JP2006198030A - 血圧測定装置 - Google Patents

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Kimihisa Aihara
公久 相原
Shinji Mino
真司 美野
Hiroshi Koizumi
弘 小泉
Shoichi Hayashida
尚一 林田
Naoyoshi Tatara
尚愛 多々良
Junichi Shimada
純一 嶋田
Taisuke Oguchi
泰介 小口
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Abstract

【課題】日常生活中に常に同じ時刻に血圧測定をすることは困難であり、被検者が血圧測定をすることを忘れてしまうことや、被検者が思い出したときに血圧測定をすることもあり、長期的に多数回取得した血圧値であっても信頼性に課題があった。
【解決手段】本願血圧測定装置は予め設定した日時に被検者に対して血圧測定の日時であることを通知して、被検者に血圧測定をすることを促し、被検者が前記通知によって血圧測定をすることで、信頼性のある血圧値を定期的に取得することができる。
【選択図】図5

Description

本願発明は、定期的に血圧測定をすることができる血圧測定装置に関する。
近年、生活習慣に深く関連する成人病と呼ばれる健康障害や、高齢者の健康維持への関心が高まり、各種の診断法および予防対策が検討されている。特に、長期的に取得した血圧、体温、脈拍などの生体情報は、健康維持上重要なデータとなることが認識されており、定期的に前記生体情報を取得しておくことは正しい診断及び疾患予防方法立案のために重要なことである。
しかし、血圧は特にストレスや感情の起伏といった精神的な影響を受けやすく、緊張すると高くなり、リラックスすると低くなるという傾向があり、医療機関や集団検診などで血圧測定をすると、不安や緊張感から血圧は高めになりがちである。一方、家庭などリラックスできる状態での血圧測定は、安定時の血圧値を再現性良く得られるため、正しい診断及び疾患予防方法立案のためのデータとして利用価値が大きい。
そこで、家庭で簡便に血圧測定ができる機器も開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、本願では、耳介の名称は非特許文献1、外耳の名称は非特許文献2による。
また、以下の記載において特に区別しない場合、血圧値には収縮期血圧値及び拡張期血圧値が含まれる。
特開2004−121632号公報 Sobotta 図説人体解剖学第1巻(監訳者:岡本道雄)、p.126、(株)医学書院、1996年10月1日発行 からだの地図帳(監修・解説:高橋長雄)、p.20、株式会社 講談社、2004年1月29日発行
血圧は常に変化するものなので、一度の測定結果ではなく、長期的に多数回測定した血圧値及び脈拍数に大きな意味があり、一日のうちの各種の活動条件下で毎日できるだけ一定の状態で血圧測定をすることが理想である。
しかし、日常生活中に常に同じ時刻に血圧測定をすることは困難であり、被検者が血圧測定をすることを忘れてしまうことや、被検者が思い出したときに血圧測定をすることもあり、長期的に多数回取得した血圧値であっても信頼性に課題があった。
そこで、本願発明は、従来例における上記の課題を解決するため、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる血圧測定装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に被検者に対して血圧測定の日時であることを通知して、被検者に血圧測定を促すこととした。
具体的には、本願の発明は、血圧測定を行い、測定した血圧から血圧値を算出する血圧計と、予め設定した日時に報知信号を発生し、前記血圧計の血圧測定の日時を測定する時刻測定回路と、前記時刻測定回路からの前記報知信号により設定した日時を経過したことを表示、振動、音声及び音のうち少なくとも一で通知をする通知部と、前記時刻測定回路が測定した前記血圧計の血圧測定の日時及び前記血圧計が算出した血圧値を記憶する記憶手段と、を備える血圧測定装置である。
前記通知部は予め前記時刻測定回路に設定された日時を経過したことを被検者に対し表示、振動、音声及び音のうち少なくとも一の通知手段で通知する。前記通知部の通知により被検者は血圧測定の日時を経過したことを知ることができ、血圧測定を忘れることがなくなる。例えば、前記設定日時を被検者が最も安定した状態が保てる日時とすれば、安定時の血圧測定をすることができる。さらに、前記記憶手段を備えることで被検者が血圧測定毎に血圧値の記録をすることなく多数回の血圧測定をすることができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、前記時刻測定回路は前記報知信号を発生させる日時を複数設定することが可能であることが好ましい。
例えば、被検者がリラックスをした安定時の血圧測定の時刻は毎日同じ時刻とは限らない。被検者の生活スタイルにより血圧測定の必要な時刻は月、週、日等の暦により変化する。また、被検者の健康管理のためには血圧測定を一日に複数回行うことが好ましい。そこで、被検者の生活スタイルに合わせ、被検者が前記時刻測定回路に各種活動条件下での血圧測定の予定日時を複数設定することを可能とし、前記通知部が前記予定日時に被検者に対して前記予定日時が経過したことを通知することで、被検者は忘れずに血圧測定をすることができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した複数の日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、前記血圧計は前記時刻測定回路が前記報知信号を発生させる日時に血圧測定の開始を可能とすることが好ましい。
前記時刻測定回路には被検者が血圧測定をする予定日時が予め設定され、前記報知信号を発生させる日時に血圧測定の開始を許可することで、定期的に各種活動条件下での血圧値を取得することが可能である。また、設定日時以外の活動条件下の血圧値を取得することを回避することができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、前記通知部は前記血圧計の血圧測定の開始により前記通知を終了することが好ましい。
前記通知部の前記通知は一度だけであると、被検者が他の活動を行っており、被検者が前記活動後に血圧測定をしようと考えていた場合、前記活動後に血圧測定をすることを忘れてしまうこともある。そこで、前記通知部は血圧測定が開始されるまで連続的に又は一定時間間隔毎に前記通知をすることとした。また、前記通知部は血圧測定が開始されると、前記通知の必要性はなくなるため、前記通知を終了することとした。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時から被検者が血圧測定を開始するまで被検者に血圧測定をすることを促すため、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、少なくとも前記血圧計を外耳の一部に装着する耳装着部をさらに備えてもよい。
血圧は測定箇所によっても値が変化する。測定毎に測定箇所が変われば取得した血圧値の信頼性が低くなる。そこで、前記耳装着部を備えることで前記血圧計を外耳の一部に確実に装着でき、常時装着することもできる。従って、同一測定箇所において血圧測定ができるため、測定再現性が向上し、精度よく血圧値を取得することができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、前記通知部が前記耳装着部に装備されることが好ましい。
前記通知部を前記耳装着部に装備することで、前記通知部を常時装着することができ、耳元で前記通知がされるため、被検者は前記通知部の前記通知に気付きやすい。そのため、被検者は設定した日時に忘れずに血圧測定をすることができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを耳元で被検者に促すため、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、前記通知部を腕部に装着する腕装着部をさらに備えてもよい。
前記通知部を前記腕装着部に装備することで、前記通知部を常時装着することができるため、被検者は前記通知部の前記通知に気付きやすい。そのため、被検者は設定した日時に血圧測定をすることができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者の腕部で被検者に促すため、血圧値を定期的に取得することができる。
本願の発明に係る血圧測定装置において、前記血圧計の算出した血圧値を表示する表示部をさらに備えてもよい。
血圧が精度よく測定できていない状態、例えば、前記血圧計を正しく装着できていないような状態で血圧測定をすれば、取得する血圧値の信頼性は低くなる。そこで、前記表示部を備え、前記血圧値を表示することで、被検者は前記血圧計が精度よく血圧を測定できているか否かを確認することができる。精度よく血圧を測定していない場合には、被検者は前記血圧計を装着しなおし、再度血圧測定をすることができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。
添付の図面を参照して本願発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本願発明の構成の例であり、本願発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
本実施形態に係る血圧測定装置は、血圧測定を行い、測定した血圧から血圧値を算出する血圧計と、予め設定した日時に報知信号を発生し、前記血圧計の血圧測定の日時を測定する時刻測定回路と、前記時刻測定回路からの前記報知信号により設定した日時を経過したことを表示、振動、音声及び音のうち少なくとも一で通知をする通知部と、前記時刻測定回路が測定した前記血圧計の血圧測定の日時及び前記血圧計が算出した血圧値を記憶する記憶手段と、を備える。
図1は、本願発明の一の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。本実施形態に係る血圧測定装置は、時刻測定回路11、通知部13、血圧計15及び記憶手段17を備える。
血圧計15は、本実施形態に係る血圧測定装置が装着された被検者の血圧測定部を圧迫する圧力と血流の脈動を検出し、収縮期血圧値、拡張期血圧値等の血圧値を算出し、算出した血圧値を血圧値信号25として出力する。さらに、血圧計15は血流の脈動から脈拍数を算出し、血圧値信号25とともに出力してもよい。また、血圧計15は血圧測定の開始とともに血圧測定を開始したことの血圧測定確認信号23を出力する。なお、血圧測定確認信号23の出力は血圧測定中でもよいし、血圧測定終了時でもよい。
血圧計15は血圧測定部を圧迫する手段として圧力を印加するカフを有する。前記カフの種類は血圧測定部を圧迫できる構造のものであれば特に特定はしない。例えば、気体又は液体の供給により伸縮する構造としてもよい。図示しない供給源から前記気体又は液体の供給圧を制御することで、血圧測定部を圧迫する圧力を制御することができる。また、電力で駆動するモーター、ボイスコイル等のアクチュエータを使用しても良い。図示しない電源からの電圧もしくは電流を制御することで、血圧測定部を圧迫する圧力を制御することができ、小型のアクチュエータを使用することで血圧計15の小型化を図ることができる。血圧計15による血圧測定方法については後述する。
血圧計15は血圧測定部の脈動を検出し、血圧測定部を圧迫する圧力を測定する手段として図示しない圧力センサを有する。前記圧力センサの種類は血圧測定部を圧迫する圧力を測定できる構造のものであれば特に特定はしないが、前記カフが気体又は液体の供給により伸縮する構造であれば、前記カフ内の気体又は液体の圧力を測定できる圧力計であることが好ましい。前記圧力計は前記カフ内の気体又は液体の圧力を血圧測定部を圧迫する圧力として測定することができ、脈波を血圧測定部の脈動が前記カフ内の気体又は液体に伝搬して前記カフ内の気体又は液体の圧力変動として測定することができる。
また、圧力センサを印加する圧力により形状が変化し電気抵抗値が変わる特性を有する感圧導電ゴムとすることもできる。感圧導電ゴムは絶縁性のゴム材料中に炭素、金属等の導電性粒子がほぼ均等に分散された状態で成形されており、圧力を印加しない場合、前記導電性粒子は互いに接触しておらず40MΩ程度の高い電気抵抗値を示している。一方、感圧導電ゴムに圧力を印加すると、前記導電性粒子が接触し始め、ゴム内に導電経路が形成され、圧力に応じ導電経路が増えて電気抵抗値が5Ω程度と低くなる。つまり、感圧導電ゴムは圧力を印加すると電気抵抗値が低くなり、圧力電気抵抗値が高くなる性質を有する。前記感圧導電ゴムは血圧測定部を圧迫する前記カフの圧迫面に配置される。前記感圧導電ゴムには電気抵抗を測定する電気抵抗測定器が接続され、前記カフが血圧測定部を圧迫する圧力を電気抵抗として測定することができる。従って、前記感圧導電ゴムは血圧測定部の脈動を電気抵抗値の変動として測定することができる。
血圧計15は、以下のように動作する。前記カフは前記圧力センサが所定の値になるまで血圧測定部を圧迫する圧力を強くする。前記カフが圧迫することにより血圧測定部の内部の血流は停止する状態になる。その後、前記カフは血圧測定部を圧迫する圧力を減少させる。血圧測定部を圧迫する圧力の減少に伴い、血圧測定部の内部の血液が流れ始め、前記血流による脈動が始まる。前記血流の脈動は前記圧力センサで検出することができる。前記カフが血圧測定部を圧迫する圧力がさらに弱くなると、前記血流の脈動が小さくなり前記圧力センサは脈動を検出できなくなる。例えば、前記血流の脈動が始まったときの前記圧力センサの圧力を収縮期血圧値、前記血流の脈動を検出できなくなったときの前記圧力センサの圧力を拡張期血圧値とすることができる。また、前記圧力センサが検出した脈動の周波数から脈拍数を算出することができる。前記カフが血圧測定部を圧迫しなくなった時点で血圧計15は血圧測定を終了する。
なお、血圧計15の脈動検出方法は光電測定方法としてもよい。具体的には、血圧計15は前記カフと前記圧力センサの他に血液中のヘモグロビンに吸収されやすい波長の照射光を血圧測定部に向けて照射する図示しない発光素子と、前記照射光が血圧測定部の血流の脈動に伴う血液中のヘモグロビン量の増減によって吸収及び散乱して生じた散乱光を受光し光電気変換する図示しない受光素子を有する。血圧計15は前記受光素子から出力される電気信号の変動を図示しない信号受信回路で処理することにより、血流の脈動に対応する脈波を検出することができる。光電測定方法においても、例えば、前記信号受信回路が前記電気信号の変動を検出し始めたときの前記圧力センサの圧力を収縮期血圧値、前記信号受信回路が前記電気信号の変動を検出できなくなったときの前記圧力センサの圧力を拡張期血圧値とすることができる。また、前記電気信号の変動の周波数から脈拍数を算出することができる。なお、収縮期血圧値及び拡張期血圧値は血圧値の名称の一例であり、他の名称を使用することもある。
時刻測定回路11は、時計機能を有し、予め設定された日時に報知信号21を発生させ、出力する。さらに、血圧計15が血圧を測定した日時を測定し、測定した日時の測定日時データ27を出力する。時刻測定回路11は日時を設定するために日時の入力手段を有していることが好ましい。
通知部13は、図示しないスピーカと音声発生回路(以下、「スピーカと音声発生回路」を「音源」とする。)を有する。通知部13は報知信号21を受信し、前記音源からの音声及び音のうち少なくとも一を発生させる。例えば、前記音源から「血圧測定の時間です。」というメッセージを発生させてもよい。また、報知信号の時間により、前記音源は「排尿後朝食前に血圧を計ってください。」や「就寝前に血圧を計ってください。」等のメッセージのバリエーションを有してもよい。通知部13は前記音源の音声及び音で血圧測定の時間であることを被検者に通知することができる。
また、通知部13は図示しない振動部を有してもよい。通知部13は報知信号21を受信し、前記振動部を振動させる。通知部13は前記振動部の振動で血圧測定の時間であることを被検者に通知することができる。
さらに、通知部13は図示しない表示手段を有してもよい。通知部13は報知信号21を受信し、前記表示手段に血圧測定の時間であること表示させる。前記表示手段としてLEDを使用することができる。通知部13は血圧測定の時間であることを前記LEDを点灯あるいは点滅させることで表示することができる。また、前記表示手段として液晶パネルを使用することもできる。通知部13は血圧測定の時間であることを前記液晶パネルに前記メッセージを表示することができる。通知部13は前記表示手段の表示で血圧測定の時間であることを被検者に通知することができる。
なお、通知部13は前記音源、前記振動部及び前記表示手段のうち少なくとも二を組み合わせて有してもよい。例えば、通知部13は前記音源、前記振動部及び前記表示手段を有している場合、報知信号21を受信した通知部13は前記音源から前記メッセージを発生させ、前記振動部を振動させ、前記表示手段の液晶パネルに前記メッセージを表示させることができる。
記憶手段17は、時刻測定回路11が測定した血圧測定の日時、血圧計15が測定した血圧値を対応付けて記憶していく。電源スイッチを切っても記憶したデータが消滅しないフラッシュメモリであることが好ましい。また、記憶手段17には図示しない外部出力端子があり、外部のコンピュータ等の解析システムに記憶したデータを出力できる構成としてもよい。
本実施形態に係る血圧測定装置は、時刻測定回路11、通知部13、血圧計15及び記憶手段17を図1のように接続する。すなわち、時刻測定回路11は通知部13と血圧計15と記憶手段17と接続する。さらに、血圧計15は記憶手段17と接続している。時刻測定回路11が出力した報知信号21は通知部13が受信し、測定日時データ27は記憶手段17が受信する。血圧計15が出力した血圧値信号25は記憶手段17が受信し、血圧測定確認信号23は時刻測定回路11が受信する。
本実施形態に係る血圧測定装置は以下のように動作する。被検者は前記入力手段により予め血圧測定をする日時を時刻測定回路11に入力しておく。例えば、安定時の血圧値を取得する場合は、被検者の生活の中でリラックスして血圧測定ができる日時を予め時刻測定回路11に入力しておく。通常、リラックスして血圧測定ができる日時とは、例えば、起床後15分程度経過した時刻や就寝前の時刻である。時刻測定回路11は内部に有する時計機能により設定された日時になると、報知信号21を発生させる。報知信号21を受信した通知部13は被検者に血圧測定の日時であることを通知する。被検者は通知部13の通知により血圧測定をすることを促され、血圧計15を血圧測定部に装着する。血圧測定部に装着された血圧計15は血圧測定を開始し、血圧値を算出する。さらに脈拍数も算出してもよい。また、血圧計15は血圧測定確認信号23を時刻測定回路11に向けて出力し、時刻測定回路11は血圧測定の日時を測定する。記憶手段17は血圧値信号25と測定日時データ27を受信し、血圧値と血圧測定日時を対応付けて記憶する。脈拍数も算出した場合は脈拍数も血圧測定日時と対応付けて記憶してもよい。
本実施形態に係る血圧測定装置により、被検者は血圧測定毎に血圧値及び血圧測定日時を記録する必要がなくなる。さらに、定期的に、記憶手段17が有する外部出力端子にプリンタ、モニタ、コンピュータ等の外部機器を接続し、記憶した血圧値及び血圧測定日時をまとめて前記外部機器に出力することができる。脈拍数も記憶している場合は記憶した脈拍数も出力することができる。
従って、本願の発明に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、血圧値を定期的に取得することができる。そのため本実施形態に係る血圧測定装置は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置の前記時刻測定回路は前記報知信号を発生させる日時を複数設定することが可能であることが好ましい。
被検者の活動は、曜日あるいは日にちによって、起床時刻、就寝時刻等の活動時刻が異なることが多く、被検者の活動に応じて血圧測定の時刻も異なってくる。本実施形態に係る血圧測定装置の時刻測定回路11は被検者の各種活動条件下での血圧測定の予定時刻を曜日毎あるいは日にち毎に複数設定することが可能である。図2は時刻測定回路11の日時設定例である。例えば、12月1日は8:00と23:00に血圧測定を予定していることを示している。8:00は起床時刻であり23:00は就寝時刻である。時刻測定回路11は設定された日時に従い、12月1日は報知信号21を8:00と23:00に発生させる。通知部13は報知信号21を受信して被検者に血圧測定の日時であること通知するため、被検者は12月1日の8:00と23:00に忘れずに血圧測定をすることができる。被検者のスケジュールが毎日異なったとしても起床直後、就寝前等の一定活動状態での血圧測定を忘れずに行うことができる。また、被検者は一括して血圧測定の日時を複数設定することができ、測定終了毎に次の血圧測定の時間を設定する必要がなくなる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置は、予め設定された複数の日時に血圧測定をすることを被検者に促し、被検者が忘れずに血圧測定をすることで、被検者のスケジュールが毎日異なったとしても起床直後、就寝前等の各種活動条件下での血圧測定ができるため、血圧値を定期的に取得することができる。そのため本実施形態に係る血圧測定装置は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置の前記血圧計は前記時刻測定回路が前記報知信号を発生させる日時に血圧測定の開始を可能とすることが好ましい。
例えば、血圧計15は報知信号21を受信することにより血圧測定の開始を可能とすることとしてもよい。
図3は、本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。図1で用いた符号と同じ符号は同じ構成及び同じ機能である。図1の血圧測定装置との違いは、時刻測定回路11が出力する報知信号21を血圧計15も受信していることである。
図3における本実施形態に係る血圧測定装置は図1で説明した血圧測定装置と同様に動作するが、血圧計15は報知信号21を受信し、血圧測定が開始可能状態となるため、被検者は任意の日時に血圧測定をすることができなくなる。例えば、時刻測定回路11に毎日8:00に報知信号21を発生させるように設定した場合、8:00以降であれば被検者は血圧計15で血圧測定をすることができるが、報知信号21が発生していない6:00に被検者が血圧計15で血圧測定をしようとしても血圧測定はできない。なお、血圧計15の血圧測定の開始可能状態は、血圧測定実施後、又は血圧測定をしなかった場合は一定時間経過後に再び血圧測定ができない状態となる。
さらに、報知信号21を発生させる日時に血圧測定を開始可能とすることで、設定日時以外の活動条件下での血圧値を取得することを回避することができる。例えば、安定時の血圧測定を行うために被検者がリラックスしている日時を設定している場合、設定した日時以外に血圧測定を行っても被検者がリラックスしていないため安定時の血圧測定をすることができない。そこで、報知信号21により血圧測定の開始を可能とすることで、被検者の安定時以外の血圧値を取得することを避けることができる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促すとともに、予め設定した日時以外に血圧測定を許可しないことで、信頼性の高い血圧値を定期的に取得することができる。そのため、本実施形態に係る血圧測定装置は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置の前記通知部は前記血圧計の血圧測定の開始により前記通知を終了することが好ましい。
図4は、本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。図1及び図3で用いた符号と同じ符号は同じ構成及び同じ機能である。図3の血圧測定装置との違いは血圧計15と通知部13とが接続され、血圧計15が出力する血圧測定確認信号23を通知部13も受信していることである。
図4における本実施形態に係る血圧測定装置は図3で説明した血圧測定装置と同様に動作するが、血圧測定が開始されると、被検者への通知の必要性はなくなるため、通知部13は血圧計15が出力する血圧測定確認信号23を受信して前記通知を終了する。すなわち、通知部13は血圧計15の血圧測定の開始により前記通知を終了する。例えば、時刻測定回路11に毎日8:00に報知信号21を発生させるように設定した場合、8:00に通知部13は被検者に前記通知を始める。8:00以降であれば被検者は血圧計15で血圧測定をすることができるが、血圧測定を開始しなければ血圧測定確認信号23は血圧計15から出力されないため、通知部13は血圧計15で血圧測定がされるまで連続又は一定時間間隔で前記通知を繰り返すことになる。
血圧測定を行うことを連続又は繰り返し被検者に促すことで、被検者が他の活動をしていたとしても血圧測定をすることを忘れてしまうことを避けることができる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者が血圧測定を開始するまで連続的又は一定時間間隔で被検者に促すため、長期間にわたり血圧値を定期的に取得することができる。そのため、本実施形態に係る血圧測定装置は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置は、少なくとも前記血圧計を外耳の一部に装着する耳装着部をさらに備える。
前記耳装着部は、対向する1対のアームと、前記1対のアームの一端で前記1対のアームを接続する支軸と、前記支軸に設けられ、前記1対のアームの他端の間隔を調整する距離可変機構と、を備え、前記1対のアームの何れかのアームに前記血圧計を装備したことを特徴とする。
図5(A)は、本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置111の側面を示す概略図である。図5(A)において図1〜図4で用いた符号と同じ符号は同じ構成及び同じ機能である。
血圧測定装置111は図5(A)に示すように、血圧計15、第一のアーム51、第二のアーム52、本体53、通信線54、支軸55、スイッチ56、接触部57及び距離可変機構50を備える。
図5(A)の血圧測定装置111において耳装着部59は第一のアーム51、第二のアーム52、支軸55及び距離可変機構50で構成され、第一のアーム51、第二のアーム52の各々の一方の一端が支軸55に接続されている。第一のアーム51と第二のアーム52が互いに対向する面の距離を可変する可変機構として、支軸55と第一のアーム51の接続部分に距離可変機構50を備えている。距離可変機構50は支軸55と第一のアーム51の角度を変化させて図5(A)に示す角度αを変化させることにより、第一のアーム51と第二のアーム52が互いに対向する面の間隔を調整する機能を有する。
ここで、距離可変機構50の角度を可変にする機構としては、支軸55と第一のアーム51の角度をネジにより調整する機構、あるいはフリクションとネジ固定を併用する機構などのいずれでもよい。
本体53は時刻測定回路11、通知部13及び記憶手段17から構成される。なお、時刻測定回路11、通知部13及び記憶手段17は本体53に内蔵されるため図示をしていない。
通信線54は血圧計15と耳装着部59の外部にある本体53とを接続する。通信線54により、本体53に内蔵される時刻測定回路11、通知部13及び記憶手段17と血圧計15とが図1〜4で説明した血圧測定装置のように接続される。なお、耳装着部59を常時外耳の一部に装着する場合に、被検者の活動の障害とならないように通信線54を無線としてもよい。
図5(A)の血圧測定装置111において、血圧計15は第一のアーム51に配置される。また、第二のアーム52には第一のアーム51上の血圧計15に対向する位置に血圧測定部位と接触する接触部57を配置している。なお、第一のアーム51に接触部57を、第二のアーム52に血圧計15を備えてもよい。
図5(B)に血圧測定装置111の装着例を示す。図5(B)は血圧測定装置111の耳装着部59を外耳の一部に装着した図であり、血圧測定装置111の耳装着部59を上面から見た図である。血圧測定装置111は血圧計15が配置されている第一のアーム51の支軸55と接続していない一端を外耳道9に挿入し、血圧計15を外耳の一部、例えば耳珠1の内側に接触させるように装着する。さらに、第二のアーム52の接触部57を耳珠1の外側に接触させ、血圧計15と接触部57で耳珠1を挟むように装着する。ここで、血圧計15と接触部57との間隔は距離可変機構50により、適切な接触状態に調整することができる。次いで、距離可変機構50により角度αを固定することで耳装着部59を耳介の一部に固定することができる。図5(B)において、第一のアーム51の一部及び血圧計15は外耳道9の内側にあるので破線で示している。
血圧測定装置111は、以下のように動作する。被検者は起床、就寝等の各種活動条件下の血圧測定ができる日時を予め本体53に内蔵される時刻測定回路11に入力しておく。時刻測定回路11は設定された日時になると、報知信号21を発生させる。報知信号21を受信した通知部13は被検者に血圧測定の日時であることを通知する。被検者は前記通知部13の通知を受け、血圧測定の日時であることを知る。被検者は外耳の一部に血圧計15を装着し、スイッチ56を押すことで血圧計15が耳珠1の血圧の測定を開始し、血圧値を算出する。同時に脈拍数も算出してもよい。
なお、血圧計15を常時装着する場合、報知信号21を受信し、血圧計15を自動で血圧測定を開始させてもよい。
また、血圧計15は血圧測定確認信号23を通信線54を介して本体53に内蔵される時刻測定回路11に向けて出力し、時刻測定回路11は血圧測定の日時を測定する。さらに血圧計15は血圧値信号25を通信線54を介して本体53に内蔵される記憶手段17に向けて出力する。記憶手段17は血圧値信号25と測定日時データ27を受信し、血圧値と血圧測定日時を対応付けて記憶する。
耳装着部59を備えることで、血圧計15を外耳の一部に確実に装着できる。従って、被験者の姿勢又は活動状態に関わらず、血圧計15は同一測定箇所において血圧測定することできるため、測定再現性が向上し、精度よく血圧測定をすることができる。
なお、外耳の一部に装着したことを感知するセンサ、例えば、温度計や抵抗測定器を耳装着部59に有してもよい。被検者は通知部13の通知により、耳装着部59を外耳の一部に装着する。血圧測定装置111は前記センサにより血圧計15が外耳の一部に装着されたことを判断し、自動で血圧測定を開始することができる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置111は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、同一測定箇所で信頼性の高い血圧値を定期的に取得することができる。そのため本実施形態に係る血圧測定装置111は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置において、前記通知部が前記耳装着部に装備されることが好ましい。
図6(A)は、本願の発明の他の実施形態に係る血圧測定装置112を示す概略図である。図6(A)において図1〜図5で用いた符号と同じ符号は同じ構成及び同じ機能である。図6の血圧測定装置112は図5の血圧測定装置111の本体53に内蔵されていた時刻測定回路11、通知部13及び記憶手段17を耳装着部59に装備したものである。図6の血圧測定装置112において、時刻測定回路11は第二のアーム52に内蔵されているため破線で示しているが、配置する箇所は特には限定されない。通知部13は第二のアーム52の第一のアーム51に対向する面の反対側に配置されているが、被検者へ通知できる箇所であれば配置する箇所は特には限定されない。記憶手段17は支軸55に配置されているが、配置する箇所は特には限定されない。
図6(B)に血圧測定装置112の装着例を示す。図6(B)は血圧測定装置112の耳装着部59を外耳の一部に装着した図であり、血圧測定装置112の耳装着部59について上面から見た図である。血圧測定装置112の耳装着部59の外耳の一部への装着方法及び動作は血圧測定装置111の耳装着部59の外耳の一部への装着方法及び動作と同じである。
通知部13を耳装着部59に装備することで、耳元で血圧測定日時に前記通知がされるため、被検者は通知部13の前記通知に気付きやすい。そのため、被検者は設定した日時に忘れずに血圧測定をすることができる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置112は、予め設定した日時に血圧測定をすることを耳元で被検者に促すため、被検者は血圧測定をすることに気付きやすく、さらに耳装着部59により外耳の一部に血圧計15を確実に装着できるため、同一測定箇所で信頼性の高い血圧値を定期的に取得することができる。そのため本実施形態に係る血圧測定装置112は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置において、前記通知部を腕部に装着する腕装着部をさらに備えてもよい。
前記腕装着部は、前記被検者の腕の一部に巻回する帯と、前記被検者の腕の一部に巻回した前記帯を固定する固定具と、前記被検者の前記腕の太さに応じ、前記被検者の腕の一部と接触する部分の長さを調節できる調整機構と、を備え、前記帯の一部に前記通知部を装備したことを特徴とする。
図7(A)は、本願の発明の他の実施形態に係る血圧測定装置113を示す概略図である。図7(A)において図1〜図5で用いた符号と同じ符号は同じ構成及び同じ機能である。図7の血圧測定装置113と図5の血圧測定装置111との違いは、血圧測定装置111の本体53を備えず、時刻測定回路11と記憶手段17から構成される本体73と腕装着部71を備えたことである。なお、時刻測定回路11及び記憶手段17は本体73に内蔵されるため図示をしていない。
腕装着部71は前記被検者の腕2の一部に巻回する帯75と、腕2の一部に巻回した帯75を固定する固定具76と、腕2の太さに応じ、腕2の一部と接触する部分の長さを調節できる調整機構77と、を備え、帯75の一部に通知部13を装備する。
通信線54は血圧計15と耳装着部59の外部にある本体73とを接続し、本体73と腕装着部71に配置される通知部13とを接続する。これにより、本体73に内蔵される時刻測定回路11と記憶手段17、通知部13及び血圧計15が図1〜4で説明した血圧測定装置のように接続される。なお、耳装着部59を常時外耳の一部に装着し、腕装着部71を常時腕2に装着する場合、被検者の活動の障害とならないように通信線54を無線としてもよい。
図7(B)に血圧測定装置113の装着例を示す。図7(B)は血圧測定装置113の耳装着部59を外耳の一部に、腕装着部71を腕2の一部に装着した図であり、耳装着部59について上面から見た図である。血圧測定装置113の耳装着部59の外耳の一部への装着方法及び動作は血圧測定装置111の耳装着部59の外耳の一部への装着方法及び動作と同じである。
腕装着部71は帯75を腕2の一部に巻回し、固定具76を調整機構77に固定することで腕2に装着する。調整機構77は腕2の太さに応じ、固定具76を固定する位置を変えることができるため、腕装着部71は多様な被検者の腕に装着することができる。
通知部13を装備した腕装着部71を腕2に常時装着することで、被検者は通知部13の前記通知に気付きやすい。そのため、被検者は設定した日時に血圧測定をすることができる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置113は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者の腕で被検者に促すため、被検者は血圧測定をすることに気付きやすく、さらに耳装着部59により外耳の一部に血圧計15を確実に装着できるため、同一測定箇所で信頼性の高い血圧値を定期的に取得することができる。そのため本実施形態に係る血圧測定装置113は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本実施形態に係る血圧測定装置は、前記血圧計の算出した血圧値を表示する表示部をさらに備える。
図8は、本実施形態に係る血圧測定装置の他の形態を示す概略図である。図1で用いた符号と同じ符号は同じ構成及び同じ機能である。図1の血圧測定装置との違いは、表示部81が備えられていることである。
表示部81は記憶手段17と接続し、記憶手段17が出力する記憶手段17の記憶する血圧値及び血圧測定の日時の表示データ85を表示する。表示部81は前記血圧値の時間的推移をグラフ表示してもよい。さらに、前記血圧値及び時間的推移を前記血圧測定時刻の時間帯別にグラフ表示してもよい。前記血圧測定時刻の時間帯別にグラフ表示とは、例えば、起床時の血圧測定の収縮期血圧値のみの時間的推移をグラフ表示することをいう。起床時、就寝前等の時間帯は被検者が血圧測定時に図示しない入力手段により記憶手段17に記憶させてもよいが、表示データ85の血圧測定をした日時から、表示部81が自動で前記時間帯を判断してもよい。
図8における本実施形態に係る血圧測定装置は図1で説明した血圧測定装置と同様に動作する。表示部81は血圧測定終了毎に表示させてもよいし、被検者の指示により表示をしてもよい。図9に表示部81の血圧値の表示例を示す。図9の血圧値の表示例は、被検者が12月1日から12月12日まで起床時と就寝前に血圧測定をした結果を時間帯別に表示したものである。例えば、12月9日の起床時に測定した収縮期血圧値は120mmHg、拡張期血圧値は80mmHgであって、同日の就寝時に測定した収縮期血圧値は125mmHg、拡張期血圧値は73mmHgであったことを示している。また、起床時の収縮期血圧値に注目すれば、12月1日は124mmHg、12月2日は125mmHg、12月3日は124mmHg、12月4日は130mmHg、12月5日は120mmHgのように推移していることを示している。
また、血圧測定終了毎に表示させることで、被検者は前記血圧計が精度よく血圧を測定できているか否かを確認することができる。精度よく血圧を測定していない場合には、被検者は前記血圧計を装着しなおし、再度血圧測定をすることができる。
さらに、時間帯別にグラフ表示させることで、被検者は血圧値の推移を確認することができ、血圧値の異常に気付きやすく、早期に医療機関へ相談することができる。
従って、本実施形態に係る血圧測定装置は、予め設定した日時に血圧測定をすることを被検者に促し、被検者が忘れずに血圧測定をすることで、血圧値を定期的に取得することができる。そのため本実施形態に係る血圧測定装置は正しい診断及び疾患予防方法立案のための信頼性のある血圧値を提供することができる。
本願発明の血圧測定装置は、健康保持や健康診断のための生体情報を検出する健康器具に適用することができる。
本願発明の一の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。 本願発明の一の実施形態に係る血圧測定装置の時刻測定回路11の日時設定例である。 本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。 本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。 本願第発明の他の実施形態に係る血圧測定装置を示す図であり、(A)は血圧測定装置111の一形態を示した図であり、(B)は血圧測定装置111の装着例を示した図である。 本願第発明の他の実施形態に係る血圧測定装置を示す図であり、(A)は血圧測定装置112の一形態を示した図であり、(B)は血圧測定装置112の装着例を示した図である。 本願第発明の他の実施形態に係る血圧測定装置を示す図であり、(A)は血圧測定装置113の一形態を示した図であり、(B)は血圧測定装置113の装着例を示した図である。 本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置の構成を示す概略図である。 本願発明の他の実施形態に係る血圧測定装置の表示部81が表示する血圧値の表示例である。
符号の説明
111、112、113 血圧測定装置
1 耳珠
2 腕
9 外耳道
11 時刻測定回路
13 通知部
15 血圧計
17 記憶手段
21 報知信号
23 血圧測定確認信号
25 血圧値信号
27 測定日時データ
50 距離可変機構
51 第一のアーム
52 第二のアーム
53 本体
54 通信線
55 支軸
56 スイッチ
57 接触部
59 耳装着部
71 腕装着部
73 本体
81 表示部
85 表示データ

Claims (8)

  1. 血圧測定を行い、測定した血圧から血圧値を算出する血圧計と、
    予め設定した日時に報知信号を発生し、前記血圧計の血圧測定の日時を測定する時刻測定回路と、
    前記時刻測定回路からの前記報知信号により設定した日時を経過したことを表示、振動、音声及び音のうち少なくとも一で通知をする通知部と、
    前記時刻測定回路が測定した前記血圧計の血圧測定の日時及び前記血圧計が算出した血圧値を記憶する記憶手段と、
    を備える血圧測定装置。
  2. 前記時刻測定回路は前記報知信号を発生させる日時を複数設定することが可能であることを特徴とする請求項1に記載の血圧測定装置。
  3. 前記血圧計は前記時刻測定回路が前記報知信号を発生させる日時に血圧測定の開始を可能とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の血圧測定装置。
  4. 前記通知部は前記血圧計の血圧測定の開始により前記通知を終了することを特徴とする請求項1から3に記載のいずれかの血圧測定装置。
  5. 少なくとも前記血圧計を外耳の一部に装着する耳装着部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4に記載のいずれかの血圧測定装置。
  6. 前記通知部が前記耳装着部に装備されることを特徴とする請求項5に記載の血圧測定装置。
  7. 前記通知部を腕部に装着する腕装着部をさらに備えることを特徴とする請求項1から5に記載のいずれかの血圧測定装置。
  8. 前記血圧計の算出した血圧値を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1から7に記載のいずれかの血圧測定装置。

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