JP2006198627A - ダイカストマシン及びダイカスト方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加振の効果を高めることのできるダイカストマシンを提供する。
【解決手段】射出スリーブ5内で射出プランジャ6を前進させて、射出スリーブ5にゲート4を介して連通するキャビティ3に溶湯を射出充填し、射出プランジャ6の周期的な運動によりキャビティ3に充填された溶湯を加振するダイカストマシン1は、ゲート4の断面積を変更するゲート面積変更装置60と、ゲート面積変更装置60を制御する制御装置14とを備え、制御装置14は、溶湯を加振する際のゲート4の断面積が溶湯を射出充填する際のゲート4の断面積よりも大きくなるように、ゲート面積変更装置60を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイカストマシン及びダイカスト方法に関する。
キャビティに充填される溶湯に圧力変動を付与(加振)することにより、巣の発生を抑制して鋳造品の高品質化を図る技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1では、射出プランジャを前進させる油圧シリンダの圧油に対して高周波振動発生装置により振動を付与することにより、キャビティの溶湯を加振する技術が開示されている。
また、射出プランジャが摺動するスリーブとキャビティとを連通するゲートの断面積を可変とする技術が知られている(例えば特許文献2)。特許文献2では、溶湯の充填状態に応じてゲート形状を変化させることにより溶湯の流れを良好にする技術が開示されている。
実開昭62−56262号公報 特開平6−344108号公報
ゲートの断面積は、溶湯を適宜な状態や流れで射出する等の種々の目的に応じて適宜に設定される。例えば、高速充填が必要な薄肉ダイカスト品等の場合には、ゲートは狭く設定される。そして、各工程、各目的に適したゲートの断面積はそれぞれ異なる。
従って、射出プランジャによりキャビティの溶湯を加振する場合、ゲートの断面積は必ずしも加振に対して適宜な大きさとなっておらず、加振効果、すなわち、加振による鋳造品の高品質化の効果を十分に得られない場合がある。例えばゲートが狭い場合、具体的には対象製品が薄肉ダイカスト品であり、溶湯の凝固時間が短く、狭いゲートで高速射出させる場合、加振圧力を製品の隅部まで伝播させることができず、鋳造品の高品質化を十分に図れない。
本発明の目的は、加振の効果を高めることのできるダイカストマシン及びダイカスト方法を提供することにある。
本発明の第1の観点のダイカストマシンは、スリーブ内で射出プランジャを前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填し、前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振するダイカストマシンであって、前記ゲートの断面積を変更するゲート面積変更手段と、前記ゲート面積変更手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記溶湯を加振する際の前記ゲートの断面積が前記溶湯を射出充填する際の前記ゲートの断面積よりも大きくなるように、前記ゲート面積変更手段を制御する。
本発明の第2の観点のダイカストマシンは、油圧シリンダの圧油によって前記油圧シリンダのピストンに連結された射出プランジャをスリーブ内で前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填し、前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振するダイカストマシンであって、前記圧油を増圧する第1の増圧手段と、前記圧油の圧力に周期的な変動を付与する第2の増圧手段と、前記ゲートに入出可能なゲート部材及び前記ゲート部材を前記ゲートに入出する方向へ駆動する駆動手段を含むゲート面積変更手段と、を備える。
本発明の第3の観点のダイカストマシンは、キャビティを形成する金型に設けられたゲートを介して前記キャビティに連通するスリーブと、前記スリーブ内を前進して溶湯を前記キャビティに射出充填可能な射出プランジャと、前記射出プランジャを駆動する油圧シリンダと、前記油圧シリンダに圧油を供給する油圧回路と、前記油圧シリンダの圧油を増圧可能な第1の増圧手段と、前記油圧シリンダの圧油を増圧可能な第2の増圧手段と、前記ゲートに入出可能なゲート部材と、前記ゲート部材を前記ゲートに入出する方向へ駆動する駆動手段と、前記油圧回路、前記第1の増圧手段、第2の増圧手段及び前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記油圧シリンダに圧油を供給して前記射出プランジャを前進させて前記溶湯を前記キャビティに射出充填するように前記油圧回路を制御し、前記油圧シリンダの圧油の圧力が所定の昇圧曲線に沿って上昇するように前記第1の増圧手段を制御し、前記油圧シリンダの圧油に周期的な圧力変動を付与するように前記第2の増圧手段を制御し、前記圧力変動を付与する際には、前記射出充填する際よりも前記ゲートの断面積が大きくなるように前記駆動手段を制御する。
本発明の第1の観点のダイカスト方法は、スリーブ内で射出プランジャを前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填する充填工程と、前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振する加振工程と、を備え、前記加振工程における前記ゲートの断面積を前記充填工程における前記ゲートの断面積よりも大きくする。
本発明の第2の観点のダイカスト方法は、スリーブ内で射出プランジャを前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填する充填工程と、前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振する加振工程と、を備え、前記ゲートの断面積を変更することにより加振効果を高める。
好適には、前記ゲートの断面積の変更は、前記加振工程の開始と同時に開始する。
好適には、前記射出プランジャを介して前記キャビティに充填された溶湯の圧力を所定の設定圧力まで増圧する増圧工程を更に備え、前記加振工程と前記増圧工程とは少なくとも一部の期間が重複し、当該重複する期間における前記ゲートの断面積を前記充填工程における前記ゲートの断面積よりも大きくする。
本発明によれば、加振の効果を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るダイカストマシン1の構成を示す図である。ダイカストマシン1は、金型2によって形成されるキャビティ3に溶融金属(溶湯)を射出充填するとともにキャビティ3の溶湯を増圧し、鋳造品を製造する装置として構成されている。ダイカストマシン1は、例えば、いわゆる横型締・横射出ダイカストマシンとして構成され、金型2は、固定金型2aと、固定金型2aと水平方向において対向し、固定金型2aに対して近接離間する移動金型2bとを有している。
ダイカストマシン1は、キャビティ3と連通する射出スリーブ5と、射出スリーブ5内をキャビティ3方向へ移動(前進)することにより溶湯をキャビティ3へ射出充填する射出プランジャ6と、射出プランジャ6を駆動するための射出シリンダ7と、射出シリンダ7の油圧を制御するための油圧回路13と、油圧回路13等を制御するための制御装置14とを備えている。
射出スリーブ5は、固定金型2aを水平方向に貫通する筒状に形成され、端部5aは射出スリーブ5よりも細いゲート4を介してキャビティ3と連通している。なお、キャビティ3の反対側の側面には溶湯を供給する給湯口5cが設けられている。射出プランジャ6は、射出スリーブ5に嵌合するプランジャチップ6aと、プランジャチップ6aからキャビティ3の反対側へ延びるロッド6bとを有し、射出スリーブ5のキャビティ3と連通する端部5aとは反対側の端部5bから挿入されている。
射出シリンダ7は、射出スリーブ5と同軸上に配置され、射出スリーブ5側に設けられるシリンダ室8と、射出スリーブ5から見てシリンダ室8の背後側に設けられるシリンダ室9とを備えている。シリンダ室8及びシリンダ室9は互いに連通し、シリンダ室9の径はシリンダ室8の径よりも大きく設定されている。また、射出シリンダ7は、ピストンロッド12を介して射出プランジャ6のロッド6bと固定され、シリンダ室8を摺動する射出用ピストン10と、シリンダ室8を摺動する小径部11a及びシリンダ室9を摺動する大径部11bを有する増圧用ピストン11とを備えている。なお、油圧回路13及び増圧用ピストン11は第1の増圧手段として機能する。
従って、シリンダ室8の射出用ピストン10よりも背後側(シリンダ室9側)となる背後側シリンダ室8aの圧油を増圧することにより射出用ピストン10により射出プランジャ6を前進させることができ、また、シリンダ室9の増圧用ピストン11よりも背後側(シリンダ室8とは反対側)の背後側シリンダ室9aの圧油を増圧することにより、背後側シリンダ室8aの圧油を増圧可能である。
油圧回路13は、油圧源15と、油圧源15から供給される作動油の圧力や流量を制御する射出油圧回路16と、射出油圧回路16に接続される第1流路17と、第1流路17から分岐して背後側シリンダ室8aに接続される第2流路18と、第1流路17から分岐して背後側シリンダ室9aに接続される第3流路19と、第2流路18に設けられ、シリンダ室8から第1流路17への逆流を阻止するチェックバルブ20と、第3流路19を開閉する開閉バルブ21とを備えている。
射出油圧回路16は、例えば不図示のアキュムレータやサーボバルブを含んで構成され、油圧源からの作動油を適宜な圧力、流量で第1流路17に供給可能である。射出油圧回路16、開閉バルブ21は制御装置14によって制御される。なお、油圧回路13は、この他にも、シリンダ室8の射出用ピストン10より射出スリーブ5側から射出油圧回路16へ延びる流路や、シリンダ室9の増圧用ピストン11よりもシリンダ室8側から射出油圧回路16へ延びる流路等の各種の流路やバルブが設けられる。
制御装置14は、プロセッサ31、メモリ32、入力回路33、出力回路34を備えており、プロセッサ31は、メモリ32に記録されたプログラム及び入力回路33を介して得られる情報に基づいて、出力回路34を介して各種の制御信号を出力する。
入力回路33には、油圧回路13の制御に必要な各種のデータをユーザが入力するための入力装置35と、油圧回路13の制御に必要な情報を検出する各種のセンサとが接続されている。各種センサとしては、例えば、射出プランジャ6の位置を検出する位置検出器36、背後側シリンダ室8aの圧力を検出する圧力検出器37が設けられる。出力回路34には、射出油圧回路16、開閉バルブ21等の油圧回路13に含まれる各種の制御対象や表示器38等の出力装置が接続されている。なお、出力回路34からの制御信号は、増幅器によって増幅して各種制御対象に出力してもよい。
ダイカストマシン1は、以上の構成に加え、キャビティ3の溶湯を加振するために、背後側シリンダ室8aの圧油の圧力を増減させるための加振装置40を備えている。
第2の増圧手段としての加振装置40は、背後側シリンダ室8a内へ挿入されるロッド状の加振ヘッド41(加圧部材)と、加振ヘッド41を駆動する加振シリンダ42と、加振シリンダ42の油圧を制御する加振油圧回路43とを備えている。
加振ヘッド41は、背後側シリンダ室8aの側面に設けられた開口部に嵌合し、当該開口部に対して摺動して背後側シリンダ室8aへ前後進可能である。加振ヘッド41は、ピストンロッド44を介して加振シリンダ42のピストン45に対して固定されている。ピストン45は加振シリンダ42のシリンダ室46の油圧が加振油圧回路43により制御されることによりシリンダ室46に対して摺動する。
加振油圧回路43は、シリンダ室46のピストン45よりも背後側(ピストン45を押し出す側)の背後側シリンダ室46a及びシリンダ室46の前方側の前方側シリンダ室46bの圧油の圧力を制御可能に構成されている。
例えば、加振油圧回路43は、油圧源51と、油圧源51からの作動油の流量を制御するサーボバルブ52と、サーボバルブ52から背後側シリンダ室46aに延びる背後側流路53と、サーボバルブ52から前方側シリンダ室46bに延びる前方側流路54と、流路53及び54の作動油をドレインするためのドレイン流路55とを備えている。サーボバルブ52は、不図示のスプールと、当該スプールを駆動するアクチュエータ52aを有し、当該スプールの移動により、油圧源51及びドレイン流路55と、背後側流路53及び前方側流路54との間の作動油の流れを許容又は禁止(ON/OFF)可能である。これにより、背後側シリンダ室46a前方側シリンダ室46bの圧油の圧力が制御される。
サーボバルブ52は、スプール位置を検出する位置検出器52bを有し、制御装置14は、位置検出器52bを含む各種のセンサの出力に基づいてサーボバルブ52を制御する。
ダイカストマシン1は更に、溶湯の加振効果を高めるために、ゲート4の断面積を変更するゲート面積変更装置60を備えている。
ゲート面積変更装置60は、ゲート部材としてのゲートブロック61と、駆動手段としてのゲートシリンダ62と、ゲートシリンダ62の油圧を制御するための可変ゲート油圧回路63と、可変ゲート油圧回路63に作動油を供給する油圧源64とを備えている。
ゲートブロック61は、固定金型2aを貫通してゲート4へ開口する貫通孔65に嵌合挿入され、貫通孔65内を摺動することによりゲート4へ入出可能である。従って、ゲートブロック61をゲート4へ突出させることによりゲート4の断面積は縮小し、ゲートブロック61をゲート4から退避させることによりゲート4の断面積は拡大する。なお、貫通孔65は、断面一定で直線状に延びるように形成されている。ゲートブロック61は、ピストンロッド66を介してゲートシリンダ62のピストン67に対して固定されている。ピストン67はゲートシリンダ62のシリンダ室68の油圧が可変ゲート油圧回路63により制御されることによりシリンダ室68に対して摺動する。
可変ゲート油圧回路63は、例えば不図示のアキュムレータやサーボバルブを含んで構成され、油圧源64からの作動油を適宜な圧力、流量で流路69及び流路70にそれぞれ供給可能である。流路69はシリンダ室68のピストン67よりも背後側(ピストン67を押し出す側)の背後側シリンダ室68aに、流路70はシリンダ室68のピストン67よりも前方側の前方側シリンダ室68bに接続されている。
ゲートブロック61の位置は位置検出器71によって検出され、ゲートブロック61の位置に応じた検出信号が制御装置14に出力される。位置検出器71は、例えばゲートブロック61と一体的に移動する被検出体の位置を検出する非接触型のセンサとして構成される。被検出体は適宜に選択等してよいが、例えば、ゲートシリンダ62のピストン67からピストンロッド66とは反対側へ延びてゲートシリンダ62の背後側に突出する検出用ロッド72を設け、被検出用ロッド72の位置を検出するようにしてよい。非接触型のセンサとしては、例えば光電センサを用いてよい。制御装置14は、位置検出器71を含む各種のセンサの出力に基づいて可変ゲート油圧回路63を制御する。
以上の構成を有するダイカストマシン1の動作を説明する。
まず、加振装置40を動作させない場合について説明する。
図2は、ダイカストマシン1の射出速度(射出プランジャの移動速度)及び鋳造圧力の変化を示す図であり、横軸は時間、縦軸は射出速度及び鋳造圧力を示している。
ダイカストマシン1は、キャビティ3に溶湯を低速射出と高速射出とにより射出、充填する射出充填動作(充填工程)、及びキャビティ3に充填された溶湯の鋳造圧力を上昇させる増圧動作(増圧工程)を順に行う。
射出充填動作では、まず、ダイカストマシン1の射出スリーブ5内に所定量の溶湯が供給される。なお、この時点では開閉バルブ21は閉じられている。その後、制御装置14は、実線l1で示す射出速度が低速VLとなるように、射出油圧回路16を駆動制御して第2の流路18から背後側シリンダ室8aに作動油を供給し、射出用ピストン10を前進させる。
その後、図中D点(時刻t1)において示すように、所定の高速射出開始条件が満たされると、制御装置14は、射出速度が高速VHとなるように、第2の流路18から背後側シリンダ室8aへの作動油の流量増加が行われるように射出油圧回路16を制御する。なお、高速射出開始条件は適宜に設定してよい。例えば、溶湯の先端がゲート4に達したときに高速射出が開始されるように、位置検出器36により検出される射出プランジャ位置が所定位置に達したことを条件としてよい。
低速射出から高速射出に切り替えられると、溶湯はキャビティ3内に急速に充填される。そして、キャビティ3が溶湯により満たされるのに伴い、図中L点(時刻t2)において示すように、射出速度は低下し始め、一方で鋳造圧力は上昇し始める。なお、制御装置14は、例えば位置検出器36の検出位置に基づいて射出速度の低下を検出可能であり、また、L点以降の減速が所定の減速比で行われるように射出油圧回路16を制御してもよい。
図中S点(時刻t3)において示すように、所定の増圧開始条件が満たされると、制御装置14は、増圧用ピストン11によって背後側シリンダ室8aの増圧が行われるように、背後側シリンダ室9aの圧力を所定圧に調整すべく、開閉バルブ21を開位置へ駆動制御するとともに射出油圧回路16を適宜に制御する。増圧用ピストン11は、シリンダ室8を摺動する小径部11aの面積がシリンダ室9を摺動する大径部11bの面積よりも小さいから、増圧用ピストン11は前進し、背後側シリンダ室8aの圧力は背後側シリンダ室9aの圧力よりも高い圧力に増圧される。この際、背後側シリンダ室8aから第1の流路17への逆流はチェックバルブ20によって阻止される。
なお、増圧開始条件は適宜なタイミングにおいて満たされるように設定してよい。例えば、射出速度が低下し始めてから射出速度が0となるまでの間の適宜な位置で増圧開始条件が満たされるように設定してよい。また、適宜なパラメータに基づいて増圧開始条件が満たされたか否か判断してよい。例えば、位置検出器36により検出される位置が所定の位置に到達したか否かに基づいて増圧開始条件が満たされたか否かを判断してよい。同様に、圧力検出器の検出する検出圧力や所定の時点(例えば時刻t1)からの経過時間に基づいて判断してもよい。
その後、制御装置14は、実線l2で示す所定の昇圧曲線に沿って鋳造圧力が上昇するように射出油圧回路16を制御して増圧用ピストン11を駆動する。この制御は適宜な制御方法で行ってよい。例えば、鋳造圧力と背後側シリンダ室8aの油圧とは略同様に変化するから、図3にて実線l4で示す、鋳造圧力が所定の昇圧曲線に沿って上昇するときの背後側シリンダ室8aの油圧の昇圧曲線を予め求めておき、圧力検出器37からの検出結果に基づいて背後側シリンダ室8aの圧力が当該昇圧曲線に沿うようにフィードバック制御を行う。なお、フィードバック制御においては、増圧用ピストン11の前進速度の増減に加え、増圧用ピストン11を停止、後退させてもよい。また、圧油の目標値となる目標昇圧曲線は、溶湯の種類、キャビティ3の形状、鋳造品に要求される品質レベル等の種々の条件に応じて適宜に設定してよい。例えば、バリの発生が抑制されるバリ臨界昇圧曲線を目標昇圧曲線としてよい。
図2の時刻t4において示すように、溶湯の圧力が所定の設定圧力CPsに到達すると、制御装置14は、溶湯の圧力をCPsに維持するように射出油圧回路16を制御する。
以上の動作に加えて、ダイカストマシン1では、図2に実線l3で示すように溶湯の圧力の増加率を周期的に増減させるように、具体的には鋳造圧力が実線l2で示す昇圧曲線に沿うとともに、当該昇圧曲線よりも高圧側で振動するように、加振装置40を駆動制御する。
なお、鋳造圧力の振動の振幅a及び周波数fは、鋳造品の形状、材質、要求される品質等の各種の鋳造条件に応じて適宜に設定してよい。例えば、a=5〜50kgf、f=10〜500Hzの間で適宜に選択してよい。なお、ここでいう振幅は、極大値から極小値までの全振幅である。
図4は、制御装置14が実行する加振処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、例えば上述の低速射出又は高速射出が開始されたときに開始される。
まず、制御装置14は加振開始条件が満たされたか否か判断し(ステップS1)、加振開始条件が満たされるまで待機する。なお、加振開始条件は適宜なタイミングで満たされるように設定してよいし、位置検出器36の検出位置等、適宜なパラメータに基づいて判断してよい。ただし、射出工程(特に高速射出時)に加振を開始することによる機械系への負担を軽減するために、キャビティ3に溶湯が有る程度充填されてから、例えば図2のL点(時刻t2)以降に加振を開始することが望ましい。例えば、加振開始条件を図2のS点(時刻t3)に示す上述の増圧開始条件と同一条件に設定してよい。
加振開始条件が満たされたと判断した場合は、増圧タイミングが到来したか否かを判断し(ステップS2)、増圧タイミングが到来したと判断するまで待機する。増圧タイミングは、例えば、所定の周期で到来するように設定し、当該周期を0.002〜0.1秒(周波数:10〜500Hz)の間で鋳造品の形状、材質等の各種の鋳造条件に応じて適宜に選択する。
増圧タイミングが到来したと判断した場合は、制御装置14は、加振ヘッド41の背後側シリンダ室8a内への移動(前進)を開始するように、サーボバルブ52を制御する(ステップS3)。ステップS4では、所定の停止条件が満たされたか否か判断し、満たされていないと判断した場合はステップS3を繰り返す。これにより、図3にて実線l5に示すように、背後側シリンダ室8aの圧力は実線l4で示す昇圧曲線よりも高圧側に増加する。
一方、図4に示すように、制御装置14は、停止条件が満たされたと判断した場合は、加振ヘッド41の前進を停止させるようにサーボバルブ52を制御する(ステップS5)。これにより、図3に示すように背後側シリンダ室8aの加振ヘッド41による増加は停止し、その後、上述したような、背後側シリンダ室8aの圧力を昇圧曲線l4に近づけようとする増圧用ピストン11の制御により背後側シリンダ室8aの圧力は低下する。つまり、ステップS3〜S5までの加振ヘッド41の前進及び停止により背後側シリンダ室8aの1周期分の振動が実現される。
なお、停止条件は適宜に設定してよい。例えば、圧力検出器37の検出圧力が目標昇圧曲線よりも振幅aだけ高圧になったことを停止条件としてよい。ステップS3〜S5においては、加振ヘッド41の制御量のゲインは適宜に設定してよい。ただし、加振ヘッド41による加圧が、鋳造圧力が圧力aだけ増加する前に、増圧用ピストン11による減圧により打ち消されないように、加振ヘッド41及び増圧用ピストン11の制御量を調整する必要がある。背後側シリンダ室8aの圧力が速やかにaだけ増加するとともに、停止条件が満たされてから速やかに減少するように、適宜に加振ヘッド41又は増圧用ピストン11の制御量のゲインを変化させてもよい。増圧用ピストン11による減圧側へのゲインを比較的小さく、又は0に設定し、鋳造圧力が階段状に増加するようにしてもよい。
ステップS6では、加振終了条件が満たされたか否か判断し、満たされていないと判断した場合はステップS2〜S5までを繰り返し、満たされたと判断した場合は処理を終了する。加振終了条件は適宜に設定してよい。例えば、図2に示すように、鋳造圧力が設定圧力CPsに到達してからαt後に終了するように、圧力検出器37の検出値等の各種パラメータに関連付けて設定してよい。また、加振終了条件が満たされていないと判断した場合に、ステップS2の後に戻り、ステップS3〜S5を繰り返すようにしてもよい。
なお、図3に示した油圧の波形等の各パラメータの変化を表示器38に出力してユーザが視認できるようにしてもよい。
更に、ダイカストマシン1では、加振効果を高めるためにゲート4の断面積の変更を行う。
図5は、制御装置14が実行するゲート面積変更処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、例えば上述の低速射出又は高速射出が開始されたときに開始される。なお、この処理が開始されたとき、ゲートブロック61はゲート4内へ前進した位置(原位置)にある。原位置は、例えばゲート4の断面積が射出充填に好適な大きさになるように設定されている。なお、原位置は可変としてもよい。例えば、溶湯の温度や圧力等の種々の目標値や検出値に基づいて鋳造毎に或いは鋳造中に変更してよい。
制御装置14は、例えば射出プランジャ12が図2にて示したS−δS1〜S+δS2の範囲内の所定位置に到達したときに瞬時にゲート4を拡大する。この場合、例えば、図5に示すように、射出プランジャ12が前記所定位置に到達したことを示す通過信号を受信したときにゲートの拡大を(ステップS12)してもよい。また、以下のようにしてもよい。
制御装置14は、所定のゲート拡大開始条件が満たされたか否か判定し(ステップS11)、満たされたと判定した場合は、ゲート4を拡大するように、可変ゲート油圧回路63を制御してゲートブロック61を後退させる。なお、ゲート拡大開始条件は適宜に設定してよい。例えば、図2において点S(時刻t3)近傍において示すように、増圧又は加振が開始される時刻t3よりもδS1時間前から時刻t3よりもδS2時間後の間の適宜なタイミングでゲート4の拡大が開始されるように設定してよい。上述の増圧開始条件又は加振開始条件と同一の条件として、増圧又は加振と同時にゲートの拡大が開始されるようにしてもよいし、増圧開始条件、加振開始条件、ゲート拡大開始条件を全て同一条件として、増圧、加振、ゲート拡大が同一タイミングで開始されるようにしてもよい。
ステップS13では、制御装置14は、位置検出器71の出力信号に基づいて、ゲート4の断面積が目標値に達したか否か判定する。目標値に達していないと判定した場合はゲート4の拡大動作を継続する(ステップS12)。目標値に達したと判定した場合は、ゲートブロック61の後退を停止させるように、すなわち、ゲート4の拡大を停止するように、可変ゲート油圧回路63を制御する(ステップS14)。なお、ゲート4の断面積の目標値は、キャビティ3の形状、溶湯の振動の振幅・周波数、要求される品質レベル等の各種の鋳造条件に基づいて適宜に設定してよい。
ステップS12におけるゲート4の拡大動作は、通常、瞬時に行うが、キャビティ3の形状、溶湯の振動の振幅・周波数、要求される品質レベル等の各種の鋳造条件に基づいてゲートブロック61の移動速度を設定してよい。増圧の進行状態や凝固の進行状態等の各種の進行状態に応じて移動速度を変化させてもよい。ゲートブロック61が目標位置で速やかに停止するように位置検出器71の出力信号に基づいてフィードバック制御を行ってもよい。また、射出プランジャ6の周期的な運動に同期して移動速度を変化させてもよい。例えば、加振ヘッド41が停止(又は後退)している間にゲートブロック61を後退させ、加振ヘッド41が前進している間にゲートブロック61を停止させれば、ゲートブロック61の入出による溶湯の圧力変動と射出プランジャ6による溶湯の圧力変動とを同期させて、溶湯の圧力振幅を大きくできる。
その後、制御装置14は、所定のゲート復帰条件が満たされたか否か判定し(ステップS15)、満たされたと判定するまで待機する。満たされたと判定した場合は、ゲートブロック71を原位置へ復帰させ(ステップS16)、処理を終了する。ゲート復帰条件は適宜に設定してよいが、例えば、鋳造終了がゲート復帰条件とされ、所定時刻(例えば時刻t3)からの経過時間に基づいて鋳造が終了したか否か判定される。
以上の実施形態によれば、射出用プランジャ6により溶湯を加振する際に、ゲート4の断面積を大きくするから、製品の隅部まで加振圧力を伝播させることができ、加振効果を高めることができる。また、薄肉ダイカスト品においてもゲート4を拡大して加振効果を十分に得ることができるから、加振による高品質化を広範囲なダイカスト品について図ることができる。また、増圧工程において加振を行い、その際にゲート4の断面積を拡大するから、増圧による高品質化の効果も高まる。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
溶湯の加振は、射出プランジャによりゲートを介してキャビティの溶湯を加振するものであればよく、射出プランジャを駆動する油圧シリンダの油圧の圧力を増減させるものに限定されない。例えば、特許文献1のように、射出プランジャを前進させる油圧シリンダの圧油に対して高周波振動発生装置により振動を付与するものでもよいし、射出プランジャを前進させる油圧シリンダのピストンロッドに電磁石を設けて、当該電磁石により射出プランジャを振動させてもよい。ただし、上述の実施形態のように、射出プランジャ6の圧油の圧力を加振ヘッドの移動により周期的に増減させることにより加振すれば、比較的大きな圧力振幅で鋳造圧力を変動させることが可能であり、鋳造品の高品質化を十分に図ることができるとともに、大掛かりな高周波振動装置を必要とせず、比較的小規模な装置で実施が可能である。
本発明の実施形態に係るダイカストマシンの全体構成を示す図である。 図1のダイカストマシンの射出速度及び鋳造圧力の変化を示す図である。 図1のダイカストマシンの射出シリンダの圧力の変化を示す図である。 図1のダイカストマシンの制御装置の実行する加振処理の手順を示すフローチャートである。 図1のダイカストマシンの制御装置の実行するゲート面積変更処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ダイカストマシン、3…キャビティ、4…ゲート、5…スリーブ、6…射出プランジャ、14…制御手段、60…ゲート面積変更手段。

Claims (7)

  1. スリーブ内で射出プランジャを前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填し、前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振するダイカストマシンであって、
    前記ゲートの断面積を変更するゲート面積変更手段と、
    前記ゲート面積変更手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記溶湯を加振する際の前記ゲートの断面積が前記溶湯を射出充填する際の前記ゲートの断面積よりも大きくなるように、前記ゲート面積変更手段を制御する
    ダイカストマシン。
  2. 油圧シリンダの圧油によって前記油圧シリンダのピストンに連結された射出プランジャをスリーブ内で前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填し、前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振するダイカストマシンであって、
    前記圧油を増圧する第1の増圧手段と、
    前記圧油の圧力に周期的な変動を付与する第2の増圧手段と、
    前記ゲートに入出可能なゲート部材及び前記ゲート部材を前記ゲートに入出する方向へ駆動する駆動手段を含むゲート面積変更手段と、
    を備えるダイカストマシン。
  3. キャビティを形成する金型に設けられたゲートを介して前記キャビティに連通するスリーブと、
    前記スリーブ内を前進して溶湯を前記キャビティに射出充填可能な射出プランジャと、
    前記射出プランジャを駆動する油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダに圧油を供給する油圧回路と、
    前記油圧シリンダの圧油を増圧可能な第1の増圧手段と、
    前記油圧シリンダの圧油を増圧可能な第2の増圧手段と、
    前記ゲートに入出可能なゲート部材と、
    前記ゲート部材を前記ゲートに入出する方向へ駆動する駆動手段と、
    前記油圧回路、前記第1の増圧手段、第2の増圧手段及び前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記油圧シリンダに圧油を供給して前記射出プランジャを前進させて前記溶湯を前記キャビティに射出充填するように前記油圧回路を制御し、前記油圧シリンダの圧油の圧力が所定の昇圧曲線に沿って上昇するように前記第1の増圧手段を制御し、前記油圧シリンダの圧油に周期的な圧力変動を付与するように前記第2の増圧手段を制御し、前記圧力変動を付与する際には、前記射出充填する際よりも前記ゲートの断面積が大きくなるように前記駆動手段を制御する
    ダイカストマシン。
  4. スリーブ内で射出プランジャを前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填する充填工程と、
    前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振する加振工程と、
    を備え、
    前記加振工程における前記ゲートの断面積を前記充填工程における前記ゲートの断面積よりも大きくする
    ダイカスト方法。
  5. スリーブ内で射出プランジャを前進させて、前記スリーブにゲートを介して連通するキャビティに溶湯を射出充填する充填工程と、
    前記射出プランジャにより前記キャビティに充填された溶湯を加振する加振工程と、
    を備え、
    前記ゲートの断面積を変更することにより加振効果を高める
    ダイカスト方法。
  6. 前記ゲートの断面積の変更は、前記加振工程の開始と同時に開始する請求項5に記載のダイカスト方法。
  7. 前記射出プランジャを介して前記キャビティに充填された溶湯の圧力を所定の設定圧力まで増圧する増圧工程を更に備え、
    前記加振工程と前記増圧工程とは少なくとも一部の期間が重複し、
    当該重複する期間における前記ゲートの断面積を前記充填工程における前記ゲートの断面積よりも大きくする
    請求項5又は6に記載のダイカスト方法。

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