JP2006200206A - 集合住宅 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車椅子などにより移動し、介護を必要とする高齢者に暮らしやすい集合住宅を提供する。
【解決手段】 住戸1は、3つの居室3、4、9と、1つのリビングダイニングルーム10、および台所8とを備え、外廊下2の反対側にバルコニー11を有する3LDKタイプであり、外廊下2と玄関12との間には、プライバシーを確保するためにアルコーブ13が設けられている。外廊下2側に配置された居室3とバルコニー11に隣接する居室4とは、その間に設けられた直線状の通路5で結ばれており、車椅子や歩行器などを利用して居室3、4間をスムーズに移動することができる。また、浴室7、トイレ6、および台所8が直線状の通路5に面して配置されているので、各設備を容易に利用することができるうえ、介護をする際も介護負担が大幅に軽減される。
【選択図】 図1
【解決手段】 住戸1は、3つの居室3、4、9と、1つのリビングダイニングルーム10、および台所8とを備え、外廊下2の反対側にバルコニー11を有する3LDKタイプであり、外廊下2と玄関12との間には、プライバシーを確保するためにアルコーブ13が設けられている。外廊下2側に配置された居室3とバルコニー11に隣接する居室4とは、その間に設けられた直線状の通路5で結ばれており、車椅子や歩行器などを利用して居室3、4間をスムーズに移動することができる。また、浴室7、トイレ6、および台所8が直線状の通路5に面して配置されているので、各設備を容易に利用することができるうえ、介護をする際も介護負担が大幅に軽減される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、集合住宅に関し、特に、高齢者対応型の集合住宅に関する。
日本では、急速な少子高齢化が進んでおり、高齢者向けの集合住宅も今後増加することが予想される。例えば、特許文献1では、ベッドルームにトイレおよび浴室を近接させ、直接、最短距離でトイレおよび浴室に行けるようにするとともに、採光用の吹き抜けにより、ドレッシングルームおよびベッドルームへの通風を可能にしたワンルーム型の高齢者向け住宅が提案されている。
特開平7−102797号公報 (第2頁、第1−3図)
しかしながら、特許文献1に記載された高齢者向け住宅では、浴室が奥まったところに配置されているため、車椅子などにより移動し、介護を必要とする高齢者には必ずしも暮らしやすい住宅とはいえない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、車椅子などにより移動し、介護を必要とする高齢者に暮らしやすい集合住宅を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、共用の外廊下に面して配置された隣接する住戸からなる集合住宅において、前記住戸は、前記外廊下側および前記外廊下の反対側にそれぞれ居室を有し、前記居室同士が直線状の通路で結ばれていることを特徴とする。
本発明では、居室同士が直線状の通路で結ばれているので、車椅子などを利用して居室間をスムーズに移動することができる。
本発明では、居室同士が直線状の通路で結ばれているので、車椅子などを利用して居室間をスムーズに移動することができる。
また、本発明に係る集合住宅では、前記住戸に備えられている浴室、トイレ、および台所は、それぞれ前記通路に面して配置されていることが好ましい。
本発明では、浴室、トイレ、および台所がそれぞれ直線状の通路に面して配置されているので、各設備を容易に利用することができ、介護をする際も介護負担が大幅に軽減される。
本発明では、浴室、トイレ、および台所がそれぞれ直線状の通路に面して配置されているので、各設備を容易に利用することができ、介護をする際も介護負担が大幅に軽減される。
また、本発明に係る集合住宅では、前記住戸には、前記住戸内を移動自在な可動家具が備えられていてもよい。
本発明では、移動自在な可動家具が住戸内に備えられているので、高齢者でも容易に可動家具を移動して部屋の模様替えを行うことができる。
本発明では、移動自在な可動家具が住戸内に備えられているので、高齢者でも容易に可動家具を移動して部屋の模様替えを行うことができる。
本発明では、共用の外廊下に面して配置された隣接する住戸からなる集合住宅において、各住戸が、外廊下側および外廊下の反対側にそれぞれ居室を有し、当該居室同士が直線状の通路で結ばれているので、車椅子などを利用して居室間をスムーズに移動することができる。また、浴室、トイレ、および台所がそれぞれ直線状の通路に面して配置されているので、各設備を容易に利用することができ、介護をする際も介護負担が大幅に軽減される。
以下、本発明に係る集合住宅の実施形態について図面に基づいて説明する。
本発明に係る集合住宅は、各階ごとに、共用の外廊下に面して配置された隣接する住戸からなる板状の外廊下タイプの集合住宅である。本発明に係る集合住宅では、スケルトン(構造躯体)とインフィル(住戸内の内装・設備等)とが分離されており、スケルトンにおいて長期耐久性を実現するとともに、インフィル部において将来的な変更が可能なように造られている。
本発明に係る集合住宅は、各階ごとに、共用の外廊下に面して配置された隣接する住戸からなる板状の外廊下タイプの集合住宅である。本発明に係る集合住宅では、スケルトン(構造躯体)とインフィル(住戸内の内装・設備等)とが分離されており、スケルトンにおいて長期耐久性を実現するとともに、インフィル部において将来的な変更が可能なように造られている。
図1は、集合住宅を構成する住戸の一例を示す平面図である。図示した住戸1は、3つの居室3、4、9と、1つのリビングダイニングルーム10、および台所8とを備え、外廊下2の反対側にバルコニー11を有する3LDKタイプであり、外廊下2と玄関12との間には、プライバシーを確保するためにアルコーブ13が設けられている。
外廊下2側に配置された居室3とバルコニー11に隣接する居室4とは、その間に設けられた直線状の通路5で結ばれており、車椅子や歩行器などを利用して居室3、4間をスムーズに移動することができる。また、浴室7、トイレ6、および台所8がそれぞれ直線状の通路5に面して配置されているので、各設備を容易に利用することができるうえ、介護をする際も介護負担が大幅に軽減される。
一方、直線状の通路5の天井には、通路5に沿って吊ベッドレール15が敷設されており、高齢者を吊ベッドに寝かせた状態で移動させることができる。
また、トイレ6および浴室7は車椅子が入れるだけの空間を確保するとともに、浴室7には、またぎ高さを抑えた超低床型のユニットバスを使用し、介護・高齢者に配慮している。
一方、直線状の通路5の天井には、通路5に沿って吊ベッドレール15が敷設されており、高齢者を吊ベッドに寝かせた状態で移動させることができる。
また、トイレ6および浴室7は車椅子が入れるだけの空間を確保するとともに、浴室7には、またぎ高さを抑えた超低床型のユニットバスを使用し、介護・高齢者に配慮している。
さらに、住戸1内の各所にキャスター付きの可動家具14が置かれており、高齢者でも容易に可動家具14を移動して部屋の模様替えを行うことができる。
なお、床スラブは、梁が無く、柱に直接支持されるフラットスラブから構成されているので、住戸1内に梁形が突出することがない。加えて、住戸1内の床は、床 スラブと床材との間に空間を設けた二重床として遮音性を高めるとともに、段差の無いバリアフリーとしている 。
以上、本発明に係る集合住宅の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施形態では、3LDKタイプの住戸を示しているが、2LDKや4LDKなど他の間取りでもよいことは言うまでもない。要は、本発明において所期の機能が得られればよいのである。
1 住戸
2 外廊下
3、4、9 居室
5 通路
6 トイレ
7 浴室
8 台所
10 リビングダイニングルーム
11 バルコニー
12 玄関
13 アルコーブ
14 可動家具
15 吊ベッドレール
2 外廊下
3、4、9 居室
5 通路
6 トイレ
7 浴室
8 台所
10 リビングダイニングルーム
11 バルコニー
12 玄関
13 アルコーブ
14 可動家具
15 吊ベッドレール
Claims (3)
- 共用の外廊下に面して配置された隣接する住戸からなる集合住宅において、
前記住戸は、前記外廊下側および前記外廊下の反対側にそれぞれ居室を有し、
前記居室同士が直線状の通路で結ばれていることを特徴とする集合住宅。 - 前記住戸に備えられている浴室、トイレ、および台所は、それぞれ前記通路に面して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅。
- 前記住戸には、前記住戸内を移動自在な可動家具が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の集合住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012576A JP2006200206A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 集合住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012576A JP2006200206A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 集合住宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006200206A true JP2006200206A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36958447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005012576A Pending JP2006200206A (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 集合住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006200206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016000917A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 三井住友建設株式会社 | 集合住宅における住戸の間取り構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0678521U (ja) * | 1993-04-20 | 1994-11-04 | 株式会社長谷工コーポレーション | 集合住宅 |
JP2002021346A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-23 | Sekisui House Ltd | 集合住宅の妻住戸の間取り |
-
2005
- 2005-01-20 JP JP2005012576A patent/JP2006200206A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0678521U (ja) * | 1993-04-20 | 1994-11-04 | 株式会社長谷工コーポレーション | 集合住宅 |
JP2002021346A (ja) * | 2000-07-12 | 2002-01-23 | Sekisui House Ltd | 集合住宅の妻住戸の間取り |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016000917A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 三井住友建設株式会社 | 集合住宅における住戸の間取り構造 |
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