JP6421679B2 - 鋳造製品の製造方法 - Google Patents

鋳造製品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6421679B2
JP6421679B2 JP2015075908A JP2015075908A JP6421679B2 JP 6421679 B2 JP6421679 B2 JP 6421679B2 JP 2015075908 A JP2015075908 A JP 2015075908A JP 2015075908 A JP2015075908 A JP 2015075908A JP 6421679 B2 JP6421679 B2 JP 6421679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
pressure
molten metal
squeeze pin
pressurization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015075908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016196009A (ja
Inventor
飯見 秀紀
秀紀 飯見
信悟 加藤
信悟 加藤
直孝 奥田
直孝 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015075908A priority Critical patent/JP6421679B2/ja
Publication of JP2016196009A publication Critical patent/JP2016196009A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6421679B2 publication Critical patent/JP6421679B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

本発明は、ダイカスト装置を用いた鋳造製品の製造方法に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されるように、鋳造製品の製造時において、溶湯が冷却されて凝固する際に、体積が収縮することによって生じる鋳巣を防止する技術として、局部加圧式のダイカスト装置が知られている。このダイカスト装置は、キャビティを構成する金型、キャビティ内へ溶湯を射出するプランジャ、金型に摺動可能に設けられるスクイズピン等を備えている。スクイズピンは、鋳巣の発生しやすい部位に設けられる。そして、鋳造製品の製造時には、キャビティ内の溶湯が凝固する直前にスクイズピンを油圧シリンダ等によりキャビティ内に突出させて、溶湯を局部的に加圧することで鋳巣の発生を防止するようにしている。
特開平05−23821号公報
ここで、スクイズピンのキャビティ内への前進タイミングが適切でないと、適切なスクイズ効果が得られず、巣の発生を抑制することができない。例えば、キャビティ内において、溶湯の凝固タイミングは適宜異なる。一般的に、スクイズピンから遠く湯口寄りの遠方部位は凝固し始めるのが早く、スクイズピンが挿入される部位であって湯先寄りの部位は、スクイズピン挿入分の溶湯もあるため比較的厚肉であり凝固タイミングが遅くなる。
例えば、スクイズピンが挿入される部位と比較して薄肉となる遠方部位へ溶湯補給をするために、遠方部位の溶湯が凝固し始める早いタイミングで高圧で加圧すると、湯口から溶湯が逆流し、プランジャが後退することによって圧力が逃げてしまい、凝固収縮分の溶湯補給が十分にできない。また、高圧の影響で、寸法外れや型開き時のバリ発生等の問題が生じる虞もある。
また、遅いタイミングで加圧すると、遠方部位の溶湯が既に凝固閉塞してしまい、やはり遠方部位へ十分な溶湯補給をすることができなくなってしまう。いずれにしろ、溶湯補給が不十分となり、製品となったとき、特に湯口寄りの部位で鋳巣が生じ易く、製品の内部品質が悪化するという問題が生じていた。これは、製品のサイズが例えば20cm以上のように大きくなると、さらに顕著に生じる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、キャビティ内で凝固タイミングの異なるエリアの鋳巣発生を抑制し、品質を向上させる鋳造製品の製造方法を提供することにある。
本発明の鋳造製品の製造方法は、金型と、射出プランジャと、射出駆動部と、スクイズピンと、加圧駆動部と、制御部と、を備えたダイカスト装置による製造方法であって、第1加圧段階と第2加圧段階とを含む。
金型は、鋳造製品(2)の一端側に位置する孔(41)を形成する厚肉部(46)、鋳造製品の他端側に形成される薄肉部(45)が成形される空間を含むキャビティとキャビティに連通する湯口とが形成される。射出プランジャは、キャビティ内へ湯口から溶湯を射出する。射出駆動部は、射出プランジャを駆動する。一つのスクイズピンは、キャビティ内へ移動したとき、キャビティ内に充填された湯先側の溶湯を局部的に加圧して、製品の孔を成形する。加圧駆動部は、スクイズピンを駆動する。制御部は、スクイズピンの前進タイミングと圧力とを、加圧駆動部を介して制御する。
第1加圧段階では、キャビティ内において湯口寄りの溶湯が凝固完了するまでに、第1圧力でスクイズピンをキャビティ内へ移動させる。第2加圧段階では、当該第1加圧段階の後、第1圧力よりも高圧の第2圧力でスクイズピンをキャビティ内へさらに移動させる。
一般に、スクイズピンから遠方で湯口寄りの溶湯は、凝固開始タイミングが早く、スクイズピンの近傍で湯先寄りの溶湯は、比較的厚肉となり凝固開始タイミングが遅い。このようにキャビティ内で凝固タイミングの異なる溶湯に対して、本発明の製造方法では、第1加圧段階と第2加圧段階とによりそれぞれ溶湯補給をするようにしている。スクイズピンから遠方の溶湯に対しては、第1加圧段階において第1圧力で加圧し溶湯補給をする。ここで、第1圧力は後述する第2圧力より低圧であり、低圧とすることで、完全に凝固しきっていない状態の湯口寄りの溶湯が射出装置側へ逆流し圧力が逃げてしまうことを避け、加圧部位から遠方部位へ確実に溶湯補給をすることができる。
一方、スクイズピン近傍の溶湯に対しては、第1加圧段階より遅いタイミングである第2加圧段階において、第2圧力で加圧し溶湯補給をする。このように、第1圧力を相対的に低圧にしておき、第2圧力を第1圧力より高圧とすることで、第2加圧段階時におけるスクイズピンのストロークを確保し、スクイズピンの近傍の比較的厚肉な溶湯に対して、凝固時における体積収縮分の溶湯補給を十分に行うことができる。
以上のように、本発明の製造方法では、多段階加圧とすることで、スクイズピンの近傍から遠方まで、鋳造製品全体の凝固収縮を補うための溶湯補給をすることができ、凝固タイミングの異なるエリアの鋳巣を抑制することで鋳造製品の品質を向上させることができる。
さらに、スクイズピンを一つとした場合であっても、単独のスクイズピン動作によってキャビティ内の全域の溶湯補給をすることができるため、キャビティ内の凝固タイミングの異なる部位ごとに多数のスクイズピンを設ける必要もなく、装置構成を容易にできる。
本発明の第1実施形態によるダイカスト装置を模式的に示す全体図。 ハウジングを示す全体図。 図2のIII−III線切断線端面図。 図2のIV−IV線切断線端面図。 スクイズピンによるストローク制御を示すグラフ。 図2のIII−III線切断線端面図に対応する図であり、比較形態を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〈第1実施形態〉
[構成]
本発明の第1実施形態の鋳造製品の製造方法について、図1〜図6を参照して説明する。まず、鋳造製品を製造するダイカスト装置1の構成について、図1を参照する。ダイカスト装置1は、例えばアルミニウム合金などの溶湯を金型10のキャビティ15に射出し、鋳造を行うものである。図1に示すように、ダイカスト装置1は、金型10、プランジャ22、射出駆動部としての油圧回路24、スクイズピン31、加圧駆動部としての油圧回路32、制御部33等を備える。
金型10は、固定母型11、可動母型12および入子13,14を有している。固定母型11は、ダイカスト装置1本体の図示しない固定盤に取り付けられ、可動母型12との衝合面側に入子13が固定されている。可動母型12は、ダイカスト装置1本体の図示しない可動盤に取り付けられ、固定母型11との衝合面側に入子14が固定されている。固定母型11と可動母型12との衝合面には、鋳造製品の形状に対応する所謂製品部としてのキャビティ15が形成されている。なお、図1は模式図であって、キャビティ15の形状は簡略化して示してある。
プランジャ22は、キャビティ15の下側に位置し、固定母型11に装着されたスリーブ21に摺動可能に嵌挿されている。スリーブ21は、その軸方向を水平方向に一致させた状態で配されており、湯道18および湯口16を介してキャビティ15と連通されている。スリーブ21の外壁には、溶湯を供給するための注湯孔25が形成されている。プランジャ22の後端は、加圧シリンダ23内に収容されている。加圧シリンダ23は油圧回路24に接続され、この油圧回路24から加圧シリンダ23へ作動油が供給されるようになっている。そして、注湯孔25からスリーブ21内に溶湯が供給された後、プランジャ22が油圧回路24により駆動されて、スリーブ21内をキャビティ15へ向かって前進することにより、スリーブ21内の溶湯がキャビティ15に射出される。
スクイズピン31は、キャビティ15の上側に位置し、加圧側となるその先端がキャビティ15内の湯先17に突出され、後端が加圧シリンダ34内に収容されている。加圧シリンダ34は、油圧回路32に接続され、この油圧回路32から加圧シリンダ34へ作動油が供給されるようになっている。油圧回路32は、図示しない電磁弁、チェック弁、絞り弁等を備えたメータアウト制御を行う周知の回路であって、低圧系統と高圧系統とを切り替えることが可能である。
そして、プランジャ22によりキャビティ15に溶湯が充填された後、加圧シリンダ34からの駆動力によりスクイズピン31がキャビティ15内へ前進することにより、キャビティ15内の溶湯は局部的に加圧される。
制御部33は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主体として構成されている。制御部33には、各種設定値のデータが記憶されており、図示しないセンサの検出信号等に基づいて各種装置へ制御信号を出力し、プランジャ22による射出制御およびスクイズピン31による加圧タイミング制御を含む装置1全体の制御を行う。
[製造方法]
次に、上記構成のダイカスト装置1を用いた鋳造製品の製造方法について説明する。本実施形態では、ディーゼルエンジン用の燃料噴射システムとして知られるコモンレール式システムにおいて、コモンレールを介して複数の気筒に燃料を供給するサプライポンプのハウジング2を製造する。
図2〜図4に模式的に示すように、ハウジング2は、上下方向に延びるシリンダ孔41(図3参照)が形成されるシリンダ部42と、カム室43(図3参照)が形成されるカム部44とを主に有して構成されている。なお、上記装置構成では省略したが、キャビティ15内の所定部位にはカム室用入子が配され、この入子によってカム室43が成形される。また、スクイズピン31のキャビティ15内への前進によりシリンダ孔41が成形される。
製造工程は、主に、型締工程、離型材塗布工程、注湯工程、ガス抜き工程、射出工程、凝固工程(第1加圧段階、第2加圧段階を含む。)、製品取出し工程により構成される。まず、型締工程、離型材塗布工程を経た後、注湯工程で注湯孔25からスリーブ21内に溶湯を供給し、ガス抜き工程で図示しないポンプ駆動によりキャビティ15内のガスを吸引する。その後、射出工程で、プランジャ22をキャビティ15へ向かって前進させて、スリーブ21内の溶湯をキャビティ15に射出する。キャビティ15内には、液状の溶湯が充填される。次に、凝固工程において、キャビティ15内の溶湯の凝固進行に応じてスクイズピン31を図3に矢印Fで示す方向へ前進させて溶湯を加圧しつつ、溶湯を凝固させる。
図5に実線R1で示すように、時間t1からt3までの間、第1加圧段階として、第1圧力でスクイズピン31をキャビティ15内へ前進させて加圧する。第1圧力は、例えば100MPa程度である。時間t1からt3までの間で、スクイズピン31からは遠方の湯口16寄りの溶湯が徐々に凝固していき凝固が完了する。t1は射出後、1秒以内程度の早いタイミングである。
次に、湯口16寄りの溶湯が凝固完了したタイミングで、時間t3からt4までの間、第2加圧段階として、第1圧力よりも高圧の第2圧力でスクイズピン31をキャビティ15内へさらに前進させて加圧する。第2圧力は、例えば200MPaを超える高圧である。時間t3からt4までの間で、スクイズピン31直下の湯先17寄りの溶湯が徐々に凝固していき凝固が完了する。
なお、「湯口16寄りの溶湯が凝固完了する」とは、溶湯が完全に固体の状態である必要はなく、プランジャ22が後退しない程度にまで凝固しており、固液共存の所謂粥状態であっても良い。また、プランジャによる溶湯射出から第1加圧段階開始のタイミングおよび、第2加圧段階への切り替えのタイミングは、制御部33による時間制御によって実行されており、制御部33は、プランジャ22を駆動する射出駆動部としての油圧回路24と、スクイズピン31を駆動する加圧駆動部としての油圧回路32とを同期させて制御するようにしている。
次に、図3を参照して第1加圧段階および第2加圧段階におけるスクイズピン31のストローク量について説明する。図1,図3に示すように、スクイズピン31の加圧側となる先端は、初期位置L1に位置し、加圧開始時にはキャビティ15内に若干突出した位置にある。スクイズピン31は、この初期位置L1から最終位置L3までストローク量Saだけ前進することで溶湯を加圧する。まず、第1加圧段階では、スクイズピン31は初期位置L1から高圧切り替え位置L2まで、ストローク量S1だけ前進する。続いて、第2加圧段階では、スクイズピン31は高圧切り替え位置L2から最終位置L3までストローク量S2だけ前進する。
そして、スクイズピン31による加圧終了後は、型締め状態を一定時間保つことで溶湯が完全に冷却され凝固する。その後、ダイカスト装置本体の可動盤を動かし、型開きし、製品を取り出す。
[作用]
溶湯は、キャビティ15内に充填されてからすぐに凝固し始めるが、スクイズピン31から遠方であり湯口16寄りの溶湯は、スクイズピン31直下であり湯先17寄りの溶湯と比較して薄肉であるため、凝固過程においては、まずこの薄肉部位から凝固していく。
図3,図4において、説明の便宜上、加圧工程時の薄肉部位に対応する部位をハウジング2の薄肉部45とする。同様に、加圧工程でスクイズピン31が前進する前段階で、溶湯が充填されていることにより厚肉となっている厚肉部位に対応する部位を、ハウジング2の厚肉部46とする。概ね、薄肉部45はカム室43の周囲に相当し、厚肉部46はシリンダ孔41の周囲に相当する。なお、この薄肉部45、厚肉部46は、加圧工程時の状態を加味して便宜上このように区別して呼ぶが、実際の製品としての最終形状での厚みはそれほど相違ない。
まず、スクイズピン31から遠方の薄肉部45に対しては、第1加圧段階で、第1圧力でのスクイズピン31の加圧により溶湯補給がなされる。ここで、第1圧力をより低圧としているのは、完全に凝固しきっていない状態の湯口16寄りの溶湯がプランジャ22側へ逆流し圧力が逃げてしまうことを避けるためである。これにより、加圧部位から遠方の薄肉部45へ確実に溶湯補給がなされる。
一方、スクイズピン31近傍の厚肉部46に対しては、第1加圧段階より遅いタイミングである第2加圧段階において、第2圧力でのスクイズピン31の加圧により溶湯補給がなされる。このように、第1圧力を相対的に低圧にしておき、第2圧力を第1圧力より高圧とすることで、第2加圧段階時におけるストローク量S2が確保され、スクイズピン31の近傍の厚肉部46に対しても十分な溶湯補給がなされる。
[効果]
以上のように、本実施形態では、より低圧で加圧する第1加圧段階と、第1加圧段階より高圧で加圧する第2加圧段階とによる多段階加圧とすることで、鋳造製品全体の凝固収縮を補うための溶湯補給を、スクイズピン31の近傍から遠方まで確実に行うことができる。
例えば、図5に破線R2で示す比較形態のように、時間t2から時間t4まで、同じ圧力で加圧した場合には、図6に示すハウジング200において、加圧部近傍の厚肉部460ではスクイズピン31の加圧により鋳巣が生じにくいものの、スクイズピン31から遠方の特にカム室43の下部に相当する薄肉部450には鋳巣3が生じることがあった。その点、本実施形態によれば、比較形態より早い段階から徐々に加圧して多段階加圧をしているため、凝固タイミングの異なるエリアの鋳巣を抑制することができ、鋳造製品の品質を向上させることができる。
また、単独のスクイズピン31動作によってまかなうことができるため、装置構成を容易にすることができる。
なお、特開平10−15654公報には、まず第1段階において加圧した後、第2段階において第1段階より高圧で加圧する方法が記載されているが、重力鋳造の鋳造方法であり、本件のダイカスト法とは異なる。また、本件では、キャビティ内の湯先側にスクイズピンが配置されており、第1加圧段階では湯口側の薄肉部45への溶湯補給を狙い、第2加圧段階では湯先側の厚肉部46への溶湯補給を狙った加圧を行う点で、異なっている。
〈他の実施形態〉
上記実施形態では、スクイズピン31をキャビティ15の上部に設け、下側へ前進させる形態としたが、キャビティ15に対して横方向から加圧する形態としても良いし、製品の形状等によって適宜変更可能である。
上記実施形態では、第1加圧段階と第2加圧段階の2段階加圧としたが、製品の形状に応じてより細かく3段階以上の多段階加圧としても良い。
上記実施形態では、スクイズピンは一つとしたが、製品の形状によっては二つ以上の複数設ける構成としても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・ダイカスト装置
2 ・・・ハウジング(鋳造製品)
10 ・・・金型
15 ・・・キャビティ
16 ・・・湯口
22 ・・・射出プランジャ
24 ・・・油圧回路(射出駆動部)
31 ・・・スクイズピン
32 ・・・油圧回路(加圧駆動部)
33 ・・・制御部

Claims (1)

  1. 鋳造製品(2)の一端側に位置する孔(41)を形成する厚肉部(46)、前記鋳造製品の他端側に形成される薄肉部(45)が成形される空間を含むキャビティ(15)と前記キャビティに連通する湯口(16)とが形成される金型(10)と、
    前記キャビティ内へ前記湯口から溶湯を射出する射出プランジャ(22)と、
    前記射出プランジャを駆動する射出駆動部(24)と、
    前記キャビティ内へ移動したとき、前記キャビティ内に充填された湯先側の前記溶湯を局部的に加圧して、前記製品の前記孔を成形する一つのスクイズピン(31)と、
    前記スクイズピンを駆動する加圧駆動部(32)と、
    前記スクイズピンの前進タイミングと圧力とを、前記加圧駆動部を介して制御する制御部(33)と、
    を備えたダイカスト装置(1)による鋳造製品の製造方法であって、
    前記キャビティ内において前記湯口寄りの前記溶湯が凝固完了するまでに、第1圧力で前記スクイズピンを前記キャビティ内へ移動させる第1加圧段階と、
    当該第1加圧段階の後、前記第1圧力よりも高圧の第2圧力で前記スクイズピンを前記キャビティ内へさらに移動させる第2加圧段階と、
    を含むことを特徴とする鋳造製品の製造方法。
JP2015075908A 2015-04-02 2015-04-02 鋳造製品の製造方法 Active JP6421679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015075908A JP6421679B2 (ja) 2015-04-02 2015-04-02 鋳造製品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015075908A JP6421679B2 (ja) 2015-04-02 2015-04-02 鋳造製品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016196009A JP2016196009A (ja) 2016-11-24
JP6421679B2 true JP6421679B2 (ja) 2018-11-14

Family

ID=57357123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015075908A Active JP6421679B2 (ja) 2015-04-02 2015-04-02 鋳造製品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6421679B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7215409B2 (ja) 2019-12-19 2023-01-31 トヨタ自動車株式会社 鋳造方法
CN112548057B (zh) * 2021-02-01 2021-11-05 莆田市荣兴机械有限公司 一种双增压冷室压铸机的挤压压铸方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716778B2 (ja) * 1990-02-28 1995-03-01 株式会社島津製作所 無孔質ダイキャスト装置
JP2961846B2 (ja) * 1990-09-11 1999-10-12 株式会社デンソー ダイカスト鋳物の鋳造装置
JP2959594B2 (ja) * 1991-07-22 1999-10-06 ダイハツ工業株式会社 局部スクイズ鋳造におけるスクイズピンの加圧タイミング制御方法
JP3141507B2 (ja) * 1992-03-12 2001-03-05 株式会社デンソー ダイキャスト用の鋳造装置及び鋳造方法
JPH1015654A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Unisia Jecs Corp 鋳物の鋳造方法
JP2002210550A (ja) * 2001-01-18 2002-07-30 Yanagawa Seiki Co Ltd 局部加圧鋳造システム
WO2006122423A1 (en) * 2005-05-19 2006-11-23 Magna International Inc. Controlled pressure casting

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016196009A (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4997921B2 (ja) ダイカストマシン及びダイカスト鋳造法
JP2011131225A (ja) ダイカストマシンの射出装置および射出制御方法
CN101274361A (zh) 低速真空压挤铸造工艺
CN104884191A (zh) 铸造装置及铸造方法
CN113677456B (zh) 压铸机、带模具的压铸机、压铸机用控制装置以及压铸方法
JP2011224650A (ja) ダイカスト用装置及びダイカスト法
JP2013184211A (ja) ダイカストマシン及びダイカストマシンの制御方法
JP6421679B2 (ja) 鋳造製品の製造方法
JP5381161B2 (ja) ダイカストマシン及びダイカスト鋳造方法
JPS591059A (ja) ダイカストマシンの射出速度制御方法
JP2014065062A (ja) ダイカスト鋳造装置
JP2009131868A (ja) ダイカストマシンの昇圧アキュムレータ用ブースタ及び制御方法
JP2018012137A (ja) 傾動式重力鋳造装置および傾動式重力鋳造法
JP5612841B2 (ja) 外部油圧ユニットを備えた電動型ダイカストマシン
CN100544858C (zh) 金属液态压铸锻造双控一次成型的方法
JP2008213003A (ja) ダイカスト鋳造方法及びダイカストマシン
CN110548854A (zh) 一种金属制品的锻造控制方法
JP5416563B2 (ja) ダイカストマシンの制御方法
JP2014521519A (ja) ダイカスト機及びダイカスト法
JP6115504B2 (ja) ダイカスト鋳造装置及びダイカスト鋳造方法
JP5372626B2 (ja) 射出成形装置及び射出成形方法
JP5605445B2 (ja) ダイカストマシン及びダイカスト鋳造方法
JP2961846B2 (ja) ダイカスト鋳物の鋳造装置
JPH05253658A (ja) ダイキャスト用の鋳造装置及び鋳造方法
CN203508997U (zh) 带挤压系统的低压铸机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181001

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6421679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250