JPH0678521U - 集合住宅 - Google Patents

集合住宅

Info

Publication number
JPH0678521U
JPH0678521U JP2616093U JP2616093U JPH0678521U JP H0678521 U JPH0678521 U JP H0678521U JP 2616093 U JP2616093 U JP 2616093U JP 2616093 U JP2616093 U JP 2616093U JP H0678521 U JPH0678521 U JP H0678521U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equipment
facility
facilities
daily necessities
dwelling unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2616093U
Other languages
English (en)
Inventor
孝人 中山
秀一 天池
Original Assignee
株式会社長谷工コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社長谷工コーポレーション filed Critical 株式会社長谷工コーポレーション
Priority to JP2616093U priority Critical patent/JPH0678521U/ja
Publication of JPH0678521U publication Critical patent/JPH0678521U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 保育施設や体育施設を集合住宅に装備させ
て、集合住宅での生活に時間的なゆとりをもたせること
ができるようにする。 【構成】 各住戸8,8Aに生活必需設備11〜13を
備えた集合住宅において、一部の住戸8Aには、生活必
需設備の外に、更に生活必需設備とは異なる設備機器1
4〜16を付帯させて、この一部の住戸8Aを、保育施
設や体育施設として利用できるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各住戸に生活必需設備を備えた集合住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅の形態には、全室を住戸専用としたり、例えば1階の全部と2階の一 部を商業ゾーンとして、残りの2階以上の全室を住戸専用としたりする形態がと られるが、その形態がどうであれ、各住戸には、居室や寝室を主体とする居住区 の外に、生活必需設備すなわちキッチンや浴室、洗面所、トイレなどの水廻り設 備や、電気・ガス・水道の設備が付帯されることは言うまでもない。
【0003】 このような集合住宅に居住する人の生活態様は様々であって、ここに居住する 人に限られるものではないが、例えば夫婦共稼ぎで未だ手のかゝる子供がいる家 族では、幼児用のトイレや洗面所、シャワー室などの幼児専用の水廻り設備や、 その他、滑り台やジャングルジムなどの遊戯設備、所謂ベビーシッター用の設備 機器を完備した保育園に子供を預けて勤務し、帰りがけには連れ立って帰宅する 生活をしており、あるいは、健康や体力造りを目的にしてアスレチックジムに通 う人達もいる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
即ち、集合住宅には、上記した生活必需設備とは異なる設備機器を備えた施設 の利用者が数多く居住しており、特に集合住宅の高層化が進むにつれて対象者は 多くなり、然るに、そのための施設が必ずしも近所に存するとは限らないことか ら、この多くの人達は、時間を費やして上記の施設を利用しているもので、多大 の無駄が強いられており、このことから、既に集合住宅に居住している人達は特 にであるが、これから集合住宅に入居せんとする人達にとっても、集合住宅に移 り住む際の物件選択には、上記の施設が身近に設置されていることを入居条件の 一つとしつつある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かゝる要望を満たさんとして成されたものであって、各住戸に生活 必需設備を備えた集合住宅において、一部の住戸には、生活必需設備の外に、更 に生活必需設備とは異なる設備機器を付帯させたことを特徴としている。 上記の生活必需設備とは異なる設備機器は、用途によって即ち施設の形態によ って選択されるが、例えば保育施設を対象にするならばベビーシッター用の設備 機器であり、あるいは、体育施設を対象にするならば、アスレチックジムで用い られる運動の機器類やシャワー設備、プールなどである。
【0006】
【作用】
而して、保育施設や体育施設などが集合住宅に備えられることで、そこに居住 する人達はもとより近隣の人達は、時間をかけずに保育を頼ったり、あるいは、 体力造りに精を出したりすることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は集合住宅の横断平面 図を示し、より具体的には、1階の全部と2階の一部を商業ゾーンとして、残り の2階以上の全室を住戸専用とした集合住宅の2階部分の横断平面図を示してい る。
【0008】 図において、1は下階の商業ゾーンで勤務する人達が利用する食堂、2は会議 室、3は貸し金庫室で、このゾーン専用の階段4が設けられている。 この商業ゾーンとは区画されて居住ゾーンが配置されている。この居住ゾーン における図中の5は共用廊下、6はエレベーター、7は昇降用の階段である。
【0009】 8…,8Aは共用廊下5に沿って配置された住戸で、この内のエレベーター6 ならびに階段7に近い住戸8Aを除いては、何れの住戸8も同じような間取りに なっている。 即ち、住戸8…は居間や寝室などの居住区9Aを備えているが、エレベーター 6側の住戸8Aは、図2にも示すように、室内の主体が例えばフローリング空間 10となっていて、居間や寝室などが設けられていない。
【0010】 何れにしても、住戸8…には、生活必需設備すなわちキッチン11や、浴室と 洗面所とを備えたバスユニット12、トイレ13などの水廻り設備や、電気・ガ ス・水道の設備が付帯され、住戸8Aには、生活必需設備すなわちキッチン11 とトイレ13などの水廻り設備や、電気・ガス・水道の設備が付帯されている。 中でも住戸8Aには、上記の生活必需設備の外に、この生活必需設備とは異な る設備機器、即ち、幼児用のトイレ14や洗面所15、シャワー室16などの幼 児専用の水廻り設備や、下駄箱17、コート掛け18、ロッカー状の棚19、そ の他、図示はしないが滑り台やジャングルジムなどの遊戯設備など、所謂ベビー シッター用の設備機器を付帯させて、この住戸8Aだけを保育施設に構成してい る。
【0011】 言うまでもないが、この住戸8Aに付帯されている生活必需設備11,13は 保育者が使用するものであり、また、エレベーター6あるいは階段7に近い住戸 8Aを保育施設にしているのは、共用廊下5を通って他の住戸8…住民に迷惑を かけないようにすることを考慮してのことであり、また当然ながら、使用頻度の 低い水廻り設備13〜16を廊下5側に配置して、日当たりのよい場所を遊戯空 間に構成している。
【0012】 上記の構成によれば、集合住宅そのものに保育施設が備わっているので、この 集合住宅に居住する人達は勿論のこと近隣の人達も、時間をかけないで保育施設 を利用できるもので、夫婦共稼ぎが一般的なライフスタイルとなっている今日に おいて、未だ手のかゝる子供を保育施設に預けることによって安心して勤務に励 むことができ、何よりも保育施設の利用に時間がかからない分、育児や家事にゆ とりをもって専念でき、ひいては精神生活の向上も達成される。
【0013】 尚、上記の実施例では、住戸8Aを保育施設としているが、これに限られるも のではなく、一般にアスレチックジムで用いられる機器類やシャワー設備、プー ルなどを住戸8Aに付帯させて、この住戸8Aを例えば体育施設にする等の選択 が可能である。また集会室等、居住する人達のコミュニティ施設としてもよい。 また、集合住宅の1戸だけを保育施設や体育施設などにするのではなく、複数 戸の住戸を対象にして、これに保育用や体育用の設備機器を付帯させる構成とす るもよい。
【0014】 図3と図4は、保育施設を設けない住戸8の間取りの他の例を示す。これらの 住戸8は、書斎20、寝室21、居間23を配置した居住区9Aと、トイレ13 、浴室24、洗面室25、キッチン11といった水廻り設備を配置した水廻りの ゾーン9Bとを意図的に分けた間取りとなっている。具体的には、玄関26から バルコニー27側の居間23に通じる室内通路28が固定の間仕切り壁29,2 9によって形成され、この通路28の片側の戸境壁30側が水廻りのゾーン9B に形成され、反対側が居住区9Aに形成されている。そして、居住区9Aは、さ らに、間仕切りの役目を果たす可動式収納家具31a,31bや破線で示す可動 間仕切り壁32によって間取りを変更できるようになっている。aは物入れ、b は共用配管スペースであり、共用の給水,ガスの竪管、電気の幹線、湯沸器,空 調室外機等の熱源機器が収容されている。バルコニー27に面した片側の窓cは 腰窓となっており、他方の窓は掃きだしとなっている。dは折り畳み可能な物干 し竿支持具である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の集合住宅は、生活必需の設備を備える一部の住戸 に、更に生活必需設備とは異なる設備機器を付帯させるようにした点に構成上の 特徴を有し、而して、上記の設備機器として例えばベビーシッター用の設備機器 を付帯させれば、特に夫婦共稼ぎの人達が要望する保育施設が集合住宅に装備さ れることとなり、あるいは、運動の機器類やシャワー設備、プールなどの設備機 器を付帯させることで、健康の維持や体力造りにとって好適な体育施設が集合住 宅に装備されることになり、わざわざ遠くに出かけなくとも各種施設を利用でき ることから時間的に余裕ができ、全体として、ゆとりのある生活を過ごせる好適 な集合住宅を提供できるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合住宅の2階の間取り状態を示す横断平面図
である。
【図2】生活必需設備の外にベビーシッター用の設備機
器を付帯させた住戸の横断平面図である。
【図3】ベビーシッター用の設備機器を付帯させていな
い住戸の間取りの他の例を示す横断平面図である。
【図4】可動式収納家具や可動間仕切り壁によって間取
りを変更した状態を示す横断平面図である。
【符号の説明】
8,8A…住戸、11〜13…生活必需設備、14〜1
6…設備機器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各住戸に生活必需設備を備えた集合住宅
    において、一部の住戸には、生活必需設備の外に、更に
    生活必需設備とは異なる設備機器を付帯させてあること
    を特徴とする集合住宅。
JP2616093U 1993-04-20 1993-04-20 集合住宅 Pending JPH0678521U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2616093U JPH0678521U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 集合住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2616093U JPH0678521U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 集合住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0678521U true JPH0678521U (ja) 1994-11-04

Family

ID=12185808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2616093U Pending JPH0678521U (ja) 1993-04-20 1993-04-20 集合住宅

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0678521U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090357A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Daiwa House Ind Co Ltd 建 物
JP2002285719A (ja) * 2000-04-27 2002-10-03 Sato Benec Co Ltd 集合住宅の床下構造
JP2006057374A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Asahi Kasei Homes Kk 集合住宅
JP2006200206A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Shimizu Corp 集合住宅
JP4716464B2 (ja) * 2000-12-07 2011-07-06 住友林業株式会社 住宅の室内配置構造
JP2013059399A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Ohbayashi Corp 災害時要援護者のための施設を備えた建物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090357A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Daiwa House Ind Co Ltd 建 物
JP2002285719A (ja) * 2000-04-27 2002-10-03 Sato Benec Co Ltd 集合住宅の床下構造
JP4716464B2 (ja) * 2000-12-07 2011-07-06 住友林業株式会社 住宅の室内配置構造
JP2006057374A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Asahi Kasei Homes Kk 集合住宅
JP2006200206A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Shimizu Corp 集合住宅
JP2013059399A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Ohbayashi Corp 災害時要援護者のための施設を備えた建物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Karimova et al. Thе importancе of еlеmеnts of rеsidеntial buildings basеd on uzbеk traditions
JPH0678521U (ja) 集合住宅
JP2017025614A (ja) 住宅
Mood Fundamentals of healthful housing: their application in the 21st century
JP7401959B1 (ja) 住宅
JP7381704B1 (ja) 住宅
JP2008202224A (ja) 玄関構造
Grayson 7. The Best of Design for the Elderly
JP7456169B2 (ja) 住宅
Hidayatullah et al. Spatial configuration between zoning area in simple residential houses at limited space post pandemic situation
JP2015031074A (ja) 住戸
JP3085919U (ja) 住 宅
Levy Designing environments for mentally retarded clients
Zinn The influence of home environments on the socialization of children
US20230257997A1 (en) Staircase part structure equipped with study corner
JP4656691B2 (ja) 建築物
RU96153U1 (ru) Здание дошкольного образовательного учреждения
Butler Hospitals
JPH112033A (ja) 多世帯住宅
JPH11343748A (ja) 住 宅
Riches Co-designing better living
JP2652134B2 (ja) 身障者のための自立ハウス
Knoroz Devicology
JP2023135513A (ja) 住宅
JP2022115421A (ja) 住宅