JP2006200535A - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 3つの異なる噴射率で噴射することを可能にする外側弁と内側弁ニードルとを備えている内燃機関用の燃料噴射装置を提供すること。
【解決手段】燃料噴射装置は、ノズル穴42内に設けられたノズル本体36と、1つ以上の第1ノズル出口38を通る燃料送達を制御するように内側弁シート部48と係合可能である内側弁16と、ノズル穴内に嵌入された外側弁18であって、1つ以上の第2ノズル出口40を通る燃料送達を制御するように外側弁シート部と係合可能である外側弁とを備えている。内側弁及び外側弁の移動を制御するためのアクチュエータ14は、作動力を内側弁及び外側弁に伝達し、燃料が1つ以上の第1出口又はその各々のみを通して送達される第1噴射状態をもたらすように、内側弁のみを移動させるか、又は燃料が1つ以上の第2出口又はその各々のみを通して送達される第2噴射状態をもたらすように、外側弁のみを作動させることを可能にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関用の燃料噴射装置に関する。特に、この噴射装置は、外側弁内に同心に配置された内側弁ニードルを備え、これらの弁の各々は、内燃機関の燃焼室内への燃料の送達を制御するものである。
可変オリフィスノズル(VON)と一般的に呼ばれる噴射ノズルを有する燃料噴射装置を設けることが知られている。この噴射ノズルでは、ノズル本体が止まり穴を備え、第1外側弁は、この止まり穴内において、アクチュエータの制御によって移動可能になっている。ノズル本体内に設けられたこの止まり穴はシート面を画成し、外側弁は、ノズル本体の長さに沿った第1軸方向位置に設けられた第1ノズル出口の組を通る燃料送達を制御するように、このシート面と係合可能である。外側弁は、それ自体、さらに他の穴を備え、第2内側弁ニードルがこの穴内において移動することができるようになっている。この内側弁ニードルは、外側弁のさらに他の穴の開口端を通って突出し、ノズル本体の長さに沿った第2下側軸方向高さに設けられた第2出口の組を通る燃料送達を制御するように、シート面と係合可能である。
外側弁は、そのシートから持上げられるが、内側弁ニードルは着座したままで維持されるように単独で移動するか、又は内側弁も移動させるように、作動させることが可能である。すなわち、外側弁が所定の閾量を超える量だけ移動すると、外側弁の移動が内側弁ニードルに伝達され、内側弁ニードルも持上げられる。この作動段階中、第1及び第2出口の組の両方が、比較的高い燃料送達率を与えるように開かれる。もし外側弁が所定の閾量に達しない量だけ持上げられた場合、内側弁ニードルは、着座したままで維持され、第1出口の組のみを通るより低い燃料送達率の噴射が行なわれる。この形式の噴射ノズルは、本出願人の欧州特許第0967382号(デルファイ(Delphi) テクノロジー社)、又は本出願人の同時係属中の欧州特許出願第04250132.0号(デルファイテクノロジー社)に記載されている。
前述の形式の可変オリフィスノズルは、それらが、燃料を第1出口の組のみを通して又は第1及び第2出口の組を通して燃焼室内に噴射するという融通性をもたらすという点において、ディーゼルエンジンに対して格別の利点をもたらすことになる。これによって、高エンジン出力モード用の大きな全燃料送達面積又は低エンジン出力モード用の小さい全燃料送達面積を有する燃料噴霧の選択が可能である。
用途によっては、より広い範囲の燃料送達噴霧をもたらすことが望ましいことが、認知されている。すなわち、場合によっては、2つの異なる噴霧組成物だけを噴射する設備では限界があることが、分かっている。さらに、異なる燃焼モード、例えば、予混合圧縮自己着火(HCCI)と従来のディーゼルモードの両方で作動するエンジンでは、異なるモードでの異なる燃料噴霧を実施し得ることが望ましい。ピストンがストロークの上死点にある前に噴射を早期に行なうHCCI作動の場合、比較的狭い円錐角(典型的には、80°の円錐角)の下向きの燃料噴霧を行なうと有利であり、その一方、従来のディーゼルモードの場合、広い円錐角(典型的には、150°の円錐角)の外向きの燃料噴霧を行なうと有利である。両方の出口組を通る噴射を必要とする高負荷作動の場合、噴霧は互いに干渉し、その結果、その運動量が低下し、HCCIの場合における噴霧は、ピストンと衝突することになる。妥協案として、燃料噴霧角は、これらの問題を避けるように選択されるが、その結果、性能は、いずれのモードにおいても最適にはならない。
本発明の目的は、前述の課題に対処するように改良された噴射装置を提供することにある。
本発明の第1態様によれば、内燃機関用の燃料噴射装置が設けられ、この噴射装置は、ノズル穴を備えるノズル本体と、1つ以上の第1ノズル出口を通る燃料送達を制御するように、内側弁シート部と係合可能である内側弁と、ノズル穴内に嵌入された外側弁であって、1つ以上の第2ノズル出口を通る燃料送達を制御するように、外側弁シート部と係合可能である外側弁とを備えている。内側弁及び外側弁の移動を制御するための手段が設けられ、この手段は、作動力を内側弁及び外側弁に伝達し、燃料が1つ以上の第1出口又はその各々を通して送達される第1噴射状態をもたらすように、内側弁のみを移動させるか、又は燃料が1つ以上の第2出口又はその各々を通して送達される第2噴射状態をもたらすように、外側弁のみを移動させることを可能にするアクチュエータを含んでいる。噴射装置は、外側弁が所定の閾量を越える量だけ外側弁シート部から離れて移動した場合、外側弁の移動を内側弁に連結させ、これによって、内側弁も内側弁シート部から持上げられ、燃料が第1及び第2ノズル出口の両方を通して送達される第3噴射状態をもたらすための連結手段をさらに備えている。
本発明は、コモンレールからレール圧力の燃料が1つの噴射装置及び複数の他の噴射装置に供給されるコモンレール燃料噴射システムに用いるのに、特に適している。
従って、本発明は、第1、第2、又は第3噴射状態が選択されたかどうかに依存して、3つの異なる燃料噴霧、すなわち、燃料噴射率が達成され得るという利点をもたらすことになる。これは、2つの噴射率のみ(すなわち、一組の出口を通る噴射によって達成される比較的低い噴射率又は2組の出口を通る噴射によって達成される比較的高い噴射率のいずれか)が可能である既知の燃料噴射装置を上回る利点をもたらす。本発明によれば、低、中、及び高負荷での作動に対して、それぞれ、小、中、及び大出口面積をもたらすことが可能である。さらに、異なる燃焼モード、例えば、HCCIモードと従来のディーゼルモードの両方で作動するエンジンでは、異なるモードでの異なる燃料噴霧を実施し得ることが望ましい。従って、ここに規定されるような3つの噴射状態の1つで噴射する能力を有する噴射装置は、この種の用途に実施されるときに、利点を発揮することになる。
好ましい実施形態において、噴射装置は、作動力を内側弁及び外側弁に伝達するための燃料制御室を備え、内側弁と関連する第1表面が制御室内の燃料圧力に晒され、外側弁と関連する第2表面が制御室内の燃料圧力に晒されるようになっている。
さらに他の好ましい実施形態において、第1及び第2表面は、制御室内の燃料圧力の増大によって、内側弁又は外側弁の1つが持上げられ、制御室内の燃料圧力の減少によって、内側弁又は外側弁の他の1つが持上げられるように、配置されている。
制御室は、制御室内の燃料圧力の増大によって、内側弁が開けられ、制御室内の燃料圧力の減少によって、外側弁が開けられるように、内側弁及び外側弁に対して構成されていることが好ましい。
好ましい実施形態において、外側弁は、内側弁が嵌入される弁穴を備え、内側弁は、保持部材に連結され、この保持部材は、弁穴を通って延在し、第1表面を画成している。保持部材は、内側弁から離れた端に、拡大ヘッドを備えていてもよい。この場合、この拡大ヘッドの下面が第1表面を画成するようになっている。
連結手段は、好ましくは、外側弁によって画成され、及び/又は外側弁と共に移動可能な当接面を備え、この当接面は、保持部材によって画成された協働作用表面と係合可能である。
好ましくは、当接面は、例えば、締まり嵌めにて、弁穴内に嵌入された環状部材により画成されている。この環状部材は、両方の弁が着座した場合、所定の閾量だけ、保持部材から離間されている。
アクチュエータは、好ましくは、圧電要素のスタックを備える圧電アクチュエータである。この圧電スタックを噴射圧力の燃料を受入れるためのスタック室内に配置することが好ましい。スタックは、スタック長さを増加させ、制御室内の圧力を増大させるように励磁可能であり、また、スタック長さを減少させ、制御室内の圧力を減少させるように脱磁可能である。
好ましい実施形態において、アクチュエータは、ピストン表面を有するアクチュエータピストンに連結され、制御室は、内側弁及び外側弁と関連する第1及び第2表面と、ピストン表面とによって、少なくとも部分的に画成されている。
さらに他の好ましい実施形態において、噴射装置は、内側弁シート部から離れて移動する内側弁の開弁運動を減衰するための減衰手段を備えている。
噴射装置は、典型的には、内側弁を内側弁シート部に向けて付勢するように作用するバネを収容するバネ室を備えている。好ましくは、減衰手段は、バネ室をスタック室に接続するアクチュエータピストン内に画成された規制通路を備えている。
噴射装置は、制御室をスタック室に接続するための規制流路手段をさらに備えているとよい。その結果、噴射装置が非噴射状態にあるとき、制御室内の燃料圧力は、噴射圧力と等しくなる傾向がある。制御室の圧力がスタック室内の圧力に追従する傾向にあるので、全ての力が噴射圧力と比例して維持され、レール内の燃料圧力のどのような迅速な変化が生じても、望まない噴射をもたらすことがない。規則流量手段のさらに他の利点は、アクチュエータが欠損した場合も、規制流量手段を通る流れによって、弁を自動的に閉鎖することができる点にある。加えて、燃料の「新しい」流れを制御室内にもたらすのを可能にすることによって、制御室内の燃料の劣化が回避されている。
好ましくは、規制流量手段は、アクチュエータピストンに設けられた規制流量通路によって、もたらされている。
さらに他の好ましい実施形態において、外側弁は、その外側弁が着座したとき、第2出口の両側に互いに離間して配置される上側及び下側シートラインを備え、これらの上側及び下側シートラインは、それぞれ、外側弁シート部の上側及び下側シートと係合可能である。
同様に、内側弁は、その内側弁が着座したとき、第1出口の両側に互いに離間して配置される上側及び下側シートラインを備えていてもよく、これらの上側及び下側シートラインは、それぞれ、内側弁シート部の上側および下側シートと係合可能である。
例えば、内側弁の上側及び下側シートラインは、それぞれ、内側弁に設けられた溝の上側縁及び下側縁によって画成されるとよく、前記溝は、上側縁を画成する切頭円錐形状の上側溝領域と、下側縁を画成する切頭円錐形状の下側溝領域とを備えている。
同様に、外側弁の上側及び下側シートラインは、それぞれ、外側弁に設けられた溝の上側縁及び下側縁によって画成されるとよく、前記溝は、上側縁を画成する切頭円錐形状の上側溝領域と、下側縁を画成する切頭円錐形状の上側溝領域とを備えている。
好ましくは、ノズル穴は、燃料を第1及び第2出口に送達するための上側送達室と、燃料を第1及び第2出口に送達するための下側送達室とを画成している。内側弁は、燃料が上側送達室から下側送達室に向けて流れるのを可能にする流路手段を少なくとも部分的に画成している。
好ましくは、この流路手段は、内側弁の外面に設けられた1つ以上の平面を含んでいる。
さらに好ましい実施形態において、1つ以上の第1出口又はその各々は、1つ以上の第2出口又はその各々と比較して、異なる断面流れ面積を有している。例えば、第1出口は、第2出口と比較して、大きな断面流れ面積を有しているとよい。このようにして、3つの異なる燃料噴霧と噴射率を達成することが可能となる。
本発明の第2態様によれば、本発明の第1態様による燃料噴射装置に用いられる噴射ノズルが設けられ、このノズルは、外側弁の弁穴内に嵌入された内側弁を備えている。
以下、単なる例示にすぎないが、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照すると、総称的に10で示される噴射装置は、総称的に12で示される噴射ノズルと、作動手段とを備えている。この作動手段は、噴射制御室20内の燃料圧力を制御することによって、第1及び第2噴射ノズル弁16,18の移動をそれぞれ制御するための圧電アクチュエータ14を備えている。圧電アクチュエータ14としては、両側に電圧が印加されたときに拡張及び収縮する圧電要素のスタック(積重ね)22を備える既知の形式であればよい。この圧電スタック22の特徴は、それが噴射装置収容部又は噴射装置本体26内に画成される燃料充填室24内に収容されることにある。圧電スタック22を収容する燃料充填室24は、噴射装置入口28とノズルの供給室30との間の燃料供給通路の一部を画成している。この燃料供給通路は、以下にさらに詳細に述べるように、噴射装置本体26の上側領域と燃料充填室24の下側領域34に設けられるドリル穴32によっても画成されている。使用時において、燃料は、コモンレール又は蓄圧容積室(図示せず)の形態にある高圧燃料源から噴射装置入口28に供給され、スタック室24を通って、ノズル供給室30内に流れるようになっている。圧電アクチュエータ14のさらなる詳細は、本出願人による欧州特許第0995901号(デルファイ(Delphi)テクノロジー社)を参照するとよい。
図2及び図3に最も明瞭に示されるように、噴射ノズル12は、第1及び第2出口38,40が設けられたノズル本体36を備えている。これらの出口38,40は、第2出口40がノズル本体36に沿って第1出口38よりも高い軸方向位置を占めるように、主ノズル本体軸に沿って軸方向に離間されている。第1出口38は、比較的大きい直径を有し、燃料をエンジン内に噴射させる比較的大きい流れ面積をなし、第2出口40は、比較的小さい直径を有し、燃料をエンジン内に噴射させる比較的小さい流れ面積をなしている。単一の第1出口38と単一の第2出口40のみが示されているが、実際には、2つ以上の第1出口の組と2つ以上の第2出口の組が設けられてもよい。従って、以下の説明では、第1出口38の組と第2出口40の組が、想定されている。
ノズル本体36は、高圧下の燃料をノズル供給室30から受けるための第1上側送達室44を画成する軸方向に延在する止まり穴42を備えている。この軸方向穴42は、その止まり端において、燃料を受けるための第2下側送達室46も画成している。その止まり端に向かって、軸方向穴42の内面は、切頭円錐形状を有し、ここで、内側弁16及び外側弁18用の総称的に48で示される弁シート面を画成している。
第1及び第2同軸弁16,18は、上側送達室44と、第1及び第2出口組38,40との間の燃料の流量をそれぞれ制御するために、軸方向穴42内に同心に配置されている。第1弁部材は、第1内側弁又は弁ニードル16の形態を取り、その移動によって、燃料が第1出口38を通って送達されるか否かを制御するようになっている。第2弁部材は、外側弁18の形態を取り、その移動によって、燃料が第2出口40を通って送達されるか否かを制御するようになっている。外側弁は、軸方向に延在する貫通穴50を有するスリーブの形態にある。外側弁18は、その上端に、使用時に、外側弁18の滑動を案内するようにノズル本体穴42の隣接領域と協働で作用する拡大領域18bを備えている。内側弁ニードル16と外側弁18は、以下にさらに詳細に述べるように、弁シート部によって画成されるそれぞれのシート部と係合可能である。図1〜図3において、内側弁16及び外側弁18は着座位置にあり、噴射装置はいわゆる非噴射状態にある。
内側弁ニードル16は、その上端において、弁穴50に沿って延在する保持部材、すなわち、内側弁を保持する部材52に連結され、また内側弁ニードル16は、弁穴50の下部内に嵌入されている。内側弁ニードル16は、比較的小さい直径を有する上側ステム16aを備えている。この上側ステム16aは、保持部材52の下側領域内に嵌入され、これらの部分は、固着された形態で、(例えば、ネジ接続又は締まり嵌めによって)連結されている。内側弁ニードル16は、一体に形成されるか又は別部品として保持されるカラー16bを備えるような形状を有している。このカラー16bは、外側弁18の弁穴50と、内側弁ニードル16の滑動を案内するように、協働で作用している。保持部材52は、その上端において、拡大ヘッド52aで終端している。
内側弁16及び外側弁18は、外側弁18が所定の閾量Lを超えてそのシート部48から離れて移動した場合、それらの弁を一緒に移動させるように作用する連結手段を備えている。この連結手段は、外側弁18の弁穴50の内面に締まり嵌めの形態で保持された環状部材、すなわち、リング54と、使用時に、弁穴50内で移動する内側弁保持部材52の下側当接面52dとを備えている。リング54の上面54aは、保持部材52の下側当接面52dと係合可能であり、これによって、外側弁18が量L(すなわち、両方の弁16,18が着座したときのリング54と当接面52dとの間の隙間)を超える量だけ持ち上がったときに、外側弁18の移動が保持部材52、従って、内側弁16にも伝達されることになる。リング54の下面54bは、内側弁ニードル16のカラー16b用の止め面を画成し、これによって、噴射装置が内側弁ニードル16を単独で移動させるように作動されたときに、内側弁ニードル16がシート部48から持ち上がることができる大きさを制限している。
外側弁18は、半径方向延在ドリル穴56をさらに備え、このドリル穴56の外端は、上側送達室44と連通し、その内端は、内側弁ニードル16の外面に設けられた平面又は溝16cに連通している。半径方向延在ドリル穴56及び平面16cは、燃料が上側送達室44と下側送達室46との間を流れることを可能にする流路手段を一緒に画成するものである。
噴射装置の作動手段は、圧電スタック22の拡張又は収縮によって、作動力を内側弁16及び外側弁18に伝達し、それらの独立した移動を可能にする伝達手段をさらに備えている。この伝達手段は、圧電スタック22の末端部60によって保持されたアクチュエータピストン58と、噴射圧の燃料を受入れるための噴射制御室20とを備えている。アクチュエータピストン58は、ピストン穴62を画成するスリーブの形態を取り、このピストン穴62は、その上端に、第1内側弁バネ66を収容するための第1バネ室64を画成している。保持部材52の拡大ヘッド52aは、ピストン穴62の下部内に嵌入され、これによって、内側弁バネ66が、拡大ヘッド52aに作用し、保持部材52、従って内側弁ニードル16を下方に付勢している。すなわち、バネ66は、内側弁ニードル16をそのシート部48に係合させるように付勢している。
スカート68は、アクチュエータピストン58の底から下方に延在し、ノズル本体36の上側延長部36aをすべり嵌めの形態で受入れるための拡大凹部を画成している。保持部材52の拡大ヘッド52aの下面52bが外側弁18の上側端面18aと対向するように配置されている。従って、負荷伝達手段の制御室20は、アクチュエータピストン58の表面、外側弁18の上面18a、保持部材52の拡大ヘッド52aの下面52b、及びノズル本体延長部36aの上面36bによって、凹部内に画成されることになる。
第2バネ室70は、外側弁18の上端に位置する軸方向延在穴50の拡大領域内に画成されている。この第2バネ室70は、外側弁18を弁シート部48に係合させるように付勢する第2バネ72を収容している。
制御室20は、アクチュエータピストン58のスカート68に設けられた規制通路又はオリフィス74の形態にある規制流量手段を通してスタック容積部24,34と連通している。規制通路74の一端は制御室20と連通し、規制通路74の他端はスタック容積部24,35と連通している。規制通路74は、噴射の終了時に、制御室20内の燃料圧力が噴射圧力と等しくなる傾向にあるのを確実にし、これは、以下にさらに詳細に述べるように、噴射作動に利点をもたらすことになる。
アクチュエータピストン58は、第1バネ室64とスタック室24との間に連通通路をもたらす半径方向延在ドリル穴76をさらに備えている。このドリル穴76が規制直径を有する場合、以下にさらに詳細に述べるように、このドリル穴76が、保持部材52、従って、内側弁ニードル16の移動を減衰する手段をもたらすことになる。
以下、外側弁18が弁シート部48に着座する態様について、図4を参照して、さらに詳細に説明する。
外側弁18は、その弁18が着座したときに第2出口40の上流側に位置する第1(上側)内側弁シートライン80と、その弁18が着座したときに第2出口40の下流側に位置する第2(下側)内側弁シートライン82と画成するような(すなわち、出口40の両側にそれぞれのシートライン80,82を画成するような)形状を有している。外側弁18は、溝又は凹状領域84を備えており、この溝84は、その上側縁及び下側縁において、上側及び下側シートライン80,82を画成している。溝84は、上側溝領域と下側溝領域によって画成され、これら両方の領域は、切頭円錐形状を有し、弁シート部48の隣接領域と一緒に、第2出口40の入口端において、燃料を受けるための環状容積部を画成している。上側溝領域の直上において、外側弁18は、切頭円錐形状のさらに他の領域を備えている。
外側弁18の上側及び下側シートライン80,82は、それらの上側及び下側シートにおいて、弁シート部48と係合し、上側シートは、ノズル本体36の長さに沿ってより高い軸方向位置に配置されているので、下側シートよりも大きい直径を有している。
図示された例では、内側弁ニードル16は、弁シート部48と係合する球面形状の拡大ヘッドを備えている。しかし、代替的実施形態において、内側弁ニードル16は、溝又は凹状領域を設け、その溝の上側縁及び下側縁において、弁シート部48の上側及び下側弁シートと係合するための上側及び下側の内側弁シートラインを画成することによって、外側弁18と同じように、弁シート部48と係合してもよい。
以下、噴射装置の作動について、図5〜図10を参照して説明する。
内側弁ニードル16と外側弁18の両方は、バネ66,72によって、それらのシート部に付勢されている図1〜図3に示される位置を基準として、この位置の状態では、高圧燃料がスタック容積部24,34を満たし、ノズル供給室30と上側送達室44に供給されるが、内側及び外側弁シート部を通過して第1及び第2出口38,40に達することができない。従って、エンジンへの噴射は行なわれない。この非噴射状態において、アクチュエータ14は、中間レベルの電圧がスタックの両側に印加された第1励磁レベルに保持されている。以下の説明から明らかなように、この第1励磁レベルは、「中間励磁レベル」と呼ばれている。
第1出口38を通して燃料を噴射するために、アクチュエータ14は、スタックの両側に比較的な高い電圧を印加することによって、増大された第2励磁レベルに励磁され、これによって、スタック22の長さを増大させている。スタックの拡張の結果、アクチュエータピストン58が下方に移動され、制御室20の体積が減少することになる。制御室20の体積が減少すると、制御室20内の燃料圧力が増大し、この増大した力が保持部材52の拡大ヘッド52aの下面52bに加えられる。(ドリル穴56内の燃料圧力によって内側弁ニードル16のスラスト面に加えられる力と組み合わせて作用する)保持部材52に作用する力が第1バネ66の付勢力を超えると、保持部材52は、内側弁ニードル16と一緒に上方向に持上げられる。内側弁ニードル16が内側弁シート部48から持ち上がると、燃料は、ドリル穴56と平面16cによって画成された流路を通って、下側送達室46に流れ、第1出口38を通って流出可能となる。これは、噴射装置の第1噴射状態と呼ばれている。
内側弁ニードル16によって制御される第1出口38が、外側弁18によって制御される第2出口40と比較して、比較的大きい断面流れ面積を有し、これによって、第1噴射状態では、比較的高い燃料送達率が達成されることが、例えば、図6の拡大断面図から明らかである。
第1噴射状態において、外側弁18は、その外側弁18を外側弁シート部48に対して維持するように作用する第2バネ72の力と制御室20内の燃料圧力による(増大された)力によって、着座した状態で維持されている。ここで、リング54の下面54bは、内側弁ニードル16の開弁運動の大きさを制限する内側弁ニードル16の止め面を画成している。何故なら、内側弁ニードル16のカラー16bがその下面54bと係合すると、内側弁ニードル16のさらなる移動が妨げられるからである。
第1バネ室64とスタック容積部24,34との間の連通を可能にするドリル穴76の機能は、内側弁ニードル16の開弁運動が減衰されることを確実にすることにある。これは、保持部材52が、(内側弁ニードル16と一緒に)、開弁方向に移動しているとき、バネ室64内の燃料が、比較的低い流量でしか、規制ドリル穴76を通って排出され得ないからである。この減衰効果の結果、内側弁ニードル16の移動の制御が改善されることになる。
図5と図6に示される第1噴射状態から、噴射を終了させることが望まれる場合、圧電アクチュエータ14を脱磁し、スタックの両側の電圧を減少させることによって、その中間レベルに戻し、これによって、スタック22の長さは収縮又は短縮させられる。従って、アクチュエータピストン58は、制御室20の体積がその元の体積まで増加するように、移動させられる。制御室20の体積が増すと、制御室20内の燃料圧力が減少し、やがて、第1バネ66の力が、保持部材52と内側弁ニードル16を下方に十分に付勢し、内側弁ニードル16をそのシート部に再係合させることになる。
燃料は、内側弁ニードル16の移動に応じて、アクチュエータピストン58に設けられた規制通路74を通して、制御室20に流入及び流出することが可能となる。規制通路74の機能は、アクチュエータ14がその保持状態(中間励磁状態)に戻されたときに、制御室20内の燃料の圧力がスタック容積部24,34内の燃料圧力と等しくなる傾向を確実にすることにある。これによって、制御室内の燃料圧力は、スタック容積部内の燃料圧力に追従し、その結果、全ての力が噴射圧力(すなわち、スタック容積部の圧力)と比例して維持されることになる。従って、レール圧力のどのような迅速な変化が生じても、望ましくない噴射をもたらすことがない。規制通路74のさらに他の利点は、スタックが欠損した場合も、規制通路74内の流れによって、(通常の噴射の遅れよりも長い遅れの後であっても)、ニードルを自動的に閉鎖することが可能である点にある。加えて、「新しい」燃料を制御室20内に流入させることによって、制御室20内の燃料の劣化に関連する欠点が回避されることになる。
図7及び図8を参照すると、第1出口38のみを通る噴射とは対照的に、燃料を第2出口40のみを通して噴射することが望まれる場合、アクチュエータ14の励磁レベルを、スタックの両側の電圧を減少させることによって、中間レベル未満の第3励磁レベルに低下させる。その結果、スタック22の長さは、元の長さよりも短くなり、アクチュエータピストン58が、制御室20の体積を増大する方向に移動することになる。制御室20内の燃料圧力は減少し始め、やがて、ノズル供給室30内の燃料による外側弁18に作用する上向きの力が第2バネ72の力を十分に上回り、外側弁18がそのシート部から持ち上がる。次に、制御室20内の燃料圧力が減少したとき、保持部材52のヘッド52aに作用する持上げ力は、内側弁ニードル16をそのシート部から持上げるには、不十分である。さらに、スタック22の励磁レベルは、外側弁18が距離L未満の量だけ持上げられるレベルまでしか低下しない。その結果、リング54の表面54aと保持部材52の52dとが脱係合の状態で維持されているので、外側弁の移動は、内側弁ニードル16に連結されないことになる。これは、燃料噴射が第2出口40のみを通して行なわれる第2燃料噴射状態と呼ばれている。第2出口40の大きさが第1出口38の大きさよりも小さいので、この第2噴射状態の燃料送達率は、第1噴射状態と比較して、相対的に低いことが明らかであろう。
第2出口40を通る噴射は、スタック22をその元の長さに戻すように再励磁することによって、(すなわち、スタック22を中間レベルに再び励磁することによって)、終端させることができる。これによって、制御室20内の燃料圧力は外側弁18を着座させるが、内側弁ニードル16を持上げない十分に高いレベルに、回復されることになる。
外側弁18に上側及び下側弁シートを設けることによる1つの利得は、上側送達室44と第2出口40との間に燃料用の2つの流路が存在するので、外側弁18を所定量だけ持上げた場合に、第2出口40に流れ得る燃料の量が、実質的に増大することにある。ここで、2つの流路は、外側弁シート部48の上側を直接通る第1流路と、ドリル穴56及び内側弁ニードル16の平面16cを通って外側弁シート部48の下部を通る第2流路である。さらに、上流及び下流方向の両方から第2出口40の入口端に流れることによって、第2出口40へのより均一又は実質的に対称的な流れが得られ、燃焼室内への噴霧のバランスを改善するという付加的な利得が得られる。
図9及び図10を参照すると、第1及び第2出口38,40の両方を同時に通して、燃料を噴射させることが望まれる場合、アクチュエータ14は、スタックの両側の電圧をさらに減少させることによって、第3励磁レベルよりも低い第4励磁レベルに脱磁されるとよい。その結果、スタック長さは、さらに短い長さに減少し、アクチュエータピストン58は、制御室20の体積をさらに増加させる量だけ上方に移動することになる。従って、制御室20内の燃料圧力は、さらに低い値(すなわち、第2噴射状態におけるよりも低い値)に減少することになる。
スタック22を最小の第4励磁レベルに脱磁することによって、制御室20内の圧力は、外側弁18が距離Lを越えるさらに大きな量だけ移動し得るのに十分な値にまで、減少する。その結果、リング54の当接面54aが保持部材52の当接面52dと係合し、従って、外側弁シート部48から離れる外側弁18のさらなる移動が、係合した面54a,52dを介して、内側弁ニードル16に伝達されることになる。この第3噴射状態において、燃料噴射が第1及び第2出口38,40の両方を同時に通して、従って、第3の高噴射率で行なわれることになる。
第3噴射位置からの噴射を終了させるには、アクチュエータスタック22をその元の保持状態に戻し、弁16,18の両方がバネ66,72によって閉じるように付勢されるのに十分な値に、制御室20内の燃料圧力を減少させなければならない。
3つの異なる噴射率で噴射する能力によって、低、中及び高エンジン負荷でのエンジン作動に対して、それぞれ、低、中及び高燃料噴射率を達成し得る格別の利点がもたらされる。加えて、第1出口38又は第2出口40のいずれかを通し、独立して噴射することが可能であるので、HCCIモードと従来のディーゼルモードの両方において、妥協することなく、効果的に作動することができる。この場合、第1及び第2出口38,40からの噴霧円錐角は、好ましくは、小さな角度差が得られるように、(すなわち、第1出口38からの噴霧の円錐角と第2出口40からの噴霧の円錐角との間の差が小さくなるように)、選択されている。何故なら、これらの噴霧円錐角の差が大きい場合、2つの噴霧が組み合わされたときに、(すなわち、出口組38,40の両方を通る噴射が行なわれるときに)、有利な結果をもたらさないからである。
本発明は、噴射装置が非噴射状態(噴射装置が殆どの時間において置かれている状態)にあるときにアクチュエータの電圧レベル(励磁レベル)が高い既知の噴射装置を上回るさらなる利点をもたらしている。本発明によれば、非噴射条件下では、電圧が中間レベルに維持され、内側弁ニードル16を持上げ、第1出口38のみを通して噴射することが必要とされるときにのみ、高励磁レベルに切り換えられる。従って、噴射装置が高励磁レベルにある期間が短く、これによって、アクチュエータの寿命が高められることになる。
異なる噴射モード間を迅速に切り換えることが必要とされない場合、噴射装置は、噴射過程の間に維持される電圧レベル(すなわち、非噴射状態における電圧レベル)を徐々に変化させることによって、異なった態様で作動されるとよい。次の噴射が、「高電圧」に切り換えて内側弁ニードル16を持上げることによって、第1出口38を通してなされることが予定されているとき、保持電圧レベルを、非噴射条件中に、ゼロに向けて変化させてもよい。次の噴射が、「低電圧」に切り換えて外側弁18を持上げることによって、第2出口40を通して行なわれることが予定されているとき、保持電圧レベルを、非噴射条件中に、高い電圧レベルに向けて変化させてもよい。この作動モードは、制御室20を中間圧力レベルに維持し、アクチュエータ電圧を迅速に変化させずに、スタック容積部24,34と制御室20との間の規制流路74によって、可能となる。
前述の実施形態は、制御室20内の圧力を制御するのに、圧電アクチュエータが用いられる噴射装置を記載しているが、磁歪アクチュエータ手段のような代替的作動手段が設けられても、同じ効果が達成され得ることが想定される。他の実施形態では、外側弁18用のバネ72が省かれてもよい。
本発明の第1実施形態の噴射ノズルを備えている噴射装置の断面図である。 内側弁及び外側弁が着座した非噴射位置にあるときに、図1に示される噴射ノズルの断面図である。 部品をより明瞭に示す、図2に示される噴射ノズルの拡大断面図である。 第1及び第2弁シートをより明瞭に示す、図2及び図3における噴射ノズルの外側弁の拡大図である。 内側弁のみが開いた第1噴射位置にあるときの図2〜図4に示される噴射ノズルの断面図である。 部品をより明瞭に示す、図5に示される噴射ノズルの拡大断面図である。 外側弁のみが開いた第2噴射位置にあるときの図2〜図6における噴射ノズルの断面図である。 部品をより明瞭に示す、図7に示される噴射ノズルの拡大断面図である。 内側弁及び外側弁の両方が開いた第3噴射位置にあるときの図2〜図8に示される噴射ノズルの断面図である。 部品をより明瞭に示す、図9に示される噴射ノズルの拡大断面図である。
符号の説明
10 噴射装置
12 噴射ノズル
14 圧電アクチュエータ
16 内側弁ニードル
16a 上側ステム
16b カラー
16c 平面
18 外側弁
18a 上側端面
18b 拡大領域
20 制御室
22 圧電要素のスタック
24 燃料充填室(スタック室)
26 噴射装置本体
28 噴射装置入口
30 供給室
32 ドリル穴
34 (燃料充填室の)下側領域
36 ノズル本体
36a 上側延長部
36b (上側延長部の)上面
38 第1出口
40 第2出口
42 止まり穴
44 第1上側送達室
46 第2下側送達室
48 シート部
50 貫通穴
52 保持部材
52a 拡大ヘッド
52b (拡大ヘッドの)下面
52d 下側当接面
54 リング
54a 上面
54b 下面
56 ドリル穴
58 アクチュエータピストン
60 末端部
62 ピストン穴
64 第1バネ室
66 第1内側弁バネ
68 スカート
70 第2バネ室
72 第2バネ
74 オリフィス(規制通路)
76 ドリル穴
80 第1弁シートライン
82 第2弁シートライン
84 溝領域
L 閾量(隙間)

Claims (21)

  1. 内燃機関用の燃料噴射装置において、
    ノズル穴(42)を備えるノズル本体(36)と、
    1つ以上の第1ノズル出口(38)を通る燃料送達を制御するように、内側弁シート部(48)と係合可能である内側弁(16)と、
    前記ノズル穴(42)内に嵌入される外側弁(18)であって、1つ以上の第2ノズル出口(40)を通る燃料送達を制御するように、外側弁シート部(48)と係合可能である外側弁(18)と、
    作動力を前記内側弁及び外側弁(16,18)に伝達し、燃料が前記1つ以上の第1出口(38)又はその各々のみを通して送達される第1噴射状態をもたらすように、前記内側弁(16)のみを移動させるか、又は燃料が前記1つ以上の第2出口(40)又はその各々のみを通して送達される第2噴射状態をもたらすように、前記外側弁(18)のみを移動させることを可能にするアクチュエータと、
    前記外側弁(18)が所定の閾量を超える量だけ前記外側弁シート部(48)から離れて移動した場合、前記外側弁(18)の移動を前記内側弁(16)に連結させ、これによって、前記内側弁(16)を前記内側弁シート部(48)から持上げ、燃料が前記第1及び第2ノズル出口(38,40)の両方を通して送達される第3噴射状態をもたらすための連結手段(54,54a,52d)と、
    を備えていることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記作動力を前記内側弁及び外側弁(16,18)に伝達するための燃料制御室(20)を備え、前記内側弁(16)と関連する第1表面(52b)が、前記制御室(20)内の燃料圧力に晒され、前記外側弁(18)と関連する第2表面(18a)が、前記制御室(20)内の燃料圧力に晒され、前記第1及び第2表面(52b,18a)は、前記制御室(20)内の燃料圧力の増大によって、前記内側弁又は外側弁(16,18)の1つがそのシート部から持上げられ、前記制御室(20)内の燃料圧力の減少によって、前記内側弁又は外側弁(16,18)の他の1つがそのシート部から持上げられるように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 前記制御室(20)は、前記制御室(20)内の燃料圧力の増加によって、前記内側弁(16)がそのシート部から離れて移動し、前記制御室(20)内の燃料圧力の減少によって、前記外側弁(18)がそのシート部から離れて移動するように、前記内側弁及び外側弁(16、18)に対して構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 前記外側弁(18)は、前記内側弁(16)が嵌入される弁穴(50)を備え、前記内側弁(16)は、保持部材(52)に連結され、前記保持部材(52)は、前記外側弁(18)に設けられた前記弁穴(50)を通って延在し、前記第1表面(52b)を画成していることを特徴とする、請求項2または3に記載の燃料噴射装置。
  5. 前記内側弁(16)は、それ自体、前記第1表面を画成していることを特徴とする、請求項2または3に記載の燃料噴射装置。
  6. 前記連結手段は、前記外側弁(18)によって画成され、及び/又は前記外側弁(18)と共に移動可能な当接面(54a)を備え、前記当接面(54a)は、前記保持部材(52)によって画成された協働作用表面(52d)と係合可能であることを特徴とする、請求項4に記載の燃料噴射装置。
  7. 前記当接面(54a)は、前記弁穴(50)に嵌入された環状部材(54)によって画成されていることを特徴とする、請求項6に記載の燃料噴射装置。
  8. 前記アクチュエータは、噴射圧力の燃料を受入れるスタック室(24)内に配置された圧電要素のスタック(22)を備える圧電アクチュエータ(14)であり、前記スタック(22)の長さの増加によって、前記制御室(20)内の圧力を増大させ、前記スタック(22)の長さの減少によって、前記制御室(20)内の圧力を減少させるようになっていることを特徴とする、請求項2〜7のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  9. 前記アクチュエータ(14)は、ピストン表面を有するアクチュエータピストン(58)に連結され、前記制御室(20)は、前記内側弁及び外側弁(16,18)と関連する前記第1及び第2表面(52b,18a)、及び前記ピストン表面によって、少なくとも部分的に画成されていることを特徴とする、請求項8に記載の燃料噴射装置。
  10. 前記内側弁シート部(48)から離れる前記内側弁(16)の開弁運動を減衰させるための減衰手段(76)をさらに備えていることを特徴とする、請求項9に記載の燃料噴射装置。
  11. 前記内側弁(16)を前記内側弁シート部(48)に向けて付勢すべく作用するバネ(66)を収納するバネ室(64)をさらに備え、前記減衰手段は、前記バネ室(64)を前記スタック室(24)に接続する前記アクチュエータピストン(58)内に画成される規制通路(76)を含んでいることを特徴とする、請求項10に記載の燃料噴射装置。
  12. 前記制御室(20)を前記スタック室(24,34)に接続し、噴射の終了時に、前記制御室(20)内の燃料圧力を前記スタック室(20)内の燃料圧力と等しくするための規制流量手段(74)をさらに備えていることを特徴とする、請求項11に記載の燃料噴射装置。
  13. 前記規制流量手段は、前記アクチュエータピストン(58)内に設けられた規制流量通路(74)であることを特徴とする、請求項12に記載の燃料噴射装置。
  14. 前記外側弁(18)は、前記外側弁(18)が着座したときに前記第2出口(40)の両側に互いに離間して配置される上側及び下側シートライン(80,82)を備え、前記上側及び下側シートライン(80,82)は、それぞれ、前記外側弁シート部(48)の上側及び下側シートと係合可能であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  15. 前記内側弁(16)は、前記内側弁が着座したときに前記第1出口(38)の両側に互いに離間して配置される上側及び下側シートラインを備え、前記上側及び下側シートラインは、それぞれ、前記内側弁シート部(48)の上側及び下側シートと係合可能であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  16. 前記内側弁(16)の前記上側及び下側シートラインは、それぞれ、前記内側弁(16)に設けられた溝の上側縁及び下側縁によって画成され、前記溝は、前記上側縁を画成する切頭円錐形状の上側溝領域と前記下側縁を画成する切頭円錐形状の下側溝領域とを備えていることを特徴とする、請求項15に記載の燃料噴射装置。
  17. 前記外側弁(18)の前記上側及び下側シートライン(80,82)は、それぞれ、前記外側弁(18)に設けられた溝(84)の上側縁及び下側縁によって画成され、前記溝(84)は、前記上側縁を画成する切頭円錐形状の上側溝領域と、前記下側縁を画成する切頭円錐形状の下側溝領域とを備えていることを特徴とする、請求項14〜16のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  18. 前記ノズル穴(42)は、燃料を前記第1及び第2出口(38,40)に送達するための上側送達室(44)と、燃料を前記第1及び第2出口(38,40)に送達するための下側送達室(46)とを画成し、前記内側弁(16)は、燃料が前記上側送達室(44)から前記下側送達室(46)に向けて流れることを可能にする流路手段(56,16c)を少なくとも部分的に画成していることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  19. 前記流路手段は、前記内側弁(16)の外面に設けられた1つ以上の平面(16c)を含んでいることを特徴とする、請求項18に記載の燃料噴射装置。
  20. 前記1つ以上の第1出口(38)とその各々は、前記1つ以上の第2出口(40)又はその各々と比較して、異なる断面流れ面積を有していることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
  21. 前記アクチュエータは、噴射圧力の燃料を受入れるためのスタック室(24)内に配置された圧電要素のスタック(22)を備える圧電アクチュエータ(14)であり、前記スタック(22)の長さの増加によって、前記制御室(20)内の圧力を増大させ、前記スタック(22)の長さの減少によって、前記制御室(20)内の圧力を減少させるようになっていることを特徴とする、請求項1〜20のいずれか一項に記載の燃料噴射装置。
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