JP2006200337A - 足場の要らないプレハブ式鋼床版鋼桁橋 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレハブ式橋梁なので、工場製作による品質が良く、現場への運搬が簡単で速く、現場架設における主桁と鋼床版ブロックとの連結においては、下向き作業で連結作業をするので、支保工や足場を構築するための日時と費用が要らないので、現場工費が安い鋼床版鋼桁橋を提供する。
【解決手段】デッキプレート1と横リブ2と側板3より成る鋼床版ブロックと鉛直突起板6をもつ主桁4とを、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間7から手を通して、下向き作業で、側板3と鉛直突起板6とを現場高力ボルト連結し、続いて、デッキプレートの隙間7を塞ぐ帯状鋼板9と鋼床版ブロックのデッキプレート1とを現場突合せ溶接連結する。
【選択図】図1
【解決手段】デッキプレート1と横リブ2と側板3より成る鋼床版ブロックと鉛直突起板6をもつ主桁4とを、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間7から手を通して、下向き作業で、側板3と鉛直突起板6とを現場高力ボルト連結し、続いて、デッキプレートの隙間7を塞ぐ帯状鋼板9と鋼床版ブロックのデッキプレート1とを現場突合せ溶接連結する。
【選択図】図1
Description
本発明は、鋼橋上部工の架設技術に関するものである。
従来の鋼橋は、工場内で各部材を製作し、それらを架設現場に運搬し、現場に予め構築された支保工や足場の上に、クレーンなどを使って、運搬された各部材を設置し、支保工や足場の上で、各部材を組み立てるので、多くの日時と費用を必要とする。
また、従来の鋼橋は、その現場架設において、現場に予め支保工や足場を構築しなければならないから、支保工や足場の構築に多くの日時と費用を必要とする。
本発明の鋼橋はプレハブ式橋梁であり、請求項1の場合の本発明の鋼床版鋼桁橋の横断面図を図1に示し、請求項2の場合の本発明の鋼床版鋼桁橋の横断面図を図2に示す。
図1および図2における横リブ2は、橋軸直角方向に配置し、図3のI型横リブ、図4のU型横リブ、図5の逆T型横リブの3種類があり、横リブ支間、すなわち、主桁間隔の大きさに従って使い分ける。例えば、主桁間隔が3m未満であればI型横リブを使い、主桁間隔が4m程度であればU型横リブを使い、主桁間隔が6m程度であれば逆T型横リブを使う。
請求項1の場合の本発明について、以降、説明しよう。
図1の鋼床版鋼桁橋は、デッキプレート1と横リブ2と側板3より成る鋼床版ブロックと、鉛直突起板6を持つ主桁4により構成される。
まず、図7にみられるように、鋼床版ブロックを、運搬可能幅a、すなわち3.5m未満に分割して工場製作し、同時に、鉛直突起板6を持つ主桁4も工場製作する。
工場内で製作された鋼床版ブロックと主桁は、トレーラーなどに積まれて現場に運搬されて現場架設されるが、その要領を、図6の橋梁側面図と図7の橋梁平面図と図1の橋梁横断面図を用いながら、以降、説明しよう。
まず、図6において、現場では、左橋台と右橋台がすでに完成しているとする。そこに、主桁と鋼床版ブロックが搬入される。
まず、図6が示すように、主桁4を、クレーンなどを用いて、左右橋台の上に設置する。
次に、図1の左半分の図が示すように、主桁上フランジ5の上に鋼床版ブロックを設置し、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間7から手を通して、下向き作業で、主桁の鉛直突起板6と鋼床版ブロックの側板3とを、高力ボルト8を用いて現場連結する。
続いて、図1の右半分の図が示すように、デッキプレートの隙間7を塞ぐように、帯状鋼板9を設置し、帯状鋼板とデッキプレートとを、下向き作業により、橋軸方向に現場突合せ溶接する。
続いて、図7の橋梁平面図が示すように、鋼床版ブロックのデッキプレート同士を、デッキプレートの上で、下向き作業により、橋軸直角方向に現場突合せ溶接して現場架設を終了する。
請求項2の場合の本発明について、以降、説明しよう。
図2の鋼床版鋼桁橋は、デッキプレート1と横リブ2と縦桁10より成る鋼床版ブロックと主桁4により構成される。
まず、図7にみられるように、鋼床版ブロックを、運搬可能幅a、すなわち3.5m未満に分割して工場製作し、同時に、主桁4も工場製作する。
工場内で製作された鋼床版ブロックと主桁は、トレーラーなどに積まれて現場に運搬されて現場架設されるが、その要領を、図6の橋梁側面図と図7の橋梁平面図と図2の橋梁横断面図を用いながら、以降、説明しよう。
まず、図6において、現場では、左橋台と右橋台がすでに完成しているとする。そこに、主桁と鋼床版ブロックが搬入される。
まず、図6が示すように、主桁4を、クレーンなどを用いて、左右橋台の上に設置する。
次に、図2の左半分の図が示すように、主桁上フランジ5の上に鋼床版ブロックを設置し、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間7から手を通して、主桁上フランジ5と鋼床版ブロックの縦桁下フランジ11とを、下向き作業で、橋軸方向に現場隅肉溶接する。
続いて、図2の右半分の図が示すように、デッキプレートの隙間7を塞ぐように、帯状鋼板9を設置し、帯状鋼板とデッキプレートとを、下向き作業により、橋軸方向に現場突合せ溶接する。
続いて、図7の橋梁平面図が示すように、鋼床版ブロックのデッキプレート同士を、デッキプレートの上で、下向き作業により、橋軸直角方向に現場突合せ溶接して現場架設を終了する。
従来の鋼橋は、工場内で各部材を製作し、それらを架設現場に運搬し、現場に予め構築された支保工や足場の上に、クレーンなどを使って、運搬された各部材を設置し、支保工や足場の上で、各部材を組み立てるので、多くの日時と費用を必要とする。また、現場に予め支保工や足場を構築しなければならないので、その構築に多くの日時と費用を必要とする。
本発明の鋼床版鋼桁橋はプレハブ式橋梁なので、工場製作による品質が良く、現場への運搬が簡単で速い。また、現場架設における主桁と鋼床版ブロックとの連結においては、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間から手を通して、下向き作業で連結作業をするので、支保工や足場が要らない。したがって、支保工や足場を構築するための日時と費用が要らないので、現場工費が安い。
1 デッキプレート
2 横リブ
3 側板
4 主桁
5 主桁上フランジ
6 鉛直突起板
7 隙間
8 高力ボルト
9 帯状鋼板
10 縦桁
11 縦桁下フランジ
2 横リブ
3 側板
4 主桁
5 主桁上フランジ
6 鉛直突起板
7 隙間
8 高力ボルト
9 帯状鋼板
10 縦桁
11 縦桁下フランジ
Claims (2)
- デッキプレート1と横リブ2と側板3より成る鋼床版ブロックと鉛直突起板6をもつ主桁4とを、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間7から手を通して、下向き作業で、側板3と鉛直突起板6とを現場高力ボルト連結し、続いて、デッキプレートの隙間7を塞ぐ帯状鋼板9と鋼床版ブロックのデッキプレート1とを現場突合せ溶接連結して、支保工や足場なしで、短時間で現場架設を終えるプレハブ式鋼床版鋼桁橋。
- デッキプレート1と横リブ2と縦桁10より成る鋼床版ブロックと主桁4とを、デッキプレートの上から、デッキプレートの隙間7から手を通して、下向き作業で、縦桁下フランジ11と主桁上フランジ5とを現場隅肉溶接連結し、続いて、デッキプレートの隙間7を塞ぐ帯状鋼板9と鋼床版ブロックのデッキプレート1とを現場突合せ溶接連結して、支保工や足場なしで、短時間で現場架設を終えるプレハブ式鋼床版鋼桁橋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005038363A JP2006200337A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 足場の要らないプレハブ式鋼床版鋼桁橋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005038363A JP2006200337A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 足場の要らないプレハブ式鋼床版鋼桁橋 |
Publications (1)
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JP2006200337A true JP2006200337A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36958573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005038363A Pending JP2006200337A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 足場の要らないプレハブ式鋼床版鋼桁橋 |
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JP (1) | JP2006200337A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100742222B1 (ko) | 2006-09-26 | 2007-07-25 | (주)리튼브릿지 | 복공판이 필요 없는 임시 가설교량 |
CN104453045A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-03-25 | 中铁城建集团北京工程有限公司 | 一种分离式预制桁架楼承板及其施工方法 |
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2005
- 2005-01-18 JP JP2005038363A patent/JP2006200337A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100742222B1 (ko) | 2006-09-26 | 2007-07-25 | (주)리튼브릿지 | 복공판이 필요 없는 임시 가설교량 |
CN104453045A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-03-25 | 中铁城建集团北京工程有限公司 | 一种分离式预制桁架楼承板及其施工方法 |
CN104453045B (zh) * | 2014-12-03 | 2017-02-22 | 中铁城建集团北京工程有限公司 | 一种分离式预制桁架楼承板及其施工方法 |
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