に挿入している。但しこの絞り管7Aは、冷媒配管4と同じ金属材料(例えば、アルミニウム)などから切削などで形成したものであっても良いし、別体部品ではなく冷媒配管4そのものを加工して絞り部7Aを形成したものであっても良い。これによれば、絞り管7Aによって冷媒の流速が上がり、冷媒中の気泡(ガス冷媒)を微細化でき、気泡の存在による冷媒通過音を低減することができる。
(第4実施形態)
図11の(a)は本発明の第4実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続状態を示す部分模式図であり、(b)は(a)中のB部拡大斜視図である。上述した各実施形態と異なる特徴として、クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6とを冷媒配管4で接続する場合、クロスチャージ式膨張弁5と冷媒配管4との接続部近傍に整流格子7Bを設けている。
本実施形態で具体的には、例えばステンレスの細線で形成した0.01mm程度の整流ネット7Bを冷媒配管4の端面に被せている。これによれば整流ネット7Bを設けることによって冷媒中の気泡(ガス冷媒)を微細化でき、気泡の存在による冷媒通過音を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明を車両用空調装置に適用したが、本発明の適用はこれに限定するものではない。また、上述の実施形態では、可変容量式コンプレッサ1を斜板型で説明し、一般的な可変制御方式についてもコンプレッサ吸入圧力を使って制御する内部可変制御方式と、外部からの信号により電磁弁を作動させて容量を自由に可変制御可能な外部可変方式とがあるが、必要な冷房能力に合わせて容量を可変させる機構を持ったコンプレッサであれば形式を限定するものではない。
また、コンデンサ2は、レシ−バ3から供給される液相冷媒を更に冷却して冷媒の過冷却度を高めるための過冷却器(サブク−ラ)を備えたコンデンサであっても良いし、凝縮器を成すコンデンサ2にレシ−バ3部分とサブク−ラ部分とを一体に形成したサブクールコンデンサ(過冷却放熱器)であっても良く、形式を限定するものではないし、クロスチャージ式膨張弁5も上述の実施形態に示したボックス型に限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る蒸気圧縮式冷凍装置の構成模式図である。 図1の蒸気圧縮式冷凍装置における可変容量式コンプレッサ1の構造例を示す断面図であり、最少容量運転時の状態を示す。 図2の可変容量式コンプレッサ1での最大容量運転時の状態を示す断面図である。 図1の蒸気圧縮式冷凍装置におけるクロスチャージ式膨張弁5の構造例を示す断面図である。 膨張弁の感温部温度と圧力室内の圧力との関係を示すグラフである。 本発明の第1実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との配置を示す部分模式図である。 本発明の第2実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続を示す部分模式図である。 クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との間の配管径と冷媒通過音の発生との関係を示すグラフである。 エアコンをオン・オフさせたときの騒音レベルの違いを表すグラフであり、(a)は従来、(b)は第1・第2実施形態を適用した場合である。 (a)は本発明の第3実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続状態を示す部分模式図であり、(b)は(a)中のA部拡大断面図である。 (a)は本発明の第4実施形態におけるクロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続状態を示す部分模式図であり、(b)は(a)中のB部拡大斜視図である。 クロスチャージ式膨張弁5とエバポレータ6との接続を示す部分模式図であり、従来における冷媒通過音の発生原因を表している。
符号の説明
1…可変容量式コンプレッサ(可変容量式圧縮機)
2…コンデンサ(放熱器)
4…冷媒配管
5…クロスチャージ式膨張弁
6…エバポレータ(蒸発器)
6b…冷媒入口
7A…絞り管(絞り手段)
7B…整流ネット(整流格子)

Claims (4)

  1. 低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置であり、
    冷媒を吸入圧縮すると共にその圧縮容量を可変する可変容量式圧縮機(1)と、
    前記可変容量式圧縮機(1)が吐出した高温高圧冷媒の熱を放熱する放熱器(2)と、
    前記放熱器(2)にて冷却された冷媒を減圧膨脹させるクロスチャージ式膨張弁(5)と、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)で減圧された冷媒を蒸発させて吸熱する蒸発器(6)とを備えた蒸気圧縮式冷凍装置において、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)と前記蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、前記クロスチャージ式膨張弁(5)が天地方向において前記蒸発器(6)の冷媒入口(6b)よりも高くなるように配置したことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置。
  2. 低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置であり、
    冷媒を吸入圧縮すると共にその圧縮容量を可変する可変容量式圧縮機(1)と、
    前記可変容量式圧縮機(1)が吐出した高温高圧冷媒の熱を放熱する放熱器(2)と、
    前記放熱器(2)にて冷却された冷媒を減圧膨脹させるクロスチャージ式膨張弁(5)と、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)で減圧された冷媒を蒸発させて吸熱する蒸発器(6)とを備えた蒸気圧縮式冷凍装置において、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)と前記蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、前記冷媒配管(4)の内径を5〜8mmとしたことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置。
  3. 低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置であり、
    冷媒を吸入圧縮すると共にその圧縮容量を可変する可変容量式圧縮機(1)と、
    前記可変容量式圧縮機(1)が吐出した高温高圧冷媒の熱を放熱する放熱器(2)と、
    前記放熱器(2)にて冷却された冷媒を減圧膨脹させるクロスチャージ式膨張弁(5)と、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)で減圧された冷媒を蒸発させて吸熱する蒸発器(6)とを備えた蒸気圧縮式冷凍装置において、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)と前記蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、前記クロスチャージ式膨張弁(5)と前記冷媒配管(4)との接続部近傍に絞り手段(7A)を設けたことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置。
  4. 低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍装置であり、
    冷媒を吸入圧縮すると共にその圧縮容量を可変する可変容量式圧縮機(1)と、
    前記可変容量式圧縮機(1)が吐出した高温高圧冷媒の熱を放熱する放熱器(2)と、
    前記放熱器(2)にて冷却された冷媒を減圧膨脹させるクロスチャージ式膨張弁(5)と、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)で減圧された冷媒を蒸発させて吸熱する蒸発器(6)とを備えた蒸気圧縮式冷凍装置において、
    前記クロスチャージ式膨張弁(5)と前記蒸発器(6)とを冷媒配管(4)で接続する場合、前記クロスチャージ式膨張弁(5)と前記冷媒配管(4)との接続部近傍に整流格子(7B)を設けたことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍装置。
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